JPS6120493Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6120493Y2
JPS6120493Y2 JP12121380U JP12121380U JPS6120493Y2 JP S6120493 Y2 JPS6120493 Y2 JP S6120493Y2 JP 12121380 U JP12121380 U JP 12121380U JP 12121380 U JP12121380 U JP 12121380U JP S6120493 Y2 JPS6120493 Y2 JP S6120493Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
light
level
rotating disk
amplifier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP12121380U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5744455U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP12121380U priority Critical patent/JPS6120493Y2/ja
Publication of JPS5744455U publication Critical patent/JPS5744455U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6120493Y2 publication Critical patent/JPS6120493Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電力量計の試験標検出装置の改良に係
り、特に外部光の影響を除去し正確に試験標を計
数できる電気回路を備えた電力量計の試験標検出
装置に関する。
電力量計においては回転円板の周縁の一部に試
験標(マーク)を付し、この試験標の通過数を計
数することによつて電力量を計測するようにして
いる。
試験標検出器としては、回転円板の周縁部に光
を照射し、その反射光の変化を検知する構造のも
のが用いられているが、検出感度を高めるため、
投光器として数ワツトの白熱電球を用いる必要が
ある。この場合、電力量計が投光ランプの発熱の
影響を受けるのを防止すると共に効率を高めるた
め、集光レンズを用い、投光ランプを電力量計か
ら離さなければならない。このため回転円板の周
縁からの反射光は円板の形状によつて方向が左右
され、受光に際しても大口径の集光レンズが必要
となる。従つて、投受光器の位置設定を正確に行
なわねばならず、また構造が複雑化して高価なも
のとなつていた。
本考案は上述の点に鑑みてなされたもので、電
力量計の試験標検出器として小容量の発光素子と
受光素子を使用し、これらを集光レンズを用いず
に回転円板の近傍に設置し、受光素子より得られ
た信号を特殊な電気回路で処理することにより回
転円板の回転を正確に計測できる電力量計の試験
標検出器を提供することを目的とするものであ
る。
以下、図示の実施例につき、本考案の詳細を説
明する。
第1図において、投光器1は発光ダイオードよ
りなり、これから出た光は電力量計の回転円板2
の周縁の一部に設けた試験標3以外のところで反
射し、太陽電池から成る受光器4によつて受光さ
れる。これらの投光器1や受光器4は検出を確実
に行なえるようにするため、第2図に示すように
複数個の発光ダイオードや太陽電池を直列または
並列に接続して使用される。これらの発光ダイオ
ードや太陽電池を隣接させてユニツト化した試験
標検出器5は第3図に例示するように電力量計6
の回転円板2の近傍に、吸盤7やゴム板8を用い
て取り付けられる。
上述の試験標検出器により回転円板の試験標を
検知してパルス信号を出力させる場合、回転円板
の細かい傷等を検知して誤動作することを防止す
るため、検出器は試験標の比較的広い部分を照射
するようにすると共に、試験標面の細かい変化に
は応動しないようにする必要がある。従つて、検
知出力は試験標の通過に応じて緩慢に変化するも
のとなるが、このような緩慢に変化する検出信号
に基づいてパルス信号を形成する場合には回路の
ドリフトや外部光の影響を受けないようにする必
要がある。
そこで本考案においては、発光素子の給電を一
定周期でオン・オフさせ、これと同期して受光素
子の出力電流の一方の極性を転換させると共に、
クロツクパルスを計数し、この計数値に基づいて
受光素子出力と計数値の合成出力レベルを変化さ
せることにより出力レベルを設定し、設定後のレ
ベル変化に対して常時、自動的に出力信号のレベ
ルが一定となるよう制御し、正確なパルス形成を
行なうようにしている。
このようなパルス形成は第4図に例示する回路
によつて実現できる。
第4図において、発光ダイオード1はスイツチ
10を通して入力するクロツクパルスCPに同期
してオン・オフする。発光ダイオード1から投光
され、電力量計の回転円板の周縁で反射した光は
太陽電池4によつて受光される。太陽電池4の出
力はクロツクパルスCPに同期する切換スイツチ
11により極性の一方を反転され、フイルタ12
によつて平滑化された後、増巾器13においてデ
ジタル・アナログ変換器14の出力と合成増巾さ
れ、得られた出力eは3個の比較器15,16,
17に導かれて各レベルA,B,Cと比較され
る。
比較器17の出力とスイツチSWを経由した比
較器15の出力は制御器18に導かれる。計数器
19は制御器18からの制御信号を受けてクロツ
クパルスCPの加減算を行なう。その出力はデジ
タル・アナログ変換器14でアナログ変換された
後、前述の増巾器13にインプツトされる。ま
た、比較器15の出力はスイツチSWを経由して
ゲート20に導かれ、このゲート20を通して計
数器21に導かれるクロツクパルスCPを制御す
る。計数器21の出力はデジタル・アナログ変換
器22に導かれ、基準信号A,Bとして比較器1
5,16に導かれる。比較器17のC端子は零点
信号が加えられる。
次に動作を説明する。
この回路は検出動作に先立つて設定動作を行
う。まず計数器19,21のリセツトと併せてス
イツチSWを図示実線位置においてゲート20か
らのクロツクパルスCPが計数器21に与えられ
るようにするが、ゲート20はさらに比較器15
の出力が与えられたとき開くもので、比較器15
は入力信号eが基準入力Aより大きいとき出力を
生じる。また、比較器17は入力信号eがレベル
Cより小さいとき出力を生じる。
いま太陽電池4に周期的に光量が変化する光が
与えられているとすると、その出力は切換スイツ
チ11、フイルタ12および増巾器13を介して
比較器15〜17に入力信号eとして与えられ
る。そして、この回路のリセツト時、入力信号e
は基準入刀cより小さく、比較器17の出力によ
つて制御器18は計数器19に加算指令を送り、
計数器19はクロツクパルスCPを計数する。こ
の計数値はD/A変換器14によりアナログ変換
され、増巾器13の入力に加えられる。その結
果、入力信号eの最小値がレベルCと等しくな
る。
一方リセツト後のレベルAは入力信号eが増加
することにより、入力信号eより小さくなるから
比較器15は出力を生じる。したがつてゲート2
0が開き、クロツクパルスCPが計数器21に与
えられカウントされる。このカウント値はD/A
変換器22によりアナログ変換されて比較器15
に対し基準入力Aとして与えられる。したがつて
基準入力Aは、入力信号eのレベルが大きくなる
につれて増加し、入力信号eの最大値と等しくな
つた時点でゲート20は閉じられる。この状態に
なつたらスイツチSWを図示破線位置にして計数
器21へのクロツクパルスCPの入力を止める。
この結果計数器21はそのときのカウント値を保
持するからこのカウント値に応じてD/A変換器
22から固定化した基準入力Aが比較器15に与
えられる。そして、比較器16にはこの基準入力
Aと一定の関係の基準入力Bが比較器16に与え
られる。この状態が得られたことによりはじめて
検出動作を行うことができる。検出動作は増幅器
13の出力eとして与えられる信号を比較器16
において基準入力Bと比較することにより行う。
そして、この信号eが過大となつたときあるいは
過小となつたときにはその補償動作が行われる。
補償動作は次のように行なわれる。
まず、過大とは信号eが基準入力Aよりも大と
なることで、この場合は比較器15が制御器18
に対し出力を与えると制御器18が計数器19に
減算指令を与える。また過小とは信号eが基準入
力Cよりも小となることで、この場合は比較器1
7が制御器18に対し出力を与えると制御器18
が計数器19に加算指令を与える。これら減算指
令、加算指令に応じた計数器19のカウント値は
D/A変換器14によつてアナログ変換されて増
幅器13の入力に与えられフイルタ12の出力と
しての検出信号の値をより小さくあるいはより大
きくする。この結果検出信号は基準入力Aと同C
との間になるように制御される。
これにより、増巾器13の出力eは第5図に示
すようにレベルAとレベルCの間におさまり、両
者間のレベルBにより、比較器16で得られたパ
ルス波形が試験標検出信号として出力される。な
お、レベルBはレベルAよりも小さければよく、
通常はレベルAを1/nにすることにより得られ
る。また、増巾器13の出力eがレベルAとレベ
ルCの間から外れた場合には、比較器15,17
の出力によつて制御器18が作動し、計数器19
を加算または減算動作させるので、出力eは常時
レベルAとCの間におさまり、常に正確な試験標
信号パルスが得られる。
以上の如く、本考案においては、発光ダイオー
ド1の入力と、太陽電池4の出力をクロツクパル
スCPに同期するスイツチ10,11で切換え、
その出力をフイルタ12で平滑化させてから増巾
器13に導くようにしたから、太陽電池4に入射
する外部光が変化してもその影響を受けることが
なく、安定した出力が得られる。また3個の比較
器15,16,17と2個の計数器19,21を
用い、検出器の検出信号の振巾を記憶して、信号
レベルが常に一定の範囲におさまるようにしたか
らドリフトは自動的に補正され、長時間のパルス
計数においても常に正確な出力パルスを得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は電力量計の試験標検出装置の動作説明
図、第2図は本考案において使用される発光素子
と受光素子の結線図を例示する回路図、第3図は
本考案における試験標検出器の取付例を示す側面
図、第4図は本考案装置において使用される信号
処理回路の一例を示すブロツク回路図、第5図は
第4図の回路における動作説明図である。 1……発光素子(発光ダイオード)、2……回
転円板、3……試験標、4……受光素子(太陽電
池)、5……試験標検出器、6……電力量計。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数個の発光素子と受光素子を回転円板の周縁
    近傍に配置し、前記発光素子から投光され、前記
    回転円板の周縁で反射した反射光を前記受光素子
    で検出する試験標検出装置において、前記受光素
    子の出力を、前記発光素子のオン・オフと同期す
    るクロツクパルスで切換動作する切換スイツチお
    よびフィルタを通して増幅器に導き、この増幅器
    の出力eを、それぞれ判定レベルA,B,Cにつ
    いての比較を行う3個の比較器に導き、前記レベ
    ルAおよびレベルCによる比較出力が制御器に加
    えられ、この制御器からの制御信号により計数器
    がクロツクパルスの加減算を行い、この計数値が
    アナログ変換されて前記増幅器の出力eのレベル
    を決定するために用いられ、前記レベルAの比較
    出力はゲートをコントロールして、前記計数器が
    器がクロツクパルスの計数を行うのを制御し、こ
    の計数値は前記レベルAを設定するよう構成され
    ており、前記2つの計数器は初めにリセツトされ
    た後、回転円板が数回転したところで前記レベル
    Aを設定する前記計数器の動作が固定され、以後
    は前記レベルAを1/nした前記比較レベルBに
    より出力パルス信号を取出すよう構成したことを
    特徴とする電力量計の試験標検出装置。
JP12121380U 1980-08-28 1980-08-28 Expired JPS6120493Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12121380U JPS6120493Y2 (ja) 1980-08-28 1980-08-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12121380U JPS6120493Y2 (ja) 1980-08-28 1980-08-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5744455U JPS5744455U (ja) 1982-03-11
JPS6120493Y2 true JPS6120493Y2 (ja) 1986-06-20

Family

ID=29481880

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12121380U Expired JPS6120493Y2 (ja) 1980-08-28 1980-08-28

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6120493Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2856865T3 (es) 2016-03-09 2021-09-28 Memic Innovative Surgery Ltd Dispositivo quirúrgico modular que comprende brazos mecánicos
US11779410B2 (en) 2017-03-09 2023-10-10 Momentis Surgical Ltd Control console including an input arm for control of a surgical mechanical arm

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5744455U (ja) 1982-03-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
GB2421074A (en) A light controller with infrared proximity detection and brightness control
CN103455049A (zh) 一种光伏跟踪自动控制系统
JPH01297611A (ja) 自動焦点カメラのマルチ測距装置
US4298258A (en) Distance measuring device
JPS6120493Y2 (ja)
CN116202428A (zh) 一种激光测量纠偏传感器及其应用
JP2684574B2 (ja) 測距装置
JP2000216672A (ja) パッシブ型の検知装置
RU180765U1 (ru) Устройство автоматической ориентации панели солнечных батарей по направлению потока света
US3264931A (en) Automatic brightness pyrometers
JPH03237320A (ja) 光検出方法およびそのための装置
JPS5445127A (en) Focus detector by photo sensor alley
JP2796373B2 (ja) カラー温度測定器
JP2569120B2 (ja) 光学式エンコーダ
CN107796771A (zh) 吸收类分析仪器消除外界杂散光干扰的装置及测量方法
JPS5834313A (ja) 能動型測距装置
JP3548847B2 (ja) 物体等の検知装置
JPS5629112A (en) Distance measurement unit
CN101546969A (zh) 全天候特定光源光度感应跟踪传感器
CN220475763U (zh) 一种光脉冲转换器、光信号处理模块及电子设备
JPS649304A (en) Height measuring apparatus
US3383977A (en) Method and apparatus for indicating the aim of projection-type lamps
JPS6446604A (en) Film thickness detecting device
Kostamovaara et al. Method For Industrial Robot Tracking And Navigation Based On Time-Of-Flight Laser Rangefinding And The Position Sensitive Detection Technique
JPS607245Y2 (ja) ヘツドライトテスタ−