JPS61197515A - 抗喘息剤 - Google Patents

抗喘息剤

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Publication number
JPS61197515A
JPS61197515A JP3732785A JP3732785A JPS61197515A JP S61197515 A JPS61197515 A JP S61197515A JP 3732785 A JP3732785 A JP 3732785A JP 3732785 A JP3732785 A JP 3732785A JP S61197515 A JPS61197515 A JP S61197515A
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JP
Japan
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group
compound
dimethoxy
bis
methoxymethoxy
Prior art date
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Pending
Application number
JP3732785A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideyuki Iwaki
秀行 岩城
Yoshiyasu Fukuyama
愛保 福山
Kuniaki Matsui
邦昭 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Otsuka Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技  術  分  野 本発明は、抗喘息剤に関する。
従  来  技  術 喘息とは、気道過敏性の高い患者が、気道に対する外界
からのアレルゲンや非特異的刺激(寒冷、乾燥など)に
よって血管透過性六進、気管支平滑筋収縮、分泌六進等
を惹起し、呼吸困難をおこす疾病である。現在、該喘息
の治療法としては薬物療法、転地療法、減感作療法、心
理療法などの多角的治療法が行なわれているが、未だ充
分な治療効果を奏する方法は確立されていない。
現在抗喘息薬としてよく使用されているものとしては、
ベータ受容体刺激剤、キサンチン剤、ステロイド剤、抗
ヒスタミン剤、化学伝達物質遊離抑制剤などがある。こ
れら各種治療薬の喘息に対する作用メカニズムは尚明確
ではないが、一般に以下の如くであると言われている。
即ち、ベータ受容体刺激剤はアデニルサイクラーゼの酵
素活性を高め、ATPを気管支拡張作用のあるc−AM
Pに変化させる。キサンチン剤はC−AMPを気管支拡
張作用のない5’ −AMPに変化させるホスホジェス
テラーゼの活性阻害作用によって気管支を拡張させる。
抗ヒスタミン剤はヒスタミンH+受容体においてヒスタ
ミンと拮抗することにより、血管透過性九進による気管
支粘膜の浮腫、腫脹を軽減する。化学伝達物質遊離抑制
剤は、マスト細胞からの化学伝達物質の遊離を抑制する
ことによって喘息発作を抑える。しかしながらこれ等各
種抗喘息薬は各々一長一短があり、いずれも尚充分な治
療効果を奏し得ないのが現状である。
また、喘息治療に関する研究が進むにつれて、アラキド
ン酸誘導体として、喘息の主要な病因物質と考えられて
いた遅反応性アナフィラキシ−物質(Slow rea
cting 5ubstance of anaphy
laxis 。
以下rsR8−AJと略す)が同定されるに至った(化
学と生物、Vo120.No、11.696−698 
(1982)、代謝、 Voll 8. No、4゜(
1981)307−317  、 B  、 S as
uelssonet at、Prostaglandi
ns、17.785 (1979)R,C,Murph
y et al、Proc、Nat、 Acad、Sc
l。
USA、76.4275 (1979)参照〕。
この5R3−Aによれば、喘息の主症状である血管透過
性へ進による気管支粘膜の浮腫、腫脹、気管支平滑筋収
縮などがみられる(A、C。
Peatfield  et  al、、Br、J、 
Pharaacol、、77゜391 (1982) 
、M、 C,Ho1royde et al。
Agents Actions、  11 .573 
(1981)、Z、  Marol et al、、八
−、Rev、Re5pir  D is、。
126.449 (1982)参照〕。
1−因一王−1 本発明者らは、上記現状に鑑み、かねてより喘息の治療
及びそのための抗喘息薬につき、鋭意研究を重ねてきた
が、その過程において上記5R8−Aがアラキドン酸か
ら合成され、その生合成に5−リポキシゲナーゼが関与
しており、該5−リポキシゲナーゼの活性を阻害するこ
とによって5R3=Aの生成が抑制され、これに起因し
て喘息の治療が可能となるとの着想から、上記5−リポ
キシゲナーゼ阻害作用を有する物質につき研究を進めた
。その結果、下記一般式(1)及び(2)で表わされる
ある種の1.4−ベンゾキノン誘導体が、所望の5−リ
ポキシゲナーゼ阻害作用を有する5〜リポキシゲナーゼ
1lff害剤として有用であり、その利用によればアラ
キドン酸からの5R8−Aの生成が抑制され、該5R8
−Aの生成に起因する各種の疾患例えば喘息、炎症、ア
レルギー等が予防及び治療できるという新しい知見を得
た。
の     び  果 本発明は、一般式 〔式中、R1は低級アルキル基、低級アルコキシ基、ア
ミムL水酸基又は低級アルカノイルオキシ基を、R2は
水素原子、ハロゲン原子、低級アルキル基、低級アルコ
キシ基、低級アルコキシカルボニル基、低級アルキルチ
オ基又はヒドロキシ低級アルキル基を、R3は水酸基、
低級アルキル基、低級アルコキシ基、アミノ基又は低級
アルカノイルオキシ基を、A及びDは各々炭素数が1〜
10のアルキレン基を、Bは基−CH−CH−1基−C
H(OH)−OH(OH)−を各々示す。
mが1のときQはO又は1を示し、mがOのときQはO
を示す。Eは基 υ を示す。ここでR4は低級アルキル基、低級アルコキシ
基、アミノ基、水酸基、低級アルカノイルオキシ基を、
R5は水素原子、ハロゲン原子、低級アルキル基、低級
アルコキシ基、低級アルコキシカルボニル基、低級アル
キルチオ基、ヒドロキシ低級アルキル基、基−G−C=
C−R’  (ここでGは低級アルキレン基、R8は低
級アルキル基)又は基 (しは低級アルキレン基、R9及びRIGは各々低級ア
ルコキシ基)を、R8は低級アルキル基、水酸基、低級
アルコキシ基、アミノ基又は低級アルカノイルオキシ基
を、R7は水素原子又はメチル基を示す。またQがOの
とき、A及びDで示されるアルキレン基は各々へテロ原
子として酸素原子、硫黄原子又は−5−8−基をアルキ
レン鎖中に有していてもよい。但し、Eが基 を示すときは、A及びDは各々へブタメチレン基、Bは
基−CH−CH−1R1はメトキシ基、R2は水素原子
、R3は水酸基、mは1及びQは1を示すものとする。
またQがOを示すときは、A及びDで示されるアルキレ
ン基の炭素数の合計が1〜12であるものとする。〕 で表わされる1、4−ベンゾキノン誘導体及び一般式 〔式中、R11は水酸基又は低級アルコキシ基を、RI
2は水素原子、水酸基又は低級アルコキシ基を、R13
は水素原子又は炭素数が1〜8のアルキル基を、Mは炭
素数が1〜10のアルキル基を、Qは基−CH=CH−
1−C=C−1 又は−CH2CH2−を各々示す。〕 で表わされる1、4−ベンゾキノン誘導体からなる群か
ら選ばれた少なくとも1種を有効成分として含有するこ
とを特徴とする抗喘息剤に係る。
本明細書において、ハロゲン原子としては、例えば塩素
原子、臭素原子、弗′1g原子、沃素原子等を挙げるこ
とができる。
低級アルキレン基としては、例えばメチレン、エチレン
、トリメチレン、テトラメチレン、ペンタメチレン、ヘ
キサメチレン、2−メチルトリメチレン、1−メチルエ
チレン、2.2−ジメチルトリメチレン基等の炭素数1
〜6のアルキレン基を挙げることができる。
低級アルキル基としては、例えばメチル、エチル、n−
プロピル、イソプロピル、n−ブチル、tert−ブチ
ル、イソブチル、n−ペンチル、ネオペンチル、イソペ
ンチル、1,1−ジメチルプロピル、1.2−ジメチル
プロピル、n−ヘキシル、1.2−ジメチルブチル、4
−メチルペンチル基等の炭素数1〜6のアルキル基を挙
げることができる。
低級アルコキシ基としては、例えばメトキシ、エトキシ
、n−プロポキシ、イソプロポキシ、n−ブトキシ、t
ert−ブトキシ、イソブトキシ、n−ペンチルオキシ
、ネオペンチルオキシ、イソペンチルオキシ、1.1−
ジメチルプロポキシ、1゜2−ジメチルプロポキシ、n
−へキシルオキシ、1.2−ジメチルブトキシ、4−メ
チルペンチルオキシ基等の炭素数1〜6のアルコキシ基
を挙げることができる。
低級アルカノイルオキシ基としては、例えばホルミルオ
キシ、アセチルオキシ、プロピオニルオキシ、n−ブチ
リルオキシ、イソブチリルオキシ、バレリルオキシ、イ
ソバレリルオキシ、ピバロイルオキシ、n−ペンタノイ
ルオキシ、n−ヘキサノイルオキシ基等の炭素数1〜6
のフルカッイルオキシ基を挙げることができる。
低級アルキルチオ基としては、例えばメチルチオ、エチ
ルチオ、n−プロピルチオ、イソプロピルチオ、n−ブ
チルチオ、イソブチルチオ、tert−ブチルチオ、n
−ペンチルチオ、イソペンチルチオ、n−へキシルチオ
基等の炭素数1〜6のアルキルチオ基を挙げることがで
きる。
ヒドロキシ低級アルキル基としては、例えばヒドロキシ
メチル、2−ヒドロキシエチル、1−ヒドロキシエチル
、3−ヒドロキシプロピル、2−ヒドロキシプロピル、
1−ヒドロキシプロピル、4−ヒドロキシブチル、5−
ヒドロキシペンチル、6−ヒドロキシヘキシルM等の炭
素数1〜6のヒドロキシアルキル基を挙げることができ
る。
炭素数1〜10のアルキレン基としては、例えばメチレ
ン、エチレン、トリメチレン、テトラメチレン、ペンタ
メチレン、ヘキサメチレン、ヘプタメチレン、オクタメ
チレン、ノナメチレン、デカメチレン、2−メチルテト
ラメチレン、3−エチルペンタメチレン、2.2−ジメ
チルトリメチレン基等を挙げることができる。
低級アルコキシカルボニル基としては、例えばメトキシ
カルボニル、エトキシカルボニル、n−プロポキシカル
ボニル、イソプロポキシカルボニル、n−ブトキシカル
ボニル、tert−ブトキシカルボニル、n−ペンチル
オキシカルボニル、ネオ   −ペンチルオキシカルボ
ニル カルボニル基等のアルコキシ部分の炭素数が1〜6であ
るアルコキシカルボニル基を挙げることができる。
上記一般式(1)及び(2)で表わされる化合物は、低
毒性であり、また脳及び心循環改善作用、脳虚血防護作
用をも有し、心臓及び脳代謝賦活剤、心不全治療剤、心
臓及び脳循環改善剤としても有用である。また上記の化
合物は、経口投与や気管内投与でも上記作用を有効に発
揮し得、また5−リボキシゲナーゼ阻害作用等の上記種
々の作用の持続時間も長いという特徴を有している。
上記一般式(1)及び(2)で表わされる化合物は、化
学的合成法により製造することができるが、その一部は
天然物からの抽出によっても得ることができる。
まず化学的合成法には種々の方法があるが、その−例を
示せば以下の通りである。
反応行程式−1 〔式中、R’ 、R2、R3、A,B,DlE,Q及び
mは前記に同じ。RI&はメトキシメチル基を示す。E
+は基 を示す。E2は基 を示す。ここでR4 、R6 、R7及びR14は前記
に同じ。R5rは、水素原子、ハロゲン原子、低級アル
キル基、低級アルコキシ基、低級アルコキシカルボニル
基、低級アルキルチオ基、ヒドロキシ低級アルキル基、
基 一GーC:iii.c−R@ (GIFR” Lt前記
に同じ)(L、R” 、RI O及びRI4は前記に同
じ。)を示す。R5”は、水素原子、ハロゲン原子、低
級アルキル基、低級アルコキシ基、低級アルコキシカル
ボニル基、低級アルキルチオ基、とドロキシ低級アルキ
ル基、基 −G−C:C−Re  (G及びRsは前記ニ同シ)(
L、R9及びRIOは前記に同じ)を示す。〕反応行程
式−2 C5)  ’           (6)υ 〔式中、R” s R” % R” 、R” % M及
びQは前記に同じ。〕 反応行程式−1によれば、一般式(3)の化合物を脱メ
トキシメチル化し、次いで得られる一般式(4)の化合
物を酸化することにより一般式(1)の化合物が製造さ
れる。また反応行程式−2によれば、一般式(5)の化
合物を脱メトキシメチル化し、次いで得られる一般式(
6)の化合物を酸化することにより一般式(2)の化合
物が製造される。
化合物(3)及び化合物(5)の保護基であるメトキシ
メチル基を脱保護する操作としては、従来公知の方法を
広く採用できるが、より具体的には、適当な有機溶媒中
で化合物(3)又は(5)に酸を作用させて行なわれる
。有機溶媒としては、例えばメタノール、エタノール、
イソプロパツール等のアルコール類、テトラヒドロフラ
ン、エチルエーテル等のエーテル類、シクロヘキサン、
n−ヘキサン等の飽和炭化水素類、ジクロロメタン、ア
セトニトリル等やこれらの混合溶媒が挙げられる。酸と
しては、従来公知のものを広く使用でき、例えば塩酸、
臭化水素酸、硫酸等の鉱酸、酢酸、フルオロ酢酸、シュ
ウ酸等の有機酸、弗化硼素、塩化アルミニウム等のルイ
ス酸等を挙げることができ、これらの酸は化合物(3)
又は(5)に対して少なくとも等モル量程度用いられる
。該反応は好ましくはアルゴンガス、窒素ガス等の不活
性ガス中にて行なわれる。また該反応は、一般には室温
付近にて行なわれ、1〜4時間程度で完結する。斯くし
て化合物(4)及び化合物(6)が製造される。
化合物(4)を酸化して化合物(1)を得る反応及び化
合物(6)を酸化して化合物(2)を得る反応は、適当
な有機溶媒中化合物(4)又は化合物(6)に酸化剤を
作用させることにより行なわれる。有機溶媒としては前
記脱メトキシメチル化反応に用いられる有機溶媒を広く
使用できる。
酸化剤としては緩和な酸化剤である限り公知のものを広
く使用でき、例えば空気、酸素、二酸化マンガン等が挙
げられる。該反応は、室i〜60℃程度、好ましくは室
温にて1〜10時間程度で行なわれる。斯くして化合物
(1)及び化合物(2)が製造される。
上記反応行程式−1及び2において、出発原料として使
用される化合物(3)及び化合物(5)は、新規又は公
知化合物であり、例えば以下に示す方法で製造される。
反応行程式−3 C式中、R1、R2、R3、R” 、A、8.D、E+
、m及びQは前記に同じ。Xはハロゲン原子を示す。〕 化合物(7)と化合物(8)との反応は、適当な溶媒中
塩基性化合物の存在下で行なわれる。使用される溶媒と
しては、通常の不活性溶媒を使用でき、例えばテトラヒ
ドロフラン、ジオキサン、エチルエーテル等のエーテル
類、シクロヘキサン、n−ヘキサン等の飽和炭化水素類
、ヘキサメチルリン酸トリアミド、ベンゼン等の芳香族
炭化水素類、メチレンクロリド等のハロゲン化炭化水素
類、アセトン等のケトン類等を挙げることができる。
塩基性化合物としては、例えば水酸化ナトリウム、水酸
化カリウム等の水酸化物、炭酸ナトリウム、炭酸カリウ
ム、炭酸水素ナトリウム等の炭酸化合物、水素化ナトリ
ウム、水素化カリウム等の水素化アルカリ金属、ナトリ
ウム、カリウム等のアルカリ金1、ナトリウムメチラー
ト、カリウムエチラート等のアルコラード、ピリジン、
トリエチルアミン等のアミン類等を挙げることができる
。化合物(8)及び塩基性化合物の使用量としては、化
合物(7)の水酸111!Mに対して夫々通常少な゛ 
くとも等量、好ましくは1〜1,5倍量とされる。
該反応は、室温〜100℃にて好適に進行し、一般に3
0分〜6時間程度にて完結する。
化合物(9)と化合物(10)との反応は、強塩基性化
合物の存在下適当な有機溶媒中にて行なわれる。使用さ
れる有機溶媒としては、例えばテトラヒドロフラン、エ
チルエーテル等のエーテル類、シクロヘキサン、n−ヘ
キサン等の飽和炭化水素類、アンモニア、ヘキサメチル
リン酸トリアミド等を挙げることができる。上記反応は
、好ましくは化合物(9)を有機溶媒に溶解し、次に−
30〜−100℃に冷却し、次いでこの溶液に強塩基性
化合物を約10分〜3時間要して滴下することにより、
化合物(9)の有機金属化合物を生成させる。強塩基性
化合物としては、例えば5ec−ブチルリチウム、te
rt−ブチルリチウム、n−ブチルリチウム−N、N、
N’ 、N’ −テトラメチルエチレンジアミン等のア
ルキル金属塩基、水素化ナトリウム、ナトリウム、リチ
ウム等のアルカリ金属もしくはアルカリ金属化合物等を
挙げることができ、これらは化合物(9)に対して少な
くとも等モル程度、好ましくは等モル−2倍モル程度用
いられる。次に上記反応混合物に公知の化合物(10)
を化合物(9)に対して1.5〜2倍モル量加え、−7
8〜60℃程度、好ましくは一り8℃〜室温にて2〜2
0時間撹拌する。この際反応系内に沃化ナトリウム、沃
化カリウム等のアルカリ金属沃化物及び/又はヘキサメ
チルリン酸トリアミドを存在させることにより、該反応
は有利に進行し、斯くして化合物(5)が収得される。
反応行程式−4 〔式中、R1、R2、R3、R’ 、R5’ 、R5′
’、Re、R”、A、B、D、X、m及びQは前記に同
じ。) 反応行程式−4における化合物(11)と化合物(8)
との反応及び化合物(12)と化合物(13)との反応
には、夫々反応行程式−3における化合物(7)と化合
物(8)との反応及び化合物(9)と化合物(10)と
の反応と同様の反応条件を採用できる。斯くして化合物
(14)が収得される。
反応行程式−5 R14 〔式中、R1、R2、R3、R1ム、A、D、El及び
Xは前記に同じ。Bは基−C=C−を示す。〕 化合物(9)と化合物(15)との反応は、前記反応行
程式−3における化合物(9)と化合物(10)との反
応と同様の反応条件下に行ない得る。
また、化合物(9)と化合物(16)との反応も、前記
反応行程式−3における化合物(9)と化合物(10)
との反応と同様の反応条件下に行ない得る。
化合物(17)から化合物(19)を得るには、まず適
当な不活性溶媒、例えばテトラヒドロフラン、エチルエ
ーテル等のエーテル類、シクロヘキサン、n−ヘキサン
等の飽和炭化水素類、アンモニア、ヘキサメチルリン酸
トリアミド等の有機溶媒、好ましくは無水有機溶媒に化
合物(18)を溶解し、好ましくはアルゴン等の不活性
ガス気流中、O′c以下に冷ヨし、次いでこの溶液に強
塩基性化合物を約10分〜3時間要して滴下、撹拌する
ことにより、化合物(18)のアルカリ金3化物とする
。強塩基性化合物としては、上記化合物(9)から化合
物(17)を得る反応において用いられる強塩基性化合
物をいずれも使用でき、またその使用量も同様でよい。
次に上記反応混合物に、上記で得られる化合物(17)
をF記と同様の有機溶媒に溶解した溶液を滴下し、至温
〜60℃程度、好ましくは室温にて1〜6時間撹拌する
この際反応系内にヘキサメチルリン酸トリアミドを存在
させることにより、該反応は有利に進行し、斯くして化
合物(19)が収得される。
化合物(19)に化合物(20)を作用させて化合物(
21)を得る反応は、化合物(17)に化合物(18)
を作用させて化合物(19)を得る反応と同様の操作に
より行なうことができる。
反応行程式−・6 (1今) 〔式中、R1、R’ 、R3、R’ 、R5’ 、R8
、R” 、A、B、D、X、m及びQ Get前記に同
じ。〕 化合物(12)と化合物(22)との反応は、前記反応
行程式−3における化合物(9)と化合物(10)との
反応と同様の反応条件下に行ない得る。
また、化合物(23)と化合物(9)との反応も、前記
反応行程式−3における化合物(9)と化合I(10)
との反応と同様の反応条件下に行ない得る。
反応行程式−7 (7B 1 m (7R140B14 (式中、R1、R2,R3,R” 、A、B、D、X、
m及びQは前記に同じ。) 化合物(9)と化合物(22)との反応は、化合物(9
)及び強塩基性化合物をそれぞれ化合物(22)に対し
て通常少なくとも2倍モル量、好ましくは2〜4倍モル
m使用する以外は、上記反応行程式−3における化合物
(9)と化合物(10)との反応と同様にして行ない得
る。
反応行程式−8 0R14 〔式中、R1,R3、RIA、A、D、X及びmは前記
に同じ。〕 化合物(25)と化合物(26)との反応は、化合物(
25)及び強塩基性化合物をそれぞれ化合物(26)に
対して通常少なくとも3倍モル量、好ましくは3〜6倍
モル山使用する以外は、上記反応行程式−3における化
合物(9)と化合物(10)との反応と同様にして行な
い得る。
反応行程式−9 〔式中、R’ 、R5′、R’及びR14は前記に同じ
。R15及びRleは各々水素原子又は低級アルキル基
を示す。〕 反応行程式−9において、公知の化合物(12)に化合
物(28)を作用させて化合物(29)を得る反応は、
まず化合物(12)を例えばテトラヒドロフラン、エチ
ルエーテル等のエーテル類、シクロヘキサン、n−ヘキ
サン等の飽和炭化水素類、アンモニア、ヘキサメチルリ
ン酸トリアミド等の有機溶媒、好ましくは無水有機溶媒
に溶解し、好ましくは−30〜−100℃に冷却し、次
いでこの溶液に強塩基性化合物を約10分〜3時間程度
を要して滴下することにより、化合物(12)の有機金
属化合物を得る。ここにおいて強塩基性化合物としては
、例えば5ec−ブチルリチウム、tert−ブチルリ
チウム、n−ブチルリチウム−N。
N、N’ 、N’ −テトラメチルエチレンジアミン等
のアルキル金属塩、水素化ナトリウム、ナトリウム、リ
チウム等のアールカリ金属もしくはアルカリ金属化合物
等を挙げることができ、これらは化合物(12)に対し
て少なくとも等モル程度、好ましくは等モル−2倍モル
程度用いられる。次に上記反応混合物に化合物(28)
を化合物(12)に対して少なくとも等モル程度、好ま
しくは1.5〜2.0倍モル量加えることにより、化合
物(29)が得られる。該反応は、室温〜60℃程度、
好ましくは室温にて2〜20時間程度撹拌することによ
り行なわれる。
上記反応において、化合物(12)に対して0.1倍モ
ル量の三フッ化ホウ素−エーテルを添加することにより
、該反応は、より速やかに進行する。また、ヘキサメチ
ルリン酸トリアミドを添加して反応を行なうこともでき
る。
化合物(12)から化合物(31)を得るには、前記化
合物(12)から化合物(29)を得る反応において化
合物(28)を化合物(30)に代えて反応を行なえば
よく、斯くして化合物(31)が得られる。
反応行程式−10 (+2)            (33)〔式中、R
A 、R5’ 、R8、R1’ 、A、D、X及びmは
前記に同じ。R17はベンジル基又はトリ(低級アルキ
ル)シリル基を示す。〕反応行程式−10において、化
合物(12)に化合物(32)を作用させて化合物(3
3)を得る反応は、反応行程式−9における化合物(1
2)から化合物(29)を得る反応において化合物(2
8)に代えて化合物(32)を用い、三フッ化ホウ素−
エーテルを用いない以外は該反応と同様にして行なうこ
とができる。
斯くして得られた化合物(33)の内、RI7がトリ(
低級アルキル)シリル基を示す化合物(以下[トリ低級
アルキルシリル体」という)を前記不活性溶媒中、好ま
しくはアルゴン、窒素等の不活性ガス雰囲気中、通常室
温にて30分〜2時間程度、テトラ−n−ブチルアンモ
ニウムフルオリド等を作用させ脱トリ低級アルキルシリ
ル反応を行なうことにより、化合物(34)を得る。
トリ低級アルキルシリル体1モルに対するテトラ−n−
プチルアンモニウムフルオリド等の使用量としては1.
0〜1.5モル量程度とするのがよい。
化合物(33)の内、R17がベンジル基を示す化合物
は、例えばアルコール類、エーテル類、エステル類等の
不活性溶媒中、パラジウム−炭素等の触媒の存在下、−
気圧の水素ガスを用いて接触還元を行なうことにより、
化合物(34)が収得される。
反応行程式−11 〔式中、R’%R5’、R6及びRImは前記に同じ。
A1は炭素数1〜12のアルキレン基を示す。) 反応行程式−11によれば、化合物(35)(これには
上記反応行程式−9で得られる化合物(29)や(31
)及び上記反応行程式−10で得られる化合物(34)
が含まれる。)を酸化することにより化合物(36)が
製造される。この酸化反応はメチレンクロリド等の前記
不活性溶媒中、化合物(35)にO℃〜室温程度にて酸
化剤を、30分〜2時間程度作用させることにより行な
われる。該反応において用いられる酸化剤としては、例
えばビリジニムクロロクロメート等を挙げることができ
る。化合物(35)1モルに対する酸化剤の使用量とし
ては2〜10モル量程度とするのがよい。斯くして化合
物(36)を得ることができる。
反応行程式−12 C式中、R4,R5r 、Re及びR1ムは前記に同じ
。〕 反応行程式−12によれば、化合物(12)から直接に
ベンズアルデヒド化合物(37)を得ることができる。
即ち、化合物(12)に不活性溶媒中、不活性ガス雰囲
気下、強塩基性化合物を作を−30〜−100℃にて2
〜6時間程度反応させることにより、化合物(37)を
収得し得る。
化合物(12)からベンズアルデヒド化合物(37)を
得る反応は、上記反応行程式−9における化合物(12
)から化合物(29)を得る反応において化合物(28
)に代えてDMFを使用する以外は該反応と同様の操作
により行なうことができる。化合物(12)1モル量に
対するDMFの使用量としては通常等モル」以上、好ま
しくは182〜1.5モル量とするのがよい。
上記反応行程式−11で得られる化合物(36)及び反
応行程式−12で得られる化合物(37)は、次に示す
増炭反応に供され得る。
受石行程式−13 (今0) (今1) 〔式中、RA 、R5′、Re及びR14は前記に同じ
。A2は炭素数が1〜9の低級アルキレン基を、R11
1は低級アルキル基を、nはO又は1を示す。〕 反応行程式−13は、アルデヒド化合物(38)の増炭
反応の一例である。増炭反応は、通常用いられる反応の
何れを用いてもよく、例えばアルデヒド化合物(38)
にマロン酸エステル類を作用させる方法、あるいはウイ
テツヒ試薬(wittia)を作用させる方法等がある
。反応行程式−13は、マロン酸エステル類を作用させ
る方法を示している。
即ち、化合物(38)に、ハロゲン化炭化水素等の前記
不活性溶媒中、ピリジン、トリエチルアミン等の塩基性
化合物の存在下、メルドラム酸を室温〜100℃程度の
温度条件下0.5〜2時間程度反応させることにより、
化合物(39)を得る。該反応において化合物(38)
に対するメルドラム酸の使用層としては、通常等モル以
上程度、好ましくは1.2〜1.5倍モル量とするのが
よい。
上記で得られた化合物(39)にメタノール等のアルコ
ール溶媒中水素化ホウ素ナトリウム等の還元剤を作用さ
せ、二重結合が還元された化合物を得る。次いでこの還
元化合物をエタノール等のアルコール溶媒とピリジン等
の塩基性溶媒の混合溶媒中銅粉等の金属触媒存在下に8
0〜150℃程度の温度範囲内で5〜15時間程時間熱
することにより、脱炭酸した化合物(40)を得る。
次いで上記で得られた化合物(40)にテトラヒドロフ
ラン等の前記不活性溶媒中、水素化アルミニウムリチウ
ム等の還元剤を作用させることにより、1級アルコール
である化合物(41)を得る。
斯くして得られるアルコール化合物(41)を上記反応
行程式−11に示す方法と同様に処理してアルデヒド化
合物とし、次いで再度同様の操作に付すことにより、よ
り鎖の長いアルコール化合物を得ることができる。
反応行程式−14 〔式中、R’ 、R5′N R6、R” s At及び
Xは前記に同じ。〕 反応行程式−14によれば、アルコール化合物(42)
(上記反応行程式−13で得られる化合物(41)が含
まれる)をハロゲン化合物(43)に誘導することがで
きる。即ち、化合物(42)に、前記不活性?11J[
特にジクロルメタン等のハロゲン化炭化水素類、エーテ
ル類、飽和炭化水素類等の溶媒中塩基性化合物の存在下
、ハロゲン化アルキルスルホニル類を0℃〜奎温程度に
て5〜10時間程度反応させることにより水Muがフル
キルスルホニル化された化合物が得られ、次いでこの化
合物にハロゲン化アルカリ金属を作用させてハロゲン化
合物(43)が収得される。該反応においてハロゲン化
アルキルスルホニル類としては、メタンスルホニルクロ
リド、エタンスルホニルプロミド等の低級アルカンスル
ホニルハライド、ベンゼンスルホニルクロリド、p−ト
ルエンスルホニルクロリド等の芳香族スルホニルハライ
ド等を例示できる。塩基性化合物としてはトリエチルア
ミン等のトリ低級アルキルアミン類、ピリジン等の芳香
族アミン類等を例示できる。ハロゲン化アルカリ金属塩
としては、ヨウ化ナトリウム、ヨウ化カリウム、臭化リ
チウム、塩化リチウム等を例示できる。化合物(42)
1モルに対するハロゲン化アルキルスルホニル類の使用
1は1.2〜1.5モル日程度とするのがよく、ハロゲ
ン化アルカリ金属塩の使用量は1.2〜2.0モル最熱
度とするのがよい。
反応行程式−15 〔式中、R言、R2、R3、R1’ 、A、D。
El及びE2は前記に同じ。〕 反応行程式−16 C式中、R1l 、RI 2 、R13、RI 4及び
Mは前記に同じ。〕 反応行程式−15及び16に示すように、化合物(44
)、化合物(45)、化合物(48)又は化合物(49
)を還元して夫々化合物(46)、化合物(47)、化
合物(50)、化合物(51)を得る反応は、適当な触
媒の存在下有i溶媒中にて行なわれる。触媒としては、
原料化合物中の三重結合を二重結合に還元し得る公知の
触媒を広く使用でき、具体的にはリンドラ−触媒、パラ
ジウム−硫酸バリウム−キノリン等が例示できる。有機
溶媒としてはメタノール、エタノール等のアルコール類
、酢酸エチル等の酢酸エステル類、テトラヒドロフラン
、エチルエーテル等のエーテル類等が挙げられる。該反
応は大気圧の水素気流中、0℃〜室温程度にて好適に進
行し、1〜6時間程度で終了する。
化合物(44)、化合物(46)、化合物(48)及び
化合物(50)の脱メトキシメチル化反応には、上記反
応行程式−1における化合物(3)の脱メトキシメチル
化反応と同様の反応条件を採用することができる。
反応行程式−17 ↓ ↓ (式中、R曹、R2、R3、R4、R5′、R51/、
Re、RI4及びnは前記に同じ。
A3は炭素数1〜11のアルキレン基を示す。)反応行
程式−17によれば、化合物(9)及び化合物(52)
を出発物質として化合物(54)を得ることができる。
即ち、化合物(9)と化合物(52)とを、反応行程式
−9における化合物(12)と化合物(28)との反応
と同様の反応条件下に反応させて化合物(53)を得る
ことができ、次いで得られる化合物(53)をメチレン
クロリド等の前記不活性溶媒又は無溶媒中、酸及びトリ
エチルシラン等の還元剤の存在下0℃〜室温程度にて1
〜5時間程度反応させることにより、水酸基が還元的に
除去されると同時に保護基RIAが脱離したバラヒドロ
キノン化合物(54)が製造される。
反応行程式−18 ↓ 〔式中、R’ s R2、R3、RLlR” 、R8及
びRI4は前記に同じ。Yl及びY2は一方が水酸基又
は−8H基を、他方がハロゲン原子を示し、YはS又は
Oを示し、A4及びA5は各々炭素数1〜10のアルキ
レン基を示す。〕反応行程式−18によれば、化合物(
55)及び化合物(56)から化合物(57)を製造す
ることができる。
この方法によれば、化合物(55)及び化合物(56)
を、塩基性化合物の存在下v編〜120℃程度の温度条
件下、0.5〜6時間程度反応させればよい。該反応に
おいて用いられる塩基性化合物としては、例えば水素化
ナトリウム、水素化カリウム、金属ナトリウム、金属カ
リウム等を挙げることができる。化合物(55)1モル
に対する化合物(56)の使用量は1.0〜1.2モル
量程度とするのがよく、また塩基性化合物の使用量は1
,0〜1.2モル量程度とするのがよい。
反応行程式−19 〔式中、R’ 、R2、R3s R”及びXは前記に同
じoA6は炭素数1〜6のアルキレン基を示す。〕 反応行程式−19によれば、化合物(58)を出発物質
として化合物(59)又は化合物(60)を得ることが
できる。
即ち、化合物(58)及び硫化物をエタノール、DMF
等の前記不活性溶媒に溶解した溶液を室温〜120℃程
度で、0.5〜6時間程度反応させると、化合物(59
)及び化合物(60)を得ることかで瀝る。該反応にお
いて、硫化物としては、硫化ナトリウム、硫化カリウム
等が例示できる。
化合物(58)1モルに対し、硫化物を約1モル最熱度
使用することによりスルフィド化合物(59)が主生成
物として得られ、硫化物の使用量を約2モル最熱度とす
ることによりジスルフィド化合物(60)が主生成物と
して得られる。
また化合物(58)及び硫化物の他に一般式%式%(2
0) 〔式中、E+、D及びXは前記に同じ。〕で表わされる
化合物を用いて、上記と同様に反応させ、得られる反応
生成物を分離することにより、非対称化合物、対称化合
物を夫々得ることができる。
反応行程式−20 C式中、R”、R12%R’3、R+’%M及びXは前
記に同じ。〕 反応行程式−20において、化合物(61)と化合物(
62)との反応は、上記反応行程式−5′における化合
物(9)と化合物(15)との反応と同様の反応条件下
にて行ない得る。
化合物(61)と化合物(63)との反応は、上記反応
行程式−5における化合物(9)と化合物(16)との
反応と同様の反応条件下にて行ない得る。
また化合物(64)と化合物(65)との反応は、上記
反応行程式−5における化合物(17)と化合物(18
)との反応と同様の反応条件下にて行ない得る。
反応行程式−21 C式中、R” % R” % R” 、R” % M及
びXは前記に同じ。Qlはエチレン基を示す。〕反応行
程式−21において、化合物(61)と化合物(66)
との反応は、上記反応行程式−3における化合物(9)
と化合物(1o)との反応と同様の反応条件下にて行な
うことができる。
反応行程式−22 〔式中、R’ 、Rθ% R’ 、R”及びGは前記に
同じ。〕 反応行程式−22において、化合物(68)と化合物(
69)との反応は、上記反応行程式−3における化合物
(9)と化合物(1o)との反応と同様の反応条件下に
て行なうことができる。
反応行程式−23 On           OH22 〔式中、xは前記に同U。RI Q 、R201R21
、R23、R2A、及びR25は各々低級アルキル基を
示し、R22はメチル基又はメトキシ基を示し、A7は
炭素数1〜11のアルキレン基を示す。〕 反応行程式−23において、化合物(71)と化合物(
72)との反応は、上記反応行程式−3における化合物
(7)と化合物(8)との反応と同様の反応条件下にて
行なうことができる。また化合物(73)と化合物(7
4)との反応は、上記反応行程式−3における化合物(
9)と化合物(10)との反応と同様の反応条件下にて
行なうことができる。
反応行程式−24 QR14(J/?14 〔式中、R’ 、R2、R’ 、R” 、A+ 、E+
及びXは前記に同じ。〕 反応行程式−25 〔式中、R1、R2、R3、Rム、R5′、R6、R”
 、A+ 、E+及びXは前記に同じ。〕反応行程式−
24及び25において、化合物(9)又は化合物(12
)のヒドロキシル化は、次のようにして行なわれる。即
ち、上記反応行程式−3において化合物(9)のアルカ
リ金属化合物を得る反応と同様の反応条件を採用するこ
とにより、化合物(9)又は化合物(12)をそれらの
アルカリ金属化合物とし、次いで有機過酸又は酸素ガス
を反応させて得られる過酸化物に重亜硫酸ナトリウム等
の還元剤を作用させることにより化合物(76)又は(
81)が収得される。
次いで得られる化合物(76)と化合物(77ンとの反
応及び化合物(78)と化合物(79)との反応は、上
記反応行程式−3における化合物(7)と化合物(8)
との反応と同様の反応条件下にて行ない得る。
反応行程式−26 土 〔式中、A、B、D、Q及びmは前記に同じ。
R2+1 、 R27、R28及びR2G+は各々低級
アルコキシ基を示す。〕 反応行程式−26によれば、メタノール、エタノール等
の低級アルコール類、ジオキサン、テトラヒドロフラン
等のエーテル類等の不活性溶媒中で化合物(82)にア
ンモニア水溶液を作用させ、0〜50℃にて3〜4時間
反応させることにより、化合物(83)が製造される。
ここでアンモニアは化合物(82)に対して4倍モル以
上使用するのがよい。
反応行程式−27 〔式中、R1、R2及びR3は前記に同じ。
R30は水素原子又は炭素数1〜11のアルキル基を示
す。〕 反応行程式−27によれば、公知の化合物(84)に前
記不活性溶媒中0〜100℃程度の温度条件下酸触媒を
加え、アルデヒド類(85)を15分〜12時間程度反
応させることにより、化合物(86)が製造される。該
反応において使用される酸触媒としては、例えば酢酸、
蟻酸、蓚酸等の有機酸、塩酸、硝酸、硫酸等の無機酸を
挙げることができる。アルデヒド類(85)の使用量と
しては、化合物(84)1モルに対して通常0.2〜1
モル量程度、好ましくは0.3〜0.5モル量とするの
がよく、また酸触媒の使用量としては化合物(84)に
対して通常0.1〜1モル量程度とするのがよい。
本発明化合物及び原料化合物の内、低級アルコキシ基を
有する化合物は、対応する水酸基の部分的及び/又は完
全アルキル化反応によっても製造される。
使用されるアルキル化剤としては、例えばジアゾメタン
、低級アルキルハライド、ジ低級アルキル硫酸等を例示
できる。
ジアゾメタンを用いてメチル化する場合、適当な不活性
溶媒、例えばジオキサン、テトラヒドロフラン、ジエチ
ルエーテル等のエーテル類等の溶媒中O℃〜室温程度の
温度条件下に処理すべき化合物にジアゾメタンを30分
〜2時間程度作用させればよい。ジアゾメタンの使用m
としては、処理すべき化合物中の水酸基1個当り通常少
なくとも等同程度、好ましくは1〜2倍量とするのがよ
い。
低級アルキルハライドを用いてアルキル化する場合は、
塩基性化合物の存在下通常の脱ハロゲン化水素反応の反
応条件を適用できる。例えば、上記反応行程式−3にお
ける化合物(7)と化合物(8)との反応の反応条件を
採用することができる。
ジ低級アルキル硫酸を用いてアルキル化する場合は、適
当な不活性溶媒中O〜60℃程度の温度条件下に処理す
べき化合物にジ低級アルキル硫酸を30分〜6時間程度
反応させればよい。該反応において使用されるジ低級ア
ルキル硫酸としては、例えば硫酸ジメチル、1iIl!
!ジエチル、硫酸ジ−n−プロビル、硫酸ジ−n−ブチ
ル等を挙げることができ、その使用量としては、処理す
べき化合物中の水酸11個当り通常少なくとも等同程度
、好ましくは1〜2倍山とするのがよい。
本発明化合物及び原料化合物の内、水酸基を有する化合
物は、対応する低級アルコキシ基の部分的及び/又は完
全脱アルキル化反応によっても製造される。
この脱アルキル化反応は、例えばメタノール、エタノー
ル等のアルコール類、ジオキサン、テトラヒドロフラン
等のエーテル類、クロロホルム、塩化メチレン等のハロ
ゲン化炭化水素類等の適当な溶媒中、酸触媒の存在下室
温〜100℃、30分〜6時間程度で行なうことができ
る。ここで使用される酸としては、例えば塩酸、硫酸、
臭化水素酸等の鉱酸、三臭化硼素、三塩化硼素等のルイ
ス酸等を挙げることができる。部分的に脱アルキル化反
応を行なう場合には、該反応をルイス酸の存在下に行な
うのが好ましく、その使用量としては処理すべき化合物
のアルコキシ基1個当りO62〜0.5倍量とするのが
よい。また鉱酸を使用する場合には、反応時間を短くす
るのがよい。
更に上記アルキル化反応及び脱アルキル化反応を適宜組
合せることによって所望する目的化合物を得ることがで
きる。
本発明化合物及び原料化合物の内、分子内に基−CH−
CH−又は−CミC−を有する化合物を還元することに
より、対応する分子内に基CH20H2−を有する化合
物を製造することもできる。
この還元には、従来公知の還元反応の反応条件、好まし
くは接触還元の反応条件を広く適用できる。
還元触媒としては、従来公知のものを広く使用でき、例
えばパラジウム−炭素、パラジウム、プラチナ、ラネー
ニッケル等を挙げることができる。
これら触媒の使用量としては、特に制限されないが、通
常の触媒量程度の使用で充分である。該還元は、適当な
溶媒中で行なってもよく、又は無溶媒下に行なってもよ
い。用いられる溶媒としては、例えばメタノール、エタ
ノール等の低級アルコール類、酢酸エチル等のエステル
類、酢酸等の低級脂肪酸類等が挙げられる。該還元は、
通常水素圧が常圧〜1o気圧(好ましくは常圧)下、室
温〜100℃程度(好ましくは室温付近)にて行なわれ
、一般に0,5〜6時間程度で反応は終了する。
本発明化合物及び原料化合物の内、分子内に基−CH−
CH−を有する化合物は、対応する分子内に基−CH−
CH−を有する化合物をエポキシ化することによっても
製造し得る。
このエポキシ化反応には過酸を用いるのがよい。
過酸としては、従来公知のものを広く使用でき、例えば
過安息香酸、m−クロロ過安息香酸等の過安息香酸誘導
体、過酢酸−トリフルオル過酢酸等の過酢酸誘導体、過
酸化水素水等を例示できる。
斯かる過酸は、通常処理すべき化合物に対して少なくと
も等モル量程度、好ましくは等モル〜1.5倍モル最熱
度用いられる。エポキシ化反応に用いられるm*として
は、例えばメチレンクロライド、クロロホルム等のハロ
ゲン化炭化水素類アセトン等のケトン類、ベンゼン、ト
ルエン等の芳香族炭化水素類等を挙げることができる。
上記エポキシ化は、通常−20〜50℃程度、好ましく
は0℃〜室温付近にて行なわれ、一般に1〜20時間程
時間先結する。
本発明化合物及び原料化合物の内、分子内に基−CI−
1(OH)−CH(0)−1>−を有する化合物化合物
を加水分解することによっても製造される。
この加水分解反応には、エポキシドをグリコールに加水
分解する反応条件を広く適用することができ、例えば適
当な溶媒中酸を作用させるのがよい。用いられる酸とし
ては、この種加水分解反応に使用されている酸を広く例
示でき、具体的には過塩素酸、塩酸、硫酸等の無機酸類
等が挙げられる。これらの酸の使用温としては、特に限
定されるものではなく、通常の触媒j程度の使用で充分
で1ある。
本発明化合物及び原料化合物の内、フェニル環上にハロ
ゲン原子を有する化合物は、対応するフェニル環上の水
素原子をハロゲン原子で置換することによっても製造で
きる。
このハロゲン置換反応は、適当な不活性溶媒中強塩基性
化合物を処理すべき化合物に作用させて有機金属化合物
とし、これにハロゲン化剤を=100〜0℃にて3〜1
4時間反応させることにより行なわれる。溶媒としては
、例えばジオキサン、テトラヒドロフラン等のエーテル
類、シクロヘキサン、n−ヘキサン等の飽和炭化水素類
、ヘキサメチルリン酸トリアミド等を例示でき、強塩基
性化合物としては、例えば5ec−ブチルリチウム、t
ert−ブチルリチウム、n−ブチルリチウム、N、N
、N’ 、N’  −テトラメチルエチレンジアミン等
のアルキル金属塩基、水素化ナトリウム、ナトリウム、
リチウム等のアルカリ金属もしくはアルカリ金風水素化
物を例示できる。また、ハロゲン化剤としては、例えば
N−プロモサクシンイミド、N−クロルサクシンイミド
、N−ヨードサクシンイミド等のN−ハロゲン化すクシ
ンイミド等を例示できる。使用されるハロゲン化剤及び
強塩基性化合物の」としては、ハロゲン原子を1個導入
する場合には処理すべき化合物に対して各々1〜2倍モ
ル量が使用され、またハロゲン原子を2個又は3個以上
導入する場合には処理すべき化合物に対して1個導入す
る場合の2倍又はそれ以上の量を使用するのがよい。
本発明化合物及び原料化合物の内、フェニル環上に低級
アルキルチオ基を有する化合物は、対応するフェニル環
上の水素原子を低級アルキルチオ基で置換することによ
っても製造できる。
この低級アルキルチオ基置換反応には、上記ハロゲン置
換反応におけるハロゲン化剤を一般式%式%(87) 〔式中、R3+は低級アルキル基を示す。〕で表わされ
る化合物に代える以外は上記ハロゲンIWMk反応の反
応条件を採用することができる。
本発明化合物及び原料化合物の内、フェニル環上に低級
アルコキシカルボニル基を有する化合物は、対応するフ
ェニル環上の水素原子を低級アルコキシカルボニル基で
置換することによっても製造できる。
この低級アルコキシカルボニル基置換反応には、上記ハ
ロゲン置換反応におけるハロゲン化剤を一般式 %式%(88) C式中、R32は低級アルキル基を示す、Xは前記に同
じ。〕 で表わされる化合物に代える以外は上記ハロゲン置換反
応の反応条件を採用することができる。
本発明化合物及び原料化合物の内、分子内に低級アルカ
ノイルオキシ基を有する化合物は、対応する分子内に水
M基を有する化合物を低級アルカノイル化することによ
っても製造される。
この低級アルカノイル化反応は、適当な不活性溶媒、例
えばジクロルエタン、クロロホルム等のハロゲン化炭化
水素類、ジオキサン、テトラヒドロフラン等のエーテル
類、ピリジン等の溶媒中、塩基性化合物の存在下に処理
すべき化合物に低級アルカノイル化剤を室温〜50℃程
度、1〜10時間程度反応させることにより行なわれる
。ここで塩基性化合物としては、ジイソプロピルエチル
アミン、トリエチルアミン、ピリジン等の第3級アミン
類、炭酸水素ナトリウム、酢酸ナトリウム、酢酸カリウ
ム等の塩基性化合物が例示でき、また低級アルカノイル
化剤としては、低級アルカノイルハライド、低級アルカ
ンIN!2無水物等を例示できる。低級アルカノイル化
剤の使用量としては、処理すべき化合物の水酸基1rM
当り通常少なくとも等量、好ましくは1〜3倍回とする
のがよい。
本発明化合物及び原料化合物の内、フェニル環上にヒド
ロキシアルキル基を有する化合物は、対応するフェニル
環上が水素原子である化合物に一般式 %式%(89) 〔式中、Zlは低級アルキレン基、Z2は水酸基を示す
。Xは前記に同じ。〕で表わされる化合物を反応させ、
次いで脱保護反応を行なうことによっても製造される。
処理すべき化合物と化合物(89)との反応は、上記反
応行程式−3における化合物(9)と化合物(10)と
の反応と同様の反応条件下にて行ない得る。保護基とし
ては、例えばテトラヒドロピラニル基を例示できる。ま
た次の脱保護反応は、上記反応行程式−1における脱メ
トキシメチル化反応と同様の反応条件下にて行なうこと
ができる。
本発明化合物及び原料化合物の内、フェニル環上に低級
アルキル基を有する化合物は、対応するフェニル環上の
水素原子を低級アルキル基で置換することによっても製
造できる。
この反応には、例えば処理すべき化合物に低級アルキル
ハライドを作用させることにより行ない得る。該反応に
は、上記反応行程式−3における化合物(9)と化合物
(10)との反応と同様の反応条件を採用することがで
きる。
本発明化合物及び原料化合物の内、フェニル環上に基−
G−C三C−R”  (G及びR8は前記に同じ)を有
する化合物は、対応するフェニル環上の水素原子を基−
G−CEC−R’で置換することによっても製造できる
この反応には、例えば処理すべき化合物に一般式 %式%(90) 〔式中、X、G及びR8は前記に同じ。〕で表わされる
化合物を作用させることにより行ない得る。
該反応には、上記反応行程式−3における化合物(9)
と化合物(10)との反応と同様の反応条件を採用する
ことができる。
本発明化合物及び原料化合物の内、フェニル環上に基 (RQ 、RI O、R1−及びしは前記に同じ〕を有
する化合物は、対応するフェニル環上の水素原子を上記
の基で置換することによっても製造できる。
この反応には、例えば処理すべき化合物に一般式 (式中、RQ 、RI O、R1’ 、X及ヒLG;i
Th’l記に同じ〕で表わされる化合物を作用させるこ
とにより行ない得る。該反応には、上記反応行程式−3
における化合物(9)と化合物(10)との反応と同様
の反応条件を採用することができる。
上記各種の反応において、処理される本発明化合物及び
原料化合物がその分子内に水酸基、アミン基等を有して
いる場合であって上記の反応条件下ではこれらの基が反
応を受ける場合には、予めこれらの基を通常用いられる
保IMで保護しておき、上記の反応終了後該保護基を除
去するのがよい。ここで水酸基の保護基としては、例え
ばメトキシメチル、テトラヒドロピラニル、ベンジル、
トリ(低級アルキル)シリル基等が挙げられ、またアミ
ン基の保IMとしては例えばt−ブトキシカルボニル、
ベンジルオキシカルボニル基等が挙げられる。
水酸基の保護基の導入は、例えば次に示す方法で行ない
得る。
メトキシメチル基を導入する場合には、上記反応行程式
−3における化合物(7)と化合物(8)との反応と同
様の反応条件を採用できる。
ベンジル基及びトリ(低級アルキル)シリル基を導入す
る場合には、上記反応行程式−3における化合物(8)
の代りにベンジルクロリド等のベンジルハライドやトリ
(低級アルキル)シリルクロリド等のトリ(低級アルキ
ル)シリルハライドを用いる以外は反応行程式−3にお
ける化合物(7)と化合物(8)との反応と同様の反応
条件を採用できる。
テトラヒドロピラニル基を導入する場合には、適当な不
活性溶媒、例えばメチレンクロリド等のハロゲン化炭化
水素類、n−ヘキサン等の飽和炭化水素類等中、p−ト
ルエンスルホン酸やそのピリジン塩、アンバーリストH
−25等の強酸性イオン交換樹脂の存在下、処理すべき
化合物にジヒドロビランを室温〜60℃、1〜5時間反
応させればよい。処理すべき化合物の水酸基1個当りジ
ヒドロビランを1〜2倍m使用するのがよい。
水1!lI基の保護基を除去するに際しては、例えば次
に示す方法で行なうことができる。
メトキシメチル基を除去する場合には、上記反応行程式
−1における脱メトキシメチル化と同様の反応条件を採
用できる。
ベンジル基ヤトリ(低級アルキル)シリル基を除去する
場合には、上記反応行程式−10におけるベンジル基や
トリ(低級アルキル)シリル基の除去と同様の反応条件
を採用できる。
テトラヒドロピラニル基を除去する場合には、例えばメ
タノール、エタノール等の溶媒中p−トルエンスルホン
酸、酢酸等の有機酸、硼酸等の無11111、アンバー
リストH−15、ダウエックス−50W−X8等のイオ
ン交換樹脂等の存在下、室温−100℃、1〜5時間程
度処理すればよい。
アミノ基の保護基の導入は、例えば次に示す方法で行な
い得る。
t−ブトキシカルボニル基を導入する場合には、アルコ
ール等の水溶性有機溶媒中、水酸化ナトリウム、トリメ
チルアミン等の存在下、処理すべき化合物にジ−t−ブ
チルジカーボネート又は2−t−ブトキシカルボニルオ
キシイミノ−ニルアセトニトリルを添加し、0℃〜室温
にて10分〜5時間反応させればよい。ジーt−ブチル
ジカーボネート等の使用量としては、処理すべき化合物
のアミン基1個当り1〜2倍mとするのがよい。
ベンジルオキシカルボニル基を導入する場合には、アル
コール等の水溶性有機溶媒中、水酸化ナトリウム、炭酸
ナトリウム等の存在下、処理すべき化合物にベンジルク
ロロホルメートを添加し、0℃〜室温にて30分〜5時
間反応させればよい。
ベンジルクロロホルメートの使用量としては、処理すべ
き化合物の7ミノmis当り1〜2倍】とするのがよい
アミノ基の保護基を除去するに際しては、例えば次に示
す方法で行なうことができる。
t−ブチルオキシカルボニル基及びベンジルオキシカル
ボニル基を除去する場合には、例えば酢酸エチル、ベン
ゼン、エタノール、酢酸、ジオキサン等の溶媒中、塩化
水素を約10倍量用い、室温で30分〜1時間処理する
か、トリフルオロ酢酸と室温で1時間処理するか又はク
ロロホルムもしくはアセトニトリル中トリメチル沃素を
用い、室温で30分間処理すればよい。
ベンジルオキシカルボニル基を除去する場合には、メタ
ノール、エタノール等のアルコール類、アンモニア等の
有機溶媒中、パラジウム炭素又はパラジウム黒を触媒と
して一50〜100℃、30分〜10時間接触還元すれ
ばよい。
また、本発明の化合物の一部は、下記に示すように植物
からも単離することができる。
即ち、5−メトキシ−3−(シス−10−ペンタデセニ
ル)−1,4−ベンゾキノン及び2−ヒドロキシ−5−
メトキシ−3−(シス−8−トリデセニル)−1,4−
ベンゾキノンは、下記に示す操作により日本産、中国産
等各国産のヤブコウジ(Ardisia japoni
ca(丁hunb、 )81ume、ヤプコウジ科植物
〕から抽出単離される。即ちヤプコウジの葉、茎、根、
実(好ましくは茎、根)をメタノール、エタノール、イ
ソプロパツール等の低級アルコール類、ベンゼン、トル
エン、キシレン等の芳香族炭化水素類、クロロホルム、
ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類、ジエチルエ
ーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン等のエーテル
類、n−ヘキサン、シクロヘキサン、n−へブタン等の
脂肪族炭化水素類等の溶媒を用いて抽出し、抽出液を減
圧下に濃縮して第一次抽出物とする。該第−次抽出物か
ら上記抽出物を採取する方法としては、特に限定されず
理化学的性状を利用した公知の各種方法をいずれも使用
できる。例えば不純物との溶解度差、通常の吸着剤、例
えば活性炭、XAD−2、シリカゲル、イオン交換樹脂
、セファデックス等に対する吸着親和力の差、二液相間
の分配率の差等を利用する方法やこれらの方法を組合せ
ることにより実施できる。より具体的には、上記第一次
抽出物から溶媒抽出法により例えば必要に応じ第一次抽
出物を水溶性有機溶媒と水、例えばメタノール−水(1
:4v/v)に溶解し、次いでn−ヘキサン、ベンゼン
、酢酸エチル、ジエチルエーテル、クロロホルム等の溶
媒を用いて抽出し、次いでこの抽出液を減圧濃縮した後
方ラムクロマトグラフィーに付す。担体としては、通常
の分離手段で用いられるものがいずれも使用可能である
が、例えばシリカゲル、活性アルミナ、硝酸銀シリカゲ
ル、リン酸カルシウム、活性炭、フロリジル、マグネシ
ア、スチレン系ポリマー樹脂、ダウエクス(DOWEX
)イオン交換樹脂、アンバーライト(Amberl 1
te)イオン交換樹脂、セルロースイオン交換体等のイ
オン交換樹脂、ゲル滅適用担体等を例示できる。溶出液
としては適当な溶媒、例えばn−ヘキサン、ベンゼン、
ジエチルエーテル、クロロホルム、酢酸エチル、アセト
ン、メタノール、エタノール、水、酢酸水溶液、塩酸水
溶液等を単独で、あるいはこれらの混合溶媒等を挙げる
ことができる。カラムクロマトグラフィーで精報後、必
要に応じて沈澱法、溶媒抽出法、希釈法、再結晶法、高
速液体クロマトグラフィー、ガスクロマトグラフィー、
液滴向流分配り0マドグラフイー、1llilクロマト
グラフイー、蒸留、ゲル濾過等の分S精製手段を利用す
ることができる。
また、得られた第一次抽出物を溶媒分配法に付すことな
く、すぐにカラムクロマトグラフィーに付して分離精製
してもよい。
また、16−(2−ヒドロキシ−5−メトキシ−1,4
−ベンゾキノン−3−イル)−1−(2−ヒドロキシ−
5−メトキシ−6−メチル−1゜4−ベンゾキノン−3
−イル)−シス−8−ヘキ゛サデセン、1−(2−ヒド
ロキシ−5−メトキシ−1,4−ベンゾキノン−3−イ
ル)−16−(3,5−ジヒドロキシ−4−メチルフェ
ニル)−シス−8−へキサデセン及び1−(2−ヒドロ
キシ−5−メトキシ−1,4−ベンゾキノン−3−イル
)−16−(3,5−ジヒドロキシフェニル)−シス−
8−へキサデセンは、下記に示す操作により日本産、中
国産等各国産のモクタチバナ(Ardisia 5la
boldii Hiq、、ヤブコウジ科植物〕から抽出
単離される。即ちモクタチバナの菜、枝、材、樹皮、根
、根皮、実、種子(好ましく゛は葉)を、例えば上記ヤ
ブコウジの抽出に使用される溶媒を用いて抽出し、抽出
液を減圧下に濃縮して第一次抽出物とする。次に第一次
抽出物を、上記ヤブコウジの溶媒分配法で使用される溶
媒と同じ溶媒を用いて抽出し、この抽出液を減圧下に濃
縮して第二次抽出物とする。次いで該抽出物をカラムク
ロマトグラフィーに付す。担体及び溶出液としては、上
記ヤブコウジ抽出の際に例示された担体及び溶出液をい
ずれも使用することができる。カラムクロマトグラフィ
ーで精製後、必要に応じて上記ヤプコウジ抽出の際に例
示された分離flfj手段を利用し、単離することがで
きる。
本発明の化合物のうち酸性基を有する化合物は、l理的
に許容し得る塩基性化合物と塩を形成し得る。斯かる塩
基性化合物としては、例えば水酸化ナトリウム、水酸化
カリウム、水酸化カルシウム等の金属水酸化物、炭酸ナ
トリウム、炭酸水素ナトリウム等のアルカリ金属炭酸塩
または重炭酸塩、ナトリウムメチラート、カリウムエチ
ラート等のアルカリ金属アルコラード、アンモニア、ト
リエチルアミン、トリプロピルアミン等のアミン類等が
挙げられる。
本発明の化合物のうち塩基性基を有する化合物は、薬理
的に許容し得る酸と塩を形成し得る。斯かる酸としては
、例えば塩酸、臭化水素酸、蓚酸等の無機酸、クエン酸
、コハク酸等の有taw1等が挙げられる。
上記夫々の工程での目的化合物は、通常の分離手段によ
り容易に単離精製することができ、また本発明の抗喘息
剤の有効成分化合物は、最終的に精製されるのが好まし
い。斯かる分離手段としては例えば溶媒抽出法、希釈法
、再結晶法、蒸留法、吸着クロマトグラフィー、イオン
交換クロマトグラフィー、分子ふるいりOマドグラフィ
ー等を例示できる。
本発明の化合物は、通常一般的な医薬製剤の形態で用い
られる。製剤は通常使用される充填剤、増量剤、結合剤
、付湿剤、崩壊剤、表面活性剤、滑沢剤等の希釈剤ある
いは賦形剤を用いて調製される。この医薬製剤としては
各種の形態が治療目的に応じて選択でき、その代表的な
ものとして錠剤、噴霧剤、乳剤、散剤、液剤、懸濁剤、
乳剤、顆粒剤、カプセル剤、坐剤、注射剤(液剤、懸濁
剤等)が挙げられる。錠剤の形態に成形するに際しては
、担体としてこの分野で公知のものを広く使用でき、例
えば乳糖、白糖、塩化ナトリウム、ブドウ糖、尿素、デ
ンプン、炭酸カルシウム、カオリン、結晶セルロース、
ケイ酸等の賦形剤、水、エタノール、プロパツール、単
シロップ、ブドウ糖液、デンプン液、ゼラチン溶液、カ
ルボキシメチルセルロース、セラック、メチルセルロー
ス、リン酸カリウム、ポリビニルピロリドン等の結合剤
、乾燥デンプン、アルギン酸ナトリウム、カンテン末、
ラミナラン末、炭酸水素ナトリウム、炭酸カルシウム、
ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類、ラウ
リル硫酸ナトリウム、ステアリン酸モノグリセリド、デ
ンプン、乳糖等の崩壊剤、白糖、ステアリン、カカオバ
ター、水素添加油等の崩壊抑制剤、第4I&アンモニウ
ム塩基、ラウリル硫廐ナトリウム等の吸収促進剤、グリ
セリン、デンプン等の保湿剤、デンプン、乳糖、カオリ
ン、ベントナイト、コロイド状ケイ酸等の吸着剤、精製
タルク、ステアリン酸塩、ホウ酸末、ポリエチレングリ
コール等の滑沢剤等が例示できる。ざらに錠剤は必要に
応じ通常の剤皮を施した錠剤、例えば糖衣錠、ゼラチン
被包錠、腸溶被錠、フィルムコーティング錠あるいは二
重錠、多層錠とすることができる。乳剤の形態に成形す
るに際しては、担体として従来公知のものを広く使用で
き、例えばブドウ糖、乳糖、デンプン、カカオ脂、硬化
植物油、カオリン、タルク等の賦形剤、アラピアゴム末
、トラガント末、ゼラチン、エタノール等の結合剤、ラ
ミナランカンテン等の崩壊剤等が例示できる。半期の形
態に成形するに際しては、担体として従来公知のものを
広く使用でき、例えばポリエチレングリコール、カカオ
脂、高級アルコール、高級アルコールのエステル類、ゼ
ラチン、半合成グリセライド等を挙げることができる。
注射剤として調製される場合には、液剤及び懸濁剤は殺
菌され、かつ血液と等張であるのが好ましく、これら液
剤、乳剤及び懸濁剤の形態に成形するに際しては、希釈
剤としてこの分野において慣用されているものをすべて
使用でき、例えば水、エチルアルコール、プロピレング
リコール、エトキシ化イソステアリルアルコール、ポリ
オキシ化イソステアリルアルコール、ポリオキシエチレ
ンソルビタン脂肪酸エステル類等を挙げることができる
なお、この場合等張性の溶液を調製するに充分な量の食
塩、ブドウ糖あるいはグリセリンを医薬製剤中に含有せ
しめてもよく、また通常の溶解補助剤、m*剤、無痛化
剤等を添加してもよい。更に必要に応じて着色剤、保存
剤、香料、風味剤、甘味剤等の他の医薬品を医薬製剤中
に含有せしめてもよい。
また本発明の化合物を噴霧剤の形態にする際には、分散
剤及び噴射剤としてこの分野で公知のものを広く使用で
き、分散剤としては例えば大豆レシチン、卵黄レシチン
等のレシチン類、オレイン酸、リノール酸、リルン酸等
の脂肪酸、ソルビタントリオレート、ソルビタンモノオ
レート等のソルビタン類等が例示できる。また噴射剤と
して例えばフレオン11、フレオン12、フレオン11
4等の通常不燃性液化ガスを例示できる。
本発明化合物の抗喘息剤中に含有されるべき量としては
、特に限定されず広範囲に適宜選択されるが、通常抗喘
息剤中1〜70重量%、好ましくは1〜30重量%であ
る。
上記抗喘息剤の投与方法は特に制限はなく、各種製剤形
態、患者の年齢、性別その他の条件、患者の程度等に応
じた方法で投与される。例えば錠剤、乳剤、液剤、懸濁
剤、乳剤、顆粒剤及びカプセル剤の場合には経口投与さ
れる。また注射剤の場合には単独であるいはブドウ糖、
アミノ酸等の通常の補液と混合して静脈内投与され、更
には必要に応じて単独で筋肉内、皮肉、皮下もしくは腹
腔内投与される。半期の場合には直腸内投与され、又噴
霧剤は口又は鼻より噴霧して気管支へ投与される。
本発明の抗喘息剤の投与】は、用法、患者の年齢、性別
その他の条件、疾患の程度等により適宜選択されるが、
通常有効成分である本発明の化合物の量は1日当り体重
1 kQ当り約0.005〜10−g、好ましくは0.
1〜110とするのがよい。
!−」L−1 以下に、製造例、薬理試験結果及び製剤例を挙げるが、
本発明はこれ等に限定されるものではない。
製造例1 1.4−ジメトキシ−2,5−ビス(メトキシメトキシ
)ベンゼン10a (0,038モル)をテトラヒドロ
フラン300−に溶解し、ドライアイス−アセトン浴中
で一78℃に冷却した。
5ec−ブチルリチウム(1,3Mシクロヘキサン溶液
)35mを滴下し30分間撹拌した。1゜5−ジブロモ
ペンタン151111(0,11モル)を滴下し、次い
でヨウ化ナトリウム12Qとへキサメチルリン酸トリア
ミド20−を加えた。室温下に12時間撹拌を続けた。
テトラヒドロフランを減圧下に除去し、ベンゼン−エー
テル(1:1)混合溝11000m12に溶解した。有
機層を水200mGで4回、飽和食塩水200mIQで
4回洗浄し、硫酸マグネシウムを加えて脱水した。
溶媒を減圧留去した後シリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(φ8cmx 30 cm、展開液酢酸エチル:n
−ヘキサン−1:4、ワコーゲルC−200)に付し、
1−(5−ブロモペンチル)−2,5−ジメトキシ−3
,6−ビス(メトキシメトキシ)ベンゼン11.24G
(収率 71.2%)を得た。
性状 無色油状物 PMRδ pp膳 (CDCG!  3 )1、56 
(4H,brs ) 1、88 (2H,brm ) 2.65 (2H,brt 1J−6,8Hz )3.
40 (2H,tlJ−6,8H2’)3.52 (3
H,s) 3.58 (3H1s) 3.78 (6H1s) 5.02 (2H,S) 5、 1 7  (2H,s) 6.65  (1H,s) 製造例2 前記製造例1において1.5−ジブロモペンタンに代え
て1,9−ジブロモノナンを用い同様の方法により1−
(9−ブロモノニル)−2,5−ジメトキシ−3,6−
ビス(メトキシメトキシ)ベンゼンを得た。
性状 無色油状物 PMRδ I)I)l(COCO2) 1、 2〜1. 7  (12)1.  brm  )
1、 82  (2H,brm  ) 2.70 (2H,brt 、J=6.9Hz )3.
40 (2H,t、J−6,9Hz )3.53 (3
8%S) 3、  59   (3ト1 、  S )3.79 
(6H1s) 5.02 (2H,s) 5、 1 7  (2H1s) 6、 64  (1H,s) 製造例3 1.4−ジメトキシ−2,5−ビス(メトキシメトキシ
)ベンゼン10gをテトラヒドロフラン500112に
溶解し、N、N、N、N’ −テトラメチルエチレンジ
アミン7.01WtJ(46,44mM)を加えてドラ
イアイス−アセトン浴中で一78℃に冷却した。n−ブ
チルリチウム(1,6Mヘキサン溶液)29.1112
を滴下し30分撹拌した。エチレンオキシドのテトラヒ
ドロフラン溶液26.411Q(2,091モル溶液)
と三フッ化ホウ素−エチルエーテル(BFa ・0Ei
2)0.5−を加え、10分後にドライアイス−アセト
ン浴を除去した。2時間後濃縮し、エーテル500m1
を加え水200−で4回、飽和食塩水 ′200mで4
回洗浄し、硫酸マグネシウムを加えて脱水した。溶媒を
減圧留去した後、シリカゲルカラムクロマトグラフィー
(直径6cm×長さ30C1,展開液酢酸エチル/n−
ヘキサン溶液−(2:3)、溶出「ワコーゲルC−20
0J )に付し8.50の1−(2−ヒドロキシエチル
)−2゜5−ジメトキシ−3,6−ビス(メトキシメト
キシ)ベンゼンを得た。
性状:無色針状晶 融点:121〜123℃ PMR6Dpm(COCO2): 3.01 (3H,t、J−6,0Hz )3.51 
(3H,’s) 3.58 (3H,s) 3.79 (3H,s) 3.80 (2H,t、J−6,0Hz )3.82 
<38.s) 5.02 (2H,s) 5.13 (2H,s) 6.65 (IH,s) 製造例4 l−(2−とドロキシエチル)−2,5−ジメトキシ−
3,6−ビス(メトキシメトキシ)ベンゼン1.3G 
(4,3mM>をジクロルメタン15−に溶解し、水冷
下ピリジニウムクロロクロメート1gを加え、室温で1
0時間撹拌した。濾過後、炉液を減圧濃縮し、シリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(直径3c’mx長ざ15
C1,溶出液30%酢酸エチル−n−ヘキサン(3ニア
)溶液、[ワコーゲルC−200J )に付し2−(2
,5−ジメトキシ−3,6−ビス(メトキシメトキシ)
フェニル)アセトアルデヒド1Qを得た。
性状:無色油状物 PMR600m (CDCQ3 ); 3.49 (2H,d、J−2,1Hz )3.50 
(3H,s) 3.55 (3H,s) 3.76 (3H,s) 3、 80  (3H,s) 5、 01  (2)−t、  s) 5、 1 7  (2)−1,8) 6、 78  (IH,s) 9、 67  (IH,t、J−2,1H2)製造例5 1.4−ジメトキシ−2,5−ビス(メトキシメトキシ
)ベンゼン351wa(1,36mM)をテトラヒドロ
フラン10112とへキサメチルリン酸トリアミド1−
の混合溶媒に溶解し、ドライアイス−アセトン浴で一7
8℃に冷却した。5ec−ブチルリチウム1.6011
12 (1,05Mシクロヘキサン溶液、1.68mM
)を加え、30分撹拌した。2−(2,5−ジメトキシ
−3,6−ビス(メトキシメトキシ)フェニル〕アセト
アルデヒド334mg(1,11mM)をテトラヒドロ
フラン2m2に溶解した溶液を加え、8時間撹拌した。
減圧濃縮後、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(直
径2CI×長さ10c■、溶出液40%酢酸エチル−n
−ヘキサン(2:3)溶液)により精製、し、1.2−
ビス(2,5−ジメトキシ−3,6−ビス(メトキシメ
トキシ)フェニル)エタノール503 Hを得た。
性状;無色油状物 PMRδpI)m (CDC(13):2.99 (I
H,dd、J−8,2,2,5Hz )3.12 (I
H,dd、J−8,2,2,5Hz )3.53 (6
H,s) 3.55 (3H,s> 3.63 (3H,s) 3.76 (IH,dd、J−2,5,2,0f−1z
 )3.80 (3F(、s) 3.81 (3)−1,5) 3.82 (3日、s) 3.90 (3H,s) 5.16〜5.00 (4H,m) 5、 1 6  (4H,br、s) 6、 70  (IH,s) 6、 72  (1H,s) 製造例6 2− (2,5−ジメトキシ−3,6−ビス(メトキシ
メトキシ)フェニル)アセトアルデヒド2.70 (9
,0mM>をベンゼン80II112に溶解し、メルド
ラム酸1.560 (10,8mM)とトリエチルアミ
ン2.18o (21,6mM)を加え、12時間、室
温で撹拌した。ベンゼン100舗を加え、水200+1
112で2回、飽和食塩水で2回洗浄後、硫酸マグネシ
ウムで乾燥した。減圧濃縮後、シリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(直径5CI×長さ15Cll、溶出溶媒
30%酢酸エチル−n−ヘキサン(3ニア)溶液、「ワ
コーゲルC−200J 〉で精製し1−(2,5−ジメ
トキシ−3,6−ビス(メトキシメトキシ)フェニル)
−2−(2,2−ジメチル−4,6−ジオキソー1.3
−ジオキサン−5−イリデン)メタン2.9gを得た。
性状:淡黄色無定形粉末 PMRδDpm (CDCQa ): 1.77 (6H,s) 3.51 (3H,s) 3.52 (3H,s) 3.76 (3H,s) 3.84 (3H,s) 4.35 (2H,d、J−6,5Hz )5.03 
(2H,s) 5.17(2)−1,s) 6.75 (1H,s) 7.82 (2H,t、J−6,5Hz)製造例7 l−(2,5−ジメトキシ−3,6−ビス(メトキシメ
トキシ)フェニル)−2−(2,2−ジメチル−4,6
−シオキソー1.3−ジオキサン−5−イリデン)メタ
ン2.9Qをメタノール9011Gと酢酸エチル90−
の混合溶媒に溶解し、水冷下水酸化ホウ素ナトリウム3
qを加えた。1時間後、減圧濃縮し、酢酸エチル300
−を加え、水200−で2回、飽和食塩水200−で2
回洗浄後、mmナトリウムで乾燥した。減圧濃縮して得
られた残渣を、エタノール20II2とピリジン40−
の混合溶媒に溶解”し、触媒量の銅粉末を加え、オイル
バス中で100℃に加熱して、8時間撹拌した。減圧濃
縮後、酢酸エチル300−を加え、pH3の希塩酸水溶
液20019で2回、水200mで4回、飽和食塩水2
00mで2回洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃
縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィー(直径5
C■×長さ15c+e、溶出溶媒40%酢酸エチル−ヘ
キサン(2:3)溶液、[ワコーゲルC−200J )
で精製し、4−(2,5−ジメトキシ−3,6−ビス(
メトキシメトキシ)フェニルコブチル酸エチル1.9g
を得た・ 性状;無色油状物 PMRδr:)r)m (CDC93) :1.24 
(3H,t、J−7,8Hz )1.92 (2H,m
) 2.37 (2H,t、J−8,0H2)2.75 (
2H,t、J−8,0Hz )3.56 (3H,s) 3.58 (3H,s) 3.80 (6H,s) 4.11 (2H,q、J−7,8t−1z )5.0
2 (2H,s) 5.18 (2H,s) 6.67 (1H,s) 製造例8 4−(2,5−ジメトキシ−3,6−ビス(メトキシメ
トキシ)フェニルコブチル酸エチル1.90をテトラヒ
ドロフラン60niQに溶解し、水冷下水素化アルミニ
ウムリチウム800Iσを加え、1時間撹拌した。水冷
上酢酸エチル20!li2を加え、減圧濃縮した。酢酸
エチル300mIQを加え、水200w1Jで2回、飽
和食塩水200−で2回洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥
した。減圧濃縮して得られたアルコール体化合物1.4
30をジクロルメタン30−に溶解し、水冷下トリエチ
ルアミン0.91flと塩化メタンスルホン酸0.4I
12を加え、室温で5時間撹拌した。ジクロルメタン2
001?を加え、水200m2で2回、飽和食塩水20
0+11112で2回洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥
した。減圧濃縮して、メタンスルホン酸4− (2゜5
−ジメトキシ−3,6−ビス(メトキシメトキシ)フェ
ニル)ブチル1.5Qを得た。
性状;無色油状物 PMRδppm<CDCc3): 1.9〜1.6 (4H,m> 2.75 (2)1.t、J−7,5Hz )2.97
  (3H,s> 3.56  (31−1,3) 3.58  (3H,s) 3、 79  (3H,s) 3.80  (3H,s) 4.25  (2H,t、J−7,5Hz  )5.0
1  (2H,S) 5.18  (2H,s) 6.68  (IH,s) 製造例9 メタンスルホン酸4−(2,5−ジメトキシ−3,6−
ビス(メトキシメトキシ)フェニル)ブチル1.5Qを
アセトン40−とへキサメチルリン酸トリアミド4m1
2の混合溶媒に溶解し、ヨウ化ナトリウム2gを加え、
70℃にて1.5時間撹拌した。濾過後、減圧濃縮して
、エーテル200−を加え、水1001111gで2回
、飽和食塩水10〇−で2回洗浄後、硫酸マグネシウム
で乾燥した。
減圧濃縮して、1−(4−ヨードブチル)−2゜5−ジ
メトキシ−3,6−ビス(メトキシメトキシ)ベンゼン
1.30を得た。
性状:無色油状物 PMRδppm (CDC(13): 2.0〜1.6 (4H,m) 2.70 (2H,t、J−7,8Hz )3.23 
(2H,t、J−7,8Hz )3゜56 (3H,s
) 3.57 (3H,s) 3.80 (6H,s) 5.02 (2)1.s) 5.17 (2H,S) 6.65 (1H,s) 製造例10 1.4−ジメトキシ−2,5−ビス(メトキシメトキシ
)ベンゼン30G (0,116モル)を無水テトラヒ
ドロフラン1200m、ヘキサメチルリン酸トリアミド
300−に溶解し、アルゴン気流下−78℃に冷却した
。次いで5CIC−ブチルリチウム(1,4Ml液)9
9.41I2(1,2当量)を滴下し、撹拌を続けた。
30分後、ホルムアルデヒドの無水テトラヒドロフラン
溶液100m(ホルムアルデヒド約50,1.5当量を
含有)を滴下し、−78℃から徐々に室温まで昇温し、
次いで室温中4時間撹拌を続けた。テトラヒドロフラン
を減圧除去し、ベンゼン5001m2、エーテル500
−の混合溶媒に溶解し、有機層を300−の水で4回水
洗し、次いで飽和食塩水200mで3回洗浄した。減圧
濃縮後、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(直径5
cmx長さ30C1)にかけ、20%次いで30%酢酸
エチル−n−ヘキサン(1:4)溶液、次いで(3ニア
)溶液で溶出して、目的化合物2,5−ジメトキシ−3
,6−ビス(メトキシメトキシ)フェニルメタノールを
17.8a得た。
性状:無色油状物 PMR6ppm (CDCQ3 ): 3.10 (1H,t、J−7,5Hz >3.53 
(3H,s> 3.58 (3H,s) 3.81 (3H,s) 3.87 (3H,S) 4.72 (2H,d、J=7.5Hz )5.05 
(2H,s) 5.18 (2H,s) 6.76 (IH,s) 製造例11 2.5−ジメトキシ−3,6−ビス(メトキシメトキシ
)フェニルメタノール5a (0,017モル)を四塩
化炭素100III2に溶解し、トリフェニルホスフィ
ン9.090 (2当量)を加え、窒素気流下に加熱還
流を8時間続けた。反応混合物にエーテル500IIg
を加え、生成する沈澱を枦別し、炉液を濃縮後シリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(直径3.2C■×長さ1
3.5c■)にかけ、ベンゼン、次いで10%酢酸エチ
ル−ベンゼン(1:9)で溶出して1−クロロメチル−
2,5−ジメトキシ−3,6−ビス(メトキシメトキシ
)ベンゼン4.2gを得た。
性状;無色油状物 PMR61)Dm (CDCG!a ):3.50 (
3H,s) 3.60 (3H,s) 3.79 (3H,s) 3.89 (3H,s) 4.72 (2H,s) 5.10 (21−1,S) 5.13 (2H,s) 6.75 (1H,s) 製造例12 1.4−ジメトキシ−2,5−ビス(メトキシメトキシ
)ベンゼン10gを無水テトラヒドロフラン500mG
、ヘキサメチルリン酸トリアミド50WtJに溶解した
。次いで、N、N、N’ 、N’−テトラメチルエチレ
ンジアミン(TMEDA)7−を加え、アルゴン気流下
に一78℃に冷却した。n−ブチルリチウム(1,6M
?lj液)30III2を滴下し、30分間撹拌した。
次いで、無水N。
N−ジメチルホルムアミド(DMF) 1omを加え、
さらに反応促進剤としてBF3 ・Ej20(47%エ
ーテル溶液)0.5−を加え、−78℃にて2時間撹拌
を続けた。室温まで昇温し、溶媒を減圧除去し、ベンゼ
ン3oomu、エーテル300−を加え、その有機層を
200−の水で4回、飽和食塩水100wI2で3回洗
浄した。減圧濃縮後、シリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーにかけ、20%酢酸エチル−n−ヘキサン溶液で溶
出し、2.5−ジメトキシ−3,6−ビス(メトキシメ
トキシ)ベンズアルデヒド6gを得た。
性状:淡黄色粉末 PMR6ppm (CDCQ3 ): 3.53 (3H,s) 3.56 (3H,s) 3.84 (3H,s) 3.87 (31−1,s) 5.10 (2H,s) 5.20 (2H,s) 7.03 (1H,5) 10.42 (1H,s) 製造例13 2.5−ジメトキシ−3,6−ビス(メトキシメトキシ
)ベンズアルデヒド3q(10゜481101e )を
ベンゼン100或に溶解し、次いでメルドラム酸1.8
2Q (1,2当量)と、トリエチルアミン3鯨を加え
て室温中5時間撹拌した。
酢酸エチル200−を加え、有機層を50−の水で2回
、飽和食塩水50112で3回洗浄した。硫酸ナトリウ
ム上で脱水し、濃縮して1−(2,2−ジメチル−4,
6−シオキソー1.3−ジオキサン−5−イリデン)−
1−(2,5−ジメトキシ−3,6−ビス(メトキシメ
トキシ)フェニルコメタン4.39oを得た。
性状:黄色粉末 PMR6ppm (C’DCQ3 ):1.84 (6
H,s) 3.48 (3H,s) 3.53 (3H,s) 3.74 (3)−1,s) 3.82 (3H,s) 5.06 (2H,s) 5.18 (2H,s) 6.92 (IH,1 8,46(IH,s) 製造例14 1−(2,2−ジメチル−4,6−ジオキソー1.3−
ジオキサン−5−イリデン)−1−(2゜5−ジメトキ
シ−3,6−ビス(メトキシメトキシ)フェニル)メタ
ン4.39aをメタノール100−と酢酸エチル100
−とに溶解し、0℃に氷冷した。次いで、大過剰のNa
BHzを適宜加えて撹拌し、1時間で反応を終了した。
溶媒を減圧除去し、酢酸エチル200−を加え、有機層
を希塩酸、水、飽和食塩水で順次洗浄した後硫酸ナトリ
ウム上で脱水し、減圧上濃縮して1−(2゜5−ジメト
キシ−3,6−ビス(メトキシメトキシ)フェニル)−
1−(2,2−ジメチル−4゜6−シオキソー1.3−
ジオキサン−5−イル)メタンを4.07g得た。
性状;無色油状物 PMR5ppm (CDC(13): 1.77 (3H,s) 1.79 (3H,s) 3.49 (2H,d、J−6,4H2)3、 53 
 <3H,s) 3、 55  (3H,s> 3.80  (3H,s) 3、 85  (3H,s) 4、 61  (IH,t、J−6,4Hz  )5、
 10  (2H,s> 5、18  (2H,s) 6、 73  (1H,s) 製造例15 1−(2,5−ジメトキシ−3,6−どス(メトキシメ
トキシ)フェニル)−1−(2,2−ジメチル−7,3
−ジオキサン−4,6−シオンー5−イル)メタン4.
070をエタノール20−1、ピリジン40−に溶解し
、銅粉を触媒量加えて10時間還流した。反応液を濾過
し、炉液を減圧上濃縮後、酢酸エチル200−を加えた
。有機層を希塩酸、水、飽和食塩水で順次洗浄し、硫酸
ナトリウム上で脱水し、減圧上濃縮してエチルエステル
体である3−’(2,5−ジメトキシ−3,6−ビス(
メトキシメトキシ)フェニル〕ブOピオン酸エチル3.
42qを得た。
性状;無色油状物 PMRδppm (COCO2): 1.25 (3H,t、J−7,2H2)2.57 (
2H,brt 、 J−7,3Hz)3.02 (2H
,brt 、J=7.3Hz )3.52 (3H,s
) 3.58 (3H,s) 3.79 (6H,s) 4.15 (2H,q、J=7.2Hz )5.03 
(2H,s) 5.17 (2H,s) 6.67 (1H,s> 製造例16 3−(2,5−ジメトキシ−3,6−ビス(メトキシメ
トキシ)フェニル)プロピオン酸エチル9001gを無
水テトラヒドロフラン201112に溶解し、水冷、窒
素気流下に大過剰のLIAQH&を加えて撹拌した。4
時間で反応は終結した。酢酸エチルを加え過剰の1−i
A(lHtを分解し、さらに氷を加えたのち酢酸エチル
で抽出した。有機層を集め、硫酸ナトリウム上で脱水し
、減圧濃縮して3−(2,5−ジメトキシ−3,6−ビ
ス(メトキシメトキシ)フェニル〕ブOピオニルアルフ
ールを7001g得た。
性状;無色油状物 製造例17 3−(2,5−ジメトキシ−3,6−ビス(メトキシメ
トキシ)フェニル)プロピオニルアルコール700 m
(+を無水メチレンクロリド2011I2に溶解し、ア
ルゴン気流中、メタンスルホニルクロリド0.2111
Q、トリエチルアミン0.3−を水冷下に加えた。v温
に昇温し、12時間撹拌を続けた侵、酢酸エチル100
鯨を加え、有機層を水、飽和食塩水で洗浄したあとII
IIL、で、メシル化物であるメタンスルホン13− 
(2,5−ジメトキシ−3,6−ビス(メトキシメトキ
シ)フェニル)プロピルを7001!;l得た。
性状:無色油状物 PMRδl)pm (CDCR3); 2.04 (2H,tt、J−7,6,6,4Hz)2
.81 (21−1,t、J−7,6l−1z )3.
01 (3H,s) 3.53 (3H,s) 3.58 (3H,s) 3.80 (6H,s) 4.26 (2H,t、J−6,4Hz )5.03 
(2H,S) 5.18 (2H,s) 6.68 (IH,s) 製造例18 メタンスルホン13− (2,5−ジメトキシ−3,6
−ビス(メトキシメトキシ)フェニル)プロピル700
aoをアセトン80I112に溶解し、ヨウ化ナトリウ
ム1qを加えて1.5時間還流した。
アセトンを減圧除去し、酢酸エチル2001112と水
50II112を加えて溶解し、有機層はさらに水、飽
和食塩水で順次洗浄し、濃縮した。反応生成物をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(直径1.8C■×長さ
20CI)にかけ、20%酢酸エチル−n〜ヘキサン溶
液で溶出して1−(3−ヨードプロピル)−2,5−ジ
メトキシ−3,6−ビス(メトキシメトキシ)ベンゼン
を500io得た。
性状;無色粉末 PMRδprum (CDCR3); 2.11 (2H,tt、J−7,7,7,1Hz)製
造例19 1.4−ジメトキシ−2,5−ビス(メトキシメトキシ
)ベンゼン50C)を無水トルエン1Qに溶解し、ヘキ
サメチルリン酸トリアミド250m111)とN、N、
N’ 、N’ −テトラメチルエチレンジアミン43.
85II12を加え、アルゴン気流下−78℃に冷却し
た。n−ブチルリチウム(1,6M1l)182−を滴
下し撹拌した。
−78℃に保ち、30分撹拌後1.5−ショートペンタ
ン58II2を加え10〜12時間撹拌を続けた。反応
液にベンゼン500II2を加え、有機層を水、飽和食
塩水で順次洗浄し、硫酸マグネシウム上で脱水したのち
溶媒を減圧除去した。次いで、シリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(直径5C腸×長さ30cm)にかけ、n
−へキサン、次いで5%酢酸エチル−n−ヘキサンで溶
出させて1−(5−ヨードペンチル)−2,5−ジメト
キシ−3,6−ビス(メトキシメトキシ)ベンゼン40
.5CJを得た。
性状:無色油状物 PMR6ppm (CDC(13); 1.5〜2.0  (6H,m) 、 2、 66 (2H,br、t、  J−7Hz  )
3.16 (2H,t、J−7Hz  )3.50  
(3H,s) 3.57  (3)1.S) 3゜76  (6H,S) 4.99  (2H,S) 5.12  (2H,s) 6.62  (IH,s) 製造例20 1.4−ジメトキシ−2,5−ビス(メトキシメトキシ
)ベンゼン126■9を無水テトラヒドロフラン21I
2に溶解し、ヘキサメチルリン酸トリアミド0.2−を
加え、ドライアイス−アセトン浴中で一78℃に冷却し
た。アルゴン気流下に、5ec−ブチルリチウム0.5
1Qを滴下し、撹拌した。
30分撹拌したあと、2−ブロモエチル tert−ブ
チルジメチルシリルエーテル1401gと無水ヨウ化ナ
トリウム70Il1gを加え、−78℃で4時間撹拌を
続けたあと室温まで昇温した。溶媒を減圧除去し、ベン
ゼン50−とエーテル50IQを加え、有機層を水30
1111で3回、飽和食塩水30−で3回洗浄し、硫酸
マグネシウム上で脱水したあと溶媒を減圧除去した。生
成物はシリカゲル分取薄層クロマトグラフィーにかけ、
30%酢酸エチル−n−ヘキサン混合溶媒で展開して精
製し、2−〔2,5−ジメトキシ−3,6−ビス(メト
キシメトキシ)フェニル〕−エチル tart−ブチル
ジメチルシリルエーテル15.010を得た。
性状;無色油状物 PMR6ppm (CDCI23): 0.03 (61−(、s) 0.90 (9H,s) 2.94 (2H,t、J−8,5Hz )3.53 
(3H,S) 3.57 (3H,s) 3、 60  (2H,t、J−8,5Hz  )3、
 76  (6H,s) 5.02  (2H,s> 5、 13  (21−1,s) 6、67  (IH,5) 2−(2,5−ジメトキシ−3,6−ビス(メトキシメ
トキシ)フェニル)−エチル tert−ブチルジメチ
ルシリルエーテル15.0toを無水テトラヒドロフラ
ン212に溶解し、アルゴン気流下、室温にて、テトラ
−n−ブチルアンモニウムフルオライドの1モルテトラ
ヒドロフラン溶液0.1−を加えて30分間撹拌すると
、定m的に脱保護基反応が完了した。溶媒を減圧下に除
去し、シリカゲル分取TLCにかけ30%酢酸エチル−
n−ヘキサンで展開精製して、1−(2−とドロキシエ
チル)−2,5−ジメトキシ−3,6−ビス(メトキシ
メトキシ)ベンゼン9.0ioを得た。
製造例21 日本産植物ヤブコウジの乾燥根茎2.19KOをメタノ
ール10Qで室温で3日間、8回抽出した。この抽出液
を減圧上濃縮して得られた第一次抽出物145gにメタ
ノール−水(1:4v/v)2Qを加え、n−ヘキサン
1Qで3回抽出を行なった。n−ヘキサン抽出液を減圧
上濃縮して、9.3Qの第二次抽出物を得た。第二次抽
出物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで分画し、
化合物Aを含む分画を再度シリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(メルり社、シリカゲル60、溶出液:クロロ
ホルム)で精製した。IRられた粗5−メトキシ−3−
(Z−10−ペンタデセニル)−1,4−ベンゾキノン
を高速液体カラムクロマトグラフィー(充填剤;20%
硝酸銀シリカゲル、8■−φx3QQav、溶出液n−
ヘキサン−酢酸エチル(85: 15v/v) 、流速
2.5舗/sin、検出器UV290nm)で精製し、
つづいてエタノール−水(1:4v/v)で再結晶して
57.5mQの5−メトキシ−3−(Z−10−ペンタ
デセニル)−1,4−ベンゾキノンを得た。
性状 黄色結晶 融点 39.5〜41.5℃ 1650.1625.1605゜ 1460.1325.1220゜ 11B0.1055.900゜ 835cr’ PMR6ppm (CDCI23.400MHz):0
.90 (3H,t、J−7,3Hz )1.20〜1
.40 (16)−1,m)2.01 (4H,m) 2.43 (2H,dt、J−7,8,1,4Hz )
3.82 (3H,s) 5.35 (2H,m) 5.88 (1H,d、J−2,2)1z )6.48
  (1H,dt、J=2.2,1.4Hz  )CM
R6ppm (CDCQ3 .50MHz):13.9
.  22.4.  27.0゜27.3.  28.
0.  28.8゜29.3.  29.6.  29
.8゜32.1.  56.2.  107.3゜13
0.0.  133.1.  147.9゜159.3
.  182.2.  187.6266nm(ε−1
1,000) 362 nm (ε−750) 質量分析値(C22H3,0s ) 実測値 mHz : 346 、2497理論値 mH
z : 346 、2507元素分析値 CH 実測値(%) 76.11 9.95 理論値(%)  76.26 9.89製造例22 前記製造例21でのシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーに於いて引き続きクロロホルム−メタノール(20:
IV/V)で溶出される5−メトキシ−2−ヒドロキシ
−3−(Z−8−1リゾセニル)−1,4−ベンゾキノ
ンを含む分画を得、再度シリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(メルり社、シリカゲル60、溶出液;クロロホ
ルム)で精製した。得られた粗5−メトキシー2−ヒド
ロキシ−3−(Z−8−トリデセニル)−1,4−ベン
ゾキノンを高速液体カラムクロマトグラフィー(充填剤
; Lichrosorb  RP −2(メルク社)
、811φX 300 as、溶出液;メタノール−水
−酢酸(75: 25 :Q、06V/V) 、流速:
4m/sin 、検出器UV280ng+)で精製し、
つづいてエタノール−水(4: I V/V)で再結晶
して9810の5−メトキシ−2−ヒドロキシ−3−(
z−8−トリデセニル)−1,4−ベンゾキノンを得た
性状 橙黄色板状晶 融点 62〜64℃ 1660.1635.1600゜ 1465.1445.1385゜ 1358.1300,1205゜ 1115.1082.1040゜ 1016.970,915゜ 838.760,600.565 cm” PMR6ppm (CDCQ3.400MHz):0.
89 (3H,t、J−7,3Hz )1.20〜1.
40 (12H,m) 1.45 (2H,m) 2.01 (4H,m) 2.43 (2H,t、J=7.5H2)3.85 (
3H,s) 5.34  (2H,m) 5、 83  (IH,s) 7、 22  (1H,s) CMRδppm  (CDCQ 3.50MHz)  
:13.9.  22.3.  22.6゜26.9.
  27.2.  28.0゜29.16.  29.
24.  29.5゜29.7.  31.9.  5
6.6゜102.2.  119.3.  129.8
゜151.5.  161.2.  181.6゜18
2.8 287na(5−17,700) 420nm(ε−500) 質量分析値(C20H3004) 実測値 mHz :334.2128 理論値 mHz : 334 、2143元素分析値 CH 実測値(%)  71.98 8.95理論値(%) 
 71.82 9.04製造例23 日本産植物モクタチバナの乾燥葉1.23K。
をメタノール1012で室温で3日間、3回抽出した。
この抽出液を減圧下濃縮して得られた第一次抽出物13
8gにメタノール−水(1:4v/v)2Qを加え、n
−ヘキサン1Qで3回分配を行なった。n−ヘキサン層
を除去した後、さらにベンゼン2Qで3回抽出を行なっ
た。ベンゼン抽出液を減圧下濃縮して37.8aの第二
次抽出物を得た。第二次抽出物をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(メルク社、シリカゲル60、溶出液;
ベンゼン−酢酸エチル(8: 1 v/v) )で分画
し、5−メトキシ−2−ヒドロキシ−3−(Z−8−ヘ
プタデセニル)−1,4−ベンゾキノンを含む分画を再
び、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(メルク社、
シリカゲル60、溶出液;クロロホルム)で精製した。
エタノール−水(4:IV/V)で再結晶して、801
gの5−メトキシ−2−ヒドロキシ−3−(Z−8−ヘ
プタデセニル)−1,4−ベンゾキノンを得た。
性状 橙黄色板状結晶 融点 69.5〜70.5℃ にBr 。
IRν  、3360.2940.2860゜WaX 1660.1635,1598゜ 1462.1442,1382゜ 1355.1310.1200゜ 1115.1060.915゜ 835.760.685,600゜ 565C−一1 PMR15ppm (CDCT!3.400MHz):
0.88 (3H,t、J−6,4Hz )1.20〜
1.40 (20H,m) 1.45 (2H,m) 2、 00  (4)−1,m) 3.86  (3H,s) 5.34  (2H,m) 5.85  (IH,s) 7、 26  (1H,s) CMR6pDm  (CDC1i’a  、50MHz
);14、1.  22.8.  27.4゜28、1
. 29.4.  29.6゜29.9.  32.0
.  56.7゜102.4.  119.6.  1
30.07゜130.13.  151.8.  16
1.6゜181.8.   183.1 uv  λEtOH・ WaX  ″ 2 8 5  rv  (ε −25,200>420
r11(ε−600> 質量分析値(C2a H3a Oa )実測値 鳳/z
 :390.2777 理論値 朧/z :390.2778 元素分析値 CH 実測ta<%)  73.73 9.90理論値(%)
  73.80 9.81製造例24 前記製造例23でのシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーに於いて引き続き溶出する1−(5−メトキシ−2−
ヒドロキシ−1,4−ベンゾキノン−3−イル)−16
−(5−メトキシ−2−ヒドロキシ−6−メチル−1,
4−ベンゾキノン−3−イル)−Z−8−へキサデセン
を含む分画を再びシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(メルり社、シリカゲル100、溶出液:クロロホルム
)で精製した。得られた粗1−(5−メトキシ−2−ヒ
ドロキシ−1,4−ベンゾキノン−3−イル)−16−
(5−メトキシ−2−ヒト0キシ−6−メチル−1,4
−ベンゾキノン−3−イル)−Z−8−へキサデセンを
分取MFMクロマトグラフィー(メルク社、シリカゲル
60F25 A 、展lFIIWi媒;クロロホルム)
にかけ、ついでベンゼン−ヘキサン(4: 1 v/v
)で再結して168.3maの1−(5−メトキシ−2
−ヒドロキシ−1,4−ベンゾキノン−3−イル)−1
6−(5−メトキシ−2−ヒドロキシ−6−メチル−1
,4−ベンゾキノン−3−イル)−Z−8−ヘキサデセ
ンを得た。
性状 橙黄色粉末結晶 融点 88〜90℃ 1660.1630.1600゜ 1465.1445.1385゜ 1355.1290.1210゜ 1130.990,920゜ 840.760,685,640゜ 600、 565cm−’ PMR600m (CDC12s 、400MHz):
1.2〜1.4  (16H,m) 1.44  (4H,m) 1.93  (3)1.  s) 2.00  (4H,m) 2.40  (2H,t、J−7,3Hz  )2.4
5  (2H,t、J−7,3Hz  )3.86  
(3H,s) 4.09  (3H,S) 5.33  (2H,m> 5.84  (IH,s) 7、 19  (2H,bs) CMRδpl)m(CDC(23,50MHz):8.
0.  22.70.  22.76゜27.3.  
28.1.  28.3゜29.4.  29.6. 
 29.8゜56.7.  61.5.  102.9
゜119.1.  119.6.  122.9゜13
0.1.  151.1.  151.8゜157.6
.  161.6.  181.8゜183.1.  
183.8.  184.5Uv2EtOH。
■ax  ’ 287n*(ε−34,900) 420nl(5ニー      800)質量分析値(
C3+ H420g ) 実測値 園/z :542.2878 理論値 ■/z :542.2878 元素分析値 CH 実測値(%)  68.68 7.74理論値(%) 
 67.61 7.80製造例25 製造例23の第二次抽出物をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(メルク社、シリカゲル60、溶出液:ベン
ゼンー酢酸エチル(4: 1 v/v))に付し、溶出
液を減圧下に濃縮した。析出する沈澱物3.80をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(メルク社、シリカゲ
ル60.溶出液クロロホルム)で精製した。得られた粗
1.16−ビス(5−メトキシ−2−ヒドロキシ−1,
4−ベンゾキノン−3−イル)−Z−8−へキサデセン
をベンゼン−酢酸エチル(1:10v/v)で再結晶し
て2.59の1.16−ビス(5−メトキシ−2−ヒド
ロキシ−1,4−ベンゾキノン−3−イル)−Z−8−
ヘキサデセンを得た。
性状 黄色粉末状晶 融点 152〜153.5℃ 1660.1630,1600゜ 1460.1442,1382゜ 1355.1310,1200゜ 1110.1075.1030゜ 1010.915,835゜ 755.685cm−1 PMRpl)l(CDC12s 、400MHz)1 
、2〜1. 5  (20H) 2゜00  (4H,m) 2.44  (4H,t、J=7、5Hz)3.86 
 (6H,s) 5.33  (2H,m) 5.83  (2)(、s) 7、 23  (2H,s) CMR61;Jog(CDCQs  、50MHz):
22.8.  27.3.  28.1゜29.3. 
 29.4.  29.6゜29.9.  56.7.
  102.4゜119.6.  130.1.  1
51.8゜161.6.  181.8.  183.
1287n■(ε−39,800) 420nm(ε−1100) 質量分析値(C3o H−o Os )実測値 mHz
 :528.2717 理論値 −/z : 528 、2723元素分析値 CH 実測1(%)  67.96 7.77理論1i1(%
)  68.16 7.63製造例26 製造例24の第二次抽出物をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(メルク社、シリカゲル60、溶出液:ベン
ゼンー酢酸エチル(4: Iv/v ) )に付し、溶
出液を減圧下に濃縮した。析出する沈殿物を枦去して得
られる炉液を更に減圧下に濃縮して5Qの濃縮液を得た
。、該濃縮液をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(
メルり社、シリカゲル100、溶出液:クロロホルム)
で分画した。
1−(5−メトキシ−2−ヒドロキシ−1,4−ベンゾ
キノン−3−イル)−16−(2,5−ジヒドロキシ−
6−メチル−1,4−ベンゾキノン−3−イル> −Z
−S−へキサデセンを含む分画をブレパラテイブ薄層ク
ロマトグラフィー(メルク社、シリカゲル60F  1
展開溶媒:りO口ホルム−メタノール(20:1v/v
))で精製して、146maの1−(5−メトキシ−2
−ヒドロキシ−1,4−ベンゾキノン−3−イル)−1
6−(2,5−ジヒドロキシ−6−メチル−1゜4−ベ
ンゾキノン−3−イル> −Z−a−へキサデセンを得
た。
性状 橙色粉末 融点 128〜132℃ にBr 。
IRν  、3360.3050.2950゜諺ax 2880.1660 (sh)。
1640 (sh) 、 1610゜ 1470.1445.1365゜ 1315.1245.1210゜ 1120.1100.1060゜ 925.840,800,770゜ 710.670,600.570 C■−1 PMR6tlFll(CDC(la  、 400MH
z)  :1.2〜1.5  (20H) 1.93  (3H,s) 2.00  (4H,m) 2.41  (2H,t、J−7,8Hz  )2.4
3  (2H,t、J−7,88Z  )3.85  
(3H,s) 5.33  (2H,m) 5.83  (IH,s) 7.23  (IH,s) 7.61  (2)1.s) MS  mHz  528 (M÷)、500,193
゜169.188,187,153゜ 質量分析値(C3o Ha o Os )実測値 g+
/Z : 528 、2722理論値  霞/z  :
528. 2723製造例27 製造例26で得られる濃縮物をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(メルり社、シリカゲル100、溶出液:
クロロホルム−メタノール(50: 1 v/vl )
で分画した。1−(2−ヒドロキシ−5−メトキシ−1
,4−ベンゾキノン−3−イル)−16−(4−メチル
−3,5−ジヒドロキシフェニル)−Z−8−へキサデ
センを含む分画を更にプレパラテイブ薄層クロマトグラ
フィー(メルク社、シリカゲル60F  1展開溶媒;
クロロホルム−メタノール(20: 1 v/V))で
分画した。1−(2−ヒドロキシ−5−メトキシ−1,
4−ベンゾキノン−3−イル)−18−(4−メチル−
3,5−ジヒドロキシフェニル’)−Z−8−ヘキサデ
センを含む分画をプレパラテイブ薄層クロマトグラフィ
ー(メルク社、シリカゲル60F  、ベンゼン−酢酸
エチル(5: 1 v/v))で精製して、131ma
の1−(2−ヒドロキシ−5−メトキシ−1,4−ベン
ゾキノン−3−イル)−16−(4−メチル−3゜5−
ジヒドロキシフェニル)−Z−8−ヘキサデセンを(り
た。
性状 橙色粉末 融点 85〜87℃ にBr 。
IRL/   、3375.3050.2950゜■a
x 3375.3050.2950゜ 2875.1642.1618゜ 1598.1460.1440゜ 1360.1320.1210゜ 1150.1075.835゜ 795、 720. 670cm−’ PMRδ E)I)l(CDC93,400MHz):
1.2〜1.6 (20H) 2.00 (4H,m) 2.10 (3H,S) 2.44 (4H,t、J−7,3Hz )3.85 
 (3H,s) 4.90  (2H,brs  ) 5.33  (2H,m) 5.83  (1H,s) 6.24  (2H,s) 7.25  (1H,brs  ) CMR6DI)l(CDCQ3.50MHz)ニア、8
.  22.9.  27.5゜28.3.  29.
5.  29.8゜30.0.  31.3.  35
.8゜56.8.  102.5.  108.0゜1
08.3.  119.8.  130.2゜142.
3.  152.0.  155.1゜161.8. 
 182.1.  183.3MS  m/Z  49
8 (M÷)、483,177゜169.168,16
3,151゜ 138、 137 質層分析値(C3o HL20g ) 実測lll5r/z : 498 、2972理論値 
m/z : 498 、2981製造例28 製造例26で得られる濃縮物をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(メルり社、シリカゲル100、溶出液:
クロロホルム−メタノール(10:lv/v))で分画
した。1−(2−ヒドロキシ−5−メトキシ−1,4−
ベンゾキノン−3−イル)−16−(3,5−ジヒドロ
キシフェニル)−Z−8−ヘキサデセンを含む分画を更
にプレパラティブ薄層クロマトグラフィー(メルク社、
シリカゲル60F  、展開溶媒:クロロホルム−メタ
ノール(20: 1 v/v))で分画した。1−(2
−ヒドロキシ−5−メトキシ−1゜4−ベンゾキノン−
3−イル)−16−(3,5−ジヒドロキシフェニル)
−Z−8−へキサデセンを含む分画をプレバラティブ薄
層クロマトグラフィー(メルク社、シリカゲル60F 
  、展開m* : ヘ>セ>−FlrDエチル(2:
 1 V/V)) tti製し°C1150Iloの1
−(2−ヒドロキシ−5−メトキシ−1,4−ベンゾキ
ノン−3−イル)−16−(3,5−ジヒドロキシフェ
ニル)−2−8−へキサデセンを得た。
性状 黄褐色油状物 KBr 。
IRν  、3390.3050,2960゜aX 2880.1642.1610゜ 1458.1385.1360゜ 1315.1215.1155゜ 1040.995,840゜ 795.695cm−’ PMR6pDII(CDCQ3 +CDs oD(20
%)、400M)−1z): 1.0〜1.4 (20)−1,m) 1.77 (4H,m) 2.18 (2H,t、J−7,6H232,22(2
H,t、J=7.3Hz )3、 60  (3H,s
) 5.09  (2H,m> 5.57  (1H,s) 5.90  (IH,t、J=2.2H7)5.95 
 (2H,d、J=2. 2H2)CMR6ppm(C
DCQ3.50MHz):22.8.  27.3. 
 28.1゜29.4.  29.6.  29.8゜
31.0.  36.0.  56.8゜100.8.
  102.4.  108.3゜119.7.  1
30.2.  146.2゜152.1.  157.
1.  161.5゜182.2.  183.2 *m分析値(C2e Ht o Os )実測値 騰/
z :484.2821 理論@  mHz : 484 、2825製造例29 日本産植物タイミンタチバナの乾燥心材5kaをベンゼ
ンIFlで室温で3日間2回抽出した。この抽出液を約
1Qまで減圧下にII$2し、次いで3濾過して残渣3
3.3gを得た。該残漬10gをベンゼンで再結晶して
8.90の2,5−ジヒドロキシ−3−トリデカニル−
1,4−ベンゾキノンを得た。
性状 橙赤色板状晶 融点 142〜144℃ KBr 。
IRν  、3340.2940.2860゜aX 1640.1615,1465゜ 1395.1360,1332゜ 1290.1270,1195゜ 1120.1035.995゜ 960.925,895,860゜ 840.770,705,695゜ 555CI−’ PMR6ppl(CDC93、400MHz)  :0
.88 (3H,t、J=6.5Hz >1、2〜1.
5  (22H) 2.46  (2H,t、J=7.6Hz  )5.9
8  (IH,S) 7.69  (2H,s> MS  mHz  322(M”)、155,154゜
153.142.125 ′R1分析値(C1e Ha o O−)実測値 mH
z : 322 、2144理論値 mHz : 32
2.2144製造例30 製造例21でのシリカゲルカラムクロマトグラフィーに
おいて引き続きクロロホルム−メタノール(20: 1
 v/v)で溶出される2−ヒドロキシ−5−メトキシ
−3−(Z−10−ペンタデセニル)−1,4−ベンゾ
キノンを含む分画を得、再度シリカゲルカラムクロマト
グラフィー(メルり社、シリカゲル60、溶出液:クロ
ロホルム)で精製した。得られた粗2−ヒドロキシ−5
−メトキシー3−(Z−10−ペンタデセニル)−1゜
4−ベンゾキノンを高速液体カラムクロマトグラフィー
(充填剤; L 1chrosorb RP −2(メ
ルク社)、8mmφX300mm、溶出液;メタノール
−水−酢酸(75:25:0.06 V/V )、流速
: 4 ml’lin 、検出fiLJV280ng+
)で精製し、つづいてエタノール−水(4: 1 V/
V)で再結晶して9B!1111の2−ヒドロキシ−5
−メトキシ−3〜(Z−10−ペンタデセニル)−1,
4−ベンゾキノンを得た。
性状 橙黄色板状晶 融点 69〜71℃ にBr 。
IRν  、3360,2950,2870゜aX 1660.1635,1600゜ 1465.1445,1385゜ 1358.1310,1205゜ 1115.1060.915゜ 840.760,685,600゜ 570cm” PMRδ IJlll(CDCI23 .400MHz
):0、 89  (31(、t、  J=7. 0H
z  )1、 2〜1. 4  (16H,m)1.4
5  (2H,m) 2.01  (4H,m) 2.43  (2H,t、J−7,6H2)3.86 
 (3H,s) 5.34  (2H,m) 5.84  (1H,s) 7、 23  (IH,5) uv  λEtOH・ +lax  ’ 287 n濡 (ε −19,800)416nl(ε
−600) 質量分析値(C2゜H3AO&) 実測値 −/Z :362.2457 理論値 yr/z :362.2457M5   m/
z   362(M◆ )、  169. 168゜1
53、 139 製造例31 1.16−ビス(5−メトキシ−2−ヒドロキシ−1,
4−ベンゾキノン−3−イル)−シス−8−へキサデセ
ン18.51(+をエタノール−酢酸エチル(1: 1
 v/v) 101112中で2−〇の10%パラジウ
ム−炭素触媒下、室温、常圧下に1時間水素添加して1
.16−ビス(5−メトキシ−2−ヒトOキシー1.4
−ベンゾキノン−3−イル)−ヘキサデカン15.11
1(Jを得た。
性状 黄色粉末 PMRδ  EIEII(CDC(13、400MHz
)  ;1゜24 (20H,m) 1.29 (4H,m) 1.45 (4H,m) 2.44 (41−(、t、J−7,8Hz )3.8
5 <6H,S) 5.83 (2H,s) 7、 21  (2H,s) MS   m/z   530(M”)、502,36
4゜193、 177、 169. 168゜153、
 139 製造例32 1.16−ビス(5−メトキシ−2−ヒドロキシ−1,
4−ベンゾキノン−3−イル) −Z−8−へキサデセ
ン303 mgをメチレンクロライド1012に溶解し
、次にこの溶液にm−クロO過安息香酸100111を
メチレンクロライド5−に溶解した溶液に加え、室温で
2時間撹拌した。反応液からWltsを除去した優、シ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(メルク社、シリカ
ゲル1001溶出液:ベンゼンー酢酸エチル−テトラヒ
ドロフラン(5:4:Iv/v))で精製し、更に酢酸
エチル−ヘキサンで再結晶して1.16−ビス(5−メ
トキシ−2−ヒドロキシ−1,4−ベンゾキノン−3−
イル)−Z−8−ヘキサデカン200Ilgを得た。
性状 黄色粉末状晶 融点 134〜136’C PMR6ppa+(CDCQ3.400MHz)+1.
2〜1.5(−24H) 2.44 (4H,t、J−7,7Hz )2、89 
(2H,brs ) 3.86 (6H,s> 5.83 (2H,s) 7.26(オーバーラツプ) MS  m/z  544(M”)、185,167゜
149.137 製造例33 1.16−ビス(5−メトキシ−2−ヒドロキシ−1,
4−ベンゾキノン−3−イル)−8,9−エポキシヘキ
サデカン371111をテトラヒドロフラン2mlに溶
解し、次に5%過塩素酸水溶液0.5m12を加え、室
温で4時間撹拌した。次にエチルエーテル30m12を
加え、飽和食塩水で数回洗浄し、無水!j[酸ナトリウ
ムで乾燥後、プレバラティブ薄層クロマトグラフィー(
メルり社、シリカゲル60F  、展開溶媒:クロロホ
ルム−メタノール(85: 15v/v))で精製し、
更に酢酸エチル−ヘキサンで再結晶して1.16−ビス
(5−メトキシ−2−ヒドロキシ−1,4−ベンゾキノ
ン−3−イル)−8,9−ジヒドロキシヘキサデカン1
2maを得た。
性状 黄色粉末状晶 融点 132〜134℃ PMRδ Dr)m(CDCQ3.400MHz );
1.2〜1.5 (24H) 2、01 (2H,brs ) 2.44 (4H,t、J−7,3Hz )3、40 
(2H,brs ) 3.86 (6H,s) 5゜83 (2H,s) 7、 30  (2H,brs  ) MS   m/z   562(M”)、544.51
6゜282、 193. 169. 153゜製造例3
4 1.16−ビス(5−メトキシ−2−ヒドロキシ−1,
4−ベンゾキノン−3−イル) −Z−8−ヘキサデセ
ン121Gをメタノール−エチルエーテル(1: 1 
v/v)31Qに溶解した溶液に、水冷下2%のジアゾ
メタンエーテル溶110.51fJを加えてメチル化し
た。次いで反応液をプレパラテイブ薄層クロマトグラフ
ィー(メルク社、シリカゲル60F  、展開溶媒;ベ
ンゼン−酢酸エチル(5:1v/v)に付し、1.16
−ビス(2゜5−ジメトキシ−1,4−ベンゾキノン−
3−イル)−Z−8−へキサデセン10−りを得た。
性状 黄色油状物 PMR61)pm(CDC123,400MHz):1
 、2〜1. 5  (20H) 1、 99  (4H,m) 2、 42  (4H,t、J−7,5Hz  )3.
80  (6H,s) 4.04  (6H,s) 5、 33  (2H,m) 5、 72  (2H,s) MS   m/z   556(M◆ )、374. 
207゜193、 183. 169. 167゜15
3、 139 製造例35 1.16−ビス(2,5−ジメトキシ−1,4−ベンゾ
キノン−3−イル)−Z−8−ヘキサデセン9mgをメ
チレンクロライド1舗に溶解し、次いでこの溶液にm−
クロ口過安息香W!18mgを加え、室温下で1時間撹
拌した。反応終了後溶媒を除去し、プレパラテイブIl
lクロマトグラフィー(メルク社、シリカゲル60F 
 、展開溶媒;ベンゼンー酢酸エチル(5: 1 v/
v)で精製して1゜16−ビス(2,5−ジメトキシ−
1,4−ベンゾキノン−3−イル)−8,9−エポキシ
ヘキサデカン3層Qを得た。
性状 黄色油状物 PMRδ I)l)l(CDC(13,200MH2)
:1.2〜1.5 (24H) 2.43 (4H,t、J−7,3H2)2.89 (
2H,m) 3.80 (6H,s) 4.05 (6H,s) 5.73 (2H,s) MS  m/z  572 (M÷)、207,193
゜183.169,167.153゜ 139.123 製造例36 1−(2−ヒドロキシ−5−メトキシ−1,4−ベンゾ
キノン−3−イル)−16−(2−ヒドロキシ−5−メ
トキシ−6−メチル−1,4−ベンゾキノン−3−イル
)−Z−8−ヘキサデセン36a1gをエチルエーテル
10−に溶解した溶液に、水冷下2%のジアゾメタンエ
ーテル溶液0,5鵬を加えてメチル化した。次いで反応
液をプレバラテイブ薄層クロマトグラフィー(メルク社
、シリカゲル60F  、溶出液:ベンゼンー酢酸エチ
ル(5二1 v/v)に付し、29g+;+の1−(2
゜5−ジメトキシ−1,4−ベンゾキノン−3−イル)
−16−(2,5−ジメトキシ−6−メチル−1,4−
ベンゾキノン−3−イル)−Z−8−ヘキサデセンを得
た。
性状 黄色油状物 PMRδ I)l)l(CDCI23.400MHz)
:1゜2〜1.5 (20H,m) 1.91 (3H,s) 2、00 (4H,brs ) 2.39 (2H,t、J−7,0Hz )2.42 
 (2H,t、J−7,6Hz  )3.80  (3
H,s) 3.98  (3H,s) 3.99  (3H,S) 4.04  (3H,s) 5.33  (2H,m) 5.72  (IH,s) MS   m/z   570(M”)、197,18
3゜167、 153. 147. 123製造例37 1−(2,5−ジメトキシ−1,4−ベンゾキノン−3
−イル)−16−(2,5−ジメトキシ−6−メチル−
1,4−ベンゾキノン−3−・イル)−7−8−へキサ
デセン25oをメチレンクロライド21112に溶解し
、次いでこの溶液にm−クロロ過安息香酸30■Qを加
え、室温下で1時間撹拌した。反応終了後溶媒を除去し
、プレパラテイブ薄層クロマトグラフィー(メルク社、
シリカゲル60F  、展開溶媒:ベンゼンー酢酸エチ
ル(5: 1 v/v) )で精製して91gの1−(
2゜5−ジメトキシ−1,4−ベンゾキノン−3−イル
)−16−(2,5−ジメトキシ−6−メチル−1,4
−ベンゾキノン−3−イル)−8,9−エポキシヘキサ
デカンを得た。
性状 黄色油状物 PMR6111)l(CDCQ3.400MHz):1
.2〜1.5 (24H) 1.91 (3H,s) 2.41 (4H,m) 2、89 (2H,brs ) 3.80 (3H,s) 3.98 (3H,s) 3.99 (3H,s) 4.04 (3H,s) 6.71 (IH,s) MS  m/Z  586(M”)、568,221゜
207.197,183. 167゜ 153. 137 製造例38 2.5−ジヒドロキシ−3−トリデカニル−1゜4−ベ
ンゾキノン2141gをテトラヒドロフラン15111
1に溶解した溶液に、水冷下2%のジアゾメタンエーテ
ル溶液1.512を加えてメチル化した。
次いで反応液をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(
溶出液;ベンゼン−酢酸エチル(4:1v/■))に付
し、さらにメタノール−水(4:1V/V)で再結晶し
て5−メトキシ−2−ヒドロキシ−3−トリデカニル−
1,4−ベンゾキノン110鵬Oを得た。
性状 橙色板状結晶 融点 94〜95.5℃ にBr 。
IRν  、3380.2950.2870゜aX 1660.1635.1605゜ 1470.1450.1385゜ 1360、 1315. 1290゜ 1245、 1220. 1205゜ 1115、 1040.915゜ 885.840,800,760゜ 720.680.565cr’ PMR61)pm(CDC(13,400MHz);0
.88  (3H,t、J−6,8Hz  )1、2〜
1. 4  (20)1) 1、 45  (2H,m> 2.44  (2H,t、J−7,6Hz  )3.8
6  (3H,s) 5.83  (1日、sン 7、 21  (IH,5) uv  λEtOH。
騰ax  ’ 287n醜 (ε =19. 100)100)419
n       550>MS   m/z   33
6(M”)、168,156゜153、 139 製造例39 2.5−ジヒドロキシ−3−トリデカニル−1゜4−ベ
ンゾキノン205 soをテトラヒドロフラン10WI
Jに溶解した溶液に、氷冷下2%ジアゾメタンエーテル
溶液3−を加えてメチル化した。次いで反応液をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液;ベンゼン−酢
酸エチル(9: 1 v/v))に付し、さらにメタノ
ールで再結晶して2.5=ジメトキシ−3−トリデカニ
ル−1,4−ベンゾキノン122n+of得た。
性状 黄色針状晶 融点 64.5〜65.5℃ にBr 。
IRν  、2950.2880,1670゜aX 1600.1465.1330゜ 1240 (sh) 、 1230゜ 1120.1050.870゜ 805.725c「1 PMRδ  I)DI(CDCQ  3 、400MH
z)  :0.87  (3H,t、J−6,3Hz 
 )1、2〜1.4  (22)−1) 2.42  (2H,t、J−7,5l−1z  )3
.80  (3H,s) 4.04  (3H,s) 5、 72  (1H,5) 286n−(ε−12,300) 394n園(ε−360) MS  m/z   350(M÷ )、183,18
2゜169.167.153,139 製造例40 2−ヒドロキシ−5−メトキシ−3−(Z−10−ペン
タデセニル)−1,4−ベンゾキノン4mgを用い、製
造例34と同様にし、(2,5−ジメトキシ−3−(Z
−10−ペンタデセニル)−1,4−ベンゾキノン4u
を得た。
性状 黄色油状物 PMR61)DIl(CDC+13 .200MHz)
:0.89  (3H,t、J−7,0Hz  )1.
2〜1.5(18H) 2.01  (4H,m) 2.42  (2H,t、J−7,6Hz  )3.8
0  (3H,s) 4.04  (3H,s) 5.34  (2)1.m) 5、 72  (IH,s) MS  m/z   376  (M”  )、183
,169゜167、 153.123 製造例41 2.5−ジメトキシ−3−(Z−10−ペンタデセニル
)−1,4−ベンゾキノン41gを用い、製造例35と
同様にして1−(2,5−ジメトキシ−1,4−ベンゾ
キノン−3−イル)−10゜11−エポキシペンタデカ
ン3■Qを得た。
性状 黄色油状物 PMR690m(CDCQa  、200Ml−1z)
  :0.92  (3H,t、J−6,8Hz  )
1、2〜1.5  (22H) 2、 42  (2H,t、J−7,0Hz  >2.
91  (2H,m) 3.81  (3H,s) 4.05  (3H,s) 5、 73  (IH,s) MS   m/z   392(M”)、374,30
6゜181、 169. 168. 167゜153、
 139 製造例42 2−ヒドロキシ−5−メトキシ−3−(Z−8−トリデ
セニル)−1,4−ベンゾキノン310を用い、製造例
34と同様にして2.5−ジメトキシ−3−(Z−8−
トリデセニル)−1,4−ベンゾキノン3−9を得た。
性状 黄色油状物 PMRδ DEII(CDC(13、200MHz) 
 ;0.86  (3H,t、J=7.0Hz  )1
、2〜1. 5  (14H) 2.01  (4H,m) 2.42  (2H,t、J−7,3Hz  )3.8
0  (3H,s) 4.04  (3H,S) 5.33  (2H,m) 5、 72  (1H,s) MS   m/z   348(M”)、183,16
9゜167、 153. 123 製造例43 2.5−ジメトキシ−3−(Z−8−トリデセニル)−
1,4−ベンゾキノン310を用い、製造例35と同様
にして1−(2,5−ジメトキシ−1,4−ベンゾキノ
ン−3−イル)−8,9−エポキシトリデカン2厘gを
得た。
性状 黄色油状物 PMRδ  pDI(CDCQ  3 、400MHz
)  :0.92  (3H,t、J−7,3Hz  
)1、2〜1. 5  (18H) 2.43  (2H,t、J−7,3Hz  >2゜9
0  (2H,m) 3.80  (3H,s) 4.05  (3H,S) 5、 73  (IH,s) MS   m/z   364  (M”  >、34
6. 183゜169、 168. 167、 153
゜製造例44 2−ヒドロキシ−5−メトキシ−3−(Z−8−ヘプタ
デセニル)−1,4−ベンゾキノン10■9を用い、製
造例34と同様にして2.5−ジメトキシ−3−(Z−
8−へブタデセニル)−1゜4−ベンゾキノン81gを
得た。
性状 黄色油状物 PMR(51)l)■(CDCQs  、400M)−
1z):0.88  (3H,t、J−6,8H1)1
、2〜1. 5  (22H) 2.01  (4H,m) 2.42  (2H,t、J−7,6H2)3゜80 
 (3H,s) 4.05  (3H,s) 5.34  (2H,m) 5、 72  (IH,s) MS   m/z   404(M+ )、183,1
69゜168、 167、 153. 139゜製造例
45 2.5−ジメトキシ−3−(Z−8−へブタデセニル)
−1,4−ベンゾキノン6−aを用い、製造例35と同
様にして1−(2,5−ジメトキシ−1,4−ベンゾキ
ノン−3−イル)−8,9−エポキシヘプタデカン3m
aを得た。
性状 黄色油状物 PMRδ I)pm(CDCQa 、400MH2):
0.88 (3H,t、J−6,8Hz >1.2〜1
.5 (26H) 2.43 (2H,t、J−7,3Hz )2.90 
(2H,m) 3.81 (3H,s) 4.05 (3H,s) 5.73 (IH,s) MS  m/z  420.402,183,169゜
167.153.139 製造例46 (1)  1.4−ジメトキシ−2,5−ビス(メトキ
シメトキシ)ベンゼン5gをテトラヒドロフラン140
田に溶解し、アルゴン気流中ドライアイス−アセトン浴
中で一78℃に冷却した。
5ec−ブチルリチウム(1,3Mシクロヘキサンli
l!’)18I!2を滴下し、撹拌した。30分撹拌後
、1.7−ジブロモへブタンIC1(6,7−)を滴下
し、次いでヨウ化ナトリウム6Q及びヘキサメチルリン
酸トリアミド10−を加えた。冷浴をはずし、室温下に
12〜14時間撹拌を続けた。テトラヒドロフランを減
圧除去した後、ベンゼン−エチルエーテル(1:1)混
合溶媒500WIJに溶解した。有機層を水10〇−で
4回、飽和食塩水100−で4回洗浄し、硫酸マグネシ
ウムを加えて脱水した。溶媒を減圧1去した後、シリカ
ゲルカラム(φ5 ClX30c鵬、ワコーC200)
クロマトグラフィーにかけ、20%酢酸エチル−〇−ヘ
キサンで展R溶出させて、無色油状物質の1−プロモー
7−(2,5−ジメトキシ−3,6−ビス(メトキシメ
トキシ)フェニル〕へブタンを6.06Q(72%)得
た。
PMR/$  pO鵬 (CDCQ  3 )  ;1
.2〜1.65 (8H,brm )1.82  (2
H,brs+  ) 2.67  (2H,brt  、J−6,9Hz  
)3.40  (2H,t、J−6,8Hz  )3.
53  (3H,s) 3.58  (3H,s) 3、 79  (6H,s) 5.02  <28.s) 5、 1 7  (2H,s) 6.65  (IH,5) (2) 1−ヘキシン1.17mに無水テトラヒドロフ
ラン2019を加え、アルゴン気流中−78℃に冷却し
た。n−ブチルリチウム(1,6Mn−ヘキサン溶液)
4.7w+9を滴下し、30分間撹拌を続けた。上記(
1)で得た化合物16C2,i7aを無水テトラヒドロ
フラン51Qに溶解した液を滴下して加え、次にヘキサ
メチルリン酸トリアミド2−を加えた。冷浴をはずし、
室温下に4時間撹拌を続けた。テトラヒドロフランを減
圧下に除去した後、ベンゼン−エチルエーテル(1:1
)混合溶媒300m111を加えた。有機層を水100
mf2r4回、飽和食塩水で4回洗浄し、fiA酸マグ
ネシウムで乾燥侵、濃縮して、無色油状物質の1−(2
゜5−ジメトキシ−3,6−ジ(メトキシメトキシ)フ
ェニル〕トリデジー8−インを2.20(はぼ100%
)得た。
PMRδ pHl (CD CQ 3 ) :0.89
 (3H,t、J−7,3Hz )1.25〜1.65
 (14H,bre )2、12 (4H,br+a 
) 2.65 (2H,brt 、 J−7゜8H2)3.
52 (3H,S) 3.57 (3H,s) 3.78 (6)−1,s) 5.01 (2H,S) 5.16 (2H,s) 6、 63  (1)−1,8> (3) 上記(2)で得た化合物1Qをメタノール10
1112に溶解し、5%−パラジウム−硫酸バリウム−
キノリン(1:1)401(7を加え、常圧、水素気流
中7温で4時間接触還元を行なう。
この反応は高速液体クロマトグラフィーで追跡した。O
DSカラム、80%アセトニトリル−水、21112/
分、U■2.4のODで測定した。反応終了後、触媒を
炉別し、メタノールを減圧下に除去し、メルク社製ロー
バーカラム、RP−8、タイプCにかけ、75%アセト
ニトリル−水、流速5m/分にて展開溶出させると、キ
ノリン、Z異性体及びE異性体が分離溶出された。
Z異性体(即ち1−(2,5−ジメトキシ−3゜6−ジ
(メトキシメトキシ)フェニル)トリアセ−8−エン)
は0.650が無色油状物質として純粋に得られた。
PMR6pp■(CDC(23): 0、 89  (3H,t、J−7,3H1)1、 2
〜1. 65  (14H,bri+  )2.01 
 (4H,brs  ) 2.66  (2H,brt  、J−7,3H2)3
、 53  (3H,s) 3、 58  (3H,s) 3、 78  (6H,s) 5.02  (2H,s) 5、 1 7  (2H,s> 5゜34  (2H,m) 6、 63  (1H,5) (4) 上記(3)で得た化合物5001!IIをメタ
ノール20112に溶解し、室温、窒素気流中、塩II
(20%)−イソプロパノ−ルーテトラヒドロフラン混
合液2−を加えて3時間撹拌した。
溶媒を浴温20℃以下で減圧除去し、さらにベンゼン2
01112を加えた後、減圧濃縮して塩酸を除去した。
次に濃縮物にメタノール20鵬を加え、60℃の温浴中
に空気又は酸素を1〜2時間通じると、溶液は黄色に変
化した。メタノールを濃縮除去した後、メルク社製分取
シリカゲルTLC1F  、厚さ21mを用い、10%
酢酸エチル−ベンゼンで展開し、酢酸エチルで溶出して
、黄色油状物質の2.5−ジメトキシ−3(Z−8−ト
リデセニル)−1,4−ベンゾキノンを300■0(7
5%)得た。この化合物の物性は、上記製造例42で得
られた化合物のそれと°同一であった。
製造例47 (1)  1.7−ジブロモへブタンの代りに1゜9−
ジブロモノナン10G (7,4wJ)を用いる以外は
製造例46(1)と同様にして、無色油状物質の1−ブ
ロモ−9−(2,5−ジメトキシ−3,6−ビス(メト
キシメトキシ)フェニル〕ノナンを7.2a (80,
2%)4#た。
PMRb pp■(CDC(!3  ):1. 2〜1
. 7  (12H,bri  )1.82  (2H
,brm  ) 2.70 (2H,brt 、J=6.9H2)3.4
0 (2H,t、J−6,9H2)3.53  (3H
,s) 3.59  (3H,s) 3.79  (6H,s) 5.02  (2H,s) 5.17  (2H,s) 6.64  (IH,5) (2) 上記(1)で得た化合物2.310を製造例4
6 (2)と同様にして、無色油状物質の1−(2,5
−ジメトキシ−3,6−ビス(メトキシメトキシ)フェ
ニル〕ペンタデジー1〇−インを2.30(はぼ100
%)得た。
PMRδ pp■(COCO2): 0.89 (3H,t、J−7,0H2)1、 25〜
1. 65  (18H,bri  )2、 13  
(4H,m) 2、 65  (2H,brt  、J−7,8Hz 
 )3、52  (3H,S) 3、58  (3H,s) 3、 78  (6H,s) 5.01  (2H,s) 5、16(2H,s) 6、 63  (IH,5) (3) 上記(2)で得た化合物1Qを製造例46(3
)と同様の条件下に接触還元し、次いで逆層カラムクロ
マトグラフィーで精製した。
高速液体クロマトグラフィー: OOSカラム、80%
アセトニトリル−水、2−7分、Uv2.4のODで測
定した。反応終了後、触媒を炉別し、メタノールを減圧
下に除去し、メルク社製ローバーカラム、RP−8、タ
イプCにかけ、80%アセトニトリル−水、流速5−7
分にて展開溶出させて、無色油状物質のZ異性体即ち(
1−(2,5−ジメトキシ−3,6−ビス(メトキシメ
トキシ)フェニル〕ペンタデセー10−エン)0.65
o得た。
PMR61)l)l(COCO2); 0.89 (3H,t、J−7,0Hz )1.2〜1
.65 (18H,brm )2、01 (4H,br
l) 2.66 (2H,brt 、J−7,3Hz))3.
53 (3H,s) 3.58 (3H,s) 3.78 (6H,s) 5.02 (2H,s) 5.17 (2H,s) 5.34 (2H,m) 6.64 (IH,5) (4) 上記(3)で得た化合物500aoを製造例4
6(4)と同様にして黄色油状物質の2.5−ジメトキ
シ−3−(Z−10−ペンタデセニル)−1,4−ベン
ゾキノン3061(J(76%)を得た。この化合物の
物性は、上記製造例40で得た化合物のそれと同一であ
った。
製造例48 無水テトラヒトOフラン100Il12をアルゴン気流
中、ドライアイス−アセトン浴中で冷却し、これに乾燥
アセチレンガスを1時間通じた。次いでn−ブチルリチ
ウム(1,6M、n−ヘキサン溶液)9.6112を滴
下し撹拌した。15分後前記1−(5−ブロモベント−
1−イル)−2,5−ジメトキシ−3,6−ビス(メト
キシメトキシ)ベンゼンの10鯨無水テI・ラヒドロフ
ラン溶液を滴下し、ヘキサメチルリン酸トリアミド2加
を加えて12時間撹拌を続は室温まで昇温した。反応進
行状態は^速液体カラムクロマトグラフィー(ODSカ
ラム、流出流60%アセトニトリル−水、流速1.5m
G/分)で追跡した。溶媒を減圧留去し、エーテル:ベ
ンゼン(1:1)混合溶媒40011112を加え、有
機層を水、飽和食塩水で順次4回洗浄し、硫酸マグネシ
ウムで乾燥した。溶媒を減圧留去し、シリカゲルカラム
クロマトグラフィー(φ3X10CIl)に付し、20
%酢酸エチル−n−へキサンで溶出し、1.71oの1
.4−ジメトキシ−2,5−ビス(メトキシメトキシ)
−3−(6−ヘプチル)ベンゼンを得た。
性状 無色油状物 PMR5111)l(CDCG!3) 1 、7〜1. 4  (6H,bri  )1.92
 (IH,t、J−2,4Hz )2.19 (2H,
t、d 、J+−7,0Hz 。
J2 =2.4H2) 2.67 (2H,brt 、J−7,6Hz )3.
52 (3H,s) 3.58 (3H,s) 3.78 (6HSs) 5.01  (2H,s) 5.16(28% S) 6.64  (1H,s) 製造例48と同様にして、製造例49及び50の化合物
を得た。
製造例49 1.4−ジメトキシ−2,5−ビス(メトキシメトキシ
)−3−(8−ノニニル)ベンゼン性状 無色油状物 PMR611EII(CDCT!3 )1.7〜1.2
5 (10H,br+g )1.93 (IH,t、J
−2,6Hz )2.17 (2H,t、d 、J+−
6,7H2。
J2−2.6H2) 2.67 (2H,brt 1J−7,1Hz )3.
52 (3H,s) 3.58 (3H1s) 3.78 (68%s) 5、 01  (2H,s) 5、 1 7  (2H,s) 6、 63  (IH,s) 製造例50 1.4−ジメトキシ−2,5−ビス(メトキシメトキシ
)−3−(10−ランデシニル)ベンゼン性状 無色油
状物 PMR6EIDI(COCO2) 1.7〜1.25 (14HSbrm )1.93 (
IH,t、J−7,6Hz )2.17 (2H,t、
d 、J+ =6.7H2、J2−2.6Hz ) 2.67 (2H1brt 、J−7,6Hz)3.5
2 (3H,s) 3.58 (3H,s) 3.78 (6HSs) 5.01 (2H1s) 5.17 (2H,s) 6、 63  (IH,s) 製造例51 1.4−ジメトキシ−2,5−ビス(メトキシメトキシ
)−3−(6−へブチニル)ベンゼン1.610を無水
テトラヒドロフラン40111Qに溶解し、アルゴン気
流中、ドライアイス−アセトン浴中で冷却した。n−ブ
チルリチウム(1,6M、ヘキサン溶液)3.42mを
滴下し撹拌した。
30分後転1−(5−ブロモペンチル)−2,5=ジメ
トキシ−3,6−ビス(メトキシメトキシ)ベンゼンの
2.23C)を10−の無水テトラヒドロフランに溶解
し、滴下撹拌した。ヘキサメチルリン酸トリアミド2−
を滴下し、12時間で室温まで温度を上げた。溶媒を減
圧留去し、エーテル:ベンゼン(1:1)混合溶媒40
011111を加え、有機層を水、飽和食塩水で順次洗
浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧留去後
、シリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、20%
酢酸エチル−ヘキサンから50%酢酸エチル−ヘキサン
まで段階的に混合比を増して展開溶出して、2゜2’−
(6−ドデシニレン)ビス〔1,4−ジメトキシ−3,
6−ビス(メトキシメトキシ)ベンゼン)2.090を
得た。
性状 無色油状物 PMRδ DI)l(CDC(13) 1、 65〜1. 35  (12H,brm  )2
、14 (4H,brm ) 2.67 (4H,brt 、J−7,OH2)3.5
2 (6H,s) 3.58 (6H,s> 3.78 (12H,s) 5.01 (4H,s) 5.17 (4H,s) 6.63 (2H,s) 製造例51と同様の方法により製造例52及び53の化
合物を得た。
製造例52 2.2’ −(8−ヘキサデシニレン)ビス〔1゜4−
ジメトキシ−3,6−ビス(メトキシメトキシ)ベンゼ
ン〕 性状 無色油状物 P M Rδ pf)l(CDCOs)1.6〜1.2
5 (20H,bra )2.12 (4H,t、J=
7.0Hz )2、66 (4H,brt 、 J−8
,11−1z )3.53 (6H,s) 3.58 (6H,s) 3.78 (12HSs) 5.01 (4H,s) 5.17 (4H,s) 6.64 (2H,s) 製造例53 2.2’ −(10−エイコシニレン)ビス〔1゜4−
ジメトキシ−3,6−ビス(メトキシメトキシ)ベンゼ
ン〕 性状 無色油状物 PMRδElf)l(CDCOs) 1.6〜1.2 (28HSbrm )2.13 (4
H,t、J−7,0Hz )2.65 (4H,brt
 、J−8,2H2)3.53 (6)1.s) 3.58 (6H,s) 3.78 (12H,s) 5.01 (4H,s) 5.17 (4H,s) 6.64 (2HXs) 製造例54 1.4−ジメトキシ−2,5−ビス(メトキシメトキシ
)ベンゼン1Q1テトラヒドロフラン401i2.5e
c−ブチルリチウム(1,3Mシクロヘキサン溶液)3
.57m、1,5−ジブロモペンタン0.261112
、ヨード化ナトリウム70010、へキサメチルリン酸
トリアミド2III2とし、主に1゜5−ジブロモペン
タンの量を低値にした他はほぼ同様の操作により2.2
′−ペンタメチレンビス〔1,4−ジメトキシ−3,6
−ビス(メトキシメトキシ)ベンゼン)335m!It
を得た。
性状 無色針状晶 融点 67〜68℃ PMR61)pm(CDCOs ) 1.54 (6H,m) 2.67 (4H,brt 、J−7,3Hz )3゜
52 (6H,s) 3.57 (6H,s) 3.77 (6H,s) 3.78 (6H,s> 5.01 (48%S) 5.17(4)(%S) 6.64 (2H,s) 製造例54と同様にして製造例55〜60の化合物を得
た。
製造例55 2.2′−へキサメチレンビス〔1,4−ジメトキシ−
3,6−ビス(メトキシメトキシ)ベンゼン〕 性状 無色粉末 融点 59〜60℃ PMR61)Elm(CDC(13) 1、43 (4H,brm ) 1、 50  (4H,brl  ) 2.65 (4H,t、J−7゜OH2)3.53 (
6H%S) 3.58 (6H,s) 3.77 (6H,S) 3.78 (6H,s) 5.01 (4H1s) 5゜16 (4H,S) 6.63 (2H,s) 製造例56 2.2′−へブタメチレンビス〔1,4−ジメトキシ−
3,6−ビス(メトキシメトキシ)ベンゼン〕 性状 無色油状物 PMR6pECI(CDCQ3) 1.39 (6H,m) 1.55 (4H,m) 2.65 (4H,brt 、J−7,8Hz >3.
53 (3H,s) 3.58 (3H1s) 3.780 (6H,s) 3.786 (6)−1,s) 5.01 (4H,s) 5.17 (4H,s) 6゜63 (2H%S) 製造例57 2.2′−オクタメチレンビス〔1,4−ジメトキシ−
3,6−ビス(メトキシメトキシ)ベンゼン〕 性状 無色油状物 PMR6pp■(CDCQ3 ) 1.6〜1.3 (12H,m) 2.66 (4H,t、J=6.9Hz )3.52 
(6H,s) 3.58 (6H,s) 3.78 (12H,s) 5.02 (4H,s) 5.17 (4H,s) 6.63 (2HSs) 製造例58 2.2′−ノナメチレンビス〔1,4−ジメトキシ−3
,6−ビス(メトキシメトキシ)ベンゼン〕性状 無色
油状物 PMR6111)国(CDCQ3 ) 1.4〜1.25 (10H,m) 1.54  (4H1m) 2.65  (4H,brt  、J’−7,5Hz 
 )3.53  (6H,s) 3.58  (6H,s) 3、 784  (6H,S) 3、 787  (6H,S) 5.01  (4H,s) 5.1 7  (4H,s) 6.63  (2H% s) 製造例59 2.2′−デカメチレンビス〔1,4−ジメトキシ−3
,6−ビス(メトキシメトキシ)ベンゼン)性状 無色
油状物 PMR6plll(CDCGi3) 1.6〜1.2 (1681m) 2.65 (4H,t1J=7.0Hz >3.53 
(6H18) 3.58 (68%S) 3、 78  (12H,s) 5.02  (4H,s) 5.17(4H% S) 6、 64  (2H,s) 製造例60 2.2′−ドデカメチレンビス〔1,4−ジメトキシ−
3,6−ビス(メトキシメトキシ)ベンゼン〕 性状 無色油状物 PMRδpl)IS(CDC123) 1゜4〜1.2 (16H,m) 1.56 (4H,m) 2.66 (4H,brt 、 J−7゜3Hz)3゜
53 (6H,s) 3.58 (6H,s) 3.79 (12H,S) 5.01 (41−1,s) 5.17 (4H,s) 6、63  (2H,s> 製造例61 2.2’ −(6−ドデシニレン)ビス〔1,4−ジメ
トキシ−3,6−ビス(メトキシメトキシ)ベンゼン)
500moをテトラヒドロ7ラン5舗−イツブロバノー
ル5−の混合溶媒に溶解し、反応系内を減圧脱気により
アルゴンガス置換を3回行なった。塩化水素(20%)
−テトラヒドロフラン−イソプロパノール溶液1−を加
え7温下に12時間撹拌した後、更に40℃に昇温し、
1時間反応させ反応を完結し、溶媒を減圧留去後ベンゼ
ン101112を加え減圧留去して、無色粉末である2
、2’ −(6−ドデシニレン)ビス(1,4−ジヒド
ロキシ−3,6−シメトキシベンゼン)を得た。
上記製造例61と同様にして製造例62〜64の化合物
を得た。
製造例62 2.2’ −(8−ヘキサデシニレン)ビス(1゜4−
ジヒドロキシ−3,6−シメトキシベンゼン)性状 無
色油状物 PMR61)I)l(CDC(23) 1、7〜1.2 (20H,brm )2.12 (4
H,t、J−7,OH2)2.63 (4H1brt 
、J=7.6Hz )3.74 (6H,s) 3.82 (6H%S) 5.22 (2H,s> 5.29 (2H,s> 6.43 (2H,s) 1造例63 2.2′−ペンタメチレンビス(1,4−ジヒドロキシ
−3,6−シメトキシベンゼン)性状 無色粉末 融点 152〜154℃ PMR5ppm(CDCQ3) 1.8〜1. 2  (6H,brm  )2、 66
  (4H,t、J=6. 7Hz  )3、 74 
 (6H,s> 3.82  (6H,s) 5、 19  (2HS s) 5、 25  (2H,s) 6、 43  (2H1s) 製造例64 2.2′−ノナメチレンビス(1,4−ジヒドロキシ−
3,6−シメトキシベンゼン) 性状 無色粉末 融点 100〜102℃ PMR61)I)l(CDC123) 1、8〜1.2 (14)−1,brg+ )2.63
 <4H,t、J−7,6H2’)3.74 (6H,
s) 3.81 (6H,s) 5.35 (4H,s) 6、 43  <28.  s) 製造例65 2.2′−ペンタメチレンビス(1,4−ジメトキシ−
3,6−ビス(メトキシメトキシ)ベンゼン)1.53
C)をテトラヒドロフラン40−とヘキサメチルリン酸
トリアミド4−との混合溶媒に溶解し、N、N、N’ 
、N’ −テトラメチルエチレンジアミン0.7911
11を加えてドライアイス−アセトン浴中で一78℃に
冷却した。n−ブチルリチウム(1,6Mヘキサン溶液
)3.49mを滴下し、30分間撹拌した。N−ヨード
スクシン、イミド1.18o(テトラヒドロフラン15
I112溶液)を滴下し、−夜撹拌した。溶媒を減圧留
去し、エーテル100−で2回抽出し、エーテル層を水
100−で2回、飽和食塩水で2回洗浄し、硫酸マグネ
シウムを加えて脱水した。減圧濃縮後、分取薄層クロマ
トグラフィー(厚さ211、メルク社製、メルク571
7シリカゲル、展開溶媒;酢酸エチル−ジクロルメタン
−1=9)で精製して、1−(2,5−ジメトキシ−3
,6−ビス(メトキシメトキシ)フェニル)−5−(2
,5−ジメトキシ−3,6−ビス(メトキシメトキシ)
−4−ヨードフェニル〕ペンタン685ma及び2゜2
′−ペンタメチレンビス〔1,4−ジメトキシ−3,6
−ビス(メトキシメトキシ)−5−ヨードベンゼン)5
751(7を得た。
0l−(2,5−ジメトキシ−3,6−ビス(メトキシ
メトキシ)フェニル)−5−(2,5−ジメトキシ−3
,6−ビス(メトキシメトキシ)−4−ヨードフェニル
)ペンタン 性状 無色針状結晶 融点 79〜80℃ PMRδ I)I)l(CDCQ3) 1.40〜1.70 (6H,m) 2.65 (2H,t、J=7.2Hz>2.68 (
2H,t、J−7,2Hz)3、 53  (3H,s
) 3、 58  (6H,s) 3、 69  (3H,s) 3、 78  (6H,s) 3、 789  (3H,s) 3、 794  (3H,s) 5.02  (2H,s) 5.07  (2)(、s) 5、 1 2  (2H,s) 5、 18  (2H,s) 6、65  (IH,5) 02.2’−ペンタメチレンビス〔1,4−ジメトキシ
−3,6−ビス(メトキシメトキシ)−5−ヨードベン
ゼン〕 性状 無色針状結晶 融点 110〜112℃ PMRδ ppm(CDCQ3) 1.40〜1.70 (6H,m) 2.65  (6H,t、J−7,3Hz)3.58 
 (6H,S) 3.70  (6H,s) 3、 79  (12H,s) 5.08  (4H,s) 5.13  (4H,s) 製造例66 (1)  2.2’−ペンタメチレンビス〔1,4−ジ
メトキシ−3,6−ビス(メトキシメトキシ)ベンゼン
)555110を無水テトラヒドロフラン22.2+Q
とへキサメチルリン酸トリアミド4Il12との混合溶
媒に溶解し、N、N、N’ 。
N′−テトラメチルエチレンジアミン0.16−を加え
てアルゴン気流下で一78℃に冷却した。n−ブチルリ
チウム(1,6Mヘキサン溶液)0.66−を滴下し、
20分間撹拌した。
ついでエチルクロルホルメート0.10wJ(1,05
mM)を加え、−78℃にて2時間撹拌を続けた。10
時間で室温まで昇温し、少量の水を加えてテトラヒドロ
フランを減圧留去し、エーテル60田に溶解し、有機層
を水20−で3回、次いで飽和食塩水2011fliで
1回洗浄した。有機層を無水FaMマグネシウムで乾燥
し、減圧濃縮後、粗生成物557maを得た。これは精
製することなく次の反応に用いた。
(2)   (1)で得た粗生成物557g+aを、エ
タノール−テトラヒドロフラン(1:1)12112の
混合WI媒に溶解し、室温下アルゴン気流中、塩化水素
20%を含有するエタノール−テトラヒドロフラン(1
:1)混合液1.2前を加え、次いで60℃にて2時間
撹拌した。WJ媒を減圧留去し、これにベンゼン10m
を加え、再び減圧蒸留して塩化水素を除去した。アセト
ニトリル15−に溶解した錯体 Cu a CQL 02  (CH30N)3−アセト
ニトリル溶液(アセトニトリル25−に塩化第一銅1g
を加え酸素を通して調整した)1.51i11を加え、
酸素を通し30分間撹拌した。溶媒を減圧除去した後、
酢酸エチル60−に溶解し、有機層を水20−で3回水
洗し、次いで飽和食塩水2012で1回洗浄した。有機
層を無水liI酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮した
。シリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、展開溶
媒を5%ベンゼン−ヘキサンから8%ベンゼン−ヘキサ
ンに混合比を段階的に増して展開溶出して、2,5−ジ
メトキシ−3−エトキシカルボニル−6−(5−(2,
5−ジメトキシ−1゜4−ベンゾキノン−3−イル)ペ
ンチル〕−1゜4−ベンゾキノン110園111を得た
性状 赤色油状物 PMR61)E)l(COCO2) 1.20〜1.50 (6H,m) 1.38 (3H,t、J−7,2Hz)2.31〜2
.47 (4H,m) 3.81  (3H,S) 4.05  (3H,s) 4.06  (6H,S) 4.38  (2H,q、J−7,2Hz)5、 73
  (IH,s) 製造例67 2.2′−ペンタメチレンビス〔1,4−ジメトキシ−
3,6−ビス(メトキシメトキシ)ベンゼン)3.08
3Q (5,28mM>を無水テトラヒドロ7ラン65
1Qとヘキサメチルリン酸トリアミド10.8a1gと
の混合溶媒に溶解し、N、N。
N’ 、N’ −テトラメチルエチレンジアミン3.7
−を加え、アルゴン気流下に一78℃に冷却した。n−
ブチルリチウム(1,6Mへキサン溶液)15.811
2を滴下し、90分間撹拌した。
次いでエチルクロルホルメート2.37IQ(24,9
mM)を加え、−78℃にて3時間撹拌を続けた。10
時間を要して室温まで昇温し、小山の水を加えて、テト
ラヒドロフランを減圧留去し、0.1N−塩酸200鵬
を加え、エーテル−ベンゼン(1:1)混合溶媒80鵬
で3回抽出し、有機層を水50−で3回、飽和炭酸水素
ナトリウム水溶液501111で1回及び飽和食塩水5
0mQで1回順次洗浄した。有機層を無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥し、減圧濃縮後、シリカゲルカラムクロマト
グラフィー(ワコウゲルC−200−マリンクロット(
3:1)1700)に付し、ベンゼンで展開溶出して、
2.2′−ペンタメチレンビス〔1,4−ジメトキシ−
3,6−ビス(メトキシメトキシ)−5−(エトキシカ
ルボニルゼン)2.0220を得た。
性状 淡黄色油状物 PMR  6 (lpm<CDCI23)1、18 〜
1.76 (6H.m) 1、38 (6H.t,J−7.5)1z)2、67 
(4H,brt 、J=8.4Hz)3、 52  (
6H,S) 3. 57  (6H,S) 3.80  (6H,s) 3.82  (6H,s) 4.38  (4H,q、J−7,5Hz>5.03 
 (4H,s) 5.07  (4H,S) 製造例68 2.2′−ペンタメチレンビス〔1,4−ジメトキシ−
3,6−ビス(メトキシメトキシ)−5−エトキシカル
ボニル)ベンゼン)1.781G(2,44mM)をエ
タノール−テトラヒドロフラン(1:1)36−の混合
溶媒に溶解し、室温下、アルゴン気流中、塩化水素20
%を含有するエタノール−テトラヒドロフラン(1:1
)混合液5Il12を加え、次いで80℃にて2時間3
0分間撹拌した。溶媒を減圧除去し、これにベンゼン3
0112を加え、再び減圧蒸留して塩化水素を除去して
、粗生成物1.762oを得た。
この粗生成物1.721qをアセトニトリル70−に溶
解し、錯体 Cu a CQA 02  (CH3CN)3−アセト
ニトリル溶液(アセトニトリル25−に塩化第一銅1G
を加え酸素を通して調整した)1.5−を加え、酸素を
通し30分間撹拌した。溶媒を減圧除去した侵、酢酸エ
チル120−に溶解し、有′a層を水40−で3回水洗
し、次いで飽和食塩水40−で1回洗浄した。有機層を
無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮した。シリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(径3.2CLワコウゲ
ルC−300,98g)に付し、ベンゼン−酢酸エチル
F16:1)の混合溶媒で展開溶出して、6゜6′−ペ
ンタメチレンビス(2,5−ジメトキシ−3−エトキシ
カルボニル− ン)604uを得た。
性状 赤色油状物 PMR   6  Frill(CDCQ3 )1 、
 1 0〜1 、 50  (6H.m>1、38  
(6H,  t,J−7.  2Hz)2、  41 
 (4)1,brt  、J=7.  8Hz)4、0
5  (6H,  s> 4、07  (6H.  s) 4、  38  (4H.  q.J=7.  2Hz
>製造例69 2、2′−ペンタメチレンビス〔1,4−ジメトキシ−
3.6ービス(メトキシメトキシ)ベンゼン)1.1 
690 (2.OOmM)を無水テトラヒドロフラン3
0+1112及びヘキサメチルリン酸トリアミド5−の
混合溶媒に溶解し、N.N.N’ 。
N′−テトラメチルエチレンジアミン0.35mを加え
、アルゴン気流下に一78℃に冷却した。
n−ブチルリチウム(1.6Mヘキサン溶液)1、51
111を滴下し、20分間撹拌した。N−クロルスクシ
ンイミド321mg(2.40mM)を無水テトラヒド
ロフラン10鵬に溶解した溶液を加え、−78℃より室
温まで7時間を要して昇温した。少量の水を加えてテト
ラヒドロフランを減圧除去し、エーテル60鯨に溶解し
、有機層を水20−で3回、飽和炭酸水素ナトリウム水
溶液で1回及び飽和食塩水で1回順次洗浄し、有機層を
無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮後、シリカゲ
ル薄層クロマトグラフィー(厚さ2−園、メルク社製、
F254、展開溶媒:3o%酢酸エチルーヘキサン)で
精製して、1−(2.5−ジメトキシ−3.6ービス(
メトキシメトキシ)−4=クロルフエニル)−5− (
2.5−ジメトキシ−3.6ービス(メトキシメトキシ
)フェニル)ペンタン3111g及び2,2′−ペンタ
メチレンビス(1.4−ジメトキシ−3.6ービス〈メ
トキシメトキシ)−5−クロルベンゼン)145■Qを
1!?た。
01−(2.5−ジメトキシ−3.6ービス(メトキシ
メトキシ)−4−クロルフェニルツー5−12.5−ジ
メトキシ−3,6−ビス(メトキシメトキシ)フェニル
〕ペンタン 性状 淡黄色油状物 PMR6111)l(CDCea ) 1.40〜1.70 (6H,m) 2.55〜2.78 (4H,m) 3.53 (3)−1,s) 3.57 (6H,s) 3.65 (3H,s) 3.79 (3H,s) 3.80 (6H,s) 3.82 (3H,s) 5.02 (2H,s) 5.08 (2)1.s) 5.13 (2H,s) 5.18 (2H,s) 6.65 (1H,5) 02.2’−ペンタメチレンビス〔1,4−ジメトキシ
−3,6−ビス(メトキシメトキシ)−5−クロルベン
ゼン〕 性状 淡黄色油状物 PMRδ ρpi(CDCea) 1.41〜1.67 (6H,m) 2.58〜2.70 (4H,m) 3.58 (6H,s) 3.66 <68.s) 3.81 (6H,s) 3.83 (6H,s) 5.09 (4H,s) 5.14 (4H,s) 製造例70 1〜〔2,5−ジメトキシ−3,6−ビス(メトキシメ
トキシ)−4−クロルフェニル)−5−〔2,5−ジメ
トキシ−3,6−ビス(メトキシメトキシ)フェニル〕
ペンタン219儀9(0,35mM>をエタノール−テ
トラヒドロフラン(1:1)5m12の混合溶媒に溶解
し、室温下、アルゴン気流中、塩化水素20%を含有す
るエタノール−テトラヒドロフラン(1:1)混合液0
.5−を加え、次いで60℃にて2時間撹拌した。溶媒
を減圧留去し、これにベンゼン5mを加え、再び減圧蒸
留して塩化水素を除去した。アセトニトリル20+11
i2に溶解後、錯体C(I t CQ A O2(CH
3CN>3−アセトニトリル溶液(アセトニトリル25
或に塩化第−tR1Qを加え酸素を通して調整した>1
.51112を加え、酸素を通し1時間撹拌した。溶媒
を減圧除去した後、酢酸エチル30舶に溶解し、有機層
を水1〇−で3回水洗し、次いで飽和食塩水iomで1
回洗浄した。有機層を無水VA酸マグネシウムで乾燥し
、減圧濃縮した。シリカゲルカラムクロマドグラフイー
くメルク社製、F254、厚さl+n、B閲溶媒:50
%酢酸エチル−ヘキサン)にて111製して、2.5−
ジメトキシ−3−クロル−6−(5−(2,5−ジメト
キシ−1,4−ベンゾキノン−3−イル)ペンチル)−
1,4−ベンゾキノン1071gを得た。
性状 橙色粉末 融点44.8〜46℃ PMR6EIE)l(CDC1!3 >1.20〜1.
64 (6H,m> 2.28〜2.50 (4H,m) 3.81 <38.s) 4.05 (3H,s) 4.06 (3H,s) 4.21 (3H,s) 5.73 (IH,s) 製造例71 2.2′−ペンタメチレンビス〔1,4−ジメトキシ−
3,6−ビス(メトキシメトキシ)ベンゼン)9.8G
をアルゴン気流中、無水テトラヒドロフラン400mg
に溶解し、この溶液にヘキサメチルリン酸トリアミド1
00−を加え、ドライアイス−アセトン浴中で冷却した
。5ec−ブチルリチウム(1,4M、シクロヘキサン
溶液)29.35−を滴下し、1時間撹拌した。次いで
ヨウ化メチル4.3−を滴下し、12時間ドライアイス
−アセトン浴中で冷却し、撹拌した。溶媒を減圧留去し
、エーテル:ベンゼン(1:1)混合溶媒2Qを加・え
、有機層を水、飽和食塩水で順次洗浄し、硫酸マグネシ
ウムで乾燥し、減圧濃縮して、2,2′−ペンタメチレ
ンビス(1,4−ジメトキシ−3,6−ビス(メトキシ
メトキシ)−5−メチルベンゼン)11Qを得た。
性状 無色針状晶 融点 83〜84℃ PMR6pp働 (CDC(13) 1、 7〜1. 4  (6H、brl  )2.19
 (6H,s) 2、 61  (4H1brt  、J−7,0Hz 
 )3、 55  (12H,s) 3、 70  (6H,S) 3、 73  (6H,s) 5.01  (8H,s) 製造例72 2.2′−ペンタメチレンビス〔1,4−ジメトキシ−
3,6−ビス(メトキシメトキシ)ベンゼン)140+
eaをアルゴン気流中、無水テトラヒドロフラン5−に
溶解し、この溶液にヘキサメチルリン酸トリアミド0.
5m12を加え、ドライアイス−アセトン浴中で冷却し
た。5ec−ブチルリチウム(1,4Mシクロヘキサン
溶液)0.23mGを滴下し、1時間撹拌した。次いで
ヨウ化メチル0.06−を滴下し、ドライアイス−アセ
トン浴中で12時間撹拌した。溶媒を減圧留去しエーテ
ル:ベンゼン(1:1)混合溶媒100−を加え、有t
llli!を水、飽和食塩水で順次洗浄し、硫酸マグネ
シウム上で乾燥し、減圧濃縮して、1.4−ジメトキシ
−2,5−ビス(メトキシメトキシ)−3−メチル−6
−(5−(2,5−ジメトキシ−3,6−ビス(メトキ
シメトキシ)フェニル)ペンデル)ベンゼン100m(
lを得た。
性状 無色針状晶 融点 76〜77℃ PMRδ  pp膳 (CDCQ  3 )1、 8〜
1. 3  (6H1br−)2.18 (3H,s) 2、63 (4H,brs ) 3.51 (3H,s) 3.56 (9HXs) 3.70 (3H,s) 3.74 (3H,S) 3.76 (6H,s) 5.02 (6H,s) 5.13 (2H,s> 6.70  (1H,s) 製造例73 製造例61と同様にして2.2′−ペンタメチレンビス
(1,4−ジヒドロキシ−3,6−シメトキシー5−メ
チルベンゼン)を得た。
性状 無色粉末 PMR5pElm(CDCi23 DMSOds )1
、7〜1.3 (6H,bri ) 2.10 (6H,s) 2、5 (4H,bri ) 3.65 (6H,s) 3.69 (6H,s) 7.20 (2H,s) 7.35 (2H,s) 製造例74 2.2′−ペンタメチレンビス〔1,4−ジメトキシ−
3,6−ビス(メトキシメトキシ)ベンゼン) 1.1
0 (1,811ole )をテトラヒドロフラン20
mQとへキサメチルリン酸トリアミド4−の混合溶媒に
溶解し、ドライアイス−アセトン浴中で一78℃に冷却
した。5ec−ブチルリチウム(1、4amole/+
l1i2 )を加え1時間撹拌した。エチレンオキサイ
ドのテトラヒドロフラン溶液1Wli2(2、1+uo
le/+1112 )を加え、さらにBF3−0 E 
i 2を少量加えた。−78℃で4時間撹拌し、減圧濃
縮後ベンゼン−エーテル(1:1)混合溶媒300+l
12を加え、水、飽和食塩水で洗浄後硫酸マグネシウム
で乾燥し、濾過後濃縮した。濃縮物をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(シリカゲル200.40%酢酸エ
チル−ベンゼン)で精製して、1−(2−とドロキシエ
チル)−2,5−ジメトキシ−3,6−ピス(メトキシ
メトキシ)−4−(5−(3,6−シメトキシー2.5
−ビス(メトキシメトキシ)フェニル)ペンチル)ベン
ゼン016Qを得た。
性状 無定形粉末 PMR6ppm(CDCQ3 ) 1.4〜1.6  (6H,brm  )2.60  
(48% t、J−6,0Hz  )2.95  (2
H1tl J−6,0Hz  )3、 52  (3H
,s) 3.53  (6H,s) 3、 55  (3H,s) 3、 76  (3H,s) 3、 77  (6H,s) 3.80  (3H,S) 5、 01  (4H,S) 5.03  (4H,s) 6、 60  (1H1s) 製造例75 製造例74の5ec−ブチルリチウムを2倍量、エチレ
ンオキサイドを5倍m用いて同様の操作により4.4′
−ペンタメチレンビス(1−(2−ヒトOキシエチル)
−2,5−ジメトキシ−3,6−ごス(メトキシメトキ
シ)ベンゼン)0.90を得た。
性状 無色針状晶 融点 68〜70℃ PMRδ 1)DI(CDC123) 1、 4〜1. 6  (6H,brm  )2.50
 (4H,t、J−6,0Hz )2.96 (4H,
t1J=6.0Hz )3.53 (6H,s) 3.54 (6H,s) 3.75 (6H1s) 3.76 (6H,s) 3.79 (4H1t、J=6.0Hz )5.01 
(4H1s) 5.04 (4H,S) 実施例76 2.2′−ペンタメチレンビス(1,4−ジヒドロキシ
−3,6−シメトキシベンゼン)2001gをメタノー
ル20−に溶解し、60℃に加熱し、酸素を通じる。少
量の重炭酸ナトリウムを加え、約1時間で反応を終了さ
せ、溶媒を減圧留去し、シリカゲル分取薄層りOマドグ
ラフィー(厚さ2mg+、 WA開液液20%酢酸エチ
ルベンゼン)により、黄色油状物の粗2,2′−ペンタ
メチレンビス(3,6−シメトキシー1.4−ベンゾキ
ノン)135膳Q’E:Wl、これをエタノール−水か
ら結晶化して黄色針状晶を得た。
性状 黄色針状晶 融点 113〜115℃ PMR6p+)l(CDC123) 1、35 (6H,brm ) 2.42 (48%brt 、J−7,3H2)3.8
0 (6H,s) 4.04 (6H,s) 5.72 (2H1s) 製造例76と同様にして下記製造例77〜85の化合物
を得た。
製造例77 2.2′−へキサメチレンビス(3,6−シメトキシー
1.4−ベンゾキノン) 性状 黄色針状晶 融点 120〜122℃ PMR61)l)■(CDC123) 1、5〜1.2 (8H,br+e )2.42 (4
H%t、J−6.8Hz >3.80 (6H%S) 4.05 (6H,S) 5.72 (2H1s) 製造例78 2.2′−へブタメチレンビス(3,6−シメトキシー
1,4−ベンゾキノン) 性状 黄色針状晶 融点 77〜78℃ PMR6Elf)l(CDC(is )1、 5〜1.
 2  (IOH,brm  )2.41  (41−
1,t、J−7,3Hz  )3、 80  (6H1
s) 4.04  (6H,s) 5、 72  (2H,s) 製造例79 2.2′−オクタメチレンビス(3,6−シメトキシー
1.4−ベンゾキノン) 性状 黄色針状晶 融点 108〜110℃ PMR(5DI)I(CDC123) 1、5〜1.2 (12H,brm )2.42 (4
H,t、J−6,8Hz )3.80 (6H,s) 4.04 (6H,s) 5.72 (2H,s) 製造例80 2.2′−ノナメチレンビス(3,6−シメトキシー1
.4−ベンゾキノン) 性状 黄色柱状晶 融点 72〜74℃ PMR6E)Ell(CDC93) 1、 5〜1. 2  (14H1brm  )2.4
2 (4H1t、J−7,6Hz )3.80 (6H
1s) 4.04 (6H%S) 5.72 (2H1s) 製造例81 2.2′−デカメチレンビス(3,6−シメトキシー1
.4−ベンゾキノン) 性状 黄色油状物 PMR6pl)l(CDC123) 1.6〜1.2 (16H,m) 2.42 (4H,t、J−7,9Hz )3.80 
(6H,s) 4.05 (6H,s) 5、 72  (2H,s) 製造例82 2.2′−ドデカメチレンビス(3,6−シメトキシー
1.4−ベンゾキノン) 性状 黄色油状物 PMRδ  pp膳 (CDC(23)1.5〜1.2
 (20H,m> 2.42 (4H,t、J=7.6Hz )3.80 
(6H,s) 4.04 (6H,s) 5.72 (2H1s) 製造例83 2.2’ −(6−ドデシニレン)ビス(3,6−シメ
トキシー1,4−ベンゾキノン) 性状 黄色油状物 PMRapp■(CDCQ3) 1、65〜1.2 (12H,brg )2、12 (
4H,brt 、 J−6,7Hz )2、 43  
(4)−1,brt  、J−7,0Hz  )3. 
79  (6)1.  s) 4.05  (68% S) 5、 72  (2H,s) 製造例84 2.2’ −(8−ヘキサデシニレン)ビス(3゜6−
シメトキシー1.4−ベンゾキノン)性状 黄色油状物 PMR61)I)l(CDCQ3 ) 1、 7〜1. 2  (20H1brm  )2.1
2 (4H,t、J−7,3Hz )2.42 (4H
,t、J−7,3Hz )3.80 (6H,s) 4.05 (6)(、s) 5.72 (2H,s) 製造例85 2.2’ −(10−エイコシニレン)ビス(3゜6−
シメトキシー1,4−ベンゾキノン)性状 m白油状物 PMRδ ppm(CDCQ3) 1、7〜1.2 (28H,brm )2.12 (4
H,t、J=7.3H2)2.42 (4H,t、J−
7,3Hz >3.80 (6H,s) 4.04 (6H,s) 5.72 (2H1s) 製造例86 2.2′−ペンタメチレンビス(1,4−ジヒドロキシ
−3,6−シメトキシー5−メチルベンゼン)7Qをメ
タノール200I112に溶解し、少量の重炭酸ナトリ
ウムを加え60℃に加熱した。酸素を通じながら2時間
反応させ溶媒を減圧留去し、シリカゲルカラムクロマト
グラフィー(溶出液10%酢酸エチル−n−ヘキサン)
に付し、黄色油状物を得た。これをエタノール−水から
結晶化させ、黄色針状晶の2.2’ −ペンタメチレン
ビス(3,6−シメトキシー5−メチル−1,4−ペン
ゾキノン>4.36gを得た。
融点 84〜86℃ PMR6Dlll(CDCI23 ) 1、40 (6H,brv ) 1.91 (6H,s) 2.40 (4H,brt 、J−7,3H2)3.9
9 (12H,s) 製造例87 1.4−ジメトキシ−2,5−ビス(メトキシメトキシ
)−3−メチル−6−(5−(2,5−ジメトキシ−3
,6−ビス(メトキシメトキシ)フェニル)ペンチル)
ベンゼン426mgをテトラヒドロ7ラン5−とイソプ
ロパツール51111に溶解し、窒素気流中20%塩化
水素−テトラヒドロ7ランーイソブロバノール(1:1
)1m12を加え、室温で12時間撹拌した。溶媒を減
圧留去後無色粉末を得た。これを精製することなくメタ
ノール20−に溶解し、重炭酸ナトリウム少量を加え6
0℃に加熱し、酸素を通じながら2時間撹拌し、溶媒を
減圧留去し、分取WIMクロマトグラフィー(展開液4
0%酢酸エチル−〇−ヘキサン)で展開し、黄色粉末で
ある2、5−ジメトキシ−3−メチル−6−(5−(2
,5−ジメトキシ−1゜4−ベンゾキノン−3−イル)
ペンチル〕−1゜4−ベンゾキノン262■Qを得た。
融点 48〜49℃ PMR6DDm(CDC93) 1、45〜1.25 <6)1. brm )1.91
 (31−1,S) 2.43 (2H,t、J−7,8Hz )3.79 
(3H,s) 3.98 (6H,s) 4.05 (3H,S) 4.39 (2H,t、J−7,8H2)5.72 (
1H,s) 製造例88 4.4′〜ペンタメチレンビス(1−(2−ヒドロキシ
エチル)−2,5−ジメトキシ−3,6−ビス(メトキ
シメトキシ)ベンゼン)402maをテトラヒドロフラ
ン411i2とイソプロパツール4−の混合溶媒に溶解
し、水冷下20%塩化水素(テトラヒトO7ラン−イソ
プロパノール(1:1)混合溶媒中)0.8−を加え、
50℃の水浴で加熱しながら5時間撹拌した。濃縮後、
ベンゼンを加え濃縮操作を3回行ない、メタノール1〇
−に溶解後脚酸水素ナトリウムを少量を加え水浴上50
〜60℃に加熱しながら酸素ガスを吹き込んだ。5時間
の反発後濾過濃縮し、次に分取シリカゲル薄層クロマト
グラフィー〔展mg*酢酸エチル:ベンゼン(1:1)
)を行ない、石油エーテルで結晶化し、5.5′−ペン
タメチレンビス(2−(2−ヒドロキシエチル)−3,
6−シメトキシー1.4−ベンゾキノン)3051Gを
得た。
性状 黄色針状晶 融点 97〜99℃ PMR61)+)l(COCO2) 1.2〜1.5 (6H,m> 2、 35  (4H,brt  、  J−6,5H
z  )2.68 (4H,t、J=7.5Hz )3
.67 (4H,t、J−7,5Hz )3.96 (
6H,S) 4.00 (6)−1,S) 製造例89 1.4−ジメトキシ−2,5−ビス(メトキシメトキシ
)ベンゼン280a+Q(1,08mM>をテトラヒド
ロフラン5III2とヘキサメチルリン酸トリアミド1
m12の混合溶媒に溶解し、ドライアイス−アセトン浴
で一78℃に冷却し、5ec−ブチルリチウム(1,2
1Mシクロヘキサン溶液)1.08m12(1,21m
M)を加え、30分撹拌後、1−(4−ヨードブチル)
−2,5−ジメトキシ−3,6−ビス(メトキシメトキ
シ)ベンゼン4401!It(1,0mM)のテトラヒ
ドロフラン溶液2−を加え、12時間撹拌した。減圧濃
縮後、エーテル60−を加え、水40−で2回、飽和食
塩水で2回洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥した。
減圧濃縮後、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(直
径2 CIX長さ20c+e、展開溶媒20%酢酸エチ
ル−ベンゼン溶媒)により精製し、2,2′−テトラメ
チレンビス〔1,4−ジメトキシ−3゜6−ビス(メト
キシメトキシ)ベンゼン〕467mgを得た。
性状 無色油状物 PMR600m (CDC(13); 1.7〜1.6 (4H,m) 2、70 (4H,br、t、 J−7゜5Hz)3.
53 (6H,s) 3.57 (6H,s) 3.79 (6H,s) 3、 80  (6H,s) 5.00  (4H,s) 5、 1 7  (4H,S) 6゜ 63  (2H,s) 製造例90 1−(2−とドロキシエチル)−2,5−ジメトキシ−
3,6−ビス(メトキシメトキシ)ベンゼン374mo
をジメチルホルムアミド3IQに溶解し、水冷下水素化
ナトリウム(60%分散)80■gを加え、続いて1−
(3−ヨードプロピル)−2,5−ジメトキシ−3,6
−ビス(メトキシメトキシ)ベンゼン527■9のテト
ラヒドロフラン溶液2−を加え、オイルバスで50℃に
加熱した。
6時間後、氷水とエーテル100m12を加えた。エー
テル層は水50IIIQで2回、飽和食塩水50111
2で2回洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧濃
縮後、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(径3ci
x 15cm1溶出液40%酢酸エチル−〇−ヘキサン
溶液、「ワコーゲルC−200J )により精製し、2
−(2,5−ジメトキシ−3,6−ビス(メトキシメト
キシ)フェニル〕エチル3−(2,5−ジメトキシ−3
,6−ビス(メトキシメトキシ)フェニル〕プロピルエ
ーテル484■Qを得た。
性状 無色油状物 PMR6pl)m(COCO2): 1.85 (2H,m) 2.73 (2H,t、J−6,1Hz )3.00 
(2H,t、J−6,2Hz )3.53 (2H,t
、J−6,1F(z )3、54 (6H,br、s) 3゜58 (6H,br、s) 3.59 (2H,t、J−6,2Hz>3、79 (
9H,br、s) 3.80 (3H,s) 5、03 (4H,br、d、 J−5,1H2)5、
 1 7  (4H,br、s> 6、 65  (IH,s) 6、 67  (1H,s) 製造例91 1−ヒトOキシメチルー2.5−ジメトキシ−3,6−
ビス(メトキシメトキシ)ベンゼン69610をジメチ
ルホルムアミド10111gに溶解し、水冷下水素化ナ
トリウム(60%分散)1441!I+を加え、続いて
1−クロロメチル−2,5−ジメトキシ−3,6−ビス
(メトキシメトキシ)ベンゼン)741mgのジメチル
ホルムアミド溶液3Gを加えて、50〜60℃に加熱し
、12時間撹拌した。氷水を加えこれを酢酸エチル10
0−で抽出した。酢酸エチル層を、水50112で2回
、飽和食塩水50119で2回洗浄後、硫酸ナトリウム
で乾燥した。減圧濃縮後、シリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(直径2 CIX長さ15cm、溶出液20%
酢酸エチル−ベンゼン溶媒、「ワコーゲルC−200J
 )によりFII製し、ビス((2,5−ジメトキシ−
3,6−ビス(メトキシメトキシ)フェニル)メチル)
エーテル1.20を得た。
性状 無色無定形粉末 PMR6Dl)m(CDC(23): 3.47 (3H,s> 3.53 (3H,s) 3.76 (3H,S) 3.78 (3H,s) 4.65 (4H,s) 5.00 (4H,s) 5.14 (4H,s) 6.71 (2H,s) 製造例92 1.4−ジメトキシ−2,5−ビス(メトキシメトキシ
)ベンゼン140iaを無水テトラヒドロフラン4−に
溶解し、ヘキサメチルリン酸トリアミド1−を加えた。
−78℃に冷却し、5ee−ブチルリチウム(1,2M
WJ液)0.54鵬を滴下し、30分間撹拌した。次い
で、1−(3−ヨードプロピル)−2,5−ジメトキシ
−3,6−ビス(メトキシメトキシ)ベンゼン350i
oを無水テトラヒドロフラン1mに溶解した溶液を加え
撹拌を続けた。2時間で反応を終了し、反応混合物を減
圧下に濃縮して分取薄層クロマトグラフィーにのせ、3
0%酢酸エチル−n−ヘキサン溶液で2回展開した。目
的化合物2.2′−トリメチレンビス〔1,4−ジメト
キシ−3,6−ビス(メトキシメトキシ)ベンゼン〕を
169molた。
性状 無色油状物 PMRδppm (CDC123): 1.83 (2H,m) 2.78 (4H,br、t、J−7Hz )3.51
 (6H,s) 3.56 (6f−1,s) 3.77 (12H,s) 4.99  (4H,s) 5. 15  (4H,S) 6、 62  (2H,s) 製造例93 硫化ナトリウム(Na2S−9H20,300so、1
.25■−01)をエタノール10−に溶解し、1−(
3−ヨードプロピル)−2,5−ジメトキシ−3,6−
ビス(メトキシメトキシ)ベンゼン573.71g(1
,3Hol)をエタノール6112に溶解した溶液を水
冷下加えた。20分間室温で撹拌し、さらに還流下2時
間撹拌した。冷却後減圧上濃縮し、分取TLC(シリカ
ゲル60、厚さ11、メルク社製、展開溶媒:酢酸エチ
ル:n−ヘキサン−3ニア)に付し、ビス(3−(2,
5−ジメトキシ−3,6−ビス(メトキシメトキシ)フ
ェニル〕プロピル)ジスルフィド290.Om。
を得た。
性状 無色油状物 PMRδl)pm  (CDC123):1、 8〜2
. 1  (4H,m) 2、 7〜1.85  (8H,m) 3、 53  (6H,s) 3、 59  (6H,S) 3.80  (12H,s) 5.03  (4H,s) 5、 18  (4H,s) 6、 66  (2H,s) 製造例94 硫化ナトリウム(Na2S・9日20.60.97霞a
、 0.251mol)をエタノール2WIJに溶解し
た。水冷下1−(5−ヨードペンチル)−2,5−ジメ
トキシ−3,6−ビス(メトキシメトキシ)ベンゼン2
30.5膳CI(0,51101)をエタノール211
2に溶解した溶液を滴下した。この反応液を20分間遠
流下撹拌した。冷却後減圧上濃縮し、分取TLC(シリ
カゲル60、厚さ1園−、メルク社製、展開溶媒:酢酸
エチル二〇−ヘキサンー3ニア)に付し、ビス(5−(
2,5−ジメトキシ−3,6−ビス(メトキシメトキシ
)フェニル)ペンチル)スルフィド156.910を得
た。
性状 無色油状物 PMRδppm (CDC(13): 1.33〜1.73 (12H,m) 2.37〜2.80 (8H,m) 3.48 (6H,s) 3.53 (6H,s) 3.76 <128.s) 4.97 (4H,s) 5.13 (4H,s) 6.61 (2H,s) 製造例95 2.5−ジヒドロキシ−1,4−ベンゾキノン1.4g
をテトラヒドロフラン401112に溶解し、さらに酢
11!101m2と37%ホルマリン水溶液0.29を
加え室温で一夜撹拌した。
反応液は減圧下、濃縮乾固後、テトラヒドロフラン50
w1Jに溶解し、ジアゾメタン−エーテル溶液を過剰に
加え0℃で0.5時間撹拌を行いメチル化した。次いで
、シリカゲルカラムクロマトグラフィー〔溶出液:酢酸
エチル−ジクロロメタン(5:95v/vl )に付し
、粗生成物を得た。
これをエタノールで再結晶して、2.2’ −メチレン
ビス(3,6−シメトキシー1.4−ベンゾキノン)2
20m!Jを得た。
性状 黄色針状晶 融点;198〜199℃ PMRδpl)m (CDC123> ;3.62 (
2H,s) 3.80 (6H,s) 4.07 (6H,s> 5.73 (2H,s) 製造例96 1.2−ビス〔2,5−ジメトキシ−3,6−ビス(メ
トキシメトキシ)フェニル〕エタノール302纏りを氷
冷下三フッ化酢酸5I!I12に溶解し、トリエチルシ
ラン0.4−を加え、水冷下2時間撹拌した。減圧濃縮
後、ベンゼンを加えて減圧濃縮した。残漬をメタノール
5−に溶解し、触媒量の炭酸水素ナトリウムを加え、酵
素ガスを溶液中に吹き込んだ。2時間後、濾過し、炉液
を減圧濃縮した。これを薄層りOマドグラフィー(シリ
カゲルプレート、メルク社製、20CIX20C■、厚
さ2■、2枚、展開溶媒30%酢酸エチル−n−へキサ
ン溶液)で精製し、2.2′−エチレンビス(3,6−
シメトキシー1,4−ベンゾキノン)1321!Jを得
た。
性状 黄色油状物 PMR6pDm (COCO2): 2.60 (4H,S) 3、 58  (6H,s) 3.87  (6H,s) 5、 62  (2)−1,s) 製造例97 2.2′−テトラメチレンビス〔1,4−ジメトキシ−
3,6−ビス(メトキシメトキシ)ベンぜン)355s
oをテトラヒドロフラン81111i2とイソプロパツ
ール4−の混合溶媒に溶解し、10%塩化水素−テトラ
ヒドロフラン−イソプロパツール溶液1.212を加え
、室温で12時間撹拌した。
減圧濃縮し、ベンゼンを加えて減圧濃縮した。この残渣
をメタノール511Qに溶解し、触媒量の炭酸水素ナト
リウムを加えて、酸素ガスを吹き込んだ。
2時間後、か通して減圧濃縮し、シリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(直径2 CIX長さ5C1、展開溶媒
30%酢酸エチル−〇−へキサン溶液、[ワコーゲルC
−200J ”)により精製し、エタノールから結晶化
させ、2,2′−テトラメチレンビス(3,6−シメト
キシー1.4−ベンゾキノン>120soを13 性状 黄色針状晶 融点:185〜186℃ PMRδf)pm (CDC9i ’);1.42 (
4H,m) 2.43 (4H,t、J−7,6Hz )3.80 
(6H,s) 4.03 (6H,S) 5.72 (2H,S) 製造例98 2−(2,5−ジメトキシ−3,6−ビス(メトキシメ
トキシ)フェニル〕エチル 3− (2゜5−ジメトキ
シ−3,6−ビス(メトキシメトキシ)フェニル)プロ
ピル エーテル484IQをテトラヒドロフラン5−と
イソプロパツール5−の混合溶媒に溶解し、10%塩化
水素−テトラヒドロ7ランーイソプロバノール溶液1−
を加え室温で14時間撹拌した。減圧1縮後、ベンゼン
を加え減圧濃縮した。
残渣をメタノール10I112に溶解し、触媒量の炭酸
水素ナトリウムを加え、酸素ガスを吹き込んだ。
析出した結晶をジクロルメタンを加えて溶解して濾過し
た。P液を濃縮してシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(直径2 CIX長さ5cm、I出液10%酢酸エチ
ル−ジクロルメタン溶液、[ワコーゲルC−200J 
)により精製し、エタノールから結晶化させて2−(3
,6−シメトキシー1゜4−ベンゾキノン−2−イル)
エチル 3− (3゜6−シメトキシー1.4−ベンゾ
キノン−2−イル)プロピル エーテル243m(lを
得た。
性状 黄色針状晶 融点=129〜130℃ PMRδl)pm (COCO2): 1.8〜1.5 (2H,m) 2.48 (2H,t、J−7,6Hz )2.73 
 (2H,t、J=7.2H7)3.5〜3.3  (
4H,m) 3.80  (6H,br、s) 4.06  (3H,s) 4.07  (3H,s) 5、 72  (IH,s) 5、 73  (1H,s) 製造例99 ビス((1,4−ジメトキシ−3,6−ビス(メトキシ
メトキシ)フェニルコメチル)エーテル402eaをテ
トラヒドロ7ラン4−とイソプロパツール4−の混合溶
媒に溶解し、10%塩化水素−テトラヒドロフラン−イ
ソプロパツール溶液0.8−を加え、40〜50℃に加
熱して4時間撹拌した。減圧濃縮後、ベンゼンを加えて
濃縮した。残渣をCH3CNに溶解し、触媒量の塩化第
一銅を加えて、酸素ガスを吹き込んだ。1時間後、枦遇
し減圧濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(
直径1.5cmx長さ10cm、溶出溶媒20%酢酸エ
チル−ベンゼン溶液、[ワコーグルC−200J )に
かけ、ビス〔(3,6−シメトキシー1.4−ベンゾキ
ノニルメチル)エーテル〕82I1gを得た。
性状 黄色油状物 PMR600m(CDCQs); 3.48 (4H,s) 3.51 (6H,S) 3.96 (6H,s) 5.80 (2H,s) 製造例100 2.2′−トリメチレンビス〔1,4−ジメトキシ−3
,6−ビス(メトキシメトキシ)ベンゼン)169mo
をテトラヒドロ7ラン2−、イソプロパツール2111
2に溶解し、塩化水素20%を含有するテトラヒドロ7
ランーイソブロパノール(1:1)溶液0.412を加
えて室温下、アルゴン気流中で1日撹拌した。溶媒を減
圧下除去し、メタノール20−に溶解して微量のNaH
COsを加え、酸素ガスを通じながら室温下30分撹拌
した。溶媒を減圧下除去し、シリカゲル分取TLC(厚
さ1鳳■、シリカゲル)にかけ、酢酸エチル−n−ヘキ
サン(1:1)で展開して粗製物50■9を得た。
これをエタノールから結晶化させて2.2’ −トリメ
チレンビス(3,6−シメトキシー1.4−ベンゾキノ
ン)20.4soを得た。
性状 黄色微針状晶 融点=157〜159℃ PMRδl)E)m (CDCQs ) :1.54 
(2H,m) 2.47 (4H,br、t、J−7,6H2)3.8
0 (6H,s) 4.06 (6H,s) 5.73 (2H,s) 製造例101 ビス(3−(2,5−ジメトキシ−3,6−ビス(メト
キシメトキシ)フェニル)プロピル)ジスルフィド25
9.7soをテトラヒドロフラン4−−イソプロパツー
ル4−の混合溶媒に溶解し、反応系内を減圧脱気により
アルゴンガス置換を3回行なった。塩化水素(20%)
−テトラヒドロフラン−イソプロパノール溶液1−を加
え、70℃に加温撹拌し、約1時間で反応は終了した。
溶媒を減圧留去後ベンゼン5−を加え減圧留去し、淡褐
色の油状物を得た。この油状物を精製することなくメタ
ノール10−に溶解し、室温上酸素を通じた。少量の重
炭酸ナトリウムを加え、約2時間で反応を終了させ、溶
媒を減圧留去し、シリカゲル分取14111クロマトグ
ラフイー(厚さ1■、展開液50%酢酸エチル−ベンゼ
ン)によりビス(3−(3,6−シメトキシー1.4−
ベンゾキノン−2−イル)プロピル)ジスルフィドを4
5.0so得た。
性状 黄色油状物 PMR6pDm(CDCQ3); 1.81 (6H,m> 2.55 (6H,t、J−7,6Hz )2.69 
(6H,t、J−7,2H2)3.81 (6H,s) 4゜09 (6H,s) 5.74 (2)−1,s) 高分解能質量分析(C22H2a 01182 )実測
値(m/Z)  482.1096理論1(m/z) 
 482.1069製造例102 ビス(5−(2,5−ジメトキシ−3,6−ビス(メト
キシメトキシ)フェニル)ペンチル)スルフィド118
.0mg(0゜171101)をテトラヒドロフラン1
112−イソプロパツール11i2の混合溶媒に溶解し
、反応系内を減圧脱気によりアルゴンガス置換を3回行
なった。塩化水素(20%)−テトラヒドロフラン−イ
ソプロパノール溶液0、211i11を加え、室温下に
1時間撹拌した後、更に70℃に昇温し、1時間反応さ
せ反応を完結した。溶媒を減圧画人後ベンゼン2III
2を加え減圧留去し、淡褐色油状の反応物を得た。この
反応物を精製することなくメタノール5鯨に溶解し、4
0℃に加熱し、酸素を通じた。少量の重炭酸ナトリウム
を加え、約1時間で反応を終了させ、溶媒を減圧留去し
、シリカゲル分取薄層クロマトグラフィー(厚さ1■、
展開液50%酢酸エチル−n −へキサン)によりビス
(5−(3,6−シメトキシー1.4−ベンゾキノン−
2−イル)ペンチルフスルフィド60.5maを得た。
性状 黄色油状物 PMRδppm (CDCQ3 ): 1.3〜1.9 (12H,m) 2.3〜2.6 (8)1. m) 3.80 (6H,s) 4.06  (6H,s) 5、 68  (2H,S) 製造例103 製造例95のシリカゲルカラムクロマトグラフィーにお
いて、2,2′−メチレンビス(3,6−シメトキシー
1.4−ベンゾキノン)に引続いて溶出する分画を、エ
タノールより結晶化して、2.5−ジメトキシ−3,6
−ビス(2,5−ジメトキシ−1,4−ベンゾキノン−
3−イルメチル)−1,4−ベンゾキノン150waを
得た。
性状 黄色針状晶 融点 219〜219.5℃ PMR61)p−(CDCQa  ) 3.56 (4H,s) 3.81 (6H,s) 3.97 (6H,s) 4.03 (6H,s) 5.74 (2H,s) 製造例104 製造例54のシリカゲルカラムクロマトグラフィーにお
いて、2,2′−ペンタメチレンビス〔1,4−ジメト
キシ−3,6−ビス(メトキシメトキシ)ベンゼン〕に
引続いて、酢酸エチル−〇−ヘキサンー3ニアの混合溶
媒で溶出する分画より1,4−ジメトキシ−2,5−ビ
ス(メトキシメトキシ)−3,6−ヒス(5−(2,5
−ジメトキシ−3,6−ビス(メトキシメトキシ)フェ
ニル)ペンチル)ベンゼン35+Igを得た。
性状 無色結晶 ・PMRδ I)I)l  (CD CQ 3 )1.
4〜1.7 (12H,m> 2.5〜2.8 (8H,m) 3.53 (6H,s) 3.57 (12t−1,s) 3.76 (6)−1,s) 3.79 (12H,s) 5.02  (4H,s) 5.04  (4H,s) 5.23  (4H,s) 6.65  (2H,s) 製造例105 1.4−ジメトキシ−2,5−ビス(メトキシメトキシ
)−3,6−ビス(5−(2,5−ジメトキシ−3,6
−ビス(メトキシメトキシ)フェニル)ペンチル)ベン
ゼン500mgを製造例97と同様の方法により、脱メ
トキシメチル化及び酸化した。次いでシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(展開溶媒=5%酢酸メチルージク
ロロメタン)で精製の後、エタノールで結晶化して、2
゜5−ジメトキシ−3,6−ビス(5−(2,5−ジメ
トキシ−1,4−ベンゾキノン−3−イル)ペンチル)
−1,4−ベンゾキノン1501gを得た。
性状 橙色針状晶 融点 134〜135℃ PMR61)+)■ (CDC(+3  )1.3〜1
. 5  (12H,m> 2.3〜2. 5  (8H,m) 3、81  (6H,s) 3.99  (6H,s) 4、 20  (6H,s) 5、 73  (2H,s) 製造例106 2.2′−ペンタメチレンビス(3,6−シメトキシー
1.4−ベンゾキノン)501gをメタノール−テトラ
ヒドロフラン(3:2)混合溶媒5−に溶解し、6N1
11水1m1llll、室温r J 1間撹拌した。次
いで反応液を水30II112で希釈し、エチルエーテ
ル15−で3回抽出した。エーテル層を合せて水洗し、
次いで飽和食塩水で洗い、無水硫酸マグネシウムで脱水
後、減圧濃縮し、カラムクロマトグラフィー(トーヨー
バールHW40、東洋曹達工業株式会社製、展開溶媒;
クロロホルム−メタノール−1:1)により精製して、
2゜2′−ペンタメチレンビス(3−ヒドロキシ−5−
メトキシ−1,4−ベンゾキノン)5■9を得た。
性状 橙色粉末 PMR6pDI  (CDC(13) 1.48 (6H,m) 2.43 (4H,t、J−7,0H2)3.85 (
6H,s) 5.83 (2H,s) 7.22 (2H,s) 製造例107 2.2′−ペンタメチレンビス(1,4−ジヒドロキシ
−3,6−シメトキシベンゼン)500醜Qをアルゴン
気流下、脱気したジクロロメタン40mに懸濁し、水冷
上塩化アセチル0.308−を加え、次いでジイソプロ
ピルエチルアミン0.528m1を加え、撹拌しながら
14時間かけ室温に戻した。反応液を氷水中に注ぎ、ジ
クロロメタン層を水洗し、濃縮した。これをシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(溶出液;酢酸エチル−ベン
ゼン−1:4)により精製して、2.2′−ペンタメチ
レンビス(1,4−ジアセトキシ−3,6−シメトキシ
ベンゼン>44410を得た。
性状 無色針状晶 融点 94.5〜95.0℃ PMRδ   pp膳  (CDC123)1.3〜1
゜6 (6H,m) 2.27 (6H,s) 2.30 (6H,s) 2.4〜2.6 (4H,m) 3.73 (12H,s) 6.54 (2H,s) 製造例108 製造例54において、1.4−ジメトキシ−2゜5−ビ
ス(メトキシメトキシ)ベンゼンの代りに、1−、(2
,5−ジメトキシ−3,6−ビス(メトキシメトキシ)
フェニル〕ノナンー4−イン202 raaと1−(5
−ブロモペンチル)−2,5=ジメトキシ−3,6−ビ
ス(メトキシメトキシ)ベンゼン323II1gを使用
し、同様の方法により、1.4−ジメトキシ−2,5−
ビス(メトキシメトキシ)−6−(4−フェニル)−3
−(5−〔2,5−ジメトキシ−3,6−ビス(メトキ
シメトキシ)フェニル〕ペンチル)ベンゼン1601(
lを得た。
性状 無色粉末 PMR6pp■ (CDCI23) 0.90 (3H,t、J−7,1Hz)1.35〜1
.55 (4H,m) 1.55〜1.67 (6H,m) 1.67〜1.84 (2H,m) 2.15 (2H,tt、J−7,12,2,4Hz) 2.23  (2H,tt、J−7,12,2,4H2
) 2.62  (2H,t、J−7,1H2)2.69 
 (2H,t、J−7,8Hz)2、 70  (2H
,t、J−7,8H2)3.53  (3H,s) 3、 578  (3H,s) 3.572  (3H,s) 3、 59  (3H,s) 3.75  (3H,s) 3、 76  (3H,s) 3、 788  (3H,s) 3、 790  (3H,s) 4.98  (2H,s) 4.99  (2H,s) 5.08  (4H,s) 6.64  (1H,S) 製造例109 1.4−ジメトキシ−2,5−ビス(メトキシメトキシ
)−6−(4−フェニル)−3−(5−〔2,5−ジメ
トキシ−3,6−ビス(メトキシメトキシ)フェニル〕
ペンチル)ベンゼン1501gを製造例97と同様の方
法により、脱メトキシメチル化及び酸化して、2.5−
ジメトキシ−3−(4−フェニル)−6−(5−(2,
5−ジメトキシ−1,4−ベンゾキノン−3−イル)ペ
ンチル)−1,4−ベンゾキノン72−gを得た。
性状 橙色粉末 PMRδ pEll  (CD CQ 3 )0.90
 (3H,t、J−6,8Hz)1.2〜1.8 (1
2H,m) 2.1〜2.3 (4H,m) 2.3〜2.6 (6H,m) 4.01 (3H,s) 4.05 (3)−1,s) 4.06 (6)1.s) 5、 73  (1H,s) 製造例110 製造例92において、1.4−ジメトキシ−2゜5−ビ
ス(メトキシメトキシ)ベンゼンの代りに1.4−ジメ
トキシ−2,5−ビス(メトキシメトキシ’)−6−(
4−フェニル)−3−(5−〔2,5−ジメトキシ−3
,6−ビス(メトキシメトキシ)フェニル〕ペンチル)
ベンゼン608mgを用い、同様にして1.4−ジメト
キシ−2゜5−ビス(メトキシメトキシ) −6−(4
−)二ニル)−3−(3−(2,5−ジメトキシ−3゜
6−ビス(メトキシメトキシ)フェニル)ブOビル)ベ
ンゼン523+eaを得た。
性状 無色粉末 PMR5DDI  (CDCI23 )0.90 (3
H,t、J−7,0H2)1.4〜1.5 (4H,m
) 1.6〜1.9 (4H,m) 2.1〜2.3  (4H,m) 2.6〜2.9  (6H,m) 3.52  (3H,s> 3.56  (3H,s) 3.57  (3H,s) 3.58  (3H,s) 3.750  (3H,s) 3.752  (3H,s) 3.77  (3H,s) 3.78  (3H,s) 4.99  (2H,s) 5.02  (2H,S) 5.03  (2H,s) 5.16  (2H,s) 6.63  (IH,s) 製造例111 1.4−ジメトキシ−2,5−ビス(メトキシメトキシ
)−6−(4−フェニル)−3−(3−〔2,5−ジメ
トキシ−3,6−ビス(メトキシメトキシ)フェニル〕
プロピル)ベンゼン52311gを製造例97と同様の
方法により脱メトキシ化及び酸化して、2.5−ジメト
キシ−3−(4−フェニル)−6−(3−(2,5−ジ
メトキシ−1,4−ベンゾキノン−3−イル)プロピル
)−1,4−ベンゾキノン10811[1を得た。
性状 橙色粉末 PMR5ppm  <CDCl23) O090(3H,t、J−7,0Hz)1.3〜2.0
 (8H,m) 2.0〜2゜3 (4H,m) 2.3〜2.6 (6H,m) 3.80 (3H,s) 4.00 (6H,S) 4.06 (3H,s) 5.72 (1H,s) 製造例112 1.4−ジメトキシ−2,5−ビス(メトキシメトキシ
)ベンゼン10gをアルゴン気流下、無水トルエン20
0mflに溶解し、ヘキサメチルリン酸トリアミド50
1Q及びN、N、N’ 、N’ −テトラメチルエチレ
ンジアミン8.75WIJを加え、ドライアイス−アセ
トン浴中で冷却した。n−ブチルリチウムの1.5M−
ヘキサン溶液39++gを滴下し30分間撹拌した。次
いで1−ヨードブタン8.91flを加え、撹拌しなが
ら12時間をかけて室温に戻した。以下、製造例1と同
様の後処理及び精製を行なって3−ブチル−1,4−ジ
メトキシ−2,5−ビス(メトキシメトキシ)ベンゼン
8.50を得た。
性状 無色油状物 PMR61)DI   (CDCQs  )0.90 
(3H,t、J−7,3Hz)1.3〜1.6 (4H
,m) 2.67 (2H,t、J−7,3Hz)3.53  
(3H,s> 3.59  (3H,s) 3.79  (6H,s) 5.02  (2H,s) 5.17  (2H,s) 6.64  (IH,s) 製造例113 製造例54において、1.4−ジメトキシ−2゜5−ビ
ス(メトキシメトキシ)ベンゼンの代りに3−ブチル−
1,4−ジメトキシ−2,5−ビス(メトキシメトキシ
)ベンゼン5Qを使用し、同様にして1.4−ジメトキ
シ−2,5−ビス(メトキシメトキシ)−6−プチルー
3− (5−(2゜5−ジメトキシ−3,6−ビス(メ
トキシメトキシ)フェニル)ペンチル)ベンゼン6.1
0を得た。
性状 無色結晶 PMR61)DI  (CDC(13)0.94  (
3H,t、J−7,0Hz)1.3〜1.7  (10
H,m) 2.6〜2.75  (6H,m) 3、 53  (3H,S) 3、 57  (3H,S) 3.58  (3H,s) 3.59  (3H,S) 3.75  (3H,s) 3.76  (3H,S) 3.79  (6H,s) 5.02  (2H,s) 5.05  (4H,s) 5、 1 7  (2H,s) 6.64  (1H,s) 製造例114 1.4−ジメトキシ−2,5−ビス(メトキシメトキシ
)−6−プチルー3− (5−(2,5−ジメトキシ−
3,6−ビス(メトキシメトキシ)フェニル〕ペンチル
)ベンゼン1Qを、製造例97と同様の方法により脱メ
トキシ化及び酸化して、2,5−ジメトキシ−3−ブチ
ル−6−〔5−(2,5−ジメトキシ−1,4−ベンゾ
キノン−3−イル)ペンチル)−1,4−ベンゾキノン
200Qを得た。
性状 黄色粉末 PMRδ I)pm  (CD CQ 3 )o、90
 (3H,t、J−7,0Hz)1.3〜1.5 (1
0H,m) 2.3〜2.5 (6H,m) 3.81 (3H,s) 3.99 (6H,s) 4.06 (3H,s)  、 5.73 (IH,s) 製造例115 1.4−ジメトキシ−2,5−ビス(メトキシメトキシ
)−6−プチルー3− (5−(2,5−ジメトキシ−
3,6−ビス(メトキシメトキシ)フェニル〕ペンチル
)ベンゼン2Qを、アルゴン気流下、無水トルエン−テ
トラヒドロ7ラン(4:1)混合溶媒50m12に溶解
し、ヘキサメチルリン酸トリアミド10−及びN、N、
N’ 、N’ −テトラメチルエチレンジアミン0.9
4mを加え、ドライアイス−アセトン浴中で冷却した。
n−ブチルリチウムの1.5M−ヘキサン溶液4111
Gを滴下し30分間撹拌した。次いで酸素ガスを30分
間通じ、更に4時間をかけて室温に戻した。反応液を濃
縮後、酢酸エチル1001flを加え、飽和重亜硫酸水
溶液30−で2回、水30Ii2で1回、更に飽和食塩
水30Il12で1回洗浄した。酢酸エチル層を無水v
Lmマグネシウムで脱水後、濃縮し、シリカゲルカラム
クロマトグラフィー(溶出液:酢酸エチル−n−ヘキサ
ン−1:9)で精製して、1.4−ジメトキシ−2,5
−ビス(メトキシメトキシ)−6−プチルー3− (5
−(2,5−ジメトキシ−3,6−ビス(メトキシメト
キシ)−4−ヒドロキシフェニル〕ペンチル)ベンゼン
1.39を得た。
性状 無色油状物 PMR6pp烏 (CDCL’  3 )0.93 (
3H,t、J−6,5Hz)1.3〜1.7 (10H
,m) 2.5〜2.7 (6H,m) 3.56 (6H,s) 3.57 (3H,s) 3.58 (3H,s) 3.76 (6H,S)’ 3.79 (3H,s) 3.83 (3H,s) 5.03 (4H,s) 5.06 (2H,s) 5.08 (2H,s) 6.24 (IH,s) 製造例116 1,4−ジメトキシ−2,5−ビス(メトキシメトキシ
)−6−プチルー3− (5−(2,5−ジメトキシ−
3,6−ビス(メトキシメトキシ)−4−ヒドロキシフ
ェニル)ペンチル)ベンゼン1.3Qをメタノール50
112に溶解し、0℃で過剰のジアゾメタンエーテル溶
液を加え、3時間撹拌した。反応液を濃縮して、1.4
−ジメトキシ−2,5−ビス(メトキシメトキシ)−6
−プチルー3− (5−(2,4,5−トリメトキシ−
3゜6−ビス〈メトキシメトキシ〉フェニル)ペンチル
lベンゼン1.3Qを得た。
性状 無色油状物 PMRδ 1)91  (CD CQ 3)0.93 
(3H,t、J−6,6Hz)1.3〜1.6 (IO
H,m) 2.5〜2.7 (6H,m) 3.56 (6H,s) 3.58  (3H,s) 3.62  (3H,s) 3、 76  (6H,s) 3.81  (3H,s) 3.82  (3H,s) 3.90  (3)(、s) 5.05  (4H,s) 5.06  (2H,s) 5、 10  (2H,S) 製造例117 1.4−ジメトキシ−2,5−ビス(メトキシメトキシ
)−6−プチルー3− (5−(2,4゜5−トリメト
キシ−3,6−ビス(メトキシメトキシ)フェニル〕ペ
ンチル)ベンゼン1.3gを、製造例97と同様の方法
により脱メトキシメチル化及び酸化して、2.5−ジメ
トキシ−3−ブチル−6−(5−(2,3,5−トリメ
トキシ−1゜4−ベンゾキノン−6−イル)ペンチル〕
−1゜4−ベンゾキノン600m(lを得た。
性状 赤色粉末 PMRδ ppI  (CD CQ 3)0.93 (
3H,t、J−6,5Hz)1.3〜1.5 (10H
,m) 2.3〜2.5 (6H,m) 3.97 (3H,s) 3.99 (9H,s) 4.02 (3H,s) 製造例118 1.4−ジメトキシ−2,5−ビス(メトキシメトキシ
)−6−プチルー3− (5−(2,5−ジメトキシ−
3,6−ビス(メトキシメトキシ)フェニル〕ペンチル
)ベンゼン1gを用い、製造例115の方法で酸素ガス
の代りにエチルクロロホルメート0.31Qを用いて同
様にして、1.4−ジメトキシ−2,5−ビス(メトキ
シメトキシ)−6−プチルー3− (5−(2,5−ジ
メトキシ−3,6−ビス(メトキシメトキシ)−4−エ
トキシカルボニルフェニル〕ペンチル)ベンゼン1.3
0f41だ。
性状 無色油状物 PMRδ ppm  (CDC93) 0.95 (3)−1,t、J−7,3Hz)1.40
 (3H,t、J−7,0Hz)1.4〜1.7 (1
0H,m) 2、5〜2.7 (61−1,m) 3.53 (3H,s) 3.57 (3H,s) 3.5.8 (3H,s) 3.59 (3H,s) 3.79 (6H,s) 3.80 (3)−1,s) 3.83°(3H,s) 4、−40 (2H,Q、J−7,0Hz)5.05 
(2)(、s) 5、 06  (2H,s> 5. 07  (2H,s) 5、 09  (2H,s) 製造例119 製造例115で、1.4−ジメトキシ−2,5−ビス(
メトキシメトキシ)−6−ブチル−3〜(5−(2,5
−ジメトキシ−3,6〜ビス(メトキシメトキシ)フェ
ニル〕ペンチル)ベンゼンに代えて、1.1′ −ペン
タメチレンビス〔2゜5−ジメトキシ−3,6−ビス(
メトキシメトキシ)ベンゼン)2gを用い、同様に酸化
し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製して
、1.4−ジメトキシ−2,5−ビス(メトキシメトキ
シ)−6−ヒドロキシ−3−(5−C2,5−ジメトキ
シ−3,6−ビス(メトキシメトキシ)フェニル〕ペン
チル)ベンゼン250sa及び1゜1′−ペンタメチレ
ンビス〔2,5−ジメトキシ−4−ヒドロキシ−3,6
−ビス(メトキシメトキシ〉ベンゼン)80m<+を1
9だ。
01.4−ジメトキシ−2,5−ビス(メトキシメトキ
シ)−6−ヒドロキシ−3−(5−(2゜5−ジメトキ
シ−3,6−ビス(メトキシメトキシ)フェニル〕ペン
チル)ベンゼン PMR5ppm  (CDCQ3) 1.4〜1.7 <61−1. m) 2.5〜2.7 (4H,m) 3.53 (3H,S) 3.55 (3H,s) 3、  574   (3ト1 、  S )3.57
8 (3H,s) 3.60 (3H,s) 3.78 (3H,s) 3.79 (3H,s) 3.85 (3)−1,s) 5.02 (2H,s) 5.07 (2H,s) 5、 10  (2H,S) 5、 1 7  (2)−1,s) 6、24  (1)−1,s) 6.64  (1H,5) oi、1’−ペンタメチレンビス(2,5−ジメトキシ
−4−ヒトOキシー3.6−ビス(メトキシメトキシ)
ベンゼン) PMR6ppm  (CDC123) 1.4〜1.7 (6H,m) 2.5〜2.7 (4H,m) 3.57 (6H,S) 3.60 (6H,s) 3.79 (6H,s) 3.85 (6H,s) 5.08 (4H,s) 5.10 (4H,s) 6.25 (2H,s) 製造例120 製造例116において、1,4−ジメトキシ−2,5−
ビス(メトキシメトキシ)−6−プチルー3− (5−
C2,5−ジメトキシ−3,6−ビス(メトキシメトキ
シ)−4−ヒドロキシフェニル〕ペンチル)ベンゼンに
代えて、1,4−ジメトキシ−2,5−ビス(メトキシ
メトキシ)−6−ヒドロキシ−3−(5−(2,5−ジ
メトキシ−3,6−ビス(メトキシメトキシ)フェニル
〕ペンチル)ベンゼン250maを用い、同様の方法に
よりメチル化して、2.4.5−トリメトキシ−3,6
−ビス(メトキシメトキシ)−1−(5−(2,5−ジ
メトキシ−3,6−ビス(メトキシメトキシ)フェニル
〕ペンチル)ベンゼン250IQを得た。
性状 無色油状物 PMRδ I)I)l  (CD CQ 3 )1.4
〜1.7 (6H,m) 2.7〜2.8 (4H,m) 3、 53  (3H,s) 3. 58  (6t−1,s) 3、 61  (3H,s) 3、 791  (3H,s) 3、 794  (3H,s) 3.81  (3H,s) 3.83  (3H,s) 3、 90  (3H,s) 5.02  (2H,s) 5.08  (2H,s) 5.09  (2)−1,s) 5、 18  (2H,s) 6、 65  (IH,s) 製造例121 1.1′−ペンタメチレンビス〔2,5−ジメトキシ−
4−ヒトOキシー3.6−ビス(メトキシメトキシ)ベ
ンゼン)80moを用い、製造例120と同様にして、
1.1′−ペンタメチレンビス(2,4,5−トリメト
キシ−3,6−ビス(メトキシメトキシ)ベンゼン)8
01(+を得た。
性状 無色油状物 PMR6ppm  (CDCQ3) 1.4〜1.7 (6H,m) 2.5〜2.7 (4H,m) 3.57 (6H,s) 3゜60 (6H,s) 3.82 (6H,s) 3.83 (6H,s) 3.90 (6H,s) 5.07 (4H,s) 5.09 (4H,S) 製造例122 2.4.5−トリメトキシ−3,6−ビス(メトキシメ
トキシ)−1−(5−(2,5−ジメトキシ−3,6−
ビス(メトキシメトキシ)フェニル〕ペンチル)ベンゼ
ン250aoを、製造例97と同様にして脱メトキシメ
チル化及び酸化して、2.3.5−トリメトキシ−6−
(5−(2,5−ジメトキシ−1,4−ベンゾキノン−
3−イル)ペンチル)−1,4−ベンゾキノン501g
を得た。
性状 黄色針状晶 融点 69〜70℃ PMR6ppm  (CDCQ3) 1.3〜1.7 (6H,m) 2.3〜2.5 (4H,m) 3.81 <3H,s) 3.97 (3H,s) 3.99 (3H,s) 4.02 (3H,s) 4.05 (3H,s) 5.73 (1H,s) 製造例123 1.1′−ペンタメチレンビス(2,4,5−トリメト
キシ−3,6−ビス(メトキシメトキシ)ベンゼン)8
0+egを、製造例97と同様にして脱メトキシメチル
化及び酸化して、2.2′−ペンタメチレンビス(3,
5,61−ジメトキシ−1゜4−ベンゾキノン)10■
Qを得た。
性状 黄色針状晶 融点 108〜109℃ PMR6ppm  (CDC123) 1.3〜1.6 (6H,m) 2.3〜2.5 <48.m) 3.97 (6H,s) 3.99 (6H,s) 4.02 (6H,s) 製造例124 2.2′−ペンタメチレンビス(1,4−ジメトキシ−
3,6−ビス(メトキシメトキシ)ベンゼン)1.51
0をテトラヒドロフラン401?とへキサメチルリン酸
トリアミド4−の混合溶媒に溶解し、N、N、N’ 、
N’ −テトラメチルエチレンジアミン0.55m12
を加えて、ドライアイス−アセトン浴中で一78℃に冷
却した。、n−ブチルリチウム(1,6Mヘキサン溶液
)2.41mを滴下し30分[拌した。そして、ジメチ
ルジスルフィド0.251+1i2を滴下し一夜撹拌し
た。溶媒を減圧上除去し、酢酸エチル10011112
で2回抽出し、酢酸エチル層を水100−で2回、飽和
食塩水100−で2回洗浄し、硫酸マグネシウムを加え
て脱水した。減圧濃縮後、分取IIIクロマトグラフィ
ー(厚ざ2■−1Merk A rt5717シリカゲ
ル、酢酸エチル−n−ヘキサン−1:4)で精製して、
1−(2,5−ジメトキシ−3,6−ビス(メトキシメ
トキシ)フェニル)−5−(2゜5−ジメトキシ−3,
6−ビス(メトキシメトキシ)−4−(メチルチオ)フ
ェニル〕ペンタン572ma及び2.2′−ペンタメチ
レンビス〔1゜4−ジメトキシ−3,6−ビス〈メトキ
シメトキシ)−5−(メチルチオ)ベンゼン)5221
0を得た。
ol−(2,5・−ジメトキシ−3,6−ビス(メトキ
シメトキシ)フェニル)−5−(2,5−ジメトキシ−
3,6−ビス(メトキシメトキシ)−4−(メチルチオ
)フェニル〕ペンタン性状 無色油状物 PMR6ppm  (CDC123) 1.4〜1.7 (6H,m> 2.44 (3H,s) 2.58〜2.78 (41−1,m)3.53 (3
H,s) 3.58 (6H,s) 3.67 (3H,s) 3.80 (9H,s) 3.83 (3)−1,s) 5.02 (2H,s) 5.08 (2H,s) 5.13 (2H,s) 5、 18  (2)−1,s> 6、 65  (1日、  5) 02.2’−ペンタメチレンビス(1,4−ジメトキシ
−3,6−ビス(メトキシメトキシ)−5−(メチルチ
オ)ベンゼン〕 性状 無色油状物 PMR6ppm  (CDC(13> 1.4〜1.7 (6H,m) 2.45 (6H,s) 2.67 (4H,t、J−7,30Hz)3.58 
(61−1,S) 3.68 (6H,s) 3.81 (6H,s) 3.84 (6H,s) 5.09 (4H,S) 5.14 (4)−1,s> 製造例125 1.4−ジメトキシ−2,5−ビス(メトキシメトキシ
)ベンゼン25910をトルエン12−とへキサメチル
リン酸トリアミド3曽の混合溶媒に溶解し、N、N、N
’ 、N’ −テトラメチルエチレンジアミン0.30
3−を加えてドライアイス−アセトン浴中で一78℃に
冷Wした。n−ブチルリチウム(1,6Mヘキサン溶液
)1.34mQを滴下し、20分間撹拌した。ジメチル
スルフィド0.14−を滴下し、更に2時間撹拌した。
反応混合物を室温まで暖め、エーテル30纜を加え、水
20−で3回、飽和食塩水20W!Jで3回洗浄し、1
iiI酸マグネシウムを加えて脱水した。減圧濃縮後、
分取薄層り0マドグラフイー(厚さ2■、シリカゲル、
展開溶媒;40%酢酸エチル−〇−ヘキサン)で精製し
て、1,4−ジメトキシ−2,5−ビス(メトキシメト
キシ)−3−メチルチオベンゼン152mgを得た。
性状 無色油状物 PMR5ppm  (CDCQ* ) 2、 46  (3H,s) 3. 54  (3H,s) 3、67  (3H,S) 3、 82  (3H,s) 3.85  (3H,s) 5゜ 1 2  (2H,s) 5、 19  (2H,s) 6、78  (1H,s) 製造例126 2.2′−ペンタメチレンビス(1,4−ジメトキシ−
3,6−ビス(メトキシメトキシ)−5−(メチルチオ
)ベンゼン)1.opをテトラヒドロフラン10I11
2とイソプロパツール10−との混合溶媒に溶解し、2
0%HCl2 (テトラヒドロフラン:イソプロパノ−
ルー1:1溶液)2−を加えた。この反応混合物をアル
ゴン気流中65℃オイルバス中にて2時間撹拌した。溶
媒を減圧上除去後、ベンゼンを加えて共沸し、メタノー
ル30請に溶解して9山のNa HCO3を加え、酸素
ガスを通じながら60℃にて3時間30分撹拌した。N
a HCO3を濾別し、メタノール溶液から結晶化を繰
返して、2.2′−ペンタメチレンビス(3,6−シメ
トキシー5−メチルチオ−1゜4−ベンゾキノン)37
4a+oを得た。
性状 暗赤色針状結晶 融点 64〜65℃ PMRδ ppm  (CDCQ3 )1.3〜1゜5
 (6H,m) 2.40 (4H,t、J−7,34Hz)2.50 
(6H,s> 4.00 (6H,s) 4.08 (6H,S) 製造例127 2.2′−ペンタメチレンビス〔1,4−ジメトキシ−
3,6−ビス(メトキシメトキシ)ベンゼン)998i
aをテトラヒドロフラン301i2とへキサメチルリン
酸トリアミド31IOの混合溶媒に溶11L、・N、N
、N’ 、N’ −テトラメチルエチレンジアミン1.
03112を加えてドライアイス−アセトン浴中で一7
8℃に冷却した。n−ブチルリチウム(1,6Mヘキサ
ン溶液)4.5612を滴下し、30分間撹拌した。次
いでN−ブロモスクシンイミド1.220(テトラヒド
ロ7ラン15−溶液)を滴下し、−夜撹拌した。溶媒を
減圧留去しエーテル50112で2回抽出し、エーテル
層を水50−で2回、飽和食塩水50mで2回洗浄し、
@酸マグネシウムを加えて脱水した。減圧濃縮後、分取
薄層クロマトグラフィー(厚さ2■、M ark571
7シリカゲル、展開溶媒;酢酸エチル−n−ヘキサン−
2:3)で精製して、1−(2,5−ジメトキシ−3,
6−ビス(メトキシメトキシ)フェニル)−5−(2,
5−ジメトキシ−3,6−ビス(メトキシメトキシ)−
4−ブロモフェニル)ペンタン155so及び2,2′
−ペンタメチレンビス〔1,4−ジメトキシ−3,6−
ビス(メトキシメトキシ)−5−ブロモベンゼン〕22
鴎gを得た。
0l−(2,5−ジメトキシ−3,6−ビス(メトキシ
メトキシ)フェニル)−5−(2,5−ジメトキシ−3
,6−ビス(メトキシメトキシ)−4−ブロモフェニル
)ペンタン 性状 無色針状結晶 融点 86.5〜87℃ PMRδ I)pm  (CD CQ 3 )1、4〜
t 7 (6H,m> 2.55〜2.75 (4H,m) 3.53 (3H,S) 3.58 (6H,s) 3.67 (3H,S) 3.80 (9)−1,s) 3.81 (3H,S) 5.02 (2H,s) 5.08  (2H,s) 5. 13  (2H,s) 5、 18  (2H,s) 6、 65  (1H,5) 02.2’−ペンタメチレンビス〔1,4〜ジメトキシ
−3,6−ビス(メトキシメトキシ)−5−ブロモベン
ゼン〕 性状 無色針状結晶 融点 96〜97℃ PMR6DI)I  (CDCQ3) 1.4〜1.7 (6H,m) 2.65 (4H,t、J−7,30Hz)3.58 
(6H,s) 3.68 (6H,s) 3.807 (6H,s) 3.812 (6H,s) 5.09 (4H,s) 5.14 (4H,s) 製造例128 2.2′−ペンタメチレンビス〔1,4−ジメトキシ−
3,6−ビス(メトキシメトキシ)−5−クロルベンゼ
ン)145ia(0,22mM)をエタノール−テトラ
ヒドロフラン(1:1)511i2の混合溶媒に溶解し
、室部下、アルゴン気流中、塩化水素20%を含有する
エタノール−テトラヒドロフラン(1:1)混合No、
5mを加え1次いで80℃にて2時IIIWl拌した。
溶媒を減圧除去し、これにベンゼン5II112を加え
、減圧下に塩化水素を除去した。残渣にアセトニトリル
20−を加え、錯体COt CJQA 02  (CH
3CN)3−アセトニトリル溶液(アセトニトリル25
−に塩化第一銅1gを加え、酸素を通じて調整したもの
)1.5mlを加え、酸素を通じて30分間撹拌した。
溶媒を減圧除去した後、酢酸エチル301112に溶解
し、有機層を10−の水で3回水洗し、次いで飽和食塩
水10112で1回洗浄した。有機層を無水硫酸マグネ
シウムで乾燥し、減圧濃縮した。シリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(メルク社製、F254、厚さ1℃讃、
展開液;30%酢酸エチル−ヘキサン)により精製して
、6,6′−ペンタメチレンビス(2,5−ジメトキシ
−3−クロル−1,4−ベンゾキノン)6710を得た
性状 橙色針状結晶 融点 79.8〜80.0℃ PMRδ pp■ (CDCQ3) 1.28〜1.50 (6H,m) 2.32〜2.48 (4H,m) 4.06 (6H,s) 4.21 (6H,s) 製造例129 1−メトキシメトキシ−2−(2,5−ジメトキシ−3
,6−ビス(メトキシメトキシ)フェニル〕エタン1.
OQをトルエン20−とへキサメチルリン酸トリアミド
5−との混合溶媒に溶かし、N、N、N’ 、N’ −
テトラメチルエチレンジアミン0.52mを加え、ドラ
イアイス−アセトン浴中で一78℃に冷却し、n−ブチ
ルリチウム(1,6Mヘキサン溶液)2.7mlを加え
た。15分後、1−(5−ヨードベント−1−イル)−
2,5−ジメトキシ−3,6−ビス(メトキシメトキシ
)ベンゼン1.56oのトルエン溶液12−を加え、徐
々に室温に上げ、更に4時間撹拌した。エチルエーテル
50II12を加え、水及び飽和食塩水で順次洗浄後、
ti11%!マグネシウムで乾燥し、濃縮後、シリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(径3 CIX 10 C
1,メルク社製、30%酢酸エチルのヘキサン溶液)で
精製して、1−(2,5−ジメトキシ−3,6−ビス(
メトキシメトキシ)フェニル)−5−(2,5−ジメト
キシ−3,6−ビス(メトキシメトキシ)−4−(2−
メトキシメトキシエチル)フェニル)ペンタン2.IQ
を得た。
性状 不定形粉末 PMRδ DpI  (CD CQ 3 )1.45〜
1.7 (6H,m> 2.55〜2.75 (4H,m) 2.98 (2H,t、J−7,0Hz>3.30 (
3H,s) 3.54 (3H,s) 3.57 (3H,S) 3.58 (3H,s) 3.60 (3H,s) 3.72 (2H,t、J−7,0Hz)3.75 (
3H,s) 3.79 (9H,s) 4.63 (2H,s) 5.03 (2H,s) 5.05 (2H,s) 5.07 (2H,s) 5.18 (2H,s) 6、 65  (IH,s) 製造例130 1−(2,5−ジメトキシ−3,6−ビス(メトキシメ
トキシ)フェニル)−5−(2,5−ジメトキシ−3,
6−ビス(メトキシメトキシ)−4−(−2−メトキシ
メトキシエチル)フェニル〕ペンタン560aoをテト
ラヒドロフラン20vtJ及びヘキサメチルリン酸トリ
アミド4舗の混合溶媒に溶かし、N、N、N’ 、N’
 −テトラメチルエチレンジアミン0.15−を加え、
ドライアイス−アセトン浴中で一78℃に冷Wし、n−
ブチルリチウム(1,6Mヘキサン溶液)0.8mlを
加え、15分後に酸素ガスを30分間を要して吹込んだ
。徐々に室温に上げ4時間撹拌後濃縮した。
エチルエーテル50m1を加え、飽和亜硫酸ナトリウム
で2回、水及び飽和食塩水で各1回ずつ洗浄し、硫酸マ
グネシウムで乾燥し、濃縮して中間体530■Qを得た
この530soをメタノール4舗に溶かし、CH2N2
のエーテル溶液を水冷下に加え、3時間放置した。これ
を濃縮し、プレパラテイブ薄層クロマトグラフィー(2
0cg+x 20cm、シリカゲル、メルク社製、厚さ
2+11X2枚、展開溶媒:50%酢酸エチルのへキサ
ン溶液)で精製して、1− (2,4,5−トリメトキ
シ−3,6−ビス(メトキシメトキシ)フェニル)−5
−(2,5−ジメトキシ−3,6−ビス(メトキシメト
キシ)−4−(2−メトキシメトキシエチル)フェニル
)ペンタン500soを得た。
性状 不定形粉末 PMR6ppm  (CDCQ3) 1.4〜1.7 (6H,m) 2.5〜2.7 (4H,m) 2.99 (2H,t、J−6,3Hz)3.31 (
3H,s) 3.59 (6H,s) 3.61  (3H,S) 3.62  (3H,S) 3.72 (2H,t、J−6,3Hz)3.78  
(3H,S) 3.80  (3H,s) 3.82  (3H,s) 3.83 (3H,s) 3.90 (3H,S) 4.64  (2H,s) 5.04  (2H,s) 5.07 (2H,s) 5.08 (2H,s) 5.09 (2H,s) 製造例131 1− (2,4,5−トリメトキシ−3,6−ビス(メ
トキシメトキシ)フェニル) −5−(2゜5−ジメト
キシ−3,6−ビス(メトキシメトキシ)−4−(2−
メトキシメトキシエチル)フ工ニル〕ペンタン503−
〇をテトラヒドロフラン5絨及びイソプロパツール51
112の混合溶媒に溶かし、20%塩酸のテトラヒドロ
フラン−イソプロパノール(1:1)?![11f?を
加え、12時間撹拌シた。濃縮後、ベンゼンで共沸し、
メタノール8−に溶かし、少量のNa HCO3を加え
、酸素ガスを吹込んだ。2時間後、濃縮してC82G(
+250−を加え、水及び飽和食塩水で順次洗浄し、硫
酸マグネシウムで乾燥後、濃縮し、エーテルから結晶化
させて、1− (2,5,6−ドリメトキシー1.4−
ベンゾキノン−3−イル)−5−〔2,5−ジメトキシ
−6−(2−ヒドロキシエチル)−1,4−ベンゾキノ
ン−3−イル〕ペンタン123gを得た。
性状 黄色結晶 融点 65〜67℃ PMR6pp■ (CDCG3) 1.3〜1.45 (6H,m) 2、35〜2.45  (4H,m) 2、 73  (2H,t、J−5,2H2)3、 7
2  (2H,t、J−5,2Hz)3.99  (3
H,s) 4.02  (3H,s) 4.03  (3H,S) 4.04  (3H,S) 4.06  <38.  s) 製造例132 1−(2,5−ジメトキシ−3,6−ビス(メトキシメ
トキシ)フェニル)−5−(2,5−ジメトキシ−3,
6−ビス(メトキシメトキシ)−4−(2−メトキシメ
トキシエチル)フェニル〕ペンタン550I1gをトル
エン81Q及びヘキサメチルリン酸トリアミド2m12
の混合溶媒に溶かし、N。
N、N’ 、N’ −テトラメチルエチレンジアミン0
.12mを加え、ドライアイス−アセトン浴中で一78
℃に冷却し、n−ブチルリチウム(1,6Mヘキサン溶
液)0.16−を加え、15分後に沃化n−ブチル0.
161112を加えた。
徐々に室温に上げ、更に4時間撹拌し、エチルエーテル
50mを加え、水及び飽和食塩水で順次洗浄し、硫酸マ
グネシウムで乾燥し、濃縮しシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(径2 CIX 10 C1゜メルク社製、
II開溶媒:30%酢酸エチルのヘキサン溶液)で精製
して、1−(2,5−ジメトキシ−4−ブチル−3,6
−ビス(メトキシメトキシ)フェニル)−5−(2,5
−ジメトキシ−3゜6−ビス(メトキシメトキシ)−4
−(2−メトキシメトキシエチル)フェニル〕ペンタン
520m(lを得た。
性状 不定形粉末 PMR61)I)醜  (CDCG3  )0.96 
(3H,t、J−6,8Hz)1.2〜1.7 (10
H,m) 2.5〜2.7 (6H,m) 2.98 (2H,t、J−7,0Hz)3.30  
(3H,s) 3.56  (3H,S) 3.57  (3H,S) 3.58  (3H,s) 3.59  (3H,S) 3.70 (2H,t、J−7,0Hz)3.76  
(38,8) 3.77  (6H,s) 3.79  (3H,S) 4.62  (2H,S) 5.03  (2H,s) 5.04  (2H,s) 5.07  (2)f、S) 製造例133 1−(2,5−ジメトキシ−4−ブチル−3゜6−ビス
(メトキシメトキシ)フェニル〕−5−〔2,5−ジメ
トキシ−3,6−ビス(メトキシメトキシ)−4−(2
−メトキシメトキシエチル)フェニル〕ペンタン520
1gをテトラヒドロフラン5−及びイソプロパツール5
−の混合溶媒に溶かし、20%塩酸のテトラヒドロフラ
ン−イソプロパノール(1:1)溶液1−を加え、12
時間至室温撹拌し、濃縮後、ベンゼンで共沸し、メタノ
ール8−に溶かし、少量のNa HCO3を加え、酸素
ガスを2時間吹込んだ。濃縮後CH2CQ250−を加
え、水及び飽和食塩水で洗浄後、シリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(径2C■×100−、メルク社製、展
開溶媒:30%酢酸エチルのへキサン溶液)で精製して
、1−(2,5−ジメトキシ−6−プチルー1.4−ベ
ンゾキノン−3−イル)−5−(2,5−ジメトキシ−
6−(2−ヒドロキシエチル)−1,4−ベンゾキノン
−3−イル)ペンタン231■Qを得た。
性状 不定形粉末 PMR601)I  (CDCQ3) 1.92  (3H,t、  J−4,1Hz)1、 
25〜1. 5  (10H,m)2.40  (6H
,m> 2、 74  (2H,t、J−4,3H2)3.73
  (2H,t、J−4,3Hz)3.97  (3H
,s) 3、 98  (3H,s) 3.99  (3H,s) 4.40  (3H,s) 製造例134 1−(2,5−ジメトキシ−3,6−ビス(メトキシメ
トキシ)フェニル)−5−(2,5−ジメトキシ−3,
6−ビス(メトキシメトキシ)−4−(2−メトキシメ
トキシエチル)フェニル〕ペンタン530toをトルエ
ン811i?及びヘキサメチルリン酸トリアミド2+1
1i2の混合溶媒に溶かし、N。
N、N’ 、N’ −テトラメチルエチレンジアミン0
.11−を加え、ドライアイス−アセトン浴中で一78
℃に冷却し、n−ブチルリチウム(1,6Mへキサン溶
液)0.62mを加え、15分後にエチルクロロフォー
メイト0.14m12を加え、徐々に室温に戻し、更に
5時間撹拌した。
酢酸エチル50Il12を加え、水及び飽和食塩水で順
次洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮して中間体
498■gを得た。
この4981Gをエタノール5IIII2及びテトラヒ
ドロフラン5mの混合溶媒に溶かし、20%塩酸のテト
ラヒドロフラン−エタノール(1:1)溶液111i2
を加え、12時間撹拌した。濃縮後、ベンゼンで共沸し
、CH3CN811Qに溶かし、CU t CQ t 
02  (CH3ON) 3を少量加え、酸素ガスを2
時間吹込んだ。濾過後濃縮し、CH2C(12501を
加え、水及び飽和食塩水で順次洗浄し、硫酸マグネシウ
ムで乾燥し、濃縮濃縮した。プレパラテイブ薄層りOマ
ドグラフィー(20CIX20C1,シリカゲル、メル
ク社製、厚さ211X2枚、展開溶媒:10%酢酸エチ
ルのヘキサン溶液)で精製して、1−(2,5−ジメト
キシ−6−ニトキシカルポニル−1.4−ベンゾキノン
−3−イル)−5−(2,5−ジメトキシ−6−(2−
ヒドロキシエチル)−1,4−ベンゾキノン−3−イル
)ペンタン1021Gを得た。
性状 不定形粉末 PMR6ppm  (CDCQ3) 1.38 (3H,t、J−7,1Hz>1.40 (
6H,m) 2.41 (4H,m) 2.72 (2H,t、J−6,8H2)3.72 (
2H,t、J=6.8H2)4.00 (3H,s) 4.05 (6H,s) 4.06 (3H,s) 4.37 (2H,q、J−7,1H2)製造例135 1−(2,5−ジメトキシ−3,6−ビス(メトキシメ
トキシ)フェニル)−5−(2,5−ジメトキシ−3,
6−ビス(メトキシメトキシ)−4−(2−メトキシメ
トキシエチル)フェニル)ペンタン5601111をテ
トラヒドロフラン2011G及びヘキサメチルリン酸ト
リアミド4鯨の混合溶媒に溶かし、N、N、N’ 、N
’ −テトラメチルエチレンジアミン0.15−を加え
、ドライアイス−アセトン浴中で一78℃に冷却し、n
−ブチルリチウム(1,6Mヘキサン溶液)0.801
1Qを加え、15分後にジメチルジスルフィド0.15
−を加え、徐々に室温に戻し、更に5時間撹拌した。酢
酸エチル50絨を加え、水及び飽和食塩水で順次洗浄し
、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮し、シリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(径2cmx 1Qc腸、メルク
社製、展開溶媒30%酢酸エチルのヘキサン溶液)で精
製して、1−(2,5−ジメトキシ−3,6−ビス(メ
トキシメトキシ)−4−メチルチオフェニル)−5−(
2,5−ジメトキシ−3,6−ビスくメトキシメトキシ
)−4−(2−メトキシメトキシエチル)フェニル〕ペ
ンタン503 mgを得た。
性状 無色油状物 PMR6ppm  (CDCi2 3 )1.4〜1.
7 (6H,m) 2.33 (3H,s) 2.4〜2.7 (4H,m) 2.93 (2H,t、J=8.1H2)3.24 (
3H,s) 3.53 (6H,s) 3.54 (3H,s) 3.57 (3H,s) 3.68 (3H,s) 3.69 (3H,s) 3.70 (3H,s) 3.72 (3H,s) 4、 52  (2H,s) 5、 01  (2H,s) 5.03  (4H,s) 5.07  (2H,s) 製造例136 1−(2,5−ジメトキシ−3,6−ビス(メトキシメ
トキシ)−4−メチルチオフェニル)−5−(2,5−
ジメトキシ−3,6−ビス(メトキシメトキシ)−4−
(2−メトキシメトキシエチル)フェニル〕ペンタン5
031!I+をテトラヒドロフラン5−及びイソプロパ
ツール5II12の混合溶媒に溶かし、20%塩酸のテ
トラヒドロフラン−インプロパツール(1:1)溶液1
−を加え、12時間撹拌し、濃縮後、ベンゼンで共沸し
、メタノール8−に溶かし、少量のNaHCO3を加え
、2時間酸素ガスを吹込んだ。濃縮後、CH2C122
50112に溶かし、水及び飽和食塩水で洗浄後、硫酸
マグネシウムで乾燥し、濃縮し、プレパラテイブ薄層ク
ロマトグラフィー(シリカゲル、メルク社製、展開溶媒
;30%酢酸エチルのヘキサン溶液)でN製して、1−
(2,5−ジメトキシ−6−メチルチオ−1,4−ベン
ゾキノン−3−イル)−5−C2,5−ジメトキシ−6
−(2−ヒドロキシエチル)−1,4−ベンゾキノン−
3−イル)ペンタン23.6mgを得た。
性状 不定形粉末 PMRδ  pl)1  (CD  CQ  3 )1
.4〜1.55 (6H,m) 2.3〜2.45 (4H,m) 2.48 (3H,s) 2.72 (2H,t、J−7,6Hz)3.70 (
2H,t、J−7,6Hz)3.98 (6H,s) 4.02 (3H,s) 4.06 (3H,S) 製造例137 1.4−ジメトキシ−2,5−ビス(メトキシメトキシ
)−3−ヒドロキシベンゼン5211gをジメチルホル
ムアミド81Ii2に溶かし、水冷下、Na H(60
%分散液)401gを加え、1.3−ショートプロパン
11111を加え、室温で14時間撹拌した。酢酸エチ
ル50−を加え、水及び飽和食塩水で順次洗浄し、シリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(径2cix10cm
、メルク社製、展開溶媒;20%酢酸エチルのヘキサン
溶液)で精製して1.4−ジメトキシ−2,5−ビス(
メトキシメトキシ)−3−(3−ヨードプロポキシ)ベ
ンゼン318■9を得た。
性状 無色油状物 PMRδ I)l)l  (CD CQ 3)2.23
 (2H,q、J−5,6,5,6゜7.5゜7.5H
z) 3.42 (2H,t、J−7,5Hz)3.53 (
3H,s) 3、 60  (3H,s) 3.91  (3H,s) 3、93  (3H,s) 4、 13  (2H,t、J−5,6Hz)5.06
  (2H,s) 5、 1 7  (2H,s) 6、 55  (IH,s) 製造例138 1.4−ジメトキシ−2,5−ビス(メトキシメトキシ
)−3−ヒドロキシベンゼン4031gをジメチルホル
ムアミド6舗に溶かし、水冷下、NaHを少量加え、1
,3−ビス(1,4−ジメトキシ−2,5−ジメトキシ
メトキシ−6−オキシ)プロパン318uを加え、室温
で14時間撹拌した。酢酸エチル50m12を加え、水
及び飽和食塩水で順次洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥
後、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(径2 Cl
X10C■、メルク社製、展開溶媒:40%酢酸エチル
のヘキサン溶液)で精製して、3.3−トリメチレンジ
オキシ−ビス〔1,4−ジメトキシ−2゜5−ビス(メ
トキシメトキシ)ベンゼン〕5231tJを得た。
性状 不定形粉末 PMR611p園 (CDCQ3) 2.17 (2H,Q、J−7,5Hz)3.52 (
6H,s) 3.59 (6)1.s) 3.80 (6H,s) 3.81 (6H,s) 4.29 (4H,t、J=7.5H2)5.07 (
4H,s) 5.18 (4H,s) 6.56 (2H,s) 製造例139 3.3′−トリメチレンジオキシビス(1,4−ジメト
キシ−2,5−ビス(メトキシメトキシ)ベンゼン35
23m!7をテトラヒドロ7ラン5−及びイソプロパツ
ール5WtIの混合溶媒に溶かし、20%塩酸のテトラ
ヒドロ7ランーイソブロパノール(1:1)溶液11Q
を加え、12時間撹拌し、濃縮後、ベンゼンで共沸し、
メタノール8−に溶かし、少量のNa HCO3を加え
、2時間酸素ガスを吹込んだ。濃縮後、CH2CCl2
50−を加え、水及び飽和食塩水で洗浄後、li[lマ
グネシウムで乾燥し、濃縮し、メタノールから結晶化し
て3.3’−トリメチレンジオキシビス(2,5−ジメ
トキシ−1,4−ベンゾキノン)2311Gを得た。
性状 黄色結晶 融点 144〜145℃ PMR6ppm  (CDCI23) 2.22 (2H,q、J−8,2Hz)3.79 (
6H,s) 4.10 (6H,s) 4、 27  (4H,q、J−8,2H2)5. 7
3  (2H,S) 製造例140 3.3′−ペンタメチレンビス(2,5−ジメトキシ−
1,4−ベンゾキノン)100saをメタノール61Q
に溶かし、アンモニア水(28%)1−を加え、5時間
撹拌した。濃縮し、メタノールから結晶化して3.3′
−ペンタメチレンビス(2,5−ジアミノ−1,4−ベ
ンゾキノン)21.310を得た。
性状 赤紫色結晶 融点 250℃以上 PMR6DDI  (DMSOdo >1゜24 (6
H,m) 2.18 (4H,m) 5.25 (2H,s) 製造例141 2− (2,5−ジメトキシ−3,6−ビス(メトキシ
メトキシ)フェニル〕エタノール4.810をCH2C
9250mに溶解し、ジイソプロピルエチルアミン4.
2−を加え、氷冷下にクロロメチルメチルエーテル1.
4−を加えた。室温まで上昇させ、5時間撹拌後、CH
209250mを加え、水及び飽和食塩水で順次洗浄し
、硫酸マグネシウムで乾燥し濃縮した。シリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(径3C■x15c鵬、メルク社
製、展開溶媒;30%酢酸エチルのヘキサン溶液)で精
製して、1−メトキシメトキシ−2−(2゜5−ジメト
キシ−3,6−ビス〈メトキシメトキシ)〕フェニルエ
タン4.9Qを得た。
性状 無色油状物 PMR6Ell)■ (CDCQ3) 3.19 (2H,t、J−7゜6H2)3.32 (
3H,s) 3.53 (3H,s) 3゜57 (3H,s) 3.75  (2H,t、J−7,6Hz)3.80 
 (3H,s) 3.82  (3H,s) 4、 71  (2H,s) 5.06  (2H,s) 5.18  (2H,s) 6、 72  (IH,s) 製造例142 1.4−ジメトキシ−2,5−ジメトキシメトキシベン
ゼン5gをテトラヒドロフラン2501Q及びヘキサメ
チルリン酸トリアミド25−の混合溶媒に溶かし、N、
N、N’ 、N’ −テトラメチルエチレンジアミン3
.5−を加え、ドライアイス−アセトン浴中で一78℃
に冷却し、n−ブチルリチウム(1,6Mヘキサン溶液
)1511flを加え、30分後に酸素ガスを30分間
を要して吹込んだ。
濃縮後、酢酸エチル300WtJを加え、飽和亜硫酸ナ
トリウム水溶液で2回、次いで水及び飽和食塩水で順次
洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮して、1.4
−ジメトキシ−2,5−(ジメトキシメトキシ)−6−
ヒドロキシベンゼン4.10’lr得た。
性状 不定形粉末 PMR61)DI  (CDCQ3 )3.52 (3
H,s) 3.59 (3H,s) 3.80 (3H,s) 3.87 (3H,s) 5.08 (2H,s) 5.19 (2H,S) 6.33 (IH,s) 6.42 (IH,s、OH) 製造例143 ■ 1,4−ジメトキシ−2,3,5,6−チトラメチ
ルベンゼン308a+a(1,59mM)を、無水テト
ラヒドロフラン9m1ll及びヘキサメチルリン酸トリ
アミド0.6−の混合溶媒に溶かし、次いでN、N、N
’ 、N’ −テトラメチルエチレンジアミン0.29
112を加え、アルゴン気流下に一30℃に冷却し、n
−ブチルリチウム(1,6Mヘキサン溶液)1.2−を
滴下し、20分間撹拌した。次いで1.4−ジメトキシ
−2−(4−ヨード−n−ブチル)−3,5゜6−ドリ
メチルベンゼン689+eg(1,90mM)を無水テ
トラヒドロフラン5Il12に溶解した液を加え、15
時間で一30℃から室温に昇温した。少量の水を加え、
テトラヒドロフランを減圧除去し、エーテル30II2
に溶解し、有機層を水10m1で3回水洗し、次いで飽
和食塩水10−で1回洗浄し、有機層を無水硫酸マグネ
シウムで乾燥し、減圧濃縮して粗生成物7501(lを
得た。このものは精製することなく、次の反応に用いた
■ ■で得た粗生成物75010をアセトニトリル−ア
セトン(2: 5)35−の混合溶媒に溶解し、次いで
水1511111を加えた。アンモニウムセリウムナイ
トレート1gを水5−に溶解した水溶液を一20℃にて
滴下し、2時間を要して撹拌しながら徐々に一20℃か
ら0℃へと昇温させ、溶媒を除去することなく、酢酸エ
チル120112を加えた。有機層を水30−で3回水
洗し、次いで飽和食塩水30111112で1回洗浄し
た。
有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮後、
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(メルク社製F2
54、厚さ1−1展開溶媒;5%酢酸エチル−ベンゼン
)で精製して、2゜2′−ペンタメチレンビス(3,5
,6−ドリメチルー1,4−ベンゾキノン)の43−〇
を得た。
性状 淡黄色粉末 融点 137.5〜138℃ PMRa  EIEI■ (CDC93)1.32〜1
. 48  (6H,m)2、 01  (12H,s
) 2.02  (6H,s) 2.39〜2. 55  (4H,m>製造例144 2.2′−ペンタメチレンビス(3,6−シメトキシー
1.4−ベンゾキノン)320mgをメタノール71i
2に溶かし、2N−水酸化ナトリウムで処理した後、9
0℃で30分間反応させた。冷却後、反応液を1)H3
の6N−塩酸で処理した後、酢酸エチル−エチルエーテ
ル(1:1)の混合液150m12で抽出した。油層を
水及び飽和食塩水で順次各2回洗浄後、減圧濃縮して、
2,2′−ペンタメチレンビス(3,6−シヒドロキシ
ー1゜4−ベンゾキノン)203■Qを得た。
性状 黄色粉末 PMRδ I)l)l  (DMSO−da )1、.
2〜1.5 (6H,m) 2.27  (4H,t、J−7,0Hz)5、 78
  (2H,5) 10.9〜11.4  (4H,br)製造例145 製造例144で得た2、2′−ペンタメチレンビス(3
,6−シヒドロキシー1.4−ベンゾキノン)200m
gをテトラヒドロフラン7mIQに懸濁させ、これにア
セチルクロライド5.1舗及びトリエチルアミン6.8
−を加えた。−夜室温にて撹拌反応させた後、反応液を
氷水50−に注ぎ、酢酸エチル100m12で抽出した
。油層を水及び飽和食塩水でそれぞれ2回づつ順次洗浄
し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下に濃縮した
。残渣をプレパラテイブ薄層クロマトグラフィー(吸着
剤ニジリカゲル60F254、メルク社製、溶媒:5%
酢酸エチル−ジクロルメタン)に付して、2.2′−ペ
ンタメチレンビス(3,6−ジアセドキシー1.4−ベ
ンゾキノン)の151−〇を得た。
性状 黄色粉末 PMR51)I)閣  (CD  C123)1.2〜
1.6 (6H,m) 2.34 (6H,s) 2.36 (6H,s) 2.42 (4H,t、J−6,7Hz)6.55 (
2)1.’s> 製造例146 製造例145において、2.2′−ペンタメチレンビス
(3,6−シヒドロキシー1.4−ベンゾキノン)に代
えて、2,2′−ペンタメチレンビス(3−ヒドロキシ
−6−メドキシー1,4−ペンゾキノン)710を用い
、同様にして2,2′−ペンタメチレンビス(3−アセ
トキシ−6−メドキシー1.4−ベンゾキノン)411
11を得た。
性状 黄色油状物 PMR59p1  (CDCQ3)   、1 、2〜
1 、5  (6H,m) 2、 36  (6H,s) 2、 41  (4H,t、J−7,4Hz>3.84
  (6H,s) 5.89  (2H,s) く薬理試験工〉 本発明化合物の5−リポキシゲナーゼ阻害作用を、 J
、  Biol、Chet、   256. 41 5
6〜4159、同258.5754〜5758に従い調
べた。
■ 細胞の調製 ハートレー系モルモット(体重500〜650Q)、に
2%カゼインを体重の3150の容量で腹腔内投与し、
投与14時間後に放血比させ、3U/−のヘパリンを含
むダルベツコリン1illli液(PBS)(−)50
111Gで腹腔内を洗浄して浸潤細胞を採取する。細胞
を2回ダルベツコPBS(−)で洗浄後、1mM  C
a CD2.5.5mMグルコースを含むダルベツコP
us (−)に2.5X107個/鵬になるように懸濁
させる。
■ 酵素反応 上記細胞懸濁液0.2−に10−5Mインドメサシンを
加え、30℃で2分間インキュベーション後、それぞれ
の濃度の供試化合物を加え、更に2分間インキュベーシ
ョンする。その後、10μMイオノホール(1onop
hore)A 23187(CalblOchelB 
ehring、社製)、続いて10μ1vllAC−ア
ラキドン酸(A mersham社製)を加え、反応を
開始する。3分後、0.2Mクエン酸o、im+を加え
、反応を停止させ、更に酢酸エチル1.2m12を加え
て5分間振盪する。有機層と水層とを分離するため30
00rρ厘で5分間遠心する。上層の有機層1−を硫酸
ナトリウムを充填したミニカラムに通して脱水する。1
B2水した有機層を窒素気流下で乾固する。その残渣を
酢酸エチル60mQに溶解後、その全量をTLCプレー
ト(メルク社製、11845)に適用する。プレートは
、エチルエーテル二石油エーテル:酢W、 (50:5
0 : 1 V/V)の溶媒で展開し、X線フィルムC
LKB社製、U Itrafi1m3H) ’fr用イ
”’C各代m産物の位置を確認する。各画分をかきとり
、シンチレーションバイアルに入れ、シンチレータ−(
AC8−II、A marsha1社製)5−を加え、
液体シンチレーションカウンターで放射能を測定する。
酵素活性は、アラキドン酸の代謝産物(5−ヒドロキシ
エイコサテトラエノイツク酸(5−HETE))への生
成抑制率(%)で示す。なお、この反応系でのノルジヒ
ドログツイアレチン酸(NDGA)のIC5oは、1〜
2μMである。
供試化合物として下記各化合物を用いた結果を第1表に
示す。
〈供試化合物〉 15−メトキシ−3−(Z−10−ペンタデセニル)−
1,4−ペンゾキノン 25−メトキシ−2−ヒドロキシ−3−(Z〜8−トリ
デセニルミー1.4−ベンゾキノン 3L−、(5−メトキシ−2−ヒドロキシ−1゜4−ベ
ンゾキノン−3−イル)−16−(5−メトキシ−2−
ヒドロキシ−6−メチル−1,4−ベンゾキノン−3−
イル)−Z−8−へキサデセン 41.16−ビス(5−メトキシ−2−ヒドロキシ−1
,4−ベンゾキノン−3−イル)−8,9−エポキシヘ
キサデカン 51.16−ビス(2,5−ジメトキシ−1゜4−ベン
ゾキノン−3−イル)−8,9−エポキシヘキサデカン 6 1−(2−ヒドロキシ−5−メトキシ−1゜4−ベ
ンゾキノン−3−イル)−16−(4−メチル−3,5
−ジヒドロキシフェニル)−Z−8−へキサデセン 7 1−(2−ヒドロキシ−5−メトキシ−1゜4−ベ
ンゾキノン−3−イル)−16−(3,5−ジヒドロキ
シフェニル〉−2=8−ヘキサデセン 82.5−ジメトキシ−3−トリデカニル−1,4−ベ
ンゾキノン 92.2’−ペンタメチレンビス(3,6−シメトキシ
ー1.4−ベンゾキノン) 102.2’−へキサメチレンビス<3.6−シメトキ
シー1.4−ベンゾキノン) 11 2.2’−へブタメチレンビス(3,6−シメト
キシー1.4−ベンゾキノン) 122.2’−オクタメチレンビス(3,6−シメトキ
シー1.4−ベンゾキノン) 132.2’−ノナメチレンビス(3,6−シメトキシ
ー1.4−ベンゾキノン) 142.2’−デカメチレンビス(3,6−シメトキシ
ー1.4−ベンゾキノン) 152.2’−ドデカメチレンビス(3,6−シメトキ
シー1.4−ベンゾキノン) 16 2.2’−(6−ドデシニレン)ビス(3゜6−
シメトキシー1,4−ベンゾキノン)172.2’−ペ
ンタメチレンビス(3,6−シメトキシー5−メチル−
1,4−ベンゾキノン) 182.5−ジメトキシ−3−メチル−6−(5−(2
,5−ジメトキシ−1,4−ベンゾキノン−3−イル)
ペンチル〕−1゜4−ベンゾキノン 19 5.5’ −ペンタメチレンビス(2−(2−ヒ
ドロキシエチル)−3,6−シメトキシー1.4−ベン
ゾキノン〕 20 2.2’ −(8−ヘキサデセンレン)ビス(3
,6−シメトキシー1,4−ベンゾキノン) 21 2.2’ −(10−エイコシニレン)ビス(3
,6−シメトキシー1.4−ベンゾキノン) 222.2’−メチレンビス(3,6−シメトキシー1
.4−ベンゾキノン) 232.2’ −エチレンビス(3,6−シメトキシー
1.4−ベンゾキノン) 242.2’−テトラメチレンビス(3,6−シメトキ
シー1.4−ベンゾキノン) 25 2−(3,6−シメトキシー1.4−ベンゾキノ
ン−2−イル)エチル−3−(3゜6−シメトキシー1
,4−ベンゾキノン−2−イル)プロピルエーテル 26 ビス((3,6−シメトキシー1.4−ベンゾキ
ノン−2−イル)メチルフェーテル27 2.2’−1
−リメチレンビス(3,6−シメトキシー1,4−ベン
ゾキノン) 28 ビス〔(3,6−シメトキシー1.4−ベンゾキ
ノン−2−イル)プロピル〕ジスルワイド 29 ビス((3,6−シメトキシー1.4−ベンゾキ
ノン−2−イル)ペンチル〕スルフィド 302.5−ジメトキシ−3−(6−ウンデセニル)−
1,4−ベンゾキノン 312.5−ジメトキシ−3−(8−トリデシニル)−
1,4−ベンゾキノン 322.5−ジメトキシ−3−(10−ペンタデシニル
)−1,4−ベンゾキノン 332.5−ジメトキシ−3−(Z−6−ウンデセニル
)−1,4−ベンゾキノン 342.5−ジメトキシ−3−(Z−8−1リゾセニル
)−1,4−ベンゾキノン 352.5−ジメトキシ−3−(4−フェニル)1.4
−ベンゾキノン 361.5−ビス〔1,4−ジメトキシ−2゜5−ビス
(メトキシメトキシ)フェニル−3−イル〕ペンタン 37 1.5−ビス〔1,4−ジアセトキシ−2゜5−
(ジメトキシ)フェニル−3−イル〕ペンタン 383−ブチル−2,5−ジメトキシ−6−(5−(2
,5−ジメトキシ−1,4−ベンゾキノン−3−イル)
ペンチル〕−1゜4−ベンゾキノン 392.5−ジメトキシ−3−(4−フェニル)−6−
(5−(2,5−ジメトキシ−1゜4−ベンゾキノン−
3−イル)ペンチル〕=1.4−ベンゾキノン 402.5−ジメトキシ−3−(2−ヒドロキシエチル
’)−6−(5−(2,5−ジメトキシ−1,4−ベン
ゾキノン−3−イル)ペンチル)−1,4−ベンゾキノ
ン 41 2.5−ジメトキシ−3,6−ビス〔5−(2,
5−ジメトキシ−1,4−ベンゾキノン−3−イル)エ
チル)−1,4−ベンゾキノン 422.2’ −トリメチレンジオキシビス(3゜6−
シメトキシー1.4−ベンゾキノン)43 1−(2,
5−ジメトキシ−1,4−ベンゾキノン−3−イル)−
5−(2,5−ジメトキシ−3−メチルチオ−1,4−
ベンゾキノン−6−イル)ペンタン 44 1−(2,5−ジメトキシ−1,4−ベンゾキノ
ン−3−イル)−5−(2,5−ジメトキシ−3−エト
キシカルボニル− 4−ベンゾキノン−6ーイル)ペンタン452、2’−
ペンタメチレンビス(3.6−シメトキシー5−メチル
チオ−1,4−ベンゾキノン〉 462、2’−ペンタメチレンビス(3.6−シメトキ
シー5−エトキシカルボニル−1。
4−ベンゾキノン) 47  1−(2.5−ジメトキシ−3−ブチル−1、
4−ベンゾキノン−6ーイル)−(2。
5−ジメトキシ−3−(2−ヒドロキシエチル)−1.
4−ベンゾキノン−6ーイル)ペンタン 48  1−(2,3.5−トリメトキシ−1.4−ペ
ンゾキノン−6−イル)−5− (2。
5−ジメトキシ−3−(2−ヒドロキシエチル)−1.
4−ベンゾキノン−6ーイル)ペンタン 49  1−(2.5−ジメトキシ−3−メチルチオ−
1,4−ベンゾキノン−6ーイル)−5−(2,5−ジ
メトキシ−3−(2−ヒドロキシエチル)−1.4−ベ
ンゾキノン−6−イル〕ペンタン 50  1−(2.5−ジメトキシ−3−エトキシカル
ボニル− イル’)−5− (2.5−ジメトキシ−3−(2−ヒ
ドロキシエチル)−1,4−ベンゾキノン−6−イル〕
ペンタン        供試51 2.2’−ペンタ
メチレンビス(3−ヒト   化合mロキシー6−メト
キシ−1,4−ベンゾキ   No。
ノン) 522.2’−ペンタメチレンビス(3,6−1ジアミ
ノ−1,4−ベンゾキノン)        253 
2.3.5−トリメトキシ−6−(5−3(2,5−ジ
メトキシ−1,4−ベンゾキ     4ノン−3−イ
ル)ペンチル)−1,4−べ     5ンゾキノン 
                   654 2.
2’−ペンタメチレンビス(3,5,7ロートリメトキ
シー1,4−ベンゾキノン)    8552.2’−
ペンタメチレンビス(3,5,96−ドリメチルー1.
4−ベンゾキノン)     1056 1.16−ビ
ス(5−メトキシ−2−ヒト    110キシ−1,
4−ベンゾキノン−3−イル)12−8.9−エポキシ
ヘキサデカン        13第  1  表 濃          度  (M) 10−73x 1o−a 3X 10””53X10−
7 10−”  10−5 供試     濃      度 (M)化合物 10
−7 3X  10−8 3X  10−5 3XNo
、     10−710−0  10−5’7434
7889  −  −  −〈薬理試験■〉 Br、J、Pharmac、、78.67〜74に準じ
て下記の操作行なった。まずハートレー系モルモット(
体重400〜600Q)に抗オブアルブミン家兎血清1
鵬を静脈内注射して受動的に感作した。感作24時間後
、モルモットをウレタン(1Q/kQ、2回)の腹腔的
投与により麻酔し、気管−側の頚動脈及び大腿部静脈に
カニユーレを挿入、固定した。気管カニユーレを介し人
工呼吸器()larvard、 model 661 
)にて4〜7iIi2/ストローク、70ストロ一ク/
分で人工呼吸した。動脈カニユーレは血圧及び心拍数の
モニターに用い、また静脈カニユーレは薬物の静脈内注
射に用いた。
インドメタシン1011J/’にりを腹腔内注射後、ガ
ラミントリエチオダイド1011g/klJを静脈内注
射して自発呼吸を停止させた。インドメタシン投与から
20分後にビリラミンマレエート2 ff1M kQ及
びプロプラノロール塩酸塩0.1+ial旬を静脈内注
射した。インドメタシン投与から30分後にオブアルプ
ミン(150及び300μQ/に!II)を低用量から
15分毎に静脈内注射してアナフィラキシ−性気道収縮
を惹起させた。供試化合物(化合物56)はオブアルブ
ミン投与の5分前に101g/kaを静脈内注射した。
気管収縮は、コンツエットーレスラー (K onzett−Rossler)の変法により気
管カニユーレ側路よりの8〜1Qcl  水を越えて出
るエアーオーバーフロー量を、圧トランスデユーサ−(
三栄測器、LPLI−0,1−350−0−11)を介
してレコーダー(三栄測器、Rectihoriz )
に記録した。オーバーフロー量絶対値(cm  水)及
び1000gg/ko投与後の最大収縮に対する百分率
を求め、その結果を第2表に示す。第2表における各数
値は、3回の実験の平均値上標準誤差で表わされている
第  2  表 く薬理試験■〉 アンダーソン(Int、 Archs AIIerQV
 appl。
Im閣uno1.、 64   249−258  、
1981)  の方法に準じてモルモットを感作した。
即ち体重3000前後の雄性ハートレー系モルモットに
、3019/kOのシクロフォスフアミドを腹腔内投与
してその2日後に1μQオバルプミン(シグマ社製)を
101gの水酸化アルミニウムのゲルと共に腹腔内投与
して感作した。
感作50日目に放血死させたモルモットから肺を摘出し
201!!111のタイロード液で還流後、水冷タイロ
ード液に入れた。肺実質をマクイルワイン・ティッシュ
−・チョッパー(Hcllwain−typetiss
ue  chopper )を用いて約21角の肺切片
とし、水冷タイロード液で洗浄した。3.6−のタイロ
ード液に400鵬Qの肺切片を浮遊させ、37℃で5分
間ブレインキュベートしてジメチルスルホキシドに溶解
した薬液又はコントロールの場合には溶媒のみを4μQ
を加え、5分後に100μQ/*オバルブミンを0.4
−加えて10分間5R8−Aを遊離させた。組織浮遊液
を水冷後ガーゼで濾過し、2000rpm、10分間遠
心分離して上清を採取した。上清はバイオアッセイを行
うまで一80℃下に凍結保存した。
上清に含まれる5R8−A及びヒスタミン量をモルモッ
ト回腸片を用いてバイオアッセイした。
−昼夜絶食した体重400〜600Gの雄性ハートレー
系モルモットから回置部の口側15〜25cmの回腸片
(2〜3C−)を摘出し、10−7Mの硫酸アトロビン
を含む1011Qのタイロード液を満たしたマグナス(
Hagnus)管に空気通気上懸垂し、0.5Q負荷で
の等優性収縮をアイソトニック・トランスジューサー(
日本光電社製、TD−1128)で測定した。測定は、
ヒスタミンに対する反応性が一定してから実施した。
ヒスタミンの場合には、上清添加′Ja30秒間に認め
られる収縮を用いて定量した。また、5R8−Aの場合
には10−”Mビリラミン(シグマ社製)存在下におい
て上8I添加11t2分間に認められる収縮を肺切片由
来の粗5R8−Aの標準曲線と比較して定量した。
結果を第3−A及び3−8表に示す。
第  3−A   表 供  試           阻  害  率  (
%)化合物  Dose   ヒスタミン 5R8−A
(M) 化合物   3  −15.0  50.39  30
    4.1  >94.8化合物   3   2
0.6  73.410  30、   22.4  
>95゜2化合物   3   −8.4  32.5
11  30   −3.6  85.7化合物   
3    2.4  26.912  30   −2
.2  71.7化合物   3   −2.7  2
2.413  30  −14.9  43゜9化合物
   3 −12゜6  4.514  30  −2
3.5  29.2供  試            
阻  害      (%)化合物  Dose   
t:スタミン 5R3−A(μM) 化合物   3  −10.4   3.415  3
0  −16.0   3.8化合物   3    
     23.416  30         4
3.9化合物   3         56.317
  30         83.9化合物   3 
  14.4  62.918  30    8.3
  91.9化合物   3         40.
619  30         76.6化合物  
 3         14.520  30    
     24.1化合物   3     −  −
21.721  30         16゜6第 
 3−B   表 9 − 50.3 − 94.2 − 11 − 32.5 − 85.7 27.313 −
 22.4 − 43.9 −16 − 23.4 −
 43.9 −19 − 40.6 − 76.6 4
7.720  14.5 − 24.1 32.021
 −−21.7 − 16.6 −2237.6 − 
85.4 − 47.223 − − − 28.6 
32.0243B、1 − 67.7 − 30.92
552.4 − 94.4 − 30.926  10
.9 − 39.8 47.72714.9 − 83
.3 − 47.2供  試     5R8−A  
   ・   %)     NDGA2g   30
.5     −    85.2     −   
 44.429  19.6     −    60
.5     −    44.430    −  
  23.8          73.4     
−31         17.0     −   
 37.7   26.932         12
.4     −    26.0     −33 
        19.6     −    33.
4     −34          3.2   
        0.8   24.935    −
    64.9     −    96.0   
32.036    −    12.1     −
    24.5   27.337    −   
 69.2     −    90.0   63.
038  25.1     −    38.2  
   −    54.639     0     
      11.0     −    47.24
0  38.2     −    91.7    
 −    30.941   4.1     − 
   25.0     −    47.242  
28.4     −    80.0       
   14.7供 試   5R8−A阻害率(%  
 N DGA4323.2         79.4
    −     −44−10.5       
18.6    、−   47.645  28.1
    −  50.7    −   47.646
  18.2    −   16.2    −  
 44.447  15.8    −   47.6
    −   54.648  37.6    −
   89.4    −   47.649  −0
.4    −   65.2    −     −
50  14.8    −   41.7    −
   54.651  11.8    −   60
.8    −   30.952  10.0   
 −   16.2    −   44.453  
50.8    −   94.9       14
.754  32.0    −   88.7   
    14.755  13.2   −  38.
7   −   14.7く薬理試験■〉 ラット腹腔アナフィラキシ−における5R8−A。
ヒスタミン遊離阻害試験 6〜7週令の雄あるいは雌スブラング・ダウレー系ラッ
ト(日本チャールズリバー社)を体重に基づき1群6匹
に群分けし、−夜絶食して用いた。
実験はオレンジら(J 、  l m5uso1.、1
05.1087〜1095.1970)の方法に従って
行なった。
ラット抗オバルブミン血清の2倍希釈戒告1−/ラット
量を腹腔的注射してラットを感作した。
感作2時間後にオバルブミン211J及びヘパリンナト
リウム250μQを含むタイロード液5舖を腹腔内に投
与することによりアナフィラキシ−を惹起した。5分後
にラットを後顧殴打後頭部切開により放血死させ、更に
5分経過後ラットの腹壁の切開口から腹腔液を採取し、
1°X取液を4℃下に800rpm、ついで250 O
rpmにて遠心分離して上清を採取し、バイオアッセイ
を行なうまで一80℃下に保存する。薬物は5%アラビ
アゴム液に懸濁し、5mQ/kgの割合でアナフィラキ
シ−惹起3時間前にあらかじめ経口投与した。コントロ
ールとしては5%アラビアゴム液のみを投与した。採取
液に含まれるヒスタミン及び5R8−A量は薬理試験■
と同様の方法で測定した。
採取液のバイオアッセイはアトロビン処理したモルモッ
ト回腸を用いて行なった。−夜絶食したモルモットから
回盲部の口側15〜25CIの回腸片(2〜3C履)を
摘出し、−10−7M硫酸アトロビンを含む10−のタ
イロード液を満たした32℃のオーガンバス中に空気通
気上懸垂した。
0.5Q負荷下での等仮性収縮をアイソトニック・トラ
ンスジューサー(日本光電気社製 TD−1128)を
用いてインク書き記録計上に記録した。
ヒスタミンによる収縮反応を安定化させたのち、0.0
5〜0.4111!Itの採取液を添加後、30秒以内
におこる収縮を見ることによりヒスタミン遥を定lした
。また10−’Mビビリミン(抗ヒスタミン剤)存在下
に0.2〜0.5−の採取液添加後に見られる収縮を5
I1gヒスタミンの収縮活性を1単位(V)として換算
して5R8−Allを定量した。
尚、本試験に使用した抗血清は8週令のSD系ラットに
11Bオバルブミンを筋肉内注射し、200億個百日咳
菌死菌を腹腔的注射した後14日目に採取した抗オバル
ブミン血清であり、48時間PCA反応において256
倍の力価を示し、56℃、2時間の加熱処理により4倍
以下に力価が低下した。
本試験によって求められたヒスタミン及び5R8−Aの
阻害率を第4表に示す。
第  4  表 供試化合物    阻 害 率 % No、     ヒスタミン 5R8−A化合物 9 
 −3.6   4.9 〃 10  10.9  25.8 〃 11   8.0  15.5 製剤例1 製造例1の化合物       20i。
デンプン          130saマグネシウム
ステアレート   101!I+糖         
        401g計            
      200−〇常法により1錠中、上記組成物
の錠剤を製造した。
製剤例2 製造例2の化合物       10鵬Oデンプン  
        1271(Jマグネシウムステアレー
ト   18m(J乳   糖           
       4511(J計           
       200+g常法により1錠中、上記組成
物の錠剤を製造した。
製剤例3 製造例3の化合物       1010デンプン  
        1271aマグネシウムステアレ一ト
18mg 乳   糖                  45
m!I+計                   2
001g常法により1錠中、上記組成物の錠剤を製造し
た。
製剤例4 製造例7の化合物       10s。
デンプン          127Hマグネシウムス
テアレート   18謬り計            
      200 ma常法により1錠中、上記組成
物の錠剤を製造した。
製剤例5 製造例60の化合物      20m。
デンプン          iaom。
マグネシウムステアレート   10s。
40■ 計                  200mg常
法により1錠中、上記組成物の錠剤を製造した。
製剤例6 製造例62の化合物      10−gデンプン  
        1270gマグネシウムステアレート
   18−g糖                 
45sa計                  20
0 ma常法により1錠中、上記組成物の錠剤を製造し
た。
製剤例7 製造例67の化合物      101gデンプン  
        127mgマグネシウムステアレート
   18+。
乳   糖                 451
g計                  2001g
常法により1錠中、上記組成物の錠剤を製造した。
製剤例8 製造例70の化合物      1.0gソルビタンモ
ノセスキレート  3.OQフレオン11      
   1.5゜フレオン12         3.5
0計                   9. O
Q常法により、1ボンベ中上記組成物の噴霧剤を製造し
た。
製造例9 製造例71の化合物      1.0Qオレイン酸 
          3.OQフレオン11     
   1.25aフレオン12         2.
50フレオン114       1.25計    
                9.0g常法により
、1ボンベ中上記組成物の噴霧剤を製造した。
製剤例10 製造例79の化合物      20maデンプン  
        130maマグネシウムステアレート
   10−g40― 計                  200m。
常法により1錠中、上記組成物の錠剤を製造した。
製剤例11 製造例80の化合物      10mgデンプン  
         127mgマグネシウムステアレー
ト   18u乳   糖             
     45−計                
  200s。
常法により1錠中、上記組成物の錠剤を製造した。
製剤例12 製造例81の化合物      10uデンプン   
        127m。
マグネシウムステアレート   18a。
糖                  45−q計 
                 200■り常法に
より1錠中、上記組成物の錠剤を製造した。
製剤例13 製造例82の化合物      1.0Qンルビタンモ
ノセスキレート  3.OQフレオン11      
   1.5gフレオン12         3.5
a計                    9. 
OQ常法により、1ボンベ中上記組成物の噴霧剤を製造
した。
製造例14 製造例83の化合物      1.0Qオレイン酸 
          3.0gフレオン11     
   1.25Qフレオン12         2.
50フレオン114       1.25゜計   
                 9. OQ常法に
より、1ボンベ中上記組成物の噴霧剤を製造した。
(以 上)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1は低級アルキル基、低級アルコキシ基、
    アミノ基、水酸基又は低級アルカノイルオキシ基を、R
    ^2は水素原子、ハロゲン原子、低級アルキル基、低級
    アルコキシ基、低級アルコキシカルボニル基、低級アル
    キルチオ基又はヒドロキシ低級アルキル基を、R^3は
    水酸基、低級アルキル基、低級アルコキシ基、アミノ基
    又は低級アルカノイルオキシ基を、A及びDは各々炭素
    数が1〜10のアルキレン基を、Bは基−CH=CH−
    、基▲数式、化学式、表等があります▼、 基−C≡C−又は基 −CH(OH)−CH(OH)−を各々示す。 mが1のときlは0又は1を示し、mが0のときlは0
    を示す。Eは基 ▲数式、化学式、表等があります▼又は基▲数式、化学
    式、表等があります▼ を示す。ここでR^4は低級アルキル基、低級アルコキ
    シ基、アミノ基、水酸基又は低級アルカノイルオキシ基
    を、R^5は水素原子、ハロゲン原子、低級アルキル基
    、低級アルコキシ基、低級アルコキシカルボニル基、低
    級アルキルチオ基、ヒドロキシ低級アルキル基、基 −G−C≡C−R^8(ここでGは低級アルキレン基、
    R^8は低級アルキル基)又は基▲数式、化学式、表等
    があります▼ (Lは低級アルキレン基、R^9及びR^1^0は各々
    低級アルコキシ基)を、R^6は低級アルキル基、水酸
    基、低級アルコキシ基、アミノ基又は低級アルカノイル
    オキシ基を、R^7は水素原子又はメチル基を示す。ま
    たlが0のとき、A及びDで示されるアルキレン基は各
    々ヘテロ原子として酸素原子、硫黄原子又は−S−S−
    基をアルキレン鎖中に有していてもよい。但し、Eが基 ▲数式、化学式、表等があります▼ を示すときは、A及びDは各々ヘプタメチレン基、Bは
    基−CH=CH−、R^1はメトキシ基、R^2は水素
    原子、R^3は水酸基、mは1及びlは、A及びDで示
    されるアルキレン基の炭素数の合計が1〜12であるも
    のとする。〕 で表わされる1,4−ベンゾキノン誘導体及び一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1^1は水酸基又は低級アルコキシ基を、
    R^1^2は水素原子、水酸基又は低級アルコキシ基を
    、R^1^3は水素原子又は炭素数が1〜8のアルキル
    基を、Mは炭素数が1〜10のアルキレン基を、Qは基
    −CH=CH−、 基−C≡C−、基▲数式、化学式、表等があります▼ 又は基−CH_2−CH2−を各々示す。〕で表わされ
    る1,4−ベンゾキノン誘導体からなる群から選ばれた
    少なくとも1種を有効成分として含有することを特徴と
    する抗喘息剤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9957214B2 (en) 2012-10-10 2018-05-01 Arizona Board Of Regents On Behalf Of Arizona State University Multifunctional radical quenchers

Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60156610A (ja) * 1984-01-26 1985-08-16 Otsuka Pharmaceut Co Ltd アラキドン酸5−リポキシゲナ−ゼ阻害剤
JPH0452253A (ja) * 1990-06-20 1992-02-20 Kobe Steel Ltd 急冷薄帯又は急冷細線

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