JPS6121641B2 - - Google Patents
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- JPS6121641B2 JPS6121641B2 JP59033333A JP3333384A JPS6121641B2 JP S6121641 B2 JPS6121641 B2 JP S6121641B2 JP 59033333 A JP59033333 A JP 59033333A JP 3333384 A JP3333384 A JP 3333384A JP S6121641 B2 JPS6121641 B2 JP S6121641B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ski boot
- shin
- lower shaft
- boot according
- adjustment
- Prior art date
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- Expired
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A43—FOOTWEAR
- A43B—CHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
- A43B5/00—Footwear for sporting purposes
- A43B5/04—Ski or like boots
- A43B5/0427—Ski or like boots characterised by type or construction details
- A43B5/0452—Adjustment of the forward inclination of the boot leg
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Physical Education & Sports Medicine (AREA)
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は運動用はきもの、特に新規に改良し
たスキー靴の構造に関するものである。
たスキー靴の構造に関するものである。
概略、この発明のスキー靴は足底と横断軸線の
ある下側シヤフト部と、スキー靴の着用者または
使用者の足の向こうずね部分を被い、スキー靴の
上側シヤフト部を形成するため、下側シヤフト部
に関して横断軸線回りで回動するように取り付け
られた向こうずね部と、下側シヤフト部に関して
向こうずね部の姿勢を調整する調整手段とから成
る。この型式のスキー靴はドイツ特許第2322286
号公報で周知であり、上側シヤフト部は横断軸線
回りで回動することができるように下側シヤフト
部にしつかりと留められており、更に、下側シヤ
フト部に関して側方向に調整できる。このために
U形ホルダーまたは保持手段を下側シヤフト部に
取り付け、スキー靴の足底にほぼ垂直に延びる軸
線回りで回転できる。上側シヤフト部の内部に装
着し、ピボツト軸線を決めるピボツトピンがこの
U形ホルダーまたは保持要素の足の開口部に係合
する。保持要素を回転することにより、上側シヤ
フト部のピボツト軸線の位置を変更できる。この
ようにして、このピボツト軸線の位置をスキー靴
の着用者の足の足首の軸線と整合させることがで
きる。このことは、上側シヤフト部が前方運動中
に着用者の向こうずねまたは足に容易に従うとい
う結果を得ることになる。上側シヤフト部ピボツ
ト軸線を調整するこの手段に加えておよび独立し
て、下側シヤフト部に関する上側シヤフト部の方
位角度を変える調整装置を、上側シヤフト部の前
側と下側シヤフト部の頂部側に配置する。この調
整装置は、ドイツ特許第2128769号公報および対
応する米国特許第3713231号明細書に記載した装
置の設計および機能に一致する。この周知のスキ
ー靴は、下側シヤフト部に関する上側シヤフト部
の位置の調整のために、二つの別々の装置を必要
とするという欠点を有し、このことはまた多機能
性にかかるより複雑な設計をしいられることにな
る。更にこのスキー靴をはいたり、脱いだりする
場合、上側シヤフト部のピボツト軸線の調整を必
要とするので全く不便である。スイス特許第
531147号明細書および対応する米国特許第
3718995号明細書から、下側シヤフト部に配置し
た圧縮ばねを含み、下側シヤフト部の上で上側シ
ヤフト部にヒンジで取り付けたロツドを支持した
スキー靴の両側にばね装置を設けることは周知で
ある。これら二つのばね装置は、前方方向におけ
る衝撃を調整するのに役立つが、下側シヤフト部
に関する上側シヤフト部の中立位置もしくは無負
荷位置の調整をすることはできない。それで、前
記のことから、この発明の主な目的は、前記の欠
点および従来技術の構造の欠点に関係しない新規
で改良したスキー靴の構造を提供することであ
る。この発明の他の特別な目的は前記型式の新規
に改良したスキー靴を提供することであり、それ
は設計が簡単で、困難を伴うことなく着脱でき、
下側シヤフト部に関する上側シヤフト部の位置
を、着用者の足にスキー靴がある時でもわずかな
操作で容易に変更できることである。この発明の
別の目的は、構成および設計が比較的簡単で、特
に経済的に製造でき操作の信頼性が高く、容易に
破損せず、最小の維持および修正が必要である特
徴のある新規で改良したスキー靴の構造を提供す
ることである。次の説明からすぐに明らかになる
が、この発明のこれらの目的を達成するために、
この発明のスキー靴は、二つの自由端を各々有す
る少なくとも二つの相互に独立して操作できる調
整機構を含む調整手段から成るという特徴により
明らかにされる。二つの調整機構の各々の二つの
自由端のそれぞれの一方が、それぞれの係合点で
スキー靴の下側シヤフト部に作動的に係合し、二
つの調整機構の二つの自由端のそれぞれの他方
が、他方のそれぞれの係合点でスキー靴の向こう
ずね部に作動的に係合し、下側シヤフト部および
向こうずね部でのそれぞれの係合点の各々の相互
の位置関係が変更でき、調整できる。この調整機
構の係合点の相互の位置関係は、靴の上表面に位
置する二つの調整機構により、互いに独立して変
更できる。この調整機構は上側シヤフト部のピボ
ツトまたは角度の姿勢または方向および上側シヤ
フト部の位置の両方を、下側シヤフト部に関して
同時に側または横方向に調整可能にする。上側シ
ヤフト部の横調整は脚特に着用者の足または向こ
うずねの構造に適応できる。この調整機構は都合
よく構成されているので、これら係合点間の距離
を変えることができ、たとえば、ねじ付き調整機
構またはターンバツクルの方法において構成され
る長さ調整機構を用いると有利である。各々の調
整機構にスキー靴の向こうずね部の前方運動の作
用を受けて弾性的に変形できる減衰装置またはば
ね装置を設けるのが望ましい。この望ましい実施
例では、上側シヤフト部に調整を与えるのに加え
て、この調整機構は、スキー靴の着用者の足また
は向こうずねの前方運動に対する抵抗を与え、す
なわち、前方運動の程度が増すにつれて抵抗を増
加させ、靴の縦方向での衝撃に適応するという別
の目的を達成する。次の詳細な説明から、この発
明がより良く明らかになり、前記以外の目的も有
利であるのが分かる。
ある下側シヤフト部と、スキー靴の着用者または
使用者の足の向こうずね部分を被い、スキー靴の
上側シヤフト部を形成するため、下側シヤフト部
に関して横断軸線回りで回動するように取り付け
られた向こうずね部と、下側シヤフト部に関して
向こうずね部の姿勢を調整する調整手段とから成
る。この型式のスキー靴はドイツ特許第2322286
号公報で周知であり、上側シヤフト部は横断軸線
回りで回動することができるように下側シヤフト
部にしつかりと留められており、更に、下側シヤ
フト部に関して側方向に調整できる。このために
U形ホルダーまたは保持手段を下側シヤフト部に
取り付け、スキー靴の足底にほぼ垂直に延びる軸
線回りで回転できる。上側シヤフト部の内部に装
着し、ピボツト軸線を決めるピボツトピンがこの
U形ホルダーまたは保持要素の足の開口部に係合
する。保持要素を回転することにより、上側シヤ
フト部のピボツト軸線の位置を変更できる。この
ようにして、このピボツト軸線の位置をスキー靴
の着用者の足の足首の軸線と整合させることがで
きる。このことは、上側シヤフト部が前方運動中
に着用者の向こうずねまたは足に容易に従うとい
う結果を得ることになる。上側シヤフト部ピボツ
ト軸線を調整するこの手段に加えておよび独立し
て、下側シヤフト部に関する上側シヤフト部の方
位角度を変える調整装置を、上側シヤフト部の前
側と下側シヤフト部の頂部側に配置する。この調
整装置は、ドイツ特許第2128769号公報および対
応する米国特許第3713231号明細書に記載した装
置の設計および機能に一致する。この周知のスキ
ー靴は、下側シヤフト部に関する上側シヤフト部
の位置の調整のために、二つの別々の装置を必要
とするという欠点を有し、このことはまた多機能
性にかかるより複雑な設計をしいられることにな
る。更にこのスキー靴をはいたり、脱いだりする
場合、上側シヤフト部のピボツト軸線の調整を必
要とするので全く不便である。スイス特許第
531147号明細書および対応する米国特許第
3718995号明細書から、下側シヤフト部に配置し
た圧縮ばねを含み、下側シヤフト部の上で上側シ
ヤフト部にヒンジで取り付けたロツドを支持した
スキー靴の両側にばね装置を設けることは周知で
ある。これら二つのばね装置は、前方方向におけ
る衝撃を調整するのに役立つが、下側シヤフト部
に関する上側シヤフト部の中立位置もしくは無負
荷位置の調整をすることはできない。それで、前
記のことから、この発明の主な目的は、前記の欠
点および従来技術の構造の欠点に関係しない新規
で改良したスキー靴の構造を提供することであ
る。この発明の他の特別な目的は前記型式の新規
に改良したスキー靴を提供することであり、それ
は設計が簡単で、困難を伴うことなく着脱でき、
下側シヤフト部に関する上側シヤフト部の位置
を、着用者の足にスキー靴がある時でもわずかな
操作で容易に変更できることである。この発明の
別の目的は、構成および設計が比較的簡単で、特
に経済的に製造でき操作の信頼性が高く、容易に
破損せず、最小の維持および修正が必要である特
徴のある新規で改良したスキー靴の構造を提供す
ることである。次の説明からすぐに明らかになる
が、この発明のこれらの目的を達成するために、
この発明のスキー靴は、二つの自由端を各々有す
る少なくとも二つの相互に独立して操作できる調
整機構を含む調整手段から成るという特徴により
明らかにされる。二つの調整機構の各々の二つの
自由端のそれぞれの一方が、それぞれの係合点で
スキー靴の下側シヤフト部に作動的に係合し、二
つの調整機構の二つの自由端のそれぞれの他方
が、他方のそれぞれの係合点でスキー靴の向こう
ずね部に作動的に係合し、下側シヤフト部および
向こうずね部でのそれぞれの係合点の各々の相互
の位置関係が変更でき、調整できる。この調整機
構の係合点の相互の位置関係は、靴の上表面に位
置する二つの調整機構により、互いに独立して変
更できる。この調整機構は上側シヤフト部のピボ
ツトまたは角度の姿勢または方向および上側シヤ
フト部の位置の両方を、下側シヤフト部に関して
同時に側または横方向に調整可能にする。上側シ
ヤフト部の横調整は脚特に着用者の足または向こ
うずねの構造に適応できる。この調整機構は都合
よく構成されているので、これら係合点間の距離
を変えることができ、たとえば、ねじ付き調整機
構またはターンバツクルの方法において構成され
る長さ調整機構を用いると有利である。各々の調
整機構にスキー靴の向こうずね部の前方運動の作
用を受けて弾性的に変形できる減衰装置またはば
ね装置を設けるのが望ましい。この望ましい実施
例では、上側シヤフト部に調整を与えるのに加え
て、この調整機構は、スキー靴の着用者の足また
は向こうずねの前方運動に対する抵抗を与え、す
なわち、前方運動の程度が増すにつれて抵抗を増
加させ、靴の縦方向での衝撃に適応するという別
の目的を達成する。次の詳細な説明から、この発
明がより良く明らかになり、前記以外の目的も有
利であるのが分かる。
図について説明すると、ここに示したスキー靴
の構造の図示を簡単にしたのは、当業者がこの発
明の基礎をなす原理および概念を容易に理解でき
るようにするためであることが分かるであろう。
模範的な実施例において、スキー靴は、足を囲む
比較的堅いシエルとして形成された下側シヤフト
部2と、該下側シヤフト部2とヒンジで連結した
上側シヤフト部4と、足底部材3とから成る。こ
の上側シヤフト部4は、着用者または使用者の足
の部分を被う向こうずね部5と、着用者の足のか
かと部分およびふくらはぎ部分に当たるかかと部
6とから成る。向こうずね部5とかかと部6は両
方共、下側シヤフト部2の両側にあるピボツトピ
ン7により、下側シヤフト部2にヒンジで連結さ
れる。向こうずね部5およびかかと部6のピボツ
ト軸線7aは二つのピボツトピン7により定ま
る。しかしながら向こうずね部5およびかかと部
6はピボツト軸線7a回りで互いに独立して回動
できる。第1図の破線で示すように、縦スロツト
8が下側シヤフト部2の内側に少なくとも一つ設
けられているので垂直方向でのピボツト軸線7a
の調整ができるようになつている。下軸部分2お
よび上軸部分4により形成した外側シエルの内側
にソフトな皮張りの内装靴部9が周知の方法で配
置れている。かかと部6は周知構造のラツチ具ま
たは締め具10により向こうずね部5と連結され
る。このラツチ具または締め具10は、その靴の
縦平面に関して相互に対向する関係で、向こうず
ね部5上に装着した二つのバツクルまたは保持要
素11,11′から成る。かかと部6に留められ
る連結ストラツプ12もしくは同様ものは、これ
らバツクルまたは保持要素11,11′の各々に
係合する。連結ストラツプ12にはその自由端に
歯形係合手段13,13′が設けられてる。バツ
クルまたは保持要素11,11′はデテントもし
くはラチエツト作用により連結ストラツプ12,
12′を保持する。向こうずね部5とかかと部6
との間のこの連結によつて、向こうずね部5とか
かと部6が使用者の足の動きに従つていつしよに
動くようになつている。ラツチまたは締め具10
が開く時、かかと部6が後方に回動してスキー靴
1をはいたり脱いだりする行為を容易にする。互
いに平行関係で、靴の中央縦平面の両側に配置し
た調整機構14,15が、下側シヤフト部2と上
側シヤフト部4との間で作用する。これら二つの
調整機構14,15は部分的に下側シヤフト部2
と向こうずね部5内に延びる。第1図、第2図で
は、調整機構14,15を可視にするため下側シ
ヤフト部2を部分的に破断してある。この二つの
同一の調整機構14,15の構造は第3図で明ら
かにできる。各々の調整機構14,15は夫々、
二本のねじ付きロツド(16,17),(16′,
17′)から成る。各々のねじ付きロツド16,
17は外ねじ山16a,17aを備えている。ね
じ山16a,17aは反対方向である。ねじ付き
ロツド16,16′は係合点または、連結点1
8,18′で向こうずね部5にヒンジで連結され
る。ねじ付きロツド17,17′は係合点また
は、連結点19,19′で下側シヤフト部2にヒ
ンジで連結される。ねじ付きロツド(16,1
7),(16′,17′)は、互いに夫々二つのハウ
ジング部分(20a,20b),(20a′,20
b′)を含む回転できるハウジング20,20′に
より連結される。各々のハウジング20a,20
a′,20b,20b′は内ねじ21,22を備え、
それらの内ねじが協働するねじ付きロツド(1
6,17),(16′,17′)の外ねじ山16a,
17aと螺合する。それで、両方の内ねじ21,
22は反対方向である。ハウジング部分20a,
20a′は、夫々、円筒操作部分23,23′を備
えており、第1図、第2図で分かるように、この
円筒操作部分は直径が大きく、その外周にはロー
レツトまたはセレーシヨンがつけられている。こ
の操作部分または構成部分23,23′は夫々た
やすく動かすことができ、ハウジング20,2
0′を回転するのに適する。第3図から分かるよ
うに、この円筒中空操作部分または構成部分2
3,23′は、その内部に縦溝24,24′を備え
ており、その溝にハウジング部分20b,20
b′の外部から突出したノブまたは耳部25,2
5′が係合する。各々の操作部分または構成部分
23,23′はその開口端に内方に延びるフラン
ジまたは縁26を備えており、このフランジはハ
ウジング部分20b,20b′上にある突出部分2
5,25′の停止体として役立つ。
の構造の図示を簡単にしたのは、当業者がこの発
明の基礎をなす原理および概念を容易に理解でき
るようにするためであることが分かるであろう。
模範的な実施例において、スキー靴は、足を囲む
比較的堅いシエルとして形成された下側シヤフト
部2と、該下側シヤフト部2とヒンジで連結した
上側シヤフト部4と、足底部材3とから成る。こ
の上側シヤフト部4は、着用者または使用者の足
の部分を被う向こうずね部5と、着用者の足のか
かと部分およびふくらはぎ部分に当たるかかと部
6とから成る。向こうずね部5とかかと部6は両
方共、下側シヤフト部2の両側にあるピボツトピ
ン7により、下側シヤフト部2にヒンジで連結さ
れる。向こうずね部5およびかかと部6のピボツ
ト軸線7aは二つのピボツトピン7により定ま
る。しかしながら向こうずね部5およびかかと部
6はピボツト軸線7a回りで互いに独立して回動
できる。第1図の破線で示すように、縦スロツト
8が下側シヤフト部2の内側に少なくとも一つ設
けられているので垂直方向でのピボツト軸線7a
の調整ができるようになつている。下軸部分2お
よび上軸部分4により形成した外側シエルの内側
にソフトな皮張りの内装靴部9が周知の方法で配
置れている。かかと部6は周知構造のラツチ具ま
たは締め具10により向こうずね部5と連結され
る。このラツチ具または締め具10は、その靴の
縦平面に関して相互に対向する関係で、向こうず
ね部5上に装着した二つのバツクルまたは保持要
素11,11′から成る。かかと部6に留められ
る連結ストラツプ12もしくは同様ものは、これ
らバツクルまたは保持要素11,11′の各々に
係合する。連結ストラツプ12にはその自由端に
歯形係合手段13,13′が設けられてる。バツ
クルまたは保持要素11,11′はデテントもし
くはラチエツト作用により連結ストラツプ12,
12′を保持する。向こうずね部5とかかと部6
との間のこの連結によつて、向こうずね部5とか
かと部6が使用者の足の動きに従つていつしよに
動くようになつている。ラツチまたは締め具10
が開く時、かかと部6が後方に回動してスキー靴
1をはいたり脱いだりする行為を容易にする。互
いに平行関係で、靴の中央縦平面の両側に配置し
た調整機構14,15が、下側シヤフト部2と上
側シヤフト部4との間で作用する。これら二つの
調整機構14,15は部分的に下側シヤフト部2
と向こうずね部5内に延びる。第1図、第2図で
は、調整機構14,15を可視にするため下側シ
ヤフト部2を部分的に破断してある。この二つの
同一の調整機構14,15の構造は第3図で明ら
かにできる。各々の調整機構14,15は夫々、
二本のねじ付きロツド(16,17),(16′,
17′)から成る。各々のねじ付きロツド16,
17は外ねじ山16a,17aを備えている。ね
じ山16a,17aは反対方向である。ねじ付き
ロツド16,16′は係合点または、連結点1
8,18′で向こうずね部5にヒンジで連結され
る。ねじ付きロツド17,17′は係合点また
は、連結点19,19′で下側シヤフト部2にヒ
ンジで連結される。ねじ付きロツド(16,1
7),(16′,17′)は、互いに夫々二つのハウ
ジング部分(20a,20b),(20a′,20
b′)を含む回転できるハウジング20,20′に
より連結される。各々のハウジング20a,20
a′,20b,20b′は内ねじ21,22を備え、
それらの内ねじが協働するねじ付きロツド(1
6,17),(16′,17′)の外ねじ山16a,
17aと螺合する。それで、両方の内ねじ21,
22は反対方向である。ハウジング部分20a,
20a′は、夫々、円筒操作部分23,23′を備
えており、第1図、第2図で分かるように、この
円筒操作部分は直径が大きく、その外周にはロー
レツトまたはセレーシヨンがつけられている。こ
の操作部分または構成部分23,23′は夫々た
やすく動かすことができ、ハウジング20,2
0′を回転するのに適する。第3図から分かるよ
うに、この円筒中空操作部分または構成部分2
3,23′は、その内部に縦溝24,24′を備え
ており、その溝にハウジング部分20b,20
b′の外部から突出したノブまたは耳部25,2
5′が係合する。各々の操作部分または構成部分
23,23′はその開口端に内方に延びるフラン
ジまたは縁26を備えており、このフランジはハ
ウジング部分20b,20b′上にある突出部分2
5,25′の停止体として役立つ。
開口端と反対側で、ハウジング部分20a,2
0a′は他方のハウジング部分20b,20b′の停
止体として役立つ環状停止体または肩部27を形
成する。それで、両方のハウジング部分(20
a,20b),(20a′,20b′)はハウジング2
0,20′の縦方向、ねじ付きロツド(16,1
7),(16′,17′)の軸方向に移動できる。こ
の相対的軸方向運動は、フランジまたは縁26お
よび停止体または肩部27により制限される。縦
溝24,24′に嵌まる耳部またはノブ25,2
5′により、両方のハウジング部分(20a,2
0b),(20a′,20b′)は相互回転に対して固
定されている。圧縮ばねまたは圧縮ばねとして構
成したコイルばね28が各ハウジング部分20,
20′の内部に配置してあり、一端をハウジング
部分20a,20a′に他端をハウジング20b,
20b′に着座する。このコイルばね28は両方の
ハウジング部分(20a,20b),(20a′,2
0b′)を離すように弾発付勢される。各々のハウ
ジング部分20,20′が回転するにつれてねじ
付きロツド(16,17),(16′,17′)は
夫々、ターンバツクルの様にして回転方向によ
り、互いに近づくか離れる方の軸方向に移動す
る。ハウジング20,20′を回すことで、調整
機構14,15の係合点18,19間および係合
点18′,19′間の距離を変更できる。このよう
にして向こうずね部5およびその部分に連結した
かかと部6の角度方向を下側シヤフト部2に関し
て変更できる。上側シヤフト部4の二つの可能な
位置は第1図で実線と破線で表わされる。二つの
調整機構14,15は横断ピボツト軸線7aの回
りで上側シヤフト部4の縦ピボツト調整だけを許
さない。係合点8,19間および係合点18′,
19′間の距離の異なる調整により、下側シヤフ
ト部2に対する上側シヤフト部4を横方向に移動
できる。これを第2図の破線で表わす。第2図の
破線で示す上側シヤフト部4のこの位置は、他方
の調整機構14の係合点18,19間の距離よ
り、調整機構15の係合点18′,19′間の距離
を短かく調整することより得られる。二つの調整
機構14,15のこの異なる長さ調整により、向
こうずね部5は、下側ピボツト軸線7aが一定で
あるのでねじれる。このピボツト軸線7aが第1
図での破線に示すように縦スロツト8内で案内さ
れれば、このピボツト軸線7aはある程度移動で
きる。それで、上記のように調整機構14,15
を色々と調整することよる比較的簡単な方法で、
向こうずね部5と上側シヤフト部4とをスキー靴
1の着用者または使用者の足の構造に順応でき
る。スキー靴1を使用者または着用者の足に取り
付ける時、調整機構14,15よりあらかじめ定
まる上側シヤフト部4の通常位置または公称位置
を越えて着用者の足が前方に移動すると、ハウジ
ング20,20′内に収納した圧縮ばね28が圧
縮される。更に、これらのコイルばね28はスキ
ー靴1の縦方向に作用する衝撃を弾性的に調節
し、弱める。異なるばね特性またはばね定数を持
つコイルばね28を調整機構14,15の各々に
選ぶと、即ち、異なる弾性または硬度のばねを選
ぶと、上側シヤフト部4が前方運動の結果として
側方または横に動くという結果が得られる。例え
ば、靴の内側近くの調整機構14に弱い圧縮ばね
28を用いると、上側シヤフト部4は、前方運動
の結果、外方向に動く。二つの調整機構14,1
5の圧縮ばね28に異なつた予荷重または予付勢
を与えることで同じ結果が得られる。コイルばね
28にこのような予荷重を与えるために、向こう
ずね部5は、ハウジング20,20′を回転する
ことでその最後方位置に回動される。この位置で
向こうずね部5はそれ以上後方に回動できない。
両方のハウジング20,20′を同じ様に適当な
方向に回転すると、ハウジング部分(20a,2
0b),(20a′,20b′)は夫々、軸方向に互い
に伸縮自在に滑動し、それによつて関連した圧縮
ばね28を圧縮する。圧縮ばね28が圧縮される
程度によつて、各々の調整機構14,15を個々
に調整できる。
0a′は他方のハウジング部分20b,20b′の停
止体として役立つ環状停止体または肩部27を形
成する。それで、両方のハウジング部分(20
a,20b),(20a′,20b′)はハウジング2
0,20′の縦方向、ねじ付きロツド(16,1
7),(16′,17′)の軸方向に移動できる。こ
の相対的軸方向運動は、フランジまたは縁26お
よび停止体または肩部27により制限される。縦
溝24,24′に嵌まる耳部またはノブ25,2
5′により、両方のハウジング部分(20a,2
0b),(20a′,20b′)は相互回転に対して固
定されている。圧縮ばねまたは圧縮ばねとして構
成したコイルばね28が各ハウジング部分20,
20′の内部に配置してあり、一端をハウジング
部分20a,20a′に他端をハウジング20b,
20b′に着座する。このコイルばね28は両方の
ハウジング部分(20a,20b),(20a′,2
0b′)を離すように弾発付勢される。各々のハウ
ジング部分20,20′が回転するにつれてねじ
付きロツド(16,17),(16′,17′)は
夫々、ターンバツクルの様にして回転方向によ
り、互いに近づくか離れる方の軸方向に移動す
る。ハウジング20,20′を回すことで、調整
機構14,15の係合点18,19間および係合
点18′,19′間の距離を変更できる。このよう
にして向こうずね部5およびその部分に連結した
かかと部6の角度方向を下側シヤフト部2に関し
て変更できる。上側シヤフト部4の二つの可能な
位置は第1図で実線と破線で表わされる。二つの
調整機構14,15は横断ピボツト軸線7aの回
りで上側シヤフト部4の縦ピボツト調整だけを許
さない。係合点8,19間および係合点18′,
19′間の距離の異なる調整により、下側シヤフ
ト部2に対する上側シヤフト部4を横方向に移動
できる。これを第2図の破線で表わす。第2図の
破線で示す上側シヤフト部4のこの位置は、他方
の調整機構14の係合点18,19間の距離よ
り、調整機構15の係合点18′,19′間の距離
を短かく調整することより得られる。二つの調整
機構14,15のこの異なる長さ調整により、向
こうずね部5は、下側ピボツト軸線7aが一定で
あるのでねじれる。このピボツト軸線7aが第1
図での破線に示すように縦スロツト8内で案内さ
れれば、このピボツト軸線7aはある程度移動で
きる。それで、上記のように調整機構14,15
を色々と調整することよる比較的簡単な方法で、
向こうずね部5と上側シヤフト部4とをスキー靴
1の着用者または使用者の足の構造に順応でき
る。スキー靴1を使用者または着用者の足に取り
付ける時、調整機構14,15よりあらかじめ定
まる上側シヤフト部4の通常位置または公称位置
を越えて着用者の足が前方に移動すると、ハウジ
ング20,20′内に収納した圧縮ばね28が圧
縮される。更に、これらのコイルばね28はスキ
ー靴1の縦方向に作用する衝撃を弾性的に調節
し、弱める。異なるばね特性またはばね定数を持
つコイルばね28を調整機構14,15の各々に
選ぶと、即ち、異なる弾性または硬度のばねを選
ぶと、上側シヤフト部4が前方運動の結果として
側方または横に動くという結果が得られる。例え
ば、靴の内側近くの調整機構14に弱い圧縮ばね
28を用いると、上側シヤフト部4は、前方運動
の結果、外方向に動く。二つの調整機構14,1
5の圧縮ばね28に異なつた予荷重または予付勢
を与えることで同じ結果が得られる。コイルばね
28にこのような予荷重を与えるために、向こう
ずね部5は、ハウジング20,20′を回転する
ことでその最後方位置に回動される。この位置で
向こうずね部5はそれ以上後方に回動できない。
両方のハウジング20,20′を同じ様に適当な
方向に回転すると、ハウジング部分(20a,2
0b),(20a′,20b′)は夫々、軸方向に互い
に伸縮自在に滑動し、それによつて関連した圧縮
ばね28を圧縮する。圧縮ばね28が圧縮される
程度によつて、各々の調整機構14,15を個々
に調整できる。
上記のように二つの独立して操作できる調整機
構14,15により与えられる可能性に加えて、
二つのこのような調整機構は、調整機構の一方が
破損するか機能しない場合でも、このスキー靴1
はなお使用できるため、安全性が増すという長所
を有する。更にスキー靴の縦中央平面の両側に調
整機構を配置してあるため、前方荷重の結果によ
る向こうずね部5の望ましくない横移動が防げ
る。このスキー靴は色々な部分を異なつて構成で
きるのが分かる。次の項では色々な実施例を示
す。第3図に関して説明したように、フランジま
たは縁26、関連するハウジング部分20a,2
0a′の段部または肩部27は二つのハウジング部
分20a,20b間および20a′,20b′間の相
対的軸方向運動を制限するのに役立つ。ハウジン
グ部分のこの相対運動の両端位置で弾性的に圧縮
でき、ハウジング部分20a,20b間および2
0a′,20b′間で作用し、端部区域での両方のハ
ウジング間の相対運動を制動または減衰するのに
役立ち、比較的大きい力の影響を受けるこれらの
ハウジング部分の損傷を避ける例えば、ゴム緩衝
体の減衰要素を配置できる。両方の係合点または
連結点18,19および18′,19′間の長さの
調整は、上記以外の他の方法で行なうことができ
る。例えば、ナツトに類似した調整要素にねじ山
を切つたねじ付きロツドとして、ロツド(16,
17),(14′,17′)の一つだけを形成するこ
とができる。この調整要素は相対的に回転可能な
方法で他のねじのないロツドに連結しなくてはな
らない。更に内ねじを有する調整要素を回転しな
いように固定し、外ねじを有する調整要素を回転
させるようにするとができる。二つの係合点また
は連結点または連結点(18,19),(18′,
19′)を夫々図示のように固定位置にある向こ
うずね部5および下側シヤフト部2上に、配列
し、且つ係合点間の距離を変える代わりに、この
距離を一定に維持し、係合点または連結点(1
8,19),(18′,19′)の少なくとも一方の
位置を変更することができる。例えば、係合点の
位置の変更はねじ切りされたスピンドルによつて
直線に沿つて摺動しうる係合点を作ることにより
得られる。また、係合点の調整方向に延びる一連
に配置した固定点を設けるとが可能であり、それ
らのうちいずれか一つを所望の係合点として選択
することができる。図示のコイルばね28の代わ
りに、他の弾性的圧縮要素、例えば、圧縮性ガス
をばね作用のために利用したガスばね装置を設け
ることができる。ガスばね装置を用いると、ガス
室内のガス圧力を変えることにより、それぞれの
係合点18,19間および18′,19′間の距離
を変更できる。空気ばね装置では、この圧力変更
はスキー靴の側壁または壁内で調整される空気ポ
ンプにより行なわれる。また向こうずね部5の後
方運動の作用により弾性的に圧縮されるようにハ
ウジング20,20′内に収納したばね手段を構
成することができる。
構14,15により与えられる可能性に加えて、
二つのこのような調整機構は、調整機構の一方が
破損するか機能しない場合でも、このスキー靴1
はなお使用できるため、安全性が増すという長所
を有する。更にスキー靴の縦中央平面の両側に調
整機構を配置してあるため、前方荷重の結果によ
る向こうずね部5の望ましくない横移動が防げ
る。このスキー靴は色々な部分を異なつて構成で
きるのが分かる。次の項では色々な実施例を示
す。第3図に関して説明したように、フランジま
たは縁26、関連するハウジング部分20a,2
0a′の段部または肩部27は二つのハウジング部
分20a,20b間および20a′,20b′間の相
対的軸方向運動を制限するのに役立つ。ハウジン
グ部分のこの相対運動の両端位置で弾性的に圧縮
でき、ハウジング部分20a,20b間および2
0a′,20b′間で作用し、端部区域での両方のハ
ウジング間の相対運動を制動または減衰するのに
役立ち、比較的大きい力の影響を受けるこれらの
ハウジング部分の損傷を避ける例えば、ゴム緩衝
体の減衰要素を配置できる。両方の係合点または
連結点18,19および18′,19′間の長さの
調整は、上記以外の他の方法で行なうことができ
る。例えば、ナツトに類似した調整要素にねじ山
を切つたねじ付きロツドとして、ロツド(16,
17),(14′,17′)の一つだけを形成するこ
とができる。この調整要素は相対的に回転可能な
方法で他のねじのないロツドに連結しなくてはな
らない。更に内ねじを有する調整要素を回転しな
いように固定し、外ねじを有する調整要素を回転
させるようにするとができる。二つの係合点また
は連結点または連結点(18,19),(18′,
19′)を夫々図示のように固定位置にある向こ
うずね部5および下側シヤフト部2上に、配列
し、且つ係合点間の距離を変える代わりに、この
距離を一定に維持し、係合点または連結点(1
8,19),(18′,19′)の少なくとも一方の
位置を変更することができる。例えば、係合点の
位置の変更はねじ切りされたスピンドルによつて
直線に沿つて摺動しうる係合点を作ることにより
得られる。また、係合点の調整方向に延びる一連
に配置した固定点を設けるとが可能であり、それ
らのうちいずれか一つを所望の係合点として選択
することができる。図示のコイルばね28の代わ
りに、他の弾性的圧縮要素、例えば、圧縮性ガス
をばね作用のために利用したガスばね装置を設け
ることができる。ガスばね装置を用いると、ガス
室内のガス圧力を変えることにより、それぞれの
係合点18,19間および18′,19′間の距離
を変更できる。空気ばね装置では、この圧力変更
はスキー靴の側壁または壁内で調整される空気ポ
ンプにより行なわれる。また向こうずね部5の後
方運動の作用により弾性的に圧縮されるようにハ
ウジング20,20′内に収納したばね手段を構
成することができる。
この発明の望ましい実施例を図示し、説明した
が、この発明はこの実施例に限定されることなく
特許請求の範囲内で種々に変更をしてもよいこと
を明確に理解すべきである。
が、この発明はこの実施例に限定されることなく
特許請求の範囲内で種々に変更をしてもよいこと
を明確に理解すべきである。
第1図はスキー靴の概略側面図、第2図は二つ
の調整機構または手段を備えたスキー靴の概略正
面図、第3図は第1図、第2図に示す調整機構、
または手段の拡大縦断面図。 1……スキー靴、2……下側シヤフト部、3…
…足底部材、4……上側シヤフト部、5……向こ
うずね部、6……かかと部、7……ピボツトピ
ン、7a……ピボツトピン軸線、14,15……
調整機構、18,18′,19,19′……係合
点。
の調整機構または手段を備えたスキー靴の概略正
面図、第3図は第1図、第2図に示す調整機構、
または手段の拡大縦断面図。 1……スキー靴、2……下側シヤフト部、3…
…足底部材、4……上側シヤフト部、5……向こ
うずね部、6……かかと部、7……ピボツトピ
ン、7a……ピボツトピン軸線、14,15……
調整機構、18,18′,19,19′……係合
点。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 足底部材および横断軸線を有する下側シヤフ
ト部と、該下側シヤフト部に関して前記横断軸線
の回りに回動し、着用者の足の向こうずね部分を
被つて、上側シヤフト部を形成するために装着し
た向こうずね部と、下側シヤフト部に関して前記
向こうずね部の姿勢を調整するための調整手段と
からなり、前記調整手段は、二つの端部を有する
少なくとも二つの相互に独立して操作できる調整
機構を含み、前記調整機構の二つの端部の一端は
係合点でスキー靴の下側シヤフト部と作動的に係
合し、また、前記二つの端部の他端は係合点でス
キー靴の向こうずね部と作動的に係合し、下側シ
ヤフト部および向こうずね部での前記それぞれの
係合点の各々の相互位置関係が変更でき、調整で
きることを特徴とするスキー靴。 2 前記少なくとも二つの調整機構の前記端部の
各々の前記それぞれの係合点間の距離が変更でき
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
のスキー靴。 3 前記少なくとも二つの調整機構の前記端部の
各々の前記それぞれの係合点の少なくとも一方の
位置が変更できることを特徴とする特許請求の範
囲第1項に記載のスキー靴。 4 前記少なくとも一方のそれぞれの係合点は、
その内の一つがスキー靴の前記下側シヤフト部に
位置していることを特徴とする特許請求の範囲第
3項に記載のスキー靴。 5 前記スキー靴は縦方向を有し、前記位置が前
記縦方向で変更できることを特徴とする特許請求
の範囲第3項に記載のスキー靴。 6 前記少なくとも二つの調整機構の各々は、長
さを有し、前記長さを変える手段を含むことを特
徴とする特許請求の範囲第2項に記載のスキー
靴。 7 前記長さを変える前記手段がねじ山のあるタ
ーンバツクルのような駆動機構から構成されるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第6項に記載のス
キー靴。 8 前記長さを変える前記手段が、少なくとも一
つの外ねじを有する少なくとも一つの第一長さ調
整手段と、少なくとも一つの内ねじを有する少な
くとも一つの第二長さ調整手段とから構成され、
前記少なくとも一つの内ねじが前記少なくとも一
つの外ねじと螺合することを特徴とする特許請求
の範囲第6項に記載のスキー靴。 9 前記少なくとも一つの第二長さ調整手段が回
転できることを特徴とする特許請求の範囲第8項
に記載のスキー靴。 10 前記少なくとも一つの第二回転可能な長さ
調整手段が、少なくとも二つの反対側に回る内ね
じとにより構成され、前記少なくとも二つの内ね
じの各々が、前記少なくとも一つの第一長さ調整
手段の前記少なくとも一つの外ねじのそれぞれの
一つに螺合し、前記少なくとも一つの外ねじが回
転しないように取り付けてあることを特徴とする
特許請求の範囲第9項に記載のスキー靴。 11 前記それぞれの係合点の少なくとも一方の
前記位置を変えるねじ付きスピンドル装置を含む
ことを特徴とする特許請求の範囲第3項に記載の
スキー靴。 12 前記下側シヤフト部における前記係合点の
前記位置を変えるためのねじ付きスピンドル装置
を含むことを特徴とする特許請求の範囲第4項に
記載のスキー靴。 13 前記縦方向内で前記位置を変更するための
ねじ付きスピンドル装置を含むことを特徴とする
特許請求の範囲第5項に記載のスキー靴。 14 前記少なくとも二つの調整機構の前記それ
ぞれの係合点の内の関連する一方を選択的に固定
するため、少なくとも二つの固定点を前記縦方向
内の少なくとも一方の連続した列に配置したこと
を特徴とする特許請求の範囲第5項に記載のスキ
ー靴。 15 前記向こうずね部が前方運動可能であり、
前記少なくとも二つの調整機構の各々が、前記向
こうずね部の前方運動の作用を受けて弾性的に変
形するため配置したばね手段により構成されるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のス
キー靴。 16 前記ばね手段が少なくとも一つの弾性的に
圧縮できる要素により構成されることを特徴とす
る特許請求の範囲第15項に記載のスキー靴。 17 前記弾性的に圧縮できる要素がコイルばね
であることを特徴とする特許請求の範囲第16項
に記載のスキー靴。 18 前記向こうずね部が前方運動でき、前記少
なくとも二つの調整機構の各々が、前記向こうず
ね部の前方運動の作用を受けて弾性的に変形する
ように配置したばね手段により構成され、該ばね
手段は少なくとも一つの弾性的に圧縮できる要素
を含んでおり、前記少なくとも一つの第二長さ調
整手段が、ハウジングを画定する二つの相互に伸
縮自在に係合する部分により構成され、前記弾性
的に圧縮できる要素が前記ハウジングに収納さ
れ、前記二つの部分の少なくとも一つに内ねじが
設けてあり、前記少なくとも一つの第一調整手段
の関係する一方の前記少なくとも一つの外ねじに
前記内ねじが螺合していることを特徴とする特許
請求の範囲第8項に記載のスキー靴。 19 前記向こうずね部が前方に運動可能であ
り、前記少なくとも二つの調整機構の各々が、前
記向こうずね部の前方運動の作用を受けて弾性的
に変形するために配置したばね手段により構成さ
れ、該ばね手段は、少なくとも一つの弾性的に圧
縮できる要素を含み、前記少なくとも一つの第二
長さ調整手段が、ハウジングを画定する二つの相
互に伸縮自在な係合部分により構成され、前記弾
性的に圧縮できる要素が前記ハウジング内に収納
され、前記二つの部分の各々に内ねじが設けてあ
り、前記部分の各々の前記内ねじが、前記少なく
とも一つの第一長さ調整手段の前記少なくとも一
つの外ねじの関係する一つと螺合し、前記二つの
部分が相対回転に対して相互に固定されているこ
とを特徴とする特許請求の範囲第10項に記載の
スキー靴。 20 前記ばね手段がガスばね要素により構成さ
れることを特徴とする特許請求の範囲第15項に
記載のスキー靴。 21 前記調整機構の前記ばね手段が独立して異
なつて予荷重をかけることができることを特徴と
する特許請求の範囲第15項に記載のスキー靴。 22 前記向こうずね部が後方に運動可能であ
り、前記調整機構の各々の前記ばね手段はこの後
方運動の作用を受けて弾性的に変形するために配
置されていることを特徴とする特許請求の範囲第
15項に記載のスキー靴。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CH999/83-8 | 1983-02-23 | ||
CH99983A CH645002A5 (de) | 1983-02-23 | 1983-02-23 | Skischuh. |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59164003A JPS59164003A (ja) | 1984-09-17 |
JPS6121641B2 true JPS6121641B2 (ja) | 1986-05-28 |
Family
ID=4200087
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59033333A Granted JPS59164003A (ja) | 1983-02-23 | 1984-02-23 | スキ−靴 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4570364A (ja) |
EP (1) | EP0117430B1 (ja) |
JP (1) | JPS59164003A (ja) |
AT (1) | ATE26205T1 (ja) |
CH (1) | CH645002A5 (ja) |
DE (1) | DE3462847D1 (ja) |
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FR2583270B1 (fr) * | 1985-06-12 | 1987-09-25 | Salomon Sa | Chaussure de ski alpin |
DE3784402T2 (de) * | 1986-08-01 | 1993-06-17 | Nordica Spa | Schliess- und einstellvorrichtung, insbesondere fuer schischuhe. |
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FR2628948A1 (fr) * | 1988-03-28 | 1989-09-29 | Bataille Ind | Chaussure haute a lacets |
EP0406212A3 (de) * | 1989-03-07 | 1991-01-16 | Wolfgang Aigner | Sportschuh |
CH679110A5 (ja) * | 1989-10-20 | 1991-12-31 | Raichle Sportschuh Ag | |
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FR2682571B1 (fr) * | 1991-10-17 | 1994-01-21 | Salomon Sa | Chaussure de ski comprenant des moyens de reglage d'inclinaisons transversale et longitudinale de sa tige. |
FR2682570B1 (fr) * | 1991-10-17 | 1993-12-24 | Salomon Sa | Chaussure de ski comportant un dispositif de reglage de la tige. |
JP2993658B2 (ja) * | 1995-06-23 | 1999-12-20 | 株式会社シマノ | スノーボード靴 |
FR2744888B1 (fr) * | 1996-02-19 | 1998-04-03 | Salomon Sa | Chaussure de sport a tige reglable |
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-
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- 1984-01-21 EP EP84100754A patent/EP0117430B1/de not_active Expired
- 1984-01-21 AT AT84100754T patent/ATE26205T1/de not_active IP Right Cessation
- 1984-01-21 DE DE8484100754T patent/DE3462847D1/de not_active Expired
- 1984-02-17 US US06/581,067 patent/US4570364A/en not_active Expired - Fee Related
- 1984-02-23 JP JP59033333A patent/JPS59164003A/ja active Granted
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Also Published As
Publication number | Publication date |
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