JPS61205485A - ヒト神経成長因子遺伝子セグメント - Google Patents

ヒト神経成長因子遺伝子セグメント

Info

Publication number
JPS61205485A
JPS61205485A JP60045773A JP4577385A JPS61205485A JP S61205485 A JPS61205485 A JP S61205485A JP 60045773 A JP60045773 A JP 60045773A JP 4577385 A JP4577385 A JP 4577385A JP S61205485 A JPS61205485 A JP S61205485A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dna sequence
formula
growth factor
nerve growth
human nerve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60045773A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiko Otsuka
大塚 榮子
Shigenori Iwai
岩井 成憲
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP60045773A priority Critical patent/JPS61205485A/ja
Publication of JPS61205485A publication Critical patent/JPS61205485A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/435Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
    • C07K14/475Growth factors; Growth regulators
    • C07K14/48Nerve growth factor [NGF]

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Gastroenterology & Hepatology (AREA)
  • Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はヒト神経成長因子遺伝子セグメントに関するも
のであり、更に詳しくはヒト神経成長因子をコードする
新規な遺伝子セグメント及びその製造法、この遺伝子セ
グメントを含む組換えプラスシト、この組換λプラスシ
トを細胞内に保有する微生物、この微生物を用いてヒト
神経成長因子を製造する方法並びにこの方法によって製
造する3、発明の詳細な説明 [産業上の利用分野] 本発明はヒト神経成長因子遺伝子セグメントに関するも
のであり、更に詳しくはヒト神経成長因子をコードする
新規な遺伝子セグメント及びその製造法、この遺伝子セ
グメントを含む組換えプラスミド、この組換えプラスミ
ドを細胞内に保有する微生物、この微生物を用いてヒト
神経成長因子を製造する方法並びにこの方法によって製
造することのできる新規なヒト神経成長因子融合蛋白質
に関するものである。神経成長因子(以下NGFと略記
する)は胎生時のを髄神経節細胞や交感神経節細胞の生
存および成長分化に必要な物質であり、特に雄マウスの
顎下腺に多聞に含まれている。
NGFは沈降係数78.分子量約131,500のポリ
ペプチドで古くから研究されて来た[バイオケミストリ
ー(Biochemistry)、  6巻 2203
−2209頁(1967)] 。
1分子の78 NGFは2単位のα、1単位のβ及び2
単位のγ各すブユニットからなる(α2βγ2)がβ−
サブユニット以下(β−NG「と略記覆る)のみが神経
成長因子として生物活性を有する。
β−NOFはアミノ酸118個からなるポリペプチドで
ある[アンブレラティ他(Angeletti、に、1
1.etal、)ブロシーデングス・オプ・ナショナル
・アカデミ−・オプ・サイエンス(Proc、Natl
、Acad。
Sci、 ) USA、68巻 2417−2420頁
(1971) ] 。
最近ヒトβ−NGFのアミノ酸配列がCON八から推定
され、マウスβ−NGFと類似していることが示唆され
た[ネーチv −(Nature)  303巻821
−8250 (1983) ] 。
ヒト神経成長因子は知覚神経、交感神経細胞などの神経
細胞を成長、増殖させる作用を持ち、詳細には、神経増
殖作用、細胞骨格の重合化、オルガネラの増大、核に関
連する膜の変質などの作用があり、同化作用としては、
代謝前駆体の取り込み、即ち、ウリジン、グルコースお
よびアミノ酸の取り込みやRN八へ成、蛋白質合成を促
進する。
また特殊な同化作用としてチロシン ヒドロキシラーゼ
合成、ドパミン−β−ヒドロキシラーゼ合成、オルニチ
ン デカルボキシラーゼ合成を増強する。このような作
用から近年ボケ防止薬として期待されでいる乙のの一つ
である。
上述したネーチャー、303巻821−825頁(19
83)には、ヒトβ−NGFをρBR322プラスミド
中ヘクロン化したことが記載されている。しかしその発
現については報告されていない。
[発明が解決しようとする問題点] 一般に真核生物の遺伝子は、原核生物遺伝子の発現が可
能なベクター系へ組込み、これを原核細胞中へ尋人した
としても、その真核生物遺伝子の発現(遺伝子産物の産
生)が、少なくとも検出し得る程度になされるかどうか
は必ずしも期待できない。また、遺伝子のfliM配列
が明らかになれば、微生物中で頻度の高い」トンを選択
して化学合成によって微生物中でより発現し易い遺伝子
セグメントを合成することが考えられるが、遺伝子配列
中での相同配列の存在その他のため、望ましくないアニ
ーリングを起したり、場合によってはループ等を形成す
る恐れなどがあるうえ、発現可能な形でベクターへ組込
むための1liJ限F9素部位の設定などの組合せの選
択も加って、その構築は容易でない。
[問題点を解決するための手段] 本発者らは微生物、特に大WIJ菌中で効果的に発現さ
れると期待されるコドンの選択と、そのコドンを含む望
ましいオリゴヌクレオチドからヒトβ−NGF遺伝子セ
グメントを化学合成することについて、研究を行った結
果、本発明に到達した。
「ヒトβ−NGF遺伝子セグメント及びそのm製J即ち
本発明は第一に、式 %式% Ile Lys aly LVs Glu Val  
Met Val  Leu alyATC^^^ 00
丁 AAA  GAA  GT八 ATCGTT  C
TG  GGC■^G  TTT CCA TTT C
TT CAT  TACCAA  GACCCGGlu
 Val Asn Ile Asn Asn Ser 
Val  Phe LysGAA  GTT AACA
TT AAT AACTCCGT^ TTCAAGCT
T  CAA  TTG  T^AT丁八 TへG  
AGG  CAT AAG  TTCGin Tyr 
Phe Phe Glu Thr Lys Cys A
rg AspCAA  TAT  TTT 丁TT  
GAA  ACT  AAA  TGCCGT  GA
CGTT  A丁A  AAA  AAA  CTT 
 TGA  TTT  ACG  GCA  CTGP
ro  Asn  Pro  Val  Asp  S
er  Gly  Cys  八rg  GlyCCG
  AACCCG  GTT  GAC丁CT  GG
T  TG丁 C0丁 GGTGGCTTG GGCC
AA CTG AGA CCA ACA  GCA C
CAIts Asp Scr Lys His Trp
 Asn Ser Tyr CysATCGACTCC
^^A  CAC丁GG  AACTCT  TACT
GC■^G  CTG AGG  TTT GTG  
ACCTTG AGA  ATG  ACGThr T
hr Thr His Thr PhcVal Lys
 Ala Leu^CCACT ACCCACACCT
TCGTG AAA  GCT  CTGTGG  T
GA  TGG  GTG  TGG  AAG  C
ACTTT  CGA  GAC丁hr  Met  
ASD  GIV  Lys  Gln  Ala  
Ala  丁rp  AraAC八 ATCGAT  
GGT  AAA  CAG  GCA  G’CT 
 丁GG  CGTTG丁 TACCT八 CCA  
TTT  GTCCGT  CGA  ACCGCAP
he Ile Arg Tle Asp Thr Al
a Cys Vat  CysT丁CATCCGCAT
CGACACCGCT  TGCGT^ TGTAAG
  TACGCG  TAG  CTG  丁GG  
CCA 八CG  CAT  ACAVal  Leu
 Ser Arg Lys Ala Vat  Arg
GTT  CTG  TCT  C0丁 AAG  G
CT  GTT  CGT  ”CAA GACAGA
  GCA  TTCCGA  CAA CCAで表わ
される塩基配列からなるヒトβ−5ar 34伝子セ′
グメント[以下式(1)という、式中Aはデオキシアデ
ニル酸の、Cはfオキシシチジル酸の、Gはデオキシグ
アニル酸の、■はチミジル酸の各残基を表わしく以下同
じ)、塩基配列上のアミノ酸略号はこの塩基配列により
コードされているアミノ酸配列を示す1を提供するもの
である。
このヒトβ−NGF遺伝子セグメントは好ましくは、そ
の上流側末端に、式 %式% (式中X ハN末端よりIle Glu Gly Ar
gで表わされるアミノ酸配列をコードするDNA配列を
、Xoはその相補配列を示す)で表わされるDNA配列
を、またその下流側末端に停止コドンを含み、制限酵素
開裂末端で終る、式 %式% (式中Yは最初の停止コドンの第二の塩基から制限酵素
開裂末端の3゛末端までを表わし、YoはYの相補配列
で、制限酵素開裂末端の5°末端までを表わす)で表わ
されるDNA配列を持つものである。
上流側に付加されるDNA配列のX及びXoとしては、
式 %式% で表わされる配列を例示することができる。
下流側に付加される、停止コドンを含み制限酵素開裂末
端で終るDNA配列のり及びYoとしては、制限酵素 
シリ−■ の開裂末端の配列を含む、式5式% で゛表わされる配列を例示することができる。
上記(2)及び(3)式では上流側末端が(れぞれ」ロ
 ■及びBal IIの末端で終っている。
本発明のβ−NGF遺伝子セグメントはそのコードする
アミノ酸配列において、前述のcDN^のそれと同一で
あるが、その]トンは大きく異っている。
本発明の第二は、このβ−NGF 31伝子セグメント
を製造する方法を提供するものである。本発明のβ−N
GF 31伝子セグメントは以Fの式、Ul又はUl、
及びU2ないし U23ならびにLl又はLl・及びL
2ないし’23、即ち 5゜ 旧   CCATATGTCCTCC3゜、  5′ 旧     GATCTTCXTCC丁cc”5゜ 02   TCTCACCCGATCTTC”5゜ 113      CACCGTGGCGAATTC3
゜U4  5’TCTGTTTGCGATTCC3゜0
5   GTTTCTGTATGGGTT 3゜5゜ 16   GGTGACAAAACCACT 3゜5゜ 5゛ 07   GCTACCGACATCAAAGG 3゜
08   TAAAGAAGTAATGGTTC3゜5
゛ U9      TGGGCGAAGTTAACATT
  3’5゜ ulo  ”AATAACTCCGTATTC3゜u1
15°AAGCAATATTTTTTT 3゜U12 
5°GAAACTAAATGCCGT  ”u135°
GACCCGAACCCGGTT 3゜014  ”G
ACTCTGGTTGTCGTGG ”u155°TA
TCGACTCCAAACACT ”u165°GGA
ACTCTTACTGCACC”u175°ACTAC
CCACACCTTCGT 3゜u185°GAAAG
CTCTGACAATGG 3゜u195°ATGGT
AAACAGGCAGCT 3゜02G   ”丁GG
CGTTTCA丁CCGCAT  3゜021  ”C
GACACCGCTTGCGTAT 3゜U22 5°
GTGT丁CTGTCTCGTAAG  3°及ヒu2
35°GCTGTTCGTTY 3゜ならびに 5゜ LI      GTGAGAGGAGGAC^TAT
  3゜、5゜ LI   GTGAGAGGAGGAXGAA3゜5′ U2   CCACGGTGGAAGATCGG 3゜
5゜ U3      CAAACAGAG八八TTCG  
へへ5′ U4     ^CAG八^AへGGA^丁CG”5“ U5    rTGTcAccAAcccAT 3゜5
゛ 16   TCGGTAGCAGTGGTT ”5゛ 17      TTCTTrACCTTTGA丁G3
゜5゜ U8      TCGCCCAG八^CCATTへC
3゜5゜ 19   AGTTATTAATGTTAACT ”5
゜ 110   ATTGCTTGAAT^CGG 3゜5
゜ Lll[^GTTTCAAAAAAAT 3゜5゜ L12     TCGGGTCACGGCA丁T 3
゜5゜ 113     CAGAG丁CAACCGGGT  
3゜5′ Ll4     GAGTCGA丁ACCACGACA
AC3゜5゜ 115     AAGAGTTCCAGTGTTTG
  3゜5゜ Ll6   GTGGGTAGTGGTGCAGT 3
゜5゜ Ll7     ^GAGCTTTCACGAAGGT
  ”5゜ 118   GTTTACCATCCATTGTC3゜
[195°G^^ACGCCAAGCTGCCT  3
゜[205°GGTGTCGATGCGGAT ”L2
15°AGAACACATACGCAAGC3゜5° 
             3゜122   GAAC
AGCC丁TACGAGAC及び[235°Y’AAC
3゜ で表わされるオリゴヌクレオチド(式中x、 x’、Y
及びY゛は前記同様である)の相互に相補性のある組合
せ(UlとLl又は Ul、とLl、ならびにU2とU
2、U3とU3、U4とU4、U とり、Ll6と U
6、tJ、とU7、U8とL 1U9とU9、Ul。と
り、。、UllとLll、U12と ’12・ U13
と’13・ U14と’14・ U15と’15・ U
16と’16・ Ullと’17・ U18と Ll8
・U19と119−  U3Oとし2G”21とU21
−  U22とL2□及びU23とL23)を選び、各
組合せ毎に両者を水素結合させて二本鎖オリゴヌクレオ
チドとしたとき、相互に完全に接着し得る複数個の組合
せのオリゴヌクレオチドの群をリガーゼの存在下で結合
させて4個以上の日本鎖ONへ断片を調製し、これを更
にリガーゼの存在で結合させることによってwA製する
ことができる。X 、 X’、 Y及びY”として特に
好ましい配列はすでに述べた通りである。
この様なオリゴヌクレオチド、の群としては、1群  
    ■°群      II群U1〜U3    
U1°〜U3   U4〜U8L  −1又は L−L
、14〜L8 1 3     1°  3 III群       IV群       V群U9
〜U13U14〜U18U19〜U23L9〜L13 
・  L14〜’1g  及び’19〜L23の群を例
示することができる。この群を用いて本発明のβ−NG
Fを調製する例を第1図にポす。
リガーゼを用いてオリゴヌクレオチドまたは二本鎖DN
A断片を結合させる際には、あらかじめこれらの5°側
が反応にあずかる成分の5°末端はリン酸化としておく
第1図で、これらの成分は横線で示す。一端に黒点を付
しであるものは、その5°末端がリン酸化されているこ
とを示す。
これを前記担体のアミノ基と結合したもの(ヌクレオシ
ド担体)を、前記オリゴヌクレオチドの3゛末端に用い
る。次いで、これらの3°末末端ヌクレオシド体に、偶
数個のデオキシリボヌクレオチドよりなるオリゴヌクレ
オチドについては、3°末端より第二番目に相当するモ
ノヌクレオチド[^およびCについてはN−ベンゾイル
化、GについてはN−イソプリル化して保シしたもの。
おのおの5゜−OHを4.4゛−ジメトキシトリチル化
、かつ3°−リン酸をモノ(オルトクロルフェニル)エ
ーテル化して保護]を、奇数個のデオキシリボヌクレオ
チドよりなるオリゴヌクレオチドについては3°末端よ
り第二および第三番目に相当するジヌクレオチド(おの
おの保護については前と同じ)を、縮合剤を用いて結合
させる。縮合剤としては、メシチレンスルホニル−3−
二ト0トリアゾリド(H8NT)、2.4.6−トリイ
ソプロビルベンゼンスルホニルー3−二トロトリアゾリ
ド(TPSNT ) 、メチシチレンスルホニルーテト
ラゾリド(H8Te) 、2,4.6−ドリイソブロビ
ルベンゼンスルホニルーテトラゾリド(rp、sTe 
)等が適当である。
ざらに前者のオリゴヌクレオチドについては、同様に保
護した第三および第四番目に相当するジヌクレオチド、
第五および第六番目に相当するジヌクレオチド・・・・
・・と、後者のオリゴヌクレオチドについては第四およ
び第五番目、第六および第七番目・・・・・・と各ジヌ
クレオチドを同様にして5゛方向へ順次結合させる。但
し必要に応じて途中でモノヌクレオチド、トリヌクレオ
チド、テトラヌクレオチドなどを用いてもよい。
この調製法を第2図に示した。同図中Pはポリスチレン
の1zジビニルベンゼンとの共重合体を、bzおよび1
bはベンゾイル基およびイソブチリル基を、Bはbz^
、 ibG、 bzCまたは丁を、B′はA、G、Cま
たは■を2DHTrは4,4°−ジメトキシトリチル基
を、Arはオルトクロロフェニル基を、 BSAはベン
ゼンスルホン酸のメチレンジクロリド−メタノール混合
溶媒(容1比7:3 ’)溶液(2%)e、DHAPL
t 4−ジメチルアミノピリジンの0.148ピリジン
溶液を、THG−PAOは1,1,3.3−テトラメヂ
ルグユニジウム2−ピリジンアルドキシメートのジオキ
サン−水混合溶媒(容量比9:1)溶液(0,5M )
を示す。
上記ジヌクレオチドは、4種類のヌクレオチドの順列に
より16種類が必要であるが、その合成法は、例えば次
の第3図に示す方法によることができる。
ただし、DHTrは、4’、4’−ジメトキシトリチル
基、8及び8’は6−トベンゾイルアデニンー9−イル
基、4−N−ベンゾイルシトシン−1−イル基、2−N
−イソ−ブチリルグアニン−9−イル基、チミン−1−
イル基から選ばれ、同−又は異なってもよい。H8NT
はメシチレンスルホニル−3−ニトロトリアゾリドを示
す。これらのジヌクレオチドへの保護基導入は公知の方
法[例えば蛋白質核酸酵素、26(4)、259(19
81)Jにより容易に行うことができる。
1プラスミド及びそのII製」 本発明の第三は本発明のβ−NGF遺伝子セグメントを
含む組換えプラスミドを提供するものである。即ち、式
(1)で表わされるMA基配列のヒトβ−NGF遺伝子
セグメントを含み微生物中で自己増殖可能な組換えプラ
スミドを提供するものである。そして好ましくはヒトβ
−NOF ]伝子の上流にこの遺伝子を発現可能に支配
するプロモーター・オペレーター系を含み、そのプロモ
ーター・オペレーター系の上流とヒトβ−NGF遺伝了
の下流との間にプラスミドを自己増殖可能とする部分お
よび薬剤耐性をコードする部分を含むものである。
プロモーター・オペレーター系としては、アッテネータ
ー部分を欠く、細菌のトリプトファン・プロモーター・
オペレーター系を例示することができる。
本発明の組換えプラスミドは本発明のβ−NGF道伝子
セグメントを慣用の方法で適当なベクタープラスミドに
組込むことにより調製することができる。特にその上流
及び下流に制限酵素開裂末端を持つ本発明のβ−NGF
 3!1伝子セグメントはその様なプラスミドの相当す
る開裂部位、例えば−りa I 、 」lII 、 S
al I等の部位へ容易に組込むことができる。
本発明のl換えプラスミドは大腸菌などの微生(X及び
Xoは前記同様の意味を表わす)であるものが特に好ま
しい。 この様な配列を持つプラスミドは、例えばpG
ll−LシリーズのpGH−19フラスミトヲBfLL
Tf及ヒSal  It’消化し、生成する二つのON
^断片のうち大きな断片に、本発明のヒトβ−NGF遺
伝子セグメントで上流側に式(3)で表わされる末端配
列を持ち、下流側に式(4)で表わされる末端配列を持
つものを接看閏環さ往ることによって調製できる。第5
図にこの調製を図示した。この様にしてプラスミドpH
F7をIll!jすることができる。
なお、プラスミドpGH−19を持つ[、コリ菌株、L
coli pHG−19は通商産業省工業技術院微生物
工業技術研究所に微工研菌寄第7606号として寄託さ
れている。
「形質転換体」 本発明の組換プラスミドは慣用の方法で[例えばコーエ
ンら、プOシーデングス・オブ・ザ争ナショナル・アカ
デミ−・オブ・サイエンス(Pro。
Natl、  Acad、  Sci、) tl、s、
A、、   69巻、2110頁(1972)〕容易に
E、コリなどの微生物に形質転換できる。
こうして、プラスミドpH033でE、コリ/ 881
01株を形質転換しで得た菌株、”E、コリ/ pND
33及び同pNF7で形質転換された菌株、E、コリ/
pH)7は通商産業省工業技術院微生物工業技術研究所
に寄託され、以下の寄託番号が与えられている。
エシエロンtz −Dす(Escherichia c
o!i)/ pN033 微工研菌奇第8131号 エシエロン17−Dす(Fscherichia co
li)/pND 7 微工研菌寄第8132号 これらの菌株の菌学的性質はアンピシリン耐性を獲得し
ていることとβ−NOF蛋白質を発現し、産生ずること
以外に宿主菌株と変りはなく、同様の条件で容易に培養
することができる。またアンピシリン添加培地を用いる
ことができる。
本発明の形質転換されたLコリ菌株はこれを栄養培地中
で培養することによってヒトβ−NGF 11伝子を効
率よく増幅することができる。また本発明のβ−NGF
遺伝子の上流にその発現を支配し、かつ可能とするプロ
モーター・オペレーター系、特にそのアッテネーター部
分を欠如するトリプトファン・プロモーター・オペレー
ター系を持つものは、ヒトβ−NGFを直接又はヒト成
長ホルモンのN末端側の一部との融合蛋白質の形で発現
し、菌体内に蓄積する。この場合(トリプトファン・プ
ロモーター・オペレーター系のとき)ヒトβ−NGFの
産生(mRNA合成)はインドールアクリル酸の添加に
よって強く誘導される。
この融合蛋白質は次のよなアミノ酸配列を有する。
let phe pro thr ile pro l
eu ser arQ Ieuphe asp asn
 ala let leu arg ala his 
arQIeu his gln leu ala ph
e asp thr tyr glnGltl  ph
e glu glu ala  tyr  ile p
ro  +ys glu(lln  lys  tyr
 ser phe  leu gln asn pro
 glnthr ser  Ieu CySI)he 
Ser glu  ser  ile pr。
thr pro ser asn arg 1JIu 
gln thr aln glnIys ser as
n  Ieu glu  leu  leu arg 
 ile ser1eu  leu  leu  il
e gln ser trp  Ieu glu pr
val  gln phe  Ieu ara ser
 val  phe ala asnser  leu
 val  tyr gly ala ser asp
 ser asn1G val  tyr asp  Ieu  leu  l
ys asp  leu glu glul2G Ql’l  ice  aln  thr  leu 
 let  !JIV  arQ  leu  glu
l ’30 asp aly ser pro ara  thr 
gly oln  ile phalle Glu G
ly Arg SERSERSERHIS PRO[L
EPIE  HIS  ARG  GLV  GLtl
  PIIE  SERVAL  CYS  ASPS
ERVAL  SERVAL  TRP  VAL  
GLY  ASP  LYS  THRTHR八LA 
 THRASP  ILE  LYS  GLY  I
Ys  GLU  VALMET  VAL  Lu1
l  GLY  GLU  VAL  ASN  IL
E  ASN  ASNSERVAL  PHE  L
YS  GLN  TYRPIE  PHE  GLU
  THRLYS  CYS  ARG  ASP  
PROASN  PIIOVAL  ASP  SER
G GLY  CYS  ARG  GLY  ILE  
ASP  SERLYS  HIS  TRPASN 
 SERTYRCYS  THRTHRTIIRHls
  THRPHEVAL  LYS  ALA LEU
  THRMET  ASP  GLY  LYS  
GLN0G ALA ALA TRP ARG  PIE  ILE
 ARG  ILE  ASP  TIIRALA  
CYS  VAL  C’l’S  VAL  LEI
J  SERARG  LYS  ALAVAL  A
RG 菌体内に蓄積されたβ−NGF及びそのヒト成長ホルモ
ンとの融合蛋白質は菌体を溶菌させたのら、通常の生理
活性蛋白質回収法によって分離回収することができる。
例えば培養終了後、菌体を遠心分離により収繭し、リン
酸緩衝液中で超音波、リゾチーム、フレンヂプレス、ダ
イノミル等の処理をして得られる上清液を硫安分画ある
いはゲル濾過により目的の蛋白質分画をうる。更に高純
度を必要とするときは抗体カラム法で精製することもで
きる。β−NOF又はそのヒト成長ホルモンとの融合蛋
白質が細胞壁に吸着されているときはグアニジン処理を
行って完全に抽出し、これを再活性化して高い収率で回
収することもできる。
本発明の微生物による産生されたヒト成長ホルモンとの
融合蛋白質はその融合部位に血液凝固因子Xaの!!!
m1部位(Ile−Glu−Gly−Arg) elL
、、この酵素で処理することによって完全かつ付加アミ
ノ酸残基のないヒトβ−NGFとすることができる。
この処理は前述の公知の方法に準じで行うことができる
。またその生成物である天然型ヒト β−NGFも前述
の方法で精製分離することができる。
[実施例J 以下本発明を実施例によりさらに詳しく説明する。なお
実施例中で略号で示した試薬は以下の通りである。
標準緩衝液: 50aN Tris−1ii!  pl
f 7.535mHNaCl2 35  g+H2−mercaptoethanolT
ris−NaC1:10i+HTris−塩酸緩衝液、
0.14HNaCl 、 pH8゜ TE−蔗糖 :25駕蔗糖(I11/V)、50鴎HT
ris−塩酸緩衝液、 1mHE口TApH8゜ リゾチーム :tOxyt/1tdlリゾチーム、0.
25HTris−塩酸緩衝液、p118゜0.5HED
TA: pH8゜ PNaSQ: 0.04M酢酸緩衡緩衝液h 5)に1
0111!J/dの濃度に溶かし、100℃で5分間加
熱処理する。
Lytic Mixture:0.1%非イオン系界面
活性剤(Triton X−100)、 50sHTris−塩酸緩衝液、 62.5mHEDTA 、pH8゜ ポリエチレングリコール(PFG)6000 : 1級
の粉末58 NaCl CsCl:固体。
FB溶液:エチジウムブロマイドを水に対して4.67
■/I11になるよう溶解しく調製。
TE: 10+eHTris−塩酸緩衝液、1g+)l
 EDTA、 pH7,4゜TE−sarkosyl:
 10aN Tirs−塩酸緩衝液、1gHEDTA、
  0.38%5odiu+++N−Lauroyl 
5arkosinate 、 pH7,4゜TEN: 
1018 Tirs−塩酸緩衝液、118 EDTA、
0.1HNaCl、pH7,4゜ 実施例1 [オリゴヌクレオチドの合成] (1) dCGATATGTCCTCC(U 1)合成
5°−(4,4°−ジメトキシトリチル)デオキシシチ
ジン担体(100μmol/g前記ポリスチレン樹脂5
011G)をピリジン中−夜室温で放置し次のような操
作により綜合反応を行った。
操  作 1)ジクロロメタン−メタノール(7:3 、 V/V
 )21により3回洗浄。
2)2%ベンゼンスルホン酸溶液(溶媒ジクロロメタン
−メチルアルコール、7:3 ) 2+alで2分間処
理した後、同じ混合溶媒で3回洗浄する操作を繰返して
発色のなくなることを確かめた。
3)ピリジン21により3回洗浄。
4)5°−(4,4’−ジメトキシトリチル)−N−ペ
ンゾイルデオキシチミジリルーEl(0−クロロフェニ
ル)−1ベンゾイルデオキシシトシン3°(0−クロロ
フェニル)ホスフェートのピリジン溶液(0,211、
同波クレオヂド20+egを含む)を加え溶媒を減圧留
去した。
5)縮合剤、メシチレンスルホニル−3−ニトロトリア
ゾリド(20mg )のピリジン溶液(0,2m1)を
加え40℃、20分間放置した。
6)ピリジン21により2回洗浄。
7) 0.1Mジメチルアミノピリジンのピリジン溶液
(1,811)及び無水酢酸(0,21111)を加え
3分間放置した。
8)ピリジン21により3回洗浄。続いて上記2)以降
の操作を5°−(4,4°−ジメトキシトリチル)−ト
ベンゾイルデオキシチミヂリルーp−(o−クロロフェ
ニル)デオキシシトシン−3°−(0−クロロフェニル
)ホスフェートに変えて5°−(4,4−ジメトキシト
リチル)−N−ベンゾイルデオキシシリシリル−1)−
(0−クロロフェニル)デオキシシトシン−3’−(0
−クロロフェニル)ホスフェートを用いて行い、さらに
同様の保vI!基を有するdGT、 dAT、及びdC
Gを用いて順次5°方向へDMA鎖を延長した後、樹脂
を0.5Mトリメチルグアンジウムービリジン−2−ア
ルドオキシメート[C,B、Reese et al、
Tetrahedron Lett、、 2727 (
1978) ]の]オキサンー水9:1 )の溶液(l
#11り中3811.j問振とうした。
樹脂を50駕ピリジン水により洗浄し炉液と洗液を合せ
て減圧濃縮し、外法に濃アンモニア水(15〆)を加え
密栓して55℃で5時間加温した。アンモニアを留去し
、ピリジニウム型強酸性陽イオン交換樹脂(dowex
 5G、商標)  2dを加え、樹脂を50!ピリジン
水により洗浄し、炉液と洗液を合せて濃縮した。濃縮液
に少厖の水を加え酢酸エチルでオキシムを抽出して除い
た。水層を水で希釈し、その一部を分取してジメトキシ
トリチル基の定量を行い全体の聞を推定した。ジメトキ
シトリチル基の分子吸光係数を71 、700とすると
77.4 A254ユニツトから1μsolの粗オリゴ
ヌクレオチドが合成されたことがわかった。
水層を減圧乾固し残渣に80%酢WJ10d’を加え2
5℃、30分聞保った後溶媒を留去し、残渣を水と酢酸
エチルに溶解した。水層を濃縮した後、イオン交換クロ
マトグラフィーにかけた。イオン交換体はDEAE−T
OVOI)earl 6503  (商標)を用いた。
これをカラム(0,7x21a)につめ7M尿素、20
+eHトリス−塩駿緩衡液(pH7,5)中、0.1〜
0.3Hの食塩濃度勾配で溶出する。紫外線吸収により
オリゴヌクレオチドを検出し、中央部をとりセルロース
膜を用いて透析によりfl12塩し、12.3^  ユ
ニツト(600μg)を得た。IIPLc(C,8シリ
力ゲル担体)および−次元ホモクロマトグラフィーで単
一であることにより純度を確認した。
(2) dTATACAGGAGGAGAGTG (L
 1)の合成U1の場合と同様にして5’−(4,4−
ジメトキシトリデル)グアニン担体を用い、まず5’−
(4,4’−ジメトキシトリチル)−N−イソブヂリル
デオキシグアノシリル−9(0−クロロフェニル)−N
−ベンゾイルデオキシチミジン3°−(0−クロロフェ
ニル)ホスフェートを用いた他はUlの場合と同様に縮
合を行った。
さらに第1−2中下線で示した単位で保RIMを有する
シタクレオチドを用いてUlの場合と同様にしてON^
鎖延長、脱保護基及び生成物の精製分離を行い11 5
.6 A26Gユニツト(280μg)を得た。
同様にしてU  、U  、・・・・・・U 、U ・
及びし23゜・・・・・・L  、L  ・を構成する
オリボタフレ第チド(第1表)を5°−(4,4°−ジ
メトキシトリチル)デオキシグアノシン担体、 5’−
(4,4°−ジメトキシトリチル)デオキシアデノシン
担体、5°−(4,4−ジメトキシトリチル)デオキシ
シチジン担体及び5°(−4,4’−ジメトキシトリチ
ル)チミジン担体を用い、第1−1および1−2表記載
のシーケンス部位の下線で示した単位で、各々保護基を
有するモノ−またはジヌクレオチドをUl及びLlの場
合と同様にし[3’末端側から5°側へ向って順次縮合
させ、脱保護基及び精製分離を行って調製した。得られ
たオリゴヌクレオチドを第1−1および1−2表に示す
第1−1表 01  ”CGATATGTCCTCC3゜旧゛  5
°GATC丁TC八TCGAAGGTCGTTCCTC
C3゜u25°TCTCACCCGATCTTC3′0
6 5°GGTGACAAAACCACT 3゜117
 5°GCTACCGACATCAAAGG 3゜11
8 5°TAAAGAAGTAATGGTTC3゜11
12  ”GAAACTAAATGCCGT 3゜t1
13  ”GACCCGAACCCGGTT 3゜u1
45°GACTCTGGTTGTCGTGG 3゜u1
55°TATCGACTCCAAACACT 3゜u1
65°GGAACTCTTACTGCACC”1117
  ”ACTACCCACACCTTCGT ”u19
5°ATGGTAAACAGGCAGCT 3゜第1−
2表 13   CAAACAGAGAATTCG ”5゜ [4^CAGAAACGGAATCG  3゜5゛ 15   TTGTCACCAACCCAT ”5′ L6   TCGGTAGCAGTGGTT 3゜5゜ Ll1 5°AGAACACATACGCAAGC3゜
実施例2 合成神経成長因子遺伝子フラグメントI 、 I’、 
II。
III 、 IV及びvの合成 (1)合成神経成長遺伝子フラグメント■の合成上)ホ
したオリゴヌクレオチドの合成で得られたオリゴヌクレ
オチドU  、U  、U  及びL  、Ll  2
 3  1 2、[3を次の反応を行い、合成神経成長囚子道伝子フ
ラグメント■を得た。
0.2−5マイクロキユーリーの [γ−32P ] 
ATP(1,2xlOCps、/μm)1μm、各オリ
ゴヌクレオチド00G、2(^260)と、6μIμm
の14ポリヌクレオチドキナーゼ(宝酒造株製造)0.
5μmを2μIのカイネーション緩衝液[2501N 
トリス−HCl all  8.0150m HHoC
l2150gg H2−メルカプトエタノール15腸M
スペルミン]にFBWIシたちのを混合し、37℃20
分間インキュベートした、それからATP  20sH
の0.025μIを加え、更に451in反応させた。
更に20sHATP  1μmを追加し451n反応さ
せ10sHトリス−)1cI (pu 8.0)および
1sHEDTAを加え10A26o/μmとした。
これらのフラグメントをアニールするため、反応混合物
をライゲーションM衝液(330sN トリス−11c
I  pH7,6/33a+  14  HoC12/
  2.5sHATP)   5μm中で70℃2分間
加熱し、それからゆっくり室温まで冷却した。次に2−
メルカプトエタノール(2−EtSH0,2M )  
1.3μmを加えた、反応混合物を13℃に冷却後T4
ON^リガーゼ(宝酒造株製3゛50μ/μm) 2μ
lを加え2時間インキュベートした。
その後、65℃で5分間加熱して反応を停止させた。
生成したONへの7ラグメントをフェノール処理後エタ
ノールを加え沈澱させ遠心分離し10%アクリルアミド
ゲル電気泳動(150V/ 2.5時間)に付し、その
後ゲルから抽出し、エタノールにて沈澱後、遠心分離し
て10IMトリスーHCl (pH8,0) /1μH
EDTA溶液に溶解した。
各0.05 A    ユニット(Q 2.0Mg)こ
うして下記フラグメントを得た。
5°CGATATGTCCTCCTCTCACCCG^
TCTTCCACCGTGGC、TATACAGGAG
GAGAGTGGGCTAGAAGG丁GGCACCG
GAATTC” CTTAAGAGACAAAC TCTGTTTGCGATTCCGTTTCTGTAI
I、              GCTAAGGCA
AAGACATTGGGTTGGTGACAAAACC
ACTGCTACCGAC^CCCAACCACTGT
TTTGGTGACG^TGGCTGATCAAAGG
TAAAGAAGTAATGGTTC3゜TAGTTT
CC^TTTCTTC^TT^CCAAGACCCGC
T5° TGGGCGAAGTTAACATTAA丁A
ACTCCGTATTCAAGI I I :    
  TCAATTGTA^TT^TTGAGGCAT^
AGTTCいてこれを旦工とBawl Iで二重消化し
てpB8322由来のシーケンス部分のEcoRIとB
amHI部位の間の領域をも欠失させた。このようにし
て得られたプラスミド(、L)を“pOcT2−9”と
命名し1=。 pOc丁2−9は、4.3 Kb (K
 base pair)を有し、コーエンらの方法[P
roc、 Natl、八cad、 Sci。
、 U、S、A、、 69.2110(1972) ]
 ニヨッテ大腸菌に形質転換してAIHD  、 Tc
  をマーカーとしてクローニングした。
こうして得た pOcT2−9の残った江OR工部位を
EcoR■で切断した。次いで、制限酵素Bat 31
で両末端から約30 b、p、を除去し、除去した部分
に化学合ガーゼを用いて挿入閉環しpCT 1プラスミ
ド(7)を調製した。
得られたプラスミドpCT 1はpOcT2−9の場合
と同様、大腸菌に形質転換してクローニングおよび増幅
を行った。こうして得たプラスミドpCT 1を、マク
サム・ギルバート法[Haxam & G11bert
、PNAS、74,560(1977) ]によってシ
ーケンシングを行い確認した。
得られたプラスミドpCT 1を1lpa IおよびC
la 工で二重消化し、ポリアクリドアミド電気泳動に
よって長い方の断片、即ちpCT 1からリーダー領域
のりボソーム付着部位、アテニュエーター領域、第1#
I造遺伝子であるtrp Eのリポソーム付着部位を取
り除いた断片を得た。この断片に5°AAGTTCAC
GT^AAAAGGGTA^丁CGAT3゜TTC八A
へTGCATTTTTCCCATT^GCT^GCCで
表わされる合成りNAを挿入し、■4DNAリガー  
  ゼを用いて接着閉環した。
この様にして得られたプラスミドをCal 工およびS
al 工で切断し、ポリアクリルアミド電気泳動によっ
て長い方の断片を得た。これに5°末端(圧銅)がCl
a 工構造、3゛末端(正値)がジal I構造を有し
、前述したON^シーケンスからなるヒト成長ホルモン
遺伝子を挿入し、■4DNAリガーゼで接着して、ヒト
成長ホルモン遺伝子の組込まれたプラスミドpGII−
L9を得ることができた。
直接発現型 pND−33及びpH01,39プラスミ
ドpG11−19 (微工研 菌寄第7606号) 5
μgを標準緩衝液6 μmを加えた水20μmに溶解し C1aI  5uを加え37℃ 5時間消化した。反応
液のNaClを180mHになる様加え、ざらに5a1
1400を添加して37℃で90分間消化した。反応液
をフェノール抽出後、エタノール沈殿を行ってDNAを
回収し、5%アクリルアシドゲル電気泳動に付し、長い
二q@ONへ部分を抽出し約3μσの直鎖状二重1iD
N八であるベクターDNA pGIl−L−9/Cla
 I −8alIを得た。
得られたベクターDNA pGH−L−9/C1a I
 −3al l015gg/μm漠度の液3μmと直接
発現用のセト神経成長因子の遺伝子(5°末端にCIa
Iサイトを有し3′末端には5altサイトをもつ塩基
配列)のカイネーション混合液(0,3μg1μm)3
μmとを11208μmに希釈し、ライゲーション緩衝
液4μ+ 、  0.2N−2−メルカプトエタノール
後T4−ON^リガーゼ(350tl/μl) 1μ+
で20℃・20時間反応させた。フェノール処理後、反
応液からエタノールにて沈殿させDNAを回収して組換
プラスミドpH0 33を得た。
一方、プラスミドpGll−L9に代えてプラスミドl
)CT1を用いて同様に処理して組換プラスミドI)N
O139を得た。
形質転換及びスクリーニング 組換プラスシトPND−33(  1.5gg720μ
m濃度のもの)10μmと大腸菌HB101をL br
oth 5+elで一晩培養し、更に 100μmであ
らためて培養、0.15八66Gになったら30分間氷
冷した。遠心分離後、沈殿物を50mHcac12 5
Gmlに懸濁、60分間水冷後、遠心し50 mH C
aC12−20%  alycerol 10mlにW
A?1したカルシウム処理菌0,11を混合、0℃に保
った。42℃に60秒間加熱した後、室温に戻した。
L−broth  ( Bacto − Trypto
ne− 1g, yeast    −EXtraCt
 o.sg, NaCI G.5  Q 、 gluc
ose o.1gを水1(loafで溶解 pH7.2
に調製したもの)11を加えて37℃・30〜60分イ
ンキュベートした。 次に13、OOOrpg+で5分
間遠心し、上清をすてた後、沈殿をL−broth 0
.3alに懸濁させた。0,11ずつ寒天培地(Bac
to −Tryptone  1g、 Yeast e
xtractO,5a 、 Ha(J 0.5g 、 
glucose 0.1gに寒天1.5gとアンピシリ
ン3−〇を加えたもの) 3枚に広げ各コロニーより得
られたプラスミド画分の制限酵素開裂地図が予定したO
H口33のそれと一致するコロニーを選択した。
寒天培地で増した菌を5TET buffer(8% 
5ucrose。
50eHTris−HCj!  (pH8,0)、  
50mHE[lT八 、  5%TritOn x 1
oo)に懸濁させた。
リゾデーム(101(1/ 11110.25HTri
s−IIcj!(1)H8,O)) 20μmを加えて
沸騰水中で60秒間加熱した後、13. GOOrpm
で10分間遠心した。
上清に1sopropanol O,5n+lを加えて
一20℃に30分間放置、13. GOOrpmで10
分間遠心した後、沈澱を■[緩衝液50μlに溶解し、
1sopropanol 80μlを加えて一20℃に
30分間放置、13.0OOrp−で10分間遠心した
後、沈殿を乾燥させた。
沈殿を82023.5μ+に溶解し、Buffer 6
μlとC1al  (10u/μI )  0.5μI
を加えテ37℃′c60分間反応させた後、58 Na
Cj!  1.2μI と 5ail(8u/μI)1
.5μmを加えて 37℃でさらに90分間反応させた
得られた液をフェノール処理し、エタノール沈殿後5%
PAGEにて電気泳動に付し、β−NGF遺伝子セグメ
ントを含む目的のDNAを大量に得た。
融合蛋白質発現型 −PH10 プラスミドpGII−19(微工研 菌寄第7606号
)5μaを標準緩衝液6μmにll濁し、ag+ rr
 12U及び5al132uを加え37℃2時間消化し
た。
反応液をフェノール抽出した後、エタノール沈殿を行っ
てDNAを回収。5%アクリルアシドグル電気泳動に付
し、長い二重g(DNA部分を抽出し、約3μgの直鎖
状二重鎖DNAであるベクターDNA pGf(−L9
/ Bgl ll−3at Iを得た。
得られたベクターDNA pGH−19/Bal ll
−8at  T(0,5μg/μm)3μmと、5°末
端にag+ uサイトを有しそれにつづ< l1e−G
lu−Gly−Ara (7) 7 ミ/酸コドンの塩
基配列を介しヒト神経成長因子の遼伝子(3°末端にS
at Iサイトそれにつづ< 5topeclcode
n)のカイネーション混合液(O13μg/μm)を3
μmにl−1208μmを加え、ライゲーション緩衝液
4μI0.282−メルカプトエタノール1μm中t’
T4−DNAIJガーゼ(350u/ μl )  1
μmで20℃・20時間反応させた。
フェノール処理後、反応液からエタノールにて沈殿させ
DNAを回収、直接発現型と同様にして形質転換を行い
、形質転換株E、コリ/PNF7を得た。
こうして得た[、コリ/pNF7を同様にしてリガーゼ
処理イソプロパツール沈殿させた。沈殿をH2O−20
,6u1ニ溶解し、buffer 6μl 、 58 
 NaC1O19μl  、  BりI  II   
(8u/l  )  1μm、  Sal  −1(8
11/μl)1.5μmを加えて37℃で90分間反応
させた。次にRNaSe −^ (101G /ml)
  0.2μmを加え37℃30分間反応させた。
得られた液をフェノール処理し、エタノール沈殿後5%
PAGEにて電気泳動に付し、β−NOF遺伝子セグメ
ントを含む目的のDNAを大量に得た。
実施例5     (発現) 実施例4で得られた E、コリ/ pND−33,E、
コリ/PNF7を下に示ず培地51で一晩培養した。
Ha211PO40,55a にIt2PO40,2゜ NaC1,065g N114(J!        O,t。
casamino acid    0.2gg1uc
ose       o、4gHClSO4,O,1m
mol CaCJ120.01 mmol thiallline−11CI!    1111g
ampicillin     2 mg次に上で得ら
れた培養液100μmをH(IcI2−0.2%cas
amino acid−0,4% Glucose−A
Illpillin(20Ug/l)−チアミン(10
Ug/l)の培地51で培養、 1時間後  3−in
dolacrylic acid    ′(10n+
o/ 1elエタノール)20μmを加え24時間培養
した。
培養終了後、遠心分離機で13.OOOrpm  5分
間遠心後、菌体を集めた。
その一部をSample Buffer −62,5a
+l  Tris−HCI(11116,8) 、  
2%SO35mHEDT^、 10% glycero
l。
35 iH2−mercaptoethanol 、 
 0.001% BPB −に懸濁、佛騰水中で5分間
加熱した後、遠心分離し、その上清について、0.1%
5O3−15%PAGEで電気泳動を行いE、コリ/ 
pND−33からは分子量1.3X 10’のもの、E
、コリ/DNF7からは分子け3.0X 10’のもの
が得られた。
この電気泳動パターンを第5図に示ず。
このパターンをデンシトメーターでスキtンニングを行
い、生成同を計算した。その結果 E、コリ/1)NO
33については全蛋白質の7zのβ−NGF、E、コリ
/pNF7ニツイテハ同U < 14% (7) HG
I+−β−NGF融合蛋白質の生成を認めた。
実施例 6 Coagulation factor Xaによるf
used proteinからのNGFの切断 5Aの89−cas medium中E、コリ/pNF
7をIAAで1nduction L/た後12時間培
養し、集菌し、約10g(湿重量)を得た。これを超音
波破砕し、10.000rpm 15分4℃で遠心し沈
澱をえた。これを78尿素−10iHTris −HC
j! (pH7,5)−20mHメルメルトエタノール
溶液50Id、に溶解し、10.OOOrpm、 15
分4℃で遠心して沈澱を除き、上清を同溶液にて100
−とし、同溶液にて平衡化したDEAE−セルローズ(
φ2.8xlScm)のカラムにかけ0から 1.3H
の食塩(全量11)による直線111度勾配法にJ:り
蛋白質を溶出し約7dずつ分画し、各フラクションを5
O3−12,5%PAGEにより目的物を検出し、水に
対して透析して約12IItgのfused prot
einをえた。この約aoμ(Jを100mHTris
−flcI2(pH8,0)中ractor Xa1μ
Uにより31℃1.5時間加水分解し分解物をアクリル
アミド電気泳動に付し、NGFと推定される分子量13
,000の分画を得た。
参考例(原料の潤製) 特願昭59−92084号明aS中に記載された通り、
以下の様にしてIlMした。
[オリゴヌクレオチドの合成] (1)  dcAcGTAAAAAGGGTAAr (
Uo、−2)の合成5°(4,4°−ビメトキシトリチ
ル)チミジン担体(100μ+101/G前記ポリスチ
レン樹脂20■)をピリジン中−夜室温で放置し次のよ
うな操作により縮合反応を行った。
操作 1)ジクロロメタン−メタノール(7:3 、V/V 
)  2dにより3回洗浄。
2)2%ベンゼンスルボン酸溶液(溶媒ジクロロメタン
−メチルアルコール、7:3>2dで2分間処理した後
、同じ混合溶媒で3回洗浄する操作を繰返して発色のな
くなることを確めた。
3)ピリジン2JI11!により3回洗浄。
4)5°−(4,4°−ジメトキシトリデル)−N−ペ
ンゾイルデオキシアデニリルーP(o−クロ[コフェニ
ル) −N−ベンゾイルデオキシアデノシン3’−(o
−クロロフェニル)ホスフェートのピリジン溶液(0,
2d。
同ジヌクレオチド20■を含む)を加え溶媒を減圧留去
した。
5)縮合剤、メシチレンスルホニル−3−ニトロトリア
ゾリド(20yi )のピリジン溶液(0,2d)を加
え40℃、20分間放置した。
6)ピリジン2#111により2回洗浄。
7) 0.1Mジメヂルアミノビリジンのピリジン溶液
(1,13m)および無水酢酸(0,2m>を加え10
分間放置した。
8)ピリジン2mにより3回洗浄。続いて上記2)以降
の操作を5’−(4,4°−ジメトキシトリチル)−N
−ペンゾイルデオキシアデニリルーP−(0−クロロフ
ェニル)デオキシアデノシン−3°−(0−クロロフェ
ニル)ホスフェートに代えて5°−(4,4°−ジメト
キシトリチル)−N−インブヂリルデオキシグアニリル
−P−(0−クロロフェニル)チミジン−3°−(0−
クロロフェニル)ホスフェートを用いて行い、さらに同
様の保護基を有するdGG、 dAA、 dAA、 d
TA、 dCGおよびdC八を用いて順次5°方向へD
MA鎖を延長した後、樹脂を0.5M トリメチルグア
ニジウム−ピリジン−2−フルドオキシメート[C,B
、 Reese et al、、 Tetrahedr
on Lett、、 2727(1978)]のジオキ
サン−水(9:1 )の溶液(1d)中38時間振とう
した。樹脂を50%ピリジン水により洗浄し炉液と洗液
を合せて減圧濃縮し、残漬に濃アンモニア水(15d 
)を加え密栓して55℃で5時間加温した。アンモニア
を留去し、ピリジニウム型強酸性陽イオン交換樹脂(d
ovex 50.商標)2−を加え、樹脂を50%ピリ
ジン水により洗浄し、炉液と洗液を合せて濃縮した。濃
縮液に少量の水を加え酢酸エチルでオキシムを抽出して
除いた。水層を水で希釈し、その一部を分取してジメト
キシトリチル基の定ktを行い全体の吊を推定した。ジ
メトキシトリチル基の分子吸光係数を71.700とす
ると77.4 A254ユニツトから 108μsol
の粗オリゴヌクレオチドが合成されたことがわかった。
水層を減圧乾固し残渣に80%酢酸10dを加え25℃
、30分間保った後溶媒を留去し、残渣を水と酢酸エチ
ルに溶解した。水層を濃縮した後、イオン交換クロマト
グラフィーにかけた。イオン交換体はDEAE−Toy
opearl 6503  (商標)を用いた。これを
カラム(0,7x21a)につめ7H尿素、20mN 
トリス−塩酸緩衝液(pH7,5)中、0.1〜0.3
Hの食塩濃度勾配で溶出する。紫外線吸収によりオリゴ
ヌクレオチドを検出し、中央部をとりセルロース膜を用
いて透析により脱塩し、12.3A 26oユニツト<
 615μo >を得た。IIPIc (C18シIJ
 カ’y’ )Iし担体)および−次元ホモクロマトグ
ラフィーで単一であることにより純度を確認し7.−0
2) [dAAcT八GTAへGcAAGTT(IIo
。)の合成1’01−2の場合と同様にして5’−(4
,4°−ジメトキシトリチル)チミジン担体を用い、ま
ず5°−(4,4゜−ジメトキシトリチル) 3’−P
−(o−クロロフェニル)デミジル酸を用いてU。1−
2の場合と同様にして縮合反応を行った。引続き第2−
1表中下線で示した単位で保!:l!!mを有するジヌ
クレオチドを用いて’01−2の場合と同様にして5゛
方向へのDNA @の延長、脱保v!1基および生成物
の精製分離を行い、Uooll、OA26.ユニット(
550μg)を得た。
3) [dTTGATCATGCGTTCAAGTGC
AT(Loo) ]5°−(4,4°−ジメトキシトリ
チル)−トベンゾイルデオキシアデノシン3’−(o−
クロロフェニル)ボスフェートを用いた他はuooの場
合と同様にし゛で第一段の縮合を行った。さらに第2−
1表中下線で示した単位で保護基を有するジヌクレオチ
ドを用いてU。1−2の場合と同様にしてDNA鎖延長
、脱保護基および生成物の精製分離を行い、Lo。8.
6 A260ユニツト(430μり)を得た。
4) [dCACGTAAAAAGGGTATCAT(
IIol−3)および[dCACGTAAAAAGGG
TATCGAAT (Uol−4)の合成]’01−2
の場合と同様にして5’−(4,4°−ジメトキシトリ
チル)チミジン担体を用い、5°−(4,4°−ジメト
キシトリチル)−N−ペンゾイルデオキシアデニリルー
P(o−クロロフェニル)デオキシアデノシン3°(0
−クロロフェニル)ホスフェートおよびこれに代えて5
°−(4,4°−ジメトキシトリチル)−トベンゾイル
デオキシシチジリルーP−(o−クロロフェニル)デオ
キシアデニン3°(0−クロロフェニル)ホスフェート
を用いて最初の縮合反応を行った。
引続き第2−1表中下線で示した単位で保護基を有する
ジヌクレオチドを用いてU。1−2の場合と同様にして
DNA鎖延長、脱保護基および生成物の精製分離を行い
、IJ   8.4626oユニツト(420μg)、
およびU    11.6^260ユニツト (580
μg)を得た。
5)[d丁TTTCCCATTAGC(L。1−2) 
、dTTTTcccATAGTAGc (Lol、、3
)、dTTTTCCCAT^GCTT^GC(Lol、
)の合成15’−(4,4’−ジメトキシトリデル)デ
オキシシチジン担体を用い、5’−(4,4°−ジメト
キシトリチル)−N−イソプブリルデオキングアノシン
3°(0−クロロフェニル)ホスフェートおよび5°−
(4,4°−ジメトキシトリチル)−トベンゾイルデ第
4:シアデニリル−P−(0−クロロフェニル)デオキ
シグアノシン3゛(O−クロロフェニル)ホスフェート
を用いて’01−2 ’00の場合と同様にして第一段
の縮合を行った。さらに第2−1表中下線で示した単位
で保護基を有するジヌクレオチドを用いてU。1−2の
場合と同様にしてDNA鎖延長、脱係a基および生成物
の精製分離を行い、[8,8A26oユニット(440
μQ)、1  9.5 A26.ユニット(475μg
) #にヒ101−411.2 A260 ユニyト(
560μg)を得た。
こうして調製したオリゴヌクレオチドの11 P L 
Cでのリテンション・タイムおよび叶へE〜セルロース
を用いた一次元ホモクロマトグラフイでのRIIl値を
第2−1表に示す。
6)[A部分を構成するオリゴヌクレオチドの調製]合
成ヒト生長ホルモン遺伝子のA部分を構成すべきオリゴ
ヌクレオチド(第2−2表記載のUAo〜U および’
AO〜’A6の14個)を5°−(4,4−ジメへ6 トキシトリヂル)デオキシグアノシン担体、 5゜−’
(4,4°−ジメトキシトリチル)チミジン担体および
5’−(4,4°−ジメトキシトリチル)デオキシシチ
ジン担体を用い、第2−2表記載のシーケンス部位の下
線で示した単位で、各々保護基を有するモノ−ジヌクレ
オチドまたはテトラヌクレオチドをU  およびU。0
の場合と同様にして3°末端側から5゛側へ向って順次
縮合させ、脱保護基および精製分離を行って調製した。
得られたオリゴヌクレオチドのクロマトグラフィーデー
タを第2−2表に示ず。
7)[B部分を構成するオリゴヌクレオチドの調製1合
成ヒト生長ホルモン膚伝子の8部分を構成づべきオリゴ
ヌクレオチド(第2−3表記載の’80〜U  および
’BO〜[B18の39個)を5°−(4,4”−ジメ
トキシトリチル)チミジン担体、5°−(4,4’−ジ
メトキシトリデル)デオキシアデノシン担体、5°−(
4,4°−ジメトキシトリチル)デオキシグアノシン担
体、および5’−(4,4°−ジメトキシトリチル)デ
オキシシチジン担体を用い、第2−3表記載のシーケン
ス部位の下線で示した単位で、各々保護基を有するモノ
−またはジヌクレオチドをU。1−2およびU。0の場
合と同様にして3°末端側から5゛側へ向って順次縮合
させ、脱保W!基および精製分離を行って調製した。得
られたオリゴヌクレオチドのクロマトグラフィーデータ
を第2−3表に示す。
8)[C部分を構成するオリゴヌクレオチドの調11]
合成ヒト生長ホルモン遺伝子のC部分を構成すべきオリ
ゴヌクレオチド(第2−4表記載のU。0〜UC12お
よびtCO〜LC11の25個)を5°−(4,4°−
ジメトキシトリチル)デオキシグアノシン担体、5°−
(4,4°−ジメトキシトリデル)デオキシアデノシン
担体、5’−(4,4°−ジメトキシトリチル)デオキ
シシチジン担体および5°−(4,4’−ジメトキシト
リチル)チミジン担体を用い、第2−4表記載のシーケ
ンス部位の下線で示した単位で、各々保Wt基を有する
七ノーまたはジヌクレオチドを’01−2およびU。0
の場合と同様にして3°末端側から5°側へ向って順次
縮合させ、脱保WI基および精製分離を行って調製した
。得られたオリゴヌクレオチドのクロマトグラフィーデ
ータを第2−4表に示す。
られた。
C1eared 1ysateにその1/10重量のP
EG粉末および1/10容量の588aClを加え、マ
グネヂックスターラーで完全に溶解さVた。0℃で1晩
放置した後、10.00Orpm 、 io分分速遠心
た。沈澱を上清から分離した後、これを31d、のTE
によく溶かしさらに少鉛のTEを加えC全体を正確に4
.16−にした。
これに5.OOg CsCl、0.5d EB溶液を加
えよく混合した。
2容のエタノールを加え、0℃、20分放置後10.O
oorpmで10分ffl遠心し、上清をよく除き、沈
澱番9dのTE−3arkosylによく溶かし、す’
3ニ少117)T[−3arkosylで9.529に
調製した。これにiog csCl、1d E8溶液を
混ぜて約20℃、36,0OOrplで36時間遠心し
た。ブラックランプ(360na)照射下プラスミドC
CDNAバンドを幅狭く回収した。
TIEN t’平衡化した5epharose CL−
48カラム(0,8x20α)に、得られたCCDNA
画分(0,8d)をそのまま加え、TENで自然流出法
によりグル濾過を行った。波長254nmにおける吸光
度でモニターして約5al!のvoid volume
 SDN八画へ、RNA1分、ざらに続いてFBおよび
C3CIが流出した。ON^画分に相当する最初のピー
クを集めてTEに透析してほぼ純粋なプラスミドDNA
を得た。
プラスミドI)HGHC−1l61Ugを得た。
[合成HGH遺伝子の調整」 pGHc−150,czg ヲ20IIHTris  
Hcl(pH7,5)−10aHβ−EtSll−17
5mHNaCNaC1−1OHgCj!2中Bg、9 
ll37.5U。
Sat l75Uを加え、37℃11時間インキュベー
トし反応停止、フェノール処理後、DNAをエタノール
沈でんさせ、5% ポリアクリルアミド電気泳動に付し
た。ゲルから、抽出を行いIIGII C部分遺伝子1
.5μrgを得た。IIGII A B部分遺伝子4μ
g、C部分遺伝子1.3tlQ 1.ニーDNAリガー
U3.611  (ベーリンガー・マンハイム)を加え
て、20℃20時間結合反応を行わせた。反応停止後、
CI!a116Uを加え、37℃8゜5時間インキュベ
ートし、更にNaCj! 2005M。
β−EtSH10g+Hになるように加えた後、Sal
 l50tlを加え、37℃14.5時間インキュベー
トした。反応停止後、フェノール処理し、エタノール沈
でんを行った。
合成HGII 31f伝子DNA約1μgを得た。、こ
のDNAについてマクサム・1=ルバート法によりシー
ケンシングを行い、これが前述した塩基配列からなるも
のであることを確認した。
p8R322プラスミド1μ9にEcoRIとTris
−HCJ HgCj!2.718  β−メルカプトX
 タ/ −/L/ カらなるQH7,4の緩衝液21μ
mおよび水を加えて総4t30μオとし、31℃、90
分同友応させた。反応液をフェノール抽出し、水相にエ
タノールを加えてEcoRI切断片を沈澱させて回収し
、水10μlに再溶解した。
一方ptrp ED5−1プラスミド5uQ G−ll
infI 100緩衡液(pH7,5) 45μAおよ
び水を加えて総社50μオとし、37℃、120分間反
応させた。フェノール抽出およびエタノール沈澱により
ON八へラグメントを回収し、20μm水に再溶解した
このllinfI断片を含む水溶液10μオにT4DH
Aボリメ−y−セ0.2U 、各5iH(7) dAT
P、 dGTP、 dCTPおよびdTTP各2.5μ
A1を含むpH8,7の緩衝液25μオならびに水を加
えて総量を75μオとし31℃で30分間反応を行った
。反応液のフェノール抽出およびエタノール沈澱を行い
得られた沈澱を乾燥させ、10s)l Tris  1
1cil! −1mHEDTA (TE)を含む1)H
8,Oの緩衝液10μオに溶解した。この溶液5μmを
5゜ GGAATTCC Ecoll ニリンカー CCTTAAGG” ’50
 p 10j、ポリヌクレオチドキナーゼ1uを含む緩
衝液5μA中37℃90分反応さぼた。得られた溶液1
μmと緩衝液13μm、丁4◎NAリガーゼ1Uを加え
て20℃で15時間反応させた。反応液をフェノール抽
出し、エタノール沈澱させて生成物を回収し、これをT
E−緩衝液10μmに溶解した。この溶液に EcoRI417緩衡液36.czJヲ加エテ37℃テ
3Ftf間反応させた。反応液をフェノール抽出したの
ちエタノール沈でんを行い、乾燥させ、緩衝液10μオ
に溶解した。こうして得たtrpプロモーター・オペレ
ータを含むON八へラグメントの溶液10μAとpBR
322をEcoRl:で切断したフラグメント10μA
丁4ONAリガーゼ1uを加え20℃15時間反応させ
、こうして得たpBR322のEcoRI部位にptr
p ED5−1由来のtrpプロモーター・オペレータ
を含むシーケンスヲ挿入シタ環状[INA  1/l 
1.: ECORI  10を加えて総N)30μぶと
し、31℃で600分間反応せてこのDNAを部分消化
し、フェノール処理を行って反応を停止ざ「た。エタノ
ール沈Cん後、丁[10μmにとかし、各51118 
d^TPおよびdTTPを含む溶液2.51 、  T
4ONAボリメラー120.2U J3よび緩衝液25
μAを加え、31℃30分間反応させ、フェノール抽出
、エタノール沈澱を行い、沈澱を50mHTris  
 HCj!、1011M   )4(lc4,0.51
18  ATP、10flHβ−EtSIl(pH7,
4)緩衝液50μmに溶解した。これにDNAリガーゼ
1uを加え、20℃15時間反応した。
フェノール処理後、エタノール沈でんを行い、乾燥した
後、緩衝液30μAに溶解、これにBa1If 11u
を加え37℃2時間反応させた。
フェノール抽出、エタノール沈澱を行ったのち沈澱を1
0μ7緩衡液にとかし、ptrp ED5−1の旧t+
4Iフラグメントの場合と同様にして、dN丁Pで付着
末端を満したのち、あらかじめ10 p IROIのF
coR11ノ ンカー    ”GGA八TへCCCC
TTAAGG5° の5°末端をリン酸化して加えロH
Aリガーゼ1u20℃15時間反応させてEcoRニリ
ンカーを付加した。更にこれをEcoR工で40,31
℃2時間で消化した。
こうして得たEcoRIテールを両端に持つ二重鎖DN
A  1agに緩衝液50μA  T4DNAリガーゼ
1υを加えて総6に51μぶとし20℃で反応させプラ
スミドPOCT2−9を生成させた。
この反応液でpHGHc−1のばあと同様にして、[1
コリに12/Km723を形質転換、抽出精製を行い、
プラスミドpOcT2−9を大量に得た。
こうして得たpOcT2−9プラスミド30μΩをpB
R322の場合と同様にしてt’Con Iで消化し、
フェノール抽出、エタノールによる沈澱を行い、得られ
た沈澱を乾燥させた緩衝液6Gμlに溶解し、そのうち
、6μj (3μg)を20mHTris−fl(J(
pH8,1)600sHHa(J、12mHHaC12
二12mHCaC4,1a+HEoTA中Bat 31
41を加えて30℃で5分間反応させたのら、フェノー
ル抽出を行って反応を停止させ、エタノール沈澱させ、
21μlの緩衝液に再溶解させた。
この溶液のうち、7μA (1ag)に5°AATCG
ATT C1a ニリンカー TTAGCTAA5°12..5
 p mol、T4DNAIlj−セ10 、緩衛液4
μフヲ加、120℃15時間で反応させた。
フェノール抽出、エタノール沈澱後、0.2μOのDN
A反応混合液を用いて[、コリ にm723を形質転換
した。得られた各形質転換株中のプラスミドDNAを(
Ja I  10,37℃90時間、nNa5e A 
0.2μ(737℃30時間反応を行い、更にTaq 
工1.6Uを加え、65℃−後反応させた。フェノール
処理後5xポリアクリルアミドゲル電気泳動を行い、T
aq ニーC1aIフラグメントが〜141 bp付近
のものを選んだ。
選んだプラスミドを含む形質転換株8個について、pO
cT2−9の場合と同様に増幅ならびにプラスミドDN
Aの精製分離を行い、各々100〜250μgのプラス
ミドを得た。これらDNAについて、マキサム・ギルバ
ート法により、塩基配列を調べ、trp E。
のS、 D、配列の直後にcca 1リンカ−の挿入さ
れているプラスミドDNAをpCTlと名付けた。
このプラスミドはpBI1322の[’coRI切断部
位(平滑化されたFCORエサイトが消えている)から
時計層りに(III)式の■と■の間の配列を介して大
腸菌トリプトファン プロモーター オペレーターに引
続< TrpE″iII伝子の一部が挿入され、またp
BR322の上記EcoR工切断部位から時計層りに8
8−旧サイトまでの全シーケンスとRam Hlサイト
より下流に約15bpの欠失とC1a エサイトの付加
により、trpt遺伝子と接続されて環状となっている
約4.3Kb、 El、のプラスミドである。
得られたプラスミドpCT1の(Ja l−8al I
7ラグメント1μ0、合成HG11遺伝子0.3μg1
 丁4DNA !J7j−t’ 0.6U (宝酒造)
を用い、66mNTris   lIC1(pH7,6
)  −6,6eHHgC1,、−0,5m14  A
TP  。
1G18β−EtSH中20中20カ22反応を停止さ
せ、フェノール処理、エタノール沈でん後、pCTlの
クローニゲの場合と同様にして大腸菌HB 101に形
質転換およびクローニングを行った。
更に同プラスミドの場合と同様にしてHGII gen
eを含むプラスミドを有9る形質転換株について、増幅
およびプラスミドの精製分離を行い、プラスミドpHG
111132μgを得た。
このプラスミドはpCT1プラスミドのC1aエナイト
から時計廻りにSal エサイトまでの配列の代りに合
成11GII geneが時計廻り方向に挿入された約
4.64にす、 D、のプラスミドである。
こうして得たpHGI+−1プラスミド20μg Hp
a 、I  121J37℃5時間、(Ja T2O1
,37℃15時間泊化、フェノール処理後エタノール沈
澱し、 得られた1lpaニーC1a−■所片のうち1
.5μg1さぎに調製した(2)式で現わされるDNA
フラグメント〜1pmol、T4DN八リガーゼ0.6
020℃、22時間反応させ、フェノール処理、反応停
止後、この反応液でpllGIIc−1の場合と同様に
してE、コリHB101に形質転換し、同様にクローニ
ゲを行い、形質転換株[1、コリ/pG11−L9を得
た。1lOcT2−9の場合と同様にして得られた[9
コリ/DGH−L9を培養し、pGll−[9の増幅、
精製、分離を行い、I)GH−1925μgを得た。得
られたpGH−19についてマクサム・ギルバート法に
よるシーケンシングを行い、このプラスミドがpBR3
22プラスミドのEco RI m 1fFJ部位中心
のA[(÷)鎖相補(−)鎖については月から反時計方
向へ向ってSat I開裂部位のT[(+)鎖、鎖相補
(−)鎖についではGまで]の3712に塩基鎖[(+
)鎖、鎖相補(−)鎖については3708塩基鎮]に相
当するシーケンスから時t1廻りに(IV)式のシーケ
ンスおよび(2)式で表わされるシーケンスが続ぎざら
にこれに引続き前述したヒト成長ホルモンをコードする
遺伝子[(■)式]が、同様に時計廻りに続き、その末
端が、上記p8R322のSat工開裂部位と結合して
いる4、5にす、p、のプラスミドであることを確認し
た。
[発明の効果] 本発明のβ−NGF3i伝子セグメントは大腸菌中で極
めて発現され易く、しかも合成的に容易に調製すること
ができる。また第二発明の方法によれば、このセグメン
トを効率よく製造できる。
本発明の組換プラスミドはこのβ−NGF3!伝子セグ
メントを効率よく増幅し、かつ適当な発現系を導入する
ことによって、これによって形質転換された撤物にβ−
NGF蛋白質を直接又は融合蛋白質の形での産性能を与
えることができる。
本発明の組換プラスミド(発現型)で形質転換された大
腸菌等の微生物はこれらの形のβ−NGF蛋白質を効率
よく産生りることができる。またこの微生物を用いる本
発明のβ−NGF蛋白質の製造方法はこの蛋白質を効率
よく製造することができる。更にまた本発明のβ−NG
F融合蛋白質は容易に天然形のβ−NGFに導くことが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明のβ−NGF遺伝子セグメ
ントの調製を説明Jる図であり、第4図は本発明の組換
えプラスミドの調製を説明する図であり、第5図は本発
明の方法でえられるβ−NGFのアクリルアミド電気泳
動パターンを説明する図であり、第6図ないし第11図
は本発明で原料として用いたプラスミドの調製を説明す
る図である。

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式 【DNA配列があります】 で表わされるDNA配列からなる、ヒト神経成長因子遺
    伝子セグメント。
  2. (2)ヒト神経成長因子遺伝子の上流側末端に、更に式 【DNA配列があります】 又は 【DNA配列があります】 (式中XはN末端よりIle Glu Gly Arg
    で表わされるアミノ酸配列をコードするDNA配列を、
    X′はその相補配列を示す)で表わされるDNA配列を
    、またその下流側末端に停止コドンを含み、制限酵素開
    裂末端で終る、式 【DNA配列があります】 (式中Yは最初の停止コドンの第二の塩基から制限酵素
    開裂末端の3′末端までを表わし、Y′はYの相補配列
    で、制限酵素開裂末端の5′末端までを表わす)で表わ
    されるDNA配列を有する特許請求の範囲第1項記載の
    ヒト神経成長因子遺伝子セグメント。
  3. (3)上流側に付加されるDNA配列のX及びX′が、
    式 【DNA配列があります】 で表わされる配列である特許請求の範囲第2項記載のヒ
    ト神経成長因子遺伝子セグメント。
  4. (4)下流側に付加されるDNA配列のY及びY′が、
    式 【DNA配列があります】 で表わされる配列である特許請求の範囲第2項又は第3
    項のいずれかの項記載のヒト神経成長因子遺伝子セグメ
    ント。
  5. (5)式 ^5^′CGATATGTCCTCC^3^′及び^5
    ^′GTGAGAGGAGGACATAT^3^′又は ^5^′GATCTTCXTCCTCC^3^′及び^
    5^′GTGAGAGGAGGAXGAA^3^′なら
    びに 【DNA配列があります】 及び ^5^′Y′AAC^3^′ で表わされるオリゴヌクレオチド(式中XはN末端より
    Ile Glu Gly Argで表わされるアミノ酸
    配列をコードするDNA配列を、X′はその相補配列を
    示し、Yは最初の停止コドンの第二の塩基から制限酵素
    開裂末端の3′末端までを、Y′はYの相補配列で同じ
    制限酵素開裂末端の5′末端までを示す)の相互に相補
    性のある組合せを選び、各組合せ毎に両者を水素結合さ
    せて二本鎖オリゴヌクレオチドとしたとき、相互に完全
    に接着し得る複数個の組合せのオリゴヌクレオチドの群
    をリガーゼの存在下で結合させて4個以上の二本鎖DM
    A断片を調製し、これを更にリガーゼの存在で結合させ
    ることを特徴とする、式【DNA配列があります】 で表わされる配列を含むヒト神経成長因子遺伝子セグメ
    ントの製造方法。
  6. (6)オリゴヌクレオチドのDNA配列中のX及びX′
    で表わされるDNA配列が、式 【DNA配列があります】 で表される配列であり、Y及びY′で表わされるDNA
    配列が、式 【DNA配列があります】 で表わされる配列である特許請求の範囲第5項記載の製
    造方法。
  7. (7)式 【DNA配列があります】 で表わされる配列のヒト神経成長因子遺伝子セグメント
    を含み、微生物中で自己増殖可能な組換プラスミド。
  8. (8)ヒト神経成長因子遺伝子の上流にこの遺伝子を発
    現可能に支配するプロモーター・オペレーター系を含み
    、このプロモーター・オペレーター系の上流とヒト神経
    成長因子遺伝子の下流との間に組換えプラスミドを自己
    増殖可能とする部分および薬剤耐性をコードする部分を
    含む、特許請求の範囲第7項記載の組換えプラスミド。
  9. (9)プロモーター・オペレーター系が、そのアッテネ
    ーター部分を欠く細菌のトリプトファンプロモーター・
    オペレーター系である特許請求の範囲第8項記載の組換
    プラスミド。
  10. (10)ヒト神経成長因子遺伝子の上流側末端に、更に
    式 【DNA配列があります】 又は 【DNA配列があります】 (式中XはN末端よりIle Glu Gly Arg
    で表わされるアミノ酸配列をコードするDNA配列を、
    X′はその相補配列を示す)で表わされるDNA配列を
    、またその下流側末端に停止コドンを含み、制限酵素開
    裂末端で終る、式 【DNA配列があります】 (式中Yは最初の停止コドンの第二の塩基から制限酵素
    開裂末端の3′末端までを表わし、Y′はYの相補配列
    で、制限酵素開裂末端の5′末端までを表わす)で表わ
    されるDNA配列を有するヒト神経成長因子遺伝子セグ
    メントを含むものである特許請求の範囲第7項ないし第
    9項のいずれかの項記載の組換プラスミド。
  11. (11)上流側に付加されるDNA配列のX及びX′が
    、式 【DNA配列があります】 で表わされる配列であるヒト神経成長因子遺伝子セグメ
    ントを含むものである特許請求の範囲第10項記載の組
    換プラスミド。
  12. (12)下流側に付加されるDNA配列のY及びY′が
    、式 【DNA配列があります】 で表わされる配列であるヒト神経成長因子遺伝子セグメ
    ントを含むものである特許請求の範囲第10項又は第1
    1項記載の組換プラスミド。
  13. (13)プロモーター・オペレーター系のメッセンジャ
    ーRNA転写開始点よりヒト神経成長因子遺伝子までの
    DNA配列が、式 【DNA配列があります】 で表される配列である特許請求の範囲第8項ないし第1
    2項のいずれかの項記載の組換プラスミド。
  14. (14)プロモーター・オペレーター系のメッセンジャ
    ーRNA転写開始点よりヒト神経成長因子遺伝子までの
    DNA配列が、式 【DNA配列があります】 (X及びX′は前記同様の意味を表わす)で表される配
    列である特許請求の範囲第8項ないし第12項のいずれ
    かの項記載の組換プラスミド。
  15. (15)式 【DNA配列があります】 で表わされる配列のヒト神経成長因子遺伝子を含み、微
    生物中で自己増殖可能な組換えプラスミドを細胞中に保
    有するエシェリシャ属に属する微生物。
  16. (16)組換プラスミドのヒト神経成長因子遺伝子の上
    流にこの遺伝子を発現可能に支配するプロモーター・オ
    ペレーター系を含み、このプロモーター・オペレーター
    系の上流とヒト神経成長因子遺伝子の下流との間に組換
    えプラスミドを自己増殖可能とする部分および薬剤耐性
    をコードする部分を含む特許請求の範囲第15項記載の
    微生物。
  17. (17)組換プラスミドのプロモーター・オペレーター
    系が、そのアッテネーター部分を欠く細菌のトリプトフ
    ァン プロモーター・オペレーター系である特許請求の
    範囲第16項記載の微生物。
  18. (18)組換えプラスミドのヒト神経成長因子遺伝子の
    上流側末端に、式 【DNA配列があります】 又は 【DNA配列があります】 (式中XはN末端よりIle Glu Glv Arg
    で表わされるアミノ酸配列をコードするDNA配列を、
    X′はその相補配列を示す)で表わされるDNA配列を
    、またその下流側末端に停止コドンを含み、制限酵素開
    裂末端で終る、式 【DNA配列があります】 (式中Yは最初の停止コドンの第二の塩基から制限酵素
    開裂末端の3′末端までを表わし、Y′はYの相補配列
    で、制限酵素開裂末端の5′末端までを表わす)で表わ
    されるDNA配列を保有するものである特許請求の範囲
    第15項ないし第17項記載の微生物。
  19. (19)上流側に付加されるDNA配列のX及びX′が
    、式 【DNA配列があります】 で表わされる配列であるヒト神経成長因子遺伝子セグメ
    ントを含む組換えプラスミドを保有する特許請求の範囲
    第18項記載の微生物。
  20. (20)下流側に付加されるDNA配列のY及びY′が
    、式 【DNA配列があります】 で表わされる配列であるヒト神経成長因子遺伝子セグメ
    ントを含む組換えプラスミドを保有する特許請求の範囲
    第18項又は第19項記載の微生物。
  21. (21)プロモーター・オペレーター系のメッセンジャ
    ーRNA転写開始点よりヒト神経成長因子遺伝子までの
    DNA配列が、式 【DNA配列があります】 で表される配列である組換プラスミドを保有する特許請
    求の範囲第16項ないし第20項のいずれかの項記載の
    微生物。
  22. (22)プロモーター・オペレーター系のメッセンジャ
    ーRNA転写開始点よりヒト神経成長因子遺伝子までの
    DNA配列が、式 【DNA配列があります】 (X及びX′は前記同様の意味を表わす)で表される配
    列である組換プラスミドを保有する特許請求の範囲第1
    6項ないし第20項のいずれかの項記載の微生物。
  23. (23)式 【DNA配列があります】 で表わされるDNA配列のヒト神経成長因子遺伝子を含
    み、微生物中で自己増殖可能でかつヒト神経成長因子を
    発現することのできる組換プラスミドを細胞中に保有す
    る、エシェリシャ属に属する微生物を栄養培地に培養し
    て、ヒト神経成長因子蛋白質を蓄積させてこれを採取し
    、必要に応じて血液凝固因子Xaで消化することを特徴
    とするヒト神経成長因子の製造方法。
  24. (24)ヒト神経成長因子蛋白質を直接発現させる特許
    請求の範囲第23項記載の製造方法。
  25. (25)ヒト成長ホルモンのN末端側の一部と血液凝固
    因子Xaの認識部位を有するオリゴペプチド連鎖を介し
    て融合された蛋白質の形の遺伝子産物を得、これを血液
    凝固因子Xaで消化する、特許請求の範囲第23項記載
    の製造方法。
  26. (26)ヒト神経成長因子遺伝子の上流に、アッテネー
    ター部分を欠く細菌のトリプトファン プロモーター・
    オペレーター系を含み、このプロモーター・オペレータ
    ー系の上流とヒト神経成長因子遺伝子の下流との間に薬
    剤耐性をコードする部分を含むプラスミドを細胞内に保
    有する微生物を用いる特許請求の範囲第23項ないし第
    25項のいずれかの項記載の製造方法。
  27. (27)組換えプラスミドのヒト神経成長因子遺伝子の
    上流側末端に、更に式 【DNA配列があります】 又は 【DNA配列があります】 (式中XはN末端よりIle Glu Gly Arg
    で表わされるアミノ酸配列をコードするDNA配列を、
    X′はその相補配列を示す)で表わされるDNA配列を
    、またその下流側末端に停止コドンを含み、制限酵素開
    裂末端で終る、式 【DNA配列があります】 (式中Yは最初の停止コドンの第二の塩基から制限酵素
    開裂末端の3′末端までを表わし、Y′はYの相補配列
    で、制限酵素開裂末端の5′末端までを表わす)で表わ
    されるDNA配列を有する微生物を用いる特許請求の範
    囲第26項記載の製造方法。
  28. (28)上流側に付加されるDNA配列のX及びX′が
    、式 【DNA配列があります】 で表わされる配列であるヒト神経成長因子遺伝子セグメ
    ントを含む組換えプラスミドを保有する微生物を用いる
    特許請求の範囲第27項記載の製造方法。
  29. (29)下流側に付加されるDNA配列のり及びY′が
    、式 【DNA配列があります】 で表わされる配列であるヒト神経成長因子遺伝子セグメ
    ントを含む組換えプラスミドを保有する微生物を用いる
    特許請求の範囲第27項又は第28項記載の製造方法。
  30. (30)プロモーター・オペレーター系のメッセンジャ
    ーRNA転写開始点よりヒト神経成長因子遺伝子までの
    DNA配列が、式 【DNA配列があります】 で表される配列である組換プラスミドを細胞内に保有す
    る微生物を用いる特許請求の範囲第27項ないし第29
    項のいずれかの項記載の製造方法。
  31. (31)プロモーター・オペレーター系のメッセンジャ
    ーRNA転写開始点よりヒト神経成長因子遺伝子までの
    DNA配列が、式 【DNA配列があります】 (X及びX′は前記同様の意味を表わす)で表される配
    列である組換プラスミドを細胞内に保有する微生物を用
    いる特許請求の範囲第27項ないし第29項のいずれか
    の項記載の製造方法。
  32. (32)式 【アミノ酸配列があります】 で表わされるヒト神経成長因子融合蛋白質。
JP60045773A 1985-03-09 1985-03-09 ヒト神経成長因子遺伝子セグメント Pending JPS61205485A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60045773A JPS61205485A (ja) 1985-03-09 1985-03-09 ヒト神経成長因子遺伝子セグメント

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60045773A JPS61205485A (ja) 1985-03-09 1985-03-09 ヒト神経成長因子遺伝子セグメント

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61205485A true JPS61205485A (ja) 1986-09-11

Family

ID=12728611

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60045773A Pending JPS61205485A (ja) 1985-03-09 1985-03-09 ヒト神経成長因子遺伝子セグメント

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61205485A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01211490A (ja) * 1988-02-19 1989-08-24 Tosoh Corp ヒト神経成長因子遺伝子セグメント
EP0859056A2 (en) * 1988-11-22 1998-08-19 Syntex (U.S.A.) Inc. Human nerve growth factor

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01211490A (ja) * 1988-02-19 1989-08-24 Tosoh Corp ヒト神経成長因子遺伝子セグメント
EP0859056A2 (en) * 1988-11-22 1998-08-19 Syntex (U.S.A.) Inc. Human nerve growth factor
EP0859056A3 (en) * 1988-11-22 1999-03-24 Syntex (U.S.A.) Inc. Human nerve growth factor

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0211148B2 (en) Mature human leukozyte interferons, process for their bacterial production, intermediates therefor and compositions containing them
EP0282042B1 (de) Neue Fusionsproteine und deren Reinigung
AU736707B2 (en) Trimerising module
JP2557053B2 (ja) 腫瘍壊死因子の精製、製造および使用法
US6610830B1 (en) Microbial production of mature human leukocyte interferons
KR920007439B1 (ko) 하이브리드 인간 백혈구 인터페론
JPH0657154B2 (ja) 所望のポリペプチドを発現させるためのクローニングビーイクル
HU193512B (en) Process for preparing hybride interferones from human erythrocytes
JPH0513630B2 (ja)
IE51679B1 (en) Microbial production of human fibroblast interferon
JPH0630582B2 (ja) Dna導入ベクタ−
JPH0240080B2 (ja)
US4801685A (en) Microbial production of mature human leukocyte interferon K and L
CH670654A5 (ja)
JPS6394991A (ja) 酸性繊維芽細胞成長因子のクロ−ニング及び発現
IE57664B1 (en) The preparation of polypeptides having an amide carboxyl terminal end
DE3751081T2 (de) [Leu 13] Motilin, dessen kodierende DNS-Moleküle und Verfahren zu dessen Herstellung.
JPS61205485A (ja) ヒト神経成長因子遺伝子セグメント
JP2612264B2 (ja) Dna配列体
JPH01211490A (ja) ヒト神経成長因子遺伝子セグメント
JPS61149089A (ja) Dna塩基配列、ポリペプチド分泌発現ベクター及び形質転換微生物
JPH07143885A (ja) ポリペプチドをコード化するdna配列
JPS60234584A (ja) 組換プラスミド
KR910009901B1 (ko) 하이브리드 인간 백혈구 인터페론
KR100232658B1 (ko) 대장균에서 인간 혈소판 생성 촉진인자의 제조방법