JPS61220861A - インクジエツト式記録装置 - Google Patents
インクジエツト式記録装置Info
- Publication number
- JPS61220861A JPS61220861A JP6444285A JP6444285A JPS61220861A JP S61220861 A JPS61220861 A JP S61220861A JP 6444285 A JP6444285 A JP 6444285A JP 6444285 A JP6444285 A JP 6444285A JP S61220861 A JPS61220861 A JP S61220861A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- carriage
- recording
- ink
- drum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J19/00—Character- or line-spacing mechanisms
- B41J19/18—Character-spacing or back-spacing mechanisms; Carriage return or release devices therefor
- B41J19/20—Positive-feed character-spacing mechanisms
- B41J19/202—Drive control means for carriage movement
Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(発明の技術分野〕
本発明は、インクジェット式記録装置に係り。
特にフィルム上に塗られたインクの粒子をヒートパワー
で記録媒体に向けて噴射させて記録を行うようにしたイ
ンクジェット式記録装置の改良に関する。
で記録媒体に向けて噴射させて記録を行うようにしたイ
ンクジェット式記録装置の改良に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点1
紙類等に印刷記録する記録方式を分類すると。
インパクト方式とノンインパクト方式とに分類される。
ノンインパクト方式を採用した記録装置は。
本質的に、インパクト方式を採用したものに比べて低騒
音で、小形化を図れる等の利点を備えている。
音で、小形化を図れる等の利点を備えている。
ところで、ノンインパクト方式を採用した記録装置は、
さらに幾つかに分類されるが、この中にインクジェット
記録方式を採用した記録装置がある。このインクジェッ
ト記録装置は、基本的には。
さらに幾つかに分類されるが、この中にインクジェット
記録方式を採用した記録装置がある。このインクジェッ
ト記録装置は、基本的には。
ノズルからインク粒子を噴射して記録媒体に衝突させる
ことにより記録媒体上にドツトを形成させるようにした
もので、カラー記録が容易であると言う格別な利点を備
えている。しかし9反面、ノズルが目詰まりを起こし易
く、記録装置としての安定性に欠ける問題があった。
ことにより記録媒体上にドツトを形成させるようにした
もので、カラー記録が容易であると言う格別な利点を備
えている。しかし9反面、ノズルが目詰まりを起こし易
く、記録装置としての安定性に欠ける問題があった。
そこで、最近では目詰まりを大幅に緩和できるようにし
たインクジェット式記録装置が提案されている。第7図
は、このインクジェット式記録装置の主要部を概略的に
示すものである。このインクジェット式記録装置は1紙
類等の記録媒体1の記録面2に近接して図中実線矢印3
で示す方向に走行するようにフィルム4を配置している
。このフィルム4には数10[μm]ピッチで直径数1
0[μ雇]の小凹部または小孔5が多数設けられている
。そして、前記記録面2と対向する位置には、フィルム
4の上記記録面2と対向している面とは反対側に位置し
ている面に接触して各小孔5にインク6を充填するイン
ク供給機構、たとえばインク供給棒7が配置されている
。また、フィルム4の走行方向を基準にしてインク供給
棒7より前方位置には、フィルム4の前記記録面2と対
向している面とは反対側に位置している面に接触する関
係にサーマルヘッド8が配置されている。
たインクジェット式記録装置が提案されている。第7図
は、このインクジェット式記録装置の主要部を概略的に
示すものである。このインクジェット式記録装置は1紙
類等の記録媒体1の記録面2に近接して図中実線矢印3
で示す方向に走行するようにフィルム4を配置している
。このフィルム4には数10[μm]ピッチで直径数1
0[μ雇]の小凹部または小孔5が多数設けられている
。そして、前記記録面2と対向する位置には、フィルム
4の上記記録面2と対向している面とは反対側に位置し
ている面に接触して各小孔5にインク6を充填するイン
ク供給機構、たとえばインク供給棒7が配置されている
。また、フィルム4の走行方向を基準にしてインク供給
棒7より前方位置には、フィルム4の前記記録面2と対
向している面とは反対側に位置している面に接触する関
係にサーマルヘッド8が配置されている。
このサーマルヘッド8のフィルム4への接触面には、フ
ィルム4の幅方向に多数の発熱素子が所定ピッチで設け
られている。そして、インク供給棒7とサーマルヘッド
8とはフィルム4の走行速度より遅い速度で、たとえば
フィルム4の走行方向と同方向に移動制御される。すな
わち、この記録装置は、インク供給棒7でフィルム4の
各小孔5にインク6を充填しておき、この充填されてい
るインク6にサーマルヘッド8でヒートパワーを与えて
気泡化させ、この気泡化によって形成されたインク粒子
9を記録面2に衝突させるようにしている。サーマルヘ
ッド8のフィルム4との接触面にはフィルム4の幅方向
に複数の発熱素子が装着されているので、これらのうち
の所望の発熱素子を付勢すれば、付勢された発熱素子上
を通過する小孔5に充填されているインク6のみがイン
ク粒子9となって記録面2に衝突することになる。した
がって、フィルム4に設けられた小孔5からドツトイメ
ージに対応するインクのみを記録に使うことができる。
ィルム4の幅方向に多数の発熱素子が所定ピッチで設け
られている。そして、インク供給棒7とサーマルヘッド
8とはフィルム4の走行速度より遅い速度で、たとえば
フィルム4の走行方向と同方向に移動制御される。すな
わち、この記録装置は、インク供給棒7でフィルム4の
各小孔5にインク6を充填しておき、この充填されてい
るインク6にサーマルヘッド8でヒートパワーを与えて
気泡化させ、この気泡化によって形成されたインク粒子
9を記録面2に衝突させるようにしている。サーマルヘ
ッド8のフィルム4との接触面にはフィルム4の幅方向
に複数の発熱素子が装着されているので、これらのうち
の所望の発熱素子を付勢すれば、付勢された発熱素子上
を通過する小孔5に充填されているインク6のみがイン
ク粒子9となって記録面2に衝突することになる。した
がって、フィルム4に設けられた小孔5からドツトイメ
ージに対応するインクのみを記録に使うことができる。
この記録装置で使用されるサーマルヘッド8は、公知の
熱転写式記録装置におけるサーマルヘッドと同じ動作を
行ない、またフィルム4は同記録装置におけるインクリ
ボンに対応する。
熱転写式記録装置におけるサーマルヘッドと同じ動作を
行ない、またフィルム4は同記録装置におけるインクリ
ボンに対応する。
しかしながら、上記のように構成されたインクジェット
記録装置にあっても次のような問題が残されていた。す
なわち、この記録方式を採用したものにあっては、一般
に、サーマルヘッド8をキャリッジに搭載し、このキャ
リッジを記録紙1の送り出し方向と直交する方向に高速
往復動させながら記録する方式を採用している。しかし
、上記のように記録時にサーマルヘッドを搭載したキャ
リッジを高速往復動させるようにしたものにあっては、
キャリッジを動かす機構が複雑になり、駆動機構全体が
大形化するばかりか駆動源として容量の大きいモータを
必要とする問題があった。
記録装置にあっても次のような問題が残されていた。す
なわち、この記録方式を採用したものにあっては、一般
に、サーマルヘッド8をキャリッジに搭載し、このキャ
リッジを記録紙1の送り出し方向と直交する方向に高速
往復動させながら記録する方式を採用している。しかし
、上記のように記録時にサーマルヘッドを搭載したキャ
リッジを高速往復動させるようにしたものにあっては、
キャリッジを動かす機構が複雑になり、駆動機構全体が
大形化するばかりか駆動源として容量の大きいモータを
必要とする問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは、多数の小孔または多数の小凹部
を有したフィルムと、このフィルムにインクを供給する
機構と、サーマルヘッドとを組み合わせたものにおいて
、サーマルヘッドを搭載するキャリッジを駆動する駆動
機構の単純化および小形化を図れるインクジェット式記
録装置を提供することにある。
の目的とするところは、多数の小孔または多数の小凹部
を有したフィルムと、このフィルムにインクを供給する
機構と、サーマルヘッドとを組み合わせたものにおいて
、サーマルヘッドを搭載するキャリッジを駆動する駆動
機構の単純化および小形化を図れるインクジェット式記
録装置を提供することにある。
本発明によれば、記録媒体を保持して一方向に一定速度
で回転駆動される回転ドラムと、この回転ドラムの近傍
に配置されるとともに上記回転ドラムの軸心線と平行す
る方向に移動自在に設けられたキャリッジと、このキャ
リッジに搭載されて前記回転ドラムの軸心線と直交する
方向に走行制御されるフィルムと、このフィルムにイン
クを供給するインク供給機構および上記フィルム上に供
給されたインクをヒートパワーで前記記録媒体に向けて
噴射させるサーマルヘッドと、前記回転ドラムが一回転
する毎に前記キャリッジを上記回転ドラムの軸心線方向
に移動させる手段とを備えたインクジェット式記録装置
が提供される。
で回転駆動される回転ドラムと、この回転ドラムの近傍
に配置されるとともに上記回転ドラムの軸心線と平行す
る方向に移動自在に設けられたキャリッジと、このキャ
リッジに搭載されて前記回転ドラムの軸心線と直交する
方向に走行制御されるフィルムと、このフィルムにイン
クを供給するインク供給機構および上記フィルム上に供
給されたインクをヒートパワーで前記記録媒体に向けて
噴射させるサーマルヘッドと、前記回転ドラムが一回転
する毎に前記キャリッジを上記回転ドラムの軸心線方向
に移動させる手段とを備えたインクジェット式記録装置
が提供される。
(発明の効果〕
本発明によれば2回転ドラムが一回転する間はキャリッ
ジが静止しており1回転ドラムが一回転する毎にキャリ
ッジが回転ドラムの軸心線方向に移動制御される。そし
て、キャリッジが回転ドラムの終端まで移動した時点で
記録を終了する。したがって、記録時には、キャリッジ
は、単に一方向だけに移動することになる。このため、
記録期間中キャリッジを高速で往復移動させるようにし
たものに比べてキャリッジ駆動機構を大幅に単純化でき
、駆動機構全体の小形化は勿論のこ駆動源としてのモー
タの小容量化を図ることができる。
ジが静止しており1回転ドラムが一回転する毎にキャリ
ッジが回転ドラムの軸心線方向に移動制御される。そし
て、キャリッジが回転ドラムの終端まで移動した時点で
記録を終了する。したがって、記録時には、キャリッジ
は、単に一方向だけに移動することになる。このため、
記録期間中キャリッジを高速で往復移動させるようにし
たものに比べてキャリッジ駆動機構を大幅に単純化でき
、駆動機構全体の小形化は勿論のこ駆動源としてのモー
タの小容量化を図ることができる。
以下1本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
第1図は0本発明の一実施例に係るインクジェット式記
録装置の外観を示すものである。
録装置の外観を示すものである。
同図において、11はフレームであり、このフレーム1
1の両端部には支持壁12a、12bが平行に立設され
ている。支持壁12a、12bには図示しない軸受がそ
れぞれ同軸的に装着されており、これら軸受によって軸
13が回転自在に支持されている。軸13の前記支持!
!!12a。
1の両端部には支持壁12a、12bが平行に立設され
ている。支持壁12a、12bには図示しない軸受がそ
れぞれ同軸的に装着されており、これら軸受によって軸
13が回転自在に支持されている。軸13の前記支持!
!!12a。
12b間に位置する部分には外周面で記録紙14を保持
する回転ドラム15が装着されており、この回転ドラム
15には上記回転ドラム15の外周に巻付けられた記録
紙14の両端を共通に押え付けて巻付は状態を保持させ
る記録紙押え16が取り付けられている。そして、前記
軸13は、前記支持壁12aに支持されたモータ17の
回転軸に連結されている。なお、上記モータ17は記録
時に、一方向に回転駆動される。
する回転ドラム15が装着されており、この回転ドラム
15には上記回転ドラム15の外周に巻付けられた記録
紙14の両端を共通に押え付けて巻付は状態を保持させ
る記録紙押え16が取り付けられている。そして、前記
軸13は、前記支持壁12aに支持されたモータ17の
回転軸に連結されている。なお、上記モータ17は記録
時に、一方向に回転駆動される。
しかして1回転ドラム15の下面に対向する位置には2
回転ドラム15の軸心線と平行する関係に案内軸18が
配置してあり、この案内軸18の両端はそれぞれ前記支
持壁12a、12bに固定されている。また、案内軸1
8の近傍には、この案内軸18と平行にキャリッジ送り
ネジ19が配置してあり、このキャリッジ送りネジ19
の両端は支持壁12a、12bに取り付けられた図示し
ない軸受によって回転自在に支持されている。そして、
キャリッジ送りネジ19の一端側は、支持壁12aに固
定されたキャリッジ送り用モータ20の回転軸に連結さ
れている。キャリッジ送りネジ19と案内軸18とには
、キャリッジ送りネジ19から移動力が与えられるとと
もに案内軸、18によって円滑な移動が保持される関係
にキャリッジ21が装着されている。。
回転ドラム15の軸心線と平行する関係に案内軸18が
配置してあり、この案内軸18の両端はそれぞれ前記支
持壁12a、12bに固定されている。また、案内軸1
8の近傍には、この案内軸18と平行にキャリッジ送り
ネジ19が配置してあり、このキャリッジ送りネジ19
の両端は支持壁12a、12bに取り付けられた図示し
ない軸受によって回転自在に支持されている。そして、
キャリッジ送りネジ19の一端側は、支持壁12aに固
定されたキャリッジ送り用モータ20の回転軸に連結さ
れている。キャリッジ送りネジ19と案内軸18とには
、キャリッジ送りネジ19から移動力が与えられるとと
もに案内軸、18によって円滑な移動が保持される関係
にキャリッジ21が装着されている。。
キャリッジ21の側面には、第2図に示すように回転ド
ラム15の真下位置を境にして対称的な位置にプーリ2
2.23がそれぞれ軸心線を回転ドラム15の軸心線と
平行に突設されている。そして、プーリ23は、キャリ
ッジ21に搭載されたモータ24の回転軸に連結されて
いる。プーリ22.23間には、このプーリ22.23
によって常に第2図中実線矢印24で示す方向に走行さ
れるフィルム25がエンドレス状態に張設されている。
ラム15の真下位置を境にして対称的な位置にプーリ2
2.23がそれぞれ軸心線を回転ドラム15の軸心線と
平行に突設されている。そして、プーリ23は、キャリ
ッジ21に搭載されたモータ24の回転軸に連結されて
いる。プーリ22.23間には、このプーリ22.23
によって常に第2図中実線矢印24で示す方向に走行さ
れるフィルム25がエンドレス状態に張設されている。
そして、キャリッジ21の側面で9回転ドラム15の真
下位置には、フィルム25の前記回転ドラム15に対向
している面とは反対側に位置している面に接触するサー
マルヘッド26と、フィルム25の走行方向を基準にし
てサーマルヘッド26より手前位置に配置され上記フィ
ルム25にインクを供給するインク供給機構27と、フ
ィルム25の走行方向を基準にしてサーマルヘッド26
の前方位置に配置されフィルム25に付着しているイン
クを除去する図示しないインク除去機構とが設けられて
いる。フィルム25としては。
下位置には、フィルム25の前記回転ドラム15に対向
している面とは反対側に位置している面に接触するサー
マルヘッド26と、フィルム25の走行方向を基準にし
てサーマルヘッド26より手前位置に配置され上記フィ
ルム25にインクを供給するインク供給機構27と、フ
ィルム25の走行方向を基準にしてサーマルヘッド26
の前方位置に配置されフィルム25に付着しているイン
クを除去する図示しないインク除去機構とが設けられて
いる。フィルム25としては。
第7図に示した従来のものと同様に多数の小孔を有した
ものが用いられており、また、サーマルヘッド26も従
来のものと同様に、フィルム25の幅方向に多数の発熱
素子を配列したものが用いられている。
ものが用いられており、また、サーマルヘッド26も従
来のものと同様に、フィルム25の幅方向に多数の発熱
素子を配列したものが用いられている。
なお、フィルム25の走行速度は回転ドラム15の周速
より大きく設定されている。また、キャリッジ駆動用モ
ータ20は、記録期間中0図示しない制御系によって回
転ドラム15が一回転する毎にキャリッジ21を第1図
中左方へ所定ピッチ移動させるように制御され、また、
サーマルヘッド26の各発熱素子は図示しないヘッドド
ライバーによって付勢される。
より大きく設定されている。また、キャリッジ駆動用モ
ータ20は、記録期間中0図示しない制御系によって回
転ドラム15が一回転する毎にキャリッジ21を第1図
中左方へ所定ピッチ移動させるように制御され、また、
サーマルヘッド26の各発熱素子は図示しないヘッドド
ライバーによって付勢される。
このような構成であると、記録原理そのものは従来のも
のと変わらないがキャリッジ駆動系を簡単化でき、装置
全体の小形化を図ることができる。
のと変わらないがキャリッジ駆動系を簡単化でき、装置
全体の小形化を図ることができる。
すなわち9回転ドラム15の外周に記録紙14を装着し
てモータ17を回転開始させると1回転ドラム15は第
1図および第2図中実線矢印31で示す方向に連続回転
する。この状態では、キャリッジ21は、第1図中右端
に位置し、記録紙14の右端にフィルム25が対向して
いる。記録開始指令を与えると、第7図において説明し
た原理で記録を開始する。そして、記録紙14が一回転
した時点でモータ20が付勢され、キャリッジ21が所
定ピッチ第1図中左方に移動制御される。このようにし
て、記録紙14上に次々と記録され。
てモータ17を回転開始させると1回転ドラム15は第
1図および第2図中実線矢印31で示す方向に連続回転
する。この状態では、キャリッジ21は、第1図中右端
に位置し、記録紙14の右端にフィルム25が対向して
いる。記録開始指令を与えると、第7図において説明し
た原理で記録を開始する。そして、記録紙14が一回転
した時点でモータ20が付勢され、キャリッジ21が所
定ピッチ第1図中左方に移動制御される。このようにし
て、記録紙14上に次々と記録され。
記録紙14の第1図中左端に記録し終わった時点で記録
動作を停止する。以上の記録動作から明らかなように、
記録紙14は常に一方向に回転しており、またキャリッ
ジ21は記録期間中一方向に間欠的に移動されることに
なる。したがって、キャリッジ21を高速で往復動させ
るものとは違ってキャリッジ駆動系を大幅に簡単化でき
、この結果キャリッジ駆動系の小形化は勿論のことキャ
リッジ駆動に必要なモータの小容量化を実現できる。
動作を停止する。以上の記録動作から明らかなように、
記録紙14は常に一方向に回転しており、またキャリッ
ジ21は記録期間中一方向に間欠的に移動されることに
なる。したがって、キャリッジ21を高速で往復動させ
るものとは違ってキャリッジ駆動系を大幅に簡単化でき
、この結果キャリッジ駆動系の小形化は勿論のことキャ
リッジ駆動に必要なモータの小容量化を実現できる。
また、フィルム25を一方向だけに走行させることがで
きるので、フィルムの走行方向が切り替わるものとは違
ってインクの噴射方向を一定にでき。
きるので、フィルムの走行方向が切り替わるものとは違
ってインクの噴射方向を一定にでき。
この結果、記録ぼけの発生も防止することができ。
結局、前述した効果を発揮させることができる。
なお1本発明は、上述した実施例に限定されるものでは
なく種々変形することができる。たとえば、フィルム2
5に設けられる小孔Aとしては。
なく種々変形することができる。たとえば、フィルム2
5に設けられる小孔Aとしては。
第3図(a)に示すように円形の小孔Aに限らず同図(
b)〜(e)に示すように非円形の小孔Aを設けるよう
にしてもよい。このように小孔Aの形状を非円形に設定
することによってフィルム単位面積当りの小孔の面積を
円形の場合に比べて大きくでき、フィルムを有効に使用
できでき、しかも形状の選択によってインクを噴射させ
易くすることもできる。また、フィルム25の製造方法
としては、たとえば、第4図(a)に示すように多数の
三角状の凸部32を有した型33と多数の三角状の凹部
34を有した型35とでフィルム素材25aをプレスし
、このプレスによってフィルム素材25aに形成された
凸部36を同図(b)中の37で示す線に沿って切断す
るかあるいは研磨するかして、同図(C)に示すように
インクが噴射し易い形状の小孔Aを有したフィルム25
を得るようにしてもよい。なお、小孔の代わりに凹部を
形成する場合には同図(b)の状態でプレスすることに
よって多数の小凹部を形成することができる。また、イ
ンクとして、第5図に示すように磁性インク40を用い
、この磁性インク40をフィルム25を境にして反対側
に対向配置された磁石41の吸引力を利用してフィルム
25に供給するようにしてもよい。このようにすること
によって、インクの供給時に発生、し易い動力損失の発
生を抑制することができる。したがって、フィルム駆動
用のモータの小容量化を図ることができる。
b)〜(e)に示すように非円形の小孔Aを設けるよう
にしてもよい。このように小孔Aの形状を非円形に設定
することによってフィルム単位面積当りの小孔の面積を
円形の場合に比べて大きくでき、フィルムを有効に使用
できでき、しかも形状の選択によってインクを噴射させ
易くすることもできる。また、フィルム25の製造方法
としては、たとえば、第4図(a)に示すように多数の
三角状の凸部32を有した型33と多数の三角状の凹部
34を有した型35とでフィルム素材25aをプレスし
、このプレスによってフィルム素材25aに形成された
凸部36を同図(b)中の37で示す線に沿って切断す
るかあるいは研磨するかして、同図(C)に示すように
インクが噴射し易い形状の小孔Aを有したフィルム25
を得るようにしてもよい。なお、小孔の代わりに凹部を
形成する場合には同図(b)の状態でプレスすることに
よって多数の小凹部を形成することができる。また、イ
ンクとして、第5図に示すように磁性インク40を用い
、この磁性インク40をフィルム25を境にして反対側
に対向配置された磁石41の吸引力を利用してフィルム
25に供給するようにしてもよい。このようにすること
によって、インクの供給時に発生、し易い動力損失の発
生を抑制することができる。したがって、フィルム駆動
用のモータの小容量化を図ることができる。
また、磁性インクを使用した場合、フィルム25に付着
しているインクを除去する手段としては。
しているインクを除去する手段としては。
第6図に示すように、フィルム25の下面に対向させて
磁石51を配置し、この磁石51の磁気吸引力でフィル
ム25に付着している記録に使用されなかったインク滴
52を強制的に落下させ、この落下したインク滴52を
フェルト53の一端側で受け、上記フェルト53を介し
て底部に磁石54を収容してなるインク溜め55内に回
収するようにしてもよい。その他9本発明の要旨を逸脱
しない範囲で種々変形することができる。
磁石51を配置し、この磁石51の磁気吸引力でフィル
ム25に付着している記録に使用されなかったインク滴
52を強制的に落下させ、この落下したインク滴52を
フェルト53の一端側で受け、上記フェルト53を介し
て底部に磁石54を収容してなるインク溜め55内に回
収するようにしてもよい。その他9本発明の要旨を逸脱
しない範囲で種々変形することができる。
第1図は本発明の一実施例に係るインクジェット式記録
装置の外観図、第2図は第1図におけるx−X線に沿っ
て矢印方向に見た図、第3図から第6図は本発明に係る
インクジェット式記録装置に適用できる各種形態を説明
するための図、第7図は本発明が対象としているインク
ジェット式記録装置の基本構成を示す概略図である。 11・・・フレーム、14・・・記録紙、15・・・回
転ドラム、17.20.24・・・モータ、19・・・
キャリッジ送りネジ、21・・・キャリッジ、25・・
・フィルム、26・・・サーマルヘッド、27・・・イ
ンク供給機構。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第2図 第3図 (a) (d) (b) (e) (C) 第5図 第4図 第6図
装置の外観図、第2図は第1図におけるx−X線に沿っ
て矢印方向に見た図、第3図から第6図は本発明に係る
インクジェット式記録装置に適用できる各種形態を説明
するための図、第7図は本発明が対象としているインク
ジェット式記録装置の基本構成を示す概略図である。 11・・・フレーム、14・・・記録紙、15・・・回
転ドラム、17.20.24・・・モータ、19・・・
キャリッジ送りネジ、21・・・キャリッジ、25・・
・フィルム、26・・・サーマルヘッド、27・・・イ
ンク供給機構。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第2図 第3図 (a) (d) (b) (e) (C) 第5図 第4図 第6図
Claims (1)
- 多数の小孔または多数の小凹部を有し、記録媒体に近接
して走行するように設けられたフィルムと、このフィル
ムの上記小孔または小凹部にインクを供給するインク供
給機構と、前記フィルムの前記インクの供給されている
部分に接触してヒートパワーで上記フィルム上のインク
粒子を前記記録媒体に向けて噴射させるサーマルヘッド
とを備えたインクジェット式記録装置において、前記記
録媒体を保持して一方向に一定速度で回転駆動される回
転ドラムと、この回転ドラムの近傍に配置されるととも
に上記回転ドラムの軸心線と平行する方向に移動自在に
設けられたキャリッジと、このキャリッジに搭載されて
前記回転ドラムの軸心線と直交する方向に走行制御され
る前記フィルムと、このフィルムにインクを供給する前
記インク供給機構および上記フィルム上に供給されたイ
ンクをヒートパワーで前記記録媒体に向けて噴射させる
前記サーマルヘッドと、前記回転ドラムが一回転する毎
に前記キャリッジを上記回転ドラムの軸心線方向に移動
させる手段とを具備してなることを特徴とするインクジ
ェット式記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6444285A JPS61220861A (ja) | 1985-03-28 | 1985-03-28 | インクジエツト式記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6444285A JPS61220861A (ja) | 1985-03-28 | 1985-03-28 | インクジエツト式記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61220861A true JPS61220861A (ja) | 1986-10-01 |
Family
ID=13258393
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6444285A Pending JPS61220861A (ja) | 1985-03-28 | 1985-03-28 | インクジエツト式記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61220861A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5351068A (en) * | 1992-09-30 | 1994-09-27 | Hewlett-Packard Company | Ink-jet printer carriage and paper motion overlap method and apparatus |
-
1985
- 1985-03-28 JP JP6444285A patent/JPS61220861A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5351068A (en) * | 1992-09-30 | 1994-09-27 | Hewlett-Packard Company | Ink-jet printer carriage and paper motion overlap method and apparatus |
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