JPS6121360B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6121360B2
JPS6121360B2 JP14471780A JP14471780A JPS6121360B2 JP S6121360 B2 JPS6121360 B2 JP S6121360B2 JP 14471780 A JP14471780 A JP 14471780A JP 14471780 A JP14471780 A JP 14471780A JP S6121360 B2 JPS6121360 B2 JP S6121360B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
obturator
lever
chamber
cartridge
ammunition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP14471780A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5767799A (en
Inventor
Shinichi Imaoka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Steel Works Ltd
Original Assignee
Japan Steel Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Steel Works Ltd filed Critical Japan Steel Works Ltd
Priority to JP14471780A priority Critical patent/JPS5767799A/ja
Publication of JPS5767799A publication Critical patent/JPS5767799A/ja
Publication of JPS6121360B2 publication Critical patent/JPS6121360B2/ja
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  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は砲に使用される薬莢止め機構に関す
る。
薬莢止め機構は、砲の薬室内へ装填された弾薬
を固定し、尾栓の円滑な閉鎖を助けようとするも
のであり、薬室の後端上部に設置されるのが普通
である。
第1図は従来機構の一例を示す要部の断面図
で、6は尾栓室、7はこの尾栓室6内に嵌装され
た砲身で、これらは後座体を構成し、砲鞍(図示
せず)に支持されている。7aは砲身7の後端部
内に形成された薬室、2はこの薬室7a内に装填
された弾薬、3は薬莢底部である。5は薬室後端
上部、即ち尾栓室6の後端部に設けられたブラケ
ツトで、このブラケツト5に形成した上下方向の
孔内には栓子1が摺動自在に嵌装されている。栓
子1の下端部には傾斜面1aとこれに接して薬莢
底部3と係合する係合段部1bが設けられてい
る。8は栓子1の上端部1cと尾栓室6との間に
挿設した圧縮ばねで、栓子1を常に上方へ押す作
用をするものである。4は砲が第1図示の復座位
置にあるとき、栓子1の上端に当接して圧縮ばね
8による上動を押えるばねカムで、砲鞍の一部に
固定された固定部9に設けられている。
このような従来機構においては弾薬2の装填と
装填後の固定は次の如く行う。砲が第1図示の復
座位置にあるとき、弾薬2を薬室7a内に左方よ
り右方へ向つて挿入すると、薬莢底部3が栓子1
の下端部の傾斜面1aに当接し、傾斜面1aに沿
つて摺動することにより栓子1はばねカム4に抗
しこれを変形させて押し上げられ、次いで薬莢底
部3が栓子1の傾斜面1aを通過して栓子1の係
合段部1bの位置に達すると、栓子1はばねカム
4の復元によつて下動し、栓子1の係合段部1b
が薬莢底部3に係合することによつて薬室7a内
に装填された弾薬2を第1図示のように薬室7a
内に固定する。この固定状態では尾栓は閉鎖して
いるが図示していない。また、砲が第1図の復座
位置より左方へ後退すると、栓子1はばねカム4
から外れるので、圧縮ばね8により上方へ動き、
栓子1の係合段部1bと薬莢底部3との係合が解
かれるため、薬室7a内の薬莢を取出すことがで
きる。このように栓子1は弾薬2の装填方向とは
直角の方向、即ち上下方向に動く構造であるの
で、栓子1とこれを嵌装支持しているブラケツト
5との間の摺動摩擦やこじり(抉り)現象によつ
て栓子1が滑らかに動かず、そのため弾薬2が薬
室7a内に正しく位置せず、尾栓が円滑に閉鎖し
ないというトラブルが発生し易い欠点がある。こ
のような欠点、即ち薬莢止め機構の作動不良は砲
全体の能力発揮を妨げるものであり、特に近年の
ように高発射速度を要求される砲においては使用
することができない。
そこで本発明は上記の欠点を改良し、弾薬を確
実に固定し得る薬莢止め機構を提供しようとする
ものであつて、以下図面によりその一実施例を説
明する。
第2図は本発明機構の一実施例を示す要部の断
面図であり、第1図と同じ部品には同一符号を付
してある。この状態は弾薬装填時を示すが弾薬が
ない場合でも弾薬を除けば他は同様である。10
は薬室7aの後端上部、即ち尾栓室6の後端部に
軸14により回転自在に支持され、弾薬2を薬室
7a内に装填する際、下部10′が薬莢底部3に
よつて押圧されることにより回動せしめられ、そ
の押圧状態の解除時に薬莢底部3を係止する栓子
レバーである。12は尾栓室6の後端部に設けた
凹部内に栓子レバー10の一端部10aを押圧す
べく収設された圧縮ばねで、栓子レバー10の下
部10′が薬莢底部3を係止するよう栓子レバー
10に常に第2図において時計方向の回転を付与
するためのものである。11は栓子レバー10の
他端部10bと尾栓室6の後端部に形成したスト
ツパー部15との間に一端部11aを挾接されて
尾栓室6の後端部に軸16により回転自在に支持
されたコツクレバーで、栓子レバー10を圧縮ば
ね12に抗して回動すべく操作されるものであ
る。13は薬室後端上部の砲鞍の一部に固定され
た固定部に設けられたカムで、砲の後退時にコツ
クレバー11をその他端部11bを押圧して第2
図において時計方向に回動操作するものである。
本発明は上記のような構成であるから砲が第2
図示の復座位置にあり、まだ弾薬2が装填されて
いないときは、栓子レバー10は第2図示のよう
に圧縮ばね12により時計方向に一杯に回されて
いて栓子レバー10の他端部10bはコツクレバ
ー11の一端部11aを介してストツパー部15
に押圧係止されており、栓子レバー10の下部1
0′が装填される弾薬2の薬莢底部3によつて押
圧されることにより栓子レバー10が回動せしめ
られるようになつている。この状態から弾薬2を
薬室7a内に左方より右方へ向つて挿入すると、
薬莢底部3が栓子レバー10の下部10′に当接
し、この下部10′を押すことにより栓子レバー
10が軸14を中心に圧縮ばね12を圧縮しつつ
反時計方向に回動される。薬莢底部3と栓子レバ
ー10の下部10′との押圧状態が解除し、弾薬
2が完全に薬室7a内に装填されると栓子レバー
10が圧縮ばね12により軸14を中心に時計方
向に回動され、その下部10′が第2図示のよう
に薬莢底部3の後面上部を係止して弾薬2を薬室
7a内に固定する。また砲が第2図の復座位置よ
り左方へ後退すると、尾栓室も後退しコツクレバ
ー11がその他端部11bをカム13によつて押
下げられることにより軸16を中心に時計方向に
回動される。そのため栓子レバー10が軸14を
中心に圧縮ばね12に抗して反時計方向に回動さ
れ、栓子レバー10の下部10′と薬莢底部3と
の係止状態が解かれ、薬室7a内の薬莢を取出す
ことができる。
なお、本発明は第2図で示す実施例の構造のも
のに限定されるものではなく、栓子レバー10、
コツクレバー11及びばね12の形状や形式を多
少変更し或るいはこれより容易に得られるもので
もよい。
上述のように本発明によれば、直線運動型式
を改め回転運動型式による構造にしたので、従来
のような摺動摩擦やこじり現象による作動不良を
生じない。栓子レバーを装填される弾薬の装填
方向と同じ方向に回動させるので、こじり現象が
なく円滑に作動し、作動速度が早く、確実であ
り、弾薬の装填も迅速に確実に正確に行うことが
できる。作動の信頼性が高く高速度作動ができ
るので、高発射速度を要求される砲にも使用でき
る等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来機構の一例を示す要部の断面図、
第2図本発明機構の一実施例を示す要部の断面図
である。 2……弾薬、3……薬莢底部、6……尾栓室、
7……砲身、7a……薬室、10……栓子レバ
ー、10′……栓子レバーの下部、11……コツ
クレバー、12……圧縮ばね、13……カム。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 弾薬を薬室内に装填する際、下部が薬莢底部
    によつて押圧されることにより回動せしめられ、
    弾薬装填終了時に薬莢底部を係止する、尾栓室の
    後端上部に軸支された栓子レバーと、この栓子レ
    バーの下部が薬莢底部を係止するよう栓子レバー
    の一端部を押圧する、尾栓室に収設されたばね
    と、栓子レバーと尾栓室の後端部に形成したスト
    ツパー部との間に一端部を挟接されて尾栓室の後
    端上部に軸支され、栓子レバーをばねに抗して回
    動すべく操作されるコツクレバーと、尾栓室後端
    上部の砲鞍の固定部に設けられ、尾栓室の後退時
    にコツクレバーの他端部を押圧して回動操作する
    カムとよりなる薬莢止め機構。
JP14471780A 1980-10-15 1980-10-15 Cartridge lock mechanism Granted JPS5767799A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14471780A JPS5767799A (en) 1980-10-15 1980-10-15 Cartridge lock mechanism

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14471780A JPS5767799A (en) 1980-10-15 1980-10-15 Cartridge lock mechanism

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5767799A JPS5767799A (en) 1982-04-24
JPS6121360B2 true JPS6121360B2 (ja) 1986-05-27

Family

ID=15368655

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14471780A Granted JPS5767799A (en) 1980-10-15 1980-10-15 Cartridge lock mechanism

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5767799A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0510667Y2 (ja) * 1987-12-25 1993-03-16
JPH0716662U (ja) * 1993-09-02 1995-03-20 株式会社田窪工業所 陳列台

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0510667Y2 (ja) * 1987-12-25 1993-03-16
JPH0716662U (ja) * 1993-09-02 1995-03-20 株式会社田窪工業所 陳列台

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5767799A (en) 1982-04-24

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