JPS61213830A - エレクトロクロミツク表示素子 - Google Patents
エレクトロクロミツク表示素子Info
- Publication number
- JPS61213830A JPS61213830A JP60057393A JP5739385A JPS61213830A JP S61213830 A JPS61213830 A JP S61213830A JP 60057393 A JP60057393 A JP 60057393A JP 5739385 A JP5739385 A JP 5739385A JP S61213830 A JPS61213830 A JP S61213830A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- counter electrode
- prepared
- electrochromic
- material layer
- display
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Electrochromic Elements, Electrophoresis, Or Variable Reflection Or Absorption Elements (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明はエレクトロクロミック表示素子に関する。
一般にエレクトロクロミンク表示素子は、図示のように
、対向極５の対向極物質層７を隠蔽し、かつ表示極１の
エレクトロクロミック物質層３の発消色変化が明瞭に識
別できるように、対向極物質層７とエレクトロクロミッ
ク物質層３との間に背景材８を配設している。この背景
材８は、通常、二酸化チタンを分散含有させた多孔性フ
ッ素樹脂シートからなるが、従来は、第３図に示すよう
に、対向極５や表示極ｌとは別体に形成し、組立時に対
向極物質層７上に載置して組立を行ない、背景材８がエ
レクトロクロミック物質層３と対向極物質層７との間に
配置されるようにしていた（たとえば特開昭５２−８９
３４１号公報、特開昭５２−２８３４６号公報、特開昭
５４−１４１）５２号公報）。
、対向極５の対向極物質層７を隠蔽し、かつ表示極１の
エレクトロクロミック物質層３の発消色変化が明瞭に識
別できるように、対向極物質層７とエレクトロクロミッ
ク物質層３との間に背景材８を配設している。この背景
材８は、通常、二酸化チタンを分散含有させた多孔性フ
ッ素樹脂シートからなるが、従来は、第３図に示すよう
に、対向極５や表示極ｌとは別体に形成し、組立時に対
向極物質層７上に載置して組立を行ない、背景材８がエ
レクトロクロミック物質層３と対向極物質層７との間に
配置されるようにしていた（たとえば特開昭５２−８９
３４１号公報、特開昭５２−２８３４６号公報、特開昭
５４−１４１）５２号公報）。
しかしながら、上記のような多孔性フッ素樹脂シートは
、軟弱であり、定形が保ちがたく、対向極物質層７上の
所定位置への配置や取扱いが非常に困難であり、また静
電気によって組立までの間にゴミが付着しやすく、それ
を除去する際に背景材８が変形したり、破壊したりする
。また、対向極５や表示極１とは別体に形成されている
ので、振動によって背景材８が素子内で移動して表示部
を構成するエレクトロクロミック物質層３の表面をこす
り、傷をつけて表示品位の低下を招くなどの問題があっ
た。
、軟弱であり、定形が保ちがたく、対向極物質層７上の
所定位置への配置や取扱いが非常に困難であり、また静
電気によって組立までの間にゴミが付着しやすく、それ
を除去する際に背景材８が変形したり、破壊したりする
。また、対向極５や表示極１とは別体に形成されている
ので、振動によって背景材８が素子内で移動して表示部
を構成するエレクトロクロミック物質層３の表面をこす
り、傷をつけて表示品位の低下を招くなどの問題があっ
た。
この発明は上述した従来技術の問題点を解決するもので
、対向極の対向極物質層上または表示極のエレクトロク
ロミック物質層とその周囲の透明導電膜保護用の保護膜
上に顔料を含有したフッ素樹脂の多孔性膜を形成して背
景材として働かせることにより、背景材を対向極や表示
極とは別体に作製していたことに基づく取扱上の困難さ
や、組立までのゴミの付着に基づく背景材の損傷、素子
内で背景材が移動することに基づく表示部の破損などを
防止したものである。
、対向極の対向極物質層上または表示極のエレクトロク
ロミック物質層とその周囲の透明導電膜保護用の保護膜
上に顔料を含有したフッ素樹脂の多孔性膜を形成して背
景材として働かせることにより、背景材を対向極や表示
極とは別体に作製していたことに基づく取扱上の困難さ
や、組立までのゴミの付着に基づく背景材の損傷、素子
内で背景材が移動することに基づく表示部の破損などを
防止したものである。
すなわち、本発明では背景材を対向極物質層上またはエ
レクトロクロミック物質層とその周囲の保護膜上に直接
設けているので、背景材を対向極や表示極と別体に作製
していた場合のような背景材の取扱いの困難さが解消さ
れるとともに、対向極や表示極などによって支えられて
いるので、付着したゴミの除去時に背景材が変形したり
、破壊することが少なく、また素子内で背景材が移動す
ることがなく、背景材の移動に基づいて発生していた表
示部の破損が生じなくなる。
レクトロクロミック物質層とその周囲の保護膜上に直接
設けているので、背景材を対向極や表示極と別体に作製
していた場合のような背景材の取扱いの困難さが解消さ
れるとともに、対向極や表示極などによって支えられて
いるので、付着したゴミの除去時に背景材が変形したり
、破壊することが少なく、また素子内で背景材が移動す
ることがなく、背景材の移動に基づいて発生していた表
示部の破損が生じなくなる。
本発明において、背景材として働かせる顔料入りのフッ
素樹脂の多孔性膜は、溶剤を加えて塗布に適する粘度に
調整した未焼結のフン素樹脂と顔料との混合物を対向極
物質層上またはエレクトロクロミック層と咳エレクトロ
クロミフク層の周囲の保護膜上に塗布し、乾燥すること
によって形成される。なお上記のエレクトロクロミック
層の周囲の保護膜とは、表示極基板の透明導電膜のエレ
クトロクロミック物質層が形成されていない部分を保護
するための保護膜をいう。
素樹脂の多孔性膜は、溶剤を加えて塗布に適する粘度に
調整した未焼結のフン素樹脂と顔料との混合物を対向極
物質層上またはエレクトロクロミック層と咳エレクトロ
クロミフク層の周囲の保護膜上に塗布し、乾燥すること
によって形成される。なお上記のエレクトロクロミック
層の周囲の保護膜とは、表示極基板の透明導電膜のエレ
クトロクロミック物質層が形成されていない部分を保護
するための保護膜をいう。
つぎに、実施例をあげて本発明をさらに詳細に説明する
。
。
実施例１
対同極基板の透明導電膜上に形成した対向極物質層上に
、下記の顔料入りフッ素樹脂粉末ペーストを塗布し、１
５０℃で１５分間乾燥し、この塗布、乾燥を５回繰り返
して厚さ０．３ ｍｍの白色の多孔性膜を形成した。顔
料入りフッ素樹脂粉末ペーストは、−欠粒子の粒径が０
．２〜０．８μ−で、二次粒子の平均粒径が５００μｍ
の四フッ化エチレン樹脂粉末と二酸化チタン粉末とを重
量比で１：１の割合で混合し、これにプロピレンカーボ
ネートを加えてスクリーン印刷できる程度のペースト状
に調整したものである。
、下記の顔料入りフッ素樹脂粉末ペーストを塗布し、１
５０℃で１５分間乾燥し、この塗布、乾燥を５回繰り返
して厚さ０．３ ｍｍの白色の多孔性膜を形成した。顔
料入りフッ素樹脂粉末ペーストは、−欠粒子の粒径が０
．２〜０．８μ−で、二次粒子の平均粒径が５００μｍ
の四フッ化エチレン樹脂粉末と二酸化チタン粉末とを重
量比で１：１の割合で混合し、これにプロピレンカーボ
ネートを加えてスクリーン印刷できる程度のペースト状
に調整したものである。
上記のように対向極物質層上に形成した白色多孔性膜を
背景材とし、このような背景材を形成した対同極と、エ
レクトロクロミンク物質として酸化タングステン（ＷＯ
３）を用い常法によって作製した表示極と、プロピレン
カーボネートに過塩素酸リチウムを１＋ｍｏｌ／ｆ熔解
して調製した電解液を用いて、第１図に示すエレクトロ
クロミック表示素子を作製した。
背景材とし、このような背景材を形成した対同極と、エ
レクトロクロミンク物質として酸化タングステン（ＷＯ
３）を用い常法によって作製した表示極と、プロピレン
カーボネートに過塩素酸リチウムを１＋ｍｏｌ／ｆ熔解
して調製した電解液を用いて、第１図に示すエレクトロ
クロミック表示素子を作製した。
第１図において、１は表示極で、この表示極１は透明ガ
ラス板２ａ上にＩＴＯ膜（酸化インジウムを主成分とす
るＩｌｌりよりなる透明導電膜２ｂを形成した表示極基
板２と、該表示極基板２の透明導電膜２ｂ上に形成した
エレクトロクロミック物質層３を有して成る。そして、
上記透明導電１）２ｂの素子内部側でエレクトロクロミ
ック物質層３が形成されていない部分には該透明導電膜
２ｂを保護するための保護膜が設けられている０本実施
例において、エレクトロクロミック物質としては酸化タ
ングステンが用いられ、保護ｌｌｌＩ４は二酸化ケイ素
の蒸着膜である。
ラス板２ａ上にＩＴＯ膜（酸化インジウムを主成分とす
るＩｌｌりよりなる透明導電膜２ｂを形成した表示極基
板２と、該表示極基板２の透明導電膜２ｂ上に形成した
エレクトロクロミック物質層３を有して成る。そして、
上記透明導電１）２ｂの素子内部側でエレクトロクロミ
ック物質層３が形成されていない部分には該透明導電膜
２ｂを保護するための保護膜が設けられている０本実施
例において、エレクトロクロミック物質としては酸化タ
ングステンが用いられ、保護ｌｌｌＩ４は二酸化ケイ素
の蒸着膜である。
対向極５は、ガラス板６ａ上にＩＴＯの透明導電膜６ｂ
を形成した対同極基板６と、上記対向極基板６の透、引
導電膜６ｂ上に形成した対向極物質Ｎ１からなる０本実
施例において、対向極物質層７はタングステン酸鉄を対
向極材料とし、これに結着剤と導電助剤とを添加して形
成されたものである。
を形成した対同極基板６と、上記対向極基板６の透、引
導電膜６ｂ上に形成した対向極物質Ｎ１からなる０本実
施例において、対向極物質層７はタングステン酸鉄を対
向極材料とし、これに結着剤と導電助剤とを添加して形
成されたものである。
背景材８は、前記のように、この対向極物質層７上に四
フッ化エチレン樹脂粉末と二酸化チタン粉末とを含むペ
ーストを塗布、乾燥することによって形成され、電解液
９は前記のようにプロピレンカーボネートに過塩素酸リ
チウムを１ｍｏｌ／ｊ！溶解させたものである。１０は
スペーサで、このスペーサ１０は角形のリング状をして
おり、その上面および下面は前記表示極基板２の周縁部
および対同極基板６の周縁部に接着剤で接着され、スペ
ーサｌＯと表示極基板２および対向極基板６とで形成さ
れる空間内に上述の電解液９、背景材８などが封入され
ている。なお、実際のエレクトロクロミック表示素子で
は背景材８は表示極１のエレクトロクロミック物質層３
に軽く接触する程度に近接しているが、図面ではその形
成位置を明確にするために、エレクトロクロミック物質
層３と背景材８との間には明瞭な隙間がおいているよう
に表示した。
フッ化エチレン樹脂粉末と二酸化チタン粉末とを含むペ
ーストを塗布、乾燥することによって形成され、電解液
９は前記のようにプロピレンカーボネートに過塩素酸リ
チウムを１ｍｏｌ／ｊ！溶解させたものである。１０は
スペーサで、このスペーサ１０は角形のリング状をして
おり、その上面および下面は前記表示極基板２の周縁部
および対同極基板６の周縁部に接着剤で接着され、スペ
ーサｌＯと表示極基板２および対向極基板６とで形成さ
れる空間内に上述の電解液９、背景材８などが封入され
ている。なお、実際のエレクトロクロミック表示素子で
は背景材８は表示極１のエレクトロクロミック物質層３
に軽く接触する程度に近接しているが、図面ではその形
成位置を明確にするために、エレクトロクロミック物質
層３と背景材８との間には明瞭な隙間がおいているよう
に表示した。
実施例２
実施例１と同様の顔料入りフッ素樹脂粉末ペーストを表
示極のエレクトロクロミック物質層とその周囲の保護膜
の上面にスプレー塗布し、乾燥して厚さ約０．２５ａ＋
ｍの白色の多孔性膜を形成して背景材とした。
示極のエレクトロクロミック物質層とその周囲の保護膜
の上面にスプレー塗布し、乾燥して厚さ約０．２５ａ＋
ｍの白色の多孔性膜を形成して背景材とした。
この背景材付きの表示極と、タングステン酸鉄を対同極
材料として用い常法により作製した対向極と、実施例１
と同様の電解液を用い、第２図に示すエレクトロクロミ
ック表示素子を作製した。
材料として用い常法により作製した対向極と、実施例１
と同様の電解液を用い、第２図に示すエレクトロクロミ
ック表示素子を作製した。
エレクトロクロミック物質をはじめ各部材の材質は実施
例１の場合と同様である。
例１の場合と同様である。
第２図に示すように、この実施例では、背景材８は表示
極１のエレクトロクロミック物質層３および保護膜４上
に形成されている。このように保護膜４上にも形成した
のは、対向極物質層７を隠蔽して見栄えをよくするとと
もに、エレクトロクロミンク物質層３による表示部の発
消色変化をより明瞭に識別させるためである。なお、実
際のエレクトロクロミック表示素子においては、背景材
８は対向極物質層７に軽く接触する程度に近接している
が、第２図においては背景材８の形成位置を明確にする
ために、背景材８と対向極物質層７との間に明瞭な隙間
がおいているように表示した。
極１のエレクトロクロミック物質層３および保護膜４上
に形成されている。このように保護膜４上にも形成した
のは、対向極物質層７を隠蔽して見栄えをよくするとと
もに、エレクトロクロミンク物質層３による表示部の発
消色変化をより明瞭に識別させるためである。なお、実
際のエレクトロクロミック表示素子においては、背景材
８は対向極物質層７に軽く接触する程度に近接している
が、第２図においては背景材８の形成位置を明確にする
ために、背景材８と対向極物質層７との間に明瞭な隙間
がおいているように表示した。
上記のように、実施例１〜２のエレクトロクロミンク表
示素子では、背景材８は対向極物質層７上またはエレク
トロクロミンク物質層３上に直接形成されているので、
第３図に示す従来のエレクトロクロミック表示素子のよ
うに、背景材８を所定位置に配置するのが困難であるな
どの背景材８が対向極５や表示極１と別体に作製されて
いたことに基づく取扱い上の困難さや、組立までのゴミ
付着に基づく背景材の損傷や破壊、さらには素子内で背
景材８が移動することに基づ（エレクトロクロミ７り物
質層３の破損などが防止され、作業性が大幅に向上する
とともに、性能面でも向上が認められた。
示素子では、背景材８は対向極物質層７上またはエレク
トロクロミンク物質層３上に直接形成されているので、
第３図に示す従来のエレクトロクロミック表示素子のよ
うに、背景材８を所定位置に配置するのが困難であるな
どの背景材８が対向極５や表示極１と別体に作製されて
いたことに基づく取扱い上の困難さや、組立までのゴミ
付着に基づく背景材の損傷や破壊、さらには素子内で背
景材８が移動することに基づ（エレクトロクロミ７り物
質層３の破損などが防止され、作業性が大幅に向上する
とともに、性能面でも向上が認められた。
なお、実施例では背景材形成にあたってのフッ素樹脂と
して四フフ化エチレン樹脂を用いたが、それに代えて四
フッ化エチレンー六フン化プロピレン共重合樹脂、三フ
ッ化塩化エチレン樹脂、四フッ化エチレンーパーフルオ
ロアルコキシエチレン共重合樹脂、四フッ化エチレンー
エチレン共重合体、フッ化ビニリデン樹脂などの他のフ
ッ素樹脂を用いることもできる。また、これらフッ素樹
脂は実施例で示したように粉末状のものを用いてもよい
が、粉末をディスパージョンにしたものやペースト、エ
ナメルなどの形態にしたものでもよい、これらのフッ素
樹脂と混合する顔料としては、通常、実施例で用いたよ
うに二酸化チタンが用いられるが、硫酸バリウム、酸化
亜鉛その他のものであってもよい、塗布手段は実施例で
示したようなスクリーン印刷、スプレー塗布などが仔馬
されるが、へヶ、ローラー、コテ塗りなど他の手段であ
ってもよい。塗布厚は従来の背景材同様に通常０．２５
〜０．３５ｍｍ （ただし、成膜時）にされる。
して四フフ化エチレン樹脂を用いたが、それに代えて四
フッ化エチレンー六フン化プロピレン共重合樹脂、三フ
ッ化塩化エチレン樹脂、四フッ化エチレンーパーフルオ
ロアルコキシエチレン共重合樹脂、四フッ化エチレンー
エチレン共重合体、フッ化ビニリデン樹脂などの他のフ
ッ素樹脂を用いることもできる。また、これらフッ素樹
脂は実施例で示したように粉末状のものを用いてもよい
が、粉末をディスパージョンにしたものやペースト、エ
ナメルなどの形態にしたものでもよい、これらのフッ素
樹脂と混合する顔料としては、通常、実施例で用いたよ
うに二酸化チタンが用いられるが、硫酸バリウム、酸化
亜鉛その他のものであってもよい、塗布手段は実施例で
示したようなスクリーン印刷、スプレー塗布などが仔馬
されるが、へヶ、ローラー、コテ塗りなど他の手段であ
ってもよい。塗布厚は従来の背景材同様に通常０．２５
〜０．３５ｍｍ （ただし、成膜時）にされる。
また、実施例ではエレクトロクロミック物質として酸化
タングステンを用いたが、それに代えて、たとえばヘキ
サシアノ鉄酸鉄（プルシアンブルー）、ペンタシアノカ
ルボニル鉄酸鉄、ヘキサシアノルテニウム酸鉄（ルテニ
ウムパープル）、ヘキサシアノオスミウム酸鉄（オスミ
ウムパープル）、ヘキサシアノマンガン酸鉄など遷移金
属のシアノ錯体などを用いることもできる。電解液も使
用するエレクトロクロミンク物質の種類に応じて実施例
で示した有機溶媒系のものに代えて水溶液系のものも用
いることもできる。
タングステンを用いたが、それに代えて、たとえばヘキ
サシアノ鉄酸鉄（プルシアンブルー）、ペンタシアノカ
ルボニル鉄酸鉄、ヘキサシアノルテニウム酸鉄（ルテニ
ウムパープル）、ヘキサシアノオスミウム酸鉄（オスミ
ウムパープル）、ヘキサシアノマンガン酸鉄など遷移金
属のシアノ錯体などを用いることもできる。電解液も使
用するエレクトロクロミンク物質の種類に応じて実施例
で示した有機溶媒系のものに代えて水溶液系のものも用
いることもできる。
対同極材料も実施例で用いたタングステン酸鉄に代えて
、たとえば二酸化マンガン、活性炭素繊維などを用いる
こともできる。
、たとえば二酸化マンガン、活性炭素繊維などを用いる
こともできる。
以上説明したように、本発明では背景材を対向極物質層
上またはエレクトロクロミック物質層上に直接形成して
いるので、従来のエレクトロクロミック表示素子におけ
るような背景材を対向極や表示極と別体で形成したこと
に基づく取扱いの困雑さや、組立までのゴミ付着に基因
する背景材の損傷や破壊、さらには背景材が素子内で移
動することに基づくエレクトロクロミック物質層の破損
などが解消ないしは防止され、作業性が大幅に向上する
とともに、性能面でも向上した。
上またはエレクトロクロミック物質層上に直接形成して
いるので、従来のエレクトロクロミック表示素子におけ
るような背景材を対向極や表示極と別体で形成したこと
に基づく取扱いの困雑さや、組立までのゴミ付着に基因
する背景材の損傷や破壊、さらには背景材が素子内で移
動することに基づくエレクトロクロミック物質層の破損
などが解消ないしは防止され、作業性が大幅に向上する
とともに、性能面でも向上した。
第１〜２図は本発明の実施例を示すもので、第１図は実
施例１のエレクトロクロミック表示素子を示す断面図、
第２図は実施例２のエレクトロクロミック表示素子を示
す断面図である。第３図は従来のエレクトロクロミック
表示素子を示す断面図である。 １・・・表示極、 ２ｂ・・・透明導電膜、 ３・・・
エレクトロクロミック物質層、 ４・・・保護膜、 ５
・・・対向極、 ７・・・対向極物質層、 ８・・・背
景材特許出願人 日立マクセル株式会社 第１図 ４・・・１求護鏝 第３図 １・・・表示極 ７、・・対闇極物賞層
施例１のエレクトロクロミック表示素子を示す断面図、
第２図は実施例２のエレクトロクロミック表示素子を示
す断面図である。第３図は従来のエレクトロクロミック
表示素子を示す断面図である。 １・・・表示極、 ２ｂ・・・透明導電膜、 ３・・・
エレクトロクロミック物質層、 ４・・・保護膜、 ５
・・・対向極、 ７・・・対向極物質層、 ８・・・背
景材特許出願人 日立マクセル株式会社 第１図 ４・・・１求護鏝 第３図 １・・・表示極 ７、・・対闇極物賞層
Claims (1)
- （１）表示極１のエレクトロクロミック物質層３と対向
極５の対向極物質層７との間に背景材８を配設するエレ
クトロクロミック表示素子において、対向極物質層７上
に、またはエレクトロクロミック物質層３とその周囲の
透明導電膜２ｂ保護用の保護膜４上に顔料を含有したフ
ッ素樹脂の多孔性膜を形成して背景材８としたことを特
徴とするエレクトロクロミック表示素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60057393A JPS61213830A (ja) | 1985-03-19 | 1985-03-19 | エレクトロクロミツク表示素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60057393A JPS61213830A (ja) | 1985-03-19 | 1985-03-19 | エレクトロクロミツク表示素子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61213830A true JPS61213830A (ja) | 1986-09-22 |
Family
ID=13054374
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60057393A Pending JPS61213830A (ja) | 1985-03-19 | 1985-03-19 | エレクトロクロミツク表示素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61213830A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010282220A (ja) * | 2010-07-30 | 2010-12-16 | Ricoh Co Ltd | 電気泳動表示用表示液、及び電気泳動表示媒体 |
| CN108139838A (zh) * | 2015-10-21 | 2018-06-08 | 富士胶片株式会社 | 透明导电膜、透明导电膜的制造方法以及触控传感器 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5688118A (en) * | 1979-12-20 | 1981-07-17 | Nec Corp | Electrochromic display device |
| JPS58189617A (ja) * | 1982-04-30 | 1983-11-05 | Asahi Glass Co Ltd | エレクトロクロミツク表示体 |
-
1985
- 1985-03-19 JP JP60057393A patent/JPS61213830A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5688118A (en) * | 1979-12-20 | 1981-07-17 | Nec Corp | Electrochromic display device |
| JPS58189617A (ja) * | 1982-04-30 | 1983-11-05 | Asahi Glass Co Ltd | エレクトロクロミツク表示体 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010282220A (ja) * | 2010-07-30 | 2010-12-16 | Ricoh Co Ltd | 電気泳動表示用表示液、及び電気泳動表示媒体 |
| CN108139838A (zh) * | 2015-10-21 | 2018-06-08 | 富士胶片株式会社 | 透明导电膜、透明导电膜的制造方法以及触控传感器 |
| CN108139838B (zh) * | 2015-10-21 | 2021-05-28 | 富士胶片株式会社 | 透明导电膜、透明导电膜的制造方法以及触控传感器 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| DE69332862D1 (de) | Elektrochrome materialien und anzeigen | |
| CN105759469B (zh) | 多功能调光玻璃及其制作方法 | |
| EP3392705A1 (en) | Electro-optical apparatus and display apparatus comprising such an electro-optical apparatus | |
| JPS5821268B2 (ja) | エレクトロクロミツク表示装置 | |
| JP2005128143A (ja) | 電気泳動型表示装置 | |
| JP2000122103A (ja) | 表示装置 | |
| JPS61213830A (ja) | エレクトロクロミツク表示素子 | |
| US4746200A (en) | Electrochromic display device having white counter electrode | |
| JPH0517534B2 (ja) | ||
| RU2001127600A (ru) | Электрохромное устройство с переменным пропусканием (отражением) света и способ его изготовления | |
| JP4433669B2 (ja) | エレクトロデポジション型表示装置 | |
| JP2003172957A (ja) | 多孔質フィルム及びその製造方法、多孔質フィルムを用いた電気化学表示装置及びその製造方法 | |
| JP2004191838A (ja) | 電気化学表示装置及びその製造方法 | |
| JPS61223724A (ja) | エレクトロクロミツク表示素子 | |
| JPS63153525A (ja) | エレクトロクロミツク表示素子 | |
| JP2006227388A (ja) | エレクトロクロミック表示装置およびその製造方法 | |
| JP2012008218A (ja) | 電子ペーパー及び電子ペーパーの製造方法 | |
| JP4443203B2 (ja) | 電気泳動表示装置及びその製造方法 | |
| JPH05503378A (ja) | 光の変調のための改良された材料およびセルおよび製造方法 | |
| JPS61145536A (ja) | エレクトロクロミツク表示素子 | |
| JPS6266235A (ja) | エレクトロクロミツク表示素子 | |
| JPS61213831A (ja) | エレクトロクロミツク表示素子 | |
| JPS6240435A (ja) | エレクトロクロミツク表示素子 | |
| JPS63157132A (ja) | エレクトロクロミツク表示素子 | |
| JPS63286826A (ja) | エレクトロクロミツク表示素子 |