JP2592094B2 - リモートコントロール式制御装置 - Google Patents

リモートコントロール式制御装置

Info

Publication number
JP2592094B2
JP2592094B2 JP63117333A JP11733388A JP2592094B2 JP 2592094 B2 JP2592094 B2 JP 2592094B2 JP 63117333 A JP63117333 A JP 63117333A JP 11733388 A JP11733388 A JP 11733388A JP 2592094 B2 JP2592094 B2 JP 2592094B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
remote control
switch
diode
exciting coil
current
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP63117333A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01291643A (ja
Inventor
義久 石神
健司 川崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP63117333A priority Critical patent/JP2592094B2/ja
Publication of JPH01291643A publication Critical patent/JPH01291643A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2592094B2 publication Critical patent/JP2592094B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B90/00Enabling technologies or technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02B90/20Smart grids as enabling technology in buildings sector
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y04INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
    • Y04SSYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
    • Y04S20/00Management or operation of end-user stationary applications or the last stages of power distribution; Controlling, monitoring or operating thereof
    • Y04S20/14Protecting elements, switches, relays or circuit breakers

Landscapes

  • Relay Circuits (AREA)
  • Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、複数のリモートコントロールリレー(リ
モートコントロール式回路遮断器も含む)を並列接続
し、複数のリモートコントロールリレーの並列回路を単
一のリモートコントロールスイッチを介して交流電源に
接続した構成で、リモートコントロールスイッチをスイ
ッチングすることにより複数のリモートコントロールリ
レーの各出力接点を遠隔操作で共通に開閉あるいは切替
制御するリモートコントロール式制御装置に関するもの
である。
〔従来の技術〕
従来のリモートコントロール式制御装置は、第3図に
示すように、例えば2個のリモートコントロールリレー
RY3,RY4を並列接続し、並列接続した2個のリモートコ
ントロールリレーRY3,RY4をリモートコントロールスイ
ッチRSを介して交流電源VACに接続している。
この場合、リモートコントロールリレーRY3は、励磁
コイルL1とラッチングタイプの切替スイッチS1と第1お
よび第2のダイオードD11,D12とで構成されている。
切替スイッチS1、励磁コイルL1の一端に共通端子c1
接続いていて、励磁コイルL1への一方向への通電により
可動接点が一方の切替端子a1から他方の切替端子b1へ切
替駆動されるとともに、励磁コイルL1への他方向の通電
により可動接点が他方の切替端子b1から一方の切替端子
a1へ切替駆動される。
第1のダイオードD11は、一端(カソード側)が切替
スイッチS1の一方の切替端子a1に接続され、励磁コイル
L1への一方向の電流を通す。
第2のダイオードD12は、一端(アノード側)が切替
スイッチS1の他方の切替端子b1に接続されるとともに他
端(カソード側)が第1のダイオードD11の他端(アノ
ード側)に接続され、励磁コイルL1への他方向の電流を
通す。
また、リモートコントロールリレーRY4は、リモート
コントロールリレーRY3と同じ構成であって、励磁コイ
ルL2と切替スイッチS2と第1および第2のダイオードD
21,D22とで構成されている。
一方、リモートコントロールスイッチRSは、スイッチ
S3の共通端子c3をリモートコントロールリレーRY3,RY4
へ接続し、スイッチS3の常開端子a3をサイリスタからな
る第1および第の逆阻止スイッチング素子SCR1,SCR2
並列回路の一端に接続し、スイッチS3の常閉端子b3をゲ
ート回路GCの一端に接続している。また、第1および第
2の逆阻止スイッチング素子SCR1,SCR2の並列回路の他
端とゲート回路GCの他端とを共通接続して交流電源VAC
に接続している。
そして、第1の逆阻止スイッチング素子SCR1は、第1
のダイオードD11の通電方向と同じ方向の電流を通す。
また、第2の逆阻止スイッチング素子SCR2は、第2のダ
イオードD12の通電方向と同じ方向の電流を通す。ま
た、ゲート回路GCは、内蔵コンデンサの蓄積電荷を放出
することによって、第1および第2の逆阻止スイッチン
グ素子SCR1,SCR2にゲート電流を供給して第1および第
2の逆阻止スイッチング素子SCR1,SCR2を内蔵コンデン
サの充電極性に応じて選択的に導通させる。
つぎに、このリモートコントロール式制御装置の動作
を説明する。
交流電源VACから給電された状態において、切替スイ
ッチS1が切替端子a1側に切り替わり、スイッチS3が常閉
端子b3側に切り替わっているとすると、この状態におい
ては、交流電源VAC→第1のダイオードD11→切替スイッ
チS1→励磁コイルL1→スイッチS3→ゲート回路GC→交流
電源VACの経路でゲート回路GCに電力供給され、ゲート
回路GCの内蔵コンデンサ(図示せず)にスイッチS3側が
正極性となるように電荷が蓄積される。
この後、スイッチS3を常開端子a3側に短時間切り替え
ると、この時にゲート回路GCから第1の逆阻止スイッチ
ング素子SCR1にゲート電流が流れて第1の逆阻止スイッ
チング素子SCR1が導通する。これによって、交流電源V
AC→第1のダイオードD11→切替スイッチS1→励磁コイ
ルL1→スイッチS3→第1の逆阻止スイッチング素子SCR1
→交流電源VACの経路で励磁コイルL1に一方向に電流が
流れる。この結果、切替スイッチS1が切替端子a1側から
b1側に切り替わり、図示していない出力接点の方もこれ
に連動して切り替わる。
切替スイッチS1が切替端子a1側から切替端子b1側に切
り替わると、上記の経路は開かれ、励磁コイルL1への通
電は停止する。
この後、スイッチS3を常閉端子b3側に復帰させると、
交流電源VAC→ゲート回路GC→スイッチS3→励磁コイルL
1→切替スイッチS1→第2のダイオードD12→交流電源V
ACの経路でゲート回路GCに電力供給され、ゲート回路GC
の内蔵コンデンサにスイッチS3側が前記とは逆に負極性
となるように電荷が蓄積される。
この後、スイッチS3を常開端子a3側に短時間切り替え
ると、この時にゲート回路GCから第2の阻止スイッチン
グ素子SCR2にゲート電流が流れて第2の逆阻止スイッチ
ング素子SCR2が導通する。これによって、交流電源VAC
→第2の逆阻止スイッチング素子SCR2→スイッチS3→励
磁コイルL1→切替スイッチS1→第2のダイオードD12
交流電源VACの経路で励磁コイルL1に他方向に電流が流
れる。この結果、切替スイッチS1が切替端子b1側から切
替端子a1側に切り替わり、図示していない出力接点の方
もこれに連動して切り替わる。
切替スイッチS1が切替端子b1側から切替端子a1側に切
り替わると、上記の経路は開かれ、励磁コイルL1への通
電は停止する。
以下、スイッチS3を常開端子a3側に切り替える毎に上
記動作を繰り返すことになる。
なお、このときにリモートコントロールリレーRY4
リモートコントロールリレーRY3と同様に動作する。
〔発明が解決しようとする課題〕
第3図に示した従来のリモートコントロール式制御装
置においては、リモートコントロールリレーRY3,RY4
動作時間にばらつきがあるのが普通である。このような
動作時間にばらつきのあるリモートコントロールリレー
RY3,RY4を並列接続して単一のリモートコントロールス
イッチRSで共通に制御する場合、後で切り替わる、例え
ば切替スイッチS1の切り替わり時にサージ電圧が発生す
る。そして、このサージ電圧により第1および第2の逆
阻止スイッチング素子SCR1,SCR2が誤って導通して切替
スイッチS1,S2が切り替わり、スイッチS3を常開端子a3
側に切り替えている間中、チャタリングを起こすおそれ
があった。
以下、この点を第4図に基づいて詳しく説明する。
時刻t1以前は、切替スイッチS1が第4図(d)に示す
ように切替端子a1側に切り替わっており、また切替スイ
ッチS2が第4図(f)に示すように切替端子a2側に切り
替わっており、さらにスイッチS3が第4図(b)に示す
ように常閉端子b3側に切り替わっている。
このとき、リモートコントロールリレーRY3に流れる
電流I1は、第4図(c)に示すように0である(第3図
の矢印の方向を第4図(c)において正方向としてい
る)。また、リモートコントロールリレーRY4に流れる
電流I2は、第4図(e)に示すように0である(第3図
の矢印の方向を第4図(e)において正方向としてい
る)。したがって、リモートコントロールスイッチRSに
流れる電流I3も、第4図(g)に示すように0である
(第3図の矢印の方向を第4図(g)において正方向と
している)。
また、このときリモートコントロールスイッチRSの両
端電圧VSとしては、第4図(h)に示すように、交流電
源VACの半波整流電圧で充電されるコンデンサの充電電
圧が現れている(第3図のリモートコントロールリレー
RY3,RY4側が高電位の状態を第4図(h)において正方
向としている)。
なお、第4図(a)は交流電源VACの電圧(第3図の
リモートコントロールリレーRY3,RY4側が高電位の状態
を第4図(a)において正方向としている)を示してい
る。
時刻t1でスイッチS3を第4図(b)に示すように常開
端子a3側に切り替えると、この時は交流電源VACの電圧
が正となっているので、第1の逆阻止スイッチング素子
SCR1にゲート電流が供給され、第1の逆阻止スイッチン
グ素子SCR1が導通し、リモートコントロールスイッチRS
の両端電圧VSは第4図(h)に示すように略0(>0)
となる。この結果、交流電源VAC→第1のダイオードD11
→切替スイッチS1→励磁コイルL1→第1の逆阻止スイッ
チング素子SCR1→交流電源VACの経路で第4図(c)に
示すように電流I1が正方向に流れるとともに、交流電源
VAC→第1のダイオードD21→切替スイッチS2→励磁コイ
ルL2→第1の逆阻止スイッチング素子SCR1→交流電源V
ACの経路で第4図(e)に示すように正方向に電流I2
流れ、このとき電流I3は第4図(g)に示すように電流
I1と電流I2とを加えたものとなる。
上記電流I2が流れると、時刻t1より動作時間T2だけ遅
れた時刻t2において、切替スイッチS2が第4図(f)に
示すように切替端子a2側から切替端子b2側に切り替わる
(第3図にて破線で示す)。この結果、電流I2は第4図
(e)に示すように0となり、電流I3は第4図(g)に
示すように電流I1のみとなる。この時、励磁コイルL2
流れていた電流I2が裁断されるので、励磁コイルL2に切
替スイッチS2側を負とする逆起電圧が発生し、この電圧
が切替スイッチS2切替端子a2および共通端子c2間に印加
されるが、この電圧は切替動作に影響を与えず、このと
きに切替スイッチS1,S2が誤って切り替わることはな
い。
また、電流I1が流れると、時刻t1より動作時間T1(>
T2)だけ遅れた時刻t4において、切替スイッチS1が第4
図(d)に示すように切替端子a1側から切替端子b1側に
切り替わる。ところが、リモートコントロールリレーRY
3の動作時間T1が長いと、切替スイッチS1が切替端子a1
側から切替端子b1側に切り替わる時刻t4以前の時刻t3
おいて、交流電源VACの電圧が第4図(a)に示すよう
に正極性から負極性に反転してしまうことがある。一
方、電流I1は、第4図(c)に示すように交流電源VAC
の電圧に対して遅れ位相であって時刻t3以後も正極性で
流れ続けることになる。この結果、時刻t2から時刻
での間は電流I1がすべてリモートコントロールスイッチ
RSに電流I3として流れ込んでいたが、時刻t3以後は、励
磁コイルL1の逆起電圧により、電流I1の一部が第4図
(e)に示すように電流I2として負方向に流れることに
なる。すなわち、励磁コイルL1→励磁コイルL2→切替ス
イッチS2→第2のダイオードD22→第1のダイオードD11
→切替スイッチS1→励磁コイルL1の経路でループ電流が
流れることになる。
そして、時刻t4において、切替スイッチS1が第4図
(d)に示すように切替端子a1側から切替端子b1側に切
り替わると、電流I1が裁断されるとともに、電流I2が裁
断されることになる。この結果、電流I1は第4図(c)
に示すように0となり、電流I2も第4図(e)に示すよ
うにいったん0となり、電流I3は第4図(g)に示すよ
うに0となる。
この時、励磁コイルL1に流れていた電流I1が裁断され
るので、励磁コイルL1に切替スイッチS1側を負とする逆
起電圧が発生し、この電圧が切替スイッチS1切替端子a1
および共通端子c1間に印加されるが、この電圧は切替動
作に影響を与えず、これによって切替スイッチS1,S2
誤って切り替わることはない。
ところが、この時に電流I2が同時に裁断されるので、
励磁コイルL2に切替スイッチS2側を正とする逆起電圧が
発生し、この電圧がリモートコントロールスイッチRSの
両端間に第4図(h)に示すようにサージ電圧として印
加されることになる。この場合、上記サージ電圧は、導
通させるべきではない第2の逆阻止スイッチング素子SC
R2を導通させる方向に生じるので、その値が大きいと、
第2の逆阻止スイッチング素子SCR2が導通し、電流I1,I
2が第4図(c),(e)に示すように負方向に流れ
る。この結果、リモートコントロールリレーRY3,RY4
切替スイッチS1,S2が第4図(d),(f)に示すよう
にそれぞれ時刻t5,t6で切替端子b1,b2側から切替端子
a1,a2側に切り替わる誤動作を起こすことになる。
なお、この誤動作は、最悪の場合、スイッチS3を常開
側に切り替えている期間中繰り返し、いわゆるチャタリ
ング現象として現れることになる。
この発明の目的は、複数のリモートコントロールリレ
ーの動作時間のばらつきによる誤動作を防止することが
できるリモートコントロール式制御装置を提供すること
である。
〔課題を解決するための手段〕
この発明のリモートコントロール式制御装置は、複数
のリモートコントロールリレーを並列接続し、並列接続
した複数のリモートコントロールリレーを単一のリモー
トコントロールスイッチを介して交流電源に接続してい
る。
この場合、複数のリモートコントロールリレーの各々
は、励磁コイルとラッチングタイプの切替スイッチと第
1,第2,第3および第4のダイオードとで構成している。
上記切替スイッチは、励磁コイルの一端に共通端子が
接続され、励磁コイルへの一方向への通電により一方の
切替端子から他方の切替端子へ可動接点が切替駆動され
るとともに、励磁コイルへの他方向への通電により他方
の切替端子から一方の切替端子へ可動接点が切替駆動さ
れる。
また、第1のダイオードは、一端が切替スイッチの一
方の切替端子に接続されて励磁コイルへの一方向の電流
を通す。第2のダイオードは、一端が切替スイッチの他
方の切替端子に接続されるとともに他端が第1のダイオ
ードの他端に接続され、励磁コイルへの他方向の電流を
通す。
また、第3のダイオードは、切替スイッチの一方の切
替端子と励磁コイルの他端との間に第1のダイオードに
対して逆極性に接続している。第4のダイオードは、切
替スイッチの他方の切替端子と励磁コイルの他端との間
に第2のダイオードに対して逆極性に接続している。
一方、リモートコントロールスイッチは、第1および
第2の逆阻止スイッチング素子の並列回路で構成されて
いる。そして、第1の逆阻止スイッチング素子は、第1
のダイオードの通電方向と同じ方向の電流を通す。ま
た、第2の逆阻止スイッチング素子は、第2のダイオー
ドの通電方向と同じ方向の電流を通す。
〔作用〕
この発明の構成においては、複数のリモートコントロ
ールリレーの各々において、第3のダイオードを切替ス
イッチの一方の切替端子と励磁コイルの他端との間に第
1のダイオードに対して逆極性に接続しているので、励
磁コイルの逆起電圧により交流電源の電圧が反転した後
も継続して励磁コイルに一方向に流れようとする電流は
第3のダイオードおよび切替スイッチを通して流れるこ
とになる。
また、第4のダイオードを切替スイッチの他方の切替
端子と励磁コイルの他端との間に第2のダイオードに対
して逆極性に接続しているので、励磁コイルの逆起電圧
により交流電源の電圧が反転した後も継続して励磁コイ
ルに他方向に流れようとする電流は第4のダイオードお
よび切替スイッチを通して流れることになる。
したがって、複数のリモートコントロールリレーの動
作時間にばらつきがあり、動作時間が長い方のリモート
コントロールリレーの切替スイッチが切替動作を行う前
に交流電源の極性が反転するような状況において、交流
電源の電圧の極性反転後の動作時間が長い方のリモート
コントロールリレーの励磁コイルの逆起電圧による電流
は、動作時間が短い方のリモートコントロールリレーを
ほとんど通らず、大部分は第3および第4のダイオード
の何れかを通して流れることになる。
この結果、動作時間が長い方のリモートコントロール
リレーの切替スイッチの切替動作時に動作時間が短い方
のリモートコントロールリレーの励磁コイルに逆起電圧
は発生せず、導通させるべきではないリモートコントロ
ールスイッチの逆阻止スイッチング素子を誤って導通さ
せることはなくなる。
一方、動作時間の長い方のリモートコントロールリレ
ーの励磁コイルに発生する逆起電圧は、導通させるべき
ではないリモートコントロールスイッチの逆阻止スイッ
チング素子を導通させる方向とは逆極性であり、しかも
交流電源の電圧と逆方向であって互いに打ち消し合うこ
とになり、問題とはならない。
したがって、複数のリモートコントロールリレーの動
作時間のばらつきによる誤動作を防止することができ
る。
〔実 施 例〕
この発明の一実施例を第1図および第2図に基づいて
説明する。すなわち、このリモートコントロール式制御
装置は、第1図に示すように、第3図におけるリモート
コントロールリレーRY3,RY4に代えて、例えば2個のリ
モートコントロールリレーRY1,RY2を用いたもので、そ
の他の構成は第3図と同様である。
リモートコントロールリレーRY1は、第3のダイオー
ドD13を、切替スイッチS1の一方の切替端子a1と励磁コ
イルL1の他端との間に第1のダイオードD11に対して逆
極性に接続している。また、第4のダイオードD14を、
切替スイッチS1の他方の切替端子b1と励磁コイルL1の他
端との間に第2のダイオードD12に対して逆極性に接続
している。
リモートコントロールリレーRY2は、上記と同様の第
3および第4のダイオードD23,D24をリモートコントロ
ールリレーRY4に付加している。
このリモートコントロール式制御装置は、2個のリモ
ートコントロールリレーRY1,RY2の各々において、第3
のダイオードD13,D23を切替スイッチS1,S2の一方の切替
端子a1,a2と励磁コイルL1,L2の他端との間に第1のダイ
オードD11,D21に対してそれぞれ逆極性に接続している
ので、励磁コイルL1,L2の逆起電圧により交流電源VAC
電圧が反転した後も継続して励磁コイルL1,L2に一方向
に流れようとする電流は第3のダイオードD13,D23およ
び切替スイッチS1,S2を通して流れることになる。
また、第4のダイオードD14,D24を切替スイッチS1,S2
の他方の切替端子b1,b2と励磁コイルL1,L2の他端との間
に第2のダイオードD12,D22に対して逆極性に接続して
いるので、励磁コイルL1,L2の逆起電圧により交流電源V
ACの電圧が反転した後も継続して励磁コイルL1,L2に他
方向に流れようとする電流は第4のダイオードD14,D24
および切替スイッチS1,S2を通して流れることになる。
したがって、2個のリモートコントロールリレーRY1,
RY2の動作時間にばらつきがあり、動作時間が長い方の
リモートコントロールリレー例えばRY1の切替スイッチS
1が切替動作を行う前に交流電VACの電圧の極性が反転す
るような状況において、交流電源VACの電圧の極性反転
後の動作時間が長い方のリモートコントロールリレーRY
1の励磁コイルL1の逆起電圧による電流は、動作時間が
短い方のリモートコントロールリレーRY2をほとんど通
らず、大部分は第3および第4のダイオードD13,D14
何れかを通して流れることになる。
この結果、動作時間が長い方のリモートコントロール
リレーRY1の切替スイッチS1の切替動作時に動作時間が
短い方のリモートコントロールリレーRY2の励磁コイルL
2に逆起電圧は発生せず、リモートコントロールスイッ
チRSの導通させるべきではない逆阻止スイッチング素子
SCR1,SCR2を誤って導通させることはなくなる。
一方、動作時間の長い方のリモートコントロールリレ
ーRY1の励磁コイルL1に発生する逆起電圧は、リモート
コントロールスイッチRSの導通させるべきではない逆阻
止スイッチング素子SCR1,SCR2を導通させる方向とは逆
極性であり、しかも交流電源VACの電圧と逆方向であっ
て互いに打ち消し合うことになり、問題とはならない。
したがって、2個のリモートコントロールリレーRY1,
RY2の動作時間のばらつきによる誤動作を防止すること
ができる。
したがって、切替スイッチS1,S2のチャタリング現象
も確実に防止することができる。
なお、その他の動作は従来例と同様である。
第2図は実施例(第3および第4のダイオードD13,D
14,D23,D24を付加したもの)の各部のタイムチャートを
示している。同図において、(a)〜(h)は第4図
(a)〜(h)と同部分のタイムチャートである。
この第2図から明らかなように、時刻t3から時刻t4
かけて、従来例とは異なり、2個のリモートコントロー
ルリレーRY1,RY2にリープ電流がほとんど流れない。し
たがって、電流I2が第2図(e)に示すようにその時間
0を維持し、時刻t4にて切替スイッチS1が一方の切替端
子a1から他方の切替端子b1に切り替わった時にはサージ
電圧が発生せず、リモートコントロールスイッチRSの両
端電圧VSには、第2図(h)に示すように、サージ電圧
は現れない。したがって、第2の逆阻止スイッチング素
子SCR2が導通せず、両リモートコントロールリレーRY1,
RY2の切替スイッチS1,S2は、第2図(d),(f)に示
すように他方の切替端子b1,b2に切り替わった状態を保
持し、時刻t4以後は電流I1,I2,I3は各々0となる。な
お、リモートコントロールスイッチRSの両端電圧VSは、
第2図(h)に示すように、第2の逆阻止スイッチング
素子SCR2がオフであるため、時刻t4以後交流電源VAC
電圧に等しくなる。なお、電圧VSは、リモートコントロ
ールスイッチRSのスイッチS3を常閉端子b3側に切り替え
れば、元に戻る。
〔発明の効果〕
この発明のリモートコントロール式制御装置によれ
ば、複数のリモートコントロールリレーの各々におい
て、第3のダイオードを切替スイッチの一方の切替端子
と励磁コイルの他端との間に第1のダイオードに対して
逆極性に接続し、第4のダイオードを切替スイッチの他
方の切替端子と励磁コイルの他端との間に第2のダイオ
ードに対して逆極性に接続したので、複数のリモートコ
ントロールリレーにループ電流がほとんど流れず、従来
例のようなループ電流の裁断による励磁コイルの逆起電
圧がほとんど生じず、複数のリモートコントロールリレ
ーの動作時間のばらつきによる誤動作を防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の構成を示す回路図、第2
図は第1図の回路の動作を示すタイムチャート、第3図
は従来例の構成を示す回路図、第4図は第3図の回路の
動作を示すタイムチャートである。 RY1,RY2……リモートコントロールリレー、RS……リモ
ートコントロールスイッチ、L1,L2……励磁コイル、S1,
S2……切替スイッチ、D11,D21……第1のダイオード、D
12,D22……第2のダイオード、D13,D23……第3のダイ
オード、D14,D24……第4のダイオード、SCR1……第1
の逆阻止スイッチング素子、SCR2……第2の逆阻止スイ
ッチング素子

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】並列接続された複数のリモートコントロー
    ルリレーと、交流電源と前記複数のリモートコントロー
    ルリレーとの間に接続したリモートコントロールスイッ
    チとを備え、 前記複数のリモートコントロールリレーの各々を、励磁
    コイルと、この励磁コイルの一端に共通端子が接続され
    て前記励磁コイルへの一方向への通電により一方の切替
    端子から他方の切替端子へ可動接点が切替駆動されると
    ともに前記励磁コイルへの他方向への通電により他方の
    切替端子から一方の切替端子へ可動接点が切替駆動され
    るラッチングタイプの切替スイッチと、一端が前記切替
    スイッチの一方の切替端子に接続されて前記励磁コイル
    への一方向の電流を通す第1のダイオードと、一端が前
    記切替スイッチの他方の切替端子に接続されるとともに
    他端が前記第1のダイオードの他端に接続されて前記励
    磁コイルへの他方向の電流を通す第2のダイオードと、
    前記切替スイッチの一方の切替端子と前記励磁コイルの
    他端との間に前記第1のダイオードに対して逆極性に接
    続した第3のダイオードと、前記切替スイッチの他方の
    切替端子と前記励磁コイルとの間に前記第2のダイオー
    ドに対して逆極性に接続した第4のダイオードとで構成
    し、 前記リモートコントロールスイッチを、前記第1のダイ
    オードの通電方向と同じ方向の電流を通す第1の逆阻止
    スイッチング素子と、前記第2のダイオードの通電方向
    と同じ方向の電流を通す第2の逆阻止スイッチング素子
    との並列回路で構成したリモートコントロール式制御装
    置。
JP63117333A 1988-05-13 1988-05-13 リモートコントロール式制御装置 Expired - Fee Related JP2592094B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63117333A JP2592094B2 (ja) 1988-05-13 1988-05-13 リモートコントロール式制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63117333A JP2592094B2 (ja) 1988-05-13 1988-05-13 リモートコントロール式制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01291643A JPH01291643A (ja) 1989-11-24
JP2592094B2 true JP2592094B2 (ja) 1997-03-19

Family

ID=14709130

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63117333A Expired - Fee Related JP2592094B2 (ja) 1988-05-13 1988-05-13 リモートコントロール式制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2592094B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01291643A (ja) 1989-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4598330A (en) High power direct current switching circuit
JP3871116B2 (ja) 家具可動要素調節装置
US4658155A (en) Drive circuit for a piezoelectric actuator
JP2592094B2 (ja) リモートコントロール式制御装置
US4560913A (en) Sparkless circuit for low horsepower electronic motor brake
JP6284827B2 (ja) 開閉器
US2983860A (en) Vibrator controlled transistor inverter
GB2031669A (en) Circuits for brushless dc motors
JPH0538139A (ja) スイツチング電源装置の突入電流抑制回路
US4543518A (en) Static traction/braking switch-over circuit for a variable speed system including an asynchronous motor powered by current switching
JPS5960838A (ja) 直流励磁の電磁コイルの消磁用回路装置
JP7350241B1 (ja) 電流開閉装置
JPH04354374A (ja) ハイブリッドスイッチ
SU1734181A1 (ru) Устройство дл пуска асинхронного двигател В.Г.Вохм нина
JPS5843012A (ja) 電源の切換え制御装置
JPS58121519A (ja) 抵抗接点付きしや断器
SU1372407A1 (ru) Устройство дл включени электромагнитного реле
SU1275625A1 (ru) Устройство дл защиты потребител от напр жени обратной пол рности при включении питани
JPS63102134A (ja) 加熱装置
SU507937A1 (ru) Трехпозиционный переключатель тока
JPH0117064Y2 (ja)
RU2118866C1 (ru) Устройство управления реверсивным электромагнитным контактором
JPS5940428A (ja) リレ−接点による負荷のしや断回路
JPH0528891A (ja) リレー回路
JPS639271Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees