JPS61204483A - ドアの閉止具 - Google Patents

ドアの閉止具

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JPS61204483A
JPS61204483A JP4316685A JP4316685A JPS61204483A JP S61204483 A JPS61204483 A JP S61204483A JP 4316685 A JP4316685 A JP 4316685A JP 4316685 A JP4316685 A JP 4316685A JP S61204483 A JPS61204483 A JP S61204483A
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JP
Japan
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piece
door
rotating shaft
closing piece
closing
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博 太田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、ドアを錠止するための摺動可能な閉止片を
2段階に亘って引き込ませることができるようにしたド
アの閉止具に関する0ド アを内側に開くようにした便所その他の部屋において、
病人が用便中にドア側に倒れ掛つ&D、子供がドアを錠
止し積み上げられた物品にいたずらをしている間にその
物品がドア側にくずれたシした場合、ドアを外からは開
けることができず、病人等を救助するために、ドアをこ
じ開は取り外したシしなければならないことがある。
この発明は、ドアの外側に取り付ける外側部材とドアの
内側に取り付ける内側部材とから成り、前記内側部材の
内側取付片に対し摺動可能に係合させた閉止片を突出入
させドアを内側から錠止するようにした従来のドアの閉
止具を改良し、緊急を要する場合に外部の人がそれを操
作し、ドアを外側にも開放できるようにしたものである
この発明のドアの閉止具は、前記のような従来のドアの
閉止具におい工、次に示すA−Fの構成条件を備えたこ
とを特徴とする。すなわち、回内側部材の閉止片にその
長手方向に沿ってラックを設けること、(B内側部材の
内側取付片に前記ラックに噛み合うピニオンを回転軸を
もって回転可能に支持させること、(Q前記ピニオンの
回転軸はその長手方向に摺動可能であって外側に向け付
勢されていること、■前記回転軸の外趨側には、外側部
材に設けた小孔を通じて挿入される六角レンチその他の
工具を着脱自在に係着する受け部を設けること、(ト)
内側部材における内側取付片の内部には、常態で外側に
向け付勢され閉止片の通常の突出入の摺動範囲を規制す
る制限片を設けること、及び(ト)前記制限片は、前記
工具に孟って回転軸が内側に向け押圧された時、前記閉
止片の通常の摺動範囲に対応する規制部に対する係合が
外れるようにしであること、の6つの構成条件を備えた
ものである。
以下図面に示す実施例に基いてこの発明を説明する。こ
の発明のドアの閉止具の各部材は金属又は合成樹脂等で
作られる。図示例の閉止具の前提的構成部分は、本願人
が以前に提案し実公昭58−44216号として公告さ
れたものとほぼ同等であるから、その公告公報に開示さ
れた部分については詳しい説明は省略する。
図面において、lはドア3の外側0に堆シ付ける外側部
材、2はドア3の内側IKJIシ付ける内側部材である
。外側部材lはドア3に直接取〕付ける中空の外側取付
片11とそれに被せて固定する横断面C字状のカバー片
12とから成る。図示例にあっては、第3図及び第4図
に示すように、前記C字状のカバー片12は、中空に形
成された外側取付片11両端の係合板部11b、llb
に亘って長手方向に挿入され、外側取付片11とカバー
片12との間は、厚さ方向に弾力的に嵌シ込む外側結合
片13によって相互に不動に固定される。 13aは外
側結合片13と一体の結合爪で、外側取付片11の内底
部を構成する同定板11aに係止されている。一方、内
側部材2はドア3に直接数シ付ける中空の内側取付片2
1とその内側取付片21’を被いかつ内側取付片21に
対し長手方向に摺動可能に係合する横断面C字状の閉止
片22とから成る。図示例にあっては、第3図〜第51
1に示すように、前記C字状の閉止片22は、中空に形
成された内側取付片21両端の係合板部21b、21b
に亘って長手方向に挿入され、内側取付片21と閉止片
22との間は、厚さ方向に弾力的に嵌シ込む内側結合片
を兼ねる制限片23によって長手方向に摺動自在に接続
しC6る6 21aは内側取付片21の内底iを構成す
る固定板である0前記制限片23の下辺に設けた下突部
23aは、通常の使用状態で、閉止片22の内向きの辺
部に設けた規制部22aK遊嵌されておシ、この閉止具
がドア3に取り付けられた時、ドア3の内側工に固定さ
れる内側取付片21内に装着される制限片23に対し、
閉止片22は範囲!1の間を摺動して、ドア3を開錠状
態又紘施錠状・態とする。換言すれば、通常の使用状態
において、閉止片22の摺動範囲1里は、制限片23の
下突部23mと閉止片22の規制部22aによって制限
されることになる。
図中、符号5.5は、外側取付片11及び内側取付片2
1ヲそれぞれ固定板11a及び21aと共にドア3の外
面及び内面に締着するねじ部材で、これら紘ドア3の厚
みに対応し九長さで締め付けることができるようにしで
ある。
図示例の閉止具は、部屋の外側Oから施錠状態あるいは
開錠状態が分るようにした表示機構を備えている。換言
すれば、便所などの部屋の使用不使用が外側6から分る
ようにしである。この表示機構も、上述の実公昭58−
44216号公報に開示され公知であるので、以下に簡
単に説明する。
第4図において、6は外側取付片11と内側取付片21
との間に設けた回転軸で、その回転軸6は両端部におい
て外側取付片11と内側取付片21に回転可能にそれぞ
れ支承させてあり、ドア3に閉止具’iを組み付けた時
ドア3に予め穿設した貫通孔3bi貫通する。外側取付
片11と内側取付片21との間の距離はドア3の厚さに
よって異なるので、前記回転軸6は長さの調整ができる
ようにしたものが好ましい。
第4図及び第5図に示すように、前記回転軸6の内側端
部には、内側部材2内に形成された空間部24において
、後記のラック9に噛み合うピニオン7を固定する。ラ
ック9は閉止片22の内面側に一体に又は別体として設
ける。また、前記回転軸6の外側端部には、外側部材1
内に形成され九空間部14において、表示板10を固定
する0従って、ラック9は内側取付片21に対する閉止
片22の摺動によってピニオン7″Ik介して回転軸6
並びに表示板10を回転させることができる0表示板1
0は、第2図に示すように、使用不使用の別が分るよう
に色分は等によシ2つに区分10m、 10bされてい
る0前記の区分10a、lObは外側部材1のカバー片
12に開口した窓12mから覗けるようにしてあシ、ド
ア3の開閉を司る閉止片22ヲ通常の使用状態で左右に
摺動するととKよシ2つの表示区分10aと10bの位
置が回転し工入れ換わるので、部屋の外giOから窓1
2&ヲ通じて表示板10によって部屋の使用不使用を知
ると七ができる〇こ の発明の閉止具は、第4図に示すように1通常の使用状
態では、閉止片22を手指で持ってその先端側を摺動範
囲11だけ突出させた時、その突出端が仕切板、柱など
建物の固定部材31に設けた雌金具32又は受け穴など
に嵌め込まれ、もって便所その他の部屋の内側工からド
ア3に施錠するものであるが、図示の状態から摺動範囲
11だけ閉止片22ヲ引き込ませた場合も、なおその突
出端がドア3の開放側端面3aよシわずかに突出した状
態を保つように取り付けられる。すなわち、通常の使用
状態ではドア3は矢印Pのよ5に開閉され、ドア3の閉
鎖状態における閉位置は、閉止片22の引き込み状態に
おける突出端が固定部材31上の雌金具32における座
板32a等[7合して定められるようにするものである
通常の使用状態では、ドア3は閉止片22の突出端が邪
魔になって、外noに向け矢印Qの如く回動させること
は不能であるが、本発明の閉止具にあっては、緊急時に
閉止片22を更に範囲12分だけ引き込ませ、ドア3を
矢印Qの方向へも開くことができるようにしたものであ
る。
次に、この発明の要部について第4図において説明する
。本発明1’1つては、上述の回転軸6は、その長手方
向に摺動可能にしCある。すなわち、回転軸6には、ド
ア3の貫通孔3b内に位置するようにして、7ランジ状
その他の形の停止片6aが固設してあって、図示の位置
から内側IK向け該停止片6aが内側取付片21に衝合
する迄の間1摺動できるようにしである。
そして、前記回転軸6の外端側(外側0の側)には、外
側部材1に設けた小孔15を通じて挿入される六角レン
チ等の工具(図示しない)に層脱自在に係着する受け穴
その他の受け部6bヲ設ける。
図示の受け部6bは表示板10を介して設けtSる0前
記の小孔15は、狭示用の窓12aに連続して設けCあ
るが、独立させて設けてもよく、いずれにしても、外側
0からいたずらで回転軸6が操作されることがないよう
十分に小さいものとする仁とが望ましく、特別に準備さ
れた工具の先端のみが挿通できるようにするものとする
。また、上述したように閉止片220通常の突出入の摺
動範囲llを規制する制限片23には、それが常態で外
側Oに向け付勢されるように、ばね手段25を設ける。
図示例のばね手段25は、制限片23に設けた装層用の
穴に圧縮ばね25aと摺動駒25bとを挿入し、該制限
片23に対し摺動自在に係合させたビン25cで前記圧
縮ばね25a及び摺動駒25b’を係止して成る。
上記のばね手段25は、その先端部(摺動駒25b)を
閉止片22の内面に当接させることによシ、制限片23
の一部、すなわち第4図で左側部分を、内側取付片21
の固定板21aに向け常時押圧付勢させる。促つ1、回
転軸6は、前記制限片23に2ってピニオン7を介し押
圧付勢されるところとなシ、その摺動方向について図示
の状態(外側O側に押された状態)に保持される。
前記のこの発明の要部、すなわち、閉止片22′を閉止
具が表示機構を持たない場合は、回転軸6は短軸として
、内側取付片21だけで支承させるようにすることがで
きる0その場合、表示板10及び表示用の窓12aは勿
論必要としないが、六角レンチその他の工具を挿通する
ための小孔15は、外側部材1の厚さ全部に亘って設け
ることを要する0次に、この発明のドア閉止具の要部の
作用及び関連構成について説明する。
この閉止具は、ドア3がag4図に示すように錠止され
た状態で、便所等の内11111で病人がドア3に倒れ
掛るなど緊急の場合に、その機能を発揮する。緊急時、
外側0の救助者は、外側部材2の小孔15から六角レン
チその他の工具を挿入し工具の先端を回転軸6の受け部
6bに係着させる0次いで、工具を第4図及び第5図で
右回りに回動させるとピニオン7も回転するので、それ
に噛み合うラック9を備えた閉止片22は、左方に摺動
して、不動の内側取付片21に装着された制限片23の
下突片23aが該閉止片22における規制部22aの末
端部に賃金する迄通常の摺動範囲txを変位する。つま
シ、閉止片22は、第1段階の範囲11を摺動すること
になる。
次に、救助者は、装着されたままの工具を押し込むこと
によシ回転軸6を長手方向にわずかに摺動させ、その先
端のピニオン7を介し1制限片23をばね手段25に抗
し1抑圧し、制限片23の下突片23aを閉止片22の
規制部22mから外す。ここで、工具金更に右回シに回
動させると、通常の使用状態における制限から開放され
た閉止片22は、弓Iき続いて左方に摺動でき、第2段
階の摺動範囲juを変位できることになるので、咳閉止
片22の突出端は固定部材31に触れない位置迄引き込
まされることになる。なお、前記ピニオン7はやや厚く
形成されているので、回転軸6が押圧摺動された状態に
おいてもラック9との噛み合いは保持される0この摺動
範囲12の終端は、ピニオン7とそれが噛み合うラック
9の終端部との衝突、あるいは、制限片23に別に設け
た上突片23bの段部23cと閉止片22に別に設けた
第2の規制部22bの末端部との衝突によって、規制す
ることができる。
上記のように、閉止片22を第2段階に亘って引き込ま
せた後は、外側Oの救助者によって、ドア3は矢印Qで
示すように外側0に開くことができ、部屋内部の病人等
を救出するところとする。
第2段階まで引き込ませた閉止片22は、前記の操作に
準じて逆に操作すれば、閉止具全分解することなく元の
通常の使用状態に戻すことができる。
この際、閉止片22は第2段階の摺動範囲isのみを復
すれば、通常の使用状態に戻るここになる。
また、閉止片22の緊急時の引き込みにおいて、部屋内
部の病人等が第1段階の摺動範囲1tk内側工で手指で
操作できるなら、外1IIJOの救助°者は第2段階の
摺動範囲!!のみについて操作すればよいことは勿論で
ある。
以上に説明したこの発明のドアの閉止具によれば、通常
の使用状態において内側1側にのみ開閉できるドア3を
1緊急時には、その閉止片22を第2段階の摺動範囲!
友で更に引き込ませることによシ、外[Oにも開くこと
ができるところとし、病院の便所等のドアに採用するに
安全性の面で極めて有効である0
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のドアの閉止具の平面図、第2図はそ
の正面図、第3図はその側面図、第4図は本発明の閉止
具をドアに取り付けた状態を示す部分縦断平面図、第5
図は本発明における閉止片、制限片及びピニオンの関係
を示す説明的分屏図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ドア3の外側0に取り付ける外側部材1とドア3の内側
    I に取り付ける内側部材2とから成り、前記内側部材
    2の内側取付片21に対し摺動可能に係合させた閉止片
    22を突出入させドア3を内側 I から錠止するように
    したドアの閉止具において、下記A、B、C、D、E及
    びFの構成条件を備えたことを特徴とするドアの閉止具
    。 A、内側部材2の閉止片22にその長手方向に沿つてラ
    ック9を設けること、 B、内側部材2の内側取付片21に前記ラック9に噛み
    合うピニオン7を回転軸6をもつて回転可能に支持させ
    ること、 C、前記ピニオン7の回転軸6はその長手方向に摺動可
    能であつて外側0に向け付勢されていること、 D、前記回転軸6の外端側には、外側部材1に設けた小
    孔15を通じて挿入される六角レンチその他の工具を着
    脱自在に係着する受け部6bを設けること、 E、内側部材2における内側取付片21の内部には、常
    態で外側0に向け付勢され閉止片22の通常の突出入の
    摺動範囲l_1を規制する制限片23を設けること、 F、前記制限片23は、前記工具によつて回転軸6が内
    側 I に向け押圧された時、前記閉止片22の通常の摺
    動範囲l_1に対応する規制部22aに対する係合が外
    れるようにしてあること。
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