JPH11125203A - ポジショナ - Google Patents

ポジショナ

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JPH11125203A
JPH11125203A JP28726897A JP28726897A JPH11125203A JP H11125203 A JPH11125203 A JP H11125203A JP 28726897 A JP28726897 A JP 28726897A JP 28726897 A JP28726897 A JP 28726897A JP H11125203 A JPH11125203 A JP H11125203A
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JP
Japan
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printed wiring
explosion
positioner
case
valve
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JP28726897A
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Kofuku Ito
幸福 伊藤
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Azbil Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第1、第2のプリント配線基板のケース内へ
の組込作業および電気的接続作業を容易に行うことがで
き、組立作業性を向上させる。 【解決手段】 端子台37の裏面に、第1、第2のプリ
ント配線基板65A,65Bを所要の間隔をおいて取付
け、これら両基板をピン154とコネクタ155によっ
て電気的に接続する。これらのプリント配線基板が取付
けられた端子台37を防爆ケース6内に嵌挿し、段部1
41にねじ140とクリップ148によって固定する。
第2のプリント配線基板65Bに電空変換器の励磁コイ
ルと、フィードバック機構のセンサを接続し、フィード
バック信号を第1のプリント配線基板65Bに送出す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、石油化学、化学工
業等の種々のプラントに用いられるバルブの作動軸を入
力信号に応じた位置に制御するために用いられるバルブ
ポジショナ等に適用して好適なポジショナに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】バルブポジショナは、計器信号と弁軸位
置との関係を外乱に抗して常に正確に保つため弁軸位置
を検出端として駆動部への操作器空気圧を加減する一種
のサーボ機構である。すなわち、バルブポジショナは、
入力信号(変位信号)をノズルフラッパ機構を有する伝
空変換器によって空気圧信号に変換して取り出した後、
パイロットリレーで増幅してバルブの操作器に出力空気
圧として伝送し、バルブを駆動するように構成されてい
る。また、バルブの実動作量をフィードバック機構によ
ってフィードバックすることにより入力信号による力と
バランスさせ、常に正確に制御するようにしている(特
開平4−185901号公報等)。
【0003】図20はこのようなバルブポジショナの従
来例を示すもので、1は被制御装置としてのバルブ、2
はバルブ1の作動軸、3はバルブ1の上部にヨーク4を
介して取付けた操作器、5はヨーク4の一側にブラケッ
ト等を介して取付けられた耐圧防爆構造のバルブポジシ
ョナである。
【0004】バルブポジショナ5は、爆発ガス雰囲気中
で使用される際には、防爆基準により十分な防爆性能を
有することが義務付けられている。そのため、信号変換
部全体を格別の耐圧容器により形成した防爆ケース6内
に納める構造を採用している。防爆ケース6の外部に、
フィードバック機構7を構成するフィードバックレバー
8が突出しており、このフィードバックレバー8の基端
部がセンサ11の回転軸12に取付けられ、バルブ1の
作動軸2にピン9と長孔10を介して連結されている。
【0005】また、防爆ケース6は、信号変換部を構成
する電空変換器13を内蔵している。この電空変換器1
3は、入力信号I0 (例えば4〜20mA)をフラッパ
22の変位に変換するもので、ヨーク17、励磁コイル
18、永久磁石19等で構成されている。前記フラッパ
22は、支点ばね24によって揺動自在に支持され、ノ
ズル23と共にノズルフラッパ機構20を構成してい
る。フラッパ22が支点ばね24を中心として揺動する
と、フラッパ22とノズル23との隙間、すなわちノズ
ルギャップGが変化してノズル背圧PN が変化し、この
ノズル背圧PN をパイロットリレー26で増幅して出力
空気圧Poutとした後操作器3に伝送すると、この操
作器3が駆動して作動軸2を上下方向に変位させ、これ
によってバルブ1の弁開度が調節される。また、作動軸
2の動きは、前記フィードバックレバー8が受けてその
回動角度をセンサ11により電気信号I1 に変換し、こ
の電気信号I1 をフィードバック信号として制御演算部
25にフィードバックし、ポジショナ5への入力信号I
0 と比較し、その差が零になるようにノズルフラッパ機
構20にフィードバックすることにより、フラッパ22
の動きを安定にする。なお、27は配管、29は圧力
計、30は減圧弁、31は絞り、32は手動、自動の切
り換えを行う切替スイッチ、33はスパン調整用スイッ
チ、34はスパン調整用ねじ、35は調整用スイッチ、
36は零調整用ねじ、37は端子台、38はノズルフラ
ッパ機構20とパイロットリレー26を覆うカバーであ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の防爆
型調整弁用バルブポジショナ5においては、第1、第2
の開口部を有する防爆ケースが用いられ、制御演算部2
5を2枚のプリント配線基板に実装している。バルブポ
ジショナの組立に際しては、端子台37とこの端子台3
7の端子が電気的に接続された第1のプリント配線基板
を防爆ケース6の第1の開口部からケース内部に挿入し
て取付け、次に第2のプリント配線基板を第2の開口部
から前記第1のプリント配線基板に電気的に接続すると
共に電空変換器13およびセンサ11に接続した上で、
この第2のプリント配線基板を第2の開口部からケース
内部に組込むようにしていた。しかしながら、このよう
なバルブポジショナにおいては、ケース内部で第1、第
2のプリント配線基板の電気的接続を行う必要があるた
め、その接続作業が煩わしいという問題があった。ま
た、防爆ケース6に2つの開口部を設けているので、ケ
ース自体が大型化する。特に、大型であるとバルブ1の
ヨーク4の片側に取付けたとき重量のアンバランスが生
じるため、バルブの流体から生じる振動が増幅されてボ
ルト等の締結手段が緩むと、バルブポジショナ5が位置
ずれしてバルブの実動作量を高精度に検出することがで
きず、最悪の場合はバルブポジショナ5がヨーク4から
脱落するといった事故が発生する。
【0007】本発明は上記した従来の問題を解決するた
めになされたもので、その目的とするところは、第1、
第2のプリント配線基板の組込みおよび接続作業を容易
に行うことができ、組立作業性を向上させるようにした
ポジショナを提供することにある。また、本発明は、プ
リント配線基板と電空変換器等との電気的接続を容易に
行うことができるようにしたポジショナを提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明は、電空変換器、ノズルフラッパ機構等
を備えたポジショナにおいて、円筒状に形成したケース
の内部に中仕切部材を取付け取外し可能に装着してケー
ス内部を結線室と電気室に仕切り、この中仕切部材の前
記電気室側面に第1および第2のプリント配線基板を板
厚方向に互いに離間させて取付け、これら両基板をコネ
クタジャックによって電気的に接続したことを特徴とす
る。第1の発明においては、第1、第2のプリント配線
基板を予め中仕切部材に取付けてコネクタジャックによ
り接続しておくことができるので、中仕切板部材ととも
に第1、第2のプリント配線基板をケース内に組込むこ
とができる。したがって、第1、第2のプリント配線基
板の接続作業およびケースへの組込み作業が容易であ
る。中仕切部材としては端子台が用いられる。
【0009】第2の発明は、上記第1の発明において、
電気室には電空変換器およびフィードバック機構の一部
が収納され、第2のプリント配線基板は前記電空変換器
に電気信号を送出し、フィードバック機構からのフィー
ドバック信号が入力されることを特徴とする。第2の発
明において、電空変換器とフィードバック機構の一部は
電気室内に配置されることにより、第2のプリント配線
基板との電気的接続を容易である。第2のプリント配線
基板は、電気信号を電空変換器に出力し、フィードバッ
ク機構からのフィードバック信号が入力される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施の
形態に基づいて詳細に説明する。図1は本発明をバルブ
ポジショナに適用した一実施の形態を示す正面図、図2
は同ポジショナの平面図、図3は同ポジショナの背面
図、図4は同ポジショナの左側面図、図5は同ポジショ
ナの蓋体を取外した正面図、図6は同ポジショナのカバ
ーを取外した背面図、図7は図6のVII −VII 線断面図
である。図8は電空変換器の取付構造を示す断面図、図
9は図8のIX−IX線断面図、図10は図8のX−X
線断面図である。図11はフィードバック機構の要部の
断面図、図12はフィードバックレバーの正面図、図1
3は同フィードバックレバーの長孔に連結ピンを挿通し
た状態を示す図である。図14は同ポジショナの要部の
断面図、図15は端子台の取付構造を示す要部の断面
図、図16(a)、(b)はクランプの平面図および側
面図である。図17は同ポジショナの要部の断面図、図
18(a)、(b)はキャップの内部を示す図およびA
−A断面図、図19は取付台の平面図、A−A線断面図
およびB−B線断面図である。なお、従来技術の欄で示
した構成部材等と同一のものについては同一符号をもっ
て示し、その説明を適宜省略する。
【0011】これらの図において、防爆ケース6は前面
が開放する有底円筒状に形成され、前面側の開口部に蓋
体60がOリング61を介して螺合されることにより所
定の防爆スキとスキの奥行きを保って気密に閉塞されて
いる。防爆ケース6の内部は、中仕切部材を構成する端
子台37によって前後2つの室、すなわち結線室63と
電気室64(図7)に仕切られ、前方側の結線室63に
は図示しない外部配線が防爆ケース6の周壁に設けた筒
状の外部配線接続部66より挿入され、前記端子台37
の端子67(図5、図14)に接続されている。外部配
線接続部66は、防爆ケース6の外周に周方向に90°
位相をずらして2個一体に突設されており、バルブに対
するバルブポジショナ5の取付け方向によっていずれか
一方が選択的に使用される。不使用側はキャップ62
(図7)によって気密に閉塞される。
【0012】一方、電気室64にはフィードバック機構
7のセンサ11と、電空変換器13およびプリント配線
基板65が収納されている。さらに、防爆ケース6の外
壁には供給空気圧Psupの圧力と、出力空気圧Pou
tを表示する2つの圧力計29が取付けられ、背面側に
はノズルフラッパ機構20とパイロットリレー26が取
付けられている。そして、このような防爆ケース6は、
取付板68に複数個のボルトおよびナットによって固定
され、この取付板68がバルブのヨーク4に位置決めさ
れ複数個のボルト69(図1)によって取付けられてい
る。
【0013】前記フィードバック機構7は、図7に示す
ように防爆ケース6の外部に設けられたフィードバック
レバー8と、防爆ケース6の内部に組み込まれ前記フィ
ードバックレバー8の回動角度を電気信号に変換する回
転型のセンサ11とを備えている。
【0014】前記フィードバックレバー8は、図7、図
11〜図13に示すように長手方向に分割された第1、
第2のレバー8A,8Bによって構成されている。第1
のレバー8Aは、基端部が前記センサ11の回転軸12
に嵌合され、かつボルト70によって固定されることに
より、先端部が防爆ケース6の側方に突出している。
【0015】前記第2のレバー8Bは第1のレバー8A
より長く形成されており、基端部が前記第1のレバー8
Aの前面に2個のねじ71によって着脱可能に取付けら
れ、バルブの作動軸2に突設した連結ピン9が挿通され
る長孔10を有している。フィードバックレバー8を2
分割された第1、第2のレバー8A,8Bとで構成した
理由は、バルブポジショナ5の梱包時に第2のレバー8
Bを第1のレバー8Aから外して梱包することにより梱
包容積を小さくし、梱包費用の低減と搬送性を向上させ
るためである。なお、第1のレバー8Aを回転軸12か
ら外して梱包した場合は、現場でバルブポジショナ5を
据え付けるときに、回転軸12に対して第1のレバー8
Aを角度誤差が生じないように高い精度で取付けなけれ
ばならないため好ましくない。これに対して、第1のレ
バー8Aに対する第2のレバー8Bの角度誤差は、ねじ
71が挿通されるねじ取付孔とねじ孔との位置精度内で
決まるためそれほど問題はない。
【0016】前記長孔10は第2のレバー8Bの長手方
向に長く形成され、バルブ側端部には長孔10の幅より
大きな丸穴72が連設されている。このような丸穴72
を設けると、連結ピン9として先端部に大径部を有する
ピン、例えばボルト等が用いられたとき、その頭部を長
孔10に直接挿通させることができない場合に有効であ
る。長孔10の幅は、6.8mm、連結ピン9の外径は
6mm程度、丸穴72の穴径は10mm程度である。
【0017】また、前記第2のレバー8Bには、前記連
結ピン9を長孔10の上側壁10aに圧接するピン押圧
用ばね73が装着されている。このピン押圧用ばね73
は線ばねからなり、両端部がコ字状に折り曲げられ、一
方の折曲部73aが第2のレバー8Bの基部寄りに上方
から係止され、他方の折曲部73bが第2のレバー8B
の先端部に設けた小孔75に挿通されて係止されてい
る。ピン押圧用ばね73の中央部73cは、上方に凸と
なるように湾曲しており、連結ピン9に対する押圧部を
形成している。このように押圧部73cを凸状に湾曲さ
せると、連結ピン9の位置が何処であっても直線状に形
成して長孔10に対して斜めに装着した従来装置の場合
に比べて連結ピン9に対する押圧力を略一定にすること
ができる。すなわち、直線状のピン押圧用ばねを用いた
従来装置においては、連結ピンがばねの基端側に位置す
ると、変形量が小さく、押圧力は最大となる。そのた
め、ピン押圧用ばね73が摩耗してばね特性が低下す
る。また、フィードバックレバーと連結ピン9との間の
摩擦が大きくなり、円滑に動作しなくなる。一方、基端
から離間すると変形量が大きくなり、押圧力は減少す
る。そのため、フィードバックレバーが振動、衝撃等に
よって遊動し易くなり、作動軸の実動作量を高精度に検
出できなくなる。これに対して、押圧部73cを凸状に
湾曲させた本発明においては、押圧部73cの中央にお
いて、変形量が最大で押圧力は減少し、中央から離間す
ると変形量は減少し、押圧力は増大する。しかし、押圧
部73cの中央部における押圧力の減少は、従来のピン
押圧用ばねの変位側端における押圧力の減少に比べて相
対的に小さく、端部においては押圧力の増加が従来のピ
ン押圧用ばねの基端における押圧力の増大に比べて相対
的に小さい。その結果として、連結ピン9に対する押圧
力が略一定となる。したがって、ピン押圧用ばね73の
摩耗が少なく耐久性に優れ、バルブの実動作量を高精度
に検出することができる。なお、ピン押圧用ばね73と
しては、線ばねを用いた例を示したが、これに限らず板
ばねを用いてもよい。
【0018】前記2個のねじ71は、第2のレバー8B
を第1のレバー8Aに取付けたときねじ71とねじ穴と
のクリアランスによる第2のレバー8Bの角度誤差を小
さくするために、フィードバックレバー8の長手方向に
離間していることが好ましい。
【0019】前記防爆ケース6の一側面後端部には、前
記センサ11を収納するセンサ収納部80が形成されて
いる。このセンサ収納部80は、図7および図11に示
すように防爆ケース6の周壁部に設けた外側に凸状に突
出する半円弧状の外壁81と、この外壁81に対向して
ケース内部に設けられ外壁81とは反対方向に同一の曲
率半径で凸状に湾曲した円弧状の内壁82とによって防
爆ケース6の内外に連通する円筒状に形成され、前記セ
ンサ11が防爆ケース6の後方から嵌合されている。こ
の場合、センサ11の外周面とセンサ収納部80の内周
面との間には、ケース外部に火炎が逸走しないよう防爆
基準にしたがって所定の防爆スキd(例:d=0.1m
m)と、スキの奥行L(例:L=9mm)が与えられて
いる。前記センサ収納部80のケース外側に開放する開
口部は、蓋部材84がガスケット85を介して取付けら
れることにより気密に閉塞されている。センサ11の回
転軸10は、前記蓋部材84に設けた挿通孔86をシー
ル部材87を介して貫通し、その突出端部に前記フィー
ドバックレバー8が取付けられている。
【0020】また、前記センサ収納部80は、内壁82
のケース前後方向の長さが外壁81より短いことにより
防爆ケース6の電気室64と連通している。センサ収納
部80の奥壁89とセンサ11の背面との間には適宜な
隙間が設けられ、この隙間を通ってセンサ11のリード
線90が電気室64内に導かれ、プリント配線基板65
(65A)にコネクタジャック91A,91Bを介して
電気的に接続されている。
【0021】このように、防爆ケース6に外部に開放す
るセンサ収納部80を設けると、フィードバックレバー
8を予め回転軸12に取付けた状態でセンサ11を防爆
ケース6にケース外部から組み付けることができる。
【0022】図8〜図10において、前記電空変換器1
3は、磁性材料によって形成されることにより磁性構成
体を構成するコア17と、励磁コイル18および永久磁
石19を備えている。
【0023】前記コア17は、励磁コイル18が取付け
られる水平コア部17aと、この水平コア部17aの両
端部に設けられた左右の垂直コア部17b,17cとか
らなるコ字状の基部17Aと、各垂直コア部17b,1
7cの先端にそれぞれ片持ち支持されて取付けられた2
個の開放部形成部材100,101とで構成されてい
る。垂直コア部17aは、防爆ケース6の内部に位置
し、前記励磁コイル18が取付けられている。垂直コア
部17b,17cは、前記防爆ケース6の背面壁を貫通
して外部に突出し、その突出端面に前記開放部形成部材
100,101が互いに対向するように水平に片持ち支
持されてねじ102によりそれぞれ着脱可能に取付けら
れている。前記開放部形成部材100,101は、水平
コア部17a、垂直コア部17b,17cと同一の磁性
材料によって板状に形成され、後述するノズルフラッパ
機構20のフラッパ22と共にマグネットユニット10
5を形成している。なお、垂直コア部17b,17c
は、インサート成形等によって防爆ケース6の形成と同
時にかつケース壁面を貫通して設けられる。
【0024】前記フラッパ22は、前記開放部形成部材
100,101を挟んで対向する前後2個の可動鉄片2
2A,22Bとからなり、これらの可動鉄片22A,2
2Bを揺動自在に支持する支点ばね24とで前後対称な
形状のシーソー構造体103を形成している。前後対称
な形状とは、シーソー構造体103を表裏反転させて使
用するとき、永久磁石19の極性のみが逆になり、フラ
ッパ22が逆動作する以外、他には何等影響を与えない
形状を意味する。
【0025】前記各可動鉄片22A,22Bと開放部形
成部材100,101および永久磁石19の継鉄106
との間には、適宜なギャップa,b,c,d,e,fが
それぞれ形成されている。支点ばね24は薄い板ばねか
らなり、前記開放部形成部材100と101の対向面間
に形成された空間107内に位置し、両端部がモールド
樹脂108にモールドされている。また、支点ばね24
のモールド樹脂108にモールドされる両端部付近には
狭幅部110が設けられ、この狭幅部110の捩れ方向
への弾性変形によってフラッパ22の揺動を可能にして
いる。なお、可動鉄片22A,22Bは支点ばね24の
表裏面にスペーサ111を介してそれぞれ取付けられて
いる。
【0026】前記モールド樹脂108は円板状に形成さ
れ、前記開放部形成部材100,101と支点ばね24
をインサート成形によりモールドした後、永久磁石19
と支継鉄106を取付けてこれらをユニット化すること
により前記マグネットユニット105を形成している。
ただし、ユニット化の方法はこれに限らない。
【0027】前記永久磁石19は2個用いられ、モール
ド樹脂108の外周に180°位相を異ならせて設けた
2つの凹部内にN極がケース後方側に、S極がケース前
方側になるようにそれぞれ取付けられ、継鉄106によ
って磁気的に結合されている。
【0028】永久磁石19の磁束は、N極から継鉄10
6のN極−ギャップeを通り可動鉄片22Aにおいて2
つに分岐されてそれぞれギャップa,c−開放部形成部
材100,32−ギャップb,dを経て可動鉄片36に
入ると再び合流し、ギャップf−継鉄106のS極を経
て永久磁石19のS極に戻る。
【0029】励磁コイル8の磁束は、水平コア部17a
から垂直コア部17bを経て開放部形成部材100を通
ると、2つに分岐されてギャップa,b−可動鉄片22
A,22Bをそれぞれ通り、ギャップc,dを通って開
放部形成部材101を通ると再び合流して垂直コア部1
7cを通り水平コア部17aに戻る。
【0030】ギャップX(X;a〜d)における磁気吸
引力Fxは、 Fx=KΦx2Sgx ただし、K:比例定数、Φx:ギャップXの磁束、Sg
x:ギャップXの断面積である。Sga=Sgb=Sg
c=Sgdとして Fx=K’Φx2 (K’=KSgx) ギャップb,cでは、 Φb=Φc=Φm+Φc ただし、Φm:永久磁石の磁束、Φc:励磁コイルの磁
束である。 Fb=Fc=K’(Φm+Φc)2 ギャップa,bでは Φa=Φd=Φm−Φc Fa=Fd=K’(Φm−Φc)2 発生トルクTは T={(Fb−Fa)+(Fc−Fd)}・l =K’’Φm・Φc ただし、lはフラッパの支点からギャップ中心までの距
離、K’’は定数である。例えば、Φc=0なら、T=
0となる。
【0031】このように2つの可動鉄片22A,22B
を開放部形成部材100,101を挟んで対向するよう
に配置した電空変換器13においては、4つのギャップ
a,b,c,dにおいて励磁コイル18と永久磁石19
の磁束がそれぞれ重畳される。この場合、ギャップb,
cでは磁束の向きが同じであるために加算されてフラッ
パ22に対する吸引力が増大し、ギャップa,dでは磁
束の向きが逆になるために相殺されて吸引力が減少し、
これらの吸引力の差がフラッパ22を揺動させるための
回転トルクTとなる。
【0032】さらに、前記モールド樹脂108の両面に
は、案内板113,114がねじ115によって着脱自
在に取付けられている。後方の案内板113の一端部に
は、前記ノズル23が可動鉄片22Aに近接して対向す
るように取付けられている。このノズル23は先端部に
調整用のねじ部23aを有する空気ノズルからなり、取
付台121の凹部にOリング118を介して進退自在に
嵌合され、前記調整用ねじ部23aが案内板113のね
じ孔にねじ込まれている。したがって、ノズル23を手
で回すと、ノズル23は可動鉄片22Aに対して接近離
間する方向に移動調整され、これによってノズルギャッ
プが調整される。なお、前記案内板113,114は、
マグネットユニット105を表裏反転させる際、モール
ド樹脂108から一時的に取り外される。
【0033】前記ヨーク本体17Aの防爆ケース6の外
側に突出する突出端部にマグネットユニット105をね
じ102により着脱自在にかつ表裏反転可能に取付けた
理由は、電空変換器13を正動作型(電気信号が大きく
なると空気圧信号が大きくなる)として使用したり逆動
作型(電気信号が大きくなると空気圧信号が小さくな
る)として使用したりする場合の切替を容易にするため
である。すなわち、今まで制御していたバルブと逆動作
のバルブを制御する変更が生じた場合、あるいはポジシ
ョナに故障が発生して急遽予備のポジショナと交換する
必要が生じ、この予備のポジショナとバルブとの動作が
異なっていた場合、マグネットユニット105を表裏反
転させて永久磁石19の極性を反転させるだけでよい。
したがって、防爆ケース6を開いて励磁コイル18のプ
ラスとマイナスを端子に逆に接続する必要がなく、動作
の変更作業を容易にかつ迅速に行うことができる。
【0034】また、フラッパ22と支点ばね24をユニ
ット化してシーソー構造体103とし、さらにこのシー
ソー構造体103と永久磁石19、継鉄106および空
間部形成部材100,101をユニット化してマグネッ
トユニット105としているので、部品交換の際にはユ
ニットごと交換すればよく、精度良く取付けることがで
き、取付、調整作業が容易で、振動、衝撃等に対しても
強く、耐震性を向上させることができる。また、支点ば
ね24を板ばねで形成し、捩れ方向への弾性変形を利用
してフラッパ22を揺動自在に支持しているので、従来
装置のようにコイルばねで付勢する必要がなく、この点
からも振動、衝撃等に強く、しかも支点部が摩耗しない
ので、長期間にわたって安定した精度を確保することが
できる。
【0035】前記ノズル23は、図17、図19に示す
ように取付台121に設けられ、さらにその背面側にノ
ズル23の背圧を増幅するパイロットリレー26がガス
ケット123を介して取付けられ、かつフラッパ機構2
0、取付台121およびパイロットリレー26をカップ
状のカバー122によって覆っている。前記取付台12
1には、パイロットリレー26とノズル23を接続する
空気回路124が形成されている。したがって、配管に
よってノズル23とパイロットリレー26を接続する必
要がなく、組立作業が容易である。また、これら両部品
間の距離を最小にすることができるので、応答性も良好
である。さらに、両側面には図4に示すように開放部1
25が形成され、この開放部125に指を差し込むとノ
ズル23を回転させることができるようになっている。
【0036】前記パイロットリレー26としては、消費
空気を外部に排気する従来周知のブリード型が用いられ
るため、その詳細な構成については説明を省略する。パ
イロットリレー26の側面にはブリード用孔126が形
成され、このブリード用孔126から排気された空気を
前記カバー122に設けた排気口128およびカバー1
22に取付けたキャップ130の開口131から外部に
排気するようにしている。
【0037】前記排気口128はカバー122の背面中
央に開口しており、その開口縁には、径方向外方にU字
状に折り曲げられたラッパ状の雨水侵入防止部133が
カバー122と一体に設けられている。
【0038】前記キャップ130は図18に示すように
浅底円筒状に形成されることにより、円筒状の外周壁1
30aと、この外周壁130aの一端開口部を覆う円板
部130bとからなり、また内部には同心円状に形成さ
れた第1、第2の環状壁130c,130dが一体に突
設されている。外周壁130aと第1、第2の環状壁1
30c,130dの一部には、周方向に適宜な間隔をお
いて複数個の開口131,135,136がそれぞれ形
成されている。したがって、前記ブリード用孔126か
ら排出された空気は、開口135−開口136を通り開
口131からキャップ130の外部に排気される。開口
131と開口135は、キャップ130の径方向におい
て対向する位置に形成され、開口136は隣り合う開口
131(135)間に位置するように形成されている。
このようなキャップ130は、円板部130bの外周寄
りに形成した2個のねじ取付孔138を有し、これらの
ねじ取付孔138に挿通されるねじ139(図3)によ
って前記カバー122に取付けられることにより前記ブ
リード用孔128を覆っている。
【0039】このようにカバー122に雨水侵入防止部
133を設け、キャップ130に開口131,135,
135を設けると、バルブポジショナ5のバルブへの取
付角度がどのような角度であっても雨水がカバー122
内に浸入するのを確実に防止することができる。また、
雨水がキャップ130内に浸入しても下方に位置する開
口131から速やかに排水することができる。
【0040】図5、図7、図14〜図16において、前
記端子台37は合成樹脂によって外径が防爆ケース6の
前端部側の内径より若干小さい円板状に形成されて前記
防爆ケース6の前面側開口部から嵌合され、かつ複数個
のねじ140とクリップ148によって固定されること
により、上記した通りケース内部を結線室63と電気室
64に仕切っている。端子台37の前面側には前記端子
67が配列され、裏面外周寄りには筒状体からなる複数
個の基板取付部145が一体に突設され、これらの基板
取付部145にプリント配線基板65が取付けられてい
る。
【0041】前記防爆ケース6は、電気室64を形成す
る奥側内径が結線室63を形成する前端部側より小径の
異径筒状体に形成されることにより前記端子台37を受
け止める段部141を有し、またこの段部141と結線
室63の壁面との境部にはOリング142が嵌着される
環状溝143が形成されている。さらに、防爆ケース6
の内壁で前記段部141より前方側には前記クリップ1
48の一端部を係止する環状溝150が形成されてい
る。
【0042】前記プリント配線基板65は、前後方向に
適宜間隔をおいて配置された大きさが異なる第1、第2
のプリント配線基板65A,65Bとで構成されてい
る。第1のプリント配線基板65Aは端子台37の外径
より若干小さく、前記基板取付部145に嵌装され、か
つ端子台37の背面に固着されている。この第1のプリ
ント配線基板65Aは、前記端子台37の端子67を介
して外部コードに接続されるとともに、落雷保護回路が
形成されている。
【0043】第2のプリント配線基板65Bは電気室6
4の内径より小さく、前記基板取付部145の先端面に
ねじ146によって固定されている。この第2のプリン
ト配線基板65Bには、、制御演算部25(図20参
照)を構成する電気回路と、バルブの開度を外部機器に
送信するための発信回路が形成され、前記電空変換器1
3の励磁コイル18、フィードバック機構7のセンサ1
1等が接続されることにより、前記電空変換器13に電
気信号I0 を送出する一方、センサ11からのフィード
バック信号が入力される。また、第2のプリント配線基
板65Bはコネクタジャックを形成するピン154とコ
ネクタ155によって前記第1のプリント配線基板65
Aに電気的に接続されており、これによって発信回路に
よる弁開度の信号が第1のプリント配線基板65Aを介
して外部に発信される。
【0044】前記クリップ148は弾性変形可能な金属
板によって逆への字状に折り曲げ形成され、折曲部14
8aとは反対側に前記ねじ140が挿通される長孔14
8bが形成されている。このクリップ148は端子台3
7の前面外周寄りに予めねじ140と共に装着され、端
子台37がプリント配線基板65と共に防爆ケース6内
に嵌挿されると先端部が前記環状溝150に挿入され
る。この状態でねじ140を締め付けてクリップ148
を押し下げると、クリップ148はテコの原理により防
爆ケース6を図15において上方に移動させ、端子台3
7を押し下げようとする。その結果、第1のプリント配
線基板65Aは段部141に圧接され、端子台37はO
リング142に圧接されて所定の位置に固定される。
【0045】このように第1、第2のプリント配線基板
65A,65Bを板厚方向に所要の間隔をおいて積層
し、コネクタジャックで両基板を電気的に接続すると、
リード線による接続が不要で、第1、第2のプリント配
線基板65A,65Bの取付作業が著しく容易である。
【0046】また、ねじ140とクリップ148を用い
て端子台37を防爆ケース6内に固定すると、防爆ケー
ス6の電気室64の内径を従来の防爆ケースに比べて大
きくすることができる。すなわち、従来はねじ140を
段部141にねじ込んで端子台37を固定していたた
め、防爆ケース6の内径差を大きくして段部141のケ
ース中心方向の突出寸法を大きくする必要があったが、
本発明においてはねじ140を端子台37にねじ込むだ
けで、段部141にはねじ込む必要がないため、段部1
41の突出寸法、言い換えれば防爆ケース6の内径差を
小さくすることができる。そのため、前記電気室64の
容積が大きく、より大きなプリント配線基板の組込みが
可能である。また、同じ大きさのプリント配線基板を収
納する場合は、防爆ケース6を小型化することができ
る。さらに、クリップ148によって端子台37を段部
141に押し付けているので、端子台37の取付け位置
も正確で、ねじ140が多少緩んでも遊動するようなこ
とはない。
【0047】なお、上記した実施の形態においては、2
個の可動鉄片22A,22Bによってフラッパ22を形
成した例を示したが、本発明はこれに何等特定されるも
のではなく、従来のノズルフラッパ機構と同様に1個の
フラッパで構成したものであってもよい。また、上記実
施の形態においては、爆発ガス雰囲気中で使用される耐
圧防爆型のバルブポジショナに適用した例を示したが、
これに限らず耐圧防爆型でないものにもそのまま適用す
ることが可能である。その場合は、ケースを耐圧容器と
する必要がない。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るポジシ
ョナによれば、第1、第2のプリント配線基板を中仕切
部材に取付けられた状態でケース内に組込むことができ
るので、また、ケース内部でプリント配線基板どうしを
電気的に接続する必要がなく、また中仕切部材とプリン
ト配線基板の組込作業も一度に行うことができ、組立の
作業性を向上させることができる。また、プリント配線
基板と電空変換器、フィードバック機構のセンサとの電
気的接続も容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るバルブポジショナをバルブのヨ
ークに取付けた状態を示す正面図である。
【図2】 同ポジショナの平面図である。
【図3】 同ポジショナの背面図である。
【図4】 同ポジショナの左側面図である。
【図5】 同ポジショナの蓋体を取外した正面図であ
る。
【図6】 同ポジショナのカバーを取外した背面図であ
る。
【図7】 図6のVII −VII 線断面図である。
【図8】 電空変換器の取付構造を示す断面図である。
【図9】 図8のIX−IX線断面図である。
【図10】 図8のX−X線断面図である。
【図11】 フィードバック機構の要部の断面図であ
る。
【図12】 フィードバックレバーの正面図である。
【図13】 同フィードバックレバーの長孔に連結ピン
を挿通した状態を示す図である。
【図14】 同ポジショナの要部の断面図である。
【図15】 端子台の取付構造を示す要部の断面図であ
る。
【図16】 (a)、(b)はクランプの平面図および
側面図である。
【図17】 同ポジショナの要部の断面図である。
【図18】 (a)、(b)はキャップの背面図および
A−A断面図である。
【図19】取付台の平面図、A−A線断面図およびB−
B線断面図である。
【図20】 ポジショナの従来例を示す概略構成図であ
る。
【符号の説明】
1…バルブ、2…作動軸、3…操作器、4…ヨーク、6
…防爆ケース、7…フィードバック機構、8…フィード
バックレバー、9…連結ピン、10…長孔、11…セン
サ、12…回転軸、13…電空変換器、17…ヨーク、
18…励磁コイル、19…永久磁石、20…ノズルフラ
ッパ機構、22…フラッパ、22A,22B…可動鉄
片、23…ノズル、26…パイロットリレー、37…端
子台、65…プリント配線基板、80…センサ収納部、
81…外壁、82…内壁、84…蓋部材、86…挿通
孔、90…リード線、121…取付台、122…カバ
ー、124…空気回路、130…キャップ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電空変換器、ノズルフラッパ機構、フィ
    ードバック機構等を備えたポジショナにおいて、 円筒状に形成したケースの内部に中仕切部材を取付け取
    外し可能に装着してケース内部を結線室と電気室に仕切
    り、この中仕切部材の前記電気室側面に第1および第2
    のプリント配線基板を板厚方向に互いに離間させて取付
    け、これら両基板をコネクタジャックによって電気的に
    接続したことを特徴とするポジショナ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のポジショナにおいて、 電気室には電空変換器およびフィードバック機構の一部
    が収納され、第2のプリント配線基板は前記電空変換器
    に電気信号を送出し、フィードバック機構からのフィー
    ドバック信号が入力されることを特徴とするポジショ
    ナ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Effective date: 20040413

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