JPS59209691A - 超音波による管洗浄方法及びその装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 浄し得るようにした、超音波による管講浄方法及びその
装置に関する。

洗浄費の大幅なコストダウンや公害発生の速かな回避を
実現するために、近年超音波洗浄方式が注目を浴びてい
る。而して、従来の超音波洗浄をｆＡｌ図により説明す
ると、通常の洗浄槽ａ内底部或いは側部に振動子ｂを固
定すると共に所定の洗ｖ′ＩＩ液Ｃを洗浄槽ａに溜め、
被洗浄物ｄを洗浄ＭＩａ内に投入して図示してない発振
器により振動子ｂを振動させ、該振動子ｂから洗浄液Ｃ
中に浸した被洗浄物ｄに向って超音波を１１、碩射し、
被洗浄物ｄに接する洗浄液Ｃの表面に加圧、減圧を繰返
して被洗浄物ｄを洗浄している。

しかし、上記従来方式にあっては、被洗浄物ｄを洗浄槽
ａ内に投入しなければならないため比較的小さな被洗浄
物ｄの洗浄には適しているが、管のような長尺物は洗浄
槽ａ内に投入できないためその洗浄は不可能であった。

そこで従未は管の内外面を洗浄する場合には、サンドブ
ラスト、ブラシ等により作業員が手作業で洗浄する以外
に洗浄手段がなく、従って作業能率が悪い、等の問題が
あった。

本発明は管のような長尺物やプラントに組込まれたまま
の管を容易上つ迅速に洗浄し得るようにすることを１」
的としており、管の外周又は内周に、管の外面又は内面
に対して所要の間隔を有する振動子を管に対して同心状
に装着し、管と振動子との間の間隙に洗浄液保持層とし
て挿入し、該洸７（Ｉ液保持層に所定の洗浄液を供給し
つつ発振器により振動子を振動させることにより超音波
を発生させ、振動子及び洗浄液保持層を管に治って移動
させ、管の洗浄を行っている・従って、管を洗浄槽内に
投入しなくとも、その内外面を簡単且つ迅速に洗浄する
ことが可能である。

以下、本発明の実施例を添付図面により説明する。

第２図は本発明の一実施例で、管の外面を洗浄する場合
を示している。すなわち、管１の外面に、環状の振動子
支持ｍ４１４２を嵌合せしめ、該振動子支持機構２の内
側に管ｌの外周に当接する車輪３を取（ツけて振動子支
持機構２を管１に治って軸線方向へ移動し得るようにす
る。該振動子支持機ネ１４２は駆動装置により移動する
ようにしても良いし、或いは作業員が手で牽引し得るよ
うにしても良い。

振動子支持機構２に隣接して管１の外周に装着された環
状の振動子４を配設し、該振動子４と１ｉ１〕記振動千
振動子支持とを連結材５により連結し、振動子４の内周
と管１の外面との間に設けられた空隙部に、１Ｍ綿体の
ような多孔質の洸７４１掖保持層６を原状にして挿入し
、所定位置に配設した発振器７をリード線８を介して振
動子４に連結すると共に洗浄液槽９に接続した管路１０
にポンプ１１を取付け、管路１０の先端をｍＪ記洗浄液
保持層６に連結して作業時に洗浄液槽９内の洗浄液１２
を洗浄液保持層６に送給し得るようにする。管路１０は
洗浄液槽９が移動しない形式の場りにはフレキシブルホ
ースとする。

管ｌの外面を洗浄する際には、ポンプ１１を駆動して洗
浄液槽９内の洗浄液１２を管路１ｏがら洗浄液保持層６
に連続的に供給すると共に発振器７により振動子４を振
動させる。そうすると、振動子４から超音波が発せられ
、洗浄液保持層６が強力に振動を繰返されることにより
、洗浄ｌｔ受が加圧、減圧を繰返されて管１の外面の付
着物か洗浄、除去される。この洗浄の際、振動子支持機
構２は所定の速度で管１の軸線方向へ移動するため、振
動子４及び洗Ｓ液保持層６も振動子支持機構２に牽引さ
れて管１の軸線方向へ移動しつつ付着物の洗浄が行われ
る。

第３図は本発明の他の実施例であり前記実施例では管外
面を洗浄するようにしているが、本実施例では管内面を
洗浄するようにしている。

すなわち、管１の内部に車輪３を介して走行自在な振動
子支持機ｗＪ２を嵌入し、該振動子支持機（１０２に環
状の振動子４を連結材５を介して連に’ｉ　シ、３が動
子４の外周と管１の内面との間に、海綿体状の多孔質の
洗浄液保持層６を挿入しである。図中第２図に示す符号
と同一の符号のものは同一のものを示す。

ｊｉｌｉかる構成とすれば、発振器７により振動子４を
振動させると共にポンプ１１により洗浄液１２を洗浄液
保持層６へ連続的に送給し、振動子支持機構２を所定の
速度で移動させることにより振動子４及び洗浄液保持層
６を牽引しつつ連続的に管１内面の付着物を洗浄、除去
することができる。

なお、本発明の実施例においては振動子及び洗浄液保持
層を移動させつつ洗浄を行う場合について説明したが、
これらを停止させて洗浄を’（−ｊい、洗浄終了後に移
動させるようにしても実施し得ること、洗浄液保持層と
してはｎｎ綿イ本のような多孔質のものの他、小径の直
線的な貫通孔を多数有するものでも実施できること、洗
浄液保持層は多孔質状のものであっても或し）４よ直線
状の貫通孔を有するものであっても格子引火番こ配列し
、格子状の内側の空間部に洗浄液を満たすようにしでも
実施できること、その他、本発明の要旨を逸脱しない範
囲内で種々変更を加え得ること等は勿論である。

本発明の超音波による管洗浄方法及びその装置６によれ
ば、 １）洗浄槽内に収納できない長尺物又はプラントに組込
まれたままの管を簡単且つ迅速に洗浄することかできる
、 １０作業員がブラシ等により手作業で洗浄を行う必要か
ないから、洗浄作業の省力化を図ることができ、しかも
原子力発電所の配管にも適用できるため、作業員の被曝
の虞れが派生して安全性か向」−する、 ＋１ｔ）ｆ＝ｊ着物の性状により最適の洗浄液を選定す
ることができ且つ洗浄液は常に新しく補給しているので
、洗浄効果が顕著となり、又洗浄液を例えば酸性のもの
からアルカリ性のものへ変更することも容易に行い得る
ので作業性が良好である、 ＋Ｖ）７先７争のためのリアクションがほとんどないた
め、管内外面を損傷する虞れがない、 ■）洗浄ｖｆ々の回収、再使用の閉サイクルを組むこと
も洗浄液の処理装置をプロセスに組込むことにより０丁
能である、 ■）異物か混入せず、遠隔操作が容易である、等、種々
の優れた効果を奏し得る。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の超音波洗浄の説明図、第２図は本発明の
超音波による管洗浄方法及びその装置４の一実施例の説
明図、第３図は本発明の超音波による管洗浄方法及びそ
のＪＡ：Ｅｊの他の実施例の説明図である。 図中１は管、２は振動子支持ａ！椙、４は振動子、３は
洗浄液保持層、７は発振器、９は洗浄液槽、１２は洗′
ｎ液を示す。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）管の外面若しくは内面に嵌合せしめられた振動子と
   管との間に洗浄液を保持し得るようにした洗浄液保持層
   を挿入し、ｎη記捩振動子発振器により振動させると共
   に洗浄液保持層に洗浄液を供給し、管の外面若しくは内
   面にイー」着しでいる付着物を洗浄、除去することを特
   徴とする超音波による管洗浄方法。 ２）管の外面又は内面に嵌合せしめられ発振器により振
   動し得るようにした振動子と、該振動子及び管外面又は
   管内面との…１に挿入され・ｌ光像液槽から送給された
   洗浄液を保持し得るようにした洗浄液保持層と、振動子
   及び洗浄液保持層を支持し管軸線方向へ移動し得る支持
   機＋ｔａとを設けたことを特徴とする超音波による管洗
   浄装置。