JPS61220062A - 整理券発行表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は，不特定多数の利用者（利用客）が訪れる例え
ば銀行及び農協等の窓口とか、或は、その他の各種施設
の窓口で用いて好適な整理券発行表示装置に関する。

〔従来の技術〕

来客用の窓口が複数ある銀行とか農協では、特定の窓口
に来客が集中すると、事務処理が滞って待ち時間が長く
なってしまうため、通常は，窓口の係員とか専用の係員
等が誘導して各窓口の来客数を平均化し、待ち時間を極
力少なくする様に務めている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし、入口から見た位置とか順列、或は、係員の善し
悪し等が関係して、どおしても利用し易い窓口と利用し
難い窓口が生じ、係員の誘導にも係らず利用し易い一定
の窓口のみが混雑して事務処理が遅れ、待ち時間が長く
成ってしまう場合が多くあり，また、窓口受付時に、待
ち時間がどのくらいであるかの目安が付かないから，心
配しながら受付順番を待たなくてはならない不安感があ
った。

〔問題点を解決するための手段〕

而して、本発明は上述した問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、各窓口毎に事務受付は
迄に必要な待ち時間を表示することによって、各窓口の
混雑の度合を利用者に判断させ、待ち時間が少ないすい
ている窓口の利用を促すことによって、受付事務の能率
化を図り、且つ、待ち時間を確認させて利用者に安心感
を与えることができる様に工夫した整理券発行表示装置
を提供する点にあり、本発明では上述した各目的を達成
するために、窓口用の整理券を発行する機能と、整理券
が発行される度に現在の待ち時間に所定の時間を加算し
た新たな待ち時間を表示する機能と、上記発行した整理
券を回収する機能と。

整理券が回収される度に現在の待ち時間から所定の時間
を減算した新たな待ち時間を表示する機能とを具備する
様に構成されている。

〔実施例〕

以下に、本発明に係る整理券発行表示装置の好適な実施
例を添付した図面と共に詳細に説明する。

第１図乃至第３図に於いて、符号１で全体的に示したの
は、本発明の整理券発行表示装置を構成する整理券発行
機であって、この発行機１の前面には、現在の待ち時間
を表示する表示部２と、現在の時刻と月、日を表示する
時計表示部３が形成され、また、操作面側（係員側）に
は、整理券２０の発券と回収を行なう口部４と、整理券
２０の発券スイッチ５及び待ち時間調整用のプラススイ
ッチ６Ａとマイナススイッチ６Ｂと、待ち時間表示部７
と、エラーランプ９、並びに、エラー訂正用スイッチ１
０が形成されている。１１は上記発行機１１の上面に形
成した整理券用のセット挿入口、１２は発行機１の操作
面側に形成した整理券回収口で、これ等の口１１と１２
は開閉１１１１ａ。

１２ａが取付けられている。

発行機１の内部を示した第３図に於いて、１３は整理券
２０のガイド通路で、この通路１３の一端は整理券２０
用収納ボツクス１４の送出口１４ａに通じ、先端は上記
発券回収用の口部４に通じている。１５は上記収納ボッ
クス１４の底部に設けた送出用ローラで、１５Ｍはロー
ラ駆動用のモータである。また、１６は上記ガイド通路
１３の中間部に設けた送りローラで、この送りローラ１
６は駆動モータ１６Ｍによって整理券２０の発券時には
正回転し、回収時には逆回転して、テンションローラ１
６Ｔとの間で整理券２０を発行搬送したり、逆に回収搬
送する仕組に成っている。

更に第３図に於いて、１７は上記ガイド通路１３の途中
に設けた磁気読取りヘッドで、１８は同じくガイド通路
１３の途中に設けたカード検知器を示す、また、１９は
上記ガイド通路１３の一端側底部に設けた整理券回収用
の切替レバーで、取付軸１９ａに回動自在に枢支された
この切替レバー１９は、スプリング２１に牽引されて常
時第３図の水平状態に維持され、収納ボックス１４から
送り出されて来る整理券２０を口部４の方向ヘガイドし
ているが、ガイド通路１３の上部に設けた切替マグネッ
ト２２が励磁すると、第４図の様に取付軸１９ａを支点
に全体が上方に吸引回動され、ガイド通路１３に沿って
回収搬送されて来る整理券２０を、ガイド板１９ｂが下
方の回収ボックス２３内に向けて案内落下せしめる様に
構成されている。尚２Ｔと３Ｔは前記待時間表示部２と
時刻表示部３の各表示器である。

第５図は本発明で用いる整理券２０の正面図で、塩化ビ
ニールの如き樹脂を用いてカード状に造ったこの整理券
２０の表面には、窓口番号（発行機１の機番）と整理券
番号、その他使用上の注意事項等が表示され、また、表
面に形成された磁気ストライブ２０Ｔには、窓口番号と
かその他のコード類が書き込まれている。

第６図は本発明に係る整理装置の電気的構成を簡略的に
示したブロック図で、中央演算処理装置ＣＰＵ２４には
、前述した待時間表示部２と７、時計表示部３、発券ス
イッチ５と、待ち時間調整用のプラススイッチ６Ａ及び
マイナススイッチ６Ｂ、エラーランプ９、エラー訂正用
スイッチ１０、ローラ用のモータ１５Ｍと１６Ｍ、磁気
読取りヘッド１７、カード検知器１８、切替マグネット
２２が接続され、更に、基準時計と成る時計回路２５、
ＣＰＵ２４の制御プログラムを格納したメモリＲＯＭ２
６、待ち時間を記録するカウンタ２７が接続されている
。また上記のＲＯＭ２６には、整理券２０を一枚発行す
る度に、カウンタ２７に記録されている待ち時間に所定
の時間（例えば５分）を加算し、この新たな待ち時間を
待ち時間表示部２，７に表示する一方、整理券２０が一
枚回収される度に、カウンタ２７に記録されている待ち
時間から所定の時間（例えば５分）を減算し、この減算
した待ち時間を上記の表示部２，７に表示するプログラ
ムとか、或は、整理券２ｏの発行と回収に必要な各種の
プログラム等が格納されている。

〔作用〕

本発明は以上述べた如き構成であるから、これを銀行の
受付窓口に使用する場合には、第７図の様に各窓口のカ
ウンター３０上に整理券発行機ｌを載置して使用する。

来客に対する順番受付用整理券２０の発行は、係員が発
券スイッチ５を押下（オン）してこれを行なう１発券ス
イッチ５がオンされると、モータ１５Ｍと１６Ｍが駆動
して各ローラ１５，１６を正転し、収納ボックス１４の
整理券２ｏをガイド通路１３を通して口部４に一枚発行
する。これと同時に、カウンタ２７の待ち時間に例えば
５分が加算され、各表示部２，７に新たな待ち時間（図
面では１０分）が表示され、これで２番窓口の待ち時間
は１０分に更新される。

この様にして発行された整理券２ｏは、現在銀行で使用
されている番号札と同様に来客に手渡すか、或は、入金
等の場合は係員が保管し、支払又は入金の事務処理が済
んだら、上記の整理券２゜を係員が発行機１の口部４に
差込んで回収処理を行なう。

整理券２０が口部４に差込まれると、カード検知器１８
の検知信号によって、モータ１６Ｍが逆転駆動して送り
ローラ１６を逆回転し、差込まれた整理券２０を回収搬
送する。これと同時に、上記検知器１８の検知信号に従
って切替マグネット２２が励磁して切替レバー１９を第
４図の様に上方に吸引回動するから、回収搬送される整
理券２０は底面が開放されたガイド通路１３がら切替レ
バー１９に案内さ九て下側の回収ボックス２３に落下回
収される。上述したモータ１６Ｍの逆転駆動は、挿入さ
れた整理券２０がカード検知器工８を通過後、数秒のタ
イミングで停止され、これと同時に、切替マグネット２
２も消勢（ＯＦＦ）されて、切替レバー１９がスプリン
グ２１によって第３図の状態に牽引復動される。更に、
上記検知器１８の信号によってカウンタ２７に記録され
ている待ち時間が所定時間（５分）減算され、この減算
された新たな待ち時間が表示部２，７に表示され、当該
窓口の待ち時間が更新される。

磁気読取りヘッド１７は回収搬送される整理券２０の磁
気記録を読取る。読取りの結果、他の窓口の整理券２０
であるとか、使用不能な整理券であると判明した場合に
は、直ちに回収搬送が停止され、送りローラ１６が正転
して整理券２０を口部４に送り戻すと共に、エラーラン
プ９を点灯してエラーを表示する。エラー表示があった
場合は、訂正スイッチ１０をオンしてカウンタ２７に記
録されている待ち時間を、減算前の元の待ち時間に補正
する。

尚、前記送出用ローラ１５の駆動モータ１５Ｍ１、発行
ボタン５を押下（オン）することで駆動され、送出用ロ
ーラ１５が一回転した時点、即ち。

送出口１４ａより送り出された整理券２０の先端が次位
の送りローラ１６とテンションローラ１６Ｔの間に差込
まれた時点で駆動を停止する様に構成されている。一方
１発行ボタン５の押下によって同様に正転駆動した送り
ローラ１６用の駆動モータ１５Ｍは１口部４に発行され
た整理券２ｏの引き抜きを検知器１８が検知すると、停
止される仕組に成っている。

また、待ち時間調整用のプラススイッチ６Ａとマイナス
スイッチ６Ｂは、予め設定されている待ち時間（例えば
５分）よりも１件の事務処理が長く掛る場合、或は、逆
に短かくて済む場合に、この設定時間を修正するために
使用するものであって１例えば、１回プラススイッチ６
Ａを押下すると設定時間に１分がプラス（５分＋１分）
され、マイナススイッチ６Ｂを１回押下した場合には、
設定時間から１分がマイナス（５分−１分）される仕組
に成っている。

〔効果〕

以上述べた次第で、本発明に係る整理券発行表示装置に
よれば、窓口利用者に対して受付順番用の整理券を発行
すると共に、整理券を発行する度に所定時間を加算し、
また、整理券を回収する度に所定時間減算した待ち時間
を更新表示するため、利用者は各窓口の待ち時間を確認
して待ち時間の短いすいた窓口を利用することができ、
従って。

利用者が特定の窓口に集中して事務処理が滞る心配がな
く、各窓口の稼動率を平均化して事務能率の向上を図り
、待ち時間を短縮して利用者サービスに務めることがで
きる一方、利用者は窓口での待ち時間を予め確認できる
ので、待ち時間の目安を付けて安心して自分の受付順番
を待つことができる心理的効゛果も備えるものであって
９例えば、銀行とか農協或は催し物受相場の様に多数の
受付窓口が存在する各種施設の窓口に実施して狗に好適
である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る整理券発行表示装置を構成する整
理券発行機の一例を示した正面図で、第２図はその斜視
図、第３図は同じく一部破断側面図、第４図は発行機の
切替レバーの部分を拡大して示した断面図、第５図は整
理券の一例を示した表面図、第６図は発行機の電気的構
成を示したブロック図、第７図は本発明を銀行の窓口に
実施した状態を示した斜視図である。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）窓口用の整理券を発行する機能と、整理券が発行
   される度に現在の持ち時間に所定の時間を加算した新た
   な待ち時間を表示する機能と、上記発行した整理券を回
   収する機能と、整理券が回収される度に現在の待ち時間
   から所定の時間を減算した新たな待ち時間を表示する機
   能とを備えたことを特徴とする整理券発行表示装置。
2. （２）前記の整理券は、発行した窓口を識別し、且つ、
   特定化するための識別機能を備えていることを特徴とす
   る前記特許請求の範囲第１項記載の整理券発行表示装置
   。