JPS612098A - 制御棒駆動機構交換装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、制御棒駆動機構（以下ＣＲＤとする）の交換
装置に係り、特に、制御棒駆動機構着脱装置（以下ＣＲ
Ｄ着脱装置とする）の位置決め、ボルト取扱いの作業性
及び旋回プラットホーム上での作業性に関するものであ
る。

〔発明の背景〕

以下図により従来のＣＲＤ交換装置について説明する。

第１図で、原子炉圧力容器１は格納容器２（以下ＰＣ■
とする）内に配置されたペデスタル３上に据付けられる
。原子炉圧力容器１の下部にＣＨＤハウジング４及び中
性子束計測用ハウジング５が突出して設けられ、原子炉
圧力容器１の一部分を形成している。ＣＲＤ６は、ＣＲ
Ｄハウジング４内に収納される。ペデスタル３内で原子
炉圧力容器１の下方には空間７が形成される。ＧＲＤ６
を空間７内に出し入れする搬出入口８がペデスタル３に
設けられる。空間７内でペデスタル３の側壁にブラケッ
ト９が突出して設けられる。ブラケット９の上部には環
状のレール１０が敷設されている。

旋回プラットホーム１１がレール１０上を移動する。

ＣＲＤ交換装置１２は、旋回プラットホーム１１、ＣＲ
Ｄ着脱装置１３、及び制御棒駆動機構取扱装置（以下Ｃ
ＲＤ取扱装置とする）１４から構成される。ＣＲＤ着脱
装置１３は、走行台車１５、着脱ヘッド１６から構成さ
れ、ＣＲＤマウンティングボルト２２の着脱制御棒とＣ
ＲＤ６のアンカップリング、アンカップリングの確認、
ドレン処理及び着脱ヘッド１６の昇降等の機能を有し、
ＣＲＤハウジング４へのＣＲＤ６の取付け、取外しを行
うことができる。

ＣＲＤ取扱装置１４は、走行台車１７及びマスト１８か
ら構成され、前記ＣＲＤ着脱装置１３で取外したＣＲＤ
６の受取り、受渡し及び横転機能を有している。

ＣＲＤ取扱装置１４により横転されたＣＲＤ　６はＣＲ
Ｄ運搬用カート２１に保持積載され、ペデスタル３の搬
出入口８から、ブリッジ１９を介しＰＣＶ２の貫通口２
０を通り搬出される。

ＣＲＤ６取付の際は、前述した逆の手順で行われる。

以下図によりＣＲＤ交換手順について説明する。

第２図から第６図は、ＣＲＤ６を取外し横転までの一連
の動作図を示している。

第１図は、旋回プラットホーム１１とＣＲＤ着脱装置１
３の走行台車１５を駆動して、着脱ヘッド１６が交換対
象ＣＲＤ６との位置合せが完了した状態を示している。

この位置からＣＲＤ着脱装置１３の昇降駆動機構により
、着脱ヘッド１６を上昇させＣＲＤ６の下部に接続させ
る。

第２図は、着脱ヘッド１６がＣＲＤ６の下部に接続した
状態を示している。

この状態から着脱ヘッド１６が有している機能である制
御棒とＣＲＤ６のアンカップリングとその確認、ドレン
処理、ＣＲＤマウン、ティングポル１−２２の取外しを
行い、ＣＲＤハウジング４に収納されているＣＲＤ６を
取外し、着脱ヘッド１６を下降させる。

次に、ＣＲＤ取扱装置１４の走行台車１７を駆動して、
ＣＲＤ６を着脱ヘッド１６からＣＲＤ取扱装置１８に受
渡す。

第３図は、ＣＲＤ６を受渡している状態を図示している
。

この状態では、ＣＲＤ６はＣＲＤハウジング４内から全
引抜きを完了していない。ＣＲＤ取扱装置１４で受取っ
た後、ＣＲＤ取扱装置１４の昇降機構により、第４図の
位置までＣＲＤ６を下降させて、全引抜きを完了する。

第４図は、ＣＲＤ６の全引抜き状態を示している。

尚、ＣＲＤ６受渡し後、ＣＲＤ着脱装置１３は図に示す
如く、Ｃ，ＲＤ　６下降時及びＣＲＤ６運転時の干渉を
避けて、ペデスタル３内の壁際に後退させる。

次に、第５図に示す如＜、、ＣＲＤ取扱装置１４の横転
機構により、所定の角度に横転し、旋回移動装置１１に
より、ペデスタル３内に設けられた。

搬出人口８の位置まで旋回させる。

ＣＲＤ６と搬出人口８の位置が一致した位置で、第６図
に示す如く、ＣＲＤ取扱装置１４によりマスト１８を更
に横転させ、水平位置まで持ち来たし、ＣＲＤ６取外し
の一連の動作が完了する。

取付は、この取外し作業の逆の手順で行うことができる
。

第７図は、着脱ヘッド１６の概要を示す。

図に示すように、ＣＲＤマウンティングボルト２２は、
ＣＲＤ受渡し後、ボルトレンチ２３に取付いたまま下降
し、図の如く脱落の危険性があった。

２４は、ＣＲＤ取付装置のりフタ−である。

前述したように、従来の交換作業においては。

（１）ＣＲＤ６を取付けている８本のＣＲＤマウンティ
ングボルト２２に、着脱ヘッド１６のボルトレンチ２３
を嵌合させるための位置決めが難しい。

（２）ＣＲＤ６の受渡しの際、ボルトレンチ２３上のＣ
ＲＤマウンティングボルト２２を手作業で保持あるいは
取外していたため被曝線量が大であった。

（３）旋回プラットホーム１１とペデスタル３内壁との
隙間が大であるため作業性が悪く、安全性も問題であっ
た。

〔発明の目的〕

本発明の目的は以上の、従来技術の欠点を除くべくなさ
れたＣＲＤ交換装置を提供するものである。

〔発明の概要〕

本発明は、旋回台車と走行台車を有し、かつ原子炉圧力
容器への制御棒駆動機構取付、取外しを行う制御棒駆動
機構着脱装置と、前記着脱装置への制御棒駆動機構の受
渡し及び受取りを行い、かつ保持した制御棒駆動機構を
横転させる制御棒駆動機構取扱装置から成る制御棒駆動
機構交換装置において、制御棒駆動機構着脱装置のボル
ト着脱部が揺動できるように構成したことを特徴とする
ものである。

〔発明の実施例〕

以下図により本発明の好適な一実施例を説明する。

第８図〜第１１図は、本発明のＣＲＤ交換装置の概要図
を示した。

ＣＲＤ交換装置は、従来品と同様、旋回プラットホーム
１旦、ＣＲＤ着脱装置主見、ＣＲＤ取扱装置λＩから構
成している。

先ずＣ’ＲＤ６取外し作業は、旋回プラットホーム２５
の旋回、及びＣＲＤ着脱装Ｗ２６の走行により粗の位置
決めを行う。

ＣＲＤ着脱ヘッド２８を、上昇させた後ＣＲＤマウンテ
ィングボルト２２とボルトレンチ２３．８本の正確な位
置決めを行う。この正確な位置決めの時に、ＣＲＤ着脱
ヘッド２８は、軸受２９を中心にして揺動内在されてい
るため、旋回プラットホーム２５、あるいはＣＲＤ着脱
装Ｗ２６の微少旋回、走行にたよらず位置決めされる。

ＣＲＤ着脱装置２６には、ＣＲＤマウンティングボルト
２２保持のためのアタッチメント３１が設けである。

ＣＲＤマウンティングボルト２２取外し後、ＣＲＤ６引
抜きしＣＲＤ取扱装置２７にＣＲＤ６の受渡しを行う。

ＣＲＤ着脱装置２６上のＣＲＤ６は、ＣＲＤ取扱装置２
７のリフター３０で、アタッチメント３１と共に受取ら
れる。

この時、ＣＲＤマウンティングボルト２２は、アタッチ
メント３１内に保持されるため作業員の手作業による保
持、あるいは取外しの省略化が図れる。

また、旋回プラットホーム２５は、第９図に示すように
ほぼ円形に近い形状のため、ＣＲＤ着脱装置２６の位置
決めあるいは、点検のためペデスタルの搬出人口８を通
り、旋回プラットホーム２５に乗降する際の作業性、安
全性が確保できる。

第１１図は、リフター３０でアタッチメント３１ととも
にＣＲＤ６を受取った状態を示している。

〔発明の効果〕

本発明により、 （１）ＣＲＤ着脱装置２６のボルトレンチ２３とＣＲＤ
マウンティングボルト２２及びＣＲＤハウジング４ネジ
六とＣＲＤ着脱ヘッド２８のボルトの位置合せに要する
時間が約１７２になる。

（２）ＣＲＤ６受渡し後、ＣＲＤ着脱ヘッド２８からＣ
ＲＤマウンティングボルト２２を、作業員が取外さなく
ても良いため被曝量が大幅しこ低減できる。

（３）旋回プラットホーム２５への乗容かどの位置でも
可能になり、作業性、安全性が大幅に向上できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、従来のＣＲＤ交換装置の全体概要図、第２図
〜第６図は、従来のＣＲＤ交換作業手順図、第７図は、
従来のＣＲＤ着脱ヘッドの正断面図、第８図は、本発明
の一実施例のＣＲＤ交換装置の全体概要図、第９図は、
第８図の平面図、第１Ｏ薗は、本発明の着脱ヘッドの正
断面図、第１１図は、本発明のＣＲＤ取扱装置のリフタ
一部の概要図である。 １・・原子炉圧力容器、２・・原子炉格納容器、３・・
・ペテ、Ｚ、　夕／Ｌ／、４・・ＣＲＤハウジング、５
・・・中性子束計測用ハウジング、１８・・・マスト、
１９・・・ブリッジ、２０・・貫通口、２１・・・ＣＲ
Ｄ運搬用カート、第２０ 第６図 ”、’？、、’：２４、゛、抄、ミゝ’：６　＋”　’
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Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、旋回台車と走行台車を有し、かつ原子炉圧力容器へ
   の制御棒駆動機構取付、取外しを行う制御棒駆動機構着
   脱装置と、前記着脱装置への制御棒駆動機構の受渡し及
   び受取りを行い、かつ保持した制御棒駆動機構を横転さ
   せる制御棒駆動機構取扱装置から成る制御棒駆動機構交
   換装置において、制御棒駆動機構着脱装置のボルト着脱
   部が揺動できるように構成したことを特徴とする制御棒
   駆動機構交換装置。