JPS6121178Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6121178Y2 JPS6121178Y2 JP2121780U JP2121780U JPS6121178Y2 JP S6121178 Y2 JPS6121178 Y2 JP S6121178Y2 JP 2121780 U JP2121780 U JP 2121780U JP 2121780 U JP2121780 U JP 2121780U JP S6121178 Y2 JPS6121178 Y2 JP S6121178Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transformer core
- wire
- feeding device
- shaft
- power source
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 22
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 9
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 231100000989 no adverse effect Toxicity 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
- 238000005493 welding type Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Arc Welding Control (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、溶接用電源と消耗ワイヤの送給装置
とを一体にした溶接機に係り、さらに詳しくは消
耗ワイヤを巻付けたワイヤリールを装着する軸の
固定機構に関するものである。
とを一体にした溶接機に係り、さらに詳しくは消
耗ワイヤを巻付けたワイヤリールを装着する軸の
固定機構に関するものである。
一般にアーク溶接機は、第１図に示すように溶
接用電源と消耗ワイヤの送給装置とを一つにまと
めてケースに取付けている。すなわち、この溶接
機は、キヤスタークを有するケース４の底板の一
側に溶接用電源であるコイル６を巻装した変圧器
鉄心５を取付け、他側の上方に消耗ワイヤの送給
装置である消耗ワイヤを巻いたワイヤリール１を
取付けている。前記ワイヤリール１は水平状の軸
８に回転自在に取付けられて支持されるが、ワイ
ヤリール１を支持する軸８はその基部を補強板３
で補強されてケース４の上側中央から突出した区
画用の仕切板２に固定されている。このようにワ
イヤリール１を支える軸８を仕切板２に固定する
構造の従来の溶接機は、ワイヤリール１の重さ約
20Kgに耐えられるように前述の如く仕切板２に補
強板３を張設したり、あるいは仕切板自体の板厚
を増したりして仕切板２に強度をもたせている。
しかし、仕切板２を補強板３で補強したり、仕切
板自体の板厚を増すことは溶接機の構造が複雑か
つ大型化して重量も増加し、コストアツプになる
などの問題がある。さらに、この溶接機では、コ
イル６を巻装した変圧器鉄心５と、ワイヤリール
１との配置上ケース４が高くならざるを得ず、重
量的にバランスを欠き設置上不安定になりやすい
問題がある。
接用電源と消耗ワイヤの送給装置とを一つにまと
めてケースに取付けている。すなわち、この溶接
機は、キヤスタークを有するケース４の底板の一
側に溶接用電源であるコイル６を巻装した変圧器
鉄心５を取付け、他側の上方に消耗ワイヤの送給
装置である消耗ワイヤを巻いたワイヤリール１を
取付けている。前記ワイヤリール１は水平状の軸
８に回転自在に取付けられて支持されるが、ワイ
ヤリール１を支持する軸８はその基部を補強板３
で補強されてケース４の上側中央から突出した区
画用の仕切板２に固定されている。このようにワ
イヤリール１を支える軸８を仕切板２に固定する
構造の従来の溶接機は、ワイヤリール１の重さ約
20Kgに耐えられるように前述の如く仕切板２に補
強板３を張設したり、あるいは仕切板自体の板厚
を増したりして仕切板２に強度をもたせている。
しかし、仕切板２を補強板３で補強したり、仕切
板自体の板厚を増すことは溶接機の構造が複雑か
つ大型化して重量も増加し、コストアツプになる
などの問題がある。さらに、この溶接機では、コ
イル６を巻装した変圧器鉄心５と、ワイヤリール
１との配置上ケース４が高くならざるを得ず、重
量的にバランスを欠き設置上不安定になりやすい
問題がある。
本考案の目的は、上記従来技術の問題点に鑑
み、構造を小型簡素化して重量の軽減を図り、設
置上の安定性も向上させるようにした消耗ワイヤ
の送給装置一体形溶接機を提供することにある。
み、構造を小型簡素化して重量の軽減を図り、設
置上の安定性も向上させるようにした消耗ワイヤ
の送給装置一体形溶接機を提供することにある。
本考案は、上記目的達成のため、溶接用電源の
変圧器鉄心に消耗ワイヤの送給装置のワイヤリー
ル装着用軸を支持させるようにしたものである。
変圧器鉄心に消耗ワイヤの送給装置のワイヤリー
ル装着用軸を支持させるようにしたものである。
以下、本考案を第２図及び第３図に示す実施例
について説明する。図中、第１図と同一符号は同
一部分ないしは該当部分を示すものとする。
について説明する。図中、第１図と同一符号は同
一部分ないしは該当部分を示すものとする。
第２図は本考案の第１の実施例で、ワイヤリー
ル１を装着する軸８の基部を変圧器鉄心５の側面
に直接溶接して固定したものである。
ル１を装着する軸８の基部を変圧器鉄心５の側面
に直接溶接して固定したものである。
本実施例は、このように軸８を変圧器鉄心５の
側面に直接固定することによつて従来例の如く仕
切板を厚くしたり、補強板を必要としたりしない
ので、構造が簡単となり、ケース４の高さも著し
く低くすることができ、溶接機の小型軽量化が可
能となり、コストを低減することができる。一般
にこの種の溶接機は、定格出力電流が150〜200A
程度の小容量機種であり、コイル６を巻装した変
圧器鉄心５の重量が約30Kg、ワイヤリール１の重
量が約10〜20Kgであるので、変圧器鉄心５に軸８
を固定してワイヤリール１を支持させてもワイヤ
リール１の重さに変圧器鉄心５が十分耐えられ、
かつワイヤリール１と変圧器鉄心５の重量バラン
スもよくなり、また重心が低くなることとあいま
つて設置上安定性が向上する。
側面に直接固定することによつて従来例の如く仕
切板を厚くしたり、補強板を必要としたりしない
ので、構造が簡単となり、ケース４の高さも著し
く低くすることができ、溶接機の小型軽量化が可
能となり、コストを低減することができる。一般
にこの種の溶接機は、定格出力電流が150〜200A
程度の小容量機種であり、コイル６を巻装した変
圧器鉄心５の重量が約30Kg、ワイヤリール１の重
量が約10〜20Kgであるので、変圧器鉄心５に軸８
を固定してワイヤリール１を支持させてもワイヤ
リール１の重さに変圧器鉄心５が十分耐えられ、
かつワイヤリール１と変圧器鉄心５の重量バラン
スもよくなり、また重心が低くなることとあいま
つて設置上安定性が向上する。
なお、変圧器鉄心５の側面に軸８を固定した場
合、変圧器特性に与える影響が問題であるが、本
出願人は変圧器特性に何ら悪影響を及ぼさないこ
とを実際に確認した。
合、変圧器特性に与える影響が問題であるが、本
出願人は変圧器特性に何ら悪影響を及ぼさないこ
とを実際に確認した。
また、第３図は本考案の第２の実施例を示し、
変圧器鉄心５の側面に座金９を溶着し、その座金
９に軸８の基部を固定するようにしたものであ
る。この実施例に示すものも前記実施例と同様の
効果を有する。
変圧器鉄心５の側面に座金９を溶着し、その座金
９に軸８の基部を固定するようにしたものであ
る。この実施例に示すものも前記実施例と同様の
効果を有する。
さらに応用例として、変圧器鉄心５をケース４
へ取付けるための固定金具（図示せず）等を利用
して軸を取付けるようにしてもよい。
へ取付けるための固定金具（図示せず）等を利用
して軸を取付けるようにしてもよい。
上述のように本考案は、溶接用電源の変圧器鉄
心の側面に消耗ワイヤの送給装置のワイヤリール
装着用軸を支持させたので、溶接機が小型軽量化
でき、構造も簡単となり、設置上安定性が向上す
るなどの効果がある。
心の側面に消耗ワイヤの送給装置のワイヤリール
装着用軸を支持させたので、溶接機が小型軽量化
でき、構造も簡単となり、設置上安定性が向上す
るなどの効果がある。
第１図は従来の溶接用電源と消耗ワイヤの送給
装置とを取付けた消耗ワイヤの送給装置一体形溶
接機の一部縦断正面図、第２図は溶接用電源の変
圧器鉄心に消耗ワイヤの送給装置の軸を固定した
本考案の消耗ワイヤの送給装置一体形溶接機の第
１の実施例を示す一部縦断正面図、第３図は溶接
用電源の変圧器鉄心に座金を介して消耗ワイヤ送
給装置の軸を固定した本考案の第２の実施例を示
す一部切欠正面図である。 １……ワイヤリール、５……変圧器鉄心、８…
…軸、９……座金。
装置とを取付けた消耗ワイヤの送給装置一体形溶
接機の一部縦断正面図、第２図は溶接用電源の変
圧器鉄心に消耗ワイヤの送給装置の軸を固定した
本考案の消耗ワイヤの送給装置一体形溶接機の第
１の実施例を示す一部縦断正面図、第３図は溶接
用電源の変圧器鉄心に座金を介して消耗ワイヤ送
給装置の軸を固定した本考案の第２の実施例を示
す一部切欠正面図である。 １……ワイヤリール、５……変圧器鉄心、８…
…軸、９……座金。
Claims (1)
- 消耗ワイヤの送給装置と溶接用電源とをケース
に取付けたものにおいて、前記消耗ワイヤの送給
装置のワイヤリール装着用軸を前記溶接用電源の
変圧器鉄心に支持させるようにしたことを特徴と
する消耗ワイヤの送給装置一体形溶接機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2121780U JPS6121178Y2 (ja) | 1980-02-22 | 1980-02-22 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2121780U JPS6121178Y2 (ja) | 1980-02-22 | 1980-02-22 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56126977U JPS56126977U (ja) | 1981-09-26 |
| JPS6121178Y2 true JPS6121178Y2 (ja) | 1986-06-25 |
Family
ID=29617386
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2121780U Expired JPS6121178Y2 (ja) | 1980-02-22 | 1980-02-22 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6121178Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-02-22 JP JP2121780U patent/JPS6121178Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56126977U (ja) | 1981-09-26 |
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