JPS6121328A - 自動ラベル貼着装置 - Google Patents

自動ラベル貼着装置

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JPS6121328A
JPS6121328A JP13589884A JP13589884A JPS6121328A JP S6121328 A JPS6121328 A JP S6121328A JP 13589884 A JP13589884 A JP 13589884A JP 13589884 A JP13589884 A JP 13589884A JP S6121328 A JPS6121328 A JP S6121328A
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automatic
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peeling
suction
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余語 照男
浩二 佐藤
甲田 衛一郎
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は自動ラベル貼着装置に関し、一層詳細には三
次元的曲面を有する比較的大きな外形の物品に対して自
動的にラベルを貼着することが可能な自動ラベル貼着装
置に関する。
飲食料品の容器や化粧品の容器を構成するビン等には従
来から各種のラベルが貼着され、その商品価値を向上さ
せると共に商標、商号等を付して自らの出所表示をする
ような工夫がなされている。
ところで、この種の容器は比較的小型である、ために、
ラベルを貼り着ける場合でも自動化し渇く、また、ラベ
ル自体、接着層が形成された接着表面を露出した状態で
存在しているために比較的容易にラベルを容器に貼着し
易い。従って、このためにこの種のラベルの貼着の自動
化も容易であるという利点を有している。
ところで、近年、ラベルはただ単に容器内に含まれてい
る品物の内容を表示したり、あるいはその出所を表示す
る等の機能からさらに飛躍して、装飾のためにのみ種々
の物品にラベルを貼着することがデザイン上からも、ま
た、生産工程上からも歓迎されるに至っている。例えば
、本出願人が種々生産している自動二輪車のガソリンタ
ンクには、例えばスピード感をより一層強調したり、ま
た自らの興趣に合わせて各種のラベルが貼着される状況
にある。
然しなから、このガソリンタンクのように、比較的大型
の物品に対して、しかもストライプ状の装飾用ラベルを
貼着しようとする時、前記のように飲食料品の容器や化
粧品の容器に貼着する各種自動装置では到底その要請に
適合することはできない。
すなわち、ガソリンタンク等の如く大きな物品は三次元
的曲面を有し、しかも、ラベルの種類自体も単に一枚の
ラベル本体と接着層から構成されるものではなく、一般
的に保護紙、ラベル紙本体、接着剤層および台紙と多層
構成されているために、少なくとも台紙−からラベル紙
本体を剥がし、これを前記接着剤層を介してガソリンタ
ンク等に自動的に貼着することが可能な装置は存在しな
かった。
従って、この種の比較的大きな三次元的曲面を有する物
品に装飾用のラベルを貼着する場合には、どうしても人
手に依存せざるを得す、生産効率が悪く、さらにコスト
も極めて高くなるという不都合が従来から指摘されてき
た。
そこで、本発明者等は鋭意考究ならびに工夫を重ねた結
果、積層されるラベルを自動的に所定位置まで搬送する
ラベル搬送用走行台と、ガソリンタンク等の比較的大き
な物品を位置決めするワークの位置決め装置と、搬送さ
れた多層構造のラベルから台紙を剥離するための剥離装
置と、前記ワークの保持装置に近接してラベルをワーク
に対して押圧する押圧装置等を互いに関連的に配設すれ
ば、人手を介することなく三次元的曲面を有するワーク
に対して比較的大きなラベルを自動的に貼着することが
出来る装置”が得られ、前記の不都合が一挙に解消する
ことが判った。
従って、本発明の目的は人手を介することなく比較的大
きな物品に対してラベルを自動的に貼着することが可能
な自動ラベル貼着装置を提供するにある。
前記の目的を達成するため番こ、本発明は搬送台と、貼
着すべきラベルを吸着するラベル吸着装置を備え前記搬
送台上を走行する走行台と、前記搬送台に近接してラベ
ル貼2着用ワークを位置決め保持するテーブルと、ワー
ク上に載置されたラベルを前記ワークに押圧する押圧装
置とからなることを特徴とする。
次に、本発明に係る自動ラベル貼着装置について好適な
実施例を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説
明する。
先ず、第1図に本発明に係る自動ラベル貼着装置10を
示す。自動ラベル貼着装置10は大きくラベル搬送装置
12)積層されるラベルを保持するためのラベル保持装
置14a、14b、ワーク、すなわち、ガソリンタンク
からなるラベル貼着用の物品16を回転可能に保持する
治具装置18、前記治具装置18をラベル搬送装置12
の直下で回転させるターンテーブル20、および前記ガ
ソリンタンク16にラベルが搬送される際、そのラベル
をガソリンタンク16に強制的に押圧して貼着する押圧
装置22とから基本的に構成される。
そこで、前記のラベル搬送装置12)ラベル保持装置1
4、冶具装置18、ターンテーブル20および押圧装置
22について項をわけて以下に説明する。
先ず、ラベル搬送装置12は搬送台24と前記搬送台2
4上を走行する一組の走行台26a、26bとを含む。
1般送台24の中央部には長手方向に沿ってボール螺子
28aおよび28bが回転自在に保持され、前記ボール
螺子28bの一端部にはプーリ30aが固着されている
。このプーリ30aはヘルド32を介して回転駆動源、
すなわち、モータ34の回転駆動軸に軸着されたプーリ
30bと連結している。夫々の走行台26a、26bは
その頂部に台板36a、36bを有し、その両端部から
複数の脚部38.38が下方に延在している。脚部38
は第2図りから諒解されるように断面半円状の受部40
a、40bを有し、搬送台24の上“部に固着されたレ
ール42a、42bと係合する。
一方、前記台板36a、36bの略中心部直下には、内
螺子44a、44bが係着され、これらの内螺子44a
、44bはボール螺子28a、28bと夫々噛合する。
なお、第2図Bにおいて、参照符号46はボール螺子2
8a、28bを連結する連結部材である。
次に、ラベル保持装置14について説明する。
ラベル保持装置14は前記搬送台24の側部に一対設け
られる。すなわち、第3図Aに示すように、搬送台24
の脚部48.48を利用してガイド部材50a、50b
が配設される。板体52は前記アングル部材54a、5
4bに沿って垂直方向に上下動可能な板体56に水平方
向を指向して橋架される。
一方、前記脚部48.48には同様にして水平方向に延
在する補助部材58が橋架され、この補助部材58に回
転駆動源、例えば、モークロ0が係着される。このモー
タ60の回転駆動軸にはプーリ62が軸着される。なお
、前記補助部材58の略中央部にもプーリ64を回転自
在に軸支しておく。前記プーリ62と64とはプーリベ
ルト66により回転駆動する。このブーIJ64を軸着
するボール螺子68は垂直方向上方へと延在し、前記板
体52の内螺子70と噛合する。そして、さらに上方へ
と延在し、搬送台24の上部に係着された軸受72に軸
支される。なお、この場合、前記板体52にはエアシリ
ンダ74を垂直方向に係着し、前記エアシリンダ74か
ら下方へ延在するシリンダロッド76の先端部には連結
部材78を係着し、さらに、この連結部材78には前記
板体52の上方に延在するロッド80を係止しておく。
従って、エアシリンダ74を駆動すれば、シリンダロン
ドア6、連結部材78を介して前記ロッド80は垂直方
向に変位し、板体52から上方へと突出することが容易
に諒解されよう。
そこで、以上のような構成からなるラベル保持装置14
に臨接して設けられる剥離装置8セについて説明する(
第1図参照)。この剥離装置82は固定された基台84
上でハンドル86の回転作用下に図示しないボール螺子
を介して移動するスライドテーブル88を含む。前記ス
ライドテーブル88の上面にはガイド部材9Qa、90
bが設けられると共にこのガイド部材9Qa、90bに
臨接して柱体92が垂直方向に延在している。柱体92
と前記ガイド部材90a、90bの間にはエアシリンダ
94が設けられ、前記エアシリンダ94のシリンダロッ
ド96の先端部にはアングル部材98が係着される。こ
のアングル部材98は上方に延在して前記ガイド部材9
0a、90bに沿って上下動作する保持部材100に係
着される。保持部材100は板体102を介してエアシ
リンダ104を固着し、前記エアシリンダ104のシリ
ンダロッド106はさらにアングル部材108と係合し
、前記アングル部材108の先端部には水平方向に配置
されたエアシリンダ110が固着される。一方、前記板
体102からは第1の爪部材112を立ち上がり配設し
、さらに、前記エアシリンダ110のシリンダロッド1
14の先端部にも同様にして第2の爪部材116を固着
する。すなわち、第4図から容易に諒解されるように、
エアシリンダ104を付勢すれば、エアシリンダ110
は垂直方向に変位し且つこのエアシリ、ンダ110を駆
動すれば、爪部材116は水平方向へと変位可能である
また、保持部材100の側面には屈曲した板体118が
固着され、前記屈曲した板体118の先端部にはエアシ
リンダ120が取り付けられる。従って、前記エアシリ
ンダ120のシリンダロッド122およびその先端部に
固着された剥離ヘッド124は破線矢印で示すように斜
め方向への変位が可能である。
次いで、ターンテーブル20について説明する。
ターンテーブル20は、第1図に示す通り、ターンテー
ブル本体130と、このターンテーブル本体130の下
方にあってターンテーブル本体を180°の範囲で回動
させるロータリーアクチュエータ132を含む。このタ
ーンテーブル20は実質的には第5図A並びに第5図B
に示すような構成を取ることが好ましい。すなわち、基
台134の上部に架台136を固定し、この架台136
の上部に前記ロータリーアクチュエータ132を固設す
る。ロータリーアクチュエータ132の回転軸138は
ポス140に嵌合している。このボス140には第5図
Bに示すように円形上のテーブル142が係着される。
一方、前記基台134からは屈曲する架台144を垂設
し、この架台144の上部に水平方向に延在する軸14
8により回転自在に軸着されたローラ146を配設する
。さらに、架台144には屈曲部材150を配設し、こ
の屈曲部材の上端部に垂直方向に延在する軸152によ
って軸着されたローラ154を回転自在に軸支する。す
なわち、ローラ146とローラ154はテーブル142
の下面にあって周回するレール156の底面および側面
に夫々摺接する。
一方、前記テーブル142の上面には屈曲部材を介して
回転自在に軸支されるボール螺子入58を配設する。す
なわち、このボール螺子158は回転ハンドル160に
よって回転し、ボール螺子158はその途上において内
螺子162と噛合する。
内螺子162は保持部材164に係着され、この保持部
材の上部にはさらに垂直方向調節螺子166が垂設され
る。この垂直方向調節螺子166は回転ハンドル168
により回転自在である。
そして、本発明では、さらに、この垂直方向調節螺子1
66の上端部に前記ターンテーブル本体130を固着す
る。
以上のような構成において、次に回転可能な治具装置1
8について説明する。治具装置18は前記テーブル13
0の上面に固設されたロータリーアクチュエータ172
を含み、このロータリーアクチュエータ172の回転軸
にはポルト174を介してワーク、すなわち、ガソリン
タンク16を支承するための冶具装置176が係着され
る。第5図Aの矢印に示すように、この場合、前記治具
装置176をシリンダ等のアクチュエータを使って矢印
方向に変位するよう構成しておけば、ガソリンタンク1
6の種類が異なった場合でもこれ蝉対応できる効果を奏
する。
さらに、前記ターンテーブル20に近接して配置される
押圧装置22について説明する。この押圧装置22は、
第1図から容易に諒解されるように、4軸駆動のロボッ
ト180で構成され、その先端部にヘラ部材182を有
する。すなわち、ロボット180のアーム184先端部
に固着されたロッド186の端部には回転自在に前記ヘ
ラ部材182が揺動自在に固着される。換言すれば、ア
ーム184の先端部にはさらにシリンダ188を固着し
、このシリンダ188のシリンダロッド190を前記ヘ
ラ部材182を保持する保持部材192と係合させてお
く。従って、保持部材192はシリンダ188の作用下
にロッド186の回転軸194を支点として揺動するこ
とが容易に諒解されよう。
次いで、前記走行台26aおよび26bの上方に配設さ
れるラベルホルダについて説明する。うヘルホルダ20
0a、200bは対称的に配置されるものであり、従っ
て、説明を簡略化するために、ラベルボルダ200aに
ついて説明する。ラベルホルダ200aは屈曲する脚部
202 a 、202bを有し、これらの脚部202a
、202bの上端部に直方体上の枠体204が固設され
る。枠体204の内部にはガイド部材206a、206
 b、206Cおよび206dを配置し、ガイド部材2
06aには吸引装置208aを、また、ガイド部材20
6bには吸引装置208bを配置する。さらにガイド部
材206Cには吸引装置208Cおよび208dを配置
すると共にガイド部材206dには夫々吸引装置208
e、208fを配設する。これらのガイド部材206a
乃至206dは夫々矢印A方向に変位自在であり、また
、吸引装置208a乃至208fは前記枠体204の内
部でガイド部材206a乃至206dに沿って矢印B方
向へと変位自在である。
さらにまた、この実施例によれば吸引装置208eまた
は208fのいずれか一方、若しくは双方にさらに吸引
装置210を固着する。吸引装置210は吸引装置20
8eの先端部のロッド212に保持部材214を介して
固着されると共に吸引装置210の先端部には屈曲した
状態で吸着盤216を配置する。
一方、前記ロッド212の先端・部には同様にして吸着
盤218を配置すると共にこの吸着盤218と同一平面
上でその先端部が第7図りに示すようにヒンジをもって
屈曲する屈曲板220を係着しておく。なお、吸引装置
208a乃至208dにも同様にしてその先端部にロッ
ドを介して吸着盤218を夫々配置しておくことは前記
と同様である。
本発明に係るラベル貼着装置は基本的には以上のように
構成されるものであり、次に、その作用並びに効果につ
いて説明する。
先ず、この自動ラベル貼着装置を作動させる前に第1図
並びに第3図Aに示すようにラベル保持装置14a並び
にラベル保持装置14bに対称的に積層されたラベル3
00を載置固定する。このラベル300は、第8図A並
びに第8図Bから容易に諒解されるように、ストライプ
状を形成し、その頂部に孔部302が穿設されている。
実質的には前記ラベル300は保護紙300a、ラベル
紙300b、接着剤層300Cおよび台紙300dの4
層構造からなる。そして、前記台紙300dの一部に切
込部304を設けておく。このようにラベル保持装置1
4a、14bにラベル300が積層配置されるとエアシ
リンダ74が駆動され、シリンダロッド76を介してロ
ッド80が上方へと突出し、前記孔部302に嵌合する
。この結果、積層されたラベル300はここで固定され
ることになる。なお、ラベル300の積層枚数等によっ
てラベル保持装置14a、14bの高さを調節しようと
する時にはモータ60を駆動すればよい。モータ60の
駆動によって、プーリ62)ベルト66、プーリ64が
回転し、この結果、ボール螺子68が回転すると内螺子
70はその回転に伴って上昇動作を行い、所定の位置ま
でラベル保持装置14a並びに14bを構成する板体5
2をガイド部材50a、50bに沿って上昇させ前記高
さ調節が行われる。
このような状態において、回転駆動源、すなわちモータ
34が回転駆動する。この結果、プーリ30bがプーリ
30aをベルト32を介して回転させ、このため、ボー
ル螺子28a並びに28bが回転する。すなわち、前記
ボール螺子28aおよび28bに螺合する内螺子44a
、44bが変位するために走行台26a、26bが搬送
台24上を走行することになる。なお、走行台26a、
26bはその半円状の受部4Qa、40bがレール42
a、42b上を摺動するために摩擦の少ない円滑な摺動
動作が確保される。この場合、前記走行台26a、26
bは第1図に示すように互いに搬送台24の距離を約半
分程走行できるようにその両者の距離を設定しておくと
よい。従って、このボール螺子28a、28bの回転に
よって走行台26aは位置Xを占め、走行台26bはそ
の時位置Yを占めるようにその距離を選択しておく。こ
のような状態に至っている時にラベルホルダ200aは
走行台26aと一体的であるために、ラベル保持装置1
4a上にある。そこで、吸引装置208a乃至208f
が付勢される。この結果、最上層部にあるラベル300
はこの吸引装置の吸着盤218により吸着されロンド8
0の先端部から離脱する。なお、この時、ターンテーブ
ル本体130上にはガソリンタンクが治具装置176に
手動若しくは自動により嵌合固定され、位置W1を占め
るようにロータリーアクチュエータ132を回転してお
く。すなわち、ロータリーアクチュエータ132が回転
するとターンテーブル本体130は回転するに至り、そ
の下面に配設されたレール156はローラ146.15
4と接するために円滑な回転が確保される。
また、場合によって、ガソリンタンク16がオートバイ
の機種によってその形状を相違させる時には、ラベルホ
ルダ200a、  200bとの相対距離が変位する。
そこで、例えば、回転ハンドル160を回転して、ポー
ル螺子158を螺回させ、これによって内螺子162を
変位させてテーブル170の変位を求めてもよい(第5
図A参照)。
また、高さの変位を欲する時には回転ハンドル168を
回転して垂直方向調節螺子166を変位させれば、前記
と同様にテーブル130は上下方向への変位を可能にす
る。以上のように調節可能であるために、ロータリーア
クチュエータ172に連結されている治具装置176の
水平方向並びに垂直方向の変位を確保でき、バライテイ
に冨むワークに対応できる。
そこで、モータ34を再び駆動すれば、ボール螺子28
a、28bが回転し、このため走行台26aと26bと
は原位置より離脱する。すなわち、位置Xを占める走行
台26aはY方向へと変位し、また、位置Yを占める走
行台26bはZ方向へと変位を開始する。この結果、ラ
ベルホルダ200aに吸引保持されたラベル300は剥
離装置82に指向することになる。所定距離進んだ状態
でエアシリンダ120が付勢される。この結果、シリン
ダロッド122の先端部に固着された剥離ヘッド124
は斜め上方へと突出する。この時、吸引装置208e若
しくは228fに保持された屈曲板220は前記剥離ヘ
ッド124の突出方向に到達しているだめにこの屈曲板
220を上方へと持ち上げる。
屈曲板220は、前記の通り、ヒンジ構造であるために
上方へと回動し、この時、吸着盤216が(=1勢され
ていれば、屈曲板220はこの吸着盤216により吸引
保持される。このように屈曲板とその下方に吸着盤21
8により保持されたラベル300先端部が撓曲すると、
特にラベル300を構成する台紙300 dには切込部
304が形成されているために保護紙300a、ラベル
紙300 b 、接着剤層300cおよび台紙300d
の前記切込部304の前方部分306のみが撓曲される
ことになる。そこで、走行台26aがさらにY方向へと
進行すると、撓曲の結果、台紙300dの残余の部分は
ラベル300を構成する他の部分よりも剥離した状態で
剥離装置82に到達する。このように直進する台紙30
0dの残余の部分は爪部材112と116との間隙部分
に到達し、この時、エアシリンダ104が付勢され、爪
部材116をエアシリンダ110と一体的に押し下げる
。この結果、爪部材112と爪部材116との間で前記
残余の台紙300dが保持されることになる。すなわち
、剥離作業が完了する。
そこで走行台26aが位置Yを占め、また走行台26b
が2位置を占めるようになる。この結果、すでにターン
テーブル20上のタンク16に前記ラベル300が対峙
することになり、そこで押圧装置22が付勢される。押
圧装置22はそのアーム184の先端部に固設されたシ
リンダ188を付勢し、ヘラ部材182の角度を変位さ
せながら前記ラベル300をタンク16上に押圧する。
一般的には、ストライプ状のラベル300はその略中央
部分を先ずヘラ部材182で押圧し、この時、この中央
部分を吸引する吸着装置208C1208dはその吸引
を停止し、前記ラベル300がタンク16に押圧され易
いように制御される。このようにして、順次ラベル30
0の前端部並びに後端部が吸引装置208 e 、  
208 fおよび208a、208bの減勢作用とのタ
イミングをとって押圧され、貼着されることになる。ガ
ソリンタンク16の1側面へのラベル300の貼着が完
了すると、走行台26aはX位置へと移送される。この
場合には、勿論、前記のようにモータ34が反対方向へ
と回転させられ、ボール螺子28a、28bがその走行
を確保する。この結果、走行台26bがZ位置からY位
置へと変化する。この間口−タリーアクチュエータ17
2が付勢され、治具装置176が180°回転する。す
なわち、ガソリンタンク16の反対側の側面がターンテ
ーブル本体130上に露呈することになる。そこで、前
記と同様に台紙300dを剥離された状態でY位置まで
到達したラベル300は、前記押圧装置22の付勢作用
下にラベル300をタンク16へと貼着することになる
。この間、ターンテーブル本体130の反対側では人手
若しくは自動搬送装置によって別異のタンク16がW2
の位置においてセツティングされることになる。反対側
の側面へのラベル300の貼着が終了すれば、走行台2
6bは位置Yから位置Zへと変位し、この間にターンテ
ーブル20はロータリーアクチュエータ132を回転さ
せてすでにターンテーブル本体130上に待機する次の
タンク16を押圧装置22側へと運び込むことになる。
なお、位WX、または位置Zへ戻ったラベル付ガソリン
タンク16からは人手、あるいは自動により保護紙30
0 aが剥離されることになる。
このようにして本発明によれば、比較的大きなワークに
対しても簡単に多層構造からなるラベルを貼着すること
ができ、しかも押圧装置22を構成するロボット180
の先端部の押圧力をアクチュエータによって加減すれば
極めて確実なラベルの貼着が確保できるという利点があ
る。
−さらにまた、ラベルの貼着自体に人手を要ざないため
に、装飾用ラベルの貼着に係る製品の生産を極めて短時
間に且つ効率的に行うことが出来るものであり、この結
果、生産コストの低下を達成することは勿論のこと、貼
着品質のすぐれた物品を得ることができるという効果も
得られる。
以上、本発明について好適な実施例を挙げて説明したが
、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、本発
明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並びに設
計の変更が可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る自動ラベル貼着装置の斜視図、第
2図Aは本発明に係る自動ラベル貼着装置の搬送台の平
面図、第2図Bは第2図Aに示す搬送台の正面図、第2
図Cは搬送台の一部省略側面図、第2図りは走行台と搬
送台との相互関係を示す一部省略側面図、第3図Aはラ
ベル保持装置の一部省略正面図、第3図Bはラベル保持
装置の一部省略側面図、第4図は剥離装置の一部省略正
面図、第5図Aはターンテーブルの一部省略縦断説明図
、第5図Bはターンテーブルを構成するテーブルとロー
タリーアクチュエータとの相関関係を示す平面説明図、
第6図は押圧装置を構成するロボット先端部のヘラ部材
とエアシリンダとの相関関係を示す説明図、第7図Aは
ラベルホルダと走行台との関係を示す説明図、第7図B
はラベルホルダの子画面、第7図Cはラベルホルダと走
行台との関係を示す正面図、第7図りはラベルホルダを
構成する吸着装置と屈曲板とエアシリンダとの相互関係
を示す説明図、第8図Aはラベルの斜視図、第8図Bは
ラベルの一部省略縦断面図である。 10・・自動ラベル貼着装置 12・・ラベル搬送装置 14・・ラベル保持装置16
・・ガソリンタンク 18・・治具装置20・・ターン
テーブル 22・・押圧装置24・・搬送台     
26a、26b1、走行台28a、 28b ・・ボー
ル螺子 30a、30b・・プーリ 32・・ヘルド34・・モ
ータ     36a、36b・・台板38・・脚部 
     40a、 40b ・・受部42a142b
・・レール 44a144b・・内螺子46・・連結部
材    48・・脚部50a、50b・・ガイド部材 52・・板体 54a、54b・・アングル部材 56・・板体      58・・補助部材60・・モ
ータ     62.64・・プーリ66・・プーリヘ
ルド68・・ポール螺子70・・内螺子     72
・・軸受74・・エアシリンダ  76・・シリンダロ
ンドア8・・連結部材    80・・ロッド82・・
剥離装置    84・・基台86・・ハンドル 88・・スライドテーブル 90a、90b・・ガイド部材 92・・柱体      94・・エアシリンダ96・
・シリンダロッド 98・・アングル部材100・・保
持部材   102・・板体104・・エアシリンダ 
106・・シリンダロッド108・・アングル部材 1
10・・エアシリンダ112・・爪部材    114
・・シリンダロッド116・・爪部材    118・
・板体120・・エアシリンダ 122・・シリンダロ
ッド124・・剥離ヘッド  130・・ターンテーブ
ル132・・ロータリーアクチュエータ 134・・基台      136・・架台138・・
回転軸    140・・ボス142・・テーブル  
 144・・架台146・・ローラ    148・・
軸150・・屈曲部材   152・・軸154・・ロ
ーラ     156・・レール158・・ボール螺子
  160・・回転ハンドル162・・内螺子    
164・・保持部材166・・垂直方向調節螺子 168・・回転ハンドル 172・・ロータリーアクチュエータ 174・・ポル)     176・・治具装置180
・・ロボット    182・・ヘラ部材184・・ア
ーム    186・・ロッド188・・シリンダ  
 190・・シリンダロッド192・・保持部材   
194・・回転軸200a・・ラベルホルダ202aX
b・・脚部204・・枠体 206a〜206d・・ガイド部材 208a 〜208 f −・吸引装置210・・吸引
装置   212・・ロッド214・・保持部材   
216.218 ・・吸着盤220・・屈曲板    
300・・ラベル300a・・保護紙   300b・
・ラベル紙300C・・接着剤層  300d・・台紙
302・・孔部     304・・切込部306・・
前方部分

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)搬送台と、貼着すべきラベルを吸着するラベル吸
    着装置を備え前記搬送台上を走行する走行台と、前記搬
    送台に近接してラベル貼着用ワークを位置決め保持する
    テーブルと、ワーク上に載置されたラベルを前記ワーク
    に押圧する押圧装置とからなることを特徴とする自動ラ
    ベル貼着装置。
  2. (2)特許請求の範囲第1項記載の装置において、搬送
    台に近接して昇降自在なラベル保持装置を設け、さらに
    前記ラベル保持装置とテーブルとの間にラベルの台紙を
    剥離するための自動剥離装置を配設することからなる自
    動ラベル貼着装置。
  3. (3)特許請求の範囲第2項記載の装置において、走行
    台は搬送台に対して少なくとも一組設けられ、ラベル吸
    着装置は複数個の変位自在な吸着盤を備えることからな
    る自動ラベル貼着装置。
  4. (4)特許請求の範囲第3項記載の装置において、自動
    剥離装置は少なくともいずれか一方が垂直方向に変位す
    る一組の爪部材と、ラベルの搬送方向の前段にあって前
    記爪部材に近接して斜め上方へと突出する剥離ヘッドを
    有するシリンダとを含み、一方、複数個の吸着盤の内の
    いずれかはラベル吸着装置の下方に配設された屈曲板の
    屈曲端部に対して配設され、前記剥離ヘッドの突上げ動
    作により屈曲する前記屈曲端部を前記吸着盤が吸着する
    よう構成してなる自動ラベル貼着装置。
  5. (5)特許請求の範囲第1項記載の装置において、テー
    ブルは搬送台の下方にあって回転自在に保持され、前記
    テーブルの上面にはラベル貼着用のワークを保持する少
    なくとも一組の治具を配設してなる自動ラベル貼着装置
  6. (6)特許請求の範囲第5項記載の装置において、治具
    は回転可能に保持されワークの複数の面にラベルを貼着
    するよう構成してなる自動ラベル貼着装置。
JP13589884A 1984-06-29 1984-06-29 自動ラベル貼着装置 Granted JPS6121328A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09311630A (ja) * 1996-05-17 1997-12-02 Kao Corp 粘着テープの貼付装置
JP2016533307A (ja) * 2013-09-27 2016-10-27 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー ロボット支援オートメーション化された、複雑な三次元表面に対してデカールを貼り付ける方法

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JPS514200A (en) * 1974-06-25 1976-01-14 Sankyo Co Pirido * 1*22a * pirimijinonjudotaino seiho
JPS5344956U (ja) * 1976-09-22 1978-04-17

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