JPS61201413A - 電解コンデンサの駆動用電解液 - Google Patents
電解コンデンサの駆動用電解液Info
- Publication number
- JPS61201413A JPS61201413A JP4252185A JP4252185A JPS61201413A JP S61201413 A JPS61201413 A JP S61201413A JP 4252185 A JP4252185 A JP 4252185A JP 4252185 A JP4252185 A JP 4252185A JP S61201413 A JPS61201413 A JP S61201413A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrolytic
- capacitor
- driving
- liquid
- electrolytic solution
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（イ）産業上の利用分野
本発明は低電圧用のアルミニウム電解コンデンサに用い
られる駆動用電解液（以下、電解液という、）に関する
。
られる駆動用電解液（以下、電解液という、）に関する
。
（ロ） 従来の技術
従来、電解コンデンサの電解液としては、エチレングリ
コールを主溶媒とし、アジピン酸、ギ酸、安息香酸など
の有機酸のアンモニウム塩、あるいはアミン塩を溶質と
するものが知られている。この種寛解液は高温負荷時に
おける特性の劣化が大きく、特に低電圧用のアルミニウ
ム寛解コンデンサではその特性の劣化が著しかった。そ
こで、特開昭５５−５２２１４号公報に見られる如く高
範囲な温度範囲で特性の変化を少なくするため、ジメデ
ルホルムアミドとグリフールからなる混合溶媒に、マイ
レン酸とトリエチルアミンを加えた電解液が提案されて
いる。
コールを主溶媒とし、アジピン酸、ギ酸、安息香酸など
の有機酸のアンモニウム塩、あるいはアミン塩を溶質と
するものが知られている。この種寛解液は高温負荷時に
おける特性の劣化が大きく、特に低電圧用のアルミニウ
ム寛解コンデンサではその特性の劣化が著しかった。そ
こで、特開昭５５−５２２１４号公報に見られる如く高
範囲な温度範囲で特性の変化を少なくするため、ジメデ
ルホルムアミドとグリフールからなる混合溶媒に、マイ
レン酸とトリエチルアミンを加えた電解液が提案されて
いる。
（ハ）発明が解決しようとする問題点
しかしながら、上述した電解液においても、長期の高温
負荷で容量変化率やｔａｔ＋８の増大などコンデンサ特
性の劣化が大きく、その効果は十分ではなかった。
負荷で容量変化率やｔａｔ＋８の増大などコンデンサ特
性の劣化が大きく、その効果は十分ではなかった。
本発明は、従来の欠点を解消し電解コンデンサの長寿命
化を図り、特性変化の少ない電解コンデンサの駆動用電
解液を提供することを目的とする。
化を図り、特性変化の少ない電解コンデンサの駆動用電
解液を提供することを目的とする。
（ニ）問題点を解決するための手段
本発明は、エチレングリフールを基本組成とする溶媒に
、主溶質としてスルファミン酸アンモニウムを溶媒１０
０ｍ１１に対して５ｇ以上溶解したことを特徴とする特 （ホ） 作用 電解コンデンサは高温負荷中に、水素ガスが発生し、コ
ンデンサの内圧を上昇許せ、液もれ、損失の増大等を引
き起こすが、本発明による電解液では、この水素ガスを
抑制する効果があり、コンデンサの長寿命化が図れる。
、主溶質としてスルファミン酸アンモニウムを溶媒１０
０ｍ１１に対して５ｇ以上溶解したことを特徴とする特 （ホ） 作用 電解コンデンサは高温負荷中に、水素ガスが発生し、コ
ンデンサの内圧を上昇許せ、液もれ、損失の増大等を引
き起こすが、本発明による電解液では、この水素ガスを
抑制する効果があり、コンデンサの長寿命化が図れる。
くべ）実施例
以下、本発明を具体的な実施例において、更に詳述する
。第１表に本発明の典型的実施例としての２種類の電解
液（Ａ）（Ｂ）と比較のための従来の電解液（Ｃ）（Ｄ
）（Ｅ ）を示す。
。第１表に本発明の典型的実施例としての２種類の電解
液（Ａ）（Ｂ）と比較のための従来の電解液（Ｃ）（Ｄ
）（Ｅ ）を示す。
第１表
第２表は上記各電解液（Ａ）〜（Ｅ）を用いたアルミニ
ウム電解コンデンサの高温負荷試験を行った結果を示す
、電解液（Ａ）については、定格１０Ｖ −４７０μＦ
、ｌ０Ｖ−１０ＯＡＩ Ｆ 、 ６ Ｖ−６８００，ｕ
Ｆ （７）コンデンサ素子に、寛解液（Ｂ）および（
Ｃ）については定格１０ Ｖ −４７ＯＡＩ Ｆのコン
デンサ素子に、電解液（Ｄ＞にツイテは定格１０Ｖ−４
７０，ＩＧ Ｆ、 ６ Ｖ−６８００μＦのコンデンサ
素子に、電解液（Ｅ）については定格６Ｖ−６８００μ
Ｆのコンデンサ素子に、夫々含浸した。そして、試料コ
ンデンサの構造は、周知の構造であり、化成したエツチ
ドアルミニウム箔と陰極箔をセパレーク紙にはさんで巻
回したコンデンサ素子に寛解液を含浸し、この素子をア
ルミニウムケースに収納し、ゴムバッキングにより封口
したものである。
ウム電解コンデンサの高温負荷試験を行った結果を示す
、電解液（Ａ）については、定格１０Ｖ −４７０μＦ
、ｌ０Ｖ−１０ＯＡＩ Ｆ 、 ６ Ｖ−６８００，ｕ
Ｆ （７）コンデンサ素子に、寛解液（Ｂ）および（
Ｃ）については定格１０ Ｖ −４７ＯＡＩ Ｆのコン
デンサ素子に、電解液（Ｄ＞にツイテは定格１０Ｖ−４
７０，ＩＧ Ｆ、 ６ Ｖ−６８００μＦのコンデンサ
素子に、電解液（Ｅ）については定格６Ｖ−６８００μ
Ｆのコンデンサ素子に、夫々含浸した。そして、試料コ
ンデンサの構造は、周知の構造であり、化成したエツチ
ドアルミニウム箔と陰極箔をセパレーク紙にはさんで巻
回したコンデンサ素子に寛解液を含浸し、この素子をア
ルミニウムケースに収納し、ゴムバッキングにより封口
したものである。
以下余白
第２表から１０５℃２０００時間の定格電圧印加におけ
るコンデンサの高温負荷試験において、従来の１解液で
はコンデンサの静電容量の減少が大きく、又ｔａｎδの
増加が大きいのに対し、本発明に係る電解液では、２０
００時間経過後でも、容量変化率やｔａｎｌ；を極めて
小きくでき、優れた耐久性を与える。
るコンデンサの高温負荷試験において、従来の１解液で
はコンデンサの静電容量の減少が大きく、又ｔａｎδの
増加が大きいのに対し、本発明に係る電解液では、２０
００時間経過後でも、容量変化率やｔａｎｌ；を極めて
小きくでき、優れた耐久性を与える。
次に、スルファミン酸アンモニウムのｌｌ媒１００Ｈに
対する溶解量と電導度との関係を測定した結果を第１図
に示す。
対する溶解量と電導度との関係を測定した結果を第１図
に示す。
第１図より明らかなように、スルファミン酸アンモニウ
ムの溶解量が溶媒１００ｍｆｆ１に対して５ｇ未満では
十分な電導度が得られない、このことから、スルファミ
ン酸アンモニウムの溶解量は溶媒１００ｍ１ｌに対して
５ｇ以上にすべきである。また第２表から、スルファミ
ン酸アンモニウムを溶媒１００ｍ１１に対して２５ｇ加
え、飽和濃度近くまで溶解させた電解液（Ｂ）において
も良好な結果が得られた。
ムの溶解量が溶媒１００ｍｆｆ１に対して５ｇ未満では
十分な電導度が得られない、このことから、スルファミ
ン酸アンモニウムの溶解量は溶媒１００ｍ１ｌに対して
５ｇ以上にすべきである。また第２表から、スルファミ
ン酸アンモニウムを溶媒１００ｍ１１に対して２５ｇ加
え、飽和濃度近くまで溶解させた電解液（Ｂ）において
も良好な結果が得られた。
従って、スルファミン酸アンモニウムの溶解量は溶媒１
００ｍ１１に対して５ｇ以上飽和濃度未満であることが
好適である。
００ｍ１１に対して５ｇ以上飽和濃度未満であることが
好適である。
（ト） 発明の詳細
な説明したように、本発明に係る電解液では、長期の高
温負荷に対してもコンデンサ特性の劣化はほとんどなく
、低電圧用の電解コンデンサの長寿命化を図ることがで
き、電解コンデンサの性能が飛躍的に改善される。
温負荷に対してもコンデンサ特性の劣化はほとんどなく
、低電圧用の電解コンデンサの長寿命化を図ることがで
き、電解コンデンサの性能が飛躍的に改善される。
第１、図は本発明の電解コンデンサの駆動用電解液にお
けるスルファミン酸アンモニウムの添加量と電導度との
関係を示す特性図である。
けるスルファミン酸アンモニウムの添加量と電導度との
関係を示す特性図である。
Claims (1)
- （１）エチレングリコールを基本組成とする溶媒に、主
溶質としてスルファミン酸アンモニウムを溶媒１００ｍ
ｌに対して５ｇ以上加え、溶解させたことを特徴とする
電解コンデンサの駆動用電解液。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4252185A JPS61201413A (ja) | 1985-03-04 | 1985-03-04 | 電解コンデンサの駆動用電解液 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4252185A JPS61201413A (ja) | 1985-03-04 | 1985-03-04 | 電解コンデンサの駆動用電解液 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61201413A true JPS61201413A (ja) | 1986-09-06 |
Family
ID=12638382
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4252185A Pending JPS61201413A (ja) | 1985-03-04 | 1985-03-04 | 電解コンデンサの駆動用電解液 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61201413A (ja) |
-
1985
- 1985-03-04 JP JP4252185A patent/JPS61201413A/ja active Pending
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