JPS61202719A - 直接油潤滑抽伸装置 - Google Patents

直接油潤滑抽伸装置

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JPS61202719A
JPS61202719A JP60043289A JP4328985A JPS61202719A JP S61202719 A JPS61202719 A JP S61202719A JP 60043289 A JP60043289 A JP 60043289A JP 4328985 A JP4328985 A JP 4328985A JP S61202719 A JPS61202719 A JP S61202719A
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JP
Japan
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lubricating oil
pipe
scale
plate
oil
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JP60043289A
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JPH0233424B2 (ja
Inventor
Tadayoshi Fujisaka
忠良 藤坂
Mitsuaki Ichikawa
市川 光秋
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、パイプ引抜き時に潤滑剤の混入した油をパ
イプ表面及び内面に塗布して冷間引き抜きする装置、い
わゆる直接油潤滑抽伸装置に関するものである。
(従来技術とその問題点) 以前は、潤滑剤の入った液槽内にパイプをドブ漬けし冷
間引き抜きを行っていたが、近年、生産性向上を企図し
て上述の直接油潤滑抽伸が行われるようになった。
この直接油潤滑抽伸装置に使用する潤滑油は、油に固体
潤滑剤と極圧添加剤とを加えたものであり、パイプ表面
及び内面(以下、「パイプ表面」と総称する)に塗布し
た量の大半が回収され、再使用される。この再使用を数
回繰り返すと、抽伸時に剥離したパイプ表面のスケール
が潤滑油内に混入し、該スケールがパイプ表面に疵を発
生させ、また、潤滑油中のスケールが増加すると配管詰
りや圧送ポンプの故障を招来する。
そこで、従来は、下記■〜Oの手段によって潤滑油中の
スケールを除去していた。
■フィルターを通過させて粒径の大小により除去する方
法。
■遠心分離器により液体と固体とを分離する方法。
■マグネットローラによりスケールのみを吸着する方法
そして上記従来技術には次記する如き問題がある。
■に依る場合 除去するスケールの粒子径が固体潤滑剤の粒子径より大
きくなければならないが、実際にこの条件を満すことは
不可能であり、必然的に再使用される潤滑油中に小さな
粒子径のスケールが混在してしまう。また、フィルター
表面を何等かの方法で常に清浄化し目詰まりを防止する
必要がある。
■に依る場合 固体潤滑剤までスケールと一緒に分離してしまうため、
再使用前に固体潤滑剤を新たに供給しなければならず不
経済である。
■に依る場合 この方途は、第6図に示すように、回転駆動されるマグ
ネットローラ1にスケールCを吸着し該マグネットロー
ラ1の上面を経て反対側へ移送し、スクレーバ2でスケ
ールCを掻き落す一方、固体潤滑剤を含む潤滑油Bを、
上記マグネットローラ1の下面に形成した一定隙間2の
流路3に流下セしめ、スケールCのみを潤滑油Bから分
離除去するものであるが、例えば気温変化等によって潤
滑油Bの粘度が増加すると、上記流路3を通過する潤滑
油が少なくなり、潤滑油Bがマグネットローラ1上面を
経てスクレーパ2側へ到るという事態を招く。
従って、従来の直接油潤滑抽伸装置にあっては、スケー
ルの除去が不完全となっていてパイプの表面疵発生、配
管詰りや圧送ポンプの故障発生が頻発していた。
(発明の目的) 本発明は、上述の問題点、すなわちパイプ疵の発生、配
管詰まり、圧送ポンプの故障のない直接油潤滑抽伸装置
を提供する目的で成されたものである。
(発明の技術手段) 本発明は、ダイスやグリッパを備えた引抜手段、冷間引
抜の施される直前のパイプ表面に潤滑油を供給する送給
管、パイプに塗布使用された残余の潤滑油を回収するホ
ッパ、前記送給管とホッパとの間に介設された除去手段
を具備し、前記スケール除去手段が、潤滑油が傾斜板上
を落下中に磁力によりスケールが吸引分離され且つ該傾
斜板が潤滑油の粘度に応じてその傾斜角度を可変する構
成となされたことを、その特徴とする。
なお、潤滑油は、心金引き、マンドレル引きの場合はパ
イプの内外面に塗布され、空引きの場合は、外面のみの
塗布でよい。従って、上記「パイプ表面」は「塗布を必
要とする内外面若しくは外面」の意である。
(作用) 固体潤滑剤を含む潤滑油は、送給管を通ってパイプ表面
に塗布され、潤滑油が塗布されたパイプは、ダイスを通
され、グリッパに把持されて引抜かれ、多方、噴射塗布
後の残余の潤滑油は、回収管を通ってスケール除去手段
側へと案内される。
ここでスケール除去手段側に導かれる潤滑油中にはスケ
ールが混在していて、該スケール除去手段により分離除
去される。
すなわち、潤滑油は傾斜板上を降下してゆく過程で固体
潤滑剤を含む油から磁力によって吸引分離されるのであ
る。
そして、潤滑油の粘度が、季節による気温変化により変
動する場合や、使用するに従って潤滑油中の固体潤滑剤
、極圧添加剤が高温高圧下の摩擦面で金属表面(パイプ
表面)と化学反応を起して固体潤滑膜を形成するために
それらが減少し潤滑油の粘度が変る場合には、傾斜板を
傾斜させることにより好適な処理流量に調整することが
できる。
また処理流量を無視して傾斜板を水平に近けるとスケー
ルの除去率が向上する。第5図は、傾斜板22の角度θ
とスケール除去率の関係を説明する図で、スケール粒子
mには磁力Fと重力g及び粘度によるカシが働いていて
、これらの合力pで磁石30側へと引き寄せられるので
あり、傾斜板22を水平方向に近ける(図中のθを大に
する)と、合力pがF側に近いて、スケール粒子mの磁
石30に吸着される率が高くなる。
このように操作されるスケール除去手段を経た潤滑油B
は、その粘度の大小如何に拘らずスケールCのみが確実
に除かれていて十分再使用に供し得る。
(実施例) 以下、第1〜5図に示す一実施例に基いて説明する。
第1図は本発明装置を一部破断して示すレイアウト図、
第2図はスケール除去手段の正面図、第3図、第4図は
スケール除去手段の作動説明図、第5図は傾斜角度とス
ケールの吸着との関係を説明する作用図である。
図において、Aはパイプ、11はダイス、12はプラグ
、13は潤滑油BをバイブA外表面に塗布すべくダイス
11の上流側に配されたノズルであり、ダイス11の下
流側には図示省略しであるが、キャリッジによって移動
せしめられるグリッパが配設されている。つまり、ダイ
ス11やグリッパにより引抜手段14が構成されている
。なお、パイプA内表面への潤滑油Bの塗布は、プラグ
ロッド15を介して行われる16は潤滑油BをパイプA
表面に送るための送給管、17.17は送給ポンプを示
す。18は使用後の残余の潤滑油Bを収集するためのホ
ッパ、19はホッパ18に集められた潤滑油Bを後述の
スケール除去手段21へ導く回収管、20は回収ポンプ
を示す。
21は上記回収管19と送給管16との間に配設された
スケール除去手段で、概略、磁力によりスケールCのみ
を吸着分離する傾斜板2′2、スケールCの除かれた潤
滑油Bを受ける油タンク23、分離されたスケールCを
受けるホッパ24、ホッパ24内に貯ったスケールCを
切出排出すべくホッパ24に付設された切出用シリンダ
25゛、ホッパ24下部に案内されここで切出されたス
ケールCを受は外部に運び出す台車26が備えられてい
る。
実施例では、基板27に平行として非磁性の傾斜板22
を、リンク28を介して重設し、該リンク27をシリン
ダ29操作で回動させることにより、傾斜板22が基板
27に近接(第3図実線)、離間(同図仮想線)する構
成を採っている。そして、上記基板27の表側に永久磁
石30を上流側がNとなるようにして取付け、傾斜板2
2の接近時、磁力が傾斜板22上を通過するスケールC
に及び、傾斜板22上にスケールCを吸着する構成を採
っている。
31は傾斜板22上に臨設されたチェーンスクレーパで
、傾斜板22の離間時、傾斜板22上を上から下へ滑動
し、傾斜板22上に存するスケールCを掻き落とすもの
である。32はチェーンスクレーパ31の下流端に略垂
下状として取付けられた流下案内板で、該流下案内板3
2は、潤滑油Bを、傾斜板22下流端から油タンク23
へ導くために付設されたものである。
そして上記傾斜板22は、その傾斜角度θを変更できる
構成とされている。
すなわち、傾斜板22に一体化されている(接離動作は
するカリ基板27の中央部を架台33頂部に枢着し、同
時に基板27の背面から架台33側へ突出せしめたフレ
ーム34に揺動付与機構35を付設している。つまり、
架台33中央部に、ハンドル36で回転(自転)動作せ
しめられる螺軸37を設け、この螺軸37に螺合するナ
ツト(図示せず)をフレーム34に固着したブラケット
38に少し上下動許容として取付は構成している。
その他、39は回収管19の末端に連結さへごラダー管
で、オリフィスから噴き出る潤滑油Bを細く且つ幅広く
傾斜板21上に導くべく、当板40を対峙配設している
。41.41・・・は各リンク28.28・・・間に配
された連結棒である。
上記スケール除去手段21は次の如く使用する。
まず、ハンドル36を回転操作して傾斜板22の傾斜角
度θを設定角度になすと共に、該傾斜板22をシリンダ
29操作で基板27に接近させ(スケールCの受ける磁
力が大きくなるようにし)ておき、この傾斜板22上に
回収した潤滑油Bを流下させて該流下する潤滑油B中の
スケールCのみを傾斜板22表面に吸着せしめ、スケー
ルCのみが除去された清浄な潤滑油Bを油タンク23に
落す。
続いて、シリンダ29操作でリンク28.28・・・を
回動することにより、傾斜板22を基板27から浮き離
してスケールCに及ぶ磁力を少くなさしめ、ここでチェ
ーンスクレーパ31を回転させて傾斜板22上に存する
スケールCをホッパ24内に掻き落す。
上記操作を順次繰り返し、かくして清浄化された潤滑油
Bを再使用に供す。
なお、図示実施例ではスケール除去手段21をホッパ1
8に対し、回収管19、回収ポンプ2o、ヘッダー管3
9及び当板40を介して連係したが、この場合にはその
回収潤滑剤輸送中にこれら経路の配管詰り発生p無とす
ること困難であるという・問題がある。したがって、前
記スケール除去手段21は、ホッパ18下方に直接設置
するのが最も望ましく、この場合にはその潤滑剤循環経
路における配管詰りの発生を皆無としうる。
i(効果) 以上説明したように本発明は、磁力に依るスケール除去
手段を配管中途に具備した直接油抽伸装置であって、除
去対象たるスケールのみを除去し、他の固体潤滑剤等は
そのまま清浄化された潤滑油中に残って極めて経済的で
あり、ここで、上記スケール除去手段が傾斜角度を変え
得る傾斜板を採用していて、潤滑油の粘度が変っても充
分その状況に対応でき、この結果スケールの除去が適確
に行えることになり、パイプ疵の発生や配管詰り及びポ
ンプの故障発生を未然に防止できるという効果を奏する
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を一部破断して示すレイアウ
ト図、第2図は本発明に採用するスケール除去手段の正
面図、第3図及び第4図は同スケール除去手段の作動説
明図、第5図は傾斜板の傾斜角度とスケールの吸着との
関係を説明する作用図、第6図はマグネットローラを用
いて行う従来のスケール除去方法の概略図である。 Aはパイプ、Bは潤滑油、Cはスケール、11はダイス
、14は引抜手段、16は送給管、18はホッパ、21
はスケール除去手段、22は傾斜板、θは傾斜角度。 第3図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ダイスやグリツパを備えた引抜手段、冷間引抜の施され
    る直前のパイプ表面に潤滑油を供給する送給管、パイプ
    に塗布使用された残余の潤滑油を回収するホッパ、前記
    送給管とホッパの間に介設されたスケール除去手段を具
    備し、前記スケール除去手段が、潤滑油が傾斜板上を落
    下中に磁力よりスケールが吸引分離され、且つ、傾斜板
    が潤滑油の粘度に応じてその傾斜角度を可変する構成と
    なされたことを特徴とする直接油潤滑抽伸装置。
JP60043289A 1985-03-04 1985-03-04 直接油潤滑抽伸装置 Granted JPS61202719A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60043289A JPS61202719A (ja) 1985-03-04 1985-03-04 直接油潤滑抽伸装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60043289A JPS61202719A (ja) 1985-03-04 1985-03-04 直接油潤滑抽伸装置

Publications (2)

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JPS61202719A true JPS61202719A (ja) 1986-09-08
JPH0233424B2 JPH0233424B2 (ja) 1990-07-27

Family

ID=12659640

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60043289A Granted JPS61202719A (ja) 1985-03-04 1985-03-04 直接油潤滑抽伸装置

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JP (1) JPS61202719A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010137263A (ja) * 2008-12-12 2010-06-24 Sumitomo Metal Ind Ltd 冷間引抜き用潤滑油ろ過装置およびこれを用いる直接油潤滑抽伸装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010137263A (ja) * 2008-12-12 2010-06-24 Sumitomo Metal Ind Ltd 冷間引抜き用潤滑油ろ過装置およびこれを用いる直接油潤滑抽伸装置

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JPH0233424B2 (ja) 1990-07-27

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