JP2551562B2 - 懸濁液から固体粒子を連続分離する装置 - Google Patents
懸濁液から固体粒子を連続分離する装置Info
- Publication number
- JP2551562B2 JP2551562B2 JP61208092A JP20809286A JP2551562B2 JP 2551562 B2 JP2551562 B2 JP 2551562B2 JP 61208092 A JP61208092 A JP 61208092A JP 20809286 A JP20809286 A JP 20809286A JP 2551562 B2 JP2551562 B2 JP 2551562B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- scraping
- solid particles
- sludge
- liquid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D21/00—Separation of suspended solid particles from liquids by sedimentation
- B01D21/0039—Settling tanks provided with contact surfaces, e.g. baffles, particles
- B01D21/0045—Plurality of essentially parallel plates
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D21/00—Separation of suspended solid particles from liquids by sedimentation
- B01D21/0039—Settling tanks provided with contact surfaces, e.g. baffles, particles
- B01D21/0057—Settling tanks provided with contact surfaces, e.g. baffles, particles with counter-current flow direction of liquid and solid particles
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D21/00—Separation of suspended solid particles from liquids by sedimentation
- B01D21/10—Settling tanks with multiple outlets for the separated liquids
- B01D21/12—Settling tanks with multiple outlets for the separated liquids with moving scrapers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D21/00—Separation of suspended solid particles from liquids by sedimentation
- B01D21/24—Feed or discharge mechanisms for settling tanks
- B01D21/2405—Feed mechanisms for settling tanks
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D21/00—Separation of suspended solid particles from liquids by sedimentation
- B01D21/24—Feed or discharge mechanisms for settling tanks
- B01D21/2433—Discharge mechanisms for floating particles
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D21/00—Separation of suspended solid particles from liquids by sedimentation
- B01D21/24—Feed or discharge mechanisms for settling tanks
- B01D21/245—Discharge mechanisms for the sediments
- B01D21/2461—Positive-displacement pumps; Screw feeders; Trough conveyors
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D21/00—Separation of suspended solid particles from liquids by sedimentation
- B01D21/18—Construction of the scrapers or the driving mechanisms for settling tanks
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Treatment Of Sludge (AREA)
- Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
- Centrifugal Separators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、懸濁液から固体粒子を連続分離する装置に
関し、特に、固体粒子を含んだ懸濁液の供給部が連通さ
れる分離空間を備えたタンクを具備し、分離空間は、大
きな固体粒子をタンクの底部に向けて沈降させる１次分
離領域と、１次分離領域の下流に位置しかつ層板分離器
を収容して、１次分離領域から排出部に向かう途中にお
いて液体流から固体粒子をさらに分離させる２次分離領
域とを備え、層板分離器は該層板分離器内に捕捉した固
体粒子をタンクの底部に沈澱せしめるように形成されて
おり、さらに、タンクの底部に集められた固体粒子のス
ラッジを外部に送り出す送出手段を具備し、タンクが、
層板分離器を収容した２次分離領域の下方に位置する略
水平底部分と１次分離領域の下方に位置する傾斜部分と
を備え、送出手段は、タンクの略水平底部分に沿って走
行する部分と傾斜部分に沿って走行する部分とを有した
かき取り用の無端コンベアを備え、該無端コンベアに設
けられた横方向へ延びるかき取り部材が、タンクの略水
平底部分及び傾斜部分に沿ってスラッジをタンク内の液
面上方にゆっくりと押上げ、そこでスラッジを脱水した
後、さらに上方に位置した送出口から外部に送出するよ
うに構成された連続分離装置に関する。
関し、特に、固体粒子を含んだ懸濁液の供給部が連通さ
れる分離空間を備えたタンクを具備し、分離空間は、大
きな固体粒子をタンクの底部に向けて沈降させる１次分
離領域と、１次分離領域の下流に位置しかつ層板分離器
を収容して、１次分離領域から排出部に向かう途中にお
いて液体流から固体粒子をさらに分離させる２次分離領
域とを備え、層板分離器は該層板分離器内に捕捉した固
体粒子をタンクの底部に沈澱せしめるように形成されて
おり、さらに、タンクの底部に集められた固体粒子のス
ラッジを外部に送り出す送出手段を具備し、タンクが、
層板分離器を収容した２次分離領域の下方に位置する略
水平底部分と１次分離領域の下方に位置する傾斜部分と
を備え、送出手段は、タンクの略水平底部分に沿って走
行する部分と傾斜部分に沿って走行する部分とを有した
かき取り用の無端コンベアを備え、該無端コンベアに設
けられた横方向へ延びるかき取り部材が、タンクの略水
平底部分及び傾斜部分に沿ってスラッジをタンク内の液
面上方にゆっくりと押上げ、そこでスラッジを脱水した
後、さらに上方に位置した送出口から外部に送出するよ
うに構成された連続分離装置に関する。
層板分離器を備えたタンク内の懸濁液から固体粒子を
分離する際にタンクの底部に堆積したスラッジの取扱い
に関してしばしば問題が起る。このようなスラッジは液
体の含有量が多いので通常スラッジを脱水するために別
の装置を必要とする。スラッジは例えば底部の弁を開ら
いてタンクから取出し、別の過プレスに送って脱水さ
れる。しかしこの処理工程は長い時間がかかりかつ費用
が高くつくものである。
分離する際にタンクの底部に堆積したスラッジの取扱い
に関してしばしば問題が起る。このようなスラッジは液
体の含有量が多いので通常スラッジを脱水するために別
の装置を必要とする。スラッジは例えば底部の弁を開ら
いてタンクから取出し、別の過プレスに送って脱水さ
れる。しかしこの処理工程は長い時間がかかりかつ費用
が高くつくものである。
分離装置のタンクの傾斜した底壁部に沿って延びた排
出コンベアを設け、スラッジを持ち上げて上部の取出し
口に向けて移送中にスラッジを脱水することが提案され
ている。このような装置の実例は英国特許第474152号及
びスエーデン特許公開第7606479−９号に開示されてい
る。しかし傾斜した底壁部があるために、これらの装置
はその分離能力に比較して比較的に丈が高くなる。この
ためしばしば設置上の問題を起こす。
出コンベアを設け、スラッジを持ち上げて上部の取出し
口に向けて移送中にスラッジを脱水することが提案され
ている。このような装置の実例は英国特許第474152号及
びスエーデン特許公開第7606479−９号に開示されてい
る。しかし傾斜した底壁部があるために、これらの装置
はその分離能力に比較して比較的に丈が高くなる。この
ためしばしば設置上の問題を起こす。
上記問題点を解決するために、本発明は、冒頭に記載
した種類の懸濁液連続分離装置において、供給部は分配
室に連通され、該分配室は、供給される懸濁液をタンク
の１次分離領域の、かき取り用無端コンベアがタンク内
の液面から延出している領域に向かって上方に導くよう
に配設されることを特徴とする装置を提供する。
した種類の懸濁液連続分離装置において、供給部は分配
室に連通され、該分配室は、供給される懸濁液をタンク
の１次分離領域の、かき取り用無端コンベアがタンク内
の液面から延出している領域に向かって上方に導くよう
に配設されることを特徴とする装置を提供する。
本発明にかかる分離装置は丈が低く、工程を２段階に
分けて分離能力が高く、また沈殿したスラッジの除去及
び脱水を効果的に行なうことができる。脱水の度合はか
き取り部材の移動速度及び液面とスラッジ取出し口間の
間隔を適当に選ぶことによって決まる。かき取り部材の
適当な移動速度は毎分数cmである。
分けて分離能力が高く、また沈殿したスラッジの除去及
び脱水を効果的に行なうことができる。脱水の度合はか
き取り部材の移動速度及び液面とスラッジ取出し口間の
間隔を適当に選ぶことによって決まる。かき取り部材の
適当な移動速度は毎分数cmである。
懸濁液は分配室を介して最初に１次分離領域内のかき
取り用無端コンベアの延出領域に向かって上方に導か
れ、次いで２次分離領域に向かって下方へ流動して、さ
らに層板分離器を上方へ通過する。そして、最初に延出
領域に向かって上方に導かれた懸濁液の中の比較的軽い
固体粒子は、懸濁液から容易に分離してかき取り用無端
コンベアにより運ばれ、上方の送出口から送出される。
また、延出領域で分離した比較的重い固体粒子は、タン
クの傾斜部分に向かって沈降し、かき取り用無端コンベ
アにかき取られて送出口に運ばれる。このような構成に
より、１次分離領域における懸濁液の分離作用が促進さ
れるとともに２次分離領域への作業負担が軽減されて、
装置全体としての分離能力が向上する。このように、か
き取り用無端コンベアの略全長を有効に使用することに
より、分離能力を低減することなく装置寸法を縮小する
ことが可能となる。
取り用無端コンベアの延出領域に向かって上方に導か
れ、次いで２次分離領域に向かって下方へ流動して、さ
らに層板分離器を上方へ通過する。そして、最初に延出
領域に向かって上方に導かれた懸濁液の中の比較的軽い
固体粒子は、懸濁液から容易に分離してかき取り用無端
コンベアにより運ばれ、上方の送出口から送出される。
また、延出領域で分離した比較的重い固体粒子は、タン
クの傾斜部分に向かって沈降し、かき取り用無端コンベ
アにかき取られて送出口に運ばれる。このような構成に
より、１次分離領域における懸濁液の分離作用が促進さ
れるとともに２次分離領域への作業負担が軽減されて、
装置全体としての分離能力が向上する。このように、か
き取り用無端コンベアの略全長を有効に使用することに
より、分離能力を低減することなく装置寸法を縮小する
ことが可能となる。
以下、添付図面について本発明を詳細に説明する。
第１図に示す分離装置は、分離すべき固体粒子を含ん
だ液体を収容するための分離空間を備えたタンク１を具
備する。分離空間は１次分離領域２を含む。この領域２
に汚染した液体を供給管３から分配室４を介して送り込
む。分配室４内では液体が分離装置の全幅に亘って均等
に分配される。これと同時に液体の流速が適宜の低レベ
ルにまで減速されるので、引続いて行なわれる分離工程
及びスラッジ搬送工程に悪影響を与えることがない。汚
染液体は分配室４から斜めに左上方に送られ、液体中の
比較的軽い固体粒子を、後述するようにタンク内に配設
した掻取りコンベアによって分離して取出すことができ
る。
だ液体を収容するための分離空間を備えたタンク１を具
備する。分離空間は１次分離領域２を含む。この領域２
に汚染した液体を供給管３から分配室４を介して送り込
む。分配室４内では液体が分離装置の全幅に亘って均等
に分配される。これと同時に液体の流速が適宜の低レベ
ルにまで減速されるので、引続いて行なわれる分離工程
及びスラッジ搬送工程に悪影響を与えることがない。汚
染液体は分配室４から斜めに左上方に送られ、液体中の
比較的軽い固体粒子を、後述するようにタンク内に配設
した掻取りコンベアによって分離して取出すことができ
る。
１次分離領域２内で、液体がゆっくりと下方に向って
流れて２次分離領域６に向って送られる際に比較的重い
固体粒子はタンク１の底部５に沈降する。２次分離領域
６には公知の層板（lamella）分離器７が配設されてい
て該分離器の内部で液体は上方に向って流れる。液体が
排出管８に向って流れる際にさらに汚染液体から固体粒
子が分離される。層板分離器７で捕捉された固体粒子は
タンク１の底部５に徐々に沈殿して該底部上にスラッジ
を形成する。
流れて２次分離領域６に向って送られる際に比較的重い
固体粒子はタンク１の底部５に沈降する。２次分離領域
６には公知の層板（lamella）分離器７が配設されてい
て該分離器の内部で液体は上方に向って流れる。液体が
排出管８に向って流れる際にさらに汚染液体から固体粒
子が分離される。層板分離器７で捕捉された固体粒子は
タンク１の底部５に徐々に沈殿して該底部上にスラッジ
を形成する。
タンク１からスラッジを取出すためにタンクの水平状
底部分10及び傾斜壁11に沿ってかき取り用の無端コンベ
ア９が配設されている。このコンベア９はタンクの長手
壁部に沿った一対の無端チェン12を含む。両チェンはコ
ンベアの両端に設けたスプロケット13,14に巻回されか
つモータ15で駆動される。横方向に延びたかき取り部材
16がチェン12に沿って等間隔をあけて両チェン間に取付
けられている。これらのかき取り部材16は例えば適宜の
アングル形状に鋼材で作ることができる。コンベアの下
部走路のかき取り部材16がタンクの底部に接触して固体
粒子を含んだスラッジを水平状底部分10に沿って移動さ
せさらに傾斜壁11に沿って押上げる。第１図から判るよ
うに傾斜壁11はタンク内の液面より若干上方まで延びて
いる。液面よりも上方に延びた傾斜壁11の部分におい
て、かき取り部材16で運ばれたスラッジの脱水が行なわ
れる。比較的粘性が高くてポンプで送り難い状態のスラ
ッジがスラッジ送出口17から分離装置の外部に排出され
る。
底部分10及び傾斜壁11に沿ってかき取り用の無端コンベ
ア９が配設されている。このコンベア９はタンクの長手
壁部に沿った一対の無端チェン12を含む。両チェンはコ
ンベアの両端に設けたスプロケット13,14に巻回されか
つモータ15で駆動される。横方向に延びたかき取り部材
16がチェン12に沿って等間隔をあけて両チェン間に取付
けられている。これらのかき取り部材16は例えば適宜の
アングル形状に鋼材で作ることができる。コンベアの下
部走路のかき取り部材16がタンクの底部に接触して固体
粒子を含んだスラッジを水平状底部分10に沿って移動さ
せさらに傾斜壁11に沿って押上げる。第１図から判るよ
うに傾斜壁11はタンク内の液面より若干上方まで延びて
いる。液面よりも上方に延びた傾斜壁11の部分におい
て、かき取り部材16で運ばれたスラッジの脱水が行なわ
れる。比較的粘性が高くてポンプで送り難い状態のスラ
ッジがスラッジ送出口17から分離装置の外部に排出され
る。
第３、４図は殊に金属系廃棄物の分離に適した本発明
にかかる分離装置の実施例を示す。金属系廃棄物は再生
利用が望ましいが、油その他の液体で汚染している。例
えば鉄や鋼の加工工程においては、冷却用潤滑油の中に
機械加工、仕上、圧延等の工程中に発生した価値のある
くずが含まれている。このような汚染した廃棄物の洗
浄、清浄化に使用される従来の装置は構造が複雑で、洗
浄して廃棄物を再利用するには経費がかかり過ぎるもの
であった。
にかかる分離装置の実施例を示す。金属系廃棄物は再生
利用が望ましいが、油その他の液体で汚染している。例
えば鉄や鋼の加工工程においては、冷却用潤滑油の中に
機械加工、仕上、圧延等の工程中に発生した価値のある
くずが含まれている。このような汚染した廃棄物の洗
浄、清浄化に使用される従来の装置は構造が複雑で、洗
浄して廃棄物を再利用するには経費がかかり過ぎるもの
であった。
上記の目的は第１、２図の装置を第３、４図の装置に
変形する丈で解決することができる。第２実施例（第３
図）に示すようにかき取りコンベア９の上部走路と下部
走路間に中間壁18を配設する。この中間壁18は１次分離
領域２内の液面上方から下方のスプロケット14の付近ま
で延びている。このようにして傾斜壁11、タンクの底部
分10と中間壁18間にかく乱されることのないスラッジチ
ャンネル19を形成するので、スラッジをスラッジチャン
ネル19から排出する以前に清浄な液体でスラッジを洗う
ことができる。
変形する丈で解決することができる。第２実施例（第３
図）に示すようにかき取りコンベア９の上部走路と下部
走路間に中間壁18を配設する。この中間壁18は１次分離
領域２内の液面上方から下方のスプロケット14の付近ま
で延びている。このようにして傾斜壁11、タンクの底部
分10と中間壁18間にかく乱されることのないスラッジチ
ャンネル19を形成するので、スラッジをスラッジチャン
ネル19から排出する以前に清浄な液体でスラッジを洗う
ことができる。
第２実施例の作動順序は下記の通りである。洗浄して
再利用すべき汚染廃棄物を洗浄液に混合して供給管３及
び分配室を介して１次分離領域２にポンプで送入する。
中間壁18上に沈降した固体粒子はかき取り部材16で押さ
れてスプロケット14の付近に送られ、タンクの底部分10
上に落下する。次にスラッジはスラッジチャンネル19内
をかき取り部材16によりそれまでと反対の方向に押され
てスラッジ送出口17に向けて送られる。洗浄工程で使用
した洗浄液を層板分離器７で分離して清浄化し、一旦排
出管８から取出した後、該洗浄液を液体取入れ口20を介
してスラッジチャンネル19の上部にポンプで送り込み、
スラッジが脱水されて分離装置から排出される以前に清
浄な液体でスラッジを洗浄する。この工程中に除去され
た油分は液面21に浮上し、上方排出管22を通して分離装
置の外方に排出される。
再利用すべき汚染廃棄物を洗浄液に混合して供給管３及
び分配室を介して１次分離領域２にポンプで送入する。
中間壁18上に沈降した固体粒子はかき取り部材16で押さ
れてスプロケット14の付近に送られ、タンクの底部分10
上に落下する。次にスラッジはスラッジチャンネル19内
をかき取り部材16によりそれまでと反対の方向に押され
てスラッジ送出口17に向けて送られる。洗浄工程で使用
した洗浄液を層板分離器７で分離して清浄化し、一旦排
出管８から取出した後、該洗浄液を液体取入れ口20を介
してスラッジチャンネル19の上部にポンプで送り込み、
スラッジが脱水されて分離装置から排出される以前に清
浄な液体でスラッジを洗浄する。この工程中に除去され
た油分は液面21に浮上し、上方排出管22を通して分離装
置の外方に排出される。
第１図は本発明にかかる装置の第１実施例を示す概略縦
断面図、第２図は第１図に示す実施例の平面図、第３図
は本発明にかかる装置の第２実施例を示す概略縦断面
図、第４図は第３図に示す実施例の平面図である。 １……タンク、２……１次分離領域、３……供給管、４
……分配室、５……底部、６……２次分離領域、７……
層板分離器、８……排出管、９……かき取り用無端コン
ベア、10……底部分、11……傾斜部分、16……かき取り
部材、17……送出口、18……中間壁、19……スラッジチ
ャンネル、20……液体取入れ口、21……液面、22……上
方排出管。
断面図、第２図は第１図に示す実施例の平面図、第３図
は本発明にかかる装置の第２実施例を示す概略縦断面
図、第４図は第３図に示す実施例の平面図である。 １……タンク、２……１次分離領域、３……供給管、４
……分配室、５……底部、６……２次分離領域、７……
層板分離器、８……排出管、９……かき取り用無端コン
ベア、10……底部分、11……傾斜部分、16……かき取り
部材、17……送出口、18……中間壁、19……スラッジチ
ャンネル、20……液体取入れ口、21……液面、22……上
方排出管。
Claims (7)
- 【請求項１】固体粒子を含んだ懸濁液の供給部が連通さ
れる分離空間を備えたタンクを具備し、分離空間は、大
きな固体粒子をタンクの底部に向けて沈降させる１次分
離領域と、１次分離領域の下流に位置しかつ層板分離器
を収容して、１次分離領域から排出部に向かう途中にお
いて液体流から固体粒子をさらに分離させる２次分離領
域とを備え、層板分離器は該層板分離器内に捕捉した固
体粒子をタンクの底部に沈澱せしめるように形成されて
おり、さらに、タンクの底部に集められた固体粒子のス
ラッジを外部に送り出す送出手段を具備し、タンクが、
層板分離器を収容した２次分離領域の下方に位置する略
水平底部分と１次分離領域の下方に位置する傾斜部分と
を備え、送出手段は、タンクの略水平底部分に沿って走
行する部分と傾斜部分に沿って走行する部分とを有した
かき取り用の無端コンベアを備え、該無端コンベアに設
けられた横方向へ延びるかき取り部材が、タンクの略水
平底部分及び傾斜部分に沿ってスラッジをタンク内の液
面上方にゆっくりと押上げ、そこでスラッジを脱水した
後、さらに上方に位置した送出口から外部に送出するよ
うに構成された、懸濁液から固体粒子を連続分離する装
置において、 前記供給部は分配室に連通され、該分配室は、供給され
る懸濁液をタンクの１次分離領域の、かき取り用無端コ
ンベアがタンク内の液面から延出している領域に向かっ
て上方に導くように配設されることを特徴とする装置。 - 【請求項２】かき取り用無端コンベアの上部走路と下部
走路との間に中間壁を配設し、該中間壁とタンクの底部
との間に、保護されたスラッジチャンネルを形成した特
許請求の範囲第１項に記載の装置。 - 【請求項３】中間壁が、タンク内の液面上方の位置から
タンク内のかき取り用無端コンベアの下方端部付近の位
置まで延びた特許請求の範囲第２項に記載の装置。 - 【請求項４】かき取り用無端コンベアの上部走路におけ
るかき取り部材が、中間壁の上面に接触するように配列
され、かき取り用無端コンベアの下部走路におけるかき
取り部材が、タンクの略水平底部分及び傾斜部分に接触
するように配列された特許請求の範囲第２項又は第３項
に記載の装置。 - 【請求項５】スラッジを洗浄するための少なくとも１つ
の液体取入れ口が、中間壁の直下位置においてスラッジ
チャンネルに設けられた特許請求の範囲第２項〜第４項
のいずれか１項に記載の装置。 - 【請求項６】洗浄液取入れ用の液体取入れ口が、層板分
離器からの排出部に接続された特許請求の範囲第５項に
記載の装置。 - 【請求項７】タンクの１次分離領域に上方排出口を設け
た特許請求の範囲第１項〜第６項のいずれか１項に記載
の装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| SE8504151-5 | 1985-09-06 | ||
| SE8504151A SE452116B (sv) | 1985-09-06 | 1985-09-06 | Anordning for kontinuerlig separation av fasta partiklar ur en vetskesuspension |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6261603A JPS6261603A (ja) | 1987-03-18 |
| JP2551562B2 true JP2551562B2 (ja) | 1996-11-06 |
Family
ID=20361313
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61208092A Expired - Lifetime JP2551562B2 (ja) | 1985-09-06 | 1986-09-05 | 懸濁液から固体粒子を連続分離する装置 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4701260A (ja) |
| JP (1) | JP2551562B2 (ja) |
| DE (1) | DE3629947C2 (ja) |
| GB (1) | GB2179869B (ja) |
| SE (1) | SE452116B (ja) |
Families Citing this family (23)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3734881A1 (de) * | 1987-10-15 | 1989-04-27 | Rhodia Ag | Verfahren und vorrichtung zum abtrennen von grobkoernigen und agglomerierten pigmentpartikeln aus einer grobkoernige, agglomerierte und feinkoernige pigmentpartikel enthaltenden suspension |
| US5143623A (en) * | 1991-06-17 | 1992-09-01 | Kroll Brian L | Nutrient and particle removal: method and apparatus for treatment of existing lakes, ponds and water bodies |
| JPH0745575B2 (ja) * | 1992-10-14 | 1995-05-17 | 工業技術院長 | 非水溶性多糖系高分子フイルムの製造方法 |
| GB9223955D0 (en) * | 1992-11-16 | 1993-01-06 | Thames Water Utilities | Sedimentation apparatus |
| AT399515B (de) * | 1993-02-17 | 1995-05-26 | Oekologia Beteiligungs Handels | Verfahren und vorrichtung zum reinigen von entfettungsmitteln |
| NL9301599A (nl) * | 1993-09-15 | 1995-04-03 | Jan Willem Van De Graaf | Waterrecycling-systeem op de tegenstroomplaten separator met met continue slib verwijdering d.m.v. eindloze schijvenketting. |
| US5536409A (en) * | 1994-10-25 | 1996-07-16 | Citec International Incorporated | Water treatment system |
| DE19649814C2 (de) * | 1996-12-02 | 1999-04-01 | Emschergenossenschaft Lippever | Sedimentationsbecken mit rechteckigem Grundriß zum Abscheiden von Schlamm aus Abwasser |
| JP4766460B2 (ja) * | 2000-01-05 | 2011-09-07 | 義司 酒本 | 廃水処理装置における固液分離装置 |
| WO2002020121A2 (de) * | 2000-09-11 | 2002-03-14 | Klaus Hoffmann | Sedimentationsfilteranlage |
| ATE288807T1 (de) * | 2000-12-22 | 2005-02-15 | Charmilles Technologies | Vorrichtung zur reinigung von bearbeitungsflüssigkeiten in einer funkenerosionsmaschine |
| US20030146167A1 (en) * | 2001-02-16 | 2003-08-07 | Miller Olen O. | Apparatus for dewatering coal tailings and slurries and removing contaminants therefrom |
| US7093722B2 (en) * | 2002-11-20 | 2006-08-22 | Cabot Microelectronics Corporation | Polishing composition storage container |
| DE10306603A1 (de) * | 2003-02-18 | 2004-09-02 | Vsb Vogelsberger Umwelttechnik Gmbh | Vorrichtung zur Geschiebeschachträumung |
| DE20305700U1 (de) | 2003-04-09 | 2003-07-31 | Dipl.-Ing. Erich Fetzer GmbH & Co, 72770 Reutlingen | Filtervorrichtung für Flüssigkeiten, insbesondere für Kühlschmiermittel spanender Werkzeugmaschinen |
| DE102004001200B4 (de) * | 2004-01-07 | 2008-04-03 | Gnauert, Rolf, Dipl.-Ing. | Vorrichtung zur Sedimentation von Feststoffpartikel enthaltendem Abwasser |
| SG119239A1 (en) * | 2004-07-28 | 2006-02-28 | Sp Zicom Pte Ltd | Waste concrete and aggregate reclaimer |
| CN100343181C (zh) * | 2005-03-03 | 2007-10-17 | 上海市政工程设计研究院 | 一种中置式沉淀池 |
| DE202005010341U1 (de) * | 2005-06-29 | 2005-10-13 | Müller, Peter | Hochdruckanlage für Kühlschmierstoffe |
| US7963398B2 (en) * | 2006-06-13 | 2011-06-21 | University Of Kentucky Research Foundation | Method for hydraulically separating carbon and classifying coal combustion ash |
| SE1251204A1 (sv) * | 2012-10-25 | 2014-04-26 | Nordic Water Prod Ab | Slaminsamlingssystem |
| PL2969102T3 (pl) * | 2013-03-15 | 2019-06-28 | Diamond Power International, Llc | Oddalony zanurzony przenośnik łańcuchowy |
| IT202100008330A1 (it) * | 2021-04-01 | 2022-10-01 | Danieli Off Mecc | Impianto e procedimento per la rimozione di solidi sospesi, oli e grassi da acque di raffreddamento nel settore siderurgico e metallurgico |
Family Cites Families (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3511383A (en) * | 1969-01-23 | 1970-05-12 | Robert W Clyne | Waste handling apparatus |
| DE7138603U (de) * | 1971-10-12 | 1972-06-15 | Passavant Werke | Vorrichtung zur mechanisch-chemischen Wasseraufbereitung und Abwasserbehandlung |
| BE791202A (fr) * | 1971-11-12 | 1973-03-01 | Gustavsbergs Fabriker Ab | Separateur lamellaire |
| DE2339080B2 (de) * | 1973-08-02 | 1976-04-22 | Geschlossener behaelter zur verarbeitung der spuelfluessigkeit der gasvorlage von verkokungsoefen | |
| CH615597A5 (en) * | 1977-01-26 | 1980-02-15 | Sulzer Ag | Process and apparatus for settling settleable particles contained in liquids |
| JPS5541125A (en) * | 1978-09-14 | 1980-03-22 | Hitachi Ltd | Salient-pole rotor |
| JPS5542848A (en) * | 1978-09-21 | 1980-03-26 | Paramount Glass Mfg Co Ltd | Method of fitting heat insulating mat to frame structure and its device |
| DE3043254A1 (de) * | 1980-11-15 | 1982-07-08 | Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart | Verfahren zur reinigung von neutralisierten industrieabwaessern und vorrichtung zur durchfuehrung des verfahrens |
| JPS57181310U (ja) * | 1981-05-11 | 1982-11-17 |
-
1985
- 1985-09-06 SE SE8504151A patent/SE452116B/sv not_active IP Right Cessation
-
1986
- 1986-08-22 GB GB8620496A patent/GB2179869B/en not_active Expired
- 1986-08-25 US US06/899,963 patent/US4701260A/en not_active Expired - Lifetime
- 1986-09-03 DE DE3629947A patent/DE3629947C2/de not_active Expired - Fee Related
- 1986-09-05 JP JP61208092A patent/JP2551562B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| SE452116B (sv) | 1987-11-16 |
| SE8504151L (sv) | 1987-03-07 |
| US4701260A (en) | 1987-10-20 |
| DE3629947A1 (de) | 1987-03-12 |
| GB8620496D0 (en) | 1986-10-01 |
| GB2179869B (en) | 1989-04-19 |
| SE8504151D0 (sv) | 1985-09-06 |
| GB2179869A (en) | 1987-03-18 |
| DE3629947C2 (de) | 1997-03-13 |
| JPS6261603A (ja) | 1987-03-18 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2551562B2 (ja) | 懸濁液から固体粒子を連続分離する装置 | |
| US3811572A (en) | Pollution control system | |
| RU2182522C2 (ru) | Способ очистки и подготовки жидкостей и устройство для его осуществления | |
| US3795316A (en) | Industrial waste processing apparatus | |
| US4181614A (en) | Sludge removal apparatus | |
| US4731180A (en) | Water-solids separator and wiper blade | |
| CA2421728C (en) | Sedimentation filtration installation | |
| US3567024A (en) | Trench filter | |
| US20240181373A1 (en) | Plant and process for removing suspended solids, oils and greases from cooling water in the steel and metallurgical sector | |
| US2517117A (en) | Clarifier | |
| KR101445342B1 (ko) | 직접흡입식 슬러지 제거장치 | |
| WO1983000637A1 (en) | Filtering apparatus | |
| KR200390469Y1 (ko) | 슬러지처리용 스크레이퍼(30)를 갖춘 쓰레기분리수조 | |
| US3717255A (en) | Liquid clarification unit | |
| JP2003094069A (ja) | 汚水処理方法及び汚水処理装置 | |
| US3550783A (en) | Liquid transfer means for settling tanks | |
| KR100428462B1 (ko) | 수용성 절삭유 속에 함유된 폐유와 불순물의 분리 제거 장치 | |
| CN113750640B (zh) | 固液分离机、使用方法及垃圾处理设备 | |
| CN204454661U (zh) | 一种除悬浮物装置及污水处理设备 | |
| SU1283226A1 (ru) | Устройство дл обработки окалино-маслосодержащих сточных вод | |
| KR200260458Y1 (ko) | 수용성 절삭유 속에 함유된 폐유와 부유물 및 금속칩의분리 제거 장치 | |
| JPH084116Y2 (ja) | クーラント浄化装置 | |
| CN2401247Y (zh) | 除油分离机 | |
| JP2002146442A (ja) | 油含有鉄粉の処理方法 | |
| RU2628376C1 (ru) | Комплекс для очистки промышленных сбросов и сточных вод |