JPS633657A - インバ−タ装置の突入電流抑制回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 この発明はインバータ（制御装置ヤこおける交流電源再
投入時の主回路突入電流仰制回洛をこ関する。

〔従来技術とその問題点〕

従来のこの種インバータ制御装置４の交流型、・原投入
時の突入電流抑制手段は第３図にその回路図を示すもの
が知られている。第３図において、交流入力は整流器１
に加えられその整流電圧Ｖａ　　は電流抑制抵抗２とリ
レー３のコイル励磁時に閉路する接点（以下ａ接点と称
す）との並列接続回路を経由して平滑コンデンサ５を充
電する。平滑コンデンサ５の端子電圧ＶＣ１はＤＣ−Ｄ
Ｃコンバータ４に加えられる。このコンバータ４の出力
電圧ＶＣＣはリレー３のコイルに加えられこれを励磁す
る。

第４図は第３図に示す回路ｔこおいて電源スィッチ６の
開閉により交流電源を投入または遮断した場合の回路各
部の動作波形を示すものである。

第４図のモード（１）に示すように、平滑コンデンサ５
に電荷の無い状態で交流電源を投入すると、平滑コンデ
ンサ５の端子電圧ＶＣＩは電流抑制抵抗２を含む回路定
数により決定される時定数をこ従って上昇する。この電
圧ＶａｔがＤＣ−ＤＣコンバータ４をこ加えられこのＤ
Ｃ−ＤＣコンバータの出力電圧ＶＣＣがリレー３に固有
の動作電圧Ｖｏｐ以上になるとリレー３のａ接点は閉路
する。この場合リレー３のコイル印加電圧Ｖｃｃが前記
動作電圧Ｖ、ｐに到達後そのａ接点閉路迄に通常数十ミ
リ秒の動作時間Ｔｏ　ｐを要する。この接点動作時間内
に平滑コンデンサ５の端子電圧Ｖｃ＋は前記回路時定数
に従って上昇し整流器１の出力電圧Ｖｄ　　に十分近付
き、従って電圧差（Ｖａ　−Ｖｃ　１）は十分小となる
ため、リレー３のａ接点が閉路して電流抑制抵抗２が短
絡される瞬間における突入電流１ａ　　の波高値は十分
小となる。しかしながらこの方法では、第４図中のモー
ド（２）に示すように、交流電源が正常な投入状態から
一旦遮断された後に再度投入される場合、交流電源遮断
から再投入迄の時間が、交流電源遮断により平滑コンデ
ンサ５の端子重圧Ｖｃｚ低下の影響を受けてＤＣ−ＤＣ
コンバータ４の出力電圧Ｖｃ　ｃがリレー３に固有の保
持電圧Ｖｈｄ以下となってリレー３のａ接点が再開路す
る迄の時間に比して短い場合には、交流電源の再投入時
リレー３のａ接点による電流抑制抵抗２の短絡は継続さ
れ、更に第４図（ロ）の如く前記電圧ＶＣＩの低下によ
る電圧差（ｖｄ−Ｖｃｔ　）も増大するため突入電流工
ｄ　　は第４図（ニ）の如くモート（１）の場合より大
となる欠点があった。

〔発明の目的〕

この発明は上記をこ鑑み交流電源の如何なる遮断再投入
モード憂こ対しても主回路突入電流を膣実）こ規定値以
下に抑制し得る回路を簡単且つ安価をこ提　　　　　供
することを目的とする。

〔発明の要点〕

この発明は前記目的を達成するために、交流人力を整流
した直後の直流電圧を電源とする制御電源用ＤＣ−ＤＣ
コンバータの出力電圧舎こより励磁されるリレーのコイ
ル励磁時をこ閉路する接点蚤こより主回路に直列に接続
された電流抑制抵抗を短絡することにより交流電源投入
時の主回路突入電流を抑制する方式のインバータ制御装
置において、インバータの交流入力電圧が規定値以上に
あることを前記リレーのコイル励磁条件とすることをこ
より、すなわちこのリレーのコイル励磁電圧印加の終了
及び再開時点を交流入力電圧の有無に連動して即応的に
決めることにより特に交流電圧遮断時における前記リレ
ーのコイル印加電圧を主回路の平滑コンデンサ端子電圧
及びＤＣ−ＤＣコンバータ出力電圧の降圧時定数の和と
無関係にその保持電圧以下に急速に低下させてそのａ接
点開路時間を従来技術による場合より早め、この開路時
間内の交流入力電圧の再投入に対しては前記平滑コンデ
ンサ端子電圧自体の電圧降下が小さく入力交流整流電圧
との電圧差が小さいために、また前記ａ接点開路時間）
二対し交流入力電圧再投入時間が長い場合には前記リレ
ーのａ接点を確実瘉こ開路させて電流抑制抵抗による主
回路突入電流抑制動作を行なわせることにより交流入力
電圧の如何なる遮断再投入モードに対しても主回路突入
電流値を規定値以下に抑制するものである。

〔発明の実施例〕

以下この発明の実施例を図面により説明する。

第１図はこの発明の実施例を示す回路図、第２図は第１
図に対応する回路各部の動作を示す波形図である。なお
第１図では第３図◆こ示す従来技術の実施例の場合と同
一機能の構成要素に対しては同一の表示符号を附してい
る。

第１図は第３図に示す回路構成を二対して整流器８と、
抵抗９と、ホトカプラ１０と、定電圧ダイオード１１と
を追加し、ホトカプラ１０のエミッタをＤＣ−ＤＣコン
バータ・１の出力側のゼロ電位端子Ｏに接続しまたその
コレクタをリレー３のコイルを径由してＤＣ−ＤＣコン
バータ４の気圧ＶＣＣの出力される十端子に接続したも
のである。

第１図で平滑コンデンサ５の初期電荷ゼロの状態で交流
電源を投入した場合の回路各部の動作波形は、第４図モ
ード（１）の期間中は第２図（へ）を除き第２図及び第
４図共に同じである。従って以下の説明は交流電源が定
常投入状態から一旦遮断された後をこ再投入された場合
の回路動作である第４図モード（２）に対応して第２図
モード（３）の期間について行なう。

この場会第２ｍ（（）の如く交流電源の遮断と共にホト
カプラ１０の１次側電流はゼロとなり従ってその２次側
コレクタ電流も第２図（へ）の如くゼロの遮断状態とな
りリレー３のコイル印加電圧Ｖｒｙは第２図（ニ）の如
くゼロとなり、その結果第２図（ト）の如く今迄閉路し
ていたリレー３のａ接点はリレー３に固有の開極時間Ｔ
ｈｄ後に開路する。−方平滑コンデンサ５の端子電圧Ｖ
Ｃｔも回路定数で決まる時定数に従って第２図（ロ）の
如く低下し、その結果ＤＣ−ＤＣコンバータ出力電圧Ｖ
ＣＣも第２図（ハ）の如く低下する。前記電圧Ｖｒｙと
Ｖｃｃはホトカブラ１０が導通状態にあるときは両者同
一である。次に交流電源が前記のリレー３のａ接点開極
時間Ｔｈｄ以内蚤こ再投入された場合にはリレー３のａ
接点は閉路されたままであるため電流抑制抵抗２による
限流効果は生じないが平滑コンデンサ５の端子電圧ＶＣ
１自体の電圧降下も小さく従って交流電源再投入時の整
流出力電圧Ｖｄ　　との電圧差（Ｖｄ　−Ｖｃ　ｓ　）
も交流電源遮断直前の定常状態値と大差なく、従って前
記電圧差（Ｖｄ　−Ｙｅｓ　）に基く交流電源再投入時
の主回路突入電流も小さく抑制されろ。

また交流電源の再投入が前記開極時間ａ司経過後に行な
われた場合には定電圧ダイオード１１による電源電圧立
上り確認に相当する時間Ｔｄ　後をこ第２図（へ）の如
くホトカブラ１０が導通しリレー３のコイルをこは第２
図（ニ）の如く前記電圧ＶＣＣと同一の電圧Ｖｒｙが再
び印加され、リレー３は固有の閉極時間Ｔｏ　ｐ後その
ａ接点を閉路する。

従ってこのａ接点閉路迄電流抑制抵抗２（こよる主回路
電流抑制動作が行なわれると共（ここの抑制動作が前記
ａ接点閉路により解除される瞬間には前記電圧ＶＣＩの
回復（こより電圧差（ｖａ　−Ｖｃ　ｓ　）も十分小さ
くなっておりこの電圧差に基く突入電流は小さく抑制さ
れる。

上述の如くこの発明をこよれば従来技術をこよる場合の
如く交流電源再投入の特定の時間制約にこだわることな
く交流入力電圧の如何なる再投入モードに対しても主回
路突入電流値を常）こ規定値以下に抑制することが可能
となる。

〔発明の効果〕

上記のようにこの発明はインバータ制御装置の交流電源
投入時の主回路突入電流抑制に関して、通常の投入の場
合は勿論、如何なるモードの再投入に対しても主回路突
入電流の抑制を確実に行なうことを可能にするものであ
り、回路構成素子に対する負担を軽減させると共）こイ
ンバータ装置の信頼性の向上を計ることができるもので
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の実施例を示す回路図、第２図は第１
図に対応する回路各部の動作波形図、第３図は従来技術
を示す回路図ζ第４図は第３図に対応する回路各部の動
作波形図である。 １・・・整流器、２・・電流抑制抵抗、３・・・リレー
、４・・・ＤＣ−ＤＣコンバータ、５・・・平滑コンデ
ンサ、６・・・電源スィッチ、７・・・サージキラー、
８・・・整流器、９・・・抵抗、１０・・・ホトカブラ
、１１・・・定電圧−−ｖ−一ノ ９又１ンテ６ 第２図 ｍ−）−−Ｊ 轟 奴 ４メ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）交流入力を整流した直後の直流電圧を電源とする制
   御電源用ＤＣ−ＤＣコンバータ出力により励磁されるリ
   レーのコイル励磁時に閉路する接点により主回路に直列
   の電流抑制抵抗を短絡することにより交流電源投入時の
   主回路突入電流を抑制する方式のインバータ制御装置に
   おいて、インバータの交流入力電圧が規定値以上にある
   ことを前記リレーのコイル励磁条件とすることを特徴と
   するインバータ装置の突入電流抑制回路。