JPS6121163Y2 - - Google Patents

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JPS6121163Y2
JPS6121163Y2 JP17031582U JP17031582U JPS6121163Y2 JP S6121163 Y2 JPS6121163 Y2 JP S6121163Y2 JP 17031582 U JP17031582 U JP 17031582U JP 17031582 U JP17031582 U JP 17031582U JP S6121163 Y2 JPS6121163 Y2 JP S6121163Y2
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cooling water
frame
roller
bearing box
frames
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JP17031582U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、連続鋳造設備の冷却装置に関する
ものである。
連続鋳造設備における二次冷却帯の鋳片案内ロ
ーラ及び該ローラの軸受箱を冷却する装置とし
て、従来はロールセクシヨンに沿つて配設した給
排水管から各々のローラ及び軸受箱に配管接続し
ている。そのため、組立作業は容易ではなく、特
に、ローラが密に設置されている場合、狭いスペ
ースに配管施工するため、組立作業は困難とな
り、配管施工が不可能となる場合がある。また、
配管施工が困難であるため、フレキシブルチユー
ブを多く使用せざるをえなく、耐久上の問題があ
り、配管施工から水漏れが生じるおそれがあると
共に、複雑な配管が露出しているため、鋳片のブ
レークアウト後の復旧作業は困難で手数がかか
り、設備の稼動率が悪くなる等の種々の問題があ
つた。
この考案は、上記した従来の問題を解消せんと
するものであり、ロールセクシヨン本体のフレー
ム内部を給水ヘツダ及び排水ヘツダとして使用す
ると共に、該フレームとローラ軸受箱及び該ロー
ラ軸受箱とローラとを夫々部材を介して夫々の冷
却水通路が直接連通するように着脱自在に接続
し、冷却水がフレームの給水ヘツダ→軸受箱→ロ
ーラ→軸受箱→排水ヘツダへと流通するよう構成
し、煩雑な配管を不要としたことを特徴とする連
続鋳造設備の冷却装置を提供するものである。
詳しくは、二次冷却帯において鋳片の対向する
側面にそれぞれ複数列設ける一対の鋳片案内ロー
ラを配設するローラセクシヨン本体を、鋳片の対
向する側面にそれぞれ断面角筒状の垂直方向の2
本のフレームを並列に設けと共に、これら4本の
フレームの上下両側及び中間部を断面角筒状で口
字枠状の水平フレームで連結して構成し、 上記ローラセクシヨンの下段フレームに冷却水
の給水口を設けると共に上段フレームに排水口を
設け、かつ、上記水平フレームに連結する部位の
垂直フレームに冷却水流路穴を穿設する一方、 上記垂直に夫々軸受箱を、軸受箱に設けた冷却
水通路をフレーム内の冷却水通路とシール部材を
介して連通させて着脱自在に組付けると共に、各
軸受箱に上記外周部に設けた冷却水通路と軸芯部
とを連通するU字状の冷却水管を取り付け、これ
ら各軸受箱の軸芯部に上記ローラの両側軸部を嵌
合し、 上記ローラとその両側軸部の中央軸芯部に、冷
却水通路を設け、該軸芯の冷却水通路に上記軸受
箱外周部の冷却水管を連通をさせてシール部材を
介して着脱自在に組付け、 冷却水が給水口から下段フレームを経て、順
次、給水ヘツダとなる垂直フレーム→一方の軸受
箱の外周冷却水通路→冷却水管→ローラの軸芯部
冷却水通路、他方の冷却水管→他方の軸受箱の外
周冷却水通路→排水ヘツダとなる垂直フレームへ
と流通し、かつ、給水側フレームおよび排水側の
フレーム内に冷却水が下方から上方へ流通し、上
段の排水口から排水する構成としたことを特徴と
する連続鋳造設備の冷却装置を提供するものであ
る。
以下、この考案を図面に示す実施例により詳細
に説明する。
鋳型(図示せず)よりピンチロール(図示せ
ず)までの間に配置する二次冷却帯には、鋳片の
対向する側面に配置する一対のローラ1A,1B
を垂直方向に複数列配設した第1図に示す如くき
ローラセクシヨンSを連設している。
上記ローラセクシヨンSは、垂直方向のフレー
ム2A,2Bを同一側方に並列に設けると共に、
他側方に対向してフレーム3A,3Bを並列に設
けており、これら4本のフレーム2A,2B,3
A,3Bの上下両側及び中間部を口字枠状の水平
フレーム4A,4B,4Cに連結し、ローラセク
シヨンのフレームを構成している。
上フレーム2A,2B,3A,3B及びフレー
ム4A,4B,4Cは角筒状であり、下段のフレ
ーム4Bに冷却水の給水口5A,5Bを設けると
共に、フレーム2B,3Bの上端に排水口6A,
6Bを設けている。かつ、フレーム4A,4B,
4Cと連結する部位のフレーム2A,3Aの両側
及びフレーム2B,3Bの一側面に冷却水流通穴
7を穿設する一方、フレーム2B,3Bのフレー
ム2A,2Aとの対向面は穴を穿設せずに仕切板
8とすることにより、フレーム2A,3Aを給水
ヘツダ、フレーム2B,3Bを排水ヘツダとする
と共に、フレーム4A,4B,4Cの全体に冷却
水が流通するようにしている。
上記フレーム2A,2B,3A,3Bの対向す
る内面には所定問隔をあけてロール軸受箱取付孔
9を設けると共に、該取付孔9を囲撓するパツキ
ン10を設けた取付座21をフレーム外面に固着
している。
ローラ1A,1Bの両側に夫々連結する軸受箱
11A,11B,12A,12Bは、第3図及び
第4図に示す如く、四角形状であり、下壁より上
記フレーム取付孔9に内嵌する連結パイプ13を
突設し、該連結パイプ13を取付孔9に挿入する
とパツキン10でリツプシールされて接続するよ
うにしている。上記各軸受箱11A〜12Bには
上記連結筒部13の内端と連通させて外周に沿つ
た冷却水通路14を設け、該冷却水通路14の底
壁部に位置する他端部に接続するようにU字状の
冷却水管15の一端を軸受箱の外壁に固着してい
る。該冷却水管15の他端は軸受箱の中央部に設
ける軸穴16の中央部に位置するようにし、上記
軸穴16に嵌合するローラ1A,1Bの両側軸部
17A,17B,18A,18Bの中央部に開口
している冷却水通路19に内嵌し、該通路19の
内周に取付けたパツキン20によりリツプシール
でシールされて着脱自在に接続するようにしてい
る。各ローラ1A,1Bには両側軸部より中央部
にかけて軸心部に上記冷却水通路19を貫通して
穿設しており、よつて一方の冷却水管15より流
入した冷却水が冷却水通路19を通つて他方の冷
却水管15の流出するようにしている。上記各軸
受箱11A〜12Bには軸穴16に沿つてベアリ
ング22を設けており、ローラ両側軸部を回転自
在に支承している。
上記構造よりなる冷却装置においては、下段フ
レーム4Bの給水口5A,5Bより流入する冷却
水は、第2図中に矢印で示す如く、給水ヘツダと
なるフレーム2A,3A内に冷却水流通穴7より
流入する。該フレーム2A,3Aの軸受箱取付部
位では第3図に示す如く、軸受箱11A,12A
に連結パイプ13を経て流入し、軸受箱11A,
12Aの外周に沿つた冷却水通路14を流通した
後に、冷却水管15を通り、ローラ1A,1Bの
軸部17A,18Aに開口した冷却水通路19に
入る。該冷却水通路19を通つてローラ1A,1
Bの軸心部を流通した後、他側軸部17B,18
Bより軸受箱11B,12Bに取付けた冷却水管
15を流出する。ついで軸受箱11B,12Bの
外周の冷却水通路14を流通した後、パイプ13
を経て排水ヘツダとなるフレーム2B,3Bに流
出する。フレーム2B,3Bへ流入した冷却水は
仕切板8によりフレーム4B冷却水が流通してい
ない方向に流出し、フレーム4Bの全体に冷却水
が流通する。上記動作をローラ1A,1Bの取付
部位で繰返し、フレーム2B,3Bの上端に設け
た排水口6A,6Bより冷却水は排出される。
上記の如く、冷却水はフレーム2A,2B,3
A,3B,4A,4B,4Cの全体にもれなく流
通されてフレームの冷却が図られ、かつ、各軸受
箱では外周に沿つて冷却水が流通されることによ
り冷却され、さらに、ローラ1A,1Bも一側軸
部より他側軸部にかけて貫通した冷却水通路を冷
却水が流通することにより冷却される。
また、上記フレーム2A,2B,3A,3Bに
対して軸受部11A〜12Bはパイプ13を着脱
自在に嵌合するだけで冷却水通路がリツプシール
されて接続され、かつ、軸受箱11A〜12Bに
対してローラ1A,1Bは両側軸部を着脱自在に
嵌合するだけで冷却水通路がリツプシールされた
状態で回転自在に接続される。よつて、組立てが
極めて簡単に行うことができる。
この考案は、上記実施例に限定されず、第6図
から第8図に示す如く、鋳片の4面を案内するロ
ーラを配置した装置においても適用できる。該実
施例では、4本の垂直フレーム30,31,3
2,33の上下両側を夫々4本の水平フレーム3
4A,35A,36A,37A,及び34B,3
5B,36B,37Bで四角形状に連結してロー
ルセクシヨンのフレームを構成し、上記水平フレ
ーム34A〜37Bには互に対向する位置にロー
ラ38A(B),39A(B),40A(B),4
1A(B)(但しBは下段のリールで図では省略
している)を着脱自在に取付けるようにしてい
る。即ち、フレーム34A〜37Bの夫々に間隔
をあけて軸受箱取付孔9′a,9′bを穿設し、該
取付孔9′a,9′bとの中間位置のフレーム内に
は仕切板42を取付けている。上記フレーム35
B,36Bには給水口5′A,5′Bを設けると共
に、フレーム34A,35Aには排水口6′A,
6′Bを設けており、上記フレーム30〜33と
フレーム34A〜37Bとの接続部には冷却水連
通孔43を設けておくことにより、フレーム3
0,33は排水ヘツダ、31,32は給水ヘツダ
となり、かつ、フレーム34A,37Bにも冷却
水が流通するようにしている。上記ローラ38A
(B)〜41A(B)の両側には軸受箱44を着
脱在に取り付け、該軸受箱44は夫々突設した連
結パイプ13′を上記取付穴9′a又は9′bは挿
入して着脱自在に取付けるようにしている。上記
軸受箱44は前記実施例の軸受箱11A〜12B
と同一の構造であり、またローラ38A(B)〜
41A(B)はローラ1A,1Bと同一の構造で
あるため、同一符号を付して説明を省略する。
上記実施例では、給水口5′A,5′Bよりフレ
ーム内に流入した冷却水は第7図中に矢印で示す
如く、給水ヘツダのフレーム31,32を経てフ
レーム34A〜37Bの仕切板42により仕切ら
れた一側部に流入し、取付孔9′aより一側軸受
箱44,ローラ38A(B)〜41A(B)、他
側軸受箱44を経て、フレーム34A〜37Bの
他半側部に流出し、ついで、排水ヘツダとなるフ
レーム30,33に流入し、排水口6′A,6′B
より流出される。
以上の説明より明らかなように、この考案に係
る連続鋳造設備の冷却装置によれば、各ローラの
両側軸受箱をそれぞれ支持する垂直フレームを設
け、これら垂直フレームを口字枠状の水平フレー
ムで連結して構成したローラセクシヨン本体のフ
レーム内部を給水ヘツダ及び排水ヘツダとして利
用し、該フレームに対してローラ軸受箱と、該軸
受箱に対してローラとを夫々冷却水通路をリツプ
シールによるシールした状態で着脱自在に直接取
付けるように構成したことにより、下記に列挙す
る効果がある。
煩雑な配管施工作業が不要となる。
配管が露出していないため、ブレークアウト
後の復旧作業が容易となり、設備の稼動率が向
上する。
フレキシブルチユーブが不要となり、耐久性
が向上する。
ローラと軸受箱とを組付けたロール組付品を
ロールセクシヨン本体のフレームに組込むだけ
で、その他一切の組立作業が不要となり、ロー
ラの交換時等の組立作業が容易となる。
配管接続部が少ないため水漏れ原因となる個
所が少ない。
ロール及び軸受箱の冷却が充分に出来ると共
に、フレームの冷却も兼用することができる。
配管が不要なため、極小ロールピツチの場合
にも本考案の冷却装置を適用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示すロールセク
シヨンの正面図、第2図は第1図の−線断面
図、第3図は第2図の要部を断面して示した拡大
断面図、第4図は第3図の左側面図、第5図は第
3図の右側面図、第6図はこの考案の他の実施例
を示す斜視図、第7図は第6図の平面図、第8図
は第7図の要部を断面した拡大断面図である。 1A,1B,38,39,40,41……ロー
ラ、2A,2B,3A,3B,4A,4B,4C
……フレーム、5A,5B……給水口、6A,6
B……排水口、11A,11B,12A,12B
……軸受箱、10,20……パツキン、13……
連結パイプ、14……冷却水通路、15……冷却
水管、19……冷却水通路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 二次冷却帯に配置する鋳片案内ローラを配設す
    るローラセクシヨン本体のフレーム内部を、各ロ
    ーラの一側軸受部に冷却水を供給する供給ヘツダ
    と、他側軸受部より冷却水を排出する排水ヘツダ
    とに区分して冷却水通路とする一方、 上記フレームと各ローラの両側軸部を夫々支持
    する軸受箱とを、各軸受箱の外周部に設けた冷却
    水通路をフレームの冷却水通路とシール部材によ
    り着脱自在に接続させて組付けると共に、 各軸受箱の上記外周部の冷却水通路と軸芯部と
    を連通する冷却水管を取り付け、これら各軸受箱
    の軸芯部にローラ両側軸部を嵌合する一方、 上記ローラとその両側軸部の中央軸芯部に貫通
    した冷却水通路を設け、該冷却水通路に上記冷却
    水管をシール部材により着脱自在に接続させて組
    付けるようにし、 冷却水が給水ヘツダのフレームから一方の軸受
    箱、ローラ、他方の軸受箱を通り排水ヘツダのフ
    レームへと流通する構成としたことを特徴とする
    連続鋳造設備の冷却装置。
JP17031582U 1982-11-09 1982-11-09 連続鋳造設備の冷却装置 Granted JPS5973063U (ja)

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JPS5973063U JPS5973063U (ja) 1984-05-17
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