JPS61221138A - 塩素によつて多重置換したアルキル基を有する化合物の製造方法 - Google Patents

塩素によつて多重置換したアルキル基を有する化合物の製造方法

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JPS61221138A
JPS61221138A JP61050702A JP5070286A JPS61221138A JP S61221138 A JPS61221138 A JP S61221138A JP 61050702 A JP61050702 A JP 61050702A JP 5070286 A JP5070286 A JP 5070286A JP S61221138 A JPS61221138 A JP S61221138A
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JP
Japan
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compound
iron
tetrachloromethane
reaction
carbon dioxide
Prior art date
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Pending
Application number
JP61050702A
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English (en)
Inventor
クラウス・ブルム
ルードルフ・シユトラツセル
ギユンテル・フオーゲル
ローマン・ヒールツツガー
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Wacker Chemie AG
Original Assignee
Wacker Chemie AG
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C17/00Preparation of halogenated hydrocarbons
    • C07C17/26Preparation of halogenated hydrocarbons by reactions involving an increase in the number of carbon atoms in the skeleton
    • C07C17/272Preparation of halogenated hydrocarbons by reactions involving an increase in the number of carbon atoms in the skeleton by addition reactions
    • C07C17/275Preparation of halogenated hydrocarbons by reactions involving an increase in the number of carbon atoms in the skeleton by addition reactions of hydrocarbons and halogenated hydrocarbons

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、塩素によって多重置換したアルキル基を有す
る化合物の改良した製造方法、特にエチレン状不飽和化
合物にテトラクロルメタンを付加することによるテトラ
クロルアルカン及びテトラクロルアルキル化合物の改良
した製造方法に関する。
触媒の存在下1常に実施する、このようなエチレン状二
重結合へのテトラクロルメタンの付加方法はすfに多く
提案されているが、これらの方法は転化度及び/または
選択性にまだ望むべき点を残しているまたは欠点を有し
ているため、これらの結果はまだ満足fきるものtはな
い。
例えば、解離してラジカルを形成する過酸化物に基づく
触媒を用いる方法は、突然の圧力上昇が生ずるので反応
器の安全な装備が非常に必要になる。さらに、かなりの
量の好ましくない副生成物が形成される。
そのため、これらの触媒を他の系によって取り換える試
みが多く、す1になされている。例えばルテニウムのよ
うな貴金属の有機金属化合物が提案されているが、これ
らは非常に高価!あり、大気中の酸素及び水分が触媒に
不利な影響を与えるの雫、複雑な製造方法を必要とする
。20パ一ル以上の圧力及び80℃以上の温度において
、鉄(II)、鉄(II)、銅(1)及び銅+I’ll
化合物はC=C二重結合へのテトラクロルメタンの付加
を促進する。しかし、エチレン状化合物のオリゴマーと
タール状物質が常に形成されるのマ、選択性に望むべき
点を多く残している。
これらの触媒系は選択性を高めるために、助触媒及び成
る溶媒を添加することによって改良されている。例えば
、米国特許第A−4,243,607号は亜リン酸アル
キル、塩化鉄及びニトリルの組合わせを触媒として用い
るテトラクロルメタンの製造方法を提案している。しか
し、この方法さえ本エチレン反応成分の少なくともオリ
ゴマー化が常に著しく生ずるの〒、完全に満足できるも
のマはない。
その故に、テトラクロルアルカンの製造方法に限定され
ず、官能基を有するビニル化合物へのCCe4の付加も
良好な収率及び特に90%以上の良好な選択性1行われ
るような、C=C−二重結合へのCCe4の付加反応を
実施するための改良方法を開発するという課題が存在す
る。
本発明の対象は、塩素によって多重置換したアルキルラ
ジカルを有する、特に1.1.1.5−テトラクロルア
ルキルラジカルを有する化合物を、昇温及び任意に昇圧
下の金属(化合物)及び有機リン化合物に基づく触媒系
の存在下fエチレン系不飽和化合物にテトラクロルメタ
ンを添加スルコとによって製造する方法である。
この方法は、鉄化合物または好ましくは金属鉄、リン化
合物及び二酸化炭素の存在下−1’50〜150℃の温
度、好ましくは75〜120’Cの温度及び20パール
(絶対)未満、好ましくは1〜8パール(絶対)の圧力
において反応を実施することを特徴とする。
本発明の方法は、タール状生成物の形成、一般にオリゴ
マー化生成物及びその他の生成物の形成を完全に阻止す
ることを可能にする。溶媒及び例えばニトリルのような
、他の添加剤を全くなしf済ませることも可能!ある。
痕跡量の鉄が特に活性な脱ハロゲン化水素触媒1あるこ
とは知られているが、本発明による方法の場合にはこの
ような二次反応が意外にも見い出されていない。
鉄(U)及び鉄(III)化合物、特に塩またはこのよ
うな塩の組合わせが、触媒系の適当な鉄要素として挙げ
られる。特定の個々の例としては、鉄(n)または鉄+
1ll)の無水塩化物、鉄(Illまたは鉄(1)の硝
酸塩、鉄(113の硫酸塩、鉄(Illのアセチル酢酸
塩、及び任意にこのような塩の水和物としての例えば鉄
みょうばん、塩化鉄6水和物、クエン酸鉄(■)4水和
物ならびにフェロセンを挙げることが!きる。しかし、
この代りに金属イオンを用いることが好ましい。
金属イオンは例えば顆粒、削くず、リング、管、球、粉
末等として任意の形状1用いることができる。この場合
に反応は特に一様におだやかに進行し、触媒系の鉄成分
を特に簡単に生成物から分離して、活性をあまり低下さ
せることなく、くり返して用いることが1きるので、顆
粒、リング、管及び球のような比較的コンパクトな形状
が特に有利なものと証明されている。その他の点fは、
触媒の製造において慣例の特に表面積の大きい形状を製
造することは意外にも不必要であり、幾つかの場合には
不利tあることがわかっている。
鉄の最適量は最小回数のテストを行うことによって決定
することが1きるが、金属イオンを用いる場合には、使
用するエチレン系不飽和化合物に基づいて鉄1〜10 
mmoeの範囲が特に好ましい。
時には、例えばビニルエステルに付加する場合には、比
較的少量の鉄塩、好ましくは金属鉄に基づいて0.1〜
10moe%量の鉄塩を加えることによって、誘導期間
を短縮できることが判明している。
リン化合物としては、リンがその最高酸化状態で存在し
ていないような有機リン化合物、例えばホスファン、特
に亜リン酸エステルならびに例えばグリコールのような
多価アルコールと三塩化リンの反応生成物をリン化合物
として用いることが1きる。亜リン酸トリエチル及び特
に亜リン酸トリ(2−クロロエチル)(T2−CEP)
は、これらを用いることによって副生成物の形成を殆ん
ど完全に阻止することができるの!、特に有利1あるこ
とがわかっている。
リン化合物はエチレン状不飽和化合物1モルにつき0.
1〜5ミリモルの量!用いることが好ましい。4ミリモ
ル未満の量が特に有利〒あることがわかっている。エチ
レン状不飽和化合物としてのエチレンにCC114を付
加する場合には、リン化合物の最適量としての典型的な
値はエチレン1モルにつき0.4〜0.6ミリモル1あ
る。
本発明による方法は第三触媒成分としての二酸化炭素の
存在下1実施される。二酸化炭素は気体状、またはドラ
イアイスとして、すなわち固体状で用いることがtきる
。二融化炭素(気体として)の量はテトラクロロメタン
の量に基づいて0.1〜10容量%、特に0.5〜2容
産%の範囲!あることが好ましい。本発明による方法は
不連続的に実施するのが好ましいのマ、反応の前または
開始時に二酸化炭素を全て加えて反応器を閉鎖するのが
好ましい。しかし、例えばすfに述べたように、エチレ
ン状不飽和化合物が特に気体状であるかぎり、この化合
物の特定の圧力を反応器中に形成するために、後から配
量することももちろん可能fある。この場合に、さらに
気体状CO2を同様に供給する可能性が排除されるわけ
ではないが、このような段階は通常実施されず、そのた
め好ましくない。
テトラクロルメタンが存在−することが好ましく、この
化合物を過剰に用いることが可能fあるの1、この化合
物は同時に他の反応成分の溶剤として役豆つことかでき
る。しかし、テトラクロルメタンとエチレン系不飽和化
合物は化学量論に近い量または特に化学量論量!用いる
ことが好ましい。
本発明の方法は、若干の適切な例を挙げても、エチレン
、フロペン、1−シラン、2−シラン、1−ヘキセンと
2−ヘキセンのようなオレフィン;トリメトキシビニル
シラン、トリクロルビニルシラン、メチルジクロルビニ
ルシラン、ジメチルクロルビニルシランのようなビニル
シラン;ビニルアセテート及びビニルプロピオネートの
ような飽和カルミン酸のビニルエステル;ビニルニーチ
ル;例えばアリルアセテートのような飽和カルミン酸の
アリルエステル;アリルニトリル;アリルアルコールへ
のテトラクロルメタンの付加を実施するために適してい
る。
本発明による方法は連続運転カスケードまたは管状反応
器においても連続的に実施することが1きる。しかし、
不連続的に運転する攪拌反応器、例えばオートクレーブ
を用いることが好ましい。
反応時間もしくは滞留時間は通常、パッチサイズに依存
して1〜48時間の範囲fある(例えば。
工業的パッチの場合)。典型的には、24時間以内に9
4%の転化が達成される。
最適パッチの組成及び最適反応条件はもちろん使用物質
、特にエチレン系不飽和化合物に依存するが、当業者が
最小回数の予備テストを実施することによって決定する
ことがマきる。一般に、比較的低い圧力の場合には二次
反応を避けることが1きるので、このような圧力が特に
好ましいことが判明している。
次の実施例は本発明をさらに説明するためのもの1ある
実施例1 鉄リング(直径3crrL、高さ3crIL、器壁厚さ
0.8瓢)、T2−CEP 10ml (50mrrt
oe )、テトラクロルメタン800me C8,29
moe )及び固体二駿化炭素10m1を1eオートク
レーブ中に装入した。
120℃において10パールのエチレンヲ押し付けるこ
とによって、16時間の反応時間後にテトラクロルメタ
ンの95.3%は1.1.1.3−テトラクロルメタン
にンに転化した。触媒の鉄成分は11回再使用し、T2
−CEPと二酸化炭素は常に新しく添加した。12回目
のノマツチfは、テトラクロルメタンの82%が16時
間以内にL 1.1. A−テトラクOA/プO/eン
(1,1,L A−TCP)K転化した。
実施例2 圧力及び温度を変えて、実施例1をくり返した。
(bar)  (’C)    (h)     (%
>      ai貴%)2.1   6   80 
  16      22        −2.2 
  6   90   16      55    
    −2.3   6  100   16   
  74       −2.4   6  120 
  16      94        −2.5 
  6  120   22     96     
  −2.6  12  120   22     
92       42.7  15  120   
22     90       82.8  20 
 120   22     89      10実
施例3 250 me三貫首フラスコ、テトラクロルメタン’ 
121(0,8m0J)とビニルジメチルクロルシラン
96.6Ji’(0,8moe)をFe−顆粒6.0I
とT2−CEPSmlの存在下f混合し、次に約1gの
気体状二酸化炭素を導入した。80℃において24時間
の反応時間後に、出発物質の91%が1.1.1.5−
テトラクロロプロピルジメチルクロロシランに転化した
沸点(0,02):56.5−58℃;ガスクロマトグ
ラフィによって算出した純度:9B、7%実施例4 1I三首フラスコ中1、トリメトキシビニルシラy 1
19.li’ (0,80mog )とテトラクロロメ
タン126g (0,80mod )に鉄顆粒1.O1
とT2−CEPSml及び固体二酸化炭素約20mgを
加えた。還流沸とう下で、温度は8時間以内に78℃か
ら120℃に上昇した。この時間後に蒸留することによ
って、1.1.1.5−テトラクロルプロピルトリメト
キシシラン169.!i’ (0,46mog )が得
られた。
実施例5 酢酸アリルエステル100J100JN1及びテトラク
ロルメタy 154# (1ion )に鉄リング5I
亜リン酸トリエチル5ml及び固体二酸化炭素10m1
″Ik混合し、還流加熱した。6時間以内に温度は78
℃から110℃に上昇した。水流ポンプ減圧下〒の蒸留
によって、  1.1.1. A−テトラクロルブチル
アセテート(沸点(15):158〜161℃)155
.9が得られた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)高温下そして場合により高圧下において金属(また
    は金属化合物)と有機リン化合物に基ずく触媒系の存在
    下でエチレン状不飽和化合物にテトラクロルメタンを付
    加することによる、塩素によつて多重置換したアルキル
    基を有する化合物の製造方法において、金属鉄または鉄
    化合物、リン化合物及び二酸化炭素の存在下、50℃〜
    150℃の温度及び20バール以下の圧力において反応
    を実施することを特徴とする方法。 2)金属鉄、二酸化炭素ならびに亜リン酸トリエチル及
    び/または亜リン酸トリ(2−クロロエチル)の存在下
    で反応を実施することを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の方法。
JP61050702A 1985-03-27 1986-03-10 塩素によつて多重置換したアルキル基を有する化合物の製造方法 Pending JPS61221138A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3511153.4 1985-03-27
DE19853511153 DE3511153A1 (de) 1985-03-27 1985-03-27 Verfahren zur herstellung von verbindungen mit mehrfach durch chlor substituiertem alkylrest

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JPS61221138A true JPS61221138A (ja) 1986-10-01

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ID=6266509

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JP61050702A Pending JPS61221138A (ja) 1985-03-27 1986-03-10 塩素によつて多重置換したアルキル基を有する化合物の製造方法

Country Status (4)

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EP (1) EP0196088B1 (ja)
JP (1) JPS61221138A (ja)
AT (1) ATE34732T1 (ja)
DE (2) DE3511153A1 (ja)

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Publication number Publication date
EP0196088B1 (de) 1988-06-01
DE3660250D1 (en) 1988-07-07
ATE34732T1 (de) 1988-06-15
EP0196088A1 (de) 1986-10-01
DE3511153A1 (de) 1986-10-02

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