JP4058643B2 - ディスククランプ装置 - Google Patents
ディスククランプ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4058643B2 JP4058643B2 JP2004244369A JP2004244369A JP4058643B2 JP 4058643 B2 JP4058643 B2 JP 4058643B2 JP 2004244369 A JP2004244369 A JP 2004244369A JP 2004244369 A JP2004244369 A JP 2004244369A JP 4058643 B2 JP4058643 B2 JP 4058643B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disk
- clamper
- rotor
- magnet
- disc
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
Description
するための、ディスククランプ装置に関するものである。
。同図において、1は略キャップ状をした例えば鉄製のローターであり、これはディスク
を回転駆動するスピンドルモーター(不図示)の一部材となっており、中心を貫く回転軸
Xと一体に回転する。ローター1の上面中央部には、上方へ突設する凸部1aが形成され
ている。凸部1aの上面には、略円板状をした例えば樹脂製のターンテーブル2が、ロー
ター1に同軸に取付固定されている。
センタリング部2aが立設しており、センタリング部2aの外周上縁部には、テーパ状の
傾斜面2bが形成されている。また、回転軸Xはターンテーブル2の中心を貫通して上方
へ突出している。情報記録媒体としてのディスク3がターンテーブル2に載置される際に
は、ディスク3の中心孔3aが傾斜面2bに案内され、センタリング部2aに嵌合する。
これにより、ディスク3がターンテーブル2上でセンタリングされる。
ト部材4が貼付されており、これにより、ディスク3の滑り止めを行うとともに、傷付き
を防止している。なお、図示しないが、センタリング部2aの外周面に、これより外側へ
付勢される爪部材等を設け、これによりセンタリング部2aに嵌合したディスク3の中心
孔3a内周面を押圧し、ディスク3をセンタリングしつつ保持する構成としても良い。
れている。一方、ターンテーブル2の上方には、これとの間でディスク3を挟み込む略円
板状をした例えば樹脂製のクランパー6が位置しており、その下面中央部には小さいリン
グ状のマグネット7が埋設されている。そして、マグネット7がヨーク5を吸引すること
により、ディスク3がターンテーブル2上のシート部材4とクランパー6との間に挟まれ
、保持される。
され、クランパー6が芯出しされる。但し、このような構成に限定されるものではなく、
例えばクランパー6がターンテーブル2のセンタリング部2aと嵌合して芯出しされる構
成としても良い。
の支持体が上昇した状態でディスク3が図示しないトレイにより搬送されてターンテーブ
ル2に載置される。そして、支持体が下降することによりディスク3がターンテーブル2
とクランパー6との間に挟み込まれる構成となっている。但し、このような支持体やトレ
イを用いた構成に限定されるものでは勿論ない。
保持力でディスクをターンテーブルに強固に保持し、また高速回転においてもディスク自
体が浮き上がらないような押圧力を有し、磁気ノイズが小さく、薄型モーターに対応した
ものが、特許文献1に開示されている。
高倍速化が求められてきており、それに伴いスピンドルモーターの高速化も不可欠となっ
てきている。従って、ディスククランプ装置においては、ディスクの滑り止めのため、デ
ィスクの保持力をより向上させなければならない。一方、装置の薄型・軽量化,コストダ
ウン等は常に求められており、高速化に伴う保持力の向上とは相反するものとなっている
。
は、ディスクを載置するターンテーブルは必要不可欠となっており、ディスクの保持力を
向上させつつ、これ以上の装置の薄型・軽量化,コストダウンを図ることは難しいものと
なっている。
ことができ、しかも薄型・軽量化,コストダウンを図ることが可能なディスククランプ装
置を提供することを目的とする。
と、そのローターとの間で前記ディスクを挟持するクランパーとを有し、そのクランパー
に、前記ディスクの中心孔に嵌合されそのディスクをセンタリングするセンタリング部を
備えたことを特徴とする。
ーターを吸引することにより、そのローターと前記クランパーとで前記ディスクを保持す
るようにしたことを特徴とする。
うにラバーマグネットを設け、そのラバーマグネットのそれぞれ向かい合う面が対極とな
るように着磁したことを特徴とする。
クランパーが芯出しされるようにしたことを特徴とする。
型・軽量化,コストダウンを図ることが可能なディスククランプ装置を提供することがで
きる。
せるようにしたことにより、薄型・軽量化,コストダウンを図れるようにしている。また
、クランパーのセンタリング部にマグネットを設け、そのマグネットで磁性体であるロー
ターを吸引するようにしたことにより、マグネットとローターとの間で磁気回路が形成さ
れやすい構成とすることができるので、強い吸引力を得ることができる。
グネットを設け、ラバーマグネットのそれぞれ向かい合う面が対極となるように着磁した
ことにより、前記マグネットとローターによる吸引力を補佐し、ディスクの保持力を向上
させることができる。さらに、ラバーマグネットでディスクの滑り止め及び傷付き防止の
働きを兼ねているので、装置の性能を向上させつつコストダウンを図ることができる。
される構成としたことにより、クランパーの芯ブレに起因する記録/再生上の不具合を防
止することができる。
構成と同様の働きをする部分には同一の符号を付して、詳細な説明を適宜省略する。
。本実施例では、上記従来のターンテーブル2を削除し、その役割をローター1とクラン
パー6に持たせている。具体的には、ローター1にディスク3が載置され、クランパー6
によりディスク3がセンタリングされる。クランパー6はその下面中央部より、ディスク
3をセンタリングする略円柱状のセンタリング部6bが下方に突設しており、センタリン
グ部6bの外周下縁部には、テーパ状の傾斜面6cが形成されている。
には、下方に凹設する凹部1bが形成されている。また、回転軸Xはローター1の中心か
ら上方へ突出している。情報記録媒体としてのディスク3がローター1に載置された後に
は、ディスク3の中心孔3aが傾斜面6cに案内され、センタリング部6bに嵌合する。
これにより、ディスク3がローター1上でセンタリングされる。
シート部材4が貼付されており、これにより、ディスク3の滑り止めを行うとともに、傷
付きを防止している。なお、図示しないが、センタリング部6bの外周面に、これより外
側へ付勢される爪部材等を設け、これによりセンタリング部6bに嵌合したディスク3の
中心孔3a内周面を押圧し、ディスク3をセンタリングしつつ保持する構成としても良い
。
ている。そして、ディスク3をクランプする際には、センタリング部6bがローター1の
凹部1bに入り込み、マグネット7がローター1を吸引することにより、ディスク3がロ
ーター1上のシート部材4とクランパー6との間に挟まれ、保持される。この場合、マグ
ネット7がローター1の凹部1bに入り込む構成により、マグネット7とローター1との
間で磁気回路が形成されやすいので、上記従来のヨーク5を用いた場合より、強い吸引力
を得ることができる。
合され、クランパー6が芯出しされる。但し、このような構成に限定されるものではなく
、例えばクランパー6のセンタリング部6bがローター1の凹部1bと嵌合して芯出しさ
れる構成としても良い。
の支持体が上昇した状態でディスク3が図示しないトレイにより搬送されてローター1に
載置される。そして、支持体が下降することによりディスク3がローター1とクランパー
6との間に挟み込まれる構成となっている。但し、このような支持体やトレイを用いた構
成に限定されるものでは勿論ない。
。本実施例では、上記実施例1の構成において、シート部材4の代わりに、弾性を持たせ
た磁石であるラバーマグネット8を、ローター1の上面外周に貼付している。加えて、デ
ィスク3を挟んでラバーマグネット8と対峙するように、同じく弾性を持たせた磁石であ
るラバーマグネット9を、クランパー6の下面外周に埋設した構成としている。
に設けることで、これらの間で吸引力が生じるようにしている。例えば、ローター1に設
けたラバーマグネット8の面をN極に設定したならば、クランパー6に設けたラバーマグ
ネット9の面をS極に設定する。これにより、マグネット7とローター1による吸引力を
補佐し、ディスク3の保持力を向上させている。
上させつつコストダウンを図ることができる。さらに、現状ではシート部材よりラバーマ
グネットの方が安価であるため、スピンドルモーターの高速化が要求されるときは、本実
施例のようにラバーマグネット8,9同士で吸引する構成とすることにより、比較的低コ
ストで対応することが可能となる。
ネット8を用いても良い。この場合、マグネットの機能を有する必要はないが、前述した
ように、シート部材よりラバーマグネットの方が現状では安価であるため、シート部材を
ラバーマグネットとすればコストダウンを図ることができる。
2 ターンテーブル
3 ディスク
4 シート部材
5 ヨーク
6 クランパー
7 マグネット
8,9 ラバーマグネット
Claims (4)
- ディスクを回転駆動するモーターのローターと、該ローターとの間で前記ディスクを挟持
するクランパーとを有し、該クランパーに、前記ディスクの中心孔に嵌合され該ディスク
をセンタリングするセンタリング部を備え、
前記センタリング部にマグネットを設け、該マグネットで磁性体である前記ローターを
吸引することにより、該ローターと前記クランパーとで前記ディスクを保持するようにし
て、
前記ローター及び前記クランパーに、それぞれ前記ディスクを挟んで対峙するようにラ
バーマグネットを設け、該ラバーマグネットのそれぞれ向かい合う面が対極となるように
着磁し、
前記モーターの回転軸が前記クランパーの中心孔に挿入されることにより、前記クラン
パーが芯出しされるようにしたことを特徴とするディスククランプ装置。 - ディスクを回転駆動するモーターのローターと、該ローターとの間で前記ディスクを挟持
するクランパーとを有し、該クランパーに、前記ディスクの中心孔に嵌合され該ディスク
をセンタリングするセンタリング部を備え、
前記ローター及び前記クランパーに、それぞれ前記ディスクを挟んで対峙するようにラ
バーマグネットを設け、該ラバーマグネットのそれぞれ向かい合う面が対極となるように
着磁したことを特徴とするディスククランプ装置。 - ディスクを回転駆動するモーターのローターと、該ローターとの間で前記ディスクを挟持
するクランパーとを有し、該クランパーに、前記ディスクの中心孔に嵌合され該ディスク
をセンタリングするセンタリング部を備え、
前記センタリング部にマグネットを設け、該マグネットで磁性体である前記ローターを
吸引することにより、該ローターと前記クランパーとで前記ディスクを保持するようにす
ると共に、前記ローター及び前記クランパーに、それぞれ前記ディスクを挟んで対峙する
ようにラバーマグネットを設け、該ラバーマグネットのそれぞれ向かい合う面が対極とな
るように着磁したことを特徴とするディスククランプ装置。 - 前記モーターの回転軸が前記クランパーの中心孔に挿入されることにより、前記クランパ
ーが芯出しされるようにしたことを特徴とする請求項2〜請求項3のいずれかに記載のディ
スククランプ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004244369A JP4058643B2 (ja) | 2004-08-24 | 2004-08-24 | ディスククランプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004244369A JP4058643B2 (ja) | 2004-08-24 | 2004-08-24 | ディスククランプ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006065907A JP2006065907A (ja) | 2006-03-09 |
JP4058643B2 true JP4058643B2 (ja) | 2008-03-12 |
Family
ID=36112282
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004244369A Expired - Fee Related JP4058643B2 (ja) | 2004-08-24 | 2004-08-24 | ディスククランプ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4058643B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5097378B2 (ja) * | 2006-04-07 | 2012-12-12 | ティアック株式会社 | 光ディスク装置 |
JP4509083B2 (ja) | 2006-10-24 | 2010-07-21 | パナソニック株式会社 | ディスク駆動装置 |
-
2004
- 2004-08-24 JP JP2004244369A patent/JP4058643B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006065907A (ja) | 2006-03-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2001178078A (ja) | モータ | |
JP2001037141A (ja) | ディスクモータ | |
JP4058643B2 (ja) | ディスククランプ装置 | |
WO2011101921A1 (ja) | ディスク駆動装置用モータ | |
JPH113553A (ja) | ディスク駆動装置 | |
JP5778013B2 (ja) | スピンドルモータ及びディスククランプ機構 | |
JP2001014762A (ja) | ディスク回転駆動装置 | |
KR100370792B1 (ko) | 모터의 디스크척킹 기구 | |
JP2011233217A (ja) | ディスクチャッキング装置、モーター及びこれを搭載したディスク駆動装置 | |
KR100319555B1 (ko) | 디스크구동용모터 | |
KR100550845B1 (ko) | 디스크 장착구조가 개선된 스핀들 모터 | |
JPH0413783Y2 (ja) | ||
JPH10222905A (ja) | 光学式ディスク再生装置のディスククランプ機構 | |
JP2003281801A (ja) | ディスククランプ機構 | |
JP2013118025A (ja) | ディスククランプ機構 | |
JPH08249770A (ja) | 記録ディスクのクランプ装置 | |
JP2007141422A (ja) | ターンテーブル装置およびこのターンテーブル装置を搭載したブラシレスモータ | |
JPH097291A (ja) | スピンドルモータ | |
JP2001052401A (ja) | ディスク用調心装置およびこれを備えるディスク駆動用モータ | |
JP2004023828A (ja) | スピンドルモータ | |
JPH0349073A (ja) | ディスク回転装置 | |
JP2004079107A (ja) | ディスク駆動機構及びディスクドライブ装置 | |
JP2002208201A (ja) | クランプ装置、スピンドルモータ及び情報再生装置 | |
JPS62167663A (ja) | 情報処理装置 | |
JPH10247360A (ja) | 光学式ディスク再生装置のディスククランプ機構 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070529 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070725 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070910 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071004 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071031 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20071121 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20071204 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101228 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101228 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111228 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111228 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121228 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121228 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131228 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |