JPS6121654Y2 - - Google Patents

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JPS6121654Y2
JPS6121654Y2 JP9599983U JP9599983U JPS6121654Y2 JP S6121654 Y2 JPS6121654 Y2 JP S6121654Y2 JP 9599983 U JP9599983 U JP 9599983U JP 9599983 U JP9599983 U JP 9599983U JP S6121654 Y2 JPS6121654 Y2 JP S6121654Y2
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JP
Japan
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valve
valve body
valve port
main
attached
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JP9599983U
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JPS603373U (ja
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Publication of JPS603373U publication Critical patent/JPS603373U/ja
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  • Self-Closing Valves And Venting Or Aerating Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は液体配管系において配管内に滞留する
空気を自動的に排出せしめて種々の空気障害を防
止せしめる空気抜弁に関するものである。
従来かかる空気抜弁は弁体に作用する閉弁方向
の圧力にフロートの自重が打勝つて弁口を開口せ
しめる様に成しているので、弁体に作用する閉弁
方向の圧力を小さくするために弁口の径は極めて
小さく設定されている。このため初期操作におけ
る配管内への通水時には配管内に滞留する多量の
空気の排出を迅速に行わしめることが出来ず、又
同様に配管中の水の排出時にも外気の導入による
真空領域の破壊が迅速且つ充分に行えないため、
配管や機器の破損を招来する恐れを有していた。
本考案はかかる欠点に鑑み、本体上部に通気孔
を貫設せしめた排気筒を装着し、該排気筒の下面
には通気孔に連通する大径の第1弁口を形成する
と共に該第1弁口を開閉する遊動弁体を上下摺動
自在に取付け、該遊動弁体には前記通気孔に連通
する小径の第2弁口を形成せしめ、該第2弁口を
開閉する主弁体を一端にフロートが取付けられ基
端部を揺動自在に枢支せしめたレバーに係止せし
めた空気抜弁を提供して上記欠点を解消せんとし
たものにして、以下本考案の一実施例を図面に基
づいて説明すると、 1は空気抜弁の本体であり、下端部に流入口2
を設けると共に上部には排気口3を設け、該排気
口3の下方に連通孔4を有する隔壁5を形成せし
めている。
6は排気口3に装着せしめた排気筒であり、該
排気筒6の中央には本体1の内部を外部に連通せ
しめる通気孔7を貫設せしめると共に、下面には
通気孔7に連通する大径の第1弁口8を円環状に
形成せしめ、該第1弁口8の外周に弁座9を形成
せしめている。
10は円盤状の遊動弁体であり、上面中央に一
体突設せしめた支柱11を排気筒6中央の通気孔
7に挿通せしめて隔壁5との間で上下摺動自在に
取付け、又この遊動弁体10の上面には排気筒6
の下面の弁座9に着離する弁ゴム12を嵌着せし
め、遊動弁体10の上下動により第1弁口8を開
閉せしめる様に成し、又遊動弁体10の下面中央
には排気筒6の通気孔7に連通する小径の第2弁
口13を弁ゴム14を介して開口形成せしめてい
る。
15は第2弁口18を開閉せしめる主弁体であ
り、隔壁5に弁体ガイド10を介して上下摺動自
在に装着せしめ、又隔壁5の下面には弁体ガイド
16との間に挾持せしめた吊り金具17を設け、
該吊り金具17の下端部に一端にフロート18を
取付けたレバー19の基端部を枢軸20にて揺動
自在に枢支せしめ、このレバー19の基端部寄り
の位置に主弁体5を連結部材21を介してピン2
2にて係止せしめ、フロート18の揺動によりレ
バー19を介して主弁体15を開閉連動せしめる
様に成している。
次に本考案に係る空気抜弁の作用について説明
すると、先ず初期操作において配管内に初めて水
が流入される際は配管内には水が充満していない
ので第1図に図示する様にフロート18は自重に
より最下降位置にあり、これに伴い主弁体15及
び遊動弁体10も下降状態となつて大径の第1弁
口8、小径の第2弁口18はいずれも開口して本
体1内部を外部に連通せしめ、従つて水が充満す
るのに伴つて押出される配管内の空気は主に大径
の第1弁口8を通して速やかに排気される。
そして配管内に水が充満されて本体1内に流入
すると、水位の上昇に伴いフロート18が浮上
し、これに伴いレバー19を介して主弁体15が
上昇するため第2図に図示する様に遊動弁体10
が主弁体15により押し上げられて弁座9に着座
して大径の第1弁口8が閉口すると共に、小径の
第2弁口13も主弁体15に押圧されて閉口し、
水の流出が防止される。
次にかかる通水状態において配管内に滞留した
空気が本体1内に入つて来て本体1内の水位が低
下すると、その分フロート18の受ける浮力が減
少してフロート18は自重により下降動作し、こ
れに伴いレバー19を介して主弁体15にはフロ
ート18の自重がテコの倍力作用により主弁体1
5に付加されるため主弁体15は下降連動して小
径の第2弁口13が開口し、該第2弁口18を通
して配管中に滞留した空気が排気される。一方遊
動弁体10は閉弁方向の主弁体15の押圧力が解
除されるが、本体1内の空気は圧縮されているた
め大気圧との差圧により閉弁方向の圧力が作用
し、而も第1弁口8は大径であるため遊動弁体1
0に作用する閉弁押圧は大となり、主弁体15に
よる押圧が解除された後も遊動弁体10は弁座9
に着座して第1弁口8を閉口維持し、配管中に滞
留する微量空気の排気は小径の第2弁口13を通
して行われるのである。
尚配管内の水を排水する場合は、本体1内の圧
力の低下に伴い遊動弁体10が直ちに自重により
下降して大径の第1弁口8を開口し、該第1弁口
8を通して外気が速やかに導入されるのである。
要するに本考案は、本体1上部に通気孔7を貫
設せしめた排気筒6を装着し、該排気筒6の下面
には通気孔7に連通する大径の第1弁口8を形成
すると共に該第1弁口8を開閉する遊動弁体10
を上下摺動自在に取付けたので、初期操作におけ
る配管中への水の流入に伴う配管内の多量の空気
を主に大径の第1弁口8を通して排気せしめるこ
とにより迅速に行わしめることが出来、よつて配
管及び装着機器に過剰圧力が作用するのを防止出
来、同様に配管中の水の排水時には外気の導入を
速やかに行わしめて真空領域を確実に破壊せしめ
ることが出来、又遊動弁体10には前記通気孔7
に連通する小径の第2弁口18を形成せしめたの
で、配管通水時における通常の滞留空気の排気は
小径の第2弁口18を通して行わしめることによ
り水の外部への溢水を防止出来、又第2弁口13
を開閉する主弁体15を一端にフロート18が取
付けられ基端部を揺動自在に枢支せしめたレバー
19に係止せしめたので、レバー19によるテコ
の倍力作用により主弁体15を上下連動せしめる
フロート18の自重及び浮力を主弁体15に有効
に作用せしめることが出来るため、フロート18
の容積及び重量を軽減せしめることが出来、よつ
て空気抜弁全体の小型化、軽量化を図らしめるこ
とが出来る等その実用的効効果甚だ大なるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すものにして、第1
図は本考案に係る空気抜弁の断面図、第2図、第
3図は作動状態を示す断面図である。 1……本体、6……排気筒、7……通気孔、8
……第1弁口、10……遊動弁体、10……第2
弁口、15……主弁体、18……フロート、19
……レバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体上部に通気孔を貫設せしめた排気筒を装着
    し、該排気筒の下面には通気孔に連通する大径の
    第1弁口を形成すると共に該第1弁口を開閉する
    遊動弁体を上下摺動自在に取付け、該遊動弁体に
    は前記通気孔に連通する小径の第2弁口を形成せ
    しめ、該第2弁口を開閉する主弁体を一端にフロ
    ートが取付けられ基端部を揺動自在に枢支せしめ
    たレバーに係止せしめたことを特徴とする空気抜
    弁。
JP9599983U 1983-06-22 1983-06-22 空気抜弁 Granted JPS603373U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9599983U JPS603373U (ja) 1983-06-22 1983-06-22 空気抜弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9599983U JPS603373U (ja) 1983-06-22 1983-06-22 空気抜弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS603373U JPS603373U (ja) 1985-01-11
JPS6121654Y2 true JPS6121654Y2 (ja) 1986-06-28

Family

ID=30228986

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9599983U Granted JPS603373U (ja) 1983-06-22 1983-06-22 空気抜弁

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JP (1) JPS603373U (ja)

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Publication number Publication date
JPS603373U (ja) 1985-01-11

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