JPS61217642A - 自動車用通風装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、自動車用のケースと送風格子とを備えたプ
ラスチック製通風装置に関する。

［従来の技術］ かかる装置は主として自動車のダツシュボード上に設け
られている。

プラスチックから成る既知の自動車用通風装置はケース
と送風格子とから成り、送風方向を変更するために送風
格子上には多数の薄板が掛け重めされている０個々の薄
板は１本の連結棒により相互に結合されている。送風格
子はケース上で一方向に回動可能に支持されている。し
かしこの種の装置は組み立て及び工具のための出費は大
きい。

格子を傾動するときには格子は常にケースの内部にとど
まっているとは限らないという欠点がある。

［発明が解決しようとする問題点］ この発明は、装置の機能を損なうことなく通風装置の部
品数を低減することを目的とする。同時に製作及び組み
立てのための費用を低減しようとするものである。更に
特に車体構造における増大する安全上の要求を考慮して
、送風格子が傾動状態においてもケースから突出しない
ようにしようとするものである。

［問題点を解決するための手段］ この目的はこの発明に基づき前記の種類の装置において
、ケースの中に゛十字形レバーが回動可能に支持されて
おり、少なくとも一つの送風格子が回動可能に支持され
てこの十字形レバーに掛け止めされていることにより達
成される。更に固定の格子を有しダツシュボードの中に
組み込まれる遮へい板を設けることができ、ダツシュボ
ードの中に送風格子付きケースが配置される。

［発明の効果］ 十字形支持により送風格子は二方向に調節可能であり、
従って通風方向に影響を与えることができる。かかる構
成は組み立てにおいても製作においても特に有利である
。従来通常に用いられた薄板とそれに付属する連結棒と
は不要になる。

この発明の有利な実施態様によれば、送風格子を備えた
ケースが傾斜した脚と固定の格子とを備えた遮へい板の
中に組み込まれ、この遮へい板がダツシュボードの中に
組み込まれる。遮へい板の傾斜した脚により特にケース
の通風孔断面積が拡大される。

好適なプラスチ−２り材料としては熱可そ性プラスチッ
ク、特にアクリルニトリルーブタジエンースチレンーボ
リカーポネートを混和したポリフェニレンオキシド（Ｐ
ＰＯ樹脂）が挙げられる。

［実施例］ 次にこの発明に基づく通風装置の実施例を示す図面によ
りこの発明の詳細な説明する。

第１図に示すこの発明に基づく通風装置の一実施例の断
面において、２は支持部４を有する十字形レバーである
。十字形レバーはケース３上に回動可能に支持されてい
る０回動可能に支持された送風格子ｌは十字形レバー２
上に掛け止めされている。

第２図は第１図に示す通風装置の別の実施例の断面図を
示す、ケース３は遮へい板５を備えている。

第３図は第１図に示す通風装置の送風格子を取り外した
平面図を示す。

第４図に示す更に別の実施例によれば、ダツシュボード
の中に組み込まれた遮へい板５の脚６は傾斜している。

８は格子７の中に埋め込まれた操作ノブである。

第５図は固定の格子７を備えた遮へい板５の正面図を示
す、ここでも８は操作ノブである。

【図面の簡単な説明】

ｉｆ図はこの発明に基づく通風装置の一実施例の水平断
面図、第２図は別の実施例の水平断面図、第３図は第１
図に示す通風装置の送風格子を取り外した平面図、第４
図は更に別の実施例の水平断面図、ｐｉ４５図は第４図
に示す通風装置の正面図である。 ｌ・・・送風格子１．２・・・十字形レバー、３・・・
ケース、　　５・・・遮へい板、　　６・・・脚、　　
７・・・固定の格子。 （６■８ン代ハラｌ’ＪＪ！士冨村２伸　。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）自動車用のケースと送風格子とを備えたプラスチッ
   ク製通風装置において、ケース （３）の中に十字形レバー（２）が回動可能に支持され
   ており、少なくとも一つの送風格子（１）が回動可能に
   支持されてこの十字形レバーに掛け止めされていること
   を特徴とする自動車用通風装置。 ２）遮へい板（５）が固定の格子（７）を有しかつダッ
   シュボードの中に組み込まれていることを特徴とする特
   許請求の範囲第１項記載の通風装置。 ３）遮へい板（５）が傾斜した脚（６）を有することを
   特徴とする特許請求の範囲第２項記載の通風装置。