JPH0515014Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0515014Y2 JPH0515014Y2 JP9141987U JP9141987U JPH0515014Y2 JP H0515014 Y2 JPH0515014 Y2 JP H0515014Y2 JP 9141987 U JP9141987 U JP 9141987U JP 9141987 U JP9141987 U JP 9141987U JP H0515014 Y2 JPH0515014 Y2 JP H0515014Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- box body
- leaf spring
- elasticity
- coil spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 2
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 208000027418 Wounds and injury Diseases 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 208000014674 injury Diseases 0.000 description 1
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、扉などに取付けて施錠、解錠をする
ラツチに関するものである。
ラツチに関するものである。
従来のラツチには、第７図示のように箱体１の
前後両端方向に軸２を貫通させ、箱体１の内部に
は、軸２を軸２の後端方向へ常時引き寄せるよう
に付勢するコイルばね３を懸架し、軸２には、軸
２がコイルばね３により引き寄せられた状態にお
いて箱体１の後端内面に突き当るストツパ４を設
け、軸２のうちストツパ４の直前の位置には、係
合溝５を設け、箱体１の内部には、軸２の前端が
コイルばね３の弾力に抗して一定のストローク９
だけ押し出された時点で係合溝５に係合する係合
部６を有する板ばね７を懸架し、板ばね７には、
箱体１の外側へ押しボタン状に突出するプツシユ
部８を設けてなるものがある。
前後両端方向に軸２を貫通させ、箱体１の内部に
は、軸２を軸２の後端方向へ常時引き寄せるよう
に付勢するコイルばね３を懸架し、軸２には、軸
２がコイルばね３により引き寄せられた状態にお
いて箱体１の後端内面に突き当るストツパ４を設
け、軸２のうちストツパ４の直前の位置には、係
合溝５を設け、箱体１の内部には、軸２の前端が
コイルばね３の弾力に抗して一定のストローク９
だけ押し出された時点で係合溝５に係合する係合
部６を有する板ばね７を懸架し、板ばね７には、
箱体１の外側へ押しボタン状に突出するプツシユ
部８を設けてなるものがある。
上記従来のラツチでは、第８図示のように軸２
をコイルばね３の弾力に抗して押していき、軸２
の前端が箱体１から一定のストローク９だけ押し
出されると、板ばね７の係合部６が係合溝５に係
合して施錠がなされ、この状態において、プツシ
ユ部８を板ばね７の弾力に抗して押すと、係合部
６が係合溝５からはずれるので、軸２がコイルば
ね３の弾力を受けて元位置に復帰し、解錠がなさ
れるものであつたから、施錠中に板ばね７が不良
になつたり、プツシユ部８に僅かな押圧力が加わ
つたりすると、コイルばね３の弾力が軸２に作用
して、思わぬ時に解錠してしまうという問題点が
あつた。
をコイルばね３の弾力に抗して押していき、軸２
の前端が箱体１から一定のストローク９だけ押し
出されると、板ばね７の係合部６が係合溝５に係
合して施錠がなされ、この状態において、プツシ
ユ部８を板ばね７の弾力に抗して押すと、係合部
６が係合溝５からはずれるので、軸２がコイルば
ね３の弾力を受けて元位置に復帰し、解錠がなさ
れるものであつたから、施錠中に板ばね７が不良
になつたり、プツシユ部８に僅かな押圧力が加わ
つたりすると、コイルばね３の弾力が軸２に作用
して、思わぬ時に解錠してしまうという問題点が
あつた。
本考案は、上記従来の問題点を解消しうるラツ
チを提供しようとするものである。
チを提供しようとするものである。
以下図面にもとづいて本考案を詳細に説明する
と、１０は箱体、１１は箱体１０の前後両端方向
に貫通させた軸、１２は箱体１０内において軸１
１に懸架したコイルばねで、軸１１を軸１１の前
端方向へ常時押し出すように付勢している。１３
は軸１１に設けたストツパで、軸１１がコイルば
ね１２より一定のストローク１４だけ押し出され
た状態において箱体１０の前端内面に突き当る。
１５は軸１１のうちストツパ１３の直後の位置に
設けた係合溝、１６は箱体１０内において軸１１
に懸架した板ばねで、軸１１がコイルばね１２の
弾力に抗して一定のストローク１４だけ引き寄せ
られた時点で係合溝１５に係合する係合部１７を
有する。１８は板ばね１６から箱体１０の外側へ
押しボタン状に突出するように設けたプツシユ部
である。
と、１０は箱体、１１は箱体１０の前後両端方向
に貫通させた軸、１２は箱体１０内において軸１
１に懸架したコイルばねで、軸１１を軸１１の前
端方向へ常時押し出すように付勢している。１３
は軸１１に設けたストツパで、軸１１がコイルば
ね１２より一定のストローク１４だけ押し出され
た状態において箱体１０の前端内面に突き当る。
１５は軸１１のうちストツパ１３の直後の位置に
設けた係合溝、１６は箱体１０内において軸１１
に懸架した板ばねで、軸１１がコイルばね１２の
弾力に抗して一定のストローク１４だけ引き寄せ
られた時点で係合溝１５に係合する係合部１７を
有する。１８は板ばね１６から箱体１０の外側へ
押しボタン状に突出するように設けたプツシユ部
である。
第４図示のように軸１１をコイルばね１２の弾
力に抗して軸１１の後端方向に引き寄せていき、
軸１１の前端が箱体１０の内側へ向けて一定のス
トローク１４だけ引かれると、板ばね１６の係合
部１７が係合溝１５に係合して解錠がなされ、こ
の状態において、プツシユ部１８を板ばね１６の
弾力に抗して押すと、係合部１７が係合溝１５か
らはずれるので、軸１２がコイルばね１２の弾力
を受けて軸１２の前端方向に押し出され、軸１２
の前端が一定のストローク１４だけ押し出される
と、ストツパ１３が箱体１０に前端に突き当つて
軸１２を停止し、施錠がなされる。
力に抗して軸１１の後端方向に引き寄せていき、
軸１１の前端が箱体１０の内側へ向けて一定のス
トローク１４だけ引かれると、板ばね１６の係合
部１７が係合溝１５に係合して解錠がなされ、こ
の状態において、プツシユ部１８を板ばね１６の
弾力に抗して押すと、係合部１７が係合溝１５か
らはずれるので、軸１２がコイルばね１２の弾力
を受けて軸１２の前端方向に押し出され、軸１２
の前端が一定のストローク１４だけ押し出される
と、ストツパ１３が箱体１０に前端に突き当つて
軸１２を停止し、施錠がなされる。
軸１２のうち箱体１０の後端から突出する部分
には、軸１２を手など引きやすくするための縮径
部１９を設ける。
には、軸１２を手など引きやすくするための縮径
部１９を設ける。
上記の構成よりなるラツチは、例えば第６図示
のように天井２０に設置した空気清浄機２１にお
いて、集塵部２２，２３の出入口２４を開閉する
扉２５，２６に錠２７，２８として取付け、扉２
５，２６を閉じたときに、掛止金具２９にそれぞ
れ施錠するのに使用する。
のように天井２０に設置した空気清浄機２１にお
いて、集塵部２２，２３の出入口２４を開閉する
扉２５，２６に錠２７，２８として取付け、扉２
５，２６を閉じたときに、掛止金具２９にそれぞ
れ施錠するのに使用する。
本考案は、叙上のように構成したから、施錠中
は軸にコイルばねの弾力が軸を常時箱体から押し
出すように作用しており、軸をコイルばねの弾力
に抗して引かない限り解錠されないので、施錠中
に板ばねが不良になつたり、プツシユ部に押圧力
が加わつても、解錠するようなことはなく、扉な
どにそれを押し開こうとする力が加わつている場
合でも、扉などの施錠を確保でき、思わぬ時に扉
などが開いて人が負傷したり、物が破損したりす
るのを防止できるなどの利点を有する。
は軸にコイルばねの弾力が軸を常時箱体から押し
出すように作用しており、軸をコイルばねの弾力
に抗して引かない限り解錠されないので、施錠中
に板ばねが不良になつたり、プツシユ部に押圧力
が加わつても、解錠するようなことはなく、扉な
どにそれを押し開こうとする力が加わつている場
合でも、扉などの施錠を確保でき、思わぬ時に扉
などが開いて人が負傷したり、物が破損したりす
るのを防止できるなどの利点を有する。
図面第１図ないし第６図は本考案の実施例を示
すもので、第１図は本考案に係るラツチの平面
図、第２図は第１図の側面図、第３図は第１図の
底面図、第４図は解錠時の拡大断面図、第５図は
施錠時の拡大断面図、第６図は使用例を示す図、
第７図は従来品の解錠時の拡大断面図、第８図は
従来品の施錠時の拡大断面図である。 １０……箱体、１１……軸、１２……コイルば
ね、１３……ストツパ、１４……ストローク、１
５……係合溝、１６……板ばね、１７……係合
部、１８……プツシユ部。
すもので、第１図は本考案に係るラツチの平面
図、第２図は第１図の側面図、第３図は第１図の
底面図、第４図は解錠時の拡大断面図、第５図は
施錠時の拡大断面図、第６図は使用例を示す図、
第７図は従来品の解錠時の拡大断面図、第８図は
従来品の施錠時の拡大断面図である。 １０……箱体、１１……軸、１２……コイルば
ね、１３……ストツパ、１４……ストローク、１
５……係合溝、１６……板ばね、１７……係合
部、１８……プツシユ部。
Claims (1)
- ストツパと係合溝を有し箱体に前後動自在に取
り付けた軸と、施錠のために前記軸の先端部を前
記ストツパによる停止位置まで前記箱体の外方に
押し出すように付勢するコイルばねと、解錠のた
めに前記軸が前記コイルばねの弾力に抗して所定
のストロークだけ押し戻された状態で前記係合溝
に係合する係合部を有する板ばねと、該板ばねの
一部に設け前記箱体の外側に押しボタン状に突出
し前記板ばねの弾力に抗して押圧して前記板ばね
の係合部が前記係合溝から外れるように作用させ
るプツシユ部とを備えたことを特徴とするラツ
チ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9141987U JPH0515014Y2 (ja) | 1987-06-16 | 1987-06-16 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9141987U JPH0515014Y2 (ja) | 1987-06-16 | 1987-06-16 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63201175U JPS63201175U (ja) | 1988-12-26 |
| JPH0515014Y2 true JPH0515014Y2 (ja) | 1993-04-21 |
Family
ID=30952185
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9141987U Expired - Lifetime JPH0515014Y2 (ja) | 1987-06-16 | 1987-06-16 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0515014Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-06-16 JP JP9141987U patent/JPH0515014Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63201175U (ja) | 1988-12-26 |
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