JPS61200631A - キ−ボ−ドスイツチ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「畠歯μの剰「田昼肝１ 本発明は、電気、電子機器等の操作入力スイレチ手段と
して広く使用可能な新規なキーボードスイッチに関する
。

「従来の技術」 この種のキーボードスイッチは、基本的構造としては、
ペース部材及びスイッチシートとなるべき二枚のプラス
チックフィルムを用意し、これらフィルムに多数組のス
イッチ動作空隙を構成できるように対向的に所要の接点
パターンを複数個設けて構成されるものであるが、その
構造としては、主に２つの型式に分けられる。その一つ
は、第５図に示すノンクリック型又はフラット型と言わ
れているものである。即ち、１は複数個の所要固定接点
ハターン２を設けたフィルム状のベース部材で、その上
方には適当なプラスチックフィルム材料から成る絶縁性
の可撓性スイッチシート３を配置し、その内面に固定接
点パターン２と対応させて可動接点パターン４を設ける
と共に、ペース部材１とスイッチシート３との間に絶縁
性のスペーサ５を介装してスイッチ動作空隙６を形成、
シ、且つスイッチシート３の上方に、各スイッチの位置
及び入力目的に対応する文字等の入力指標を表わした操
作用の化粧シート７を配設して構成したものである。

他方の形式としては、第６図に示すいわゆるクリック型
のものである。即ち、８は複数個の所要固定接点パター
ン９を設けたフィルム状のベース部材で、その上方には
適当なプラスチックフィルム材料から成る絶縁性の可撓
性スイッチシート１０を配置し、その所要の個所にスイ
ッチ操作用のドーム状クリック部１０Ａを形成しその内
面に固定接点パターン９と対応させて可動接点パターン
１１を設けると共に、ベース部材８とスイッチシート１
０との間に絶縁性のスペーサ１２を介装してスイッチ動
作空１１ｉ１３を形成し、且つスイッチシー）１０の上
方にスペーサ１４Ａを介して、前述のような目的の化粧
シート１４を配設して構成したものである。このキーボ
ードスイッチでは、化粧シート１４を介してクリック部
１０Ａの頂部を押圧すると、これが反転して対向する接
点パターン９，１１同士が接触して所要のスイッチ動作
が行われ、次いで押圧力を解除すると、クリック部１０
Ａはその可撓性によって原形状に復帰し、同時に接点パ
ターン９，１１同士の接触が解除される。

「発明が解決しようとする問題点」 これら二種のキーボードスイッチは、従来それぞれの形
態、スイッチ操作時に要求される感触等の観点から用途
に応じてそれぞれ異なるキーボードスイッチとして単独
に使用されている。一方−１近時これらキーボードスイ
ッチを使用する機器における機能の多様化、複合化、デ
ザイン上等の要請から、一つの機器に於いてこれら両型
式のスイッチ構造を同時に設けたキーボードスイッチを
使用するのが望ましい場合が多々ある。しかしながら、
従来のキーボードスイッチは互いに構造が異なるうえ、
素材の厚み及びスイッチ動作空隙等からなる全体の厚み
、即ち高さの相違、フォーミングの有無等が具なるので
、別個の製品として使用されることを前提として設計、
製造されている。

「問題点を解決する為の手段」 本発明は、上記の問題を解消できるようにしたキーボー
ドスイッチを提供することを目的とするものであり、そ
の為に本発明によれば、絶縁性のベース部材に設けた複
数個の一方の接点パターンとスイッチ動作空隙を形成す
る為の絶縁性のスペーサを介して、前記固定接点パター
ンと対応する位置に他の接点パターンを設けたスイッチ
シートとを備えてなるキーボードスイッチに於いて、前
記接点パターン中所要の接点パターンを前記スイッチシ
ートに形成した反転自在なドーム型のクリック部の内面
に設けるようにしたスイッチ動作部と、その他の接点パ
ターンを前記スイッチシートの平垣部に設けるようにし
たスイッチ動作部とを備えるよう構成したものである。

「実　施　例」 第１図ないし第４図は、本発明の実施例に従ッてｌｔ２
．されたキーボードスイッチの説明図であり、第１図に
於いて、ポリエステル、ポリイミド又はポリアミド等そ
の他適当なプラスチックフィルム材料からなる絶縁性の
可撓性ベース部材１５の上面に、固定接点ノ々ターン１
６及び１７を設け、その上方に可撓性の絶縁材料から成
るスイッチシート１８を配置する。スイッチシート１８
には、反転自在のドーム状のクリック部１８Ａ及び平垣
部１８Ｂに連なる倒立カップ状の突起部１８Ｃをフォー
ミングにより形成しである。この場合の突起部１８Ｃの
フォーミングの条件としては、スイッチ動作の為の押圧
力を加えても反転せず、且つその高さがクリック部１８
Ａの高さと同゛−になるようにすることが必要である。

このようなスイッチシート１Ｂの内面に固定接点パター
ン１Ｂ、に７にグしてそれぞれ対応させた可動接点パタ
ーン１９及び２０を設けると共に、絶縁性スペーサ２１
をペース部材１５とスイッチシート１８との間に介装し
て各対応する接点パターンｌｊ１！、１９及び１７，２
０毎にそれぞれスイッチ動作空隙２２．２３を形成する
。更に、スイッチシート１８の上方には、クリック部１
８Ａ及び突起部１８Ｃの高さに等しい厚さのスペーサ２
４を介して化粧シート２５をクリック部１８Ａ及び突起
部１８Ｃの各頂部に接するように配設する。２６は受板
又は取付部材を示す。

第２図及び第３図に示す実施例は、最初の実施例と類似
の構造であるが、ここではスイッチシート１８のうちク
リック部１８Ａ以外は平坦に形成して、クリック部１８
Ａのような反転動作をしないようにしてその内面に可動
接点パターン２７を設ける他、スイッチシート１８と化
粧シート２９との間にスペーサ２８を介装する。スペー
サ２８の厚さはクリック部１８Ａの高さと同一にし、更
に可動接点パターン２７に対応する部位にはＣ字形状の
切欠２８Ａを形成して可動接点パターン２７に対応する
加圧部２８Ｂを画成し、スイッチ動作の際に化粧シート
２９側に加える操作荷重を軽減して、平垣部１８Ｂを円
滑に押圧できるようにすると共に、化粧シート２９のク
リック部１８Ａの上方部位にドーム状部２９Ａを形成し
である。

第４図に示す実施例に於いては、ペース部材３０の所定
の部位に反転自在のドーム状クリック部３０Ａを形成し
て、その上面に接点パターン３１を設ける一方、ペース
部材３０の平垣部３０Ｂには他の固定接点パターン３２
を設け、′これら力上方に配置した可撓性材料からなる
スイッチシート３３の内面にｍ点パターン３１，３２に
それぞれ対応させた可動接点パターン３４．３５を設け
ると共に、ベース部材３０とスイッチシート３３との間
にスペーサ３６を介装して、各接点パターン３１゜３４
及び３２．３５にそれぞれスイッチ動作空１１ｉ３７，
３８を形成する。更にスイッチシート３３の上面には、
接点パターン３４に対応する位置にドーム状部３９Ａを
形成した化粧シート３９を被着する一方、ベース部材３
０の下面にはクリック部゛３０Ａの高さと同じ厚さでク
リック部３ＯＡの反転が可能となるようにクリック部３
０Ａの周囲を大きく開口したスペーサ４０を介して、受
板又は取付部材４１を貼着したものである。

「発明の効果」 本発明は、以上の如く単一のキーボードスイッチにクリ
ック型スイッチ動作部とノンクリック型スイッチ動作部
とを備えるように構成したので、スイッチ操作及びデザ
イン上等の多様性を容易に得られ、従って電子機器等の
設計自由度を増し、或いは該機器の操作性の向上を図れ
るうえ構造が簡単であって製造し易く安価に実施できる
等の有利性がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例によるキーボードスイッチ
の概念的な要部断面構成図、第２図は、本発明の他の実
施例に従ったキーボードスイッチの同様な要部断面構成
図、第３図は第２図中ｉ−Ｘ線断面図、 第４図は、本発明の更に他の実施例によるキーボードス
イッチの同様な要部断面構成図、第５図は、従来のノン
クリック型のキーボードスイッチの断面構成図、そして
、 第６図は、従来のクリック型のキーボードスイッチの断
面構成図である。 １５．３０　　　：　ベース部材 １６、１７．１９．２０．２７．３１．３２゜３４、３
５　　　：　　接点パターン １８．３３　　　　：　　スイッチシート１８Ａ、３０
Ａ　　　　：　　　　り　　リ　　ッ　　り　　部−１
８Ｂ、３０Ｂ　　　：　　　平　　　垣　　　部２１　
　３６　　　　　　：　　　ス　　ペ　　−　　サ第１
図 第２図 第　３図 第４図 第５図 第６図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 絶縁性ベース部材に設けた複数個の一方の 接点パターンと、スイッチ動作空隙を形成する為の絶縁
   性スペーサを介して前記接点パターンと対応する位置に
   他の接点パターンを設けたスイッチシートとを備えてな
   るキーボードスイッチに於いて、前記接点パターンのう
   ち所要の接点パターンを前記スイッチシートに形成した
   反転自在なドーム型クリック部の内面に設けるようにし
   たスイッチ動作部と、その他の接点パターンを前記スイ
   ッチシートの平垣部に設けるようにしたスイッチ動作部
   とを備えることを特徴とするキーボードスイッチ。