JPS6119884A - 帯電防止性床材 - Google Patents

帯電防止性床材

Info

Publication number
JPS6119884A
JPS6119884A JP13958584A JP13958584A JPS6119884A JP S6119884 A JPS6119884 A JP S6119884A JP 13958584 A JP13958584 A JP 13958584A JP 13958584 A JP13958584 A JP 13958584A JP S6119884 A JPS6119884 A JP S6119884A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vinyl chloride
flooring material
antistatic
resin
chloride resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13958584A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruo Asakawa
浅川 照夫
Kiyobumi Tanaka
清文 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Etsu Polymer Co Ltd, Shin Etsu Chemical Co Ltd filed Critical Shin Etsu Polymer Co Ltd
Priority to JP13958584A priority Critical patent/JPS6119884A/ja
Publication of JPS6119884A publication Critical patent/JPS6119884A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は帯電防止性床材、特には熱分解、ブリードによ
る表面よごれや床、下地材との接着性に対する悪影響も
ない帯電防止性床材に関するものである。
(従来の技術) プラスチックタイルを主材をする床材C二は静電気を帯
び易いという欠点があるため、歩行時にショックを感じ
たり、電気計算機などにおいてはこれによって機械の誤
動作を招くことがあるという不利がある。そのため、こ
の種の床材についてはタイル集材としてのプラスチック
中に帯電防止剤を練り込むという方法も採られているが
このものは帯電防止効果が持続せず1.−年忘内にその
効果がほとんど失なわれてしまうという欠点があるし。
これにはまた熱安定性がわるくなって加工中の熱、[に
よって変退色をするし、ブリードした帯電防止剤によっ
てその表面が汚れるという欠点があった。また、帯電防
止性床材についてはその表面をプラス、チックスに多量
の導電性カーボンを配合した導電層としたものも提案さ
れているが、これには熱着層となるために一般内装には
使用することができないという欠点がある。
(発明の構成) 本発明はこのような不利を解決した帯電防止性床材に関
するものであり、これは塩化ビニル樹脂を主材とする体
積固有抵抗率が1013  Ω■以上のプラスチック系
床材の下面に、塩化ビニル樹脂にカーボンブラックを配
合し成形した体積固有抵抗率が102〜106Ω−の導
電性塩化ビニルシートを積層してなることを特徴とする
ものである。
すなわち、本発明者らは上記したような欠点のない帯電
防止性床材について種々検討した結果、特に塩化ビニル
樹脂を主材とする公知の床材の下面にカーボンブラック
を配合し成形した導電性塩化ビニルシートを積層すると
、この積層材が帯電防止性を示すようになるということ
を見出し、これによれば帯電防止材のブリードC二よる
表面の汚れや熱履歴による変退色もなく、しかもその表
面層は着色などが任意に行なわれる塩化ビニル樹脂層と
なっているので内装用にも使用できるという有利性が与
えられ、帯電防止性を必要とする室内用として有用とさ
れる床材を容易に得ることができるということを確認し
て本発明を完成させた。
本発明の帯電防止性床材を構成する表面材としてのプラ
スチック床材は塩化ビニル樹脂を主材とするものとされ
るが、この塩化ビニル樹脂としては通常の塩化ビニル樹
脂、塩化ビニルを主体とする共重合体、グラフト共重合
体および塩化ビニル樹脂を主体とするポリマーブレンド
のいずれであってもよく、この共重合体については塩化
ビニリデン、酢酸ビニル、アクリル酸またはそのエステ
ル、メタクリル酸およびそのエステル、アクリロニトリ
ル、メタクリロニトリル、エチレン、プロピレンなどの
オレフィンなどの共重合体、ポリマーブレンドについて
はエチレン−酢酸ビニル共重合体、ABS樹脂、NBR
,MBS樹脂、塩素化ポリエチレンとのブレンド体など
が例示される。
なお、このプラスチック床材は上記した塩化ビニル樹脂
に炭酸カルシウムなどの充填剤、クマロン樹脂、ロジン
、松やになどの粘結剤、ステアリン酸鉛などの金属石け
ん、三塩基性硫酸亜鉛などの金属塩などのような熱安定
剤、ジー2−エチルへキVルフタレート、ジブチルフタ
レートなどのフタル酸系可塑剤、ジー2−エチルヘキシ
ルアレベートなどのアジピン酸系可塑剤、ジー2−エチ
ルヘキシセパケートなどのセパシン酸系可塑剤、ポリエ
ステル系可塑剤あるいはエポキシ系可塑剤を配合し、成
形することによって作られるが、これは通常1013Ω
■以上の体積固有抵抗率をもつものとすればよい。
他方、本発明の帯電防止性床材を構成する導電性塩化ビ
ニルシートは前記したような塩化ビニル系樹脂にカーボ
ンブラックを配合し成形することによって作られたもの
とすればよい。このシートを形成する導電性塩化ビニル
樹脂組成物は塩化ビニル系樹脂に対しその15〜50重
量%のカーボンブラックを配合した体積固有抵抗率が1
02〜106Ω口のものとすればよく、これは例えば押
出し成形によってシート化すればよい。
本発明の帯電防止性床材は上記した塩化ビニル樹脂を主
材とするプラスチック床材と導電性塩化とニルシートと
を積層することによって作られるが、この積層は両者を
熱圧するか、接着剤を介して接着させればよい。しかし
、このプラスチック床材と導電性塩化ビニルシートとの
積層は2枚のプラスチック床材の間に導電性塩化ビニル
シートを積層したものであってもよく、さらにはプラス
チック床材と導電性塩化ビニルシートとの積層体にさら
に公知の他のプラスチック床材あるいは他の床材を裏打
ちしたものとしてもよい。
つぎに本発明の実施例をあげる。
寮施例 塩化ビニル樹脂・TK−1000〔信越化学工業(株)
装面品名〕100印にDop3oQ、炭酸カルシウム2
00 KF、安定剤3即を配合した塩化ビニル樹脂組成
物をパンバリミキサーで混練し、溶融後にカレンダーロ
ールで圧延してシート状に成形して厚さが1.89mm
 (A) 、1.46m+ (B)、1.03m (C
り 、0.86m (D) 、0.43m (P)であ
る350■X350m+の塩化ビニル樹脂製タイルを作
ったところ、これらの表面固有抵抗率は1.8X101
4Ω伽であった。
つぎに塩化ビニル樹脂TK−700(信越化学工業(株
)製部品名)100?にカーボンブラック30KPを配
合し、押出し成形で厚さ0.45mの導電性塩化ビニル
シートを作り、これを350■×350閣に切断してシ
ート片CF>としたところ、この表面固有抵抗は5X1
0”Ω(2)であった。
ついで上記で得た塩化ビニル樹脂タイルと導電性塩化と
ニルシート片とを熱プレスを用いて積層して下記(I)
〜(1)のように構成した床材を作ると共に、このA材
のみからなる床材(IV)についての帯電性、タバコ灰
付着テストを行なったところ、第1表に示したとおりの
結果が得られた。
(床材組成) (1)・・・A十F (I)  ・・・ E +F+B (1)・・・D十F十〇 (IV)・・・Aのみ 第  1  表 傘 カー゛ゼ摩擦・・・・往復20回 傘傘スリッパ摩擦・・・往復20回 帯電圧測定機・・・スタラックVメータ(八戸商会製)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、塩化ビニル樹脂を主材とする体積固有抵抗率が10
    ^1^3Ωcm以上のプラスチック床材の下面に、塩化
    ビニル樹脂にカーボンブラックを配合し成形してなる体
    積固有抵抗率が10^2〜10^6Ωcmの導電性塩化
    ビニルシートを積層してなることを特徴とする帯電防止
    性床材
JP13958584A 1984-07-05 1984-07-05 帯電防止性床材 Pending JPS6119884A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13958584A JPS6119884A (ja) 1984-07-05 1984-07-05 帯電防止性床材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13958584A JPS6119884A (ja) 1984-07-05 1984-07-05 帯電防止性床材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6119884A true JPS6119884A (ja) 1986-01-28

Family

ID=15248688

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13958584A Pending JPS6119884A (ja) 1984-07-05 1984-07-05 帯電防止性床材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6119884A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61152877A (ja) * 1984-12-25 1986-07-11 Toyo Linoleum Mfg Co Ltd:The 制電性床材
JPS61160489A (ja) * 1984-12-30 1986-07-21 Zeon Kasei Kk 導電性床材
WO2003099551A1 (en) * 2002-05-27 2003-12-04 Moon Soo Lee Static-electricity proof tile
CN108976461A (zh) * 2018-07-03 2018-12-11 阜南县猛发工艺品有限公司 一种高强度防刮防割柔性保护膜

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5962141A (ja) * 1982-10-04 1984-04-09 東洋インキ製造株式会社 導電表面を有する物品
JPS59100780A (ja) * 1982-11-25 1984-06-11 旭化成株式会社 制電性能に優るカ−ペツト

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5962141A (ja) * 1982-10-04 1984-04-09 東洋インキ製造株式会社 導電表面を有する物品
JPS59100780A (ja) * 1982-11-25 1984-06-11 旭化成株式会社 制電性能に優るカ−ペツト

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61152877A (ja) * 1984-12-25 1986-07-11 Toyo Linoleum Mfg Co Ltd:The 制電性床材
JPH0515834B2 (ja) * 1984-12-25 1993-03-02 Tori Kk
JPS61160489A (ja) * 1984-12-30 1986-07-21 Zeon Kasei Kk 導電性床材
WO2003099551A1 (en) * 2002-05-27 2003-12-04 Moon Soo Lee Static-electricity proof tile
CN108976461A (zh) * 2018-07-03 2018-12-11 阜南县猛发工艺品有限公司 一种高强度防刮防割柔性保护膜

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6119884A (ja) 帯電防止性床材
EP1361249B1 (en) Thermoplastic elastomer
CN103443170A (zh) 含氟聚合物膜及其制备方法
JPS5853935A (ja) プラスチツクス・金属用導電性熱融着性樹脂組成物
JPS58104930A (ja) 帯電防止性プラスチツクシ−ト又はフイルム
JP4566278B2 (ja) スチレン系樹脂含有組成物および成形体
JPS6243463A (ja) 導電性床シート
JPH02172734A (ja) 導電性積層体
US3832269A (en) Anti-dust sheets
JPS6012230B2 (ja) 着色自在の半導電性プラスチツク構造材
JPS61160489A (ja) 導電性床材
JPS5924735A (ja) 車両用カ−ペツトバツキング樹脂組成物
JPH01318658A (ja) 耐久性床材
JPH0151340B2 (ja)
JP2004268373A (ja) 帯電防止化粧シート及び化粧材
JP3068116B1 (ja) 導電性合成樹脂積層体
JP2000000939A (ja) オレフィン系樹脂化粧シートを表面部分とする木口材
JP6385026B1 (ja) 水性塗料組成物、空気浄化機構及び空気浄化方法
JP2003292760A (ja) 樹脂組成物、その成形品とシート
JP4306377B2 (ja) 木質系樹脂成形体の製造方法
JPS6334922Y2 (ja)
JPS6227196B2 (ja)
JPH05202342A (ja) 粘接着用軟質塩化ビニル基材並びに粘着テープもしくはシート及びその製造方法
JP2002172741A (ja) 難燃性を有する制電性塩化ビニル系樹脂成形品
JPS6153138A (ja) 軟質遮音材