JPS61216666A - 動物魚介類及びその残滓処理方法並びにその装置 - Google Patents
動物魚介類及びその残滓処理方法並びにその装置Info
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- JPS61216666A JPS61216666A JP60058761A JP5876185A JPS61216666A JP S61216666 A JPS61216666 A JP S61216666A JP 60058761 A JP60058761 A JP 60058761A JP 5876185 A JP5876185 A JP 5876185A JP S61216666 A JPS61216666 A JP S61216666A
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- broth
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
この発明は、動物魚介類及びこれらから可食部分を採取
したあとの残滓、すなわち、骨、内臓、皮、鱗片、脂肪
等を原料として、高蛋白の食品素材または飼料を製造す
るための動物魚介類及びそ(ロ) 従来の技術 従来、動物魚介類及びその残滓を原料として、これらを
加熱乾燥して食品素材もしくは飼料等を製造する処理方
法があった。
したあとの残滓、すなわち、骨、内臓、皮、鱗片、脂肪
等を原料として、高蛋白の食品素材または飼料を製造す
るための動物魚介類及びそ(ロ) 従来の技術 従来、動物魚介類及びその残滓を原料として、これらを
加熱乾燥して食品素材もしくは飼料等を製造する処理方
法があった。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点しかしながら、
従来、方法では、乾燥に長時間−を要し、乾燥途中での
腐敗のおそれがあり、乾燥時開を短縮しようとすれば大
規模な乾燥設備を必要とし、また悪臭が発生しやすく、
この悪臭除去のためにも膨大な設備を要するなど、設備
の膨大化をさけられず、更に、加熱処理が常圧下で行わ
れるため、硬質蛋白質の分解が不充分で可消化率が低い
製品しかできず、加えて原料由来の脂肪分が製品中に濃
縮残溜し、処理中及び製品保管中に酸化して、変改及び
異臭発生等のおそれがあり製品の長期保存ができないと
いう欠点があった。
従来、方法では、乾燥に長時間−を要し、乾燥途中での
腐敗のおそれがあり、乾燥時開を短縮しようとすれば大
規模な乾燥設備を必要とし、また悪臭が発生しやすく、
この悪臭除去のためにも膨大な設備を要するなど、設備
の膨大化をさけられず、更に、加熱処理が常圧下で行わ
れるため、硬質蛋白質の分解が不充分で可消化率が低い
製品しかできず、加えて原料由来の脂肪分が製品中に濃
縮残溜し、処理中及び製品保管中に酸化して、変改及び
異臭発生等のおそれがあり製品の長期保存ができないと
いう欠点があった。
(ニ) 問題点を解決するための手段
この発明では、原料を、まず常圧下で加熱蒸煮して蒸煮
した原料から煮汁を分離し、ついで加圧下で圧搾脱水処
理及び高温加熱処理し、又は上記を交互に繰返し連iし
て加えることにより、消化率が高く、脂肪含有量が少な
く高蛋白の良質製品を得る動物魚介類及びその残滓処理
方法を提供ヒんとするものである。
した原料から煮汁を分離し、ついで加圧下で圧搾脱水処
理及び高温加熱処理し、又は上記を交互に繰返し連iし
て加えることにより、消化率が高く、脂肪含有量が少な
く高蛋白の良質製品を得る動物魚介類及びその残滓処理
方法を提供ヒんとするものである。
(ホ) 作 用
この発明では、原料の常圧上蒸煮により、原料の蛋白質
を凝固させ、圧搾脱水脱脂処理での蛋白質流口を防止し
、かつ高温加熱処理の予熱を行うと共に、原料中の脂肪
分を煮汁中に溶出させ、煮汁と共に分離して原料からの
脱脂及び脱水を行う。
を凝固させ、圧搾脱水脱脂処理での蛋白質流口を防止し
、かつ高温加熱処理の予熱を行うと共に、原料中の脂肪
分を煮汁中に溶出させ、煮汁と共に分離して原料からの
脱脂及び脱水を行う。
次いで、圧搾脱水脱脂処理を行い圧搾脱水脱脂処理によ
り加圧され圧搾された原料に加圧状態を保持したままの
状態で約120〜200℃の高温加熱処理を加え、又は
上記を連続して加圧下において上記の圧搾脱水処理及び
高温加熱処理を交互に繰返し加えることにより、加圧圧
力を2Ko/cmから約・100Kl)/amに昇圧さ
せ、加圧□圧密□状態の原料に高温加熱処理を連続して
繰返し加えることにより、硬質蛋白質を加水分解すると
共に、原料中の水分を圧搾脱水して、可消化率が高く、
高蛋白低脂肪の乾燥した製品を得るものである。
り加圧され圧搾された原料に加圧状態を保持したままの
状態で約120〜200℃の高温加熱処理を加え、又は
上記を連続して加圧下において上記の圧搾脱水処理及び
高温加熱処理を交互に繰返し加えることにより、加圧圧
力を2Ko/cmから約・100Kl)/amに昇圧さ
せ、加圧□圧密□状態の原料に高温加熱処理を連続して
繰返し加えることにより、硬質蛋白質を加水分解すると
共に、原料中の水分を圧搾脱水して、可消化率が高く、
高蛋白低脂肪の乾燥した製品を得るものである。
なお、このための装置として、主たる処理の圧搾脱水、
高温加熱の各機能を一装置に複合した本発明の装置によ
り、蒸煮後の原料から製品まで一連して処理することに
より、処理が密閏状態で行われて悪臭発生がなく、しか
も同装置は原料投入部及び製品取出部を常圧とすること
ができるので、原料の連続処理が可能である。
高温加熱の各機能を一装置に複合した本発明の装置によ
り、蒸煮後の原料から製品まで一連して処理することに
より、処理が密閏状態で行われて悪臭発生がなく、しか
も同装置は原料投入部及び製品取出部を常圧とすること
ができるので、原料の連続処理が可能である。
(へ) 効 果
この発明によれば、原料を蒸煮して蛋白質を凝固させる
と共に、脱脂脱水を行い、ついで圧搾脱水脱脂に連続し
て高温加熱処理を行い、又は上記を繰返し行うことによ
り、原料からの脱脂、脱水、乾燥及び硬質蛋白質の加水
分解の各処理を短時間で、しかも小規模な装置で行うこ
とができ、処理のためのエネルギー消費が少なく悪臭等
の発生もなく、可消化質が高く高蛋白低脂肪の良質な製
品を得るという効果がある。
と共に、脱脂脱水を行い、ついで圧搾脱水脱脂に連続し
て高温加熱処理を行い、又は上記を繰返し行うことによ
り、原料からの脱脂、脱水、乾燥及び硬質蛋白質の加水
分解の各処理を短時間で、しかも小規模な装置で行うこ
とができ、処理のためのエネルギー消費が少なく悪臭等
の発生もなく、可消化質が高く高蛋白低脂肪の良質な製
品を得るという効果がある。
(ト) 実施例
本発明の実施例を図面にもとづき詳説すれば、第1図は
本発明方法のフローを示し、(1)は原料としての動物
魚介類及びその骨、皮、内臓、鱗片等よりなる残滓であ
り、前処理として、原料(1)を一定のサイズ(5〜b 以下に破砕(2)し、前処理を終えた原料(1)を、常
圧下において蒸煮(3)して原料(1)中の蛋白質を熱
凝固させると共に、脂肪分を煮汁(4)中に溶出させ、
固液分離(5)により、蒸煮(3)によって蛋白質が凝
固した原料(1)から煮汁(4)と共に脂肪分を分離し
て、原料(1)を固形物(6)化する。なお、蒸煮(3
)の際の高水分下での高温加熱による蛋白質の劣化及び
液状化を防止するために、この工程における蒸煮(3)
は80〜100℃、5〜15分間とし、蛋白質を熱凝固
させ、脂肪を溶出させるに止める。
本発明方法のフローを示し、(1)は原料としての動物
魚介類及びその骨、皮、内臓、鱗片等よりなる残滓であ
り、前処理として、原料(1)を一定のサイズ(5〜b 以下に破砕(2)し、前処理を終えた原料(1)を、常
圧下において蒸煮(3)して原料(1)中の蛋白質を熱
凝固させると共に、脂肪分を煮汁(4)中に溶出させ、
固液分離(5)により、蒸煮(3)によって蛋白質が凝
固した原料(1)から煮汁(4)と共に脂肪分を分離し
て、原料(1)を固形物(6)化する。なお、蒸煮(3
)の際の高水分下での高温加熱による蛋白質の劣化及び
液状化を防止するために、この工程における蒸煮(3)
は80〜100℃、5〜15分間とし、蛋白質を熱凝固
させ、脂肪を溶出させるに止める。
次いで、固形物(6)を機械的に圧搾(7)して、固形
物(6)から水分を搾汁(8)として脱水し、圧搾(7
)により加圧(9)され圧密状態の固形物(6)を高温
加熱(10)L、で、固形物(6)中の硬質蛋白質を加
水分解するものであり、かかる一連の圧搾(7)及び高
温加熱(10)は、硬質蛋白質が充分分解されるまで繰
返し連続して行うこともでき、連続した圧搾(7)脱水
及び高に達するものであり、高温加熱の温度を120〜
200℃とすることにより、硬質蛋白質の加水分解が促
進され、しかも高圧、圧密状態の高温加熱ではメチルメ
カブタン、トリメチルアミン等低分子量の悪臭成分の発
生がなく、蒸煮(3)により、あらかじめ蛋白質を熱凝
固させているので圧搾(7)の際の蛋白質流口が抑制さ
れている。
物(6)から水分を搾汁(8)として脱水し、圧搾(7
)により加圧(9)され圧密状態の固形物(6)を高温
加熱(10)L、で、固形物(6)中の硬質蛋白質を加
水分解するものであり、かかる一連の圧搾(7)及び高
温加熱(10)は、硬質蛋白質が充分分解されるまで繰
返し連続して行うこともでき、連続した圧搾(7)脱水
及び高に達するものであり、高温加熱の温度を120〜
200℃とすることにより、硬質蛋白質の加水分解が促
進され、しかも高圧、圧密状態の高温加熱ではメチルメ
カブタン、トリメチルアミン等低分子量の悪臭成分の発
生がなく、蒸煮(3)により、あらかじめ蛋白質を熱凝
固させているので圧搾(7)の際の蛋白質流口が抑制さ
れている。
所要回数の圧搾(7)及び高温加熱(10)を終えた固
形物(6)は、放冷乾燥(11)され製品(12)とな
るものであり、同製品(12)は、蒸煮(3)及び固液
分1111 (5)により脱脂されて、脂肪分は約8%
以下であり、圧搾(7)脱水及び放冷乾燥(11)によ
り水分は約8%以下となっている。
形物(6)は、放冷乾燥(11)され製品(12)とな
るものであり、同製品(12)は、蒸煮(3)及び固液
分1111 (5)により脱脂されて、脂肪分は約8%
以下であり、圧搾(7)脱水及び放冷乾燥(11)によ
り水分は約8%以下となっている。
尚、煮汁(4)は搾汁(8)と共に遠心分離法等により
油水分離(13)し、油脂分(14)は精製して食用ま
たは工業用油油脂原料として利用でき、水溶液(15)
は濾過(16)L/て、濾液(17)を蒸発法または逆
滲透法等により濃縮(18)t、、てエキス分(19)
として調味料として利用するか、または濾滓(20)と
共に乾燥(21)して製品に添加することができる。
油水分離(13)し、油脂分(14)は精製して食用ま
たは工業用油油脂原料として利用でき、水溶液(15)
は濾過(16)L/て、濾液(17)を蒸発法または逆
滲透法等により濃縮(18)t、、てエキス分(19)
として調味料として利用するか、または濾滓(20)と
共に乾燥(21)して製品に添加することができる。
本発明に係る処理装置の実施例を図面にもとづき詳説す
れば、第2、第3図は、蒸煮機構(22)を示し、上面
閲放略半円形断面の搬送1(23)を傾斜状態に配設し
、同機(23)中に螺旋羽、根(24)を外周面に形成
した搬送軸(25)を軸支すると共に、同I(23)下
端部に上面開放の蒸煮槽(26)を配設し、同機(26
)中に投入された破砕済の原料(1)を螺旋羽411(
24>の回動により同機(23)の下方から上方に向っ
て搬送すべく構成し、蒸煮槽(26)の下部に連通した
熱水流入口(27)から約80〜100℃に加熱した熱
水を同機(26)内に送流して、上面、・ 開放の
同機(26)中の原料(1)を常圧下において蒸煮(3
)し、螺旋羽根(24)の回動により蒸煮された原料(
1)が搬送樋(23)中を下方から上方に搬送される間
に、原料(1)と煮汁(4)とを固液分離(5)して、
蒸煮(3)された原料(1)を固形物(6)として搬送
樋(23)の上端に設けた排出孔(23>−1から蒸煮
機構(22)の外部に取出すものであり、原料(1)か
ら煮汁(4)中に溶出した脂肪分は蒸煮槽(26)上部
に設けたオーバーフロー(28)から余剰の煮汁(4)
と共に同機構(22)外に排出される。
れば、第2、第3図は、蒸煮機構(22)を示し、上面
閲放略半円形断面の搬送1(23)を傾斜状態に配設し
、同機(23)中に螺旋羽、根(24)を外周面に形成
した搬送軸(25)を軸支すると共に、同I(23)下
端部に上面開放の蒸煮槽(26)を配設し、同機(26
)中に投入された破砕済の原料(1)を螺旋羽411(
24>の回動により同機(23)の下方から上方に向っ
て搬送すべく構成し、蒸煮槽(26)の下部に連通した
熱水流入口(27)から約80〜100℃に加熱した熱
水を同機(26)内に送流して、上面、・ 開放の
同機(26)中の原料(1)を常圧下において蒸煮(3
)し、螺旋羽根(24)の回動により蒸煮された原料(
1)が搬送樋(23)中を下方から上方に搬送される間
に、原料(1)と煮汁(4)とを固液分離(5)して、
蒸煮(3)された原料(1)を固形物(6)として搬送
樋(23)の上端に設けた排出孔(23>−1から蒸煮
機構(22)の外部に取出すものであり、原料(1)か
ら煮汁(4)中に溶出した脂肪分は蒸煮槽(26)上部
に設けたオーバーフロー(28)から余剰の煮汁(4)
と共に同機構(22)外に排出される。
なお、図中(23)−2は搬送Im (23)の外底面
に連設した加熱装置を示し、同装置(23)−2中に蒸
気を送通して同機(23)中の原料(1)を加熱するも
のであり、(25>−1は搬送軸(25)の駆動機構を
示す。
に連設した加熱装置を示し、同装置(23)−2中に蒸
気を送通して同機(23)中の原料(1)を加熱するも
のであり、(25>−1は搬送軸(25)の駆動機構を
示す。
第4図は、圧搾(7)脱水及び高温加熱(10)の機能
を複合した処理装置(A)を示し、(29)は固形物(
6)の供給口、(30)は中空回転軸を示し、周軸(3
0)は製品排出口(31)に向けて漸次拡径して形成す
ると共に、前後端の開口を介して内部に蒸気を挿通可能
としている。
を複合した処理装置(A)を示し、(29)は固形物(
6)の供給口、(30)は中空回転軸を示し、周軸(3
0)は製品排出口(31)に向けて漸次拡径して形成す
ると共に、前後端の開口を介して内部に蒸気を挿通可能
としている。
(32)は中空回転軸(30)の外周面に前後一定ピツ
チにて形成したスクリュー羽根を示し、同羽根(32)
の先端(32)−と所定の僅小間隙を保持して1、略円
筒状の外側ケース(33)の内周面(33Mが囲繞して
おり、中空回転軸〈30)の回動により供給口(29)
に投入された固形物(6)を製品排出口(31)に向け
て搬送すべく構成している。
チにて形成したスクリュー羽根を示し、同羽根(32)
の先端(32)−と所定の僅小間隙を保持して1、略円
筒状の外側ケース(33)の内周面(33Mが囲繞して
おり、中空回転軸〈30)の回動により供給口(29)
に投入された固形物(6)を製品排出口(31)に向け
て搬送すべく構成している。
外側ケース(33)には、供給口(29)から製品排出
口(31)に向けて、圧搾脱水部(34)、高温加熱部
〈35)が交互に連続して多段階に連設されており、圧
搾脱水部(34)の外側ケース(33)の壁面には、微
小直径の液体漏出孔(36)多数が穿設されており、高
温加熱部(35)の外側ケース(33)にはスチームジ
ャケット(37)が同ケース(33)外周面を囲繞状態
に配設されている。また、(38)は圧力調整機構を示
し、プレッシャープレート(39)の前方押圧力を調整
して、外側ケース(33)内部の固形物(6)の圧力を
調整するためのものである。
口(31)に向けて、圧搾脱水部(34)、高温加熱部
〈35)が交互に連続して多段階に連設されており、圧
搾脱水部(34)の外側ケース(33)の壁面には、微
小直径の液体漏出孔(36)多数が穿設されており、高
温加熱部(35)の外側ケース(33)にはスチームジ
ャケット(37)が同ケース(33)外周面を囲繞状態
に配設されている。また、(38)は圧力調整機構を示
し、プレッシャープレート(39)の前方押圧力を調整
して、外側ケース(33)内部の固形物(6)の圧力を
調整するためのものである。
そして、供給口(29)に投入された固形物(6)は、
中空回転軸(30)の回動により漸次圧力調整機構(3
8)方向に搬送されるものであるが、周軸(30)は同
機構(38)に向けて拡径しているので、同機構(38
)に近づくにつれて、外側ケース(33)と中空回転軸
(3o)との間に介在した固形物(6)の圧力が高まり
、圧搾脱水部(34)の液体漏出孔(36)を介して固
形物(6)中の水分が搾汁(8)として漏出し、固形物
(6)から脱水するものであり、脱水された固形物(6
)を、圧搾(7)により加圧され圧密状態のまま連続し
て高温加熱部(35)のスチームジャケット(37)及
び中空回転軸(30)中に挿通した蒸気により120〜
200℃に加熱して、固形物(6)中の硬質蛋白質を加
水分解するものであり、かかる圧搾脱水部(34)及び
高温加熱部(35)を交互に連続して多段階に連設する
ことにより、原料(1)中の硬質蛋白質を効率よく加水
分解すると同時に原料(1)中の水分を脱水することが
でき、特に、固形部(6)にかかる圧力は、初段の圧搾
脱水部(34)における約2KO/Cmから最終段の高
温加熱部(35)での約100 Kg/cm”にまで次
第に高められ、かかる高圧下で圧密された状態での加水
分解反応により悪臭成分の発生が抑圧されている。なお
、(42)は、外側ケース(33)中途部に適宜配設し
た圧力調整リングであり、同リング(42)の内径の設
定により外側ケース(33)内圧力分布を調節するもの
である。
中空回転軸(30)の回動により漸次圧力調整機構(3
8)方向に搬送されるものであるが、周軸(30)は同
機構(38)に向けて拡径しているので、同機構(38
)に近づくにつれて、外側ケース(33)と中空回転軸
(3o)との間に介在した固形物(6)の圧力が高まり
、圧搾脱水部(34)の液体漏出孔(36)を介して固
形物(6)中の水分が搾汁(8)として漏出し、固形物
(6)から脱水するものであり、脱水された固形物(6
)を、圧搾(7)により加圧され圧密状態のまま連続し
て高温加熱部(35)のスチームジャケット(37)及
び中空回転軸(30)中に挿通した蒸気により120〜
200℃に加熱して、固形物(6)中の硬質蛋白質を加
水分解するものであり、かかる圧搾脱水部(34)及び
高温加熱部(35)を交互に連続して多段階に連設する
ことにより、原料(1)中の硬質蛋白質を効率よく加水
分解すると同時に原料(1)中の水分を脱水することが
でき、特に、固形部(6)にかかる圧力は、初段の圧搾
脱水部(34)における約2KO/Cmから最終段の高
温加熱部(35)での約100 Kg/cm”にまで次
第に高められ、かかる高圧下で圧密された状態での加水
分解反応により悪臭成分の発生が抑圧されている。なお
、(42)は、外側ケース(33)中途部に適宜配設し
た圧力調整リングであり、同リング(42)の内径の設
定により外側ケース(33)内圧力分布を調節するもの
である。
かくして、硬質蛋白質の分解及び脱水を終えた固形物(
6)は、製品排出口←31)を通過して処理装装置(A
>の外部に排出さ・れ、放冷と同時に: 余熱により
乾□燥して製品(12)となる。
6)は、製品排出口←31)を通過して処理装装置(A
>の外部に排出さ・れ、放冷と同時に: 余熱により
乾□燥して製品(12)となる。
なお、煮汁(4)及び搾汁′(8)の処理は、・遠心分
離機、濾過機、濃縮機、乾゛燥□機等により行′われる
。なお(40)′は搾汁(′8)受は皿、(41)は駆
動機構(不図示)との連結部を示す。
離機、濾過機、濃縮機、乾゛燥□機等により行′われる
。なお(40)′は搾汁(′8)受は皿、(41)は駆
動機構(不図示)との連結部を示す。
なお、処理装置の構造として□−個の外側ケース中に二
本の中空回転軸を並設し、双方効周軸にそれぞれ相互に
逆方向に巻回したスクリュー羽根□を形成し、下記二軸
の送り回□動により原料を供給口から製品排出口方向に
搬送しつつ加圧、加熱すべく構成することもできる。
本の中空回転軸を並設し、双方効周軸にそれぞれ相互に
逆方向に巻回したスクリュー羽根□を形成し、下記二軸
の送り回□動により原料を供給口から製品排出口方向に
搬送しつつ加圧、加熱すべく構成することもできる。
第1図は、本発明方法のフローチャート第2図は、蒸煮
機の全体平面模式図 第3図は、蒸煮機の全体側面模式図 第4図は、処理装置の全体側面模式図 第5図は、第4図工部拡大断面図 (1):原料 (2):破砕 (3);蒸煮 (4):煮汁 (5):固液分離 ・ (7)z圧搾 (10):高温加熱 (30):中空回転軸 (32)ニスクリユー羽根 (33):外側ケース (34):圧搾脱水部 (35):高温加熱部 (36):液体漏出孔 (37):スチームジャケット 特許庁長官 志 賀 学 殿 1.事件の表示 昭和60年 特許願 第58761号 氏名 千禽達美 5、補正命令の日付 昭和 年 月 日6、補
正の対象 明細書中「発明の詳細な説明J
機の全体平面模式図 第3図は、蒸煮機の全体側面模式図 第4図は、処理装置の全体側面模式図 第5図は、第4図工部拡大断面図 (1):原料 (2):破砕 (3);蒸煮 (4):煮汁 (5):固液分離 ・ (7)z圧搾 (10):高温加熱 (30):中空回転軸 (32)ニスクリユー羽根 (33):外側ケース (34):圧搾脱水部 (35):高温加熱部 (36):液体漏出孔 (37):スチームジャケット 特許庁長官 志 賀 学 殿 1.事件の表示 昭和60年 特許願 第58761号 氏名 千禽達美 5、補正命令の日付 昭和 年 月 日6、補
正の対象 明細書中「発明の詳細な説明J
【1】明細書第6頁第12行目「(5〜101m−Jを
「(5〜20■−・・・」に訂正する。 [2]同第7頁第6行目Fとして脱」を「とじて脱脂脱
」に訂正する。
「(5〜20■−・・・」に訂正する。 [2]同第7頁第6行目Fとして脱」を「とじて脱脂脱
」に訂正する。
【3】同第8頁の第7行目「8%」を「35%」に訂正
する。
する。
【4】同第9頁第7行目「した」と「熱水」の間に「蒸
気送入口、又は、」を加入する。
気送入口、又は、」を加入する。
【5】同13頁第12行目「形成し」の前に反は同方向
に巻回したスクリュー羽根を」を加入する。
に巻回したスクリュー羽根を」を加入する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)一定サイズ以下に破砕(2)した動物魚介類及びそ
の骨、皮、内臓、脂肪、鱗片等の動物魚介類の残滓を原
料とし、同原料(1)を、常圧下にて蒸煮(3)した後
煮汁(4)と固液分離(5)し、固液分離(5)後の原
料(1)を圧搾(7)し、同圧搾(7)に引続き圧搾(
7)による加圧圧密状態の原料(1)を高温加熱(10
)し、又は、圧搾(7)と高温加熱(10)の各処理を
交互に繰返し連続して原料(1)に加えて、原料(1)
中の硬質蛋白質を加水分解すると共に、原料(1)中の
水分を脱水する動物魚介類及びその残滓処理方法。 2)略円筒状の外側ケース(33)中に外周面にスクリ
ュー羽根(32)を配設した中空回転軸(30)を挿通
軸架し、外側ケース(33)には、液体漏出孔(36)
多数を穿設した圧搾脱水部(34)と、外周面をスチー
ムジャケット(37)で囲繞した高温加熱部(35)と
を配設し、又は上記順序で交互に連続して配設すると共
に、中空回転軸(30)を搬送方向に向って漸次拡径し
、周軸(30)の回動により周軸(30)と外側ケース
(33)との間に介在した原料(1)を圧搾(7)し、
スチームジャケット及び中空回転軸(30)中に送通し
た蒸気により原料(1)を高温加熱すべく構成してなる
動物魚介類及びその残滓処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60058761A JPS61216666A (ja) | 1985-03-22 | 1985-03-22 | 動物魚介類及びその残滓処理方法並びにその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60058761A JPS61216666A (ja) | 1985-03-22 | 1985-03-22 | 動物魚介類及びその残滓処理方法並びにその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61216666A true JPS61216666A (ja) | 1986-09-26 |
Family
ID=13093521
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60058761A Pending JPS61216666A (ja) | 1985-03-22 | 1985-03-22 | 動物魚介類及びその残滓処理方法並びにその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61216666A (ja) |
-
1985
- 1985-03-22 JP JP60058761A patent/JPS61216666A/ja active Pending
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