JPS61219969A - グリツド付帯電装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は静電記録装置或いは電子写真複写装置等に使用
されるグリッド付の帯電装置に関するものである。

〈従来の技術〉 静電記録装置等にあっては放電ワイヤーに高電圧を印加
してコロナ放電を発生させて被帯電体を帯電させる帯電
装置が使用されている。

〈発明が解決しようとした問題点〉 しかし、従来の帯電装置は使用している間に装置内に浮
遊している現像剤や塵埃等が放電ワイヤーに付着してし
まい、放電ワイヤーが汚れると正常な放電が出来なくな
って、静電記録等に於いて画像むらを誘発する。従って
従来は放電ワイヤーを顧繁に掃除しなければならない問
題があった。

本発明は従来の上記問題点を解決すべく開発された全く
新規な技術に関するものである。

く問題点を解決するための手段〉 第１図は本発明の一実施例に係る帯電装置の説明図であ
って、コ字状のシールド部材ｌによって三方を囲まれた
放電電極としての放電ワイヤー２に高電圧を印加してコ
ロナ放電を発生させ、被帯電体（図示せず）を帯電する
如く構成され、且つ前記放電ワイヤー２と被帯電体の間
には複数本のグリッド線３を並列してなるグリッド電極
４が設けられている。

また上記グリッド線３は第２図に示す如く、並列した隆
線毎にグリッド線３ａはアースに接続され、且つ該アー
スに接続されたグリッド１ｌｆｉ３ａと隣接するグリッ
ド線３ｂはバリスタ５等の定電圧素子を介してアースに
接続されている。

く作用〉 上記構成の帯電装置を使用した場合の作用について説明
する。

放電ワイヤー２から例えば十極性のコロナ放電がされる
と、バリスタ５に接続されたグリッド線３ｂはバリスタ
電圧に相当する電位までチャージアップされる。従って
グリッド線３の相互間には第２図の矢印に示す如く、バ
リスタ５に接続されたグリッド線３ｂからアースに接続
されたグリッド線３ａに向かう電界が発生する。この為
、夫々のグリッド線３間を結ぶ方向に電界が形成される
。

上記電界は帯電装置周辺に浮遊する塵埃に対して電界カ
ーテンとして作用する為に、塵埃は帯電装置内へ侵入す
ることが出来ず、放電ワイヤー２への付着が防止される
。

上記グリッド線間に電界カーテンを形成する本実施例の
帯電装置と、従来の帯電装置とで耐久試験をしたところ
、同一記録枚数に対して放電ワイヤー２への塵埃の付着
度合は本実施例の帯電装置は従来の帯電装置の略半分程
度であった。

〈実施例〉 上述の実施例に於いてはバリスタ５を使用したが、他の
実施例として第３図に示す如く、バリスタの代わりに直
流電源６を使用する構成でもよい。

上記の如く構成すれば、バリスタ５を使用した場合、放
電時のみしかグリッド線３間に電界カーテンが形成し得
ないのに対し、直流電源６を使用すれば電源がＯＮ状態
である限り、グリッド線３間に電界カーテンを形成させ
ておくことが出来、非放電時でも塵埃が帯電装置内に侵
入することを防止することが出来るものである。

〈発明の効果〉 本発明は上述の如く、帯電装置のグリッド線間に電界を
形成する如く構成した為に、帯電装置周辺に浮遊する塵
埃が帯電装置内に侵入するのを防止し、放電部材に付着
することを防止することが出来る。従って従来の帯電装
置に比べて放電部材が汚れ難く、放電部材を掃除する頻
度を少な（することが出来ると共に該部材の寿命を延ば
すことが出来る等の特徴を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係る帯電装置の概略説明図
、第２図はグリッドの要部説明図、第３図は他の実施例
の説明図である。 ｌはシールド部材、２は放電ワイヤー、３はグリッド線
、４はグリッド電極、５はバリスタ、６は直流電源であ
る。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）放電電極と被帯電体の間に複数のグリッド線を並
   列してなるグリッド付帯電装置に於いて、前記グリッド
   線の相互間に電界を形成する如く構成してなるグリッド
   付帯電装置。
2. （２）グリッド線を隔線毎に接地し、且つ接地されたグ
   リッド線と隣接するグリッド線に所定電圧を印加する如
   く構成したことを特徴とした特許請求の範囲第１項記載
   のグリッド付帯電装置。