JPS6120546Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6120546Y2 JPS6120546Y2 JP1978112884U JP11288478U JPS6120546Y2 JP S6120546 Y2 JPS6120546 Y2 JP S6120546Y2 JP 1978112884 U JP1978112884 U JP 1978112884U JP 11288478 U JP11288478 U JP 11288478U JP S6120546 Y2 JPS6120546 Y2 JP S6120546Y2
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- JP
- Japan
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- dial
- transparent resin
- resin layer
- polishing
- painting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、時計用文字板に関するものである。
従来の時計用文字板は、文字板基板上面にメツ
キ、塗装などの表面処理を施した後、その上面に
スプレー塗装により透明樹脂層、又は不透明樹脂
層を形成させている。この方法だと上面の透明又
は不透明樹脂層の表面が、いわゆるユズ肌となり
平滑度が悪く、その上、前記透明樹脂層が非常に
厚く外観的にも見栄えが良くなく、高級品として
は使用できなかつた。又、文字板基板上面の平滑
度が優れているもので貴石文字板がある。これは
文字板基板上に貴石類を接着剤により貼り合わせ
た後貴石上面を研磨するもので、研磨する上での
技術的条件管理が難しく、長時間を費やすため、
非常にコストが高いものである。その上、貴石類
であるため植字等を付けるための穴加工が非常に
難しく不可能に近い。又、有色塗装面を研磨して
平滑面を得る方法が考えられているが、この方法
では表面のユズ肌を取り除いて平滑度が得られる
が塗装の濃淡のむらが発生する。すなわち加工の
精度や文字板基板の反りや歪みにより、有色塗装
の厚みが一定にならず、一枚の文字板上に厚い部
分と極めて薄い部分とのむらが生じ、明暗のむら
となる。
キ、塗装などの表面処理を施した後、その上面に
スプレー塗装により透明樹脂層、又は不透明樹脂
層を形成させている。この方法だと上面の透明又
は不透明樹脂層の表面が、いわゆるユズ肌となり
平滑度が悪く、その上、前記透明樹脂層が非常に
厚く外観的にも見栄えが良くなく、高級品として
は使用できなかつた。又、文字板基板上面の平滑
度が優れているもので貴石文字板がある。これは
文字板基板上に貴石類を接着剤により貼り合わせ
た後貴石上面を研磨するもので、研磨する上での
技術的条件管理が難しく、長時間を費やすため、
非常にコストが高いものである。その上、貴石類
であるため植字等を付けるための穴加工が非常に
難しく不可能に近い。又、有色塗装面を研磨して
平滑面を得る方法が考えられているが、この方法
では表面のユズ肌を取り除いて平滑度が得られる
が塗装の濃淡のむらが発生する。すなわち加工の
精度や文字板基板の反りや歪みにより、有色塗装
の厚みが一定にならず、一枚の文字板上に厚い部
分と極めて薄い部分とのむらが生じ、明暗のむら
となる。
本考案は以上のような従来技術の欠点を除き、
安価にしかも簡単に高品質な文字板を提供するも
のである。
安価にしかも簡単に高品質な文字板を提供するも
のである。
以下図面に示す実施例によつて説明する。
第1図は従来例で、所定の摸様3を付けた文字
板基板4の上面にメツキ、塗装等2の表面処理を
施した後、更にその上面にスプレー塗装により透
明樹脂層8を形成させたもので、スプレーコーテ
イング法で行うため透明樹脂層8の上面の平滑度
が悪く、その上透明樹脂層8が厚く且つユズ肌と
なるため、外観的に見栄えが良くなく高級品とし
て採用されていない。
板基板4の上面にメツキ、塗装等2の表面処理を
施した後、更にその上面にスプレー塗装により透
明樹脂層8を形成させたもので、スプレーコーテ
イング法で行うため透明樹脂層8の上面の平滑度
が悪く、その上透明樹脂層8が厚く且つユズ肌と
なるため、外観的に見栄えが良くなく高級品とし
て採用されていない。
次に第2図は本考案の実施例の文字板断面図を
示し、文字板基板4の下面に、ムーブメントに固
定するための足5を取付け、文字板基板4の上面
に摸様3を付けた上に塗装により有色塗装膜7を
形成する。次に有色塗装膜7の変色、剥れ等の防
止のため透明樹脂層を該有色塗装膜7の直上にス
プレーコーテイングにて形成する。後工程で研磨
処理工程があるため、透明樹脂はスプレーコーテ
イング後の肉やせが少なく、硬度の高い物が良
い。その上更に透明度、光沢の優れているものが
望ましい。次にポリシング、ラツピング等の研磨
方法により、透明樹脂層の上面を研磨し上面の平
滑度及び膜厚を薄く一定厚にし、所要の光沢を出
して、透明樹脂薄膜層1を形成する。尚、研磨過
多を防ぐため予め適正な研磨条件を求めておく。
研磨後、洗浄、乾燥を行う。
示し、文字板基板4の下面に、ムーブメントに固
定するための足5を取付け、文字板基板4の上面
に摸様3を付けた上に塗装により有色塗装膜7を
形成する。次に有色塗装膜7の変色、剥れ等の防
止のため透明樹脂層を該有色塗装膜7の直上にス
プレーコーテイングにて形成する。後工程で研磨
処理工程があるため、透明樹脂はスプレーコーテ
イング後の肉やせが少なく、硬度の高い物が良
い。その上更に透明度、光沢の優れているものが
望ましい。次にポリシング、ラツピング等の研磨
方法により、透明樹脂層の上面を研磨し上面の平
滑度及び膜厚を薄く一定厚にし、所要の光沢を出
して、透明樹脂薄膜層1を形成する。尚、研磨過
多を防ぐため予め適正な研磨条件を求めておく。
研磨後、洗浄、乾燥を行う。
次に第3図の様に、研磨した透明樹脂薄膜層1
の上に所定の印刷、植字等6を付け文字板を完成
させる。
の上に所定の印刷、植字等6を付け文字板を完成
させる。
以上の様に本考案により作られた文字板は、文
字板基板の上方にスプレーコーテイングによつて
形成された有色塗装膜と、この有色塗装膜の直上
に形成した平滑度を有する透明樹脂薄膜色との二
重膜層構造により文字板の有色塗装膜の摸様が鮮
明にしかも深みを伴つて美しく見え、外観品質が
数段アツプする。その上、透明樹脂薄膜層が非常
に薄く出来るため、文字板の総厚を従来のものと
同等に抑えることができる。
字板基板の上方にスプレーコーテイングによつて
形成された有色塗装膜と、この有色塗装膜の直上
に形成した平滑度を有する透明樹脂薄膜色との二
重膜層構造により文字板の有色塗装膜の摸様が鮮
明にしかも深みを伴つて美しく見え、外観品質が
数段アツプする。その上、透明樹脂薄膜層が非常
に薄く出来るため、文字板の総厚を従来のものと
同等に抑えることができる。
又、加工においても、従来多用されている塗装
によつて下地有色樹脂層を設け、更に透明樹脂層
を研磨するだけで貴石文字板と同等の文字板を短
時間で簡単にしかも安価で作ることができる。
によつて下地有色樹脂層を設け、更に透明樹脂層
を研磨するだけで貴石文字板と同等の文字板を短
時間で簡単にしかも安価で作ることができる。
第1図は従来の文字板断面図、第2図は本考案
の文字板断面図、第3図は本考案により完成した
文字板の平面図である。 1……透明樹脂薄膜層。2……メツキ、塗装、
3……摸様、4……文字板基板、5……足、6…
…印刷、植字、7……有色塗装膜、8……透明樹
脂層。
の文字板断面図、第3図は本考案により完成した
文字板の平面図である。 1……透明樹脂薄膜層。2……メツキ、塗装、
3……摸様、4……文字板基板、5……足、6…
…印刷、植字、7……有色塗装膜、8……透明樹
脂層。
Claims (1)
- 文字板基板の上面に有色樹脂層を塗装により形
成し、該有色樹脂層の直上に平滑面を有する透明
樹脂薄膜層を形成したことを特徴とする時計用文
字板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978112884U JPS6120546Y2 (ja) | 1978-08-17 | 1978-08-17 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978112884U JPS6120546Y2 (ja) | 1978-08-17 | 1978-08-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5538201U JPS5538201U (ja) | 1980-03-12 |
JPS6120546Y2 true JPS6120546Y2 (ja) | 1986-06-20 |
Family
ID=29062158
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978112884U Expired JPS6120546Y2 (ja) | 1978-08-17 | 1978-08-17 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6120546Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59140394A (ja) * | 1983-01-27 | 1984-08-11 | Kawaguchiko Seimitsu Kk | 時計用文字板 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5022663A (ja) * | 1973-06-27 | 1975-03-11 | ||
JPS5067167A (ja) * | 1973-10-16 | 1975-06-05 | ||
JPS50104675A (ja) * | 1974-01-22 | 1975-08-18 | ||
JPS5137263A (ja) * | 1974-09-26 | 1976-03-29 | Seiko Instr & Electronics | Udedokeiyomojiban |
JPS5194257A (ja) * | 1975-02-17 | 1976-08-18 | Seramitsukumojiban |
-
1978
- 1978-08-17 JP JP1978112884U patent/JPS6120546Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5022663A (ja) * | 1973-06-27 | 1975-03-11 | ||
JPS5067167A (ja) * | 1973-10-16 | 1975-06-05 | ||
JPS50104675A (ja) * | 1974-01-22 | 1975-08-18 | ||
JPS5137263A (ja) * | 1974-09-26 | 1976-03-29 | Seiko Instr & Electronics | Udedokeiyomojiban |
JPS5194257A (ja) * | 1975-02-17 | 1976-08-18 | Seramitsukumojiban |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5538201U (ja) | 1980-03-12 |
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