JPS61201981A - ホ−ス - Google Patents

ホ−ス

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JPS61201981A
JPS61201981A JP3985885A JP3985885A JPS61201981A JP S61201981 A JPS61201981 A JP S61201981A JP 3985885 A JP3985885 A JP 3985885A JP 3985885 A JP3985885 A JP 3985885A JP S61201981 A JPS61201981 A JP S61201981A
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JP
Japan
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layer tube
hose
acrylic rubber
inner layer
reinforcing thread
Prior art date
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JP3985885A
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JPH0337075B2 (ja
Inventor
木山 一彦
浩一 高野
孝夫 近藤
博 山口
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Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
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Publication of JPS61201981A publication Critical patent/JPS61201981A/ja
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  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) 本発明は自動車や航空機等に使用されているエンジンオ
イルクーラ、トルコンオイルクーラ等の冷却系又はバキ
ュームポンプのオイル1Isil滑系等のオイルめごと
き流体を移送するためのホースに関するものである。
(従来の技術) 従来、この種のホースとして第4図に示すようにアクリ
ルゴムからなる管部21の外表面にポリエチレンテレフ
タレート(PET)やビニロン等の合成繊維からなる複
数本の補強糸23を密に巻回してブレード組織24を形
成してなるホース25が知られている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、前記構造のホース25においてはブレー
ド組[I24が露出しているので外傷を受は易く、又、
管部21と補強糸23との接着面が比較的少なく、従っ
て両者の接着強度が低く補強糸23がずれ易く、さらに
前記ホース25にエンジンオイルのような熱オイルが通
されたとき補強糸23が熱劣化し易い等の問題点があっ
た。
又、前記のホース25においては外観上、成形上の関係
から補強糸23の巻き込み数、すなわち、ホースの単位
長さ当りの補強糸23の巻回回数を必然的に増加させる
必要があり、そのため、そのホース25そのものを曲げ
にくく、曲げ成形が困難であるという問題点があった。
さらに、そのホース25にクランプ(図示なし)を取り
付ける場合、クランプに補強糸23が直接接触するため
補強糸23がヘタリ易く、又、切れ易く、その結果クラ
ンプ取り付は部分のシール性が損われ易いという問題点
があった。
そこで、前記ブレード組織24を介して管部21の外周
面上に同管部21と同種のアクリルゴムを被覆積層する
ことが考えられるが、従来の一般的な知見に従って、管
部21にアクリルゴムの外層管を、通常の網目の大きさ
を有するブレード組#124を介して被覆してみると、
意外にも両管の接着性が悪く、接着剤が必要であること
が判明した。
そこで、両管の接着性を改良できる接着剤の探索も試み
たが、いまだ良好な接着剤が上布されていない。
従って、接着剤を使用しなくても両管の接合が可能なホ
ースを製造することも必要であった。又、そのようにす
ることが接着剤そのもの及び接着剤塗付作業工程を省略
できるのである。
本発明の目的は前記従来のホースにおける前記問題点を
解消するとともに、接着剤を使用することなく、アクリ
ルゴムを外層管とするホースを提供することにある。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) 本発明はアクリルゴムかうなる内層管と、同内層管の外
周面に補強糸を巻回して網目の大きさが0.5mm以上
になるように形成したブレード組織と、同ブレード組織
を介して前記内層管の外周面上に被覆積層したアクリル
ゴムからなる外層管とからなり、前記内層管と外層管と
は前記ブレード組織の網目を通じて直接加硫接着してい
るホースとすることによって前記の問題点を解決しよう
とするものである。
(作用) ホースのブレード組織の上にアクリルゴムの外層管を被
覆積層したので、そのブレード組織は外層管によって保
護される。
又、ホースの内層管と外層管には同じ種類のゴ、  ム
を使用し、しかもブレード組織の網目が特定の大きさに
なっているので、内層管の外表面に外層管となるアクリ
ルゴムを被覆積層した後加硫すると、その網目を通じて
内層管と外層管は直接加硫接着される。
(実yIl!i例) 本発明を具体化した一実施例を第1〜3図に基づいて説
明する。
ホース5は第1図に示すようにアクリルゴムからなる内
層管1と、その内層管1の外周面に補強糸3を巻回して
構成したブレード組1IA4と、そのブレード組織4を
介して前記内層管1の外表面にアクリルゴムを被覆積層
して形成させた外層管2とから構成されている。
そして、前記内層管1と外層管2のそれぞれのアクリル
ゴムとしては加硫時にゴム中から発生する特定のガスに
対して補強糸3がより耐劣化性を示すものが選定される
かかるアクリルゴムとしてアクリル酸エチルエステルを
主成分に使用し、エチレンを共重合成分に使用して、架
橋剤(アクリル酸とオキシカルボン酸とのエステル)の
存在下で共重合して得られた弾性体、又はアクリル酸エ
チルエステル、エチレン及び酢酸ビニルを架橋剤の存在
下で共重合して得られた弾性体がある。
補強糸3としてはPETl1維、又は芳香族ポリアミド
繊維の合撚糸が使用されている。
ブレード組織4は複数本の補強糸3を内層管1の外周面
に斜交させながらブレード編組を施して形成されたもの
であり、第2図に示すようにその組織4に形成されてい
る網目6は隣接する補強糸3の間隔りにして0.5mm
以上の大きさを有し、その網目6を通じて内層管1と外
層管2のアクリルゴムとが直接加硫接着されている。
この構造のホースは 、例えば、次の過程を経て製造さ
れる。
1)内層管1の押出成形過程 アクリルゴムを押出機により管状に押出しし、補強糸3
をその外表面に巻くことが可能な程度に冷して内層管1
を連続的に成形する。
2)ブレード編組過程 補強糸3が巻かれた複数個のボビンを内層管1のまわり
で回転させながら補強糸3にテンションをかけて補強糸
3を内層管1の外周面に斜交状に巻回してブレード組織
4を形成させる。このとき斜交してできる網目6の大き
さは0.5mm以上になるようにするとともに、内層管
1の外表面に補強糸3がわずかに食い込む程度に補強糸
3を巻回する。
なお、このとき使用された補強糸3は通常の補強系にお
ける接着剤処理の一種であるRFL (レゾルシン・ホ
ルムアルデヒド・ラテックス)処理とデツピング処理と
がなされていないものである。
3)外層管2の成形過程 ブレード組織4で被覆された内層管1の外表面にアクリ
ルゴムの外層管2を形成する。これはアクリルゴムを押
出機で押出して、前記内層管1が通過するマンドレルに
アクリルゴムが外層管2となるように被覆積層すること
によって行なわれる。
この過程において外層管2となるアクリルゴムは押出機
の押出圧力を受けてブレード組織4の網目6に流延し、
内層管1の外表面部分のアクリルゴムと接触し、二つの
管1.2は網目6を通じて直接接着される。
4)′加硫過程 最後に、上記の過程を経て形づくられたホース5を水蒸
気の中に通してアクリルゴムの一次加硫と二次加硫を行
なう。−次加硫は150℃で1時間行なわれ、二次加硫
は150℃で20時間行なわれる。
この過程で補強糸3が収縮を引き起こして内層管1にさ
らに食い込み、その補強糸3とアクリルゴムとの接着性
が向上するとともに、内層管1と外層管2のそれぞれの
アクリルゴムが加硫接着する。
このようにした得られたホース5においては外層管2が
ブレード組織4を保護しているので、補強糸3が外傷を
受けたり、切断したりすることがない。
又、こ゛の実施例で得られたホース5には内層管1と外
層管2に特定のアクリルゴムが使用されているとともに
ブレード組織14が外層管2によって保護されているの
で、そのホース5が比較的高い温度のエンジンオイル等
の移送に使用されても補強糸3の劣化がない。
例えば、PETi!維を補強糸3として使用した場合は
、補強糸3の劣化の程度を示す耐圧性低下率を50%以
下に抑えることができる。
なお、耐圧性低下率とは熱劣化性を示すのパラメータで
あって、具体的には、内径7mmのホース5を150℃
の雰囲気下に70時間おいた後に、そのホースに圧力を
かけたときの破裂圧を求めるもので、初期(熱処理を行
なう前)の破裂圧に対する低下率を示すものである。
又、ブレード組織4の網目6が通常のホースのそれより
大きいので、この実施例で得られたホース5は曲げ易く
、又、内層管1と外層管2とは接着剤がなくとも、さら
に補強糸にRFL処理とデツピング処理とがなされてい
なくとも強力に接着している。
さらに、第3図に示すようにホース5の端部に金属管7
を接続してジヨイント部を形成し、ホース5の外周面に
定変位型クリップ8取り付けるとき補強糸がヘタルこと
も、又、切れることもない。
従って、ホース5のシール部Sにおけるシール性が維持
される。
本発明は前記実施例に限定されることなく、例えば、次
の態様でも実施される。
(1)アクリルゴムとしては前記実施例のものが最も本
発明のホース5には好適なゴム弾性体であるが、さらに
、架橋剤の存在下でアクリル酸低級アルキルエステル単
独又は同エステルを主成分とし、これに共重合可能なモ
ノマを共重合させた他のゴム状弾性体であって、補強糸
3の耐圧性低下率を50%を越えて劣化させるものでな
ければ、いかなるものも使用できる。
(2)前記アクリル酸低級アルキルエステルとしてはア
クリル酸エチルエステルの他に、アクリル酸メチルエス
テル、アクリルHn−ブチルエステル、アクリル酸2−
エチルヘキシルエステル等があり、又、前記モノマとし
てはエチレンの他にプロピレン、ブタジェンやその他の
ジエン化合物がある。
(3)前記架橋剤としてカルボキシル基、エポキシ基及
び塩素原子のうちのいずれかを有するアクリル酸誘導体
、メタクリル酸誘導体が使用され、具体的には、グリシ
ジルアクリレート、グリシジルメタクリレート等のエポ
キシ化合物やクロルメチルアクリレート、りOルエチル
アクリレート等のアクリル酸又はメタクリル酸と塩素化
アルコールとのエステルが使用される。
(4)内層管1と外層管2に使用されるアクリルゴムは
アクリルゴムの範囲内において同種でもよいし異なって
いてもよい。
(5)補強糸3としてはPETや芳香族ポリアミドの他
に脂肪族ポリアミドやレーヨン、ビニロン等が使用可能
である。
(6)ブレード組織4の編み組織は隣接する補強糸3の
間隔りが0.5mm以上であればいかなるものでもよい
そして、前記間隔りの好ましい最大値は5mmであり、
この範囲を越えると補強糸3の巻回数が少なくなり、補
強糸の機能が発揮されない。
(7)前記網目6を通じての内層管1と外層管2の接合
は網目の全部に実現されている必要なく、通常60%以
上において実現されていればよい。
(8)網目6の大きさが小さいため網目6を通じて内層
管1と外層管2の加硫接着が十分でない場合は、補助的
に内層管1と外層管2との間にカルボキシル基を有する
アクリルゴムと溶剤とからなる接着剤やアクリルゴムラ
テックスを塗付してもよい。
発明の効果 この発明のホースにおいてはゴムとしてアクリルゴムが
外層管にも使用されているので、補強糸が外層管によっ
て保護されるとともに、同ホースが熱オイルの移送に使
用されても補強糸が劣化されない。
又、本発明のホースはブレード組織の網目が通常のホー
スのそれより粗いので曲げ加工が容易である。
又、同種のゴムがホース内層管と外層管の両方に使用さ
れており、しかもブレード組織の網目を通して前記ゴム
が加硫接着するようになっているので、本発明のホース
においては内層管と外層管を接着するための接着剤、及
びその作業工程並びに補強糸のRFL処理工程等が要ら
ないという優れた効果が秦される。
【図面の簡単な説明】
第1図はホースの端部を部分的に分解した側面図、第2
図はブレード組織の部分的な拡大図、第3図はホースの
端部に金属管と定変位型クリップを取り付けた状態を示
す横断面図、第4図は従来のホースの端部を部分的に分
解した側面図である。 内層管1、外層管2、補強糸3、ブレード組織4、網目
6゜ 特許出願人   豊田合成 株式会社 代理人     弁理士  恩田博宣 第8図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、アクリルゴムからなる内層管(1)と、同内層管(
    1)の外周面に補強糸(3)を巻回して網目(6)の大
    きさが0.5mm以上になるように形成したブレード組
    織(4)と、同ブレード組織(4)を介して前記内層管
    (1)の外周面上に被覆積層したアクリルゴムからなる
    外層管(2)とからなり、前記内層管(1)と外層管(
    2)とは前記ブレード組織(4)の網目(6)を通じて
    直接加硫接着していることを特徴とするホース。 2、アクリルゴムはアクリル酸低級アルキルエステルを
    主成分とし、エチレンを共重合成分として架橋剤の存在
    下で共重合されたものである特許請求の範囲第1項記載
    のホース。 3、アクリルゴムはアクリル酸低級アルキルエステルを
    主成分とし、エチレン及び酢酸ビニルを共重合成分とし
    て架橋剤の存在下で共重合されたものである特許請求の
    範囲第1項記載のホース。 4、架橋剤はカルボキシル基、エポキシ基及び塩素原子
    のうちのいずれかを有するアクリル酸誘導体、又はメタ
    クリル酸誘導体である特許請求の範囲第2項又は第3項
    記載のホース。 5、補強糸(3)はポリエチレンテレフタレート繊維で
    ある特許請求の範囲第1項記載のホース。 6、補強糸(3)は芳香族ポリアミド繊維である特許請
    求の範囲第1項記載のホース。
JP3985885A 1985-02-28 1985-02-28 ホ−ス Granted JPS61201981A (ja)

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JPS61201981A true JPS61201981A (ja) 1986-09-06
JPH0337075B2 JPH0337075B2 (ja) 1991-06-04

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4759388A (en) * 1986-01-17 1988-07-26 Toyoda Gosei Co., Ltd. Reinforced acrylic rubber hose
US5360253A (en) * 1992-01-06 1994-11-01 Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho Fitting assembly for an air spoiler
JP2003014166A (ja) * 2001-06-26 2003-01-15 Bridgestone Corp 耐熱ホース

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4967970A (ja) * 1972-11-02 1974-07-02

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JPH0337075B2 (ja) 1991-06-04

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