JPS61207829A - 可変容量タ−ボ過給装置 - Google Patents

可変容量タ−ボ過給装置

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JPS61207829A
JPS61207829A JP60048194A JP4819485A JPS61207829A JP S61207829 A JPS61207829 A JP S61207829A JP 60048194 A JP60048194 A JP 60048194A JP 4819485 A JP4819485 A JP 4819485A JP S61207829 A JPS61207829 A JP S61207829A
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exhaust
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exhaust gas
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中沢 則雄
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 スターピンを、駆動し、同タービンによって上記エーン
ジンの給気を加圧するコンプレッサを駆動するよう゛に
したターボ過給装置の改良に関するものである。
従来技術 自動車等車両用のエンジンは、アイドル回転数から最高
回転数までの極めて広い回転数域に亘って、しかも大き
く変動する負荷範囲内で運転されるので、その排気ガス
量も大幅に変動する。したがって単一の流量特性を有す
る排気ガスタービンでは、エンジンから排出される排気
ガスエネルギを十分に回収し利用することができない。
そこで、タービンハウジング内に隔壁を設けて同ノ・ウ
ジング内の排気ガス流入路を2つ以上の流量特性を異に
する排気ガス流入路に区分するとともに、上記分°割さ
れた排気ガス流入路の1つ以上に弁装置を設け、エンジ
ンの回転数や負荷等の稼働条件に応じて上記弁装置を開
閉し、排気ガスタービンの運転効率を向上させるように
した可変容量ターボ過給機がすでに提案されている。
そして、この種の可変容量ターボ過給機における排気ガ
スタービンでは、上記2以上の分割排気ガス導入路を開
閉する弁装置が装備されていた。
一方、エンジンの排気側にエキゾーストブレーキ弁を設
けて、その閉鎖時における排気圧により車両のブレーキ
効果を得ることが従来から行なわれていた。
発明が解決しようとする問題点 ところで、このような従来の可変容量ターボ過給機にお
ける排気ガスタービンでは、上記2個以上の分割排気ガ
ス通路を開閉する弁装置の配置及び構造に関して種々の
技術上の問題があった。その量も重要な間頌の一つは、
上記弁の開閉によって当然排気ガスの通路が変更される
のであるが、その際、弁開放及び弁閉鎖側れの場合でも
可能な限りなだらかな流路形状が得られること、即ち流
路抵抗をなるべく少くして排気ガスの圧力損失を小さく
することである。
また、次の重要な問題とし′ては、上記2個以上の分割
排気ガス流入路を形成する隔壁が加熱による熱膨張でタ
ービンロータ外周に当って破損することになるので接近
するように形成できないという製造技術上の問題があっ
た。
まして、ターボ過給装置のタービンノ・ウジーングは、
鋳造により製造されるためあまり高精度を期待できない
このため、上記の隔壁とタービンロータとを接近するよ
うに高精度で形成することが困難であり、上記の隔壁と
タービンロータとの間隙を大きく形成することになって
いた。
このように形成されたターボ過給装置による場合には、
隔壁先端部からタービンロータに至る排気ガス流入路が
急拡大されるようになり、損失が生じてしまう不具合が
あった。
また、従来のエキゾーストブレーキ弁においては、勘弁
系への悪影響を防止するため、その閉鎖時にあっても所
要の圧力以上に排気圧が上昇しないように、エキゾース
トブレーキ弁に小穴をあけていた。
このため、エンジンの低回転時で、十分なエキシースド
ブレーキ効果を得ることのできる排圧に達しないにもか
かわらず、上記の小穴から排気が漏れ、排圧が下降して
エキゾーストブレーキ効果を十分に得ることができない
という不具合があった。
そこで、本発明は、このような問題点の解消をろ tt16うと、タービンハウジングの排気ガス導入部分
に隔壁によって仕切られた少なくとも2個の入口が設け
られ、該入口の夫々を弁装置を介してエンジンの排気装
置、即ちマニホールドに連結させ、夫々の弁装置の開閉
作動選択でタービンノ・ウジングへの排気ガス導入の入
口面積を変えて可変容量過給を可能とし、また、タービ
ンノ・ウジングに設けられた弁座の上流側に弁装置が開
閉されるようにしたので装置自身がコンパクトになり、
弁装置作動のアクチュエータを小型化させることによっ
ても装置のコンパクト化が出来るようにしたものである
。また、エキゾーストブレーキ効果をエンジン全回転数
域にわたり十分(得られるようにするとともに、通常運
転時にはエンジン運転状態に応じた過給を行なえるよう
にしたものであって、これら可変容量ターボ過給装置を
提供することを目的とするものである。
問題点を解決すべき手段 本発明は、タービンハウジングの排気ガス導入部分に隔
壁によって仕切られた少くとも2個の入口が設けられ、
上記入口が夫々升装置を介してエンジンの排気装置、即
ち排気マニホールドに連結されたものにおいて、上記タ
ービンノ・ウジフグの入口を弁座とし、該弁座と協働し
て排気ガス通路を開閉する弁部材をタービンハウジング
の入口と連結するマニホールド側壁のブツシュをもって
枢支した支持軸に嵌合一体化した揺動腕上に夫々支持せ
しめて弁装置とし、核弁装置が弁座の上流側に開閉する
ことを特徴とする可変容量ターボ過給   ′装置であ
り、上記弁装置が弁部材を揺動腕上に適宜の遊隙を持っ
て可動的に支持し、弁部材が円形でないときにはそのた
めの回り止めを形成し、弁装置の弁座上流側への開閉を
エアシリンダなどアクチュエータで作動させた場合、流
路面積大の弁部材が作動のときには、流路面積小の弁部
材を作動するエアシリンダのアクチュエータを助成アク
チュエータとして作動させることを特徴とするものであ
って、また、エンジンブレーキ作動時には上記弁装置を
全閉状態にして、エキゾーストブレーキ装置を兼用させ
ることが可能であることを特徴とするものである。
以下、本発明の一実捲例を図示により説明すると、第1
図に示す如く、lOは可変容量ターボ過給機を総括的に
示したものであって、12はその排気ガスタービン、1
4は排気ガスターヒン12によつヤ駆動されるコンプレ
ッサである。排気ガスタービン12は、ロータ16を収
容するタービンハウジング18を具え、同ハウジング1
8の内部には半径方向の隔壁20によってロータ軸線方
向に区分された夫々流量特性を異にした排気ガス通路、
即ちスクロールA、Bが設けられている。
また、上記ハウジング18の排気ガス入口22には、エ
ンジンの排気装置、即ち排気マニホールド26に連結さ
れている。
なお、上記排気ガス入口22には、前記隔壁20の延長
部分によって区分され夫々上記排気ガス通路A、Hに連
続する入口22a、221)が設けられていて、そして
、入口22a、22b の夫々には弁座32a、32t
l が設けられ、これら弁座は、各々弁部材34a、3
40  によって開閉される。
弁部材34a、341)は夫々その背面に突軸36a、
36D  を具え、同突軸36a、36t)は夫々半径
方向に十分な遊隙を存して揺動腕38a、38b の自
由端部に支持され、更に各揺動腕38a、381) の
他端はタービンハウジングの入口と連結するマニホール
ド26側壁にブツシュをもって枢支された支持軸40a
、40t)  に固着されている。
以上、弁装置を第2図により更に説明すると、タービン
ハウジング18の排気ガス入口22には、排気ガス通路
A、Bに連続する入口22a1221)を有し、該入口
を弁座32a、32b とし、排気ガス入口22に連結
するエンジンの排気装置であるマニホールド26側壁に
ブツシュ40C,40d  を嵌着し、弁部材34a、
34t)  を突軸36a、36t+で支持する揺1f
l 椀38 a、38b  を支持軸40a、40b 
 K嵌合一体化し、上記ブツシュ40C,40dに枢支
する。そして、これら材質は、高温の排気ガスを制御す
る為に、例えば、ブツシュ40C140d  にマルテ
ンサイト系クロム炭化物析出鋼を使用した時には支持軸
40a、40e+ 及び揺動腕38a、38t)  は
マルテンサイト系鋼とし、また、上記ブツシュにジルコ
ニア又はアルミナのセラミックを使用したときには、支
持軸及び揺動腕にクロム炭化物析出のマルテンサイト系
鋼を使用し、高温、無潤滑での耐摩耗性を克服する組合
せとする。
なお、弁部材34a、341)が夫々球面座によって揺
動腕38a、38I)の自由端部に支持されているが、
必ずしも球面座である必要はなく、平面座によって支持
されるようにすることもでき、この場合には両者間に突
軸36a、36t) の軸線方向にも適当な遊隙を与え
ることが望ましく、また、タービンハウジング入口22
の隔壁20による排気ガス通路の断面形状の関連におい
て、弁座32a、32D の弁開口形状を四角を丸めた
長方形、長円形、楕円形の何れでもよい。それに相応し
て、勿論、弁部材34a、341)  の形状も上記弁
座32a132t)の弁開口の形状と大体相似の形状で
あることが望ましく、このような形状であるときKは第
3図(A) 、 (B)に示す如く、弁部材34a、3
41)が回らないようにストッパ部材40e、40f 
 を設ける。
該ストッパ部材は弁部材34a、34t) の側壁を押
え込んだ屈曲部を有した板体であって、突軸36a、3
6t)  に弁部材34a、341) の係看と共に締
着する。
なお、図中5Qa、5Qb は弁装置tを作動させる突
圧式、・油圧式、或いは電気式のアクチュエータである
上記装置において、弁部材34a、341)  ’t−
揺動腕38a、381)  を介して開閉させる支持軸
40a、40t)は、適宜のアクチュエータ装置、例え
ばエアシリンダに連結され、図示しない工/ジンの回転
数、負荷等稼働状態に応じて開閉される。又図示装置で
は、タービンノ・ウジフグ18円の排気ガス通路Aは通
路Bよりも大きい流量特性を有するものとして示されて
いる。
従って、タービンハウジングの排気ガス導入部分に隔壁
で仕切られた少なくとも2個の入口をそなえるとともに
過給容量を可変にすべく上記入口のそれぞれを開閉可能
に装備された弁装置をそなえ、同弁装置の上流側におけ
る圧力が所要圧以下の時には上記弁装置の閉状態を保ち
、所要王以上への昇圧時には上記弁装置のいずれかを開
作動させる弁制御機構が設けられていることを特徴とし
ている。このような構成により通常運転時には2個の入
口が弁装置により開閉されるようになり、エキゾースト
ブレーキを作動させる際には、弁装置の上流側における
排圧が所要王以上になるまでは閉鎖状態が保たれ、他の
動弁系へ悪影響を及ぼす所要圧以上になったとき、初め
て弁装置が開作動されて、弁装置の上流側は所要圧以下
の最高圧に保たれる。
ところで、本発明の可変容量ターボ過給機の弁装置が、
弁座の上流側に開閉される構造であるために、流路面積
大即ち排気ガス通MAの弁部材34a  の開作動は受
圧される排気圧が大きいために困難であQたので、弁装
置の切換作動を、例えばエアシリンダで行なわれる場合
、弁部材34aの開作動の時に、流路面積小即ち排気ガ
ス通路Bの弁部材34t)作動のエアシリンダが助成す
るように排気通路Aの弁部材34a  開閉のレバー3
80と排気通路Bの弁部材34t) 開閉のレバー38
dとをリンク38f  結合し、リンク38f  の排
気ガス通路Aのレバー38Cの係合を長孔38g  に
軸支結合とする。
作用 揺動腕、38a、381)  には、アクチュエータ5
0a。
5Qb  と該アクチュエータに作動圧を供給する流体
圧源とよりなる弁制御機構により作動され、弁部材34
a、341) の閉状態において、その上流側の排気マ
ニホールド26の排圧が所要王以上になった場合には弁
部材34a  がアクチュエータ508内のエア王に抗
して開作動されるようになっている。
そこで、本発明の可変容量ターボ過給機は、エンジンの
低速、高負荷運転時(第5図の81領域ンには、弁部材
34a が閉鎖され、且つ弁部材34bけ開かれて、排
気マニホールド26からの排気ガスが、弁a 32 b
  の弁開口でタービンハウジングの入口22+)から
、排気ガス導入路8を通ってタービンロータ16の羽根
に作用し、第6図の81で示す流量特性により、排気ガ
スタービン12を効率的に運転される。
i!た、エンジンが中休、高負荷状態(第5図の82 
 領域)で運転しているときは、弁部材34aが開き弁
部材341) が閉じられて、上記と全く同様の態様で
、流量特性が大きい排気ガス導入路Aからタービンロー
タ16に排気ガスが供給される。
すなわち、流量特性82  により運転される。
さらに、エンジンの高速高負荷及び低負荷運転時(第5
図の83領域)には、その回転数の如何にかかわりなく
上記二つの弁部材34a、34jl がともに開かれ、
流入した排気ガスは、それぞれタービンハウジングの入
口22a、22b  に流入し、排気ガス導入%A I
 Bの両方から流量特性B3  によりタービンロータ
16に供給される。
一方、エンジンに、エキゾーストブレーキを作   ′
勤させる場合には、弁部材34a、34o  を閉作動
させる。
これにより、排気マニホールド26は閉状態にな9、排
気マニホールド26内における排気圧Peによりエキゾ
ーストブレーキ効果が1辱られる。
そして、このエキゾーストブレーキ効果は、エンジンが
低回転域で運転されている場合、排気圧Pe  が動弁
系に悪影響を及ぼす所要の圧力Peo以上に達しないた
め、弁部材34a  がアクチュエータ50a、′50
b 内のエア王に抗して開作動することがなく、排気l
1lEPe が完全にシールされて、その回転速度にお
ける最高の排気圧Pe  によるブレーキ効果が得られ
る。
また、エンジンが、中高回転域で運転されている場合に
おいて、弁部材34a、341) の閉作動の結果、排
気Ff、、Pe が所要の圧力Peo以上になった場合
、弁部材34a は、アクチュエータ50a150D 
 円のエア王に抗して開作動される。
この後、アクチュエータ50a、50t)  による押
圧力と排気F):Pe  とが釣合う位置に弁部材34
aは開かれ、排気マニホールド26内の排気IEPeは
子方Peaに保持される。
すなわち、第7図において、点線で示すように、従来は
、エキゾーストブレーキ効果を得ることのできる排気圧
Pe  が、エンジン回転速度にしたがい変化し、エン
ジン回転速度が高いときに所要の子方Peoを得られる
ように小穴をエキゾーストブレーキにあけられていたた
め、エンジン回転速度が低いときには、著しく排気FE
Pe  が低下する特性を有していた。
しかしながら、本発明の装置によれば、排気マニホール
ド26内の排気FEPe  が所要の圧力Pe。
以下のときには閉状態が保たれ、排気圧Pe が所要の
圧力Peo以上になったときには、PeをPeaとする
ように弁部材34a  の開度が自動調整されるため、
エンジン回転速度にかかわらず、所要の圧力Peaを限
度としてそのエンジン回転速度における最高の排気圧P
e がエキゾーストブレーキの排気圧Pe  として作
用する。
すなわち、エンジン回転数全域にわたり、十分なエキゾ
ーストブレーキ効果が得られるのである。
このようにして、可変容置ターボ過給機10によシ、効
率のよい過給が行なわれるとともに、エキゾーストブレ
ーキ効果も適確に得られるようになる。
なお、この可変容量ターボ過給機を使用すれど従来のエ
キゾーストブレーキは不要となり、その分、低コスト化
が図れる。
ところで、弁装置が弁lI22a、22b の上流側に
開閉させるが為の流路面積大の排気ガス通路Aの弁部材
34a  を助成するリンク38f 機構についての作
動について説明すると、第4図に示す状態は、流路面積
大の排気ガス通路Aの弁部材34aが閉鎖され、流路面
積小の排気ガス通路日の弁部材34b が開放されてい
る状態を示すものであって、リンク38f の助成作用
がされていない。次に、排気圧が負荷して開作動が流路
面積が大であるかために困難である。排気ガス通路゛A
の弁部材34a の開作動には、該弁部材34a のア
クチュエータ50a  に排気ガス通路Bのアクチュエ
ータ50t)  をも作動させて、リンク38f  を
介して協働させ開作動を助成する。しかし、排気ガス通
路Bのみの弁部材341) の開作動のときは、リンク
38f  のスリン) 38g  を流路面積大の弁部
材34a  のレバー38Cの一端に形成されたビン3
8p が摺動して、弁部材34t)  に作用しないこ
とになる。
実施例 以下、実施例について説明すると、第8図(A)。
CB)に示された弁部材34a、34bが円形でない場
合、弁ff132a、32t)  へのすわり上の関係
より回。
り止めが必要となり、その回り止めとして弁部材34a
、34tl  の支持軸40a、401)側の角部にス
トッパ部40g、40h  を形成し、仮りに、弁部材
34a、34t)  が回ろうとしても上記ストツノく
が支持軸4Qa、401)  に当って不可能である。
次に、第9図に示すものは弁部材34a、341)が上
記のように短形である場合、弁部材の排気圧による開作
動の困難性を考慮した実施例として、弁座32a、32
bの流路断面中心に対して、弁部材の突軸36a、36
bの支持点を支持軸40a、40b側にずらせて、揺動
腕38a、38bを短くしたことを特徴とするものであ
る。そこで、排気ガス圧に抗して、弁部材34a、34
bを開けるためには流路断面中心と、弁部材の支持点が
一致していた場合には、排気ガス圧と同じ大きさの力が
必要であるが、弁部材の支持点を流路断面中心より支持
軸40a、40b側にオフセットしであるので、弁部材
34a、34bの先端部とバルブシートとの当接部分を
支点として支持軸40a、4Qbに開作動力が作用する
ため、弁部材34a、34bの後端部が持ち上げられる
状態で開き、この開部分の隙間から排ガスが流れて弁部
材の両側の圧力差が減少する。このために小さい力で弁
部材を開くことができる。従って、このように支持点を
オフセットさせることは、弁部材を開けるアクチュエー
タをコンパクトにすることになる。
なお、さらに、タービンノ翫つジング18の、排気ガス
導入部分を仕切る隔壁20(こつ(1ての実施例として
、上記隔壁の先端部を熱応力1こよる破損対策として円
環形状の例え(f球状黒鉛鋳鉄のハウジングに対してマ
ルテンサイト系のステなど低膨張率の別部材を鋳込むな
どして形成することが考慮されるが、該円環形状の部材
のよりよい破損対策として、第10図+A) l (B
)に示す如きスリン) 20a 構造、第10図(C)
に示す如き分割20+)構造にしてもよく、熱膨張によ
る変形を吸収して破損を防止する。なお、第11図に示
す如く隔壁が変形して排気ガス通路Bが狭くなることを
防止の為に支え200  を設けてもよい。
効果 以上の結果、本発明の可変容量ターボ過給装置によれば
、タービンノ1ウジングの排気ガス導入部分に隔壁によ
って仕切られた少なくとも2個の入口をそな′えるとと
もに、過給容量を可変にすべく上記入口のそれぞれを開
閉可能に装備された弁装置をそなえ、同弁装置の上流側
における圧力が所要田以下の時には上記弁装置の閉状態
を保ち、所要田以上への昇圧時には上記弁装置のいずれ
かを開作動させる弁制御機構が設けられるという簡素な
構成で、しかも、弁装置を弁座の上流側に開閉するよう
にしたので可変容量ターボ過給機自身がジンの運転状態
に応じてその排気ガスを効率よく排気ガスタービンに供
給し1与るようになる利点がある。
また、エキゾーストブレーキを作動させる場合には、エ
ンジンの回転速度にかかわらず、動弁系に悪影響を及ぼ
すことなく、排気圧が十分にエキゾーストブレーキに利
用され、十分なエキゾーストブレーキ効果が得られる利
点がある。
ま念、流路面積大の弁部材の開作動を流路面積小の弁部
材のアクチュエータを協力助成させアクチュエータの無
駄な大型化を省くことが出来、装置を小型化し、コンパ
クト化が計れる。
なおまた、円形でない弁部材を使用しても回り止めを設
けることにより弁座とのすわりを悪くすることがなく、
その上、弁部材が矩形である場合など、流路断面中心よ
り弁部材の支持点を偏心させることにより増力機構とし
、アクチュエータの゛ 小型化により一層のコンバク)
化が出来るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、可変容量ターボ過給機全体構造図であり、第
2図は、弁装置構造図であって、第3図はその弁装置の
弁部材の回り止め構造を示す、構造図であり、(A)は
断面図、(B)は平面図である。第4図は、流路面積小
のアクチュエータにより流路面積大の弁部材の開作動を
助成する機構図である。 第5図はエンジン運転状態グラフであり、第6図は、流
量特性グラフであって、第7図は、エキゾーストブレー
キ効果グラフである。第8図は弁部材の回り止めの他実
施例による構造図であって、(A)は平面図、(B)は
側部断面図である。第9図は、弁部材の支持点を偏心さ
せた弁装置の構造図であり、第10図は、隔壁の破損対
策による実施例構造状態図であって、(A)は別部材の
内側に変形防止のスリットを入れた構造状態図であり、
CB)は、別部材の内側と外側とに千鳥法にスリットを
入れた構造状態図であって、(C)は、分割型にした構
造状態図である。第11図は、熱変形による排気ガス通
路が狭くなることを防止する支えを設けた隔壁の構造状
態図である。 10・・ターボ過給装置、12・・排気ガスタービン、
14・・コンプレッサ、16拳・タービンロータ、18
・・タービンハウジング、2011・隔壁、22・・排
気ガス入口、22a 、 22 Q  ・・入口、24
・・弁ケーシング、26・嗜排気マニホールド、32a
、32+)z弁座、34a、341)・・弁部材、36
a、36+)@a突軸、38a、 38b・・揺動腕、
38G、38d  ・会レバー、38f  ・・リンク
、38g・・長孔、38p・・ピン、40’a、40j
)@@支持軸、40C,40d  −−ブツシュ、40
e、40f−−ストッパ部材、50a。 50b ・・アクチュエータ、A、B・・排気ガス通路
、20a・・隔壁リングのスリット、20b・・隔壁リ
ングの分割部、20G・・隔壁リングの支え。 第1図 第2図 第  3  図 (A) 第3図(B) 第5図    第6図 第7図 エンをンriJ1#1uLNe 第 6  FA(A) 第 8図(B) 第9図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 タービンハウジングの排気ガス導入部分に、隔壁(
    20)によつて仕切られた少なくとも2個の入口(22
    a)(22b)が設けられ、上記入口が夫々弁装置を介
    して排気マニホールド(26)に連結されたものにおい
    て、上記タービンハウジングの入口を弁座(32a)(
    32b)とし、該弁座と協働して排気ガス通路A、Bを
    開閉する弁部材(34a)(34b)をマニホールド側
    壁に枢支した支持軸(40a)(40b)に嵌合一体化
    した揺動腕(38a)(38b)上に夫々支持せしめて
    弁装置とし、該弁装置が弁座の上流側に開閉することを
    特徴とする可変容量ターボ過給装置。 2 タービンハウジングの排気ガス導入部分に、隔壁(
    20)によつて仕切られた少なくとも2個の入口(22
    a)(22b)が設けられ、上記入口が夫々弁装置を介
    して排気マニホールド(26)に連結されたもので、上
    記タービンハウジングの入口を弁座(32a)(32b
    )とし、該弁座と協働して排気ガス通路A、Bを開閉す
    る弁部材(34a)(34b)をマニホールド側壁に枢
    支した支持軸(40a)(40b)に嵌合一体化した揺
    動腕(38a)(38b)上に夫々支持せしめて弁座の
    上流側に開閉するようにする弁装置において、弁部材(
    34a)(34b)の回り止めを形成したことを特徴と
    する可変容量ターボ過給装置。 3 タービンハウジングの排気ガス導入部分に、隔壁(
    20)によつて仕切られた少なくとも2個の入口(22
    a)(22b)が設けられ、上記入口が夫々弁装置を介
    して排気マニホールド(26)に連結されたもので、上
    記タービンハウジングの入口を弁座(32a)(32b
    )とし、該弁座と協働して排気ガス通路A、Bを開閉す
    る弁部材(34a)(34b)をマニホールド側壁に枢
    支した支持軸(40a)(40b)に嵌合一体化した揺
    動腕(38a)(38b)上に夫々支持せしめて弁座の
    上流側に開閉するようにする弁装置において、流路面積
    小の弁部材(34b)の開作動をするアクチュエータ(
    50b)をもつて、流路面積大の弁部材(34a)をそ
    の弁部材のアクチュエータ(50a)により開作動する
    ことに助成するようリンク結合したことを特徴とする可
    変容量ターボ過給装置。 4 タービンハウジングの排気ガス導入部分に、隔壁(
    20)によつて仕切られた少なくとも2個の入口(22
    a)(22b)が設けられ、上記入口が夫々弁装置を介
    して排気マニホールド(26)に連結されたものにおい
    て、過給容量を可変にすべく上記入口の夫々を開閉可能
    に装備された弁装置をそなえ、エキゾーストブレーキ作
    動時には同弁装置の上流側における圧力が所要圧以下の
    時には、上記弁装置の閉状態を保ち、所要圧以上への昇
    圧時には上記弁装置のいずれかを開作動させる弁制御機
    構が設けられたことを特徴とする可変容量ターボ過給装
    置。
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