JPS61196067A - コンクリート強度の試験方法 - Google Patents

コンクリート強度の試験方法

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JPS61196067A
JPS61196067A JP3416085A JP3416085A JPS61196067A JP S61196067 A JPS61196067 A JP S61196067A JP 3416085 A JP3416085 A JP 3416085A JP 3416085 A JP3416085 A JP 3416085A JP S61196067 A JPS61196067 A JP S61196067A
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JP
Japan
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concrete
test pin
strength
fixing member
frame
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JP3416085A
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保彦 阿部
木村 敬三
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Kajima Corp
Original Assignee
Kajima Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、建築物等の躯体コンクリートの強度が、少
なくとも希望の最低強度よりも上であることを保証する
保証方法に関するものである。
〔従来技術およびこの発明が解決すべき問題点〕従来こ
の種の保証方法としては、反発硬度法、超音波法、コア
ボーリング法、アンカー引抜き法およびこれらの併用法
等がある。
しかし反発硬度法は、検査方法としては簡単であるが、
コンクリート圧縮強度と反発硬度との関係は各種条件で
異なるので、コンクリート強度を確実に保証することが
できない。
また超音波法は検査技術にかなりの習熟が必要で、しか
もコンクリート圧縮強度の推定精度もそれ程良くない。
さらにコアボーリング法は、躯体コンクリートの強度を
直接知り得る方法であるが、躯体に穴をあけるので個所
に制約がありさらに補修する必要がある。そしてポーリ
ングのための装置も比較的大きく、給水、排水、電気の
準備も必要であるコア供試体数にも制限を受ける等さら
に保証費用が高くなる。
一方アンカー引抜き法は、検査方法そのものが簡単であ
りアンカーまわりコンクリートのせん断コーンの破壊強
度とコンクリートの圧縮強度との間に非常に良い相関関
係があるが、やは゛ り躯体の一部へ引抜く際に損傷を
与えてしまう。
このように従来の保証方法では、種々の問題点がある。
そのためこのような問題点のない新たな保証方法が望ま
れていた。
この発明は前述した事情に鑑み創案されたもので、その
目的はコンクリート躯体へ損傷を与えることなく、また
大掛りな装置を必要とせずさらに容易かつ確実に強度検
査が行える保証方法を提供することにある。
〔問題点を解決するだめの手段〕
この発明によれば躯体コンクリートの強度保証を躯体コ
ンクリート中へ予め埋設しである定着部材に試験ピンを
着脱自在に取付け、試験ピンへ引張力を加えてコンクリ
ートの強度を検査することで行うこととする。
そして躯体コンクリートに期待したい下限圧縮強度に匹
敵するコンクリート破壊強度と同じ強度を持つ試験ピン
に引張力を加える。ここで試験ピンが破断するならば、
定着部材が埋設されているコンクリートの圧縮強度が、
試験ピンの強度即ち下限圧縮強度より上であることを保
証するものである。
〔実施例〕
以下この発明を図示する実施例によって説明する。
まずこの発明方法を行うに際して使用される躯体コンク
リートの強度を検査する検査装置について説明する。
検査装置1は、予め躯体コンクリート2中に埋設されて
いる定着部材3と、この定着部材3の雌ねじ部3aへ螺
合している取付ねじ部4aを有するねじ付きの試験ピン
4と、この試験ピン4が貫通しており躯体コンクリート
2の表面へ当接して設けられている加圧フレーム6と、
この加圧フレiムロの貫通孔5を貫通して突出した試験
ピン4のねじ部4bに螺合しており、加圧フレーム6へ
締付ける締付部7とからなっている。(第1図参照) 定着部材3は、内部に雌ねじ部3aが、また下端に大径
のアンカ一部3bがそれぞれ設けられてなっている。
試験ピン4は、小径の引張り用ねじ部4bと、この引張
り用ねじ4bの端部に形成されている大径の取付ねじ部
4aとからなっている。
加圧フレーム6は、中央位置に穿設されている貫通孔5
を有する基部6aと、この基部6aの両端に設けられて
いる躯体コンクリート2へ当接する当接部8とから門形
に形成されている。
締付部7は、試験ピン4のねじ部4bに螺合して加圧フ
レーム6へ締付けるナツトで構成さ、れている。なおこ
の締付部7は、第2図に示すようにセンターホールジヤ
ツキ9で構成してもよい。
このような構成からなる検査装置1で本発明である躯体
コンクリート強度の保証方法を行なうには、まず保証す
べき強度と同じ強度を有する試験ピン4を選定する。
この選定作業は、定着部材3の材質およびアンカ一部3
bまでの埋込み深さLと、試験ピン4の材質とを一定に
しておくと、コンクリートが十分に強いならば試験ピン
4の径に応じて試験ピン4の破断強度が決まることから
、適宜径の試験ピン4を選ぶことで行う。
そして適宜径の選択は、例えば予じめコンクリート圧縮
強度に対してどの径の試験ピン4が破断するかの実験を
行い、−例として第3図に示すように図表を作成してお
き、この図表を元。
にして行う。
例えば325 K17cm2の最低コンクリート強度を
保証したい時に、定着部材3の埋設深さ1を3mとした
場合は径が5順の試験ピン4を使用すればよい。
次に選定した試験ピン4を躯体コンクリート2中へ埋設
しである定着部材3へ、雌ねじ部3aに取付ねじ部4a
を螺合することで取付ける。
次に締付部7であるナツトを締付けることで試験ピン4
へ引張荷重を加える。その結果、試験ピン4が破断され
れば、躯体コンクリート2の圧縮強度が保証強度以上あ
ることになる。また逆にコンクリートが第1図に一点鎖
線で示した部分から破壊したとすれば、コンクリートが
保証強度を得られていないこととなる。
このようにして躯体コンクリート2の強度を試験ピン4
の強度以上であることを保証する。
なお第1図で示した加力フレーム6の支点間内寸法2a
は、定着部材3の埋込み深さLの4倍以上とし、また試
験ピン4の材質は均質のものであれば限定しない。
第4図は、定着部材3を躯体コンクリート2中に埋設す
る方法を説明するためのものである。
まず定着部材3を正方形合板10に6角穴付きボルト1
1で固定する。そして躯体コンクリート2の表面仕上げ
時に、この合M10の下表面とスラブコンクリートの上
表面レベルとを合わせて所定の位置に静置する。
次にコンクリート硬化後金板を外し、定着部材3の雌ね
じ部3aに6角穴付きボルト11でキャップをしておく
この定着部材3の埋設方法は、第4図で示しものとは逆
に下向きや、横向きにして設ける場合も同様にして行わ
れる。
なお前述した検査装置1の構成は、躯体コンクリート2
に埋設した定着部材3へ着脱自在に取付けた試験ピン4
に、引張力を与えることができるものならば、どのよう
なものでもよい。
ただしこの実施例のものであれば、簡単な構造で容易か
つ確実に試験ピン4へ引張力を与えることができる。
〔発明の効果〕
この発明は、以上のような構成からなり、次に述べる効
果を有する。
躯体コンクリート中に埋設した定着部材3へ着脱自在に
取付けた試験ピンに引張力を与えて破断させ、コンクリ
ート強度が少なくとも試験ピンの強度以上であることを
保証することにより、試験ピンの径を適宜変えるだけで
、躯体コンクリート強度を容易かつ確実に確認すること
ができる。
即ち試験ピンに引張力を与えるだけの簡単な作業で、試
験ピンの破断という現象で確実に確認できる。
また試験ピンを定着部材へ着脱自在に取付けることと、
試験ピンの破断て確認することとから、躯体コンクリー
トを破損させるようなことがない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明方法を行う検査装置を示す正面図、第
2図は締付部の別態様を示す正面図、第3図は試験ピン
の径とコンクリート圧縮強度の関係を示したグラフ、第
4図は、定着部材の埋設状態を示す断面図である。 1・・検査装置、2・・躯体コンクリート、3・・定着
部材、3a・・雌ねじ部、3b・・アンカ一部、4・・
試験ピン、4a・・取付ねじ部、4b・・ねじ部、5・
・貫通孔、6・・加力フレーム、6a・・基部、7・・
締付部、8・−当接部、9・・センターホールジヤツキ
、10・・正方形合板、11・・6角穴付きボルト。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 躯体コンクリートの保証すべき下限圧縮強度と同じ引張
    強度を有する試験ピンを、コンクリート躯体内に埋設し
    た定着部材へ着脱自在に取付け、 前記試験ピンに引張り力を加えて破断させることで、コ
    ンクリートの圧縮強度が少なくとも試験ピンの引張強度
    以上であると保証することを特徴とするコンクリート躯
    体における下限圧縮強度の保証方法。
JP3416085A 1985-02-22 1985-02-22 コンクリート強度の試験方法 Granted JPS61196067A (ja)

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JPS61196067A true JPS61196067A (ja) 1986-08-30
JPH0426698B2 JPH0426698B2 (ja) 1992-05-08

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018003318A1 (ja) * 2016-06-30 2018-01-04 Fsテクニカル株式会社 供試体、アンカー試験装置およびアンカー試験方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6226703A (ja) * 1985-07-27 1987-02-04 東芝ライテック株式会社 照明器具

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JPWO2018003318A1 (ja) * 2016-06-30 2019-04-18 Fsテクニカル株式会社 供試体、アンカー試験装置およびアンカー試験方法

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