JPS61214289A - デイスクカ−トリツジ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ｃ産業上の利用分野〕 本発明は、ディスクをカートリッジケースに収納してな
るディスクカートリッジに関する。

〔従来の技術〕

従来の例えば光デイスクカートリッジを駆動装置によっ
て駆動する場合は、光ディスクはその中心に設けた中心
治具の孔にスピンドルが嵌合して回転させられる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

そのために、光デイスク中心治具と、スピンドルテーブ
ルの接触によって両者が摩耗したり、装置、スピンドル
の振動などが光ディスクに伝導して、オートフォーカス
エラーが生じる原因となる。

また、ディスクがスピンドルに固定され、カートリッジ
ケースとは独立に回転運動するため、力一トリッジケー
スがスピンドルに対して、ガタや変形がある場合に、光
ディスクがカートリッジに接触するという問題があった
。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、上記の問題点を解決するために、カートリッ
ジケース内に収納されたディスクが、軸受は手段によっ
て該カートリッジケースに回転可能に保持され、かつ該
ディスクには磁石が設けられ、ディスク駆動装置の磁気
を有する回転手段によって上記磁石を設けたディスクが
回転するようになっていることを特徴とする。

〔作用〕

上記のような構成により、本発明は、従来のようにディ
スクがスピンドルと機械的に嵌合することなく、カート
リッジケース外の磁気を有する回転手段によって発生す
る回転する磁界によって、ディスクを該回転手段と非接
触で回転駆動することができる。

したがって、従来のように、ディスク中心治具と、スピ
ンドルテーブルとが接触することを防止し、かつ装置、
スピンドルの振動がディスクに伝達されず、またカート
リッジケースがスピンドルに対して変形していても、デ
ィスクが該カートリッジケースに接触回転しない。

また、上記ディスクの回転手段と接触させないで、ディ
スクを回転駆動することができるので。

カートリッジケースを密閉し、ディスクを外気と遮断す
ることができる。したがって、　外気に浮遊するゴミが
カートリッジケース内に侵入するのを防ぐことができ、
ゴミがディスク表面に付着しないので、情報の読み出し
、書き込みのエラーを低減することができる。

〔実施例〕

第１図（ａ）は、本発明の第１の実施例の光デイスクカ
ートリッジの断面およびディスク回転手段を示す図、第
１図（ｂ）は該光デイスクカートリッジの平面図、第１
図（ｃ）は該光デイスクカートリッジの軸受を示す断面
図、第１図（ｄ）は該光デイスクカートリッジの軸受の
別の例を示す断面図、第１図（ｅ）は該光デイスクカー
トリッジの駆動方法を示す説明図である。

図に示すように、カートリッジケース１に収納された光
ディスク２の中心治具８の両面には、磁石からなる円板
４が設けられている。また、光ディスク２には回転軸３
が固定して設けられ、回転軸３は、第１図（ｃ）あるい
は第１図（ｄ）に示すように、カートリッジケース１に
設けられた例えばボールベアリングを有する軸受９ある
いはｌＯによって支えられており、これらにより光ディ
スク２はカートリッジケース１内で回転可能に保持され
ている。

本発明においては、従来のように光デイスク駆動装置の
スピンドルが光ディスク２のスピンドル嵌合穴に直接機
械的に嵌合して回転させるのではなく、光デイスク駆動
装置の磁気を有する回転手段の回転する磁界を利用して
非接触で回転させる。

すなわち、第１図（ｅ）に示すように、光ディスク２に
一体に設けられ、磁極Ｎ、Ｓを設置した磁石円板４を、
光デイスク駆動装置のモータ６に取り付けられ、磁極Ｎ
、Ｓを設置した回転する磁石円板５によって発生する回
転する磁界によって引き付けつつ回転させる。

なお、光ディスク２はカートリッジケース１に密封され
て、外気と遮断されており、外気に浮遊するゴミはカー
トリッジケース１内に侵入しないようになっている。情
報の読み出しあるいは書き込みを行なう光デイスク駆動
装置からのレーザビームは、カートリッジケース１に設
けた透明なガラス又はプラスチック板からなるリード・
ライト用窓７を介して導入される。

第２図（ａ）〜（ｃ）は、本発明の第２の実施例を示す
図である。

本実施例では、光ディスク２の中心治具が図示のような
磁石からなるリング１１で構成しである。

光ディスク２はボールベアリングの軸受１２によって回
転可能に保持されている。本実施例では、光デイスク駆
動装置のモータ６に取付けた磁石円板５が、磁石リング
１１の中心に配置されて、磁石円板５の回転によって光
ディスク２を非接触で回転させる。本実施例でも、光デ
ィスク２はカートリッジケース１により密封されている
。

第３図（ａ）、（ｂ）は本発明の第３の実施例を示す図
である。本実施例では、光ディスク２の外周スペーサ１
３の両面に、磁石からなるリング１４が取り付けてあり
、磁石円板５を備えたモータ６を回転させることにより
、光ディスク２を、第１図（ｃ）、（ｄ）に示したよう
な軸受を介して非接触で回転させる。本実施例でも、光
ディスク２はカートリッジケース１により密封されてい
る。

以上１本発明の実施例について述べたが、本発明はこれ
らに限定されることはなく、本発明の思想の範囲内にお
いているいろな変形・改良があり得ることはいうまでも
ない。例えば、レーザビームを導入させるリード・ライ
ト用窓７を特別に設けず、カートリッジケース１全体を
透明な部材で形成してもよい。また、上記実施例では１
回転軸３を光ディスク２に一体に取付けて、カートリッ
ジケース１に一体に取付けた軸受９．１０．１２に対し
て回転軸３および光ディスク２を回転するようにしたが
、軸をカートリッジケース１に固定して。

光ディスク２が該固定軸に対して回転するように構成し
てもよい。また、ディスクを回転駆動させるのに、回転
する電磁石を用いてもよい。さらに、本発明を光デイス
ク以外のディスクに適用してもよい。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明は、磁力を利用して、ディ
スク駆動装置のディスク回転手段と非接触でカートリッ
ジケース内のディスクを回転させることにより、接触に
よるディスクの中心治具の摩耗・性能劣化を解消し、ま
たスピンドルの振動がディスクに伝達するのを防止して
オートフォーカスエラーを減少させ、さらにカートリッ
ジケースとディスクの接触によるキズ、ゴミの発生を防
止して情報の読み出し・書き込みのエラーを低減するこ
とができる。なお、ディスクを刀−トリッジケースによ
って密封すれば、外気のゴミがディスク表面に付着しな
いので、ゴミ付着に起因する情報の読み出し・書き込み
のエラーを低減することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）は本発明の第１の実施例のディスクカート
リッジの側面断面図、第１図（ｂ）は該ディスクカート
リッジの平面図、第１図（Ｑ）、（ｄ）はそれぞれ該デ
ィスクカートリッジの軸受を示す断面図、第１図（ｅ）
は該ディスクカートリッジの駆動方法を示す説明図、第
２図（ａ）は本発明の第２の実施例のディスクカートリ
ッジの側面断面図、第２図（ｂ）は該ディスクカートリ
ッジの軸受を示す断面図、第２図（ｃ）は該ディスクカ
ートリッジの駆動方法を示す説明図、第３図（ａ）は本
発明の第３の実施例のディスクカートリッジの断面側面
図、第３図（ｂ）は該ディスクカートリッジの駆動方法
を示す説明図である。 １・・・カートリッジケース ２・・・光ディスク ３・・・回転軸 ４・・・磁石円板 ５・・・磁石円板 ６・・・モータ ７・・・リード・ライト用窓 ８・・・中心治具 ９．１０．１２・・・軸受 １１・・・磁石リング １３・・・外周スペーサ １４・・・磁石リング

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）カートリッジケース内に収納されたディスクが、
   軸受け手段によって該カートリッジケースに回転可能に
   保持され、かつ該ディスクには磁石が設けられ、ディス
   ク駆動装置の磁気を有する回転手段によって上記磁石を
   設けたディスクが回転するようになっていることを特徴
   とするディスクカートリッジ。
2. （２）上記ディスクに設けた磁石が中心スペーサを構成
   していることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の
   ディスクカートリッジ。
3. （３）上記ディスクに設けた磁石が外周スペーサを構成
   していることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の
   ディスクカートリッジ。
4. （４）上記軸受け手段としてベアリングを用いたことを
   特徴とする特許請求の範囲第１項記載のディスクカート
   リッジ。
5. （５）上記カートリッジケースによって上記ディスクが
   密封され、外気と遮断されていることを特徴とする特許
   請求の範囲第１項記載のディスクカートリッジ。