JP6051130B2 - 錠装置 - Google Patents

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Description

本発明は、錠装置に関する。
従来、トイレブース等の個室を施錠するための装置が知られている。たとえばトイレブースの開き戸は、内開きとされていることが多い。このため、トイレブースの個室内で人が倒れた場合、内開きの開き戸が十分に開かずに個室内の人を救助するのが困難となるという問題がある。
この問題を解決する装置として、例えば特許文献1に記載の装置では、通常の使用時には内開きの開き戸として動作し、非常時には、個室の外からの操作により両開きの開き戸として動作する。
特開2007−224710号公報
施錠された個室を外部から開錠することは、非常時においては有用であるが、その一方で、悪戯により開錠されてしまうとプライベートな空間が保てない点が問題である。この問題を解決するために、非常時の開錠手順を二段階とし、最初の開錠では通常の開錠操作と同様にスライドボルトをスライドさせて内開きのみ許容し、最初の開錠に続く二段階目の開錠でスライドボルトをさらにスライドさせて両開き可能とすることが知られている。
しかしながら、スライドボルトを二段階にスライドさせるためには、通常の施錠開錠動作に必要なスライドボルトの移動量に加えて二段階目のスライドのための移動量が必要であり、錠装置全体が大型となってしまう。
錠装置は、インテリアの一部を構成する点から意匠性が優先される場合があり、この場合には、二段階にスライドする機構を組み込むことで大型化することが許容されずに、悪戯による開錠を抑止できる従来の機構を錠装置に組み込むことが困難である。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、悪戯による開錠を抑止できる小型な機構を有する錠装置を提供することである。
本発明の一態様は、部屋の出入り口を構成するパネルに前記出入り口を開閉する開き戸を連結する錠装置であって、前記開き戸に取り付け可能な基台部と、前記基台部に連結され前記基台部に対して移動可能な移動体と、前記パネルに固定可能であり前記移動体が係止可能な被係止部材と、を備え、前記基台部は、前記開き戸に固定可能な取付板と、前記取付板に連結され前記部屋の外部から前記移動体を移動させるための外部開錠部と、を備え、前記外部開錠部は、前記開き戸が前記出入り口を塞いだ状態において前記部屋の外部に露出するように前記開き戸に取り付け可能であり開錠操作者による開錠操作を受け付ける外部操作部と、前記外部操作部に連結され前記開き戸の内側面に垂直な回動軸回りに前記取付板に対して前記内側面に沿って回動移動が可能であり前記取付板に連結された本体部と、前記本体部に設けられ前記外部操作部から前記開錠操作が伝達され、前記開錠操作により、前記基台部又は前記移動体が前記パネルに当接可能な状態で前記移動体が前記被係止部材から離間するまで前記内側面に沿って直線移動により前記移動体を移動させ、且つ前記移動体が前記被係止部材から離間した状態で前記基台部又は前記移動体が前記パネルに干渉しない位置まで前記回動移動により前記基台部を移動させる駆動部と、を備える錠装置である。
また、前記外部操作部は、前記基台部に固定された外筒部と、前記外筒部の内部に配され前記外筒部に対して回転自在な操作入力軸と、を有し、前記駆動部は、前記外筒部の内部に配され前記操作入力軸に対して連結され前記操作入力軸と一体に回転可能であり前記本体部の内部に第一歯車を有する伝達軸部と、前記本体部の内部に配され前記伝達軸部の回転が伝達され第二歯車及び凹凸部を有し前記第二歯車が前記第一歯車に噛み合う連結機構と、前記凹凸部における凹部に挿入される係合突起を有し外周に第三歯車が形成された回転伝達部材と、を有し、前記移動体は、前記第三歯車と噛み合うラックを有していてもよい。
また、前記連結機構は、前記第二歯車と前記凹凸部とが外周に形成され前記本体部の内部で前記本体部に対して前記伝達軸部の回転軸線と平行な回転軸線回りに回転可能な中間ギヤと、前記凹凸部に当接可能且つ前記本体部内で進退可能に前記本体部に支持され前記取付板に嵌合可能な凸状部を有する嵌合部材と、前記嵌合部材の進退方向のうち前記凸状部が前記取付板に嵌合する方向へ前記嵌合部材を付勢する付勢部材と、を有し、前記中間ギヤは、前記伝達軸部からの回転力を受けて回転することにより前記凹凸部を前記嵌合部材に当接させて前記付勢部材の付勢力に抗して前記嵌合部材を押圧移動してもよい。
また、前記凸状部は、前記嵌合部材の進退方向に対して傾斜し且つ前記嵌合部材が前記本体部に取り付けられた状態において前記伝達軸部の回転軸線を中心とする円周方向に向けられた傾斜面を有し、前記取付板は、前記傾斜面に接触可能で前記凸状部の少なくとも一部が挿入可能な窪み部を有していてもよい。
本発明によれば、パネルに対して干渉しない位置へ移動体を移動させる動作が、移動体の直線移動に引き続いて起こる回転動作によるので、悪戯による開錠を抑止できる小型な機構を有する錠装置を提供することができる。
本発明の一実施形態の錠装置が取り付けられた部屋を示す全体図である。 同実施形態の錠装置の平面図である。 同実施形態の錠装置の背面図である。 同実施形態の錠装置の背面図で、スライドボルトが施錠状態の位置にあるときを示す図である。 図4のA−A線における断面図である。 同実施形態の錠装置における駆動部の構成を示す正面図である。 同実施形態の錠装置における駆動部の一部を示す側面図である。 同実施形態の錠装置における駆動部の一部及びスライドボルトの内部構造を示す背面図である。 同実施形態の錠装置の作用を説明するための説明図である。 同実施形態の錠装置の作用を説明するための説明図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態の錠装置100について図1から図10を参照して説明する。図1は、本実施形態の錠装置が取り付けられた部屋を示す全体図である。図2は、同実施形態の錠装置の平面図である。図3は、同実施形態の錠装置の背面図である。図4は、同実施形態の錠装置の背面図で、スライドボルトが施錠状態の位置にあるときを示す図である。図5は、図4のA−A線における断面図である。図6は、同実施形態の錠装置における駆動部の構成を示す正面図である。図7は、同実施形態の錠装置における駆動部の一部を示す側面図である。図8は、同実施形態の錠装置における駆動部の一部及びスライドボルトの内部構造を示す背面図である。
まず、図1を参照して、本実施形態の錠装置100が取り付けられる対象となる開き戸4及びパネル3の概略構成を説明する。開き戸4及びパネル3は、壁2とともに部屋1を構成する。本実施形態において錠装置100が取り付けられる対象となる開き戸4及びパネル3の構成は、通常時には部屋1の内側へ向かって開き戸4が開く内開きである。さらに、本実施形態における開き戸4は、部屋1の外部から錠装置100に対して所定の開錠操作をすることにより、内開きに加えて外開きとしても開くようになっている。具体的には、本実施形態では、錠装置100がパネル3及び開き戸4に取り付けられていない状態ではパネル3に対して開き戸4は両開きの動作が可能であり、パネル3において部屋1の内側に向けられた面に錠装置100の一部が干渉することで通常時は内開きに規制される。
次に、上記のパネル3及び開き戸4に取り付けられる本実施形態の錠装置100の構成について図2ないし図8を参照して説明する。
図1及び図2に示す錠装置100は、部屋1の出入り口を構成するパネル3に開き戸4を連結するための装置である。
図2に示すように、錠装置100は、開き戸4に取り付け可能な基台部101と、基台部101に連結されたスライドボルト132(移動体)と、パネル3に固定可能でありスライドボルト132が係止可能な受け部材133(被係止部材)とを備える。
基台部101は、開き戸4に固定可能な取付板102と、取付板102に連結され部屋1の外部からスライドボルト132を移動させるための外部開錠部103とを備える。
取付板102は、開き戸4の厚さ方向の両面のうち開き戸4が部屋1の出入り口を塞いだ状態で部屋1の内側に向けられた面に固定される。また、取付板102は、開き戸4の戸先側に取り付けられる。
図3に示すように、取付板102には、取付板102を開き戸4にねじ固定するためのねじを通すための複数のねじ穴102aと、後述する嵌合部材129の一部が挿入可能な窪み部102bとが形成されている。窪み部102bは、取付板102の板厚方向から見たときの取付板102の外周から内側へ向かって略矩形状に窪んだ形状を有する。
外部開錠部103は、開錠操作者による開錠操作を受け付ける外部操作部104と、外部操作部104に連結された本体部108と、外部操作部104に連結され本体部108内に配された駆動部125と、を備える。
図2に示すように、外部操作部104は、開き戸4が出入り口を塞いだ状態において部屋1の外部に露出するように開き戸4に取り付け可能である。
図4及び図5に示すように、外部操作部104は、基台部101に固定された外筒部105と、外筒部105の内部に配され外筒部105に対して回転自在な操作入力軸106とを有する。
図5に示す外筒部105は、操作入力軸106に対して所定のキー140を到達可能とする開口部105aを有する筒状部材である。さらに、外筒部105の内周面には、本体部108に設けられた後述する支持筒部109に対してねじ嵌合するためのねじ溝105bが形成されている。
外筒部105に形成された開口部105aは、悪戯により操作入力軸106が回転操作されるのを防止する目的で小径の開口であることが好ましい。また、外筒部105に形成された開口部105aは、上記所定のキー140のみで操作入力軸106を回転可能とする目的で、キー140の形状に対応した輪郭形状を有していてもよい。本実施形態では、開口部105aの形状は、六角レンチを用いて外筒部105を支持筒部109にねじ込むことができるようにする目的で六角形とされている。なお、開口部105aの輪郭形状が非円形であれば六角形以外であっても六角形の場合と同様の効果を奏する。
図5に示すように、操作入力軸106は、駆動部125における後述する伝達軸部126に向けられた部分において断面非円形をなすカップリング溝106aを有し、外筒部105の開口部105aに向けられた部分においてキー140と噛み合う凹凸形状106bを有する略棒状の部材である。操作入力軸106は、外筒部105の中心軸線を回転中心として外筒部105に対して回転自在となるように外筒部105に連結されている。具体的には、操作入力軸106には、操作入力軸106の中心軸線方向から見たときの操作入力軸106の周方向に一周に亘って延びる溝106cが形成され、溝に入り込んだ状態で外筒部105に固定される抜け止めプレート107(図2及び図5参照)によって操作入力軸106が外筒部105に連結されている。これにより、操作入力軸106の中心軸線と外筒部105の中心軸線とは略同軸に維持されている。
図5に示すように、本体部108は、外部操作部104及び取付板102に連結されている。本体部108は、取付板102の板厚方向に向けられた回動軸回りに取付板102に対して回動移動が可能である。本実施形態では、取付板102に対する本体部108の回動軸は、操作入力軸106の中心軸線及び伝達軸部126の中心軸線と同軸である。すなわち、本実施形態において、取付板102に対する本体部108の回動軸は、操作入力軸106がキー140により回転したときの伝達軸部126の回転軸線と一致している。
本体部108は、取付板102が開き戸4に固定された状態において、スライドボルト132が水平な状態から、スライドボルト132の戸先側の端が上に移動可能である。また、本体部108は、取付板102が開き戸4に固定された状態において、スライドボルト132の戸先側の端がスライドボルト132における吊元側の端よりも上にある状態からスライドボルト132が元の水平状態となるまで取付板102に対して回転可能である。本体部108は、スライドボルト132の戸先側の端が水平状態から下降しないように回動範囲が規制されている。
また、本体部108は、本体部108が水平状態にあるときに、本体部108の回転軸よりも戸先側部分の方が、本体部108の回転軸よりも吊元側部分よりも重い。このため、本体部108は、本体部108の戸先側部分を上に移動させるように回動させるためには重力に抗する外力が必要である。
本体部108は、取付板102に固定され外部操作部104に連結された支持筒部109と、支持筒部109に連結された案内部111とを備える。
支持筒部109は、取付板102に固定されている。支持筒部109の外周面には、外筒部105の内周面に形成されたねじ溝にねじ嵌合するためのねじ山109aが形成されている。外筒部105と支持筒部109とは、ねじ溝105bに対するねじ山109aの挿入長さを任意の長さとすることにより、開き戸4の厚さの違いを吸収可能である。本実施形態では、支持筒部109は、取付板102に対して、バネ性の止め輪110により固定されている。なお、支持筒部109は、取付板102と一体成型されていてもよい。
案内部111は、支持筒部109に対して、支持筒部109の中心軸線回りに回転自在となるように連結されている。このため、本実施形態では、本体部108のうち案内部111が、取付板102に対して伝達軸部126の回転軸線回りに回動可能である。
案内部111は、支持筒部109の中心軸線回りに支持筒部109に対して回転自在となるように連結された収容部112と、収容部112に取り付けられた蓋部118と、収容部112に蓋部118を固定するための連結体119とを有する。
図4及び図5に示すように、収容部112は、スライドボルト132が開錠状態に到達したことをクリック感により操作者に伝えるためのクリック機構113と、パネル3に当接することにより開き戸4の開閉方向を一方に規制する開閉方向規制部116と、駆動部125を収容部112の内部に収容するための収容溝117とを有する。
図3及び図4に示すように、クリック機構113は、収容部112の外面に開口する孔部112aと、孔部112a内に挿入されたバネ114と、バネ114により孔部112aの外へ向かって押圧されるように孔部112a内に配されたボール115とを有する。また、詳細は後述するが、クリック機構113のボール115が嵌るクリック溝132dがスライドボルト132の内面に形成されている。
クリック機構113のボール115は、バネ114によってスライドボルト132の内面に押圧されている。このため、スライドボルト132が収容部112に対して直線移動したときに、スライドボルト132の内面に形成されたクリック溝132dにボール115が嵌った時にクリック感及びクリック音が発生する。本実施形態では、クリック機構113は、スライドボルト132が最も受け部材133側へ近接した位置と、スライドボルト132が最も受け部材133から離間した位置との二か所においてクリック感が得られるように、ボール115が嵌るクリック溝132dが、スライドボルト132の進退方向において離間する二か所に形成されている。
図2に示すように、開閉方向規制部116には、パネル3に開閉方向規制部116が当接したときにパネル3が傷つくのを予防するための戸当たりゴムが取り付けられている。
図5に示す収容溝117は、後述する駆動部125が収容部112内で好適に動作することができるように、駆動部125の各構成要素に対応した形状を有している。さらに、本実施形態では、収容溝117は、後述する嵌合部材129の一部が取付板102に嵌合可能となるように嵌合部材129を突出させるための開口117aを有している。
蓋部118は、収容溝117に収容された駆動部125の各構成要素を保持するために収容部112に固定されている。また、蓋部118には、案内部111とスライドボルト132とを連結し案内部111に対してスライドボルト132を直線移動可能に案内するためのレール118aが設けられている。
連結体119は、収容部112と蓋部118とを連結するとともに案内部111に対するスライドボルト132の進退移動を規制する第一連結体120と、第一連結体120から離間した位置で収容部112と蓋部118とを連結する第二連結体124とを有する。
第一連結体120は、収容部112から蓋部118に向かって収容部112にねじ込まれるストッパねじ121と、蓋部118に嵌合しストッパねじ121に嵌る非円形ナット122とを有する。
非円形ナット122は、本実施形態では六角ナットであり、六角ナットの外形形状に対応して蓋部118に形成された窪み118bに挿入されている。
第一連結体120において六角ナットを貫通してスライドボルト132側へ向けて延びるストッパねじ121の端部は、スライドボルト132に形成された後述するストッパに当接可能である。
このように、本実施形態では、収容部112と蓋部118とを固定する第一連結体120が、案内部111に対するスライドボルト132の進退移動を規制する移動規制部123として機能する。
第二連結体124は、蓋部118側から収容部112側へ向けてねじ込まれるねじである。なお、本実施形態では、収容部112には、第二連結体124であるねじと噛み合うねじ溝があらかじめ形成されている。
図5ないし図8に示すように、駆動部125は、外筒部105と支持筒部109とがねじ嵌合している状態で外筒部105及び支持筒部109の内部に配され操作入力軸106に連結された伝達軸部126と、伝達軸部126と連結され本体部108の内部に配された連結機構127と、本体部108の内部で連結機構127に連結された回転伝達部材131を備える。
図5及び図6に示すように、伝達軸部126は、操作入力軸106と連結されることにより操作入力軸106と一体に回転可能な連結部126aと、本体部108の内部に配された歯車部126b(第一歯車)とを有する。
連結部126aは、操作入力軸106に形成されたカップリング溝106aの形状に対応して断面非円形をなす。また、連結部126aがカップリング溝106aに挿入される深さは任意であり、支持筒部109に対する外筒部105のねじ込み量が開き戸4の厚さにより異なっている場合でも伝達軸部126と操作入力軸106とが連結状態を維持するようになっている。
図6に示すように、歯車部126bは、外周の一部に歯が形成された円板状であり、歯車部126bの歯は後述する中間ギヤ128と噛み合っている。
伝達軸部126と操作入力軸106とは、カップリングにより接続されているので、外部操作部104を基台部101に取り付ける作業によって伝達軸部126が駆動部125に容易に連結される。
図5及び図6に示す連結機構127は、伝達軸部126の回転を、案内部111と取付板102との固定状態を解除するための動力とし、またスライドボルト132を移動させるための動力とするための動力伝達手段である。
連結機構127は、歯車部126bに噛み合って収容部112内で回転する中間ギヤ128と、中間ギヤ128により進退移動される嵌合部材129と、嵌合部材129を取付板102に嵌合させるストッパバネ130(付勢部材)とを有する。
図6及び図7に示すように、中間ギヤ128は、歯車部126bに噛み合う第二歯車128aと、後述する回転伝達部材131の一部が挿入される凹凸部128bとを外周に有する。中間ギヤ128は、伝達軸部126の回転軸線と平行な回転軸線回りに、本体部108の内部で本体部108に対して回転可能である。
中間ギヤ128の第二歯車128aは、歯車部126bの歯数に対応して中間ギヤ128の外周の一部に形成されている。
中間ギヤ128の凹凸部128bは、中間ギヤ128の外周面から中間ギヤ128の径方向外側に延びて互いに離間する一組の凸部128b1と、一組の凸部の間に配され後述する係合突起131aを収容するための凹部128b2とを有する。
図3、図5及び図6に示すように、嵌合部材129は、中間ギヤ128の凹凸部128bに当接可能且つ収容部112内で進退可能に収容溝117に支持されている。また、嵌合部材129は、取付板102に嵌合可能な凸状部129aを有する。
図3及び図5に示すように、凸状部129aは、収容溝117に形成された開口から収容部112に外部に露出可能であり、取付板102の窪み部102bに対して楔状に入り込む傾斜面129bを有する。
凸状部129aに形成された傾斜面129bは、嵌合部材129の進退方向に対して傾斜し且つ嵌合部材129が本体部108に取り付けられた状態において伝達軸部126の回転軸線を中心とする円周方向に向けられた面である。
図5に示すストッパバネ130は、嵌合部材129の進退方向のうち凸状部129aが取付板102に嵌合する方向へ嵌合部材129を付勢する。本実施形態では、ストッパバネ130は、伸縮方向が嵌合部材129の進退方向へ向けられた圧縮バネである。
図5及び図7に示すように、回転伝達部材131は、連結機構127の中間ギヤ128に形成された凹凸部128bにおける凹部128b2に挿入される係合突起131aを有し外周に歯車131b(第三歯車)が形成された略円板形状を有する。
図8に示すように、回転伝達部材131の外周に形成された歯車131bは、スライドボルト132の内面に形成されたラック132aと噛み合い、回転伝達部材131が回転することによりスライドボルト132が案内部111(図5参照)に対して直線移動する。また、回転伝達部材131の外周に形成された歯車131bは、スライドボルト132の移動量に対応した数の歯を有して回転伝達部材131の外周の一部に形成されている。
図7及び図8に示すように、係合突起131aは、回転伝達部材131の板厚方向において対向する一対の面のうち中間ギヤ128側に向けられた面に形成されている。中間ギヤ128に形成された凹凸部128bの凹部128b2に係合突起131aが入り込むことにより、回転伝達部材131が回転動作すると、係合突起131aが凹凸部128bを押圧して中間ギヤ128を回転させる。
図3ないし図5に示すように、スライドボルト132(移動体)は、基台部101に対して移動可能であり、受け部材133と係合することにより錠装置100を介して開き戸4とパネル3とを連結するための部材である。
図8に示すように、スライドボルト132は、回転伝達部材131の歯車131bと噛み合うラック132aを有する。スライドボルト132に設けられたラック132aは、案内部111にスライドボルト132が取り付けられた状態において常に回転伝達部材131と噛み合った状態となっている。
また、スライドボルト132の内面には、案内部111とスライドボルト132とを直線移動可能に連結するためのガイド132bが設けられている。本実施形態では、スライドボルト132の内面に設けられたガイド132bは、案内部111の蓋部118に形成されたレール118aを収容するための凹凸形状を有する。
さらに、図5及び図8に示すように、スライドボルト132の内面には、ストッパねじ121に当接可能なストッパ132cが形成されている。ストッパ132cは、スライドボルト132の内面からスライドボルト132の内部へ向かって突出した形状を有し、ストッパねじ121を締めたときにはストッパねじ121がストッパ132cに当接可能であり、ストッパねじ121を緩めたときにはストッパねじ121がストッパ132cに当たらないような突出長に設定されている。
また、図3及び図4に示すように、スライドボルト132の内面には、クリック機構113のボール115が入り込むクリック溝132dが形成されている。
図2及び図5に示す受け部材133(被係止部材)は、スライドボルト132に係止可能であってパネル3に固定可能な形状であれば、形状は特に限定されず、公知の形状を適宜選択して適用可能である。本実施形態では、受け部材133は、スライドボルト132の一部が入り込む小径部133aと、小径部133aを間に挟むように小径部133aの両側に配された大径部133bを有する略円柱形状を有している。
次に、本実施形態の錠装置100の作用について説明する。図9及び図10は、本実施形態の錠装置の作用を説明するための説明図である。
本実施形態では、図1及び図2に示すように部屋1の内側に錠装置100の基台部101及び受け部材133が固定される。
錠装置100は、通常の使用態様においては、開き戸4を内開きのみに規制しつつ開き戸4とパネル3とを連結して開き戸4の施錠をするようになっている。
すなわち、錠装置100は、通常の使用態様においては、取付板102が開き戸4の戸先側に固定され、パネル3に受け部材133が固定され、開き戸4から受け部材133に向かってスライドボルト132が進退するように、連結機構127の作用により、案内部111が取付板102に固定される。
具体的には、連結機構127のストッパバネ130(図5参照)が嵌合部材129を押圧する(図9参照)ことによって、図3に示すように、嵌合部材129の凸状部129aに形成された傾斜面129bと取付板102の窪み部102bの外面とが、接触する。そして、ストッパバネ130の押圧力により、嵌合部材129の凸状部129aは取付板102の窪み部102bに対して楔状に噛み合う。このため、案内部111と取付板102とは、ガタつきなく固定される。
さらに収容部112に配された開閉方向規制部116は、開き戸4の戸先から突出しパネル3に干渉可能な位置に配される(図2参照)。
案内部111と取付板102とが固定状態にあるときには、スライドボルト132は部屋1の内側において手作業により直線移動させることができる。すなわち、スライドボルト132を手作業によって受け部材133に係止したり、スライドボルト132を手作業によって受け部材133から離間させたりすることができる(図3及び図4参照)。
通常の使用態様では、スライドボルト132の直線移動によってスライドボルト132と受け部材133との係止状態を切り替えることが可能であるが、案内部111に配された開閉方向規制部116がパネル3に干渉するので、錠装置100によって、開き戸4は、内開きに規制された状態で施錠及び開錠が可能である。
これに対して、部屋1の外部から開き戸4を開ける必要がある場合には、部屋1の外部に露出した外部操作部104に対して専用のキー140を利用して開錠操作をすることで、まず、スライドボルト132を受け部材133から離間させることができる。
具体的には、図5に示すキー140によって操作入力軸106が回転されると、操作入力軸106の回転は駆動部125の伝達軸部126へと伝達される。さらに、伝達軸部126が回転すると、伝達軸部126の歯車部126bは中間ギヤ128を回転させる。中間ギヤ128が回転すると、中間ギヤ128の凹凸部128bの凹部128b2に入り込んだ係合突起131aが中間ギヤ128と一体に回転し、これにより回転伝達部材131が回転してスライドボルト132が直線移動する。
スライドボルト132が直線移動して受け部材133から最も離間した位置では、図3に示すようにクリック機構113のボール115がスライドボルト132のクリック溝132dに入り込むことで、部屋1の外において開錠操作をした操作者に対して、クリック感により、開錠されたことが伝わる。
スライドボルト132が直線移動して受け部材133から離間した状態では、案内部111の開閉方向規制部116は依然としてパネル3に干渉可能であり、開き戸4は内開きに規制されている。
ここで、たとえば、開き戸4の内面に人や物が倒れ掛かっていることにより開き戸4を内開きできない場合には、キー140によって操作入力軸106を同方向にさらに回転させる。すると、操作入力軸106から伝達軸部126を介して中間ギヤ128に伝わった回転力により、中間ギヤ128の凹凸部128bは嵌合部材129に当接し、嵌合部材129を付勢するストッパバネ130の付勢力に抗して嵌合部材129を押圧移動する。これにより、嵌合部材129に形成された係合突起131aは、取付板102の窪み部102bから引き抜かれる。すると、案内部111は取付板102に対して回転自在となり、図10に示すように、キー140の回転力により案内部111が取付板102に対して回動する。
案内部111が取付板102に対して回動すると、案内部111に配された開閉方向規制部116も案内部111と一体に回動するので、開閉方向規制部116がパネル3に干渉しない位置まで案内部111を移動させることができる。開閉方向規制部116がパネル3に干渉しない位置にあるときには、錠装置100の基台部101がパネル3に当接しないので、開き戸4は外開き可能となる。
このように、本実施形態の錠装置100では、駆動部125は、外部操作部104から開錠操作が伝達されることにより、パネル3に案内部111が当接可能な状態でスライドボルト132が受け部材133から離間するまで開き戸4の内側面に沿って直線移動によりスライドボルト132を移動させる。その結果、部屋1の外部からの開錠操作の一段階目として、内開きに規制された状態が維持されたまま開錠することができる。
さらに、本実施形態の錠装置100では、駆動部125は、外部操作部104から開錠操作が伝達されることにより、スライドボルト132が受け部材133から離間した状態で、基台部101がパネル3に干渉しない位置まで、回動移動により案内部111を移動させる。その結果、部屋1の外部からの開錠操作の二段階目として、開き戸4に対して内開きに加えて外開きも可能とする。
本実施形態の錠装置100は、開錠操作の一段階目と二段階目と間に、ストッパバネ130の付勢力に抗してキー140を回転させる操作が必要であることから、外開きを可能とするためには二段階目の操作が必要であることを知らない者に対して、二段階目の操作が可能であることを秘匿することができる。これにより、本実施形態の錠装置100は、部屋1の外部からの悪戯等による不適切な開錠操作により開き戸4が外開きになるのを抑止できる。
また、開錠操作の二段階目において本体部108における戸先側部分を重力に抗して持ち上げる必要があることも、二段階目の操作が可能であることを秘匿することに寄与する。
また、内開きの開き戸4の場合には、部屋1の中にいる人が体重をかけて内開きを防ぐことができることに対して、外開きである場合に開き戸を引いて外開きを防ぐことが容易でない場合もある。この点において、本実施形態の錠装置100は、開き戸4を外開き可能とする前に、必ず、内開きに規制された状態でスライドボルト132を移動させるので、部屋1の中にいる人が部屋1の外部からの不適切な開錠操作に抵抗するまでの猶予時間を与えることができる。
さらに、本実施形態の錠装置100では、開錠操作の一段階目と二段階目とはキー140を同一方向に回転させることで連続して行われるので、錠装置100の管理者など、二段階目の操作が必要であることを知っている操作者にとっては、迅速に開き戸4を外開きにすることができる。
また、本実施形態の錠装置100は、開錠操作の一段階目は通常のスライドボルト132の直線移動であり、開錠操作の二段階目は取付板102に対する案内部111の回転移動であるので、スライドボルト132の直線移動のみによって通常の開錠と外開きの許容とを連続して行う場合と比較して、錠装置100の基台部101を小型化することができる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
たとえば、上記の実施形態では部屋1の外から見て吊元が右側にある開き戸4に錠装置100が取り付けられている状態が示されているが、部屋1の外から見て吊元が左側にある開き戸4に上記実施形態の錠装置100が取り付けられてもよい。この場合、錠装置100は上記実施形態で示された構造に対して反転構造であってもよい。
また、上記実施形態では、案内部111に開閉方向規制部116が配されている例が示されているが、パネル3に当接して開き戸4を内開きに規制する手段はスライドボルト132に設けられていてもよい。
なお、上記具体的な構成に対する設計変更等は上記事項には限定されない。
1 部屋
2 壁
3 パネル
4 開き戸
100 錠装置
101 基台部
102 取付板
102a ねじ穴
102b 窪み部
103 外部開錠部
104 外部操作部
105 外筒部
105a 開口部
105b ねじ溝
106 操作入力軸
106a カップリング溝
106b 凹凸形状
106c 溝
107 抜け止めプレート
108 本体部
109 支持筒部
109a ねじ山
110 止め輪
111 案内部
112 収容部
112a 孔部
113 クリック機構
114 バネ
115 ボール
116 開閉方向規制部
117 収容溝
117a 開口
118 蓋部
118a レール
119 連結体
120 第一連結体
122 非円形ナット
123 移動規制部
124 第二連結体
125 駆動部
126 伝達軸部
126a 連結部
126b 歯車部(第一歯車)
127 連結機構
128 中間ギヤ
128a 第二歯車
128b 凹凸部
128b1 凸部
128b2 凹部
129 嵌合部材
129a 凸状部
129b 傾斜面
130 ストッパバネ
131 回転伝達部材
131a 係合突起
131b 歯車(第三歯車)
132 スライドボルト(移動体)
132a ラック
132b ガイド
132c ストッパ
132d クリック溝
133 受け部材(被係止部材)
133a 小径部
133b 大径部
140 キー

Claims (4)

  1. 部屋の出入り口を構成するパネルに前記出入り口を開閉する開き戸を連結する錠装置であって、
    前記開き戸に取り付け可能な基台部と、
    前記基台部に連結され前記基台部に対して移動可能な移動体と、
    前記パネルに固定可能であり前記移動体が係止可能な被係止部材と、
    を備え、
    前記基台部は、
    前記開き戸に固定可能な取付板と、
    前記取付板に連結され前記部屋の外部から前記移動体を移動させるための外部開錠部と、
    を備え、
    前記外部開錠部は、
    前記開き戸が前記出入り口を塞いだ状態において前記部屋の外部に露出するように前記開き戸に取り付け可能であり開錠操作者による開錠操作を受け付ける外部操作部と、
    前記外部操作部に連結され前記開き戸の内側面に垂直な回動軸回りに前記取付板に対して前記内側面に沿って回動移動が可能であり前記取付板に連結された本体部と、
    前記本体部に設けられ前記外部操作部から前記開錠操作が伝達され、前記開錠操作により、前記基台部又は前記移動体が前記パネルに当接可能な状態で前記移動体が前記被係止部材から離間するまで前記内側面に沿って直線移動により前記移動体を移動させ、且つ前記移動体が前記被係止部材から離間した状態で前記基台部又は前記移動体が前記パネルに干渉しない位置まで前記回動移動により前記基台部を移動させる駆動部と、
    を備える錠装置。
  2. 請求項1に記載の錠装置であって、
    前記外部操作部は、
    前記基台部に固定された筒部と、
    前記筒部の内部に配され前記筒部に対して回転自在な操作入力軸と、
    を有し、
    前記駆動部は、
    前記筒部の内部に配され前記操作入力軸に対して連結され前記操作入力軸と一体に回転可能であり前記本体部の内部に第一歯車を有する伝達軸部と、
    前記本体部の内部に配され前記伝達軸部の回転が伝達され第二歯車及び凹凸部を有し前記第二歯車が前記第一歯車に噛み合う連結機構と、
    前記凹凸部における凹部に挿入される係合突起を有し外周に第三歯車が形成された回転伝達部材と、
    を有し、
    前記移動体は、前記第三歯車と噛み合うラックを有する錠装置。
  3. 請求項2に記載の錠装置であって、
    前記連結機構は、
    前記第二歯車と前記凹凸部とが外周に形成され前記本体部の内部で前記本体部に対して前記伝達軸部の回転軸線と平行な回転軸線回りに回転可能な中間ギヤと、
    前記凹凸部に当接可能且つ前記本体部内で進退可能に前記本体部に支持され前記取付板に嵌合可能な凸状部を有する嵌合部材と、
    前記嵌合部材の進退方向のうち前記凸状部が前記取付板に嵌合する方向へ前記嵌合部材を付勢する付勢部材と、
    を有し、
    前記中間ギヤは、前記伝達軸部からの回転力を受けて回転することにより前記凹凸部を前記嵌合部材に当接させて前記付勢部材の付勢力に抗して前記嵌合部材を押圧移動する錠装置。
  4. 請求項3に記載の錠装置であって、
    前記凸状部は、前記嵌合部材の進退方向に対して傾斜し且つ前記嵌合部材が前記本体部に取り付けられた状態において前記伝達軸部の回転軸線を中心とする円周方向に向けられた傾斜面を有し、
    前記取付板は、前記傾斜面に接触可能で前記凸状部の少なくとも一部が挿入可能な窪み部を有する錠装置。
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