JPS61209300A - 洗浄用組成物及びそれを使用した焼型洗浄方法 - Google Patents

洗浄用組成物及びそれを使用した焼型洗浄方法

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JPS61209300A
JPS61209300A JP5078585A JP5078585A JPS61209300A JP S61209300 A JPS61209300 A JP S61209300A JP 5078585 A JP5078585 A JP 5078585A JP 5078585 A JP5078585 A JP 5078585A JP S61209300 A JPS61209300 A JP S61209300A
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JP
Japan
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baking mold
baking
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carbide
starch
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JP5078585A
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高梨 朝幸
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Ezaki Glico Co Ltd
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Ezaki Glico Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ■ 産業上の利用分野 この発明は、炭化物(焦げ滓のことをいう。以下おなじ
)の付着した焼菓子用焼型の°洗浄に適した組成物及び
その使用方法に関するものである。
■ 従来の技術とその問題点 焼菓子、殊にそのうちのいわゆる水種を使うもの、タト
えばゴーフルとかウェハーの如きの焼型においては、ど
うしても炭化物が焼型にこびりついてしまう。そのため
それを除去せずして繰返し使用すると、製品の焼き上り
具合がばらついて品質が一定化せず、製品外観も汚なく
なるという難点があった。そこで定期的に焼型を洗浄し
、炭化物を除くことが必要となる。
このような焼型の洗浄用組成物としては、従来から強ア
ルカリの高濃度のものを使い、高温において炭化物と反
応させ、これを除去することが行われていた。しかし乍
ら、それによれば作業上、人体に危険であるばかりでな
く、その廃液を処理ために処理施設を損傷したりする事
故を起しやすく、かつ中和処理にも余分のコストを要す
る等の問題があった。
また、連続式大量生産用焼型装置においては、焼型はコ
ンベアに連続的に多数取りつけであるが、従来はこれを
洗浄するのにl々板取外て洗浄液に浸漬して、炭化物を
除外するより他なかった。しかし、この作業は、焼型が
かなり重量物であることもあり、板外し、再取付けの作
業は難儀であり、人手と時間を要し、作業能率も作業安
全性も共に極めて悪いものである。
本発明は、上記にみられる従来の問題点、殊にアルカリ
の低濃度化と作業能率の大幅改善を達成したものである
■ 問題点を解決するための手段 この発明では、焼型に粘着保持させて暫時焼型上の炭化
物と反応させ、炭化物を焼型から浮き上り気味にさせ、
除去しやすくする作用をもつ洗浄に適した組成物を提供
するものであり、更にはそれを使用して能率的に炭化物
を除去することを得たものである。その構成要素を以下
に各別に説明する。
強アルカリ物質とは、通常の定義通りのものであって、
たとえば水酸化ナトリウムとか水酸化カリウムの如きで
ある。本発明では、このものを2〜15%(組成物全量
を100%としての重量%。
以下おなじ)使う。
本発明で採用するスターチは、特別な制限はないが、就
中、なるべく粘度の高いもの、たとえばポテトスターチ
とかコーンスターチとかがよいようである。スターチは
糊化した状態で使用するから、当初からアルファ化され
ているものを使用してもよい。アルファ化されていない
ものを使用するときは、強アルカリ物質を水に投じてそ
の発する希釈熱を利用してアルファ化してもよい。スタ
ーチの使用量は、その種類とか所要粘度の如何等によっ
て、必ずしも一概には規定できないが、大よそ6〜12
%でよい。
重炭酸ナトリウムもまた、通常のもので諷る。
このものは熱分解しやすいので、使用前には洗浄用組成
物を過熱しないように注意する必要がある。
その使用量は大よそ0.1〜0.5%程度で足りる。
第2発明(特許請求の範囲の■に記載の発明を第1発明
、同■に胞載の発明を第2発明という。
以下おなじ)の説明に先立ち、一般的な連続式焼成装置
の概略を添付の図面に基き説明する。
焼型1は、基本的には、下側焼型2と上側焼型8との1
組よりなり、上下焼型は夫々、取付台2′、3′により
1体に取付けられているのが普通である。
場合によっては中子5を設けて焼菓子の内部を中空のも
のにしてもよい。焼成中は上側取付台3′はフック4に
より固定され上下の焼型はほぼ□密封状に重ね合わせら
れ、焼成後はフック$から開放されて焼成された菓子が
取出されるのである。このような焼型lは、連続的に多
数、モーター13により駆動されているコンベアチェイ
ン11に取り付けである。開放状態で前進した焼型1に
充填機12により水稲を供給し、その直後、焼型を閉鎖
する。焼成炉14を通過した焼型1は焼成済み焼′菓子
取出し端15において開放され、内容物を取出され、リ
ターンを経由後充填機12直下を通るというサイクルで
ある。焼型1の開閉は、別途の至夫により自動的に行う
ことができる。
このような装置において、焼型1を洗浄する′には、以
下のように行うのである。     ′先ず、焼fil
を釣80〜ll0Cに予め加熱しておき、これに本組成
物を塗布するのである。そのためには、焼型内部の温度
も80〜ll0Cにするのに、加熱所要時間の兼短にも
よるが、しばしば焼型外部は過熱、たとえば200C近
くまで加熱せねばならないことがある。勿論、以下の作
東においても、既述の通り、焼型lをコンベアチェイン
11から取外して洗浄する必要はなく、取付けたままで
チェイン1it−運転しながら行うことができる。この
除、その連行速度は要に臨み減速し父は〃口迷したらよ
い。焼型1の隠匿が^いので組成物は乾燥しやすいから
、塗布後は焼型1の上下両面を嵐ね会わせて半一閉状に
し、史にはある時間級過後再肱塗布するなどにより、焼
型内部を組成物による湿潤状態に置き、炭化物への作用
を維持するようにするのも有効である。塗布は充填機設
置側で行えばよく、場合によつては装置左端(焼成菓子
取出し端側)において再度塗布し、リターン中も焼型を
閉鎖状に保ち装置左端において浮き気味になった炭化物
をたとえばブラシにより擦り取るのである。ブラシに代
え高圧の水噴射によるなどの方法によりてもよく、その
手段には格別制限はない。その後、焼型をたとえばエア
により乾燥すれば洗浄を了えることとなる。組成物塗布
後の焼型は大よそ80〜110℃に保温するように努め
れば、保持時間は大よそ20分かそれ以上程度でよい。
従って、連行速度はそれにあわせて適宜変速すればよい
■ 作用及び効果 強アルカリ剤の使用量、つまり濃度については、低すぎ
れば当然に洗浄効果は期待できないが、逆に高すぎても
洗浄効果は低下する。どれは、炭化物と焼型の境界面に
洗浄剤がうまく浸透して、炭化物の焼型に接している表
面部分を洗浄剤が溶解ないし分解して、炭化物を浮き気
味にするのが洗浄の要諦であろうと推察されるところ、
濃度が高すぎるとうまく浸透できないのではないかと考
えられる。
スターチは、組成物に粘性を与え、焼型に塗布しても流
出せず焼型に粘着保持されるようにするためのものであ
る。粘着保持時間中に強アルカリ物質による炭化物への
反応を期待すると共に、組成物の乾燥を防止してその浸
透性を保持させる作用を期待したものである。なお、ス
ターチは強アルカリと長時間接触すると分解されて低分
子量物質となり、粘度も低下してしまい、組成物として
の適性を失ってしまうから、組成物i**後は余り長時
間高温にさらさない方がよいが、−面、ある程度分解さ
れてデキストリンや糖類が介在する方が浸透性とか保水
性において幾分有利な点もあるようである。
重炭酸ナトリウムは、洗浄組成物を焼型に塗布したとき
、熱分解して発泡する性質を利用し、洗浄組成物の拡散
・浸透を促進させることが期待されているものである。
従りて、理論上は焼型に塗布後発泡するものであれば重
炭酸ナトリウムに限らず何でもよい訳であるが、実用性
からみて他に適当なものは見当らないようである。
なお、本組成物を使用するに際し、その反応速度を高め
ること及び重炭酸ナトリウムの分解発泡を助けるために
、高温度において炭化物に作用させるのであるが、これ
とて過度に高温にすれば組成物が焼釜と接触中に乾燥し
てしまい、洗浄の目的を達しえないこととなる。これは
組成物が液状であって初めて炭化物に浸透し反応できる
からであり、あるいは水による炭化物の膨化吻軟化がそ
の浮き(剥離)を促すという物理的効果も与っているか
と思われる。このような点から、通常、反応させる温度
は、大よそ80〜11(lが好ましいものとなる。
■ 実施例 その1: コーンスターチ2りを水28.99に投入し、攪拌分教
させた。これに水酸化ナトリウム4りを徐々に投入し、
その希釈熱でもりてコーンスターチを糊化させたのち、
これを冷却し常温とし、重炭酸ナトリウム100J’を
加えて攪拌し、全体が均一な洗浄用組成物をえた。
その2: 前記その1において#Sされた組成物を使ってウニ・・
一連続焼成機(第2図)に取りつけたままの焼型に作用
させてみた。本焼型は鋳物であり、既に2ケ月程ウェハ
ーを焼成して炭化物被膜を形成していた。焼成炉14に
より焼型1を大よそ100±10℃に加熱し、装置の右
端(充填機側)において組成物を焼型に刷毛でたっぷり
と塗布した。この焼型が往復して元位置へ復帰する所要
時間が40分になるよう運行速度を調整した。上下焼型
を閉鎖し、それが装置左端に至りたとき、再度一旦焼型
開放し少量の組成物を追加塗布した。
復路も焼型閉鎖状に保ち、装置右端へ復帰した焼型を順
次開放すると共に水圧200す/ cm”の高圧水を焼
型に約1分間噴射したところ、炭化物は動翼に剥離・除
去された。これと併行的に、一部の焼型には本洗浄組成
物から水酸化ナトリウムを欠いて調製された組成物を塗
布し、上述と同様に処理したところ、このものは高圧水
噴射によるも炭化物は剥落しなか9た。
【図面の簡単な説明】
第1図・・・・・・焼型1例の開放状態を示す側面図第
2図・・・・・・ウニ・・一連続焼成装置1例の概要を
示す正面図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)強アルカリ物質2〜15%、スターチ6〜12%
    及び重炭酸ナトリウム0.1〜0.5%よりなるものに
    水を加えて100%とし、スターチが未糊化であるとき
    はこれを糊化してなることを特徴とする洗浄用組成物。
  2. (2)強アルカリ物質2〜15%、スターチ6〜12%
    及び重炭酸ナトリウム0.1〜0.5%よりなるものに
    水を加えて100%とし、スターチが未糊化であるとき
    はこれを糊化してなる洗浄用組成物を、約80〜110
    ℃に加温した焼型に塗布し、約20分以上保持後、ブラ
    シ又は高圧水噴射の如き適宜の補助手段により付着して
    いる炭化物を除去することを特徴とする焼型洗浄方法。
JP5078585A 1985-03-13 1985-03-13 洗浄用組成物及びそれを使用した焼型洗浄方法 Granted JPS61209300A (ja)

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JP5078585A JPS61209300A (ja) 1985-03-13 1985-03-13 洗浄用組成物及びそれを使用した焼型洗浄方法

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52123407A (en) * 1976-04-08 1977-10-17 Yuken Kogyo Co Ltd Detergent composition

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52123407A (en) * 1976-04-08 1977-10-17 Yuken Kogyo Co Ltd Detergent composition

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