JPS61211507A - ピストンシリンダユニツト - Google Patents

ピストンシリンダユニツト

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JPS61211507A
JPS61211507A JP61042055A JP4205586A JPS61211507A JP S61211507 A JPS61211507 A JP S61211507A JP 61042055 A JP61042055 A JP 61042055A JP 4205586 A JP4205586 A JP 4205586A JP S61211507 A JPS61211507 A JP S61211507A
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piston
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    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B15/00Fluid-actuated devices for displacing a member from one position to another; Gearing associated therewith
    • F15B15/20Other details, e.g. assembly with regulating devices
    • F15B15/28Means for indicating the position, e.g. end of stroke
    • F15B15/2892Means for indicating the position, e.g. end of stroke characterised by the attachment means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B15/00Fluid-actuated devices for displacing a member from one position to another; Gearing associated therewith
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、シリンダカバーにより両軸方向端部が閉じら
れたシリンダと、シリンダ内で軸方向運動可能に、かつ
シールされた状態で案内されるピストンと、ピストンに
結合され、一方のシリンダカバーを貫通するピストンロ
ッドと、ピストンにより支持された永久磁石から成るマ
グネット装置と、シリンダの外周面に配置され、かつマ
グネット装置により作動可能な少くとも1つの信号発生
器とを備えてなるピストンシリンダユニット、特に短ス
トロークシリンダに関する。
(従来の技術) 上記形式のピストンシリンダユニットは、一般に、鋳造
法により製作されたシリンダを有しており、このシリン
ダは、後から所望の方式で2次加工され、信号発生器が
、このシリンダ上にねじ固定される。
この種のピストンシリンダユニットは、その部分数が比
較的多いと、極めて高価なものになる。
何故ならば、各シリンダのために、それぞれ適正な鋳造
型を用意しなければならず、しかも、これらの型は、鋳
造プロセス後には不要となるからである。
また、この種のピストンシリンダユニットにおける別の
欠点として、信号発生器が限られた枠内でしか調整され
得ないことがあげられる。通常。
この信号発生器は、ピストンの終端位置に応じて作動す
るようにシリンダの外面に固定されている。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明の課題とするところは、前に述べた形式のピスト
ンシリンダユニットに改良を加えて、低コストで容易に
製作しうるようにするとともに、コンパクトで、簡単な
構造により、確実に機能することができ、しかも、シリ
ンダの全長に亘って正確に調整しうるフレキシブルなピ
ストン調節表示装置を具備させることにある。
(問題点を解決するための手段) 上記の課題を解決するべく、本発明によれば。
シリンダが、引抜き加工された成形材から構成さ九、こ
のシリンダの外周面には、例えばいわゆるリードスイッ
チ(Reed 5w1tch)として構成された少くと
も一つの信号発生器を、軸方向に摺動可能に保持するた
めの、シリンダの軸方向に延び、かつその全長に亘る一
体成形された少くとも1つの軸方向ガイドが設けられて
いる。
(発明の作用と効果) 本発明によれば、少くとも1つの信号発生器を、シリン
ダの縦方向で無段調節し、かつ任意な位置に固定するこ
とが可能になる。
従って、ピストン終端位置の調節が可能となるのみなら
ず、ピストンの所定位置で、信号発生器が引続き信号を
発生させて、ピストン位置表示を行なうことが出来る。
単数又は複数の信号発生器のための軸方向ガイドは、シ
リンダの製作時に、シリンダ外周面の上、もしくは内部
に取付けられるので、このシリンダの製作コストは著し
く軽減される。例えば、メートル売り商品としてのシリ
ンダ成形材を、所望の寸法に裁断することによって、そ
れぞれ異なる長さのシリンダを、さほどの手間及び費用
を要することなく、容易に製作することが可能になる。
単数又は複数の信号発生器のためでの軸方向ガイドにお
いては、後からの2次加工はほとんど必要ではなく、ま
た、単数又は複数の信号発生器の簡単な取付は及び調整
が可能である。何となれば、この軸方向ガイドは、シリ
ンダの全長に亘って延び、かつシリンダ端面に開口して
いるからである。
使用するシリンダ成形材の選択如何に応じて。
製作コストをさほど高めることなく、シリンダ周面に沿
って、単数又は複数の軸方向ガイドを設けることが出来
る。
複数の軸方向ガイドを設けておくと、軸方向に相前後し
て位置する2つの信号発生器間の距離を、特に短かくす
ることが可能となる。しがもその場合、各信号発生器が
互いに干渉し合うことはない。
以上の利点は、全てコンパクトなピストンシリンダユニ
ット構造のもとで達成されるものである。
なお、このようなコンパクトなユニット構造は、この種
のシリンダを短ストロークシリンダとして用いる場合に
は、往々にして、シリンダを限られた狭いスペース内に
収容しなければならないので、特に有利である。
本発明によるピストンシリンダユニットのその他の有利
な構成様式は、特許請求の範囲第(2)項乃至第(20
)項に記載されている。
特許請求の範囲第(2)項記載されたシリンダは。
特に実用に適した構成を有しており、コンパクトで簡単
な構成で、複数の信号発生器を効果的に固定することが
出来る。
特許請求の範囲第(3)項及び第(4)項に記載された
実施例によれば、信号発生器を簡単に装着しうるととも
に、これを正確に案内することが可能となる。特に、特
許請求の範囲第(3)項による実施例においては、軸方
向ガイドが、シリンダの横方向寸法を増大させないので
、特に優れたコンパクト性が得られる。
特許請求の範囲第(5)項に示された実施例によれば、
軸方向ガイドを形成するためのシリンダの加工に要する
費用及び手間が、最小限に抑えられる。
特許請求の範囲第(6)項に記載された実施例における
シリンダカバーは、簡単に製作しうるとともに、容易に
取付は可能である。このシリンダカバーの軸方向で測定
した幅は、極めて僅かなものとしうるので、ピストンに
おける可能なストローク長は、殆ど制限されない。
このようにして得られた極めてコンパクトなピストンシ
リンダユニットのシリンダは、シリンダカバーの装着に
よってその長さ裂延長させられることはない。しかも、
その場合、ピストンの最大ストローク長は、シリンダ自
体の長さとほぼ等しい。
特許請求の範囲第(7)項による実施例においては1例
えばねじのような全体構造を大きくする固定要素を省略
することができる。そのため、ピストンシリンダユニッ
トのコンパクト性は一層強調される。しかもこの実施例
では、シリンダカバーにおける別個のシール部材も不必
要となる。
特許請求の範囲第(8)項による実施例においては、マ
グネット装置が、ピストン又はピストンロッドのどのよ
うな角度位置でも、信号発生器の通過に際して、この信
号発生器と向き合って位置するので、ピストン又はピス
トンロッドの相対回動不性能を保ち必要をなくすことが
出来る。
特許請求の範囲第(9)項による実施例が特に優れてい
る点は、リングマグネットの迅速で簡単な取付は方式に
ある。また、この実施例では、確実な保持機能が保証さ
れる。
特許請求の範囲第(10)項に記載された実施例によれ
ば、信号発生器に面した側のリングマグネット面が極め
て僅かであるため、リングマグネットと信号発生器との
間の正確な切換えが可能となり、その結果、信号発生器
における2つの切換えプロセス間の切換えヒステリシス
を、最小限に抑えうるという利点が得られる。
特許請求の範囲第(11)項及び第(12)項に記載さ
れた実施例は、リングマグネットを有利な形式で固定可
能にすることに関している。
特許請求の範囲第(13)項及び第(14)項に記載さ
れた実施例においては、ピストンがシリンダに対して最
適な状態でシールされる。
この場合、さらに特許請求の範囲第(15)項に記載さ
れたようにすると、リングマグネットの磁場が不都合な
作用を及ぼすことが回避される。
特許請求の範囲第(18)項及び第(19)に記載され
た実施例によれば、圧力媒体導管の確実な固定がなされ
るとともに、ピストンシリンダユニットの重量を著しく
軽減することが出来る。この場合。
シリンダ壁の厚さは、強度面で不都合のない最小値にま
で薄くされ、圧力媒体導管用の接続部範囲でのみ、接続
ねじ込み部の充分なねじ込み深さが得られるように、接
続条片を設けて補強すればよい。この接続条片は、引抜
き工具を適宜に構成しておくことにより、シリンダ成形
材の製作時に、直接シリンダに一体成形しうるので、こ
の接続条片の製作に当っては1重量軽減と共にコストダ
ウンが達成される。
特許請求の範囲第(20)項に記載された実施例によれ
ば、ピストン及びピストンロッドの製作が容易となるの
みならず、例えば異なった使用箇所で、より長いか又は
より短かいピストンロッドが必要とされる場合に、ピス
トンロッドを後から交換することが可能となる。
(実施例) 次に、添付図面に示した実施例につき1本発明の詳細な
説明する。
第1図に示した本発明によるピストンシリンダユニット
の実施例は、極めてコンパクトな外形寸法を有するいわ
ゆる短ストロークシリンダを示すものである。特にこの
種の短ストロークシリンダが用いられるのは、収容スペ
ースが狭くて、大き ゛な作業シリンダを組込むことが
出来ない場合とか、バルブの操作に際して必要とされる
ピストン又はピストンロッドの行程が僅かなものに抑え
られている場合である。
第1図及び第2!!Iから明らかなように、シリンダ(
1)は、その内部にシリンダ穿、孔部(2)を有してお
り、ピストン(3)は、このシリンダ穿孔部(2)を2
つのシリンダ室(4) (5)に分割している状態で。
該穿孔部内でシリンダの軸方向に可動案内されて・いる
シリンダ穿孔部(2)は、シリンダカバー(6) (7
)により、シリンダ(1)の端面側が閉じられている。
この場合、一方のシリンダカバー(6)は、ピストン(
3)に結合されたピストンロッド(8)によって貫通さ
れている。
本発明によるシリンダ(1)は、引抜き加工された成形
材から構成されているので、高いシリンダ強度と、低廉
な製作コストとが保証される。また、このシリンダ(1
)の最終的な外部輪郭形状は、既にその製作時に規定さ
れるが、このことは、引抜き工具をそれに応じて構成す
ることによって簡単に行なわれる。このような状況が特
に有利に作用するのは、例えば第1図に明示されている
如く、シリンダ(1)の軸方向に摺動可能で、かつ所定
のピストン位置で応動する信号発生器(1o)が、シリ
ンダ(1)の外周面(9)に装着される場合である。
引抜き加工法によるシリンダ(1)の製作時には。
既にその外周面(9)内に又は外周面(9)上に、信号
発生器(10)のための軸方向ガイド(11)が、穿設
もしくは一体形成され、これらの軸方向ガイド(11)
を後から2次加工する必要は殆どない。
図示のピストンシリンダユニットの実施例におけるシリ
ンダ(1)は、その断面で見て、はぼ正方形、又は長方
形の外形輪郭を有しており、全体的に見ると、概ね直方
体の形状を呈する。
このシリンダ(1)における3つの外壁面又は外周面(
12)には、望ましくは蟻形の断面を有する案内溝(1
3)からなる軸方向ガイド(11)が、それぞれ設けら
れている。
第1図では単にその1つが示されているに過ぎない信号
発生器(10)は、案内溝(13)に対応する形に形成
された支承脚部(14)を有しており、各信号発生器(
10)は、この支承脚部(14)により、案内溝(13
)内で摺動遊隙をおいて案内されている。
この場合、軸方向ガイド(11)又はその案内溝(13
)が、各シリンダ外周面(12)の縦方向中央部に配置
されていると有利である。何故ならば、その箇所では、
シリンダ壁の厚さが最小になり、ひいては、シリンダ内
を案内されるピストン(3)に対する距離も最小になっ
ているからである。
この距離が短かいと有利である理由は、信号発生器(1
0)の作動が、ピストン(3)に固定される後述のマグ
ネット装置を介して行なわれ、その切換え力、つまりマ
グネット装置における磁界強度が、シリンダ壁厚さの増
大に伴なって減少する点にある。
なお、ここでは付言しておかねばならないのは、案内溝
(13)の形状が重要なのではなく、各案内溝(13)
に少くとも1つの信号発生器(10)を摺動自在に支承
させる可能性が必須であるということである。
また、これらの軸方向ガイド(11)の形状も、凹入し
た溝の形に限定されるのではなく、例えば。
シリンダ外周面(12)にガイドレールを一体成形し、
このレール上に信号発生器(10)を摺動可能に装着す
ることによって、軸方向案内を実現することも出来る(
図示せず)。
次に、特に第2図を参照して、本発明によるピストンシ
リンダユニットの構造を詳細に述べる。
ピストンロッドを持たないピストン端面(15)の側で
、ピストン(3)に向き合っているシリンダカバー(7
)(以下、ピストンロッドを持たないシリンダカバーと
呼称する)は、打抜き部品として形成され、端面側がシ
リンダ穿孔部(2)内に挿入されている。
そのため、このシリンダ穿孔部(2)は、該当の端面(
16)の側から、シリンダカバー(7)の厚さとほぼ相
当する深さにまで拡開されている。シリンダ穿孔部(2
)におけるこの拡開された範囲からその公称直径範囲に
至る移行部には、シリンダカバー(7)のストッパ及び
支承面として用いられるリング状付加部(17)が形成
されている。
シリンダカバー(7)における軸方向に見た外向きの表
面(18)は、シリンダ孔の拡開部内に挿入された状態
で、端面(16)とほぼ同じ並びになるように整合され
る。
打抜き部品として構成されたこのピストンロッドを持た
ないシリンダカバー(7)のシリンダ穿孔部(2)内に
おける固定は、溶接それも特に超音波溶接もしくはレー
ザー溶接によって行なわれる。
これによって得られるリング状の溶接継目(22)は、
一方では、シリンダカバー(7)を保持するために、ま
た他方では、シリンダ穿孔部(2)に対してシリンダカ
バー(7)をシールするために役立てられる。
ピストンロッドを持たないシリンダカバー(7)は、有
利には円板状に形成される。従ってその場合には、シリ
ンダ穿孔部(2)の内部に向う方向でも、また外に向っ
ても、邪魔になる突出部又はそれに類するものが生せし
めることはない。
ピストンロッド(8)によって貫通される第2のシリン
ダカバー(6)は、端面(16)とは反対側のシリンダ
端面(23)の側から、シリンダ穿孔部(2)の拡開区
分(24)内に挿入される。この場合、シリンダカバー
(6)の外径寸法は、拡開区分(24)の直径と等しい
ので、拡開された区分(24)から、本来のシリンダ穿
孔部(2)までの移行部には、リング状の保持突起(2
5)が形成され、シリンダカバー(6)は、この保持突
起(25)に当接する。
シリンダ(1)の軸線方向で測定したこの拡開区分(2
4)の深さは、この範囲におけるシリンダカバー(6)
の厚さより大きいので、シリンダカバー(6)は、シリ
ンダ穿孔部(2)内にある程度だけ埋没されている。
シリンダカバー(6)の保持を行なう安全リング(26
)は、拡開区分(24)における周溝(27)内に固定
されており、シリンダカバー(6)を保持突起(25)
に圧着する。シリンダカバー(6)と保持突起(25)
との間には、シリンダ室(4)を外部に対してシールす
るリングシール(28)が収容されている。
ピストンロッド(8)により貫通されるこのシリンダカ
バー(6)は、帽子状の形を有し、その中空円筒状の中
央部分(30)における軸方向端部(31)には1円板
状のリング状突出部(32)が一体形成されている。リ
ング状突出部(32)の半径方向縁部(29)は、シリ
ンダ穿孔部(2)の拡開された区分(24)内に受容さ
れている。
中空円筒状の中央部分(30)は、シリンダ外面(23
)を越えて外部に突出し、中央の穿設部(33)を有し
ている。この中央穿設部(33)内には、ピストンロッ
ド(8)を案内するためのガイドブシュ(34)と、ピ
ストンロッド(8)に対して穿設部(33)をシールす
るための波形シールリング(35)とが収容されている
。この場合の波形シールリング(35)は、中央部分(
30)の軸方向端部(31)とは反対側に位置する軸方
向端部(36)の側から、中央穿設部(33)に形成さ
れた拡開部内に当接するようになっている。
また、波形シールリング(35)の位置は、スナップリ
ング(39)を介して確保される。
両ピストン位置を規定するため、シリンダ(1)の内部
に向けられた両シリンダカバー(6) (7)の端面に
は、所定の終端位置でピストン(3)の当接するストッ
パ面(37) (37’ )が一体成形されている。
ピストン(3)自体は、有利にはピストンロッド(8)
と別体に構成され、螺合によってピストンロッド(8)
に結合さていれるので、必要な場合には、ピストンロッ
ド(8)の交換を容易に行ないうる。
ピストン(3)自体が支持している永久磁石から成るマ
グネット族!(38)は、シリンダ(1)の周辺部に取
付けられる単数又は複数の信号発生器(10)に作用さ
せて、これを作動することが出来る。従って第2図に示
されたように、信号発生器(10)を5リードスイツチ
又は誘導スイッチとして構成しておくと有利である。
ピストン(3)のストローク運動経過中に、このマグネ
ット装置(38)が信号発生器(10)の傍を通過する
とマグネット装置(38)の磁力が、信号発生器(10
)をレリーズし、信号発生器(10)は、これによって
他の機能の制御に用いられる電気信号を発生する。
マグネット装置(38)は、ピストン(3)に固定結合
されており、単数又は複数の信号発生器(10)の切換
え時点は、既述の縦方向ガイド(11)内における信号
発生器(10)のシリンダ軸方向での調節によって制御
されるので、ピストン位置の表示のみならず、ピストン
終端位置の調整をすることもできる。
ピストン(3)を、シリンダ穿孔部(2)に対して効果
的にシールし、かつコンパクトとするため、ピストン(
3)の外径寸法は、シリンダ穿孔部(2)の内径寸法よ
り小さくされており、ピストン(3)の外周面(42)
には、ピストン(3)を同軸的に囲繞し、かつ半径方向
にピストン(3)から突出するリング状の保持隆起部(
43)が一体成形され、シリンダ穿孔部(2)に摺動可
能に当接するリングシール(44)が、この保持隆起部
(43)上に被せ嵌められている。
2つのりツブシールと一体に形成されたこのリングシー
ル(44)は、ピストン(3)の各運動方向で。
それぞれ両シリンダ室(4)(5)の確実な相互シール
を保証する。
マグネット装置(38)は、ピストンロッド(8)に面
した側のピストン端面(46)に同軸的に装着されるリ
ングマグネット(45)を、その主要構成要素として有
している。そのため、ピストン(3)の端面(46)に
は、同軸的に一体成形された短かいスリーブ状のセンタ
リング付加部(47)が設けられている。
有利には円板状をなすリングマグネット(45)が、こ
のセンタリング付加部(47)上に同軸的に被せ嵌めら
れており、その軸方向端部は、半経方向外向きにフラン
ジ加工されている。これにより、リングマグネット(4
5)を締付は保持することが出来る。
従って、リングマグネット(45)が誤ってピストン(
3)から解離せしめられることは回避される。
このリングマグネット(45)は、ピストン(3)の外
周面(42)を越えて半径方向に突出しており、シリン
ダ穿孔部(2)の内表面のすぐ手前のところまで達して
いるので、マグネット装置(38)と信号発生器(10
)との間の半径方向距離は最小限に抑えられている。
かくして得られた切換え精度の高いピストンシリンダユ
ニットは、上に述べたリングマグネット(45)の円板
状構成形式に基いて、極めて小さな切換えヒステリシろ
しか生ぜしめず、このことは。
特に短ストロークシリンダにとってかなり重要な点であ
る。
リングマグネット(45)は、ピストン(3)の外周面
(42)に対し、半径方向に突出し、軸方向に高い負荷
をかけられるので、接着によりピストン端面(46)に
対し固定するので有利である。
磁石の切換え能力を高め、しかも磁石の軸方向寸法が、
切換えヒステリシスを不都合に増大させないようにする
ために、ピストンの端面(46)内に挿入されるリング
マグネット(48)を設け、これを、ピストンの端面(
46)と同列に整合しておくと有利である。
このようにすれば、第2のリングマグネット(48)が
、ピストンの端面(46)に装着された円板状のリング
マグネット(45)と当接して、これら2つのリングマ
グネットが、1つの共通したマグネット装置(38)を
形成することになり、ピストン(3)内に挿入されたリ
ングマグネット(48)の高い磁力は、円板状のリング
マグネット(45)を介して移送される。従って、この
マグネット装置! (3g)は、円板状のリングマグネ
ット(45)における小さな軸方向寸法に基づく僅かな
切換えヒステリシスと、強い磁界に基く高い切換え精度
とを併せ持っている。
なお、円板状のリングマグネット(45)を用いる代わ
りに、単に磁化可能な金属ディスクを設け。
挿入されたリングマグネット(48)の磁界を、信号発
生器(10)に向う方向に偏向することも、当然可能で
ある。この場合、リングマグネットを、酸化物磁石とし
て構成すると特に有利であることが実証されている。
複動式に構成されているピストンシリンダユニットを操
作するためには、各シリンダ室(4)(5)内に、それ
ぞれ1つの接続孔(49) (49’)が案内され、圧
力媒体を供給及び排出するこれらの接続孔(49)(4
9’)には、圧力媒体用の導管又はチューブを接続しう
るようにするためのねじ山が切られている。
この種の圧力媒体用導管又はそれに類するものを確実に
固定するためには、ある程度のねじ山高さが不可欠であ
る。シリンダ(1)の壁厚さが、所要強度に応じた最小
限の寸法とするので、特に第1図に示すように、軸方向
ガイドを有していない第4のシリンダ外壁面もしくは外
周面(50)には。
シリンダ(1)と一体に構成される接続条片(51)が
設けられている。この接続条片(51)は、シリンダ(
1)の軸方向にその全構成長さに亘って延びている。
この接続条片(51)が設けられた範囲では、シリンダ
(1)の壁厚さが著しく増大されているので、接続孔(
49)(49’)が接続条片(51)を貫通してシリン
ダ(1)の内部に通じるようにしておくことが可能にな
る。
このようにして得られた材料厚さは、圧力媒体導管の確
実な固定を保証するのに充分な値であり、しかも、その
ことによって本発明によるピストンシリンダユニットの
構造上におけるコンパクト性゛が損なわれることはない
この接続条片(51)は、有利にはシリンダ(1)の製
作時に、引抜き加工により、直接シリンダ(1)に一体
成形される。従って、その場合の製作費用は低く抑えら
れる。接続条片(51)内に、単にねじ山を有する接続
孔(49)を穿設しさえすればよい。
また、この場合、軸方向ガイド(11)に関し付言して
おかねばならないのは、縦方向ガイド(11)が、シリ
ンダ(1)の全長に亘って延在しており、従って、接続
条片(51)とほぼ同じように、シリンダ(1)の面端
面で開口している点である。
第1図によるシリンダ(1)を正面から見た第3図のピ
ストンシリンダユニットから明らかなように、このシリ
ンダ(1)は、正方形又は長方形の形状を有しており、
3つのシリンダ外周面(12)に設けられた各軸方向ガ
イド(11)と、軸方向ガイドの設けられていない外周
面(50)から突出する接続条片(51)とを備えてい
る。
信号発生器(10)の装着はその支承脚部(14)を。
シリンダ(1)の端面側から軸方向ガイド(11)内に
差込むことによって容易に達成される。
第1図及び第3図から明らかなように、シリンダ(1)
のコーナー範囲(52)には、ねじ山を備えた取付は穿
孔部(53)が設けられており、シリンダ(1)は、こ
の取付は穿孔部(53)を介して、適宜な機械部分など
に固定される。
シリンダ(1)を、正方形又は長方形に構成する理由は
、このことからも明らかであって、もしシリンダ(1)
が円筒形であると、取付は穿孔部をシリンダに設けるこ
とが困難になり、場合によっては、別の保持手段を講じ
なければならなくなる。
なお、ピストンロッド(3)の端面には、固定用穿孔部
(54)が設けられており、操作しようとする部材は、
この固定用穿孔部(54)によって、ピストンロッド(
3)に固定される。
第4図に示す実施例によれば、ピストンロッドを持たな
いシリンダカバー(7)が、別の形式により、シリンダ
穿孔部(2)内に固定されている。この場合も、シリン
ダカバー(7)は、上述したのと同じ形式により、シリ
ンダ穿孔部(2)の拡開部内に挿入され、リング状付加
部(17)に当接させられる。
次に、このシリンダ(1)における端面(56)の一部
をフランジ加工もしくは折曲げ加工する。従って、望ま
しくは外向きの縁部(55)の範囲で面取りされたこの
シリンダ(7)は、リング状に保持され、かつリング状
付加部(17)に圧着される。
この実施例においても、フランジ加工もしくは折曲げ加
工された部分を、シリンダカバー(7)に固定的に密着
結合させる溶接処理を施すと有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は1本発明によるピストンシリンダユニットの第
1実施例を概略的に示す斜視図。 第2図は、このピストンシリンダユニットを、第1図の
■−■線に沿って破断して示す縦断面図、第3図は、こ
のピストンシリンダユニットを、第1図の矢印■方向に
見た正面図、 第4図は、シリンダカバーの特に有利な固定様式を示す
部分的な断面図である。 1・・・シリンダ、         2・・・シリン
ダ穿孔部、3・・・ピストン、         4,
5・・・シリンダ室、6.7・・・シリンダカバー、 
   8・・・ピストンロッド910.外周面、   
      1o・・・信号発生器。 11・・・軸方向ガイド、12・・・外周面、13・・
・案内溝、14・・・支承脚部、15・・・ピストン端
面、16・・・端面、17・・・リング状付加部、  
   18・・・表面、22・・・溶接継目、    
    23・・・シリンダ端面。 24・・・拡開区分、        25・・・保持
突起、26・・・安全リング、       27・・
・周溝、28・・・リングシール、      29・
・・半径方向縁部、30・・・中央部分、      
  31・・・軸方向端部、32・・・リング状突出部
、33・・・穿設部、34・・・ガイドブシュ、   
   35・・・波形シールリング、36・・・軸方向
端部、37.37’・−・ストッパ面、38・・・マグ
ネット装置、     39・・・スナップリング、4
2・・・外周面、         43・・・保持隆
起部、44・・・リングシール、      45・・
・リングマグネット、46・・・端面、       
   47・・・センタリング付加部、48・・・リン
グマグネット、    49.49’・・・接続孔、5
0・・・外周面、         51・・・接続条
片、52・・・シリンダのコーナー範囲、53・・・穿
孔部、54・・・固定用穿孔部、      55・・
・縁部、56・・・端面。 Fで、2 寸

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シリンダカバー(6)(7)により両軸方向端部
    (23)(16)が閉じられたシリンダ(1)と、シリ
    ンダ(1)内で軸方向に運動可能に、かつシールされた
    状態で案内されるピストン(3)と、ピストン(3)に
    結合され、一方のシリンダカバー(6)を貫通するピス
    トンロッド(8)と、ピストン(3)により支持された
    永久磁石から成るマグネット装置(38)と、シリンダ
    (1)の外周面(9)に配置され、かつマグネット装置
    (38)により作動可能な少くとも1つの信号発生器(
    10)とを備えているピストンシリンダユニット、特に
    短ストロークシリンダにおいて、シリンダ(1)から引
    抜き加工された成形材から構成されており、このシリン
    ダ(1)の外周面(9)には、例えばいわゆるリードス
    イッチとして構成された少くとも一つの信号発生器(1
    0)を軸方向に摺動可能に保持するための、シリンダ(
    1)の軸方向を向き、かつその全長に亘る長さの少くと
    も1つの軸方向ガイド(11)が設けられていることを
    特徴とするピストンシリンダユニット。
  2. (2)シリンダ(1)が、正方形又は長方形の断面を呈
    しており、かつ、シリンダ(1)における3つの各外壁
    面もしくは外面(12)に、それぞれ信号発生器(10
    )のための軸方向ガイド(11)が設けられており、か
    つ第4の外壁面(50)が、圧力媒体用の導管又はチュ
    ーブを接続しうるように構成されていることを特徴とす
    る特許請求の範囲第(1)項に記載のピストンシリンダ
    ユニット。
  3. (3)少くとも一つの軸方向ガイド(11)が、案内溝
    (13)として形成されており、摺動遊隙を有する信号
    発生器(10)が、この案内溝(13)内で案内されて
    いることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項又は第
    (2)項に記載のピストンシリンダユニット。
  4. (4)少くとも一つの軸方向ガイド(11)が、シリン
    ダ外壁面と一体成形されたガイドレールとして構成され
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項又は
    第(2)項に記載のピストンシリンダユニット。
  5. (5)少くとも一つの軸方向ガイド(11)が、シリン
    ダ成形材の引抜き加工によって、シリンダに直接的に形
    成されていることを特徴とする特許請求の範囲第(1)
    項乃至第(4)項のいずれかに記載のピストンシリンダ
    ユニット。
  6. (6)ピストン(3)とは反対側のピストンロッドを持
    たないシリンダカバー(7)が、端面側で、シリンダ穿
    孔部(2)内に不動に挿入される打抜き部品として構成
    されており、かつこの打抜き部品が、解離不能にシリン
    ダに結合されていることを特徴とする特許請求の範囲第
    (1)項乃至第(5)項のいずれかに記載のピストンシ
    リンダユニット。
  7. (7)ピストンロッドを持たないシリンダカバー(7)
    が、例えば超音波溶接またはレーザー溶接などの溶接処
    理、もしくはシリンダ壁のフランジ加工のようなねじを
    用いない形式により、シリンダ(1)に接合されている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第(6)項に記載のピ
    ストンシリンダユニット。
  8. (8)マグネット装置(38)が、マグネット(45)
    を有しており、このシリンダマグネット(45)が、一
    方のピストン端面(15)又は(46)の上に同軸的に
    装着されるか、或いはこの端面内に挿入されていること
    を特徴とする特許請求の範囲第(1)項乃至第(7)項
    のいずれかに記載のピストンシリンダユニット。
  9. (9)リングマグネット(45)が、ピストン(3)に
    接着されていることを特徴とする特許請求の範囲第(8
    )項に記載のピストンシリンダユニット。
  10. (10)リングマグネット(45)が、ディスク状をな
    すことを特徴とする特許請求の範囲第(8)項又は第(
    9)項に記載のピストンシリンダユニット。
  11. (11)ピストン(3)が、その一方のピストン端面(
    15)又は(46)に同軸的に一体成形されたスリーブ
    状のセンタリング付加部(47)を有しており、リング
    マグネット(45)が、このセンタリング付加部(47
    )上に被せ嵌められていることを特徴とする特許請求の
    範囲第(8)項乃至第(10)項のいずれかに記載のピ
    ストンシリンダユニット。
  12. (12)センタリング付加部(47)が、リングマグネ
    ット(45)を保持するため、このリングマグネット(
    45)に後方から係合するように、半経方向外向きにフ
    ランジ加工されていることを特徴とする特許請求の範囲
    第(11)項に記載のピストンシリンダユニット。
  13. (13)ピストン(3)が、その外周面(42)に沿っ
    てリングシール(44)を支持しており、かつシリンダ
    穿孔部(2)に対してピストン(3)をシールするため
    に、このリングシール(44)が用いられていることを
    特徴とする特許請求の範囲第(1)項乃至第(12)項
    のいずれかに記載のピストンシリンダユニット。
  14. (14)リングシール(44)が、ピストン(3)の外
    周面(42)と一体成形され、ピストン(3)から半径
    方向で突出しているリング状の保持隆起部(43)上に
    被せ嵌められていることを特徴とする特許請求の範囲第
    (13)項に記載のピストンシリンダユニット。
  15. (15)リングマグネット(45)の外周面が、ピスト
    ン(3)の外周面(42)から半径方向に突出しており
    、かつシリンダ穿孔部(2)の内表面のすぐ手前のとこ
    ろにまで達していることを特徴とする特許請求の範囲第
    (14)項に記載のピストンシリンダユニット。
  16. (16)リングマグネット(45)が、ピストンロッド
    (3)に面する側、ピストンの端面(46)に配属され
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項乃至
    第(15)項のいずれかに記載のピストンシリンダユニ
    ット。
  17. (17)リングマグネット(45)が、酸化物磁石から
    なることを特徴とする特許請求の範囲第(8)項乃至第
    (16)項のいずれかに記載のピストンシリンダユニッ
    ト。
  18. (18)シリンダ(1)の引抜き加工に際して、その外
    周面(50)と一体成形され、かつシリンダ(1)の軸
    方向にシリンダ全長に亘って延びる接続条片(51)が
    、圧力媒体用の導管又はチューブ、もしくはそれに類す
    るもののために設けられていることを特徴とする特許請
    求の範囲第(1)項乃至第(17)項のいずれかに記載
    のピストンシリンダユニット。
  19. (19)接続条片(51)が、圧力媒体用の導管又はチ
    ューブもしくはそれに類するものを固定するため、両シ
    リンダカバー(6)(7)の範囲に設けられた2つの接
    続孔(49)(49′)を有しており、これらの接続孔
    (49)(49′)が、シリンダ(1)の内部でピスト
    ン(3)により分割された2つのシリンダ室(4)(5
    )の一方に、それぞれ通じていることを特徴とする特許
    請求の範囲第(18)項に記載のピストンシリンダユニ
    ット。
  20. (20)ピストン(3)が、ピストンロッド(8)上に
    解離可能に螺合されていることを特徴とする特許請求の
    範囲第(1)項乃至第(19)項のいずれかに記載のピ
    ストンシリンダユニット。
JP61042055A 1985-03-01 1986-02-28 ピストンシリンダユニツト Granted JPS61211507A (ja)

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DE3507167.2 1985-03-01

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