JPS61209973A - フアセツトカツトされた無色透明な鉱物の表面へのイオン打込みによる着色と模様、文字の描画 - Google Patents
フアセツトカツトされた無色透明な鉱物の表面へのイオン打込みによる着色と模様、文字の描画Info
- Publication number
- JPS61209973A JPS61209973A JP5211785A JP5211785A JPS61209973A JP S61209973 A JPS61209973 A JP S61209973A JP 5211785 A JP5211785 A JP 5211785A JP 5211785 A JP5211785 A JP 5211785A JP S61209973 A JPS61209973 A JP S61209973A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coloring
- facet
- patterning
- ions
- colorless transparent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Physical Vapour Deposition (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
人工及び天然に産する無色透明な鉱物を飾りとして使用
する宝飾間係 (ロ)従来の技術 従来様々な色調をもった鉱物を人工的に合成する場合に
は、あらかじめ合成する原料に着色の原因となる材料を
まぜておくか、あるいは合成させる溶液中に特殊な原料
を溶解させておくなどの方法がとられていた。
する宝飾間係 (ロ)従来の技術 従来様々な色調をもった鉱物を人工的に合成する場合に
は、あらかじめ合成する原料に着色の原因となる材料を
まぜておくか、あるいは合成させる溶液中に特殊な原料
を溶解させておくなどの方法がとられていた。
また、不純物が入っている鉱物にγ−線などを照射して
着色せしめること、あるいは非常に濃く着色しているも
のを加熱処理して脱色させるなどの方法がとられていた
。
着色せしめること、あるいは非常に濃く着色しているも
のを加熱処理して脱色させるなどの方法がとられていた
。
(ハ)発明が解決しようとする問題点
無色透明な鉱物の表面層に様々な色を着色せしめ、鉱物
の美しさを増大せしめること、あるいは無色透明な鉱物
の平面に文字、模様等を描くことである。
の美しさを増大せしめること、あるいは無色透明な鉱物
の平面に文字、模様等を描くことである。
(ニ)問題点を解決するための手段
無色透明な鉱物の中に、不純物が導入されると、しばし
ば様々な色を呈することが知られており、この不純物を
導入する手段としてイオン打込み方法を利用した。高エ
ネルギーのイオンを研磨した面に打込み、そのままの状
態ですでに発色する場合もあるが、電気炉に入れて高温
で加熱することにより着色させる。
ば様々な色を呈することが知られており、この不純物を
導入する手段としてイオン打込み方法を利用した。高エ
ネルギーのイオンを研磨した面に打込み、そのままの状
態ですでに発色する場合もあるが、電気炉に入れて高温
で加熱することにより着色させる。
(本)実施例
第1図に本発明による着色の実施例を示す。
遷移金属等の金属イオンビーム(1)として、銅、鉄、
ニオブを、無色透明な鉱物(2)として水晶を選んだ場
合について述べる。水晶の表面に金属イオンとして銅を
打込む。
ニオブを、無色透明な鉱物(2)として水晶を選んだ場
合について述べる。水晶の表面に金属イオンとして銅を
打込む。
この場合例えば銅イオンを20 KVで加速して水晶の
表面におよそ5xlOI6ions/cm2照射すると
、表面の銅イオンの当った部分のみ薄い赤い色があられ
れる。これは主として打込まれた金属イオン(3)の効
果によるものである。また鉄イオン、ニオブイオンをそ
れぞれ20にVで加速し水晶表面に照射し、その後電気
炉で1ooo℃まで加熱し約3時間保持した後、室温ま
で戻すと、鉄イオンの当った部分は黄色に、ニオブイオ
ンの当った部分は薄い青色があられれる。またコバルト
イオンを透明なサファイヤ−の表面に20KVテ加速し
て、およそ5xlO16ions/cm2照射した後、
電気炉で、tooo℃に加熱し、約3時間保持すると青
色があられれる。
表面におよそ5xlOI6ions/cm2照射すると
、表面の銅イオンの当った部分のみ薄い赤い色があられ
れる。これは主として打込まれた金属イオン(3)の効
果によるものである。また鉄イオン、ニオブイオンをそ
れぞれ20にVで加速し水晶表面に照射し、その後電気
炉で1ooo℃まで加熱し約3時間保持した後、室温ま
で戻すと、鉄イオンの当った部分は黄色に、ニオブイオ
ンの当った部分は薄い青色があられれる。またコバルト
イオンを透明なサファイヤ−の表面に20KVテ加速し
て、およそ5xlO16ions/cm2照射した後、
電気炉で、tooo℃に加熱し、約3時間保持すると青
色があられれる。
また第2図に示すように、無色透明な鉱物(2)(この
場合は水晶を用いたが、)の表面に、銅の蒸着膜(星形
状にの部分を除いて蒸着したもの)をマスク(4)とす
る。このようにした水晶板の表面に鉄イオンを20にV
て加速し、9x1016ions/cm2照射した後、
これを塩酸の中に浸して、銅の薄膜を除去してから、電
気炉で、1000°Cに加熱し、3時間保持した後、室
温に戻した。銅薄膜にマスクされ鉄イオンの当らなかっ
た部分は無色透明だが、鉄イオンの当った部分は黄色に
着色され、水晶表面に黄色の星形マークをつけることが
できた。
場合は水晶を用いたが、)の表面に、銅の蒸着膜(星形
状にの部分を除いて蒸着したもの)をマスク(4)とす
る。このようにした水晶板の表面に鉄イオンを20にV
て加速し、9x1016ions/cm2照射した後、
これを塩酸の中に浸して、銅の薄膜を除去してから、電
気炉で、1000°Cに加熱し、3時間保持した後、室
温に戻した。銅薄膜にマスクされ鉄イオンの当らなかっ
た部分は無色透明だが、鉄イオンの当った部分は黄色に
着色され、水晶表面に黄色の星形マークをつけることが
できた。
(へ)発明効果
本発明の方法を用いれば、無色透明な水晶をファセット
カットして、その後、打込むイオンの種類を適当に選べ
ば、任意の色をその表面につけることができる。特にフ
ァセットカットした水晶のキューレット側よリイオンを
打込むと光の散乱、反射の効果が加わって、テーブル側
よりみた時には、結晶全体が着色しているようにみえそ
の効果は著しい。打込む金属のイオン種を糾合わせるこ
とにより、様々な色合いも出せる。
カットして、その後、打込むイオンの種類を適当に選べ
ば、任意の色をその表面につけることができる。特にフ
ァセットカットした水晶のキューレット側よリイオンを
打込むと光の散乱、反射の効果が加わって、テーブル側
よりみた時には、結晶全体が着色しているようにみえそ
の効果は著しい。打込む金属のイオン種を糾合わせるこ
とにより、様々な色合いも出せる。
打込ませる対象も水晶にとどまらず、サファイヤ−、ダ
イヤモンド等に広げられ、これらの鉱物にも自在に着色
させることができる。
イヤモンド等に広げられ、これらの鉱物にも自在に着色
させることができる。
第1図は本発明のイオン打込みによる結晶表面の着色の
方法を示した正面図である。 第2図は本発明による模様、あるいは文字を着色させる
方法を示した斜視図である。 (1)は金属イオンビーム (2)は無色透明な鉱物 (3)は打込まれた金属イオン (4)はマスク
方法を示した正面図である。 第2図は本発明による模様、あるいは文字を着色させる
方法を示した斜視図である。 (1)は金属イオンビーム (2)は無色透明な鉱物 (3)は打込まれた金属イオン (4)はマスク
Claims (1)
- 無色透明な鉱物をファセットカットし、そのファセット
面の一つ、あるいは二つ以上の面に原子をイオン状態に
して、これを高電圧で加速し、高エネルギーをもって、
打込ませ、表面およびその近くの層に着色せしめること
、および表面に高エネルギーのイオンを打込み、模様あ
るいは文字を描いて着色させること。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5211785A JPS61209973A (ja) | 1985-03-14 | 1985-03-14 | フアセツトカツトされた無色透明な鉱物の表面へのイオン打込みによる着色と模様、文字の描画 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5211785A JPS61209973A (ja) | 1985-03-14 | 1985-03-14 | フアセツトカツトされた無色透明な鉱物の表面へのイオン打込みによる着色と模様、文字の描画 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61209973A true JPS61209973A (ja) | 1986-09-18 |
Family
ID=12905928
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5211785A Pending JPS61209973A (ja) | 1985-03-14 | 1985-03-14 | フアセツトカツトされた無色透明な鉱物の表面へのイオン打込みによる着色と模様、文字の描画 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61209973A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013114942A1 (ja) * | 2012-02-03 | 2013-08-08 | トーカロ株式会社 | 白色フッ化物溶射皮膜の黒色化方法および表面に黒色層を有するフッ化物溶射皮膜被覆部材 |
JP2013159812A (ja) * | 2012-02-03 | 2013-08-19 | Tocalo Co Ltd | 白色フッ化物溶射皮膜の黒色化方法および表面に黒色層を有するフッ化物溶射皮膜被覆部材 |
JP2013181239A (ja) * | 2012-03-05 | 2013-09-12 | Tocalo Co Ltd | 白色フッ化物溶射皮膜の黒色化方法および表面に黒色層を有するフッ化物溶射皮膜被覆部材 |
JP2013181238A (ja) * | 2012-03-05 | 2013-09-12 | Tocalo Co Ltd | 白色フッ化物溶射皮膜の黒色化方法および表面に黒色層を有するフッ化物溶射皮膜被覆部材 |
-
1985
- 1985-03-14 JP JP5211785A patent/JPS61209973A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013114942A1 (ja) * | 2012-02-03 | 2013-08-08 | トーカロ株式会社 | 白色フッ化物溶射皮膜の黒色化方法および表面に黒色層を有するフッ化物溶射皮膜被覆部材 |
JP2013159812A (ja) * | 2012-02-03 | 2013-08-19 | Tocalo Co Ltd | 白色フッ化物溶射皮膜の黒色化方法および表面に黒色層を有するフッ化物溶射皮膜被覆部材 |
US9238863B2 (en) | 2012-02-03 | 2016-01-19 | Tocalo Co., Ltd. | Method for blackening white fluoride spray coating, and fluoride spray coating covered member having a blackened layer on its surface |
JP2013181239A (ja) * | 2012-03-05 | 2013-09-12 | Tocalo Co Ltd | 白色フッ化物溶射皮膜の黒色化方法および表面に黒色層を有するフッ化物溶射皮膜被覆部材 |
JP2013181238A (ja) * | 2012-03-05 | 2013-09-12 | Tocalo Co Ltd | 白色フッ化物溶射皮膜の黒色化方法および表面に黒色層を有するフッ化物溶射皮膜被覆部材 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS56116844A (en) | Manufacture of amorphous magnetic material and rare earth element magnet | |
JPS61209973A (ja) | フアセツトカツトされた無色透明な鉱物の表面へのイオン打込みによる着色と模様、文字の描画 | |
AU504802B2 (en) | Thermally protected superalloys and process | |
JPS5562887A (en) | Production of hexagonal system barium magnesium aluminate (bamga 10o17) single crystal | |
KR890004454A (ko) | 초전도 세라믹 필름제조방법 및 그 장치 | |
JPS5236468A (en) | Shallow diffusion method | |
Venkateswaran | The fluorescence of ruby, sapphire and emerald | |
Crowningshield et al. | The heat and diffusion treatment of natural and synthetic sapphires | |
JPS5212745A (en) | Ornamental ceramic plate for fence, gate door, etc. | |
JPS61248401A (ja) | 磁性材料の熱処理方法 | |
EP0339896A3 (en) | Laser crystals for generating infrared emission with high quality beam penetration | |
JPS59123193A (ja) | 電界発光表示素子 | |
JPS5228699A (en) | Production method of high density, high dielectri ceramic | |
JP2835022B2 (ja) | 人造カラーダイヤモンドの製造方法 | |
DE922584C (de) | Verfahren zur Herstellung von strahl- oder sternbildenden (asterisierenden) Korundkristallen | |
BR9206925A (pt) | Processo para a produção de artigos formados de carboneto de silicio policristalino denso e produto resultante | |
JPS59500271A (ja) | アルミニウムガ−ネット質単結晶物質 | |
JPS5516462A (en) | Method of forming contiguous pattern | |
JPS57161025A (en) | Formation of magnetic anisotropy in plane of amorphous magnetic alloy | |
SU718279A1 (ru) | Способ окраски лейкосапфира | |
GB1459722A (en) | Method for making coloured photostencils | |
GB1392514A (en) | Thin film deposition of rare earth garnets | |
Wade | The cause of color in precious stones | |
KR850001315A (ko) | 광채효과를 나타내는 크리소베릴(Chrysoberyl)단 결정 및 그의 제조방법 | |
KR930018622A (ko) | 음극선관용 형광막의 제조방법 |