JPS6121067B2 - - Google Patents
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- JPS6121067B2 JPS6121067B2 JP58067691A JP6769183A JPS6121067B2 JP S6121067 B2 JPS6121067 B2 JP S6121067B2 JP 58067691 A JP58067691 A JP 58067691A JP 6769183 A JP6769183 A JP 6769183A JP S6121067 B2 JPS6121067 B2 JP S6121067B2
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- Japan
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- water
- mfc
- konnyaku
- konniyaku
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- Expired
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Landscapes
- Preparation Of Fruits And Vegetables (AREA)
Description
本発明は調味料の浸透性が良く、保存性にすぐ
れたこんにやくの製造方法に関する。詳しくはマ
イクロフイブリル化セルロースを含有せしめるこ
とを特徴とするこんにやくの製造方法に関する。 こんにやくは、古くから日本人に愛好されてい
る食品であり、今日また、低カロリー健康食品と
しての価値が見直されつゝある。しかし、こんに
やく自体は淡白な味のものであり、味付けして食
する必要のあるものであるが、調味料や他の食品
からの味覚成分のこんにやく内への浸透性が甚だ
悪いものである。また、こんにやくには多量の水
が含まれているが、保存中に水を遊離し、やせて
型崩れする現象があり、流通過程で商品価値を減
ずる欠点がある。 発明者は上記のようなこんにやくの欠点を改良
する方法について研究した結果、マイクロフイブ
リル化セルロース(以下MFCと略記する)を添
加することにより、味の浸透性が良く、やせの少
ないこんにやくを得ることに成功した。 本発明に云うMFCとは次のようなものであ
る。精製したパルプを水中で高圧下に粘状叩解す
ることによりマイクロフイブリル化することがで
き、保水性の極めて大きな徴小セルロースの懸濁
液とすることができる。この方法は特開昭56−
100801号明細書に示されており、この方法で得ら
れる同明細書記載の“徴小繊維状セルロース”を
MFCと略称する。 このMFCは水との結合性が強く、水中で徴分
散しやすいので、それ自体を口に含んでもザラツ
キ感がなく、滑らかである。従つて食品の物性改
良に好適なものである。すなわち、こんにやく精
粉を水に溶解した糊に少量のMFCを添加混合
し、常法に従つてアルカリで処理し、ゲル化させ
て、こんにやくを製造することにより、調味料の
浸透性が良く、保存時の離水性が少ない製品が得
られる。 しかしながら、MFCの添加量が多すぎると、
こんにやくのゲル強度を低下させる傾向があり、
こんにやく本来の歯ごたえを損う。従つてMFC
の添加量の適当な範囲は固形分2重量%の水懸濁
液として精粉に対し5〜10重量%程度である。 以下に実施例をあげて本発明を説明する。以下
単に%と記したものはすべて重量%を意味する。 参考例 実施例に使用するMFCの作成方法を参考例と
して示す。 精製クラフトパルプ(α―セルロース含量92〜
93%、重合度1050〜1070)に水を加えて2%濃度
のスラリーとし、Manton―Gaulin社ホモジナイ
ザーを用い、特開昭56−100801号明細書に開示さ
れた方法に準じて約500Kg/cm2の高圧下に上記ス
ラリーを40回循環通過させた。これによりMFC
の2%懸濁液が得られた。このMFCの1000G重
力下での水保持力は原料パルプの約7倍であつ
た。 実施例及び比較例 下記の方法でこんにやくを製造した。 こんにやく精粉1.4Kgに60℃の水45を加えて
混合し、こんにやく糊を得た。このものに参考例
で作成したMFCの2%懸濁液を所定量加え、混
合した。 次に水酸化カルシウム2%水溶液5を加えて
混合機で練り、ゲル化のはじまつた組成物を型に
流しこんだ型のまま水槽に沈め蒸着を吹込んで水
槽の水温を80℃に昇温し、30分間保持し、こんに
やくを固化させた。固化の完了したこんにやくを
型から取出し、約250gの大きさに裁断し、常温
の水槽中に貯蔵した。 製造の翌日、製品の一部を105℃で5時間乾燥
し、重量減少率を求め、製品の水分とした。製品
の大部分は250gの大きさのもの1個毎にポリエ
チレン製袋に入れて密封し、5日間保存して袋の
中に遊離した水の量を測定し、離水量とした。ま
た、製造翌日の製品の一部を1cm角に細断し、市
販のおでん用配合調味料を規定量溶解したおでん
だしに浸漬し、30分間煮込み、味の浸透状態を食
味により評価した。 それらの結果を第1表に示す。
れたこんにやくの製造方法に関する。詳しくはマ
イクロフイブリル化セルロースを含有せしめるこ
とを特徴とするこんにやくの製造方法に関する。 こんにやくは、古くから日本人に愛好されてい
る食品であり、今日また、低カロリー健康食品と
しての価値が見直されつゝある。しかし、こんに
やく自体は淡白な味のものであり、味付けして食
する必要のあるものであるが、調味料や他の食品
からの味覚成分のこんにやく内への浸透性が甚だ
悪いものである。また、こんにやくには多量の水
が含まれているが、保存中に水を遊離し、やせて
型崩れする現象があり、流通過程で商品価値を減
ずる欠点がある。 発明者は上記のようなこんにやくの欠点を改良
する方法について研究した結果、マイクロフイブ
リル化セルロース(以下MFCと略記する)を添
加することにより、味の浸透性が良く、やせの少
ないこんにやくを得ることに成功した。 本発明に云うMFCとは次のようなものであ
る。精製したパルプを水中で高圧下に粘状叩解す
ることによりマイクロフイブリル化することがで
き、保水性の極めて大きな徴小セルロースの懸濁
液とすることができる。この方法は特開昭56−
100801号明細書に示されており、この方法で得ら
れる同明細書記載の“徴小繊維状セルロース”を
MFCと略称する。 このMFCは水との結合性が強く、水中で徴分
散しやすいので、それ自体を口に含んでもザラツ
キ感がなく、滑らかである。従つて食品の物性改
良に好適なものである。すなわち、こんにやく精
粉を水に溶解した糊に少量のMFCを添加混合
し、常法に従つてアルカリで処理し、ゲル化させ
て、こんにやくを製造することにより、調味料の
浸透性が良く、保存時の離水性が少ない製品が得
られる。 しかしながら、MFCの添加量が多すぎると、
こんにやくのゲル強度を低下させる傾向があり、
こんにやく本来の歯ごたえを損う。従つてMFC
の添加量の適当な範囲は固形分2重量%の水懸濁
液として精粉に対し5〜10重量%程度である。 以下に実施例をあげて本発明を説明する。以下
単に%と記したものはすべて重量%を意味する。 参考例 実施例に使用するMFCの作成方法を参考例と
して示す。 精製クラフトパルプ(α―セルロース含量92〜
93%、重合度1050〜1070)に水を加えて2%濃度
のスラリーとし、Manton―Gaulin社ホモジナイ
ザーを用い、特開昭56−100801号明細書に開示さ
れた方法に準じて約500Kg/cm2の高圧下に上記ス
ラリーを40回循環通過させた。これによりMFC
の2%懸濁液が得られた。このMFCの1000G重
力下での水保持力は原料パルプの約7倍であつ
た。 実施例及び比較例 下記の方法でこんにやくを製造した。 こんにやく精粉1.4Kgに60℃の水45を加えて
混合し、こんにやく糊を得た。このものに参考例
で作成したMFCの2%懸濁液を所定量加え、混
合した。 次に水酸化カルシウム2%水溶液5を加えて
混合機で練り、ゲル化のはじまつた組成物を型に
流しこんだ型のまま水槽に沈め蒸着を吹込んで水
槽の水温を80℃に昇温し、30分間保持し、こんに
やくを固化させた。固化の完了したこんにやくを
型から取出し、約250gの大きさに裁断し、常温
の水槽中に貯蔵した。 製造の翌日、製品の一部を105℃で5時間乾燥
し、重量減少率を求め、製品の水分とした。製品
の大部分は250gの大きさのもの1個毎にポリエ
チレン製袋に入れて密封し、5日間保存して袋の
中に遊離した水の量を測定し、離水量とした。ま
た、製造翌日の製品の一部を1cm角に細断し、市
販のおでん用配合調味料を規定量溶解したおでん
だしに浸漬し、30分間煮込み、味の浸透状態を食
味により評価した。 それらの結果を第1表に示す。
【表】
即ち、本発明の方法によつて得られたこんにや
くは従来の製品に比し離水量が小さく、味の浸透
度の良いものであつた。
くは従来の製品に比し離水量が小さく、味の浸透
度の良いものであつた。
Claims (1)
- 1 こんにやく精粉を水で溶解して得る糊にマイ
クロフイブリル化セルロースを添加混合し、アル
カリで処理することを特徴とする改良されたこん
にやくの製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58067691A JPS59196062A (ja) | 1983-04-19 | 1983-04-19 | 改良されたこんにやくの製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58067691A JPS59196062A (ja) | 1983-04-19 | 1983-04-19 | 改良されたこんにやくの製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59196062A JPS59196062A (ja) | 1984-11-07 |
JPS6121067B2 true JPS6121067B2 (ja) | 1986-05-24 |
Family
ID=13352250
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58067691A Granted JPS59196062A (ja) | 1983-04-19 | 1983-04-19 | 改良されたこんにやくの製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59196062A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62150771U (ja) * | 1986-03-13 | 1987-09-24 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5387423A (en) * | 1992-07-24 | 1995-02-07 | Otsuka Foods Co., Ltd. | Low calorie food material and method of manufacturing the same |
JP4976611B2 (ja) * | 2000-04-14 | 2012-07-18 | 株式会社冨士エンタープライズ | 粒状多孔質健康食品及びその使用 |
-
1983
- 1983-04-19 JP JP58067691A patent/JPS59196062A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62150771U (ja) * | 1986-03-13 | 1987-09-24 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59196062A (ja) | 1984-11-07 |
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