JPS6119600Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6119600Y2
JPS6119600Y2 JP5451878U JP5451878U JPS6119600Y2 JP S6119600 Y2 JPS6119600 Y2 JP S6119600Y2 JP 5451878 U JP5451878 U JP 5451878U JP 5451878 U JP5451878 U JP 5451878U JP S6119600 Y2 JPS6119600 Y2 JP S6119600Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnet
coil
magnetic
magnetic pole
cantilever
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP5451878U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54157004U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP5451878U priority Critical patent/JPS6119600Y2/ja
Priority to US06/001,826 priority patent/US4281225A/en
Priority to GB7901120A priority patent/GB2016240B/en
Priority to DE2901714A priority patent/DE2901714C2/de
Publication of JPS54157004U publication Critical patent/JPS54157004U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6119600Y2 publication Critical patent/JPS6119600Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は磁気回路の改善を計つたムービング
コイル形ピツクアツプカートリツジに関する。
〔従来の技術〕
ムービングコイル形ピツクアツプカートリツジ
において、発電コイルを磁界中で直線的に運動さ
せるものにおいては、磁界を形成するマグネツト
間の間隙を狭く構成し得て前記磁界中の磁束密度
を高く得ることができ、しかも前記コイルが磁束
に直交してこれを切り得るから総じて出力電圧が
高く得られる特徴を有する。したがつて、このタ
イプのピツクアツプカートリツジでは発電コイル
を磁性体にて構成した巻枠に巻回せず所謂薄膜コ
イルで構成することができ、これにより振動系の
等価質量を小になし得てコンプライアンス、トラ
ツカビリテイ等に優れた特性が得られる。しかし
ながら、従来のこの種のピツクアツプカートリツ
ジにおいては、磁界中における発電コイルの配置
構成が、第1図に示すようにコイル1の半部1a
のみが磁界2中に配置され、コイル1が振動した
ときに前記半部1aが磁束Bを切つてこのコイル
1に電圧が誘起されるようになつている。すなわ
ち、コイル1全体を磁界2中に配置した場合、誘
起される電圧が打消し合つて出力電圧を得ること
ができないため、磁界2中にはその一部を配置す
る構成がとられている。
このような構成においては、コイル1の電圧変
換特性が磁界2中の半部1aと磁界2外の半部1
bとで非対称であるため歪を起生する難点があ
る。また、第1図に示す構成において、磁界2は
図示しない一対のマグネツトを対向配置して形成
されるが、通常マグネツトには漏洩磁束が生じて
おり、したがつて磁界2の境界を一線で画すこと
は不可能であり、第2図に示すように磁界2外に
前記漏洩磁束による磁界が形成される。そして、
前記漏洩磁束による磁界はコイル1の半部1bに
半部1aにおける電圧と逆方向の電圧を誘起させ
発電効率を低下させるし、また詳しく見れば、こ
れら漏洩磁束はその方向が前記発電コイル軸方向
と異なるものが多く、このような漏洩磁束は発電
コイルの出力電圧中に歪成分を生じさせる要因と
なつていた。したがつて、磁界中に発電コイルの
半部を配置する構成においては、信号品質,発電
効率等を多々改善すべき問題を抱いていた。
しかして、この出願人は上記の問題を解決した
ムービングコイル形ピツクアツプカートリツジと
して、第3図ないし第5図に示すピツクアツプカ
ートリツジA(実願昭53−3634号〔実公昭60−
35360号〕)を提供した。これらの図について説明
すると、第3図において、ピツクアツプカートリ
ツジAは前端に針先10を有するカンチレバー1
1と、カンチレバー11の基端を支持する支持部
材12と、支持部材12に、カンチレバー11の
軸線をそれぞれ通る仮想面上でかつこの仮想面に
コイル軸が直交するように配置して取付けられた
左右のコイルユニツト13a,13bと、コイル
ユニツト13a,13bのそれぞれの両側に配設
されたマグネツトブロツク14a,15a,14
b,15bとを有して構成されている。そしてコ
イルユニツト13aは、第4図に示すように、板
状に形成したコイルサポート16の一方の面にス
パイラル状の発電コイル17を形成して構成さ
れ、またマグネツトブロツク14a,15aは、
同図に示すように、マグネツトブロツク14aが
それぞれブロツク状をなす第1および第3のマグ
ネツト18,19を接着20することにより密着
状態に隣接させて構成され、マグネツトブロツク
15aがそれぞれブロツク状をなす第2および第
4のマグネツト21,22を接着23することに
より密着状態に隣接させて構成されている。マグ
ネツトブロツク14a,15aは、第5図に示す
ように第1のマグネツト18のS極と第2のマグ
ネツト21のN極とが対向し、第3のマグネツト
19のN極と第4のマグネツト22のS極とが対
向するように構成され、コイルユニツト13aを
中に挾んで互いに磁束の方向の異なる2つの磁界
24,25を形成するように配置されている。こ
の場合発電コイル17は、その前半部17aが磁
気ギヤツプ24中に臨み、後半部17bが磁気ギ
ヤツプ25中に臨んで配置されている。一方、コ
イルユニツト13bおよびマグネツトブロツク1
4b,15bの構成は上記したコイルユニツト1
3aおよびマグネツトブロツク14a,15aと
それぞれ同一であり、またこれらの配置状態はカ
ンチレバー11の軸線を通る垂直面を中心として
上記コイルユニツト13aおよびマグネツトブロ
ツク14a,15aと対称に配置されている。
上記の構成のもとに、このピツクアツプカート
リツジAにおいては、針先10が機械的振動を捕
捉すると、この振動が支持部材12を介してコイ
ルユニツト13a,13bに伝達され各発電コイ
ル17に電圧が誘起される。この場合発電コイル
17は、第6図に示すように、全体としては略前
記カンチレバー11の軸線方向に振動(正しく
は、カンチレバー11の基端支持中心を中心とし
て回動振動)し、その前半部17aが磁気ギヤツ
プ24の磁束B1を切り、後半部17bが磁気ギ
ヤツプ25の磁束B2を切り、これら前後半部1
7a,17bがプツシユプル動作することによつ
て出力電圧を得る。そして、磁気ギヤツプ24,
25は極めて密に隣接しているので、第7図に示
す磁束分布から明らかなように、磁気ギヤツプ2
4,25間の境界が明瞭に区画され、各磁気ギヤ
ツプ24,25の磁束が発電コイル17の全面に
わたつて極めて有効に利用される。また、不要な
漏洩磁束成分は極めて少ない。したがつて、この
ピツクアツプカートリツジAにおいては、発電コ
イル17のプツシユプル動作と磁気ギヤツプ2
4,25の磁界形成状態によつて、前述した第1
図の構成の問題点が一掃され、歪の少い高電圧の
出力が得られる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、上記のピツクアツプカートリツジA
においては、2つの磁気ギヤツプ24,25を密
に近接させるためにブロツク状のマグネツト1
8,19,21,22を用いていることに起因す
る次のような問題があつた。
すなわち、ブロツク状のマグネツト18,1
9,21,22の場合には、磁気ギヤツプ24,
25を形成する側と反対側の磁極(マグネツト1
8,22のN極、マグネツト19,21のS極)
が開放された状態になつており、これら開放され
た磁極から大なる漏洩磁束が生じてしまう。同時
に、前記の開放された磁極は、マグネツト18,
19,21,22が作る磁気回路中に磁気抵抗の
高い部分として介在することになる。このため、
上記のピツクアツプカートリツジAにおいては、
磁気ギヤツプ24,25中に大きな磁束が得られ
ないという問題があり、したがつて従来のピツク
アツプカートリツジに比してより歪を少なくする
ことができ、かつより出力を高めることができる
ものの、その効果にも一定の限度があつた。
ところで、単に2つの磁気ギヤツプを互いに逆
方向に形成するだけであれば、1対の馬蹄形マグ
ネツトをその異極面どうしが対向するように配置
することも考えられる。しかしながら、馬蹄形マ
グネツトを利用した場合には、その構成上、隣り
合う磁気ギヤツプ同士は、当然相応の距離を隔て
て配置されるものとなるので、上述したような、
極めて密に隣接し、かつシヤープに切り換わつた
逆方向磁界を有する磁気回路を実現させるべくも
ない。したがつて、プツシユプル発電効率は低下
してしまうし、歪成分も多いし、さらには全体形
状がその馬蹄形曲げ部分の存在により極めて嵩ば
るのでスペース効率の点からも問題を生じてしま
う。また、仮に何らかの機械的加工により、これ
ら馬蹄形マグネツトの異極同士を近接させ得たと
しても、その場合には、強度の機械的変形による
材料歪等に伴なつて磁気抵抗が増加しあるいは着
磁工程での困難化等により、特性的な問題が生じ
てしまい、到底、ピツクアツプカートリツジのよ
うな高忠実度再生機器への使用には耐えられない
ものとなつてしまうとともに、依然、馬蹄形曲げ
部分等の介在による大形状化は避けようもなく、
いずれにしても問題の本質的解決には至らなかつ
た。
この考案は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、磁気回路全体のコンパクト化および製作工程
の容易化を図りつつ、磁気回路の特性を向上させ
磁気ギヤツプ中の磁束を大幅に大きくすることが
できるムービングコイル形ピツクアツプカートリ
ツジを提供することを目的とする。
〔問題を解決するための手段〕
この考案は、前端に針先10を有するカンチレ
バー11の基端周縁部に、コイル17を、前記カ
ンチレバー11の軸線を通る仮想面上でかつこの
仮想面にコイル軸が直交するように配置して取り
付けるとともに、このカンチレバー11をその基
端を振動中心として振動可能に支持して振動系を
構成し、このカンチレバー11の軸線方向に対す
る前記コイル17の前半部略全域を挾んでブロツ
ク状の第1のマグネツト31および第2のマグネ
ツト33aまたは33bの各一方の磁極面を対向
配置するとともに、これら磁極面の極性を互いに
相違すべく構成し、これら第1のマグネツト31
および第2のマグネツト33aまたは33bによ
つて前記コイル17の前半部略全域に前記コイル
軸と平行な一方向の磁界を形成し、前記第1のマ
グネツト31に隣接させてブロツク状の第3のマ
グネツト32を密着配置し、かつ前記第2のマグ
ネツト33aまたは33bに隣接させてブロツク
状の第4のマグネツト34aまたは34bを密着
配置し、この第3のマグネツト32および第4の
マグネツト34aまたは34bの各一方の磁極面
を前記コイル17の後半部略全域を挾んで対向配
置するとともに、この第3のマグネツト32の前
記一方の磁極面と前記第1のマグネツト31の前
記一方の磁極面との極性を相違すべく構成し、か
つ第3のマグネツト32の前記一方の磁極面と第
4のマグネツト34aまたは34bの前記一方の
磁極面との極性を相違すべく構成して、これら第
3のマグネツト32および第4のマグネツト34
aまたは34bによつて前記コイル17の後半部
略全域に、前記第1のマグネツト31および第2
のマグネツト33aまたは33bによる一方向の
磁界とは逆方向で、かつ相互に密に隣接し、前記
コイル軸と平行な磁界を形成して、前記コイル1
7が前記仮想面に沿つて略平行に振動した際に、
前記コイル17の前半部と後半部とが差動的に発
電すべく構成するとともに、前記第2のマグネツ
ト33aまたは33bおよび第4のマグネツト3
4aまたは34bの前記磁界を形成する磁極面と
反対側の磁極面間に高導磁率材料からなるヨーク
プレート37aまたは37bを跨設してなること
を特徴とするものである。
〔実施例〕
以下、この考案の一実施例を第8図ないし第1
2図を参照して説明する。なお、これらの図にお
いて、第3図ないし第6図に示す部分と対応する
部分には同一符号を付してある。
第8図,第9図は、この考案によるピツクアツ
プカートリツジBの要部を示し、針先10で捕捉
された機械的振動は、カンチレバー11,コイル
サポート12を介してコイルユニツト13a,1
3bに伝達され、これらコイルユニツト13a,
13bの発電コイル17,17がマグネツトブロ
ツク14,15a,15bによつて形成された磁
界中で振動することにより同発電コイル17,1
7に電圧が誘起されるようになつている。この
際、発電コイル17の構成およびマグネツトブロ
ツク14,15a,15bの作る磁界の構成は、
前述したピツクアツプカートリツジAと同様であ
り、発電コイル17が隣接逆方向磁界中に跨つて
振動し、プツシユプル動作するように構成されて
いる。すなわち、コイルユニツト13a,13b
は、第8図、第9図に示すように、絶縁性の基板
16の少なくとも一方の面にスパイラル状のコイ
ル17を形成して構成され、マグネツトブロツク
14,15a,15bは、各々異極を隣在させた
2つのマグネツトから構成されたもので、第10
図に示すように、各々ブロツク状をなすマグネツ
ト31,32,33a,34a,33b,34b
を接着35,36a,36bして各々密着状態に
隣接させて構成され、コイルユニツト13a,1
3bの位置する部分に各々ピツクアツプカートリ
ツジAと同様の密に隣接する磁気ギヤツプ24,
25が形成されるように、第1のマグネツト31
のS極と第2のマグネツト33aのN極、第3の
マグネツト32のN極と第4のマグネツト34a
のS極、第1のマグネツト31のN極と第2のマ
グネツト33bのS極、第3のマグネツト32の
S極と第4のマグネツト34bのN極とがそれぞ
れ対向するように配置されている。そしてコイル
ユニツト13a,13bにおける各発電コイル1
7の配置状態はピツクアツプカートリツジAと同
様であり、第6図に示すように、各コイル全面が
前記密に隣接する各磁気ギヤツプ24,25中
に、詳しくは、発電コイル7の前半部17aが磁
気ギヤツプ24中に、同後半部17bが磁気ギヤ
ツプ25中に配置されている。
しかして、この考案によるピツクアツプカート
リツジBは、第10図,第11図に示すように、
マグネツトブロツク15aにおける磁界を形成す
る磁極面と反対側の磁極面との間、すなわち第2
のマグネツト33aのS極面と第4のマグネツト
34aのN極面との間およびマグネツトブロツク
15bにおける磁界を形成する磁極面と反対側の
磁極面との間、すなわち第2のマグネツト33b
のN極面と第4のマグネツト34bのS極面との
間にそれぞれヨークプレート37a,37bが接
着等の手段により跨設されている。ヨークプレー
ト37a,37bは、上記マグネツト33a,3
4a,33b,34bにおける開放磁極(磁気ギ
ヤツプ24または25を形成する磁極と反対向の
磁極)間に磁気通路を形成するもので、高導磁率
材料によつて構成されている。なお、マグネツト
ブロツク14,15a,15bとヨークプレート
37a,37bとの組立状態を第12図に示す。
なお、図中39はダンパであり、40はかかるダ
ンパ39を介して振動系を支持する支持ボデイで
ある。
上記の構成からなるピツクアツプカートリツジ
Bにおいて、マグネツトブロツク14,15a,
15bによつて形成される磁気回路は、その磁束
が第1のマグネツト31のN極→磁気ギヤツプ2
4→第2のマグネツト33bのS極→同N極→ヨ
ークプレート37b→第4のマグネツト34bの
S極→同N極→磁気ギヤツプ25→第3のマグネ
ツト32のS極→同N極→磁気ギヤツプ25→第
4のマグネツト34aのS極→同N極→ヨークプ
レート37a→第2のマグネツト33aのS極→
同N極→磁気ギヤツプ24→第1のマグネツト3
1のS極→同N極の系路を通るように構成され
る。したがつて、ピツクアツプカートリツジBは
その磁気回路中に磁気抵抗が大である部分が介在
されないから、磁気ギヤツプ24,25中の磁束
が大きく得られるとともに、漏洩磁束を可及的小
に抑えることができる。また、ヨークプレートは
各ブロツク状マグネツトの開放磁極端面にその一
方の面を当接させて跨設するようにしてあるの
で、このヨークプレート配設に伴なうスペースは
極めて少なくて済み、もつて磁気回路全体のコン
パクト化にも貢献し得る。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかなように、この考案によ
れば、発電コイルを隣接逆方向磁界からなる磁気
ギヤツプに跨らせて振動させることによりこれを
プツシユプル動作させるようにしたムービングコ
イル形ピツクアツプカートリツジにおいて、ブロ
ツク状からなる第1乃至第4のマグネツトを各々
対向配置もしくは密着状態に隣接配置して組み合
わせることにより前記磁気ギヤツプを形成すると
ともに、これらマグネツトの開放磁極端間に高導
磁率材料からなるヨークプレートを跨設するよう
にしたので、前記磁気ギヤツプを構成する逆方向
磁界は、極めて密に隣接した状態でかつその境界
が明瞭に区画されてシヤープに切り換わり、ま
た、漏洩磁束も可及的小に抑え得るので、もつ
て、従来のピツクアツプカートリツジに比較し
て、マグネツトの磁束を極めて有効に利用し得て
高出力化が実現できるとともに漏洩磁束による不
要な発電、即ち歪を大幅に低減することができ
る。また、各ブロツク状のマグネツトあるいはヨ
ークプレート等の磁気回路構成要素は、各々単体
として製作あるいは着磁等が可能であり、これら
工程が簡単になるとともに各工程での高特性化が
極めて容易となり、また、組合せ作業も容易であ
り、さらには磁気回路全体のコンパクト化が容易
であり、スペース効率の良いかつ材料費等の安価
なピツクアツプカートリツジが実現し得る等数々
の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のムービングコイル形ピツクアツ
プカートリツジの発電原理を示す説明図、第2図
は同ピツクアツプカートリツジにおける磁束の分
布状態を示すグラフ、第3図は従来のピツクアツ
プカートリツジAの斜視図、第4図は同ピツクア
ツプカートリツジAにおけるコイルユニツトとマ
グネツトブロツクとの配置関係を示す説明図、第
5図は第3図中矢印方向から視た図、第6図は
同ピツクアツプカートリツジAの発電原理を示す
説明図、第7図は同ピツクアツプカートリツジA
における磁束の分布状態を示すグラフ、第8図は
この考案によるピツクアツプカートリツジBの要
部正面図、第9図は第8図−線視図、第10
図はピツクアツプカートリツジBの要部斜視図、
第11図は同要部底面図、第12図はピツクアツ
プカートリツジBにおけるマグネツトブロツクお
よびヨークプレート部分の組立状態を示す図であ
る。 10……針先、11……カンチレバー、13
a,13b……コイルユニツト、14,15a,
15b……マグネツトブロツク、17……発電コ
イル、24,25……磁気ギヤツプ、31……第
1のマグネツト、32……第3のマグネツト、3
3a,33b……第2のマグネツト、34a,3
4b……第4のマグネツト、37a,38a……
ヨークプレート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前端に針先10を有するカンチレバー11の基
    端周縁部に、コイル17を、前記カンチレバー1
    1の軸線を通る仮想面上でかつこの仮想面にコイ
    ル軸が直交するように配置して取り付けるととも
    に、このカンチレバー11をその基端を振動中心
    として振動可能に支持して振動系を構成し、この
    カンチレバー11の軸線方向に対する前記コイル
    17の前半部略全域を挟んでブロツク状の第1の
    マグネツト31および第2のマグネツト33aま
    たは33bの各一方の磁極面を対向配置するとと
    もに、これら磁極面の極性を互いに相違すべく構
    成し、これら第1のマグネツト31および第2の
    マグネツト33aまたは33bによつて前記コイ
    ル17の前半部略全域に前記コイル軸と平行な一
    方向の磁界を形成し、前記第1のマグネツト31
    に隣接させてブロツク状の第3のマグネツト32
    を密着配置し、かつ前記第2のマグネツト33a
    または33bに隣接させてブロツク状の第4のマ
    グネツト34aまたは34bを密着配置し、この
    第3のマグネツト32および第4のマグネツト3
    4aまたは34bの各一方の磁極面を前記コイル
    17の後半部略全域を挟んで対向配置するととも
    に、この第3のマグネツト32の前記一方の磁極
    面と前記第1のマグネツト31の前記一方の磁極
    面との極性を相違すべく構成し、かつ第3のマグ
    ネツト32の前記一方の磁極面と第4のマグネツ
    ト34aまたは34bの前記一方の磁極面との極
    性を相違すべく構成して、これら第3のマグネツ
    ト32および第4のマグネツト34aまたは34
    bによつて前記コイル17の後半部略全域に、前
    記第1のマグネツト31および第2のマグネツト
    33aまたは33bによる一方向の磁界とは逆方
    向で、かつ相互に密に隣接し、前記コイル軸と平
    行な磁界を形成して、前記コイル17が前記仮想
    面に沿つて略平行に振動した際に、前記コイル1
    7の前半部と後半部とが差動的に発電すべく構成
    するとともに、前記第2のマグネツト33aまた
    は33bおよび第4のマグネツト34aまたは3
    4bの前記磁界を形成する磁極面と反対側の磁極
    面間に高導磁率材料からなるヨークプレート37
    aまたは37bを跨設してなることを特徴とする
    ムービングコイル形ピツクアツプカートリツジ。
JP5451878U 1978-01-17 1978-04-24 Expired JPS6119600Y2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5451878U JPS6119600Y2 (ja) 1978-04-24 1978-04-24
US06/001,826 US4281225A (en) 1978-01-17 1979-01-08 Pickup cartridge for reproducing signals recorded on a 45-45 stereophonic record disk
GB7901120A GB2016240B (en) 1978-01-17 1979-01-11 Moving coil type pick-up cartridge
DE2901714A DE2901714C2 (de) 1978-01-17 1979-01-17 Tonabnehmer mit sich bewegender Spule

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5451878U JPS6119600Y2 (ja) 1978-04-24 1978-04-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54157004U JPS54157004U (ja) 1979-11-01
JPS6119600Y2 true JPS6119600Y2 (ja) 1986-06-12

Family

ID=28949184

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5451878U Expired JPS6119600Y2 (ja) 1978-01-17 1978-04-24

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6119600Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54157004U (ja) 1979-11-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3230647B2 (ja) 直流リアクトル
CA2061444A1 (en) Permanent magnet transducer
US4334127A (en) Magnetic circuit for planar diaphragm type loudspeaker
JPS6119600Y2 (ja)
US4233476A (en) Moving coil type cartridge
JPS6035360Y2 (ja) ム−ビングコイル形ピツクアツプカ−トリツジ
WO2022006938A1 (zh) 一种线性振动马达
JP3666692B2 (ja) スピーカ用磁気回路
JP3625678B2 (ja) グラビア彫刻装置における彫刻ヘッド
JP3872239B2 (ja) レンズ駆動装置
JP4070498B2 (ja) 対物レンズ駆動装置
US4221937A (en) Moving iron type cartridge
US3515817A (en) Variable reluctance-type pickup utilizing anisotropic pole pieces
JPS59191148A (ja) 偏向ミラ−装置
US4383310A (en) Pickup cartridge of movable magnet type
JPS6033680Y2 (ja) ム−ビングマグネット型ピックアップカ−トリッジ
JPH1166586A (ja) 光ヘッドアクチュエータ
JPH11203697A (ja) 光学式ピックアップのアクチュエータ装置
JPS6012400Y2 (ja) Mc形ピックアップカ−トリッジ
JPH0413231A (ja) 光ピックアップ
JPS6276395A (ja) Mm型トランスジユ−サ
JPS6123911Y2 (ja)
KR800000764B1 (ko) 전동형 픽업(pickup)
JPH1125483A (ja) 対物レンズアクチュエータ
JPS63217963A (ja) ボイスコイルモ−タ