JPS61205460A - シ−ト状魚肉ねり製品の製造法とその装置 - Google Patents

シ−ト状魚肉ねり製品の製造法とその装置

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JPS61205460A
JPS61205460A JP59250722A JP25072284A JPS61205460A JP S61205460 A JPS61205460 A JP S61205460A JP 59250722 A JP59250722 A JP 59250722A JP 25072284 A JP25072284 A JP 25072284A JP S61205460 A JPS61205460 A JP S61205460A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
surimi
blank
ground meat
rotating drum
Prior art date
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Pending
Application number
JP59250722A
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English (en)
Inventor
Akiji Kotani
明司 小谷
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Amano Jitsugyo Co Ltd
Original Assignee
Amano Jitsugyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ 、産業上の利用分野 本発明は食品製造分野、就中魚肉ねり製品製造分野にお
いて利用されるべきものである。
口、従来の技術 従来の魚肉ねり製品製造技術においてはシート状魚肉ね
り製品は乾燥技術と結合されて乾燥ねり製品、特にのし
するめやビーフジャーキーの模造品を製造する技術とし
て発展してきた。その原理は中空薄板状のノズルよシす
り上シ身を吐出させるか、あるいは相対向して回転する
一対のローラー間よシすり上シ身を押し出して一様厚さ
のシート状物とするものである。これらのシート状物は
け無端ベルトあるいは回転ドラム、鉄板、ステンレス板
(これらはテフロン樹脂コーチングされておれば好まし
い。)上に塗布され、蒸煮、ふく射等の加熱手段により
凝固せしめられる。(例えば特公昭55年40024号
を参照されたい。) また、スチック状のかに足かまぼこの製造においても中
間工程において同様の技術が用いられている。(例えば
特公昭55年42826号を参照のこと、)ハ1発明が
解結しようとする問題点 本発明は細工かまぼこ、あるいはそう菜等の素材として
用いうる数色よシなる地模様を有する魚肉ねり製品のシ
ート状物を製造する方法と装置を提供せんとするもので
ある。従来よシ厚さ2〜3■程度のかまぼこのシート状
物は巻きもの材、包み材として用S≠でいたが、無地の
ものか、たかだか無地のシートの上に地色と異なる色の
線状のすり上り身を上のせして凝固せしめた単純なデザ
インのものでしかなかった。通常これらは無端ベルト、
あるいは回転ドラムを用いてエンドレスの形状で製造さ
れ、適宜切断されて商品とされる。なお筋目模様のもの
はエンドレスのシート状の地の上に細孔よシ吐出せしめ
た線状のすり上シ身を連続的に上のせしつつ加熱するこ
とによシ容易にエンドレスのものを製造しうる本発明者
はこのようなシート状魚肉ねり製品にもっと多様なデザ
インを導入することを企図し本発明を完成した。
二0発明の構成 本発明の製造法に関する構成は以下のようである(A)
すり上り身をシート状に無端ベルト、あるいは回転ドラ
ム上に塗布する。ただし、エンドレスに製造しない場合
には適当な材質の板上に塗布してもよい。すり上シ身を
塗布する場合には必ず後に他色のすり上り身を刷シこむ
部分に一定形状の空白部を設けておく。この工程は新規
なものであるのでさらに詳しく説明する。
一定の形状の空白部を形成しつつすり上シ身をシート状
に成形する技術は従来の魚肉ねり製品製造分野では知ら
れていなかった。これを実現する具体的手段は次のよう
である。
第1図に示される型わくにスクリーン(目のあらo、5
″ さは2〜数瓢程度)を張り、空白部に相当する板状物を
接着しておく。また型わくの下面には塗布するすり上り
身が逃げないように、四辺にエツジを設けておき板状物
とエツジの厚さく高さ)は塗布しようとするすり上り身
のシート状物の厚さに調整する。
型わくの一端に必要量のすり上シ身を供給しておき、型
わくの内のシの巾を有するスクレーパー、ないしはロー
ラーを、すり上シ身をスクリーン面に圧しつつ他端へ走
査させスクリーンを介して塗布させる。塗布が終れば型
わくを取り去る。この際に無端ベルト、あるいは回転ド
ラムを断続的に前進させ、型わくの上下運動、スクレー
パー(またはローラー)の走査、さらにはすり上り身の
供給をリンクさせれば自動連続成形が可能となる。さら
に、無端ベルトにとシ、すり上り身を柔かめに調製(例
えば重合リン酸塩の添加、加水量を多めにすること、卵
白を多めに添加すること、すり上シ身を低温に保持する
こト等の技術を用いる。)し、エツジの厚ミヲ薄くスれ
ば、すり上シ身は自重によって流れてくっつき合うので
エツジの跡は接着されて連続したシート状物とすること
ができる。必要ならば接着を促すために水、油等で湿せ
たローラーで軽く圧して接着を強制してもよい。
■)次に塗布されたすり上シ身のシート状物の空白部に
他色のすり上り身を充てんする。
この技術も新規である。この操作を行なうために塗布さ
れたすり上シ身を加熱し凝固させる。加熱手段としては
蒸煮、ふく射、マイクロ波等をあげうる0加熱凝固の程
度として完全にかまぼこ化させることから、軽くすわら
せてすり上シ身の粘着性を失わさせる程度までを場合に
応じて選べばよい。このようにして凝固せしめられたす
り上シ身のシート状物の上に、シート状物の空白部に略
等しい形状の空所を有する薄板を、シート状物の空白部
と薄板の空所とが略一致するように重ね合せて密着させ
、薄板の上からその空所を通してすり上シ身を刷シこむ
。シート状物の空白部が小さい場合には空所部をその形
状に打ち抜いた薄板を使用しうるが、一般的にはμ)で
述べたようなスクリーンを用いるのが便利である。これ
を介して(A)において述べたと同様の方法によってす
り上υ身をシート状物の空白部に刷りこむ。
なお、シート状物の空白部の一部分にのみ一回目の刷り
こみを行ない、次に色を変えて残余の空白部への刷りこ
み操作をくり返せば多色模様のシ、−ト秋物を製造しう
る。また、シート状物の同−空白部に数回の刷りこみを
行なう場合には、−回の刷りこみによって残される空白
部とその刷シこみ操作によって形成された部分との境界
を明確にするために、薄板ないしはスクリーンの残留空
白部との境界にエツジを設けることが望ましい。
必要ならば、空白部に対する刷シこみ操作と次の刷シこ
み操作との間に加熱凝固操作を介在させて刷りこまれた
すり上シ身が次回の刷シこみ操作中Kかく乱されて模様
が乱れることを防止する。
(C)かくして得られる多色模様シート状物は加熱され
全体が凝固せしめられる。加熱手段としては伊)にあげ
たものを用いればよい。
(功凝固せしめられたシート状物は、その下面に薄いス
クレーパー等のはぎ取り手段を作用させることによって
、無端ベルト、回転ドラム、板等よりひきはがされる。
ただし、多くの場合シート状物が熱いときには強度が不
足してはぎ取り中に破れてしまうので、はぎ取り手段の
前に冷却手段を設けるのが好ましい。冷却手段としては
例えば常温、あるいは冷却された風を吹きつける送風機
が例示される。
かくして得られるシート状魚肉ねり製品は適当長さに切
断し、余白を切り落し、包装後冷凍あるいは真空加熱パ
ックを施せば流通しうる商品とすることができる。
無端ベルト、あるいは回転ドラム上にすり身塗布手段、
加熱手段、一つあるいは数個の刷りこみ手段とそれに付
属する加熱手段、珈鴫i曙ヒ冷却手段、かき取り手段等
を順次設置すれば一貫した連続操作とすることができる
が、送り操作、塗布、刷シこみの操作、すり上シ身の供
給操作等をシークエンサー、コンピューター等によpリ
ンクさせて制御する必要のあることは言うまでもない。
さらに本発明の製造装置を図面に即して説明する第1図
はすり上シ身の塗布手段の一例である。aは平面図、b
は断面図を示す。すり上シ身8はスクレーパー6の矢印
方向への移動によってスクリーン1を介して無端ベルト
、もしくは板上に、板状物2の余白を残して塗布される
第2図の場合にはスクレーパーに代えて、ローラー9の
矢印方向への移動によシ塗布が行なわれる。
いづれの場合にも塗布されるすり上り身の厚みは、エツ
ジ3の高さ、板状物2の厚みによ、り調整される第3図
は回転ドラムを用いた塗布手段を示す。第1.2.3図
のいづれにおいても型わくの両端よシ交互にすり上シ身
を供給し、スクレーパー、あるいはローラーの往復運動
のいづれにおいても塗布しうるようにするのが好ましい
第4図は刷シこみ手段に用いる薄板、もしくはスクリー
ンを示す。11は薄板(通常スクリーンに耐水性の被膜
を張ったものを用いる。)を示す。これを81.2.3
図に示すような型わくに取シつけて、すり身供給手段、
スクレーパー(ローラー)を付設せしめれば刷シこみ手
段となしうる。
第5図は無端ベルト上に各手段を順次配列した本発明の
製造装置である。図中7はすり上り身供給ノズズルを示
し、各塗布手段ないしは刷りこみ手段の両端に二個づつ
付設し、スクレーパーあるいはローラーの往復運動に応
じて切シ換えて必要量のすり上シ身を供給する。12は
シート状物を形成するためのすり上り身塗布手段、13
はすり上り身の刷シこみ手段である。13によってシー
ト状物の空白部は色違いのすり上り身によシ充てんされ
て行く。14は加熱手段であり、シート状物あるいは逐
次光てんされるすり上シ身の色模様はこれらにより加熱
凝固、固定される。15は冷却手段であシ、シート状物
はこれにより急速に冷却され、はぎ取りに必要な強度を
与えられる。16ははぎ取シ手段としてのスクレーパー
を示す。17は押えローラーであり、すり上シ身の塗布
あるいは刷りこみの際の無端ベルトのたわみを防止する
作用を行なう。
第6図は回転ドラムを用いる本発明の連続操作用の製造
装置を示す。
くに接する外辺部にはエツジを設けてすり上り身の漏出
を防止するのが良い。ただし、連続シートとして成形す
る場合には各シート単位が互いに接して刷シこまれてい
くのでエツジは必ずしも設けなくとも良い。J次の刷り
こみに続いて第9図のスクリーン用いて第三番目の色の
すり上り身を刷りこむことにより三色の市松模様のシー
ト状物を製造しうる。
えは、第12図に示すような変り市松模様のシート状物
を得る。
ホ、実施例 実施例1 スケンー冷凍工船すり身(日本水産(株)製峰島丸特)
 loo部、食塩3部、卵白15部、でんぷん8部、グ
アニル酸ソーダO,1部、HAP粉末製剤1.5部かに
エキス2部、重合リン酸ソーダ塩製剤0.1部を常法に
てらいかい混合して、氷水60部にて水のばしし、5℃
にてすり上げる。一部を取り、モナスカス色素、クチナ
シ色素にて赤色、黄色のすり上り身を調製する。
第5図の装置にて、第7図のスクリーンをすり上り身塗
布手段に装着する。板状物2は厚さ2+1111、エツ
ジ3は高さ2■とする。コンベアーの送シは、塗布され
るすり上り身のシート状物の、コンベアーの進行方向の
中相当分のピッチにて寸動させることによって行なう。
エツジ厚みは0.3瓢とする。シート状物は加熱器14
aにより軽く蒸煮して凝固させ、刷シこみ手段13aに
第8図のスクリーンを装着して赤色のすり上り身を塗布
し、加熱手段141)によシ凝固させる。次いで刷シこ
み手段131)に第9図のスクIJ−ンを装着し黄色の
すり上シ身を刷シこむ。完全に余白の無くなったシート
状物は加熱器14cによシ凝固せしめられ冷却器15に
よシ冷され、スクレーパー16によシはぎ取られる。
かくして三色市松模様のシート状魚肉ねり製品の無端製
品を得る。
嚢施例2 実施例1においてすり上り身を第7図のスクリーンによ
り塗布する。第一次の刷りこみは第10図の、第二次は
第11図のスクリーンにて行ない、第12図の図柄単位
が無端に連続した、変り市松模様のシート状物を得る。
へ、本発明の効果 (A)従来未知であった多色模様のシート状魚肉ねり製
品の製造方法と、その実施のための装置を提供するもの
である。
申)必要ならば連続くり返し多色模様の魚肉ねり製品の
シート状物を無端状物として製造する方法と装置を提供
するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は型わくと付属物の一例を示す。aは平面図、b
は断面図である。図中、1はスクリーン、2は板状物、
3はエツジ、4は型わく、5はコンベアー、6はスクレ
ーパー、フはすり上シ身供給ノズル、8はすり上り身を
示す。 第2図は型わくと付属物の一例を示す。図中、7はすり
上シ身供給ノズル、9はローラーを示す。 第3図は回転止Σ−一、型わくとその付属物を示す。図
中、        2は板状物、3はエツジ1,4は
型わ<、6はスクレーパー、7はすり上り身供給ノズル
、8はすり上シ身、10は回転ドラムを示す。 第4図はすり上り身刷シこみ用の薄板、−またはスフリ
ーンを示す。図中、1はスクリーン、11は薄(を示す
。 第5図は連続作業用の無端ベルトコンベアー付製造装置
を示す。図中7はすり上シ身供給ノズル、12はすり上
シ身塗布手段、13はすり上シ身刷シこみ手段、14は
加熱手段、15は冷却器、16はスクレーパーを示す。 第6図は回転ドラム付製造装置を示す。2図中、フはす
り上り身供給ノズル、lOは回転ドラム、12はすり上
シ身塗布手段、13はすり上り身刷りこみ手段、14は
加熱手段、ユ5は冷却手段、16はスクレーパーを示す
第8図は三色市松模様の製造に用いる一次の刷りこみ手
段用の薄板、またはスクリーンを示す。 第10は変り市松模様の製造に用いる一次の刷りこみ手
段用の薄板、またはスクリーンを示す。aは平面図、b
はエツジの位置を示す平面図を示す。図中、またはスク
リーンを示す。 第12図は三色の変り市松模様を有するシート状魚肉ね
り製品の図柄単位を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)無端ベルト、回転ドラム、あるいは板上に一定形
    状の空白部を設けてすり上げ身をシート状に塗布し一た
    ん凝固せしめた後、すり上り身のシート状物の空白部と
    略等しい形状の空所を設けた薄板をすり上り身のシート
    状物の空白部と薄板の空所とを略一致させるように重ね
    合せ、薄板上よりすり上り身をシート状物の空所に一回
    ないし複数回刷りこんでシート状物の空白部を充てんし
    た後に、シート状物の全体を加熱凝固せしめ、無端ベル
    ト、回転ドラム、あるいは板よりはぎ取ることを特徴と
    するシート状魚肉ねり製品の製造法。
  2. (2)無端ベルト、あるいは回転ドラム上に、下面に一
    定形状の板状物をはりつけたスクリーンを介してすり上
    り身を塗布する手段、塗布されたすり上り身のシート状
    物を凝固せしめる加熱手段、すり上り身のシート状物に
    形成された空白部と略等しい形状の空所を有する薄板を
    介してすり上り身をシート状物の空白部に刷りこむ一つ
    または複数個の手段、空白部を充てんされたすり上り身
    のシート状物を加熱する手段、および加熱凝固されたす
    り上り身のシート状物を無端ベルト、あるいは回転ドラ
    ムよりはぎ取るための手段を順次設けることを特徴とす
    るシート状魚肉ねり製品の製造装置。
JP59250722A 1984-11-27 1984-11-27 シ−ト状魚肉ねり製品の製造法とその装置 Pending JPS61205460A (ja)

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