JPS61218377A - 瞬停再始動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、電磁開閉器により電動機の始動・停止を行
う制御回路において、電動機運転中に停電が発生し゛た
時、電源回復に自動的に電動機の運転を再開することが
できる回路に関するものである。

〔従来の技術〕

第２図は電磁開閉器によって電動機の始動・停止を行々
い、瞬停時に負荷の再始動を行う従来の回路図である。

図において、（１）は配線用しゃ断器、（２）は電磁開
閉器、（２ａ）はこの電磁開閉器（２）の補助接点、（
３）は電動機の過負荷を検出するサーマルリレー、（４
）は電動機、（５）は始動用の常開弁ボタンスイッチ、
（６）は停止用の常開弁ボタンスイッチ、（ＩＣはリレ
ー、（１１ａ）　、　（１１ｂ）はリレーαつの常開接
点、（６）は電源電圧からリレー＜１１）、コンデンサ
Ｃ１ｌ、（１１に所定の電圧を印加する抵抗、（５４は
リレーＣ１，）およびコンデンサα１．四に半波整流し
た直流電圧を印加するためのダイオード、（ハ）はコン
デンサα１．Ｃ１１の電荷を直接リレーα■へ放電しな
いだめの阻止用ダイオード、（２）、（至）は停止時に
リレーα力を励磁するための電荷を蓄積するコンデンサ
、α・はコンデンサの電荷の放電を制限して所定の放電
時間を得るための抵抗、へりは電源から直接コンデンサ
Ｑ１．αすの充電を阻止する阻止用ダイオード、（１１
ｂ）は電磁開閉器の停止時に回路を開放するリレーαめ
の接点、（１′１ａ）は電源回復時に電磁開閉器のコイ
ルを励磁するリレー０１）の接点である。また、（イ）
はリレーα復の保持時間を切替えるためにコンデンサ０
呻をオン・オフするスイッチである。

次に、動作について説明する。押ボタンスイッチ（６）
を閉路すると、電磁開閉器（２）のコイルが励磁されて
主接点が導通し、電動機（４）が始動する。同時に電磁
開閉器（２）は補助接点（２ａ）を閉じて自己保持され
、電動機（４）の運転は持続する。更にリレーα優は、
抵抗（６）、ダイオードα尋を経た半波整流電圧で動作
し、リレーの出力接点Ｎ１ａ）　、　（１１ｂ）は閉路
するとともに、コンテンサ←１．α場は抵抗（６）およ
びダイオードＱ４．α場を通して所定の電圧に充電され
る。

電動機（４）の運転中に停止用押ボタンスイッチ（６）
を開路すると、電磁開閉器（イ）のコイルの励磁が解か
れて補助接点（２ａ）も閉路する。更に、リレーα■の
コイルも励磁を解かれて接点（１１ａｌ　　（１１ｂｌ
（１１ｂｌが閉路し、これにより電磁開閉器（２）の主
接点も開路して電動機（４）は停止する。この時、接点
（５）、　（２ａ）　。

（１１ａ３も開路しているため、再度押ボタンスイッチ
（６）が閉路しても電動機（４）は停止した−２まとな
る。

ここで、電動機（４）の運転中に停電が発生すると、電
磁開閉器（２）のコイル電圧は喪失し、主接点および補
助接点（２ａ）は閉路する。しかし、コンデンサ（１１
，（１１に蓄積された電荷は、コンデンサαＪ、（至）
の正極から抵抗Ｃ１，、タイオー　）”＜１７１、接点
（１１ｂ）　、押ボタンスイッチ（６）　、さらにリレ
ー＜１１）コイルを通って放電され、この電流によって
リレーα→のコイルは励磁される。なお、この時これ以
外の放電回路は、ダイオードαう、的により阻止されて
しまう。

このコイルａηへの電流は、コンデンサα→、α９の容
量、抵抗α転すレーａυの抵抗で定筐る時定数で減衰し
、リレー０］）の保持電流以下となった時にリレー◇復
がオフとなり、接点（１１ａｌ　、　（１１ｂ）が開路
する。

このため、停電後、リレー（ｌηが保持されている間に
電源が回復した時には、接点（１１ａ）　、押ボタンス
イッチ（６）を通して電磁開閉器（２）のコイルは励磁
され、電動機（４）は直ちに再び運転を開始する。一方
、電源の回復がリレーα℃の保持が解かれた後の場合に
は、電磁開閉器（２）のコイルの励磁回路は消滅し、電
動機（４）は停止状態となる。このリレー０→の保持時
間は、コンデンサｃｉ’、（至）の容量、抵抗αＱ。

リレーαめのコイル抵抗で決唸り、コンデンサ容ｉを大
きくすることにより保持時間を大きくするととができる
。また、スイッチ翰が開路している時は、この保持時間
はコンデンサα１で決まる値となり、スイッチ翰が閉路
するとコンデンサ（１１，（１’Ｊの容量の和で決まる
値となる。従って、スイッチ翰のオン・オフによりリレ
ー０１）の保持時間を切替えることができる。

°〔発明が解決しようとする問題点〕 従来の瞬停再始動装置の時限切替回路は以上のように構
成されているので、スイッチ（１）を開路してコンデン
サα燵を使用しない時点で運転する場合、コンデンザα
Ｉｉ無通電状態で運転されることに々る′。通常、嘉ン
デンサは、その容量、電圧の制限により゛アルミ電解コ
ンデンサが使用されるが、アルミ電解コンデンサは無通
電で長期放置されるともれ電流の増加が発生する。この
ため、スイッチ翰を開路して長時間運転した後、時限を
切替えるためスイッチ翰を閉路して使用すると、コンデ
ンサα場のもれ電流が増加して不具合を発生するという
問題があった。

この発明は、上記のような問題点を解消するために々さ
れたもので、電解コン、デンサに常時電圧を印加するよ
うにして、コンデンサの劣化を防止できる瞬停再始動装
置の時限切替回路を得ることを目的とする。− 〔問題点を解決するための手段〕 この発明に係る瞬停再始動装置の時限切替回路は、電解
コンデンサに直列に可変抵抗器を接続し、コンデンサの
入・切を可変抵抗器の抵抗値を零または最大値に変化さ
せて行うようにしたものである。

〔作　用〕

この発明における瞬停再始動装置の時限切替回路は、電
解コンデンサに直列に接続された可変抵抗器の抵抗値を
零にすると、コンデンサを接続状態にしてリレーの保持
時間は２つのコンデンサを合わせた容量により決定烙れ
る。

一方、抵抗値を回路動作に影響のない程度に十分に大き
くした最大値にすると、コンデンサは開放状態となり、
保持時間は１つのコンデンサの容量によって決まる時限
となる。この場合も、コンデンサは高抵抗で電源に接続
されて電圧が印加され、もれ電流の増加は防止される。

〔発明の実施例〕

以下、この発明の一実施例を図によって説明する。第１
図において、（２）、（至）はリレー保持用のコンデン
サで、アルミ電解コンデンサが使用されている。また、
他の符号（１）〜ｅｌｌは従来例を示した第２図の同符
号と同一または相当部分であり、Ｑｌ）はコンデンサ（
至）の直列抵抗となる可変抵抗器である。

この可変抵抗器Ｑ１）の抵抗の最大値は、放電抵抗α→
リレー（ロ）のコイル抵抗よりも十分に大きな値に設定
される。なお、従来の切換スイッチに代えて可変抵抗器
（ハ）を用いるようにし、その他の回路は従来と同じ回
路となり、同様な作用を行う。

次に、動作について説明する。可変抵抗器ａｌ）の抵抗
値を最大にセットしておく−と、停電が生じた時コンデ
ンサ（１ｃｊＪからの放ｖｔ＊流は微小であり、リレー
０１）の保持時間に影響を与えることなくコンデンサθ
１はスイッチで開路したと同様な効果となり、リレーα
→の保持時間はコンデンサ（６）だけと同じように作用
し、リレーａυの保持時間は短かくなる。

また、停電が生じていない場合には、コンデンサ（２）
は可変抵抗器（ハ）の高抵抗値を通して電源により次電
され、もれ電流の増加は防止される。一方、可変抵抗器
Ｑ℃の抵抗価を零にセットした場合には、コンデンサ（
ｌはスイッチを閉路したと則様な回路となり、リレー（
１１）の保持時間はコンデンサ０３とｃｌｌとを合わせ
た容量により決定され、保持時間は長くなる。このよう
にして、リレーＱυの保持時間の切替えを可変抵抗器Ｑ
〃の設定値のセットにより行うことができる。

なお、上記実施例では瞬停再始動装置の時限切替回路に
ついて説明したが、電解コンデンサの電荷により時限を
設定する装置であって、コンデンサ容量をコンデンサの
接続数で変化させることにより決定する回路であれば、
同様に適用することができ、上記実施例と同様な効果が
得られる。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば、使用し々い電解コン
デンサにも常時電圧を印加するようにしたので、電解コ
ンデンサのもれ電流の増加が防止でき、信頼性を向上す
るとともに、コストの高いコンデンサを使用する心動が
なくて低コストの装置が得られる効−５ｆ１：がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による瞬停再始動装置を示
す回路図、第２図は従来の装置を示す回路図である。 図において、（２）は電磁開閉器、Ｈはリレー、（６）
。 （至）はコンデンサ、ａ！ηは可変抵抗器である。なお
、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 電磁開閉器の補助接点を使用して自己保時回路を形成し
   、負荷の始動・停止を行うとともに、上記電磁開閉器の
   コイル電圧でリレーコイルを励磁し、同時にコンデンサ
   に電荷を蓄積して停電時には上記コンデンサの電荷によ
   つて所定時間上記リレーコイルを励磁する装置において
   、 電荷蓄積用の上記コンデンサを少なくとも２個以上使用
   してこのコンデンサと直列に可変抵抗器を接続し、この
   可変抵抗器の設定値を零または最大値としてリレーの保
   持時間を切替えるようにしたことを特徴とする瞬停再始
   動装置。