JPS61212376A - パイプの洗浄方法 - Google Patents
パイプの洗浄方法Info
- Publication number
- JPS61212376A JPS61212376A JP60052889A JP5288985A JPS61212376A JP S61212376 A JPS61212376 A JP S61212376A JP 60052889 A JP60052889 A JP 60052889A JP 5288985 A JP5288985 A JP 5288985A JP S61212376 A JPS61212376 A JP S61212376A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- cleaning
- cleaning liquid
- treated
- ultrasonic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Cleaning In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、冷間圧延機や抽伸機により加工したパイプの
内面を洗浄する方法に関する。
内面を洗浄する方法に関する。
従来の技術
冷間圧延機や抽伸機により加工した直後のパイプの内外
面には潤滑剤が付着しており、次工程、例えば熱処理工
程に付する前に洗浄工程が必要になる。従来、外面の洗
浄に関しては、例えば機械的な汚れ除去、溶剤の使用、
超音波洗浄法等が一般に行なわれ、一方、内面の洗浄に
ついては、第2図(イ)のように被処理パイプ(2)内
に洗1芋液(3)を送給流通させる方法、あるいは同図
(ロ)のように被処理パイプ■を洗浄液(3)中に浸漬
した吠面で、洗浄液槽0)の底部に配した超音波振動子
(4)より足音波振動を与える方法が主に用いられてい
る。
面には潤滑剤が付着しており、次工程、例えば熱処理工
程に付する前に洗浄工程が必要になる。従来、外面の洗
浄に関しては、例えば機械的な汚れ除去、溶剤の使用、
超音波洗浄法等が一般に行なわれ、一方、内面の洗浄に
ついては、第2図(イ)のように被処理パイプ(2)内
に洗1芋液(3)を送給流通させる方法、あるいは同図
(ロ)のように被処理パイプ■を洗浄液(3)中に浸漬
した吠面で、洗浄液槽0)の底部に配した超音波振動子
(4)より足音波振動を与える方法が主に用いられてい
る。
発明の目的
しかしながら、パイプ内面の洗浄においで、彼処□理パ
イプ内に洗浄液を送給流通させる方法では、何回も繰り
返す必要があり、しかも汚れが被処理パイプの内面に固
く伸行している場合には、洗浄回数を上げるのみでは除
去が困難である。一方、被処理パイプを洗it液中に浸
漬した状態で1IirIf波振動を与える方法では、洗
浄液が移動しないため洗浄効果が低下したり、汚れの再
併行が生じたりし、完全な洗浄が出来ない場合があった
。
イプ内に洗浄液を送給流通させる方法では、何回も繰り
返す必要があり、しかも汚れが被処理パイプの内面に固
く伸行している場合には、洗浄回数を上げるのみでは除
去が困難である。一方、被処理パイプを洗it液中に浸
漬した状態で1IirIf波振動を与える方法では、洗
浄液が移動しないため洗浄効果が低下したり、汚れの再
併行が生じたりし、完全な洗浄が出来ない場合があった
。
本発明は、上記従来の欠点を解決することを目的とする
。
。
発明の構成
本発明は、被処理パイプの一端から他端に向って洗浄液
を送給流通させると同時に、前記内部洗浄液に超音波振
動を付与し、内部洗tllを行なうことを要旨とするパ
イプの洗浄方法である。
を送給流通させると同時に、前記内部洗浄液に超音波振
動を付与し、内部洗tllを行なうことを要旨とするパ
イプの洗浄方法である。
本発明において、被処理パイプの内部を流通している洗
浄液に外部から振動を与えるには、被処理パイプを洗浄
液中に浸漬した吠歯で、該洗浄液および被処理パイプを
介して振動を与えてもよいし、直接前記被処理パイプを
介して与えてもよい。
浄液に外部から振動を与えるには、被処理パイプを洗浄
液中に浸漬した吠歯で、該洗浄液および被処理パイプを
介して振動を与えてもよいし、直接前記被処理パイプを
介して与えてもよい。
また、被処理パイプに洗浄液を送給流通させる方法とし
ては、前記被処理パイプの一端にノズルを付着し、該ノ
ズルを介して送給流通させてもよいし、被処理パイプを
洗浄液中に浸漬した伏態で、前記被処理パイプの一端の
手前、直近に洗浄液の送給口を保持し、送給流通させて
もよい。
ては、前記被処理パイプの一端にノズルを付着し、該ノ
ズルを介して送給流通させてもよいし、被処理パイプを
洗浄液中に浸漬した伏態で、前記被処理パイプの一端の
手前、直近に洗浄液の送給口を保持し、送給流通させて
もよい。
洗浄液としては、トリクロルエチレン、フロン系溶剤、
アルカリ系溶剤等が使用され、該洗浄液の混度は、トリ
クロルエチレンの場合は50〜60℃、フロン系溶剤の
場合は室温程度、またアルカリ系溶剤の場合は30〜6
0℃が好適である。
アルカリ系溶剤等が使用され、該洗浄液の混度は、トリ
クロルエチレンの場合は50〜60℃、フロン系溶剤の
場合は室温程度、またアルカリ系溶剤の場合は30〜6
0℃が好適である。
被処理パイプ内の流速は、洗浄液の種類によらず1〜3
m/sが実用上好ましい、なお、循環装置としては、
通常のポンプで十分使用可能である。
m/sが実用上好ましい、なお、循環装置としては、
通常のポンプで十分使用可能である。
超音波振動については、通常用いられているフェライト
振動子により、周波数20〜50 kllzで行なうの
が適当である。
振動子により、周波数20〜50 kllzで行なうの
が適当である。
実 施 例
以下、実施例にもとずいて更に詳細に説明する。
実施例1
第1図は、本発明の具体的な方法の一例を示した図で、
同図(イ)は底部に超音波振動子(4)を配した洗浄液
iff (1)内に洗浄液a)を満し、被処理パイプ■
を浸漬、保持し、N環装置■により洗浄液槽(1)内の
洗浄液(3)を循環さぜるようにしたもので、前記被処
理パイプ(2)の一端の手前、直近に循環用パイプ(6
)の送給〇を保持し、洗浄液(3)を前記パイプ(2)
に送給流通できるようにした例、同図(ロ)は、同図(
イ)と同じ構成であるが、循環用パイプ(6)の送給口
にノズル■を皐り付け、該ノズルωを前記被処理パイプ
■の一端に挿・看し、洗浄液(3)を前記パイプ■に送
給流通できるようにした例、また同図(ハ)は被処理パ
イプ(2)に直接超音波振動子(4)を取り付け、同図
(Olと同様に前記被処理パイプ■の一端にノズルωを
挿若し、他端に洗浄液受槽(8)を設け、循環K M■
により洗浄液(3)を送給流通できるようにした例で、
上記いずれにおいても、被処理パイプ(2)に洗浄液(
3)を送給流通させると同時に前記洗浄液(3)に超音
波振動を付与し、洗浄する。
同図(イ)は底部に超音波振動子(4)を配した洗浄液
iff (1)内に洗浄液a)を満し、被処理パイプ■
を浸漬、保持し、N環装置■により洗浄液槽(1)内の
洗浄液(3)を循環さぜるようにしたもので、前記被処
理パイプ(2)の一端の手前、直近に循環用パイプ(6
)の送給〇を保持し、洗浄液(3)を前記パイプ(2)
に送給流通できるようにした例、同図(ロ)は、同図(
イ)と同じ構成であるが、循環用パイプ(6)の送給口
にノズル■を皐り付け、該ノズルωを前記被処理パイプ
■の一端に挿・看し、洗浄液(3)を前記パイプ■に送
給流通できるようにした例、また同図(ハ)は被処理パ
イプ(2)に直接超音波振動子(4)を取り付け、同図
(Olと同様に前記被処理パイプ■の一端にノズルωを
挿若し、他端に洗浄液受槽(8)を設け、循環K M■
により洗浄液(3)を送給流通できるようにした例で、
上記いずれにおいても、被処理パイプ(2)に洗浄液(
3)を送給流通させると同時に前記洗浄液(3)に超音
波振動を付与し、洗浄する。
実施例2
本発明の効果を確認するために、第1表に示す材質お上
び形吠の被処理パイプを用い、第1図(切に示した方法
で本発明を実施した。
び形吠の被処理パイプを用い、第1図(切に示した方法
で本発明を実施した。
前記被処理パイプは、潤滑剤として粘度■8.7cs
t (40℃)、流動点−20℃、比重1.190の油
を使用した冷間圧延材である。用いた洗浄液および超音
波振動子に関する諸条件も、同表に併せ示した。
t (40℃)、流動点−20℃、比重1.190の油
を使用した冷間圧延材である。用いた洗浄液および超音
波振動子に関する諸条件も、同表に併せ示した。
なお、被処理パイプは、一定間隔をもたせ縦に直線伏に
並べた超音波振動子の直上に水平に配し、前記パイプの
横断面の中心から下方の前記超音波振動子の1喘および
上方の洗浄液表面までの距離が、それぞれ75■■およ
び100 自11となるように固定した。
並べた超音波振動子の直上に水平に配し、前記パイプの
横断面の中心から下方の前記超音波振動子の1喘および
上方の洗浄液表面までの距離が、それぞれ75■■およ
び100 自11となるように固定した。
また、比較法として、被処理パイプ、洗浄液、超音波振
動付与笠に関する個々の条件は本発明法と同じであるが
、超音波振動付与のみで洗浄した場合(以下比較法1と
いう)、洗浄液の送給流通のみで洗浄した場合(以ド比
較法2という)、および最初比較法1で、ついで比較法
2で洗浄した場合(以下比較法3という)についても実
施した。
動付与笠に関する個々の条件は本発明法と同じであるが
、超音波振動付与のみで洗浄した場合(以下比較法1と
いう)、洗浄液の送給流通のみで洗浄した場合(以ド比
較法2という)、および最初比較法1で、ついで比較法
2で洗浄した場合(以下比較法3という)についても実
施した。
第2表は、上記各種洗浄の結果をまとめたものである。
同表において、洗浄効果は下記の方法により合格・不合
格を判定し、被処理パイプ本数に対する合格本数の比率
(%)で表示した。即ち、洗浄を柊えたパイプの一端に
、アセトンをしみ込ませた適度の大きさのガーゼを装入
し、圧空で他端へ押し出し、このとき付着したガーゼ表
面の汚れ程度により、再洗浄が不要な場合は合格、必要
な場合は不合格とした。
格を判定し、被処理パイプ本数に対する合格本数の比率
(%)で表示した。即ち、洗浄を柊えたパイプの一端に
、アセトンをしみ込ませた適度の大きさのガーゼを装入
し、圧空で他端へ押し出し、このとき付着したガーゼ表
面の汚れ程度により、再洗浄が不要な場合は合格、必要
な場合は不合格とした。
第 1 表
第2表
i2表の結果から、本発明の洗浄効果は完全で、洗浄時
間が短いにもかかわらず、比較法1および比較法2に比
べ格段に優れていることがわかる。
間が短いにもかかわらず、比較法1および比較法2に比
べ格段に優れていることがわかる。
比較法3の洗浄効果は、比較法1と比較法2のそれぞれ
の効果の和とみなされるが、本発明法においては、これ
をはるかに上回る予想外の顕著な効果が得られることが
わかる。
の効果の和とみなされるが、本発明法においては、これ
をはるかに上回る予想外の顕著な効果が得られることが
わかる。
発明の効果
以上述べたように、パイプの内面を洗浄するにあたり、
洗浄液のパイプへの送給流通と、前記洗浄液への超音波
振動付与とを同時に行なう本発明方法は、比較的霞易な
装置をもって、短時間に、しかも極めて優れた洗浄効果
を得ることができるという著効がある。
洗浄液のパイプへの送給流通と、前記洗浄液への超音波
振動付与とを同時に行なう本発明方法は、比較的霞易な
装置をもって、短時間に、しかも極めて優れた洗浄効果
を得ることができるという著効がある。
m1図は本発明を実施するためのri置の一例を示す模
式図、m2図は従来法の概略説明図である。 l・・・・・・洗浄液槽 2・・・・・・被処理パ
イプ3・・・・・・洗浄液 4・・・・・・超音
波振動子5・・・・・・循Ml li fil
8・・・・・・循環用パイプ7・・・・・・ノズル
8・・・・・・洗瞳液受槽出 願 人 住友金属
工業株式会社 第1図
式図、m2図は従来法の概略説明図である。 l・・・・・・洗浄液槽 2・・・・・・被処理パ
イプ3・・・・・・洗浄液 4・・・・・・超音
波振動子5・・・・・・循Ml li fil
8・・・・・・循環用パイプ7・・・・・・ノズル
8・・・・・・洗瞳液受槽出 願 人 住友金属
工業株式会社 第1図
Claims (1)
- 被処理パイプの一端から他端に向って洗浄液を送給流通
させると同時に、前記内部洗浄液に超音波振動を付与し
、内部洗浄を行なうパイプの洗浄方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60052889A JPS61212376A (ja) | 1985-03-15 | 1985-03-15 | パイプの洗浄方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60052889A JPS61212376A (ja) | 1985-03-15 | 1985-03-15 | パイプの洗浄方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61212376A true JPS61212376A (ja) | 1986-09-20 |
Family
ID=12927432
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60052889A Pending JPS61212376A (ja) | 1985-03-15 | 1985-03-15 | パイプの洗浄方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61212376A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62121388A (ja) * | 1985-11-19 | 1987-06-02 | ウエスチングハウス エレクトリック コ−ポレ−ション | 管洗浄装置 |
JP2009297621A (ja) * | 2008-06-11 | 2009-12-24 | Sanoh Industrial Co Ltd | 中空部品の洗浄方法 |
-
1985
- 1985-03-15 JP JP60052889A patent/JPS61212376A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62121388A (ja) * | 1985-11-19 | 1987-06-02 | ウエスチングハウス エレクトリック コ−ポレ−ション | 管洗浄装置 |
JP2009297621A (ja) * | 2008-06-11 | 2009-12-24 | Sanoh Industrial Co Ltd | 中空部品の洗浄方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
DE69305800T3 (de) | Reinigung mittels Kavitation in Flüssiggas | |
US2536208A (en) | Method of treating strands | |
US3355324A (en) | Method of cleaning ink from rubber dies | |
JPS61212376A (ja) | パイプの洗浄方法 | |
US3010853A (en) | Method of cleaning pipes and the like | |
DE3626054A1 (de) | Verfahren und einrichtung zum ultraschallreinigen von rotationssymmetrischen serienteilen | |
JP2934298B2 (ja) | 配管システム洗浄方法 | |
JPS59209691A (ja) | 超音波による管洗浄方法及びその装置 | |
JPS6012187A (ja) | 洗浄方法及び装置 | |
US3011922A (en) | Parts cleaning rack and method | |
DE3207135C2 (ja) | ||
JPS58153569A (ja) | 溶接管内面の清掃方法 | |
JPH06201100A (ja) | 流体供給装置及び配管洗浄装置 | |
Twigg | High-pressure water jetting techniques | |
JPS62117689A (ja) | 冷却水管の洗浄装置 | |
JPS5297265A (en) | Bubbling cleaning method for liquid pipe system | |
JPS5995978A (ja) | 洗浄方法及び装置 | |
JPS61220777A (ja) | 洗浄装置 | |
JPS6041981B2 (ja) | 連結した化学処理装置の処理液循環機構 | |
JPH0448267U (ja) | ||
DE2053395A1 (en) | Solvent degreasing plant - for long workpieces | |
JPS60104269U (ja) | 化成処理装置のシヤワ−配管内におけるスラツジ堆積防止装置 | |
JPS5851971A (ja) | 残留フラツクスの除去方法および装置 | |
US2446338A (en) | Tank cleaning apparatus | |
JPS6068090A (ja) | 洗浄方法 |