JPS61209131A - 金属面に熱可塑性プラスチツクの表層を融着形成する方法 - Google Patents
金属面に熱可塑性プラスチツクの表層を融着形成する方法Info
- Publication number
- JPS61209131A JPS61209131A JP5135985A JP5135985A JPS61209131A JP S61209131 A JPS61209131 A JP S61209131A JP 5135985 A JP5135985 A JP 5135985A JP 5135985 A JP5135985 A JP 5135985A JP S61209131 A JPS61209131 A JP S61209131A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- thermoplastic
- fusion
- intermediate layer
- surface layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
金属面に熱可塑性プラスチックを強固に接着することは
困難である。特にポリエチレン等の極性のない、又は極
性の小さいオレフィン系のプラスチックを強固に接着す
ることはほとんど不可能に近い。
困難である。特にポリエチレン等の極性のない、又は極
性の小さいオレフィン系のプラスチックを強固に接着す
ることはほとんど不可能に近い。
本発明は、非常に強固に熱可塑性のプラスチックを鉄等
の金属面に熔融接着し、しかもその接合力が多少の温度
の上昇にも耐えうる方法を得ようとするものであって、
金属面ｌに熱可塑性プラスチックの表層２を被覆すると
き、微量のガス発生剤を配合した熱可塑性プラスチック
粉末の中間層３を介在させ、これらを加熱してプラスチ
ック粉末の中間層３を熔融することによりガス体を発生
させ、これにより金属面１を活性化して強固シζ金属面
ｌに融着する一方、熱可塑性プラスチックの表層２とも
融着することにより、金属面１に熱可塑性プラスチック
の表層２を融着形成するものである。この融着は非常に
強固であって容易に剥すことは出来ないが、熱可塑性プ
ラスチック表層２を無理に金属面ｌより剥離すると、中
間層３は微細な泡を分布した網目状の融着をしているこ
とがわかる。これがこの融着方法の特長である。
の金属面に熔融接着し、しかもその接合力が多少の温度
の上昇にも耐えうる方法を得ようとするものであって、
金属面ｌに熱可塑性プラスチックの表層２を被覆すると
き、微量のガス発生剤を配合した熱可塑性プラスチック
粉末の中間層３を介在させ、これらを加熱してプラスチ
ック粉末の中間層３を熔融することによりガス体を発生
させ、これにより金属面１を活性化して強固シζ金属面
ｌに融着する一方、熱可塑性プラスチックの表層２とも
融着することにより、金属面１に熱可塑性プラスチック
の表層２を融着形成するものである。この融着は非常に
強固であって容易に剥すことは出来ないが、熱可塑性プ
ラスチック表層２を無理に金属面ｌより剥離すると、中
間層３は微細な泡を分布した網目状の融着をしているこ
とがわかる。これがこの融着方法の特長である。
熱可塑性プラスチックの表層２としてはプラスチック粉
末より形成する場合と予め製造されたプラスチックシー
トを用いる場合がある。本発明の中間層３に使用するポ
リエチレン、ポリプロピレン、ナイロン等の熱可塑性プ
ラスチック粉末に配合するｆｌＬ量のガス発生剤として
は有機発泡剤、無機発泡剤、酸化剤等が吏用できる。ポ
リエチレンの場きは一例としてアゾジカルボンアミ）’
０．１０〜０．４パーツ、発泡助剤としてジンクスステ
アレートを０．０１〜０．０４パーツ、場合によりシリ
カ微粉末を０．１〜０．４パーツを添加してもよい。以
上の２合のポリエチレン粉末の中間層３を才１図のよう
に金属面１の上に載せ、更にその上にポリエチレン粉末
の表層２で掩うた後、これらを加熱すると中間層３は先
づ熔融してガス体を発生し、これにより鉄等の金属面ｌ
が活性１ヒしてポリエチレンが強固に金属面に融着し、
同時に熔融した表層２とも融着する。
末より形成する場合と予め製造されたプラスチックシー
トを用いる場合がある。本発明の中間層３に使用するポ
リエチレン、ポリプロピレン、ナイロン等の熱可塑性プ
ラスチック粉末に配合するｆｌＬ量のガス発生剤として
は有機発泡剤、無機発泡剤、酸化剤等が吏用できる。ポ
リエチレンの場きは一例としてアゾジカルボンアミ）’
０．１０〜０．４パーツ、発泡助剤としてジンクスステ
アレートを０．０１〜０．０４パーツ、場合によりシリ
カ微粉末を０．１〜０．４パーツを添加してもよい。以
上の２合のポリエチレン粉末の中間層３を才１図のよう
に金属面１の上に載せ、更にその上にポリエチレン粉末
の表層２で掩うた後、これらを加熱すると中間層３は先
づ熔融してガス体を発生し、これにより鉄等の金属面ｌ
が活性１ヒしてポリエチレンが強固に金属面に融着し、
同時に熔融した表層２とも融着する。
又予め製造された熱可塑性プラスチックシート２を金属
面１に融着しようとする場合は、才２図のように金属面
ｌ上に微量のガス発生剤を配合した熱可塑性プラスチッ
ク粉末の中間層３を載せ、この上にプラスチックシート
の表層２を載せて金属面ｌを加熱することレテより中間
層３のプラスチック粉末が溶融し、ガス体を発生し、こ
れにより金属面１を活性化して強固に金属面ｌに融着す
る一方、表層２のプラスチックシートにも融着し、三体
が完全に一体化することが出来る。
面１に融着しようとする場合は、才２図のように金属面
ｌ上に微量のガス発生剤を配合した熱可塑性プラスチッ
ク粉末の中間層３を載せ、この上にプラスチックシート
の表層２を載せて金属面ｌを加熱することレテより中間
層３のプラスチック粉末が溶融し、ガス体を発生し、こ
れにより金属面１を活性化して強固に金属面ｌに融着す
る一方、表層２のプラスチックシートにも融着し、三体
が完全に一体化することが出来る。
又、微量のガス発生剤を配合した熱可塑性プラスチック
粉末の中間層３を才３図のように金属面１の上に載せて
加熱することにより、熔融してガス体を発生し、これに
より金属面１が活性化して中間層３が強固に金属面１に
融着する。つぎに才４図のようにその上にポリエチレン
粉末を［して加熱し、熔融することにより中間層３に完
全に融着した表層２が形成できる。
粉末の中間層３を才３図のように金属面１の上に載せて
加熱することにより、熔融してガス体を発生し、これに
より金属面１が活性化して中間層３が強固に金属面１に
融着する。つぎに才４図のようにその上にポリエチレン
粉末を［して加熱し、熔融することにより中間層３に完
全に融着した表層２が形成できる。
又、才５図のように微量のガス発生剤を配合した熱可塑
性プラスチック粉末の中間層３を金属面ｌに融着し、こ
の上に金属譲、無機質繊維の雨。
性プラスチック粉末の中間層３を金属面ｌに融着し、こ
の上に金属譲、無機質繊維の雨。
織布又は不織布４等を押圧し、第６図のようにその上よ
り熱可塑性プラスチック粉末の表層２を被覆して加熱す
ることにより、網、織布又は不織布４と中間層３とに融
着した表層２を形成することが出来る。道中間層３の配
合には少量のエチレン酢酸ビニル共重合体を混入しても
よいが、そのため耐熱度は若干低下する。
り熱可塑性プラスチック粉末の表層２を被覆して加熱す
ることにより、網、織布又は不織布４と中間層３とに融
着した表層２を形成することが出来る。道中間層３の配
合には少量のエチレン酢酸ビニル共重合体を混入しても
よいが、そのため耐熱度は若干低下する。
図は本発明実施の一例にして、才１図は金属上に中間層
及び粉末の表層を被覆した断面図２才２図は中間層及び
シート状の表層を被覆した断面図。 才３図は金属上に中間層を被覆した断面図９才４図は融
着した中間層上に粉末の表層を被覆した断面図、第５図
は融着した中間層上に網、織布又は不織布を載せた断面
図２才６図は才５図の上に粉末の表層を被覆した断面図
。 ｌ・・・・・・金属面 ２・・・・・・表層３・・
・・・中間層 ４・・・・・・網、織布又は不織布
算１図 莫２図 亨３図 第４ｍ 第５図 隼６０
及び粉末の表層を被覆した断面図２才２図は中間層及び
シート状の表層を被覆した断面図。 才３図は金属上に中間層を被覆した断面図９才４図は融
着した中間層上に粉末の表層を被覆した断面図、第５図
は融着した中間層上に網、織布又は不織布を載せた断面
図２才６図は才５図の上に粉末の表層を被覆した断面図
。 ｌ・・・・・・金属面 ２・・・・・・表層３・・
・・・中間層 ４・・・・・・網、織布又は不織布
算１図 莫２図 亨３図 第４ｍ 第５図 隼６０
Claims (5)
- （１）金属面１に熱可塑性プラスチックの表層２を被覆
するとき、微量のガス発生剤を配合した熱可塑性プラス
チック粉末の中間層３を介在させ、これらを加熱してプ
ラスチック粉末の中間層３を熔融することによりガス体
を発生させ、これにより金属面１を活性化して強固に金
属面１に融着する一方、熱可塑性プラスチックの表層２
とも融着することによって金属面１に熱可塑性プラスチ
ックの表層２を融着形成する方法。 - （２）熱可塑性プラスチックの表層２としてプラスチッ
ク粉末の層を用いた特許請求の範囲第１項記載の金属面
に熱可塑性プラスチックの表層を融着形成する方法。 - （３）熱可塑性プラスチックの表層２としてプラスチッ
クシートを用いた特許請求の範囲すＩ項記載の金属面に
熱可塑性プラスチックの表層を融着形成する方法。 - （４）微量のガス発生剤を配合した熱可塑性プラスチッ
ク粉末の中間層３を金属面１に融着し、引き続いて熱可
塑性プラスチック粉末を被覆して加熱し、表層２を形成
し、同時に中間層３に融着する方法。 - （５）微量のガス発生剤を配合した熱可塑性プラスチッ
ク粉末の中間層３を金属面１に融着し、この上に金属線
、無機質繊維の網、織布又は不織布４等を押圧し、その
上より熱可塑性プラスチック粉末を被覆して加熱するこ
とにより、網、織布又は不織布４と中間層３とに融着し
た表層２を形成する方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5135985A JPS61209131A (ja) | 1985-03-13 | 1985-03-13 | 金属面に熱可塑性プラスチツクの表層を融着形成する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5135985A JPS61209131A (ja) | 1985-03-13 | 1985-03-13 | 金属面に熱可塑性プラスチツクの表層を融着形成する方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61209131A true JPS61209131A (ja) | 1986-09-17 |
Family
ID=12884737
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5135985A Pending JPS61209131A (ja) | 1985-03-13 | 1985-03-13 | 金属面に熱可塑性プラスチツクの表層を融着形成する方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61209131A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006034830A1 (en) * | 2004-09-27 | 2006-04-06 | Atotech Deutschland Gmbh | Process for the preparation of a fibre-reinforced resin-coated sheet |
-
1985
- 1985-03-13 JP JP5135985A patent/JPS61209131A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006034830A1 (en) * | 2004-09-27 | 2006-04-06 | Atotech Deutschland Gmbh | Process for the preparation of a fibre-reinforced resin-coated sheet |
| KR101318347B1 (ko) * | 2004-09-27 | 2013-10-16 | 아토테크더치랜드게엠베하 | 섬유－보강 수지―코팅 시트의 제조방법 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0888908A3 (en) | Decorative wooden material coated with resin composite film and process for producing the same | |
| JP2002086605A (ja) | 熱接着性複合シート | |
| US5269860A (en) | Method of ultrasonically bonding thermoplastic to fibers | |
| JPS61209131A (ja) | 金属面に熱可塑性プラスチツクの表層を融着形成する方法 | |
| JP4082218B2 (ja) | 自動車用内装材 | |
| EP1120489A4 (en) | WATERPROOF FABRIC ASSEMBLY | |
| US5543011A (en) | Process for manufacturing panels for protective garments | |
| JPS5976218A (ja) | 超音波溶着方法 | |
| JPH0197624A (ja) | シートの接合方法 | |
| JPS6213087Y2 (ja) | ||
| JPS5932615B2 (ja) | 土木用ネツトの接合方法 | |
| JPS638040A (ja) | ガラス繊維成形天井の製造方法 | |
| JPH0421807Y2 (ja) | ||
| JP2899035B2 (ja) | 接合体および該接合体の製造法 | |
| JPH09188859A (ja) | 高周波誘導発熱する接着材を備えたｉｈ樹脂ヒーター | |
| JP2590795B2 (ja) | 不織布付き防水シート及びその製造方法 | |
| JPH0952312A (ja) | 内装材 | |
| JPS5924636A (ja) | 緩衝断熱材とその加工方法及び棒状加熱体 | |
| JPH06210780A (ja) | 積層体用芯材、成形用積層体及びその製造方法 | |
| JP2544240B2 (ja) | ポリプロピレン樹脂の単体を基材とする部品の高周波ウェルド加工方法 | |
| JPS58108109A (ja) | クリップ付モ−ルの製造方法 | |
| JPH0111704Y2 (ja) | ||
| JPH0410856B2 (ja) | ||
| JPS5928461B2 (ja) | 車輛用内装材の製造方法 | |
| JPH11278134A (ja) | 床敷カーペットの端末延長構造 |