JPS61196431A - 光学式デイスクプレ−ヤ - Google Patents

光学式デイスクプレ−ヤ

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JPS61196431A
JPS61196431A JP3581085A JP3581085A JPS61196431A JP S61196431 A JPS61196431 A JP S61196431A JP 3581085 A JP3581085 A JP 3581085A JP 3581085 A JP3581085 A JP 3581085A JP S61196431 A JPS61196431 A JP S61196431A
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incident light
incident
disk
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光俊 真貝
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明を以下の順序で説明する。
A 産業上の利用分野 B 発明の概要 C従来の技術 D 発明が解決しようとする問題点 E 問題点を解決するための手段 F作用 G 実施例 G−1光学ブロック部(第2図) G−2ディスクプレーヤの要部(第3図、第4図、第5
図) G−3演算処理部の具体例(第6図) H発明の効果 A 産業上の利用分野 本発明は、ディスクに光ビームを照射して情報の記録も
しくは再生を行う光学式ディスクプレーヤに関する。
B 発明の概要 本発明は、ディスクに光ビームを照射して情報の記録も
しくは再生を行うにあたり、ディスクへの入射光ビーム
にその入射位置をディスクの半径方向に任意の目標位置
に向けて急速変位させる急速移動動作をとらせることが
できる機能を具えた光学式ディスクプレーヤにおいて、
入射光ビームがディスクに形成されたトランクを横切る
に応じて得られるパルスを計数するカウンタと、入射光
ビームの急速移動動作の開始時における入射光ビームの
入射位置を示す位置データ、入射光ビームの入射位置が
到達せしめられるべき目標位置を示す目標データ及びカ
ウンタの出力データから位置制御データを算出する演算
処理部とを設け、演算処理部から得られる位置制御デー
タに基づいて入射光ビームの入射位置を移動制御するこ
とにより、上述の入射光ビームの急速移動動作を、比較
的小規模な回路構成のもとで、短時間のうちに遂行でき
るようにしたものである。
C従来の技術 予め形成された螺旋状もしくは同心円状のトラックに情
報により変調された光ビームを照射することによって情
報を記録することができるようにされた光学ディスク、
あるいは、ディジタル化されたオーディオ信号やビデオ
信号等の情報が螺旋状もしくは同心円状のトラックを形
成して記録され、光ビームの照射を介して記録された情
報を再生することができるようにされた光学ディスクに
おいては、情報が記録されるべきトラックもしくは情報
が記録されたトラックに、記録もしくは再生の対象とな
る情報とは区別される、光学ディスク上の位置を表すア
ドレス情報が記録されるようになされ、また、斯かる光
学ディスクに光ビームを照射することによって情報を記
録もしくは再生する光学式ディスクプレーヤおいては、
光学ディスクに記録されたアドレス情報を利用して、光
学ディスクへの入射光ビームの入射位置を光学ディスク
の半径方向に任意の目標位置まで急速移動させ、光学デ
ィスク上の任意の位置からの情報の記録もしくは再生を
行うことができるようにされる。
従来、このように入射光ビームの入射位置を光学ディス
クにおけるその半径方向の任意の目標位置に急速移動さ
せるには、光学ディスクに光ビームを入射させる光学ヘ
ッド部を、光学ディスクの半径方向に機械的に移動させ
、入射光ビームの入射位置を目標位置に対して、例えば
、200トラック分程度の距離の位置まで近接させ、そ
の後、トラックジャンプ信号を光学ヘッド部に対応して
配されたトラッキング駆動コイルに供給して入射光ビー
ムに1トラック分のトラックジャンプ動作を繰り返し行
わせることにより、入射光ビームの入射位置を目標位置
に向けて1トラック分ずつ順次移動せしめてくいくよう
にされている。
D 発明が解決しようとする問題点 しかしながら、斯かる入射光ビームの入射位置の目標位
置への急速移動がなされる場合、トラックジャンプ信号
に基づいて行われる入射光ビームの1トラック分のトラ
ックジャンプ動作は、1回に、例えば、1m秒程度の時
間を要するものとなり、従って、上述の如くに、入射光
ビームに1トラック分のトラックジャンプ動作を繰り返
し行わせてその入射位置を200トラック分程度移動さ
せるに際しては、200m秒前後の時間が必要とされる
ことになり、入射光ビームの入射位置を短時間のうちに
目標位置に到達させることができないという不都合があ
る。
斯かる点に鑑み、本発明は、光学ディスクに光ビームを
照射して情報の記録もしくは再生を行うにあたり、光学
ディスクへの入射光ビームの入射位置を、光学ディスク
の半径方向に急速移動させて任意の目標位置に到達せし
める動作を、短時間のうちに遂行でき、しかも、そのた
めの構成が比較的小規模で済むものとされる光学式ディ
スクプレーヤを提供することを目的とする。
E 問題点を解決するための手段 上述の目的を達成すべく、本発明に係る光学式ディスク
プレーヤは、第1図に示される本発明の基本構成図に表
される如く、ディスクに光ビームを入射せしめる光学ブ
ロック部と、ディスクへの入射光ビームにその入射位置
をディスクの半径方向に急速に変化せしめる急速移動動
作を行わせ得るトラッキング駆動手段と、ディスクから
の反射光ビームに基づいて、入射光ビームの急速移動動
作が行われるとき、入射光ビームがディスクに形成され
たトラックを横切るに応じて所定数のパルスを発生する
パルス発生部と、このパルス発生部からのパルスを利用
して位置制御データを得るデータ発生手段と、データ発
生手段で得られる位置側41データをディジタル/アナ
ログ変換するディジタル/アナログ変換部と、入射光ビ
ームの急速移動動作の開始時点から位置制御lデータの
値が零もしくは零近傍の所定値になるまでの間、ディジ
タル/アナログ変換部の出力をトラッキング駆動手段に
与える切換制御部とを備えて構成される。
そして、上述のデータ発生手段が、パルス発生部からの
パルスを計数するカウンタ部と、入射光ビームの急速移
動動作の開始時点における入射位置を示す位置データと
入射光ビームの入射位置が到達せしめられるべき目標位
置を示す目標データとの差を求め、その差に対応する初
期値が与えられる位置制御データを得る制御データ形成
手段、及び、カウンタの計数値を読み込み、制御データ
形成手段で得られる制御データの値を初期値からカウン
タの計数値に応じて増減させて零に向かわしめる制御デ
ータ改変手段を含む演算処理部とで形成される。
F作用 上述の如くの本発明に係る光学式ディスクプレーヤにお
いては、光学ブロック部からディスクへの入射光ビーム
にその入射位置をディスクの半径方向に急速変位せしめ
て目標位置に到達させる急速移動動作をさせるに際し、
入射光ビームの急速移動動作の開始時点における入射位
置を示す位置データと入射光ビームの入射位置が到達せ
しめられるべき目標位置を示す目標データとが演算処理
部に供給され、演算処理部の位置制御データ形成手段に
より、これら位置データを目標データとの間の差に対応
する初期値が与えられた位置制御データが形成される。
この位置制御データは演算処理部からディジタル/アナ
ログ変換部に供給され、それに基づ(ディジタル/アナ
ログ変換部の出力が切換制御部を介してトラッキング駆
動手段に供給され、入射光ビームの急速移動動作が開始
される。
入射光ビームの急速移動動作の開始に伴い、入射光ビー
ムがディスクに形成されたトラックを横切るに応じてパ
ルス発生部からのパルスが得られ、このパルスがカウン
タ部で計数されて、カウンタ部の出力データが演算処理
部に供給される。そして、演算処理部の制御データ改変
手段により、演算処理部からディジタル/アナログ変換
部に供給される位置制御データが、その値が上述の初期
値からカウンタの計数値に応じて増減されて零に向かわ
しめられるように逐次改変され、これに伴って、トラッ
キング駆動手段による入射光ビームの急速移動動作が改
変された位置制御データに応じて継続される。
その後、制御データ改変手段により改変された位置制御
データの値が零もしくは零近傍の所定値になると、切換
制御部によりディジタル/アナログ変換部の出力のトラ
ッキング駆動手段への供給が停止され、入射光ビームの
急速移動動作が終了せしめられる。このとき、入射光ビ
ームの入射位置は、目標位置もしくはその近傍に到達せ
しめられており、必要に応じてさらに微細位置調整が成
されて目標位置に到達せしめられる。
このようにされる本発明に係る光学式ディスクプレーヤ
にあっては、入射光ビームの入射位置が、上述の初期値
からカウンタの計数値に応じて増減されて零に向かわし
められるように逐次改変される位置制御データに基づい
て継続的に変位せしめられ、その結果、短時間のうちに
目的位置に到達せしめられる。しかも、斯かる位置制御
データの形成及び改変は演算処理部において行われるの
で、入射光ビームに急速移動動作をさせるための制御信
号を形成する部分の構成が、比較的小規模とされ、安価
に得られるものとされることになる。
G 実施例 G−1光学ブロック部(第2図) 第2図は、本発明に係る光学式ディスクプレーヤの一例
に用いられる光学ブロック部を示す。
この光学ブロック部が対向するディスク10は、前述の
如く、予め形成された螺旋状もしくは同心円状のトラッ
クに情報により変調された光ビームを照射することによ
って情報を記録することができるようにされた光学ディ
スク、あるいは、ディジタル化されたオーディオ信号や
ビデオ信号等の情報が螺旋状もしくは同心円状のトラッ
クを形成して記録され、光ビームの照射を介して記録さ
れた情報を再生することができるようにされた光学ディ
スクであって、情報が記録されるべきトラックもしくは
情報が記録されたトランクに、記録もしくは再生の対象
となる情報とは区別される、ディスク上の位置を表すア
ドレス情報が記録されたものである。また、ディスク1
0は、所定の回転速度をもって回動せしめられる。
レーザ光源21からは、ディスク10に情報が記録され
る場合にはその情報により変調された光ビームが、また
、ディスクlOから情報が再生される場合には所定の強
度を有した光ビームが発射され、その光ビームが、コリ
メータレンズ22゜偏光ビームスプリッタ23.偏光ビ
ームスプリンタ24及び174波長板25を順次通じて
対物レンズ26に入射し、対物レンズ26で集束されて
ディスク10に入射する。そして、ディスクIOからの
反射光が、対物レンズ26及び174波長板25を順次
通じて偏光ビームスプリッタ24に入射し、その一部が
第2図において右方に屈折させしめられて、レンズ系2
7を通じてトラッキングエラー検出用に2分割された光
検出器31に入射する。偏光ビームスプリンタ24に入
射したディスク10からの反射光の他の一部は偏光ビー
ムスプリンタ23に入射し、第2図において右方に屈折
せしめられて、レンズ系29を通じてフォーカスエラー
検出用に4分割された光検出器41に入射する。
この第2図に示される例では、レーザ光源21からレン
ズ系29までの各光学部材及び光検出器31及び41を
含む光学ブロック部の全体が、ディスク10の半径方向
に移動されるものとされ、さらに、偏光ビームスプリッ
タ24.1/4波長板25、対物レンズ26.レンズ系
27及び光検出器31が、光学ブロック部の全体に対し
て、少なくとも、ディスクlOの半径方向とディスク1
0の面に直交する方向とに移動可能とされた光学ヘッド
部分28を構成している。そして、この光学ヘッド部分
28に対して、これをトラッキングエラー信号に基づい
てディスク10の半径方向に移動させるためのトラッキ
ング駆動コイル32と、フォーカスエラー信号に基づい
てディスク10の面に直交する方向に移動させるための
フォーカス駆動コイル42とが設けられている。
G−2ディスクプレーヤの要部(第3図、第4図、第5
図) 次に、第3図を参照して、上述の光学ブロック部を備え
た本発明に係る光学式ディスクプレーヤの一例の要部に
ついて述べる。
この例においては、光検出器31の2個の検出素子31
A及び31Bの出力が減算回路33に供給され、減算回
路33から検出素子31Aの出力と検出素子31Bの出
力との差に基づくトラッキングエラー信号TEが得られ
る。一方、光検出器41のある対角線方向の2個の検出
素子41A及び41Cの出力が加算回路43に供給され
、また、別の対角線方向の2個の検出素子41B及び4
1Dの出力が加算回路44に供給される。そして、加算
回路43及び44の出力が減算回路45に供給され、減
算回路45から検出素子41A及び41Cの出力の和と
検出素子41B及び41Dの出力の和との差に基づくフ
ォーカスエラー信号FEが得られる。さらに、加算回路
43及び44の出力が加算回路46に供給され、加算回
路46から検出素子41A、41B、41G及び410
の出力の和に基づく信号、従って、ディスク10からの
反射光量の総量に応じた読取信号(ディスク1Oから情
報が再生される場合には再生情報信号となる信号)RF
が得られる。
減算回路33から得られるトラッキングエラー信号TE
は、位相補償回路34及び増幅回路35を順次通じてス
イッチ36の端子Tに供給され、スイッチ36が端子T
を選択するものとされるときには、スイッチ36及び駆
動回路37を順次通じてトラッキング駆動コイル32に
供給されて、トラッキング・サーボコントロールループ
が構成される。また、減算回路45から得られるフォー
カスエラー信号FEは、図示されていないが位相補償回
路、増幅回路及び駆動回路を順次通じてフォーカス駆動
コイル42に供給され、フォーカス・サーボコントロー
ルループが構成される。
加算回路46から得られる読取信号RFは復調回路51
に供給され、復調回路51から、ディスク10に情報が
記録される場合には再生アドレス情報Qが得られ、ディ
スク10から情報が再生される場合には再生アドレス情
報Qと再生プログラム情報Pが得られる。ディスク10
から情報が再生される場合には、再生プログラム情報P
がプログラム情報処理回路52に供給されて、出力端子
53に再生オーディオ信号や再生ビデオ信号等の再生プ
ログラム情報信号Aが得られる。
再生アドレス情報Qは解読回路54に供給され、解読回
路54から再生アドレス情報Qが表す、ディスク10へ
の入射光ビームの入射位置を示す位置データKが得られ
て、これが演算処理部55に供給される。
指令信号発生部56は、ディスク10への入射光ビーム
に、その入射位置を光学ディスク10の半径方向に急速
変位させて任意の目標位置に到達させる、急速移動動作
を行わせるに際して、目標位置を設定するためのものと
して配されており、この指令信号発生部56からは、目
標位置の設定操作に基づき、ディスク10への入射光ビ
ームの入射位置が到達すべき目標位置を示す目標データ
Iが得られて、演算処理部55に供給される。
このようにして、ディスク10への入射光ビームにその
入射位置を光学ディスク10の半径方向に目標位置に向
けて急速変位させる急速移動動作を行わせるべく、位置
データKに加えて目標データ!が演算処理部55に供給
されるとき、演算処理部55からは、入射光ビームの急
速移動動作の開始時点において、急速移動動作開始信号
Ssが送出されるとともに、入射光ビームの急速移動動
作の開始時点におけるディスク10への入射光ビームの
入射位置を示す位置データにと入射光の入射位置が到達
すべき目標位置を示す目標データfとの差に対応する初
期値が与えられた位置制御データDdが得られる。この
位置制御データDdの初期値は、入射光ビームの入射位
置が目標位置に到達するまでに入射光ビームが横切るべ
きディスク10に形成されたトラックの数に比例するも
のとされる。
演算処理部55から得られる急速移動動作開始信号Ss
は、リセット−セント・フリップフロップ(以下、R−
3−FFと称す)57のセット端子Sに供給される。こ
れにより、入射光ビームの急速移動動作の開始時点にお
いて、R−3−FF57がセットされてその出力信号S
Wが高レベルをとるものとされる。このR−3−FF5
7の高レベルをとる出力信号SWがスイッチ36の切換
制御端子に供給され、入射光ビームの急速移動動作の開
始時点において、スイッチ36が端子Jを選択する状態
に切換えられる。
演算処理部55から得られる、入射光ビームの急速移動
動作の開始時点での入射位置を示す位置データにと目標
データIとの間の差に対応する初期値が与えられた位置
制御データDdは、ディジタル/アナログ変換回路(以
下、D/A変換回路と称す)73に供給されてディジタ
ル/アナログ変換される。そして、D/A変換回路73
から得られる出力電圧DVが位相補償回路74を通じて
スイッチ36の端子Jに供給され、さらに、スイッチ3
6が端子Jを選択するものとされていることにより、ス
イッチ36及び駆動回路37を順次通じてトラッキング
駆動コイル32に供給される。
この時、例えば、ディスク10への入射光ビームの入射
位置が到達すべき目標位置が、入射光ビームの急速移動
動作の開始時点における入射位置よりディスク10の内
側であるときは、入射光ビームの急速移動動作の開始時
点における入射位置を示す位置データにと目標データI
との間の差は、絶対値が入射光ビームの急速移動動作の
開始時点における入射位置から目標位置までの距離に応
じ、入射光ビームの入射位置が目標位置に到達するまで
に入射光ビームが横切るべきトラックの数に比例した負
の値とされ、従って、位置制御データDdに与えられる
初期値は、絶対値が入射光ビームの入射位置が目標位置
に到達するまでに入射光ビームが横切るべきトラックの
数に比例した負の値になる。このため、D/A変換回路
73の出力電圧DVは、第4図Aに示される如く、入射
光ビームの急速移動動作の開始時点t0において、絶対
値が入射光ビームの入射位置が目標位置に到達するまで
に入射光ビームが横切るべきトラックの数に比例する負
の値になり、第2図に示される光学ヘッド部分28が、
従って、ディスク10への入射光ビームの入射位置が、
ディスク10の半径方向にディスク10の内側に向けて
移動せしめられる。
また、逆に、目標位置が入射光ビームの急速移動動作の
開始時点における入射位置よりディスク10の外側であ
るときは、入射光ビームの急速移動動作の開始時点にお
ける入射位置を示す位置データにと目標データ■との間
の差は、絶対値が入射光ビームの急速移動動作の開始時
点における入射位置から目標位置までの距離に応じ、入
射光ビームの入射位置が目標位置に到達するまでに入射
光ビームが横切るべきトランクの数に比例した正の値と
され、従って、位置制御データDdに与えられる初期値
は、絶対値が入射光ビームの入射位置が目標位置に到達
するまでに入射光ビームが横切るべきトラックの数に比
例した正の値になる。
このため、D/A変換回路73の出力電圧DVは、゛ 
 第4図Bに示される如く、入射光ビームの急速移動動
作の開始時点t0において、絶対値が入射光ビームの入
射位置が目標位置に到達するまでに入射光ビームが横切
るべきトランクの数に比例する正の値になり、第2図に
示される光学ヘッド部分28が、従って、ディスク10
への入射光ビームの入射位置が、ディスク10の半径方
向にディスク10の外側に向けて移動せしめられる。
一方、加算回路46から得られる読取信号RFと、減算
回路33から得られるトラッキングエラー信号TEとは
、パルス発生回路70に供給される。
そして、ディスク10への入射光ビームの入射位置がデ
ィスク10の半径方向に移動せしめられるときにおける
読取骨RFは、入射光ビームの入射位置のディスク10
に形成されたトラックの夫々に対する位置に応じて変化
し、入射位置がトラックの中心にあるとき最大となり、
隣合う2本のトラックの中間にあるとき最小となる。
これに対して、ディスク10への入射光ビームの入射位
置がディスク10の半径方向に移動せしめられるときに
おけるトラッキングエラー信号TEは、入射位置がトラ
ックの中心及び隣合う2本のトラックの中間にあるとき
零となって、それらの間では交互に正及び負の値をとり
、かつ、読取信号RFに対する位相が、入射光ビームの
入射位置がディスク10の半径方向に外側から内側への
向きに移動せしめられる場合と内側から外側への向きに
移動せしめられる場合とで反転するものとなる。例えば
、入射光ビームの入射位置がディスク10の外側から内
側への向きに移動せしめられる場合には、第5図Aに示
される如く、トラッキングエラー信号TEが読取信号R
Fに対して90変の位相遅れを有する関係となり、また
、入射光ビームの入射位置がディスク10の内側から外
側への向きに移動せしめられる場合には、第5図Bに示
される如く、トラッキングエラー信号TEが読取信号R
Fに対して90度の位相進みを有する関係となる。
そして、パルス発生回路70は、読取信号RFとトラッ
キングニラ−信号TEの斯かる関係に基づいて、ディス
ク10への入射光ビームの入射位置がディスクlOの半
径方向にディスク10の内側に向けて移動せしめられる
とき、入射光ビームがディスク10に形成された各トラ
ックを横切るごとに一定数が得られるパルスDPを発生
し、また、入射光ビームの入射位置がディスク10の半
径方向にディスクIOの外側に向けて移動せしめられる
とき、入射光ビームがディスク10に形成されたトラン
クを横切るごとに一定数が得られるパルスupを発生す
る。
このパルス発生回路70から得られるパルスDPもしく
はUPは、カウンタ72に供給される。
カウンタ72は、ディスク10への入射光ビームの急速
移動動作の開始時点において、演算処理部55から送出
される急速移動動作開始信号Ssが供給され、それによ
り計数動作を行い得る状態とされて、パルス発生回路7
0からのパルスDPもしくはUPを計数し、その計数値
をパルスDPの計数値の場合には負数として示し、パル
スUPの計数値の場合には正数として示す出力データD
cを演算処理部55に供給する。
カウンタ72の出力データDcが供給される演算処理部
55は1.この出力データDcを読み込んで位置制御デ
ータDdから出力デー、りDcを減算する演算を行い、
位置制御データDdの値を、入射光ビームの入射位置が
目標位置に到達するまでに入射光ビームが横切るべきト
ランクの数に比例する初期値からカウンタ72の計数値
に対応する値を減じたものに変化させる。・即ち、位置
制御データDdを、入射光ビームの入射位置が目標位置
に到達するまでに入射光ビームが横切るべきトラックの
数に比例する初期値をとるものから、斯かる初期値から
カウンタ72の計数値に対応する値が減じられて零に向
かう値をとるものに、カウンタ72の計数動作に従って
順次改変するのである。
この結果、入射光ビームの入射位置がディスク10の半
径方向にディスク10の内側に向けて移動せしめられる
入射光ビームの急速移動動作が行われるときには、演算
処理部55から得られる位置制御データDdの値は、入
射光ビームの急速移動動作の開始時点において絶対値が
入射光ビームの入射位置が目標位置に到達するまでに入
射光ビームが横切るべきトラックの数に比例した負の値
となり、その後、パルス発生回路70からパルスDPが
得られてそれがカウンタ72で計数されるに従って零に
向かい、やがて零となる。これにより、D/A変換回路
73の出力電圧DVも、第4゛ 図Aに示される如く、
入射光ビームの急速移動動作の開始時点t0における負
の値から次第に零に向かい、時点1.で零となる電圧値
をとるものとなる。
これとは逆に1.入射光ビームの入射位置がディスク1
0の半径方向にディスク10の外側に向けて移動せしめ
られる入射光ビームの急速移動動作が行われるときには
、演算処理部55から得られる位置制御データDdの値
は、入射光ビームの急速移動動作の開始時点において絶
対値が入射光ビームの入射位置が目標位置に到達するま
でに入射光ビームが横切るべきトラックの数に比例した
正の値となり、その後、パルス発生回路70からパルス
UPが得られてそれがカウンタ72で計数されるに従っ
て零に向かい、やがて零となる。これにより、D/A変
換回路73の出力電圧DVも、第4図Bに示される如く
、入射光ビームの急速移動動作の開始時点t0における
正の値から次第に零に向かい、時点1.で零となる電圧
値をとるものとなる。
このように、演算処理部55から得られる位置制御デー
タDdの値が零になる時点t1においては、入射光ビー
ムの入射位置は目標位置もしくはその手前あるいはそれ
を越えた近傍位置にあり、この例では、時点1.後、演
算処理部55は、例えば、内蔵するタイマにより設定さ
れる予め定められた所定の短期間、位置制御データDd
をカウンタ72の計数動作に従ってさらに改変する。こ
の時点t1後の予め定められた所定の短期間における位
置制御データDdの改変に応じて得られるD/A変換回
路73の出力電圧DVに基づき、入射光ビームの入射位
置の微細調整が行われ、時点t1においては目標位置の
近傍にあった入射光ビームの入射位置も目標位置に到達
せしめられる。
そして、時点t1後予め定められた所定の短期間が経過
すると、演算処理部55から急速移動動作終了信号Se
が送出される。このとき、演算処理部55から得られる
位置制御データDdの値は、零もしくは零付近の所定値
をとるものとなる。この急速移動動作終了信号SeがR
−3−FF57のリセット端子Rに供給される。これに
より、R−3−FF57かリセットされてその出力信号
SWが低レベルにされ、それに伴って、スイッチ36が
端子Tを選択する状態に゛切換えられて、ディスク10
に対する入射光ビームのその入射位置をディスク10の
半径方向に急速変位させる急速移動動作が終了される。
従って、スイッチ36は、ディスク10に対する入射光
ビームの急速移動動作の開始時点から演算処理部55か
ら得られる位置制御データDdの値が零もしくは零付近
の所定値をとるものとなるまでの間、D/A変換回路7
3の出力電圧DVを、駆動回路37を介して、トラッキ
ング駆動コイル32に供給することになる。
そして、スイッチ36が端子Tを選択する状態に切換え
られ、ディスクIOに対する入射光ビームの急速移動動
作が終了された以後は、トラフキングエラー信号THに
基づく通常のトラッキングサーボコントロールがなされ
る。
G−3演算処理部の具体例(第6図) 上述の如くにして位置制御データDdの形成及び改変を
行う演算処理部55は、例えば、内蔵カウンタを有する
マイクロコンピュータをもって構成され、斯かる場合め
マイクロコンピュータに置いて実行される制御プログラ
ムの一例を、第6図に示されるフローチャートを参照し
て説明する。
このプログラムの例においては、指令信号発生部56か
ら目標データlが供給されてスタートした後、プロセス
81で急速移動動作開始信号Ssを送出する。次に、プ
ロセス82で、解読回路54からの位置データにと目標
データIとの間の差を求め、この差に基づき、ディスク
10に対する入射光ビームの入射位置が目標位置に到達
するまでに入射光ビームが横切るべきトラックの数に比
例した絶対値をとる正または負の初期値を有する位置制
御データDdを形成する。
そして、プロセス83でカウンタ72の出力データDc
を読み込み、続くプロセス84で、位置制御データDd
からカウンタ72の出力データDCを減算する演算を行
い、位置制御データDdを、入射光ビームの入射位置が
目標位置に到達するまでに入射光ビームが横切るべきト
ラックの数に比例した絶対値をとる正または負の初期値
から出力データDcが示すカウンタ72の計数値を減じ
た値をとるものに改変する。
続いて、ディシジョン85において、位置制御データD
dの値が零になったか否かを判断する。
位置制御データDdの値が零になっていなければプロセ
ス83に戻り、プロセス83及び84における処理を行
い、これを位置制御データDdの値が零になるまで繰り
返す。位置制御データDdO値が零になったときにはプ
ロセス86に進み、内蔵するタイマをスタートさせる。
このタイマには、予め設定された所定の短時間Ttが計
測すべき時間として設定されている。次に、プロセス8
7に進み、プロセス83におけると同様に、カウンタ7
2の出力データDcを読み込み、続くプロセス88で、
プロセス84におけると同様にして、位置制御データD
dからカウンタ72の出力データDcを減算する演算を
行い、位置制御データDdを出力データ[)cが示すカ
ウンタ72の計数値に応じてさらに改変する。
そして、ディシジョン89において、タイマに設定され
た所定の短時間Ttが経過したか否かを判断する。所定
の短時間Ttが経過していなければ、プロセス87に戻
り、プロセス87及び88における処理を行い、これを
所定の短時間Ttが経過するまで繰り返す。所定の短時
間Ttが経過したときには、プロセス90に進み、ここ
で、急速移動動作終了信号Seを送出し、制御を終了す
る。
このようして、第6図のフローチャートで表される動作
手順に従う制御を通じて得られる急速移動動作開始信号
3s、位置制御データDd及び急速移動動作終了信号S
eに基づき、上述した如くのディスク10への入射光ビ
ームの急速移動動作がなされるのである。
H発明の効果 以上の説明から明らかな如く、本発明に係る光学式ディ
スクプレーヤによれば、光学ディスクへの入射光ビーム
の、その入射位置を光学ディスクの半径方向に急速変位
させて目標位置に到達せしめるようになす急速移動動作
が、急速移動動作の開始時点における入射光ビームの入
射位置を示す位置データと目標位置を示す目標データと
の間の差に応じた初期値が与えられて形成され、その後
、その値が光学ディスクへの入射光ビームが光学ディス
クに形成されたトラックを横切るに応じて得られるパル
スの計数値に応じて零に向かわしめられるべく改変され
る位置制御データに基づいて行われ、それにより、光学
ディスクへの入射光ビームの入射位置を光学ディスクの
半径方向に急速移動させて任意の目標位置に到達せしめ
る動作を、極めて短時間のうちに遂行できることになる
。しかも、斯かる位置制御データの形成及び改変は演算
処理部において行われるので、光学ディスクへの入射光
ビームに急速移動動作をさせるための制御信号を形成す
る部分の構成が、比較的小規模で、安価に得られるもの
とされることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は特許請求の範囲に対応して本発明の基本構成を
示す図、第2図は本発明に係る光学式ディスクプレーヤ
の一例に用いられる光学ブロック部を示す概略構成図、
第3図は本発明に係る光学式ディスクプレーヤの一例の
要部を示すブロック接続図、第4図A及びB、及び、第
5図A及びBは第2図に示される例の動作説明に供され
る波形図、第6図は第2図に示される例における演算処
理部に用いられるマイクロコンピュータが実行する制御
プログラムの一例を示すフローチャートである。 図中、10はディスク、28は光学ヘッド部分、32は
トラッキング駆動コイル、36はスイッチ、37は駆動
回路、55は演算処理部、57はR−3−FF、70は
パルス発生回路、72はカウンタ、73はD/A変換回
路である。 基本構成図 第1図 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 光ビームが照射されて情報の記録もしくは再生がなされ
    るディスクに光ビームを入射せしめる光学ブロック部と
    、 該光学ブロック部から上記ディスクへの入射光ビームに
    その入射位置を上記ディスクの半径方向に急速に変位せ
    しめる急速移動動作を行わせ得るトラッキング駆動手段
    と、 上記ディスクからの反射光ビームに基づいて、上記入射
    光ビームの急速移動動作が行われるとき、上記入射光ビ
    ームが上記ディスクに形成されたトラックを横切るに応
    じて所定数のパルスを発生するパルス発生部と、 該パルス発生部からのパルスを計数するカウンタ部と、 上記入射光ビームの急速移動動作の開始時点における入
    射位置を示す位置データと上記入射光ビームの入射位置
    が到達せしめられるべき目標位置を示す目標データとの
    差を求め、該差に対応する初期値が与えられる位置制御
    データを得る制御データ形成手段、及び、上記カウンタ
    の計数値を読み込み、上記位置制御データの値を上記初
    期値から上記カウンタの計数値に応じて増減させて零に
    向かわしめる制御データ改変手段を含む演算処理部と、 該演算処理部から得られる上記位置制御データをディジ
    タル/アナログ変換するディジタル/アナログ変換部と
    、 上記入射光ビームの急速移動動作の開始時点から上記位
    置制御データの値が零もしくは零近傍の所定値になるま
    での間、上記ディジタル/アナログ変換部の出力を上記
    トラッキング駆動手段に与える切換制御部と、 を備えて構成される光学式ディスクプレーヤ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007287440A (ja) * 2006-04-14 2007-11-01 Kyocera Mita Corp 入力装置及び画像形成装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5492155A (en) * 1977-12-29 1979-07-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd Retrieval device
JPS578969A (en) * 1980-06-18 1982-01-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd Recording and reproducing device

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