JPS61194100A - モノクロ−ナル抗体 - Google Patents
モノクロ−ナル抗体Info
- Publication number
- JPS61194100A JPS61194100A JP3501385A JP3501385A JPS61194100A JP S61194100 A JPS61194100 A JP S61194100A JP 3501385 A JP3501385 A JP 3501385A JP 3501385 A JP3501385 A JP 3501385A JP S61194100 A JPS61194100 A JP S61194100A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- human
- cells
- cancer
- reacts
- monoclonal antibody
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
- Peptides Or Proteins (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、ヒトの特に肺癌の診断に有用なモノクローナ
ル抗体に関するものである。
ル抗体に関するものである。
(従来の技術)
肺癌の腫瘍マーカーとしてCKA、TPA等が知られて
いるが、これらは悪性疾患以外にも良性疾患や健康者に
もみられるという欠点を有する。
いるが、これらは悪性疾患以外にも良性疾患や健康者に
もみられるという欠点を有する。
Milstein及びに;hlerの発明以来、癌に対
するモノクローナル抗体について研究が行なわれている
。
するモノクローナル抗体について研究が行なわれている
。
(発明が解決しようとする問題点)
現在のところ、肺癌等の診断に有効な実用化されたモノ
クローナル抗体はまだない。
クローナル抗体はまだない。
(問題を解決するための手段)
本発明者らは、特に肺癌の診断に有効な実用化可能なモ
ノクローナル抗体について鋭意検討の結果本発明を完成
した。
ノクローナル抗体について鋭意検討の結果本発明を完成
した。
即ち、本発明は
「分子量34キロダルトンのポリペプチド抗原と反応し
1次の性質を有する12Mにに属するモノクローナル抗
体MA−1D5゜ (1)ヒト肺扁平上皮癌と反応する。
1次の性質を有する12Mにに属するモノクローナル抗
体MA−1D5゜ (1)ヒト肺扁平上皮癌と反応する。
(2)ヒト肺腺癌と反応する。
(3)ヒト肺悪性胸膜中皮腫と反応する。
(4)ヒト肺小細胞癌とは反応しない。
(5)ヒトの胃癌及び乳癌と反応する。
(6)正常のヒトの皮膚表皮と反応する。
(7)正常のヒトの肺胞上皮及び気管支線とは反応しな
い。
い。
(8)正常のヒトの気管支繊毛上皮の繊毛と反応する。
(9)ヒトのT、B IJンバ球系培養細胞株RPM
I178B、JM、RPMI 641Q、L工CR−1
,ON−HMY2及びに562 と反応しない。
I178B、JM、RPMI 641Q、L工CR−1
,ON−HMY2及びに562 と反応しない。
(10)本発明のモノクローナル抗体MA−1D5が反
応する癌細胞を有する患者の末梢リンノく球とは反応し
ない。」 に関するものである。
応する癌細胞を有する患者の末梢リンノく球とは反応し
ない。」 に関するものである。
なお、以下の説明において述べる細胞1組織等は特にこ
とわりのない限り全て人の細胞1組織である。
とわりのない限り全て人の細胞1組織である。
又1本発明において各細胞1組織との反応性は。
本発明のモノクローナル抗体MA−II)sを産生ずる
ハイプリドーマを人工培地(RPMI 1640に15
%FC8を添加したもの)で培養し細胞が飽和状態に達
した際に得られる本発明のモノクローナル抗体MA−1
D5を含む上清をそのまま用いて得られた反応性である
。
ハイプリドーマを人工培地(RPMI 1640に15
%FC8を添加したもの)で培養し細胞が飽和状態に達
した際に得られる本発明のモノクローナル抗体MA−1
D5を含む上清をそのまま用いて得られた反応性である
。
本発明のモノクローナル抗体MA−ID5(以下MA−
1D5という)は後記実施例に示すとおり、前記の反応
性を有する。
1D5という)は後記実施例に示すとおり、前記の反応
性を有する。
MA−1D5は肺扁平上皮癌と特に高率で反応する。M
A −11) 5の認識する抗原は、肺扁平上皮癌、
肺腺癌及び肺悪性胸膜中皮腫の細胞膜及び細胞質の両方
に存在する。
A −11) 5の認識する抗原は、肺扁平上皮癌、
肺腺癌及び肺悪性胸膜中皮腫の細胞膜及び細胞質の両方
に存在する。
又、MA−1D5に関する性質等は実施例に詳しく述べ
た。
た。
本発明のモノクローナル抗体は例えば次のようにして製
造することが出来る。本発明のモノクローナル抗体が認
識する抗原でマウス又はラット等の動物を免疫する。(
この場合通常抗原を含む癌細胞又はその細胞膜成分が用
いられる)免疫された動物から抗体産生細胞を得、これ
と骨髄腫細胞を融合し、得られた融合細胞をクローン化
し1本発明のモノクローナル抗体を産生する融合細胞を
選択し、これを培養し抗体を回収する。免疫法。
造することが出来る。本発明のモノクローナル抗体が認
識する抗原でマウス又はラット等の動物を免疫する。(
この場合通常抗原を含む癌細胞又はその細胞膜成分が用
いられる)免疫された動物から抗体産生細胞を得、これ
と骨髄腫細胞を融合し、得られた融合細胞をクローン化
し1本発明のモノクローナル抗体を産生する融合細胞を
選択し、これを培養し抗体を回収する。免疫法。
融合法、融合細胞の選択等は通常の方法によって行なう
ことが出来る。
ことが出来る。
更に詳しくは1例えば次のようにして本発明のモノクロ
ーナル抗体を製造することが出来る。
ーナル抗体を製造することが出来る。
先ず、マウスを肺癌紙@(又はその細胞膜成分)で免疫
する。免疫する動物はマウスに限らずラット等のネズミ
科の動物又はその他の動物を使用してもよいが1通常は
マウスを用いるのが好ましい。
する。免疫する動物はマウスに限らずラット等のネズミ
科の動物又はその他の動物を使用してもよいが1通常は
マウスを用いるのが好ましい。
例えばBALB/Cマウスに肺癌細胞(又はその細胞膜
成分)を数日〜数週間おきに数回接種する。
成分)を数日〜数週間おきに数回接種する。
その後マウスより牌1虞を摘出し遠心分離により抗体産
生細胞を得る。この細胞は増殖する能力を持たないので
、自己増殖能力を有する細胞と融合させる。自己増殖能
力を有する細胞としては骨髄腫細胞が特に好ましい。骨
髄腫細胞としては、同種の動物のものを用いるのが好ま
しく、又、抗体を産生しないものを選択するのが好まし
い。抗体産生細胞と骨髄腫細胞をポリエチレングリコー
ル等の細胞融合剤と混合し細胞融合を行なう。抗体産生
細胞と骨髄腫細胞の使用割合は、細胞数比で2:1〜1
0:1とするのが好ましい。得られた融合細胞は限界希
釈法により分離し1分離した融合細胞は増殖させたのち
、各穴(ウェル)において産生される抗体は公知の方法
例えば螢光抗体法又は酵素抗体法等により、各種細胞組
織等と反応させ、その結果から所望の抗体を産生するー
イプリドーマを選択する。選択した・−イプリドーマを
培養器中で培養し上清液から抗体を得ることも出来るが
、生体内例えばヌードマウス腹腔内に−・イブリドーマ
を注入し、マウスの腹腔内で・・イブリドーマを増殖さ
せ、マウスの血清又は腹水から抗体を回収する方法によ
ることも出来る。
生細胞を得る。この細胞は増殖する能力を持たないので
、自己増殖能力を有する細胞と融合させる。自己増殖能
力を有する細胞としては骨髄腫細胞が特に好ましい。骨
髄腫細胞としては、同種の動物のものを用いるのが好ま
しく、又、抗体を産生しないものを選択するのが好まし
い。抗体産生細胞と骨髄腫細胞をポリエチレングリコー
ル等の細胞融合剤と混合し細胞融合を行なう。抗体産生
細胞と骨髄腫細胞の使用割合は、細胞数比で2:1〜1
0:1とするのが好ましい。得られた融合細胞は限界希
釈法により分離し1分離した融合細胞は増殖させたのち
、各穴(ウェル)において産生される抗体は公知の方法
例えば螢光抗体法又は酵素抗体法等により、各種細胞組
織等と反応させ、その結果から所望の抗体を産生するー
イプリドーマを選択する。選択した・−イプリドーマを
培養器中で培養し上清液から抗体を得ることも出来るが
、生体内例えばヌードマウス腹腔内に−・イブリドーマ
を注入し、マウスの腹腔内で・・イブリドーマを増殖さ
せ、マウスの血清又は腹水から抗体を回収する方法によ
ることも出来る。
本発明のモノクローナル抗体を作るために免疫原として
使用する癌細胞は特定の株のものに限定されない。
使用する癌細胞は特定の株のものに限定されない。
(実施例)
実施例1
(1)モノクローナル抗体の製造
ヒト肺腺癌株PC7(東京医科大学外科学教室で辻らに
より樹立され人工培地(RPMI 1640゜15%F
C8)で継代維持されているもの〕の細胞1x107個
を0.5 ILeのPBSに浮遊させて1週間隔でEA
LB/Cマウス腹腔内に2口腔内し。
より樹立され人工培地(RPMI 1640゜15%F
C8)で継代維持されているもの〕の細胞1x107個
を0.5 ILeのPBSに浮遊させて1週間隔でEA
LB/Cマウス腹腔内に2口腔内し。
最終免疫より5日後に牌臓を摘出した。
摘出した牌臓を細切したのち、ステンレスメツンユを通
し、1500rpm、200pで遠沈して得た沈渣に5
0m1の0.7%NH4C4を加え赤血球を除き、RP
MI 1640で2回洗浄して得だ牌細胞2X108個
に、BALB/C由来骨髄腫細胞S i 94 / 5
XX0−BU 1(Ili’非生産、HAT感受性)
をRPMI 1640 で2回洗浄して得た骨髄腫細
胞4X10 個を混合し、2000rpm。
し、1500rpm、200pで遠沈して得た沈渣に5
0m1の0.7%NH4C4を加え赤血球を除き、RP
MI 1640で2回洗浄して得だ牌細胞2X108個
に、BALB/C由来骨髄腫細胞S i 94 / 5
XX0−BU 1(Ili’非生産、HAT感受性)
をRPMI 1640 で2回洗浄して得た骨髄腫細
胞4X10 個を混合し、2000rpm。
2002で10分間遠沈した。沈澱細胞をよくときほぐ
した後、45%(W/V )のポリエチレングリコール
1500を含有した57℃、pH7゜4のRPMI 1
640,1m/を加え8分間処理した。
した後、45%(W/V )のポリエチレングリコール
1500を含有した57℃、pH7゜4のRPMI 1
640,1m/を加え8分間処理した。
反応1分後からRPMI 1640 を徐々に加え総量
40ゴとして細胞融合を終了した。11000rp、1
00fで遠沈後10チ牛脂児血清を含んだRPMI 1
640 を40d加えて細胞浮遊液を作り、57℃、5
% CO2充填培養器中で培養した。24時間後、H
AT人工培地ポキサンチン。
40ゴとして細胞融合を終了した。11000rp、1
00fで遠沈後10チ牛脂児血清を含んだRPMI 1
640 を40d加えて細胞浮遊液を作り、57℃、5
% CO2充填培養器中で培養した。24時間後、H
AT人工培地ポキサンチン。
アミノプテリン、チミジン10チ牛脂児血清)に入れ換
え、 CO[]tar m1cro cul七ure
plateに、1ウエルあたり0.2dずつ分注培養し
た。
え、 CO[]tar m1cro cul七ure
plateに、1ウエルあたり0.2dずつ分注培養し
た。
播種した768ウエルの内、215ウエル(28,0%
)で融合細胞の増殖を認めた。Quch e−e rl
ony 法で工2陽性は102ウエル(ts−2%)。
)で融合細胞の増殖を認めた。Quch e−e rl
ony 法で工2陽性は102ウエル(ts−2%)。
このうち間接螢光抗体法でPO2と反応したのは7ウエ
ル(0,9%)であった。
ル(0,9%)であった。
免疫原以外の培養細胞との交差反応を指標として特異性
が最も高い1株を限界希釈法を3回行うことにより単ク
ローン化し最も特異性が高く、リンパ球系培養細胞株に
562と反応せずpc7と最も強く反応する1株をID
5株と命名した。
が最も高い1株を限界希釈法を3回行うことにより単ク
ローン化し最も特異性が高く、リンパ球系培養細胞株に
562と反応せずpc7と最も強く反応する1株をID
5株と命名した。
得られたID5株は培地(、RPMI 1640゜15
%FC9)中で細胞が飽和状態になるまで培養した。こ
の培養上清に含まれる本発明のモノクローナル抗体をM
A −1D 5と命名した。
%FC9)中で細胞が飽和状態になるまで培養した。こ
の培養上清に含まれる本発明のモノクローナル抗体をM
A −1D 5と命名した。
(2) M A −1D 5による各種組織及び細胞の
染色(2−1)各種組織の染色 MA−1D5による各種組織の染色は、HBu。
染色(2−1)各種組織の染色 MA−1D5による各種組織の染色は、HBu。
S、M、等の方法(J、Hisしochem、 Cye
ochem、、 29 。
ochem、、 29 。
577〜580.1981)に準じてアビゾンービオチ
ンーベルオキンダーゼ複合体法(ABC法)によるホル
マリン固定、パラフィン切片の染色により行なった。即
ち、広く一般的に用いられている10チホルマリン固定
後パラフイン包埋、薄切されたヒト肺癌組織、他のヒト
癌組織及びヒト正常組織を脱パラフイン後、0.3%H
2O2を含むメタノールにて20分間処理した。その後
リン酸緩衝食塩水(PBS)で洗った後、10%正常豚
血清を含むPBSにて30分間処理した。次いで。
ンーベルオキンダーゼ複合体法(ABC法)によるホル
マリン固定、パラフィン切片の染色により行なった。即
ち、広く一般的に用いられている10チホルマリン固定
後パラフイン包埋、薄切されたヒト肺癌組織、他のヒト
癌組織及びヒト正常組織を脱パラフイン後、0.3%H
2O2を含むメタノールにて20分間処理した。その後
リン酸緩衝食塩水(PBS)で洗った後、10%正常豚
血清を含むPBSにて30分間処理した。次いで。
MA−ID5を含む溶液(上記実施例1の(1)の項で
得られた飽和状態の培養上清)と室温で30分反応させ
た。そしてPBSで15分間洗った後、ビオチン化抗マ
ウスIBM (ベクステイン社製)にて30分間処理し
た。これをPBSで15分間洗っり後、アビジンDH−
ビオチン化ベルオキシグーゼ複合体と室温で50分間処
理した。これをPBSで15分間洗った後ジアミノペン
テジン溶液(50ηジアミノヘンチジ7,0.006%
H2o2゜トリスバッファーpH7,6)にて5〜10
分間反応させた。
得られた飽和状態の培養上清)と室温で30分反応させ
た。そしてPBSで15分間洗った後、ビオチン化抗マ
ウスIBM (ベクステイン社製)にて30分間処理し
た。これをPBSで15分間洗っり後、アビジンDH−
ビオチン化ベルオキシグーゼ複合体と室温で50分間処
理した。これをPBSで15分間洗った後ジアミノペン
テジン溶液(50ηジアミノヘンチジ7,0.006%
H2o2゜トリスバッファーpH7,6)にて5〜10
分間反応させた。
細胞核をヘマトキンリンにて染色後1通常の方法で封入
し検鏡した。
し検鏡した。
(2−2)各種単個浮遊細胞の染色
標的細胞5×10 個に上記実施例1の(1)の項で得
られた飽和状態の培養上清200μtを加えて37℃、
30分反応させた後、PBSで3回洗浄し、PBS50
μtに浮遊させ、それにF工TC結合抗マウスイムノグ
ロブリン5μtを加え37℃。
られた飽和状態の培養上清200μtを加えて37℃、
30分反応させた後、PBSで3回洗浄し、PBS50
μtに浮遊させ、それにF工TC結合抗マウスイムノグ
ロブリン5μtを加え37℃。
30分反応させ、PBSで5回洗浄後螢光顕微鏡で螢光
を観察した。
を観察した。
(3)結果
上記実施例1の(1)の項で得られたMA−1D5を用
いて、上記(2)の項に記載した方法に従って各種組織
及び単個細胞の染色を行った。
いて、上記(2)の項に記載した方法に従って各種組織
及び単個細胞の染色を行った。
各種培養細胞株、新鮮摘出腫瘍細胞、パネル赤血球、患
者末梢リンパ球に対しては間接螢光抗体法〔上記(2−
2)の方法〕を用い、パラフィン包埋組織切片に対して
はアビジンービオチンーベルオキンダーゼ複合体法(A
BC法)〔上記(2−1)の′方法〕を用いて特異性を
検索した。結果は以下のとおりであった。
者末梢リンパ球に対しては間接螢光抗体法〔上記(2−
2)の方法〕を用い、パラフィン包埋組織切片に対して
はアビジンービオチンーベルオキンダーゼ複合体法(A
BC法)〔上記(2−1)の′方法〕を用いて特異性を
検索した。結果は以下のとおりであった。
(3−1)各種癌組織及び癌細胞に対するMA−1D5
の反応性 表−1 なお、肺扁平上皮癌、肺腺癌及び肺悪性胸膜中皮腫の組
織染色においては、細胞膜及び細胞質の両方に抗原の存
在が認められた。
の反応性 表−1 なお、肺扁平上皮癌、肺腺癌及び肺悪性胸膜中皮腫の組
織染色においては、細胞膜及び細胞質の両方に抗原の存
在が認められた。
(S−2) T、B−リンパ球系培養細胞株RPMI1
7B8.JM、RPMI 6410.IJ工CR−LO
N−HMY2及びに562とはMA−II)sは反応し
なかった。(間接螢光抗体法)(3−S)上記(S−t
)の項で癌細胞又は癌組織との反応が陽性になった8例
について、当該癌細胞又は癌組織を摘出した各患者の末
梢リンパ球をとり。
7B8.JM、RPMI 6410.IJ工CR−LO
N−HMY2及びに562とはMA−II)sは反応し
なかった。(間接螢光抗体法)(3−S)上記(S−t
)の項で癌細胞又は癌組織との反応が陽性になった8例
について、当該癌細胞又は癌組織を摘出した各患者の末
梢リンパ球をとり。
この末梢リンパ球とMA−ID5との反応性を間接螢光
抗体法により調べたが、MA−ID5は8例の末梢リン
パ球のいずれとも反応しなかった。
抗体法により調べたが、MA−ID5は8例の末梢リン
パ球のいずれとも反応しなかった。
(5−a)各種の赤血球型とのMA−II)5の反応性
(正常赤血球) ABO,Rh−h「(C,D、 E、 c、 e、 f
、 C” )Kell(K、 k)、 Duffy(F
ya、 Fyb)Kidd (Jka、 Jkb)、
X−Linked (xr’ )Lewis (Lea
、Leb)、MNSs(S、s、M、N)P(PL)、
Luth(Lua)、工の各赤血球型抗原とはMA−
1D5は反応しなかった。(間接螢光抗体法) (3−s)各種正常組織に対するMA−1D5の反応性
(ABC法) 表−2 実施例2 (MA−11)5の殺細胞性〕 PO2株を標的細胞としてTerasaki plat
eを用いたm1crocytotnxicit;y t
estを行った。
(正常赤血球) ABO,Rh−h「(C,D、 E、 c、 e、 f
、 C” )Kell(K、 k)、 Duffy(F
ya、 Fyb)Kidd (Jka、 Jkb)、
X−Linked (xr’ )Lewis (Lea
、Leb)、MNSs(S、s、M、N)P(PL)、
Luth(Lua)、工の各赤血球型抗原とはMA−
1D5は反応しなかった。(間接螢光抗体法) (3−s)各種正常組織に対するMA−1D5の反応性
(ABC法) 表−2 実施例2 (MA−11)5の殺細胞性〕 PO2株を標的細胞としてTerasaki plat
eを用いたm1crocytotnxicit;y t
estを行った。
即ち%PLL処理したTeraaaki plateの
各穴に6×105個/Keに調製1.たPC7浮遊液5
μt。
各穴に6×105個/Keに調製1.たPC7浮遊液5
μt。
段階希釈したiD5株培養上清57tt、Pe7であら
かじめ充分に吸収したウサギ補体5μtを加え。
かじめ充分に吸収したウサギ補体5μtを加え。
37℃で455分反応せた後、ふりすてて残った細胞に
0.1%トリバンプルー5μtを加え室温で5分反応さ
せ、再びふりすてた後、培地10μtを加え、鏡検して
細胞200個を数え1色素排除を指標として死細胞の割
合を算出した。
0.1%トリバンプルー5μtを加え室温で5分反応さ
せ、再びふりすてた後、培地10μtを加え、鏡検して
細胞200個を数え1色素排除を指標として死細胞の割
合を算出した。
ID5培養上清は1:8の濃度まで有意な補体依存性殺
細胞能を示した。
細胞能を示した。
実施例5
〔抗原解析〕
■抗原の性状
Pe7株に対し、糖鎖合成阻害剤(Tunicamyc
in)添加(56hr培養)、各種分解酵素処理(37
℃。
in)添加(56hr培養)、各種分解酵素処理(37
℃。
30 min ) 、熱処理を行った後1間接螢光抗体
法を用いて抗原性への影響を調べた。
法を用いて抗原性への影響を調べた。
Protease、 Trypsin、 Papain
、 Bromealin に感受性あり。
、 Bromealin に感受性あり。
Tunicamycin、 Neuraminidas
e、 Kndoglycosida8e D。
e、 Kndoglycosida8e D。
β−galactoslase、 a−L−facos
:1ass。
:1ass。
(x−mannosidase、Q−N−ace ey
l−galacむosaminidaseに感受性なし
。
l−galacむosaminidaseに感受性なし
。
膜構造を破壊しない濃度のLipaseに感受性なし。
56℃x 1o minの熱処理に感受性あり。
これらより抗原は易熱性のポリペプチドであることがわ
かる。
かる。
■抗原分子量
I X 107個のPe7に対し500μt1%SDS
、10mM トリス塩酸緩衝1(pH6,a)を加え
、 homogenize L 、 4℃12h「イ
ンキューベーション後、遠沈(5000rpmx30m
in)1.。
、10mM トリス塩酸緩衝1(pH6,a)を加え
、 homogenize L 、 4℃12h「イ
ンキューベーション後、遠沈(5000rpmx30m
in)1.。
上清を試料とした。10μttl−8DS−PAGEで
泳動後、 transfer−blot syste
m(Bio−Rad) テ50 V。
泳動後、 transfer−blot syste
m(Bio−Rad) テ50 V。
18h「泳動し、ニトロセルロース膜に転写した。
このセルロース膜に一次抗体としてMA II)5゜
二次抗体としてPe roxidase結合抗マウスエ
2抗体を用いたblo eting(Bio−Rad)
を行い、34KdK相当して単一バンドを得た。
二次抗体としてPe roxidase結合抗マウスエ
2抗体を用いたblo eting(Bio−Rad)
を行い、34KdK相当して単一バンドを得た。
MA−1D5は、ポリペプチド性の分子量54Kdの上
皮系腫瘍関連抗原を認識することがわかる。
皮系腫瘍関連抗原を認識することがわかる。
実施例4
〔1D5株の染色体数〕
コルヒチン処理により分裂中期に停止した細胞を集めギ
ムザ染色を行い、50個の細胞につき染色体を計数した
。
ムザ染色を行い、50個の細胞につき染色体を計数した
。
S 194 / 5 X X O−Bul ノモードが
40本であるのに対し% 1D5株は76本であった。
40本であるのに対し% 1D5株は76本であった。
実施例5
■〔マウス腹水の精製〕
プリスタン処理したBAIIJB/Cマウス腹腔内に1
D5株I X 107個を移植し、貯留した腹水を10
日後に採取した。この腹水1 mlをセファクリルS−
500ゲルカラムで濾過しPe7に対する活性分画を採
取した。
D5株I X 107個を移植し、貯留した腹水を10
日後に採取した。この腹水1 mlをセファクリルS−
500ゲルカラムで濾過しPe7に対する活性分画を採
取した。
■〔抗体の単クローン性〕
腹水から純化した活性分画について0uchl−erl
ony法で工2鎖の分析を行ったところ、 anti−
μ、 anti−Nとのみ反応し、 anti−7,a
nti−α、 anti−λとは反応せずMA−ID5
が工fM#に属することがわかった。
ony法で工2鎖の分析を行ったところ、 anti−
μ、 anti−Nとのみ反応し、 anti−7,a
nti−α、 anti−λとは反応せずMA−ID5
が工fM#に属することがわかった。
また腹水の等電点電気泳動を行ったところpI ==
7・65に相当して単一バンドを得、単クローン性が裏
付けられた。
7・65に相当して単一バンドを得、単クローン性が裏
付けられた。
(発明の効果)
MA−jD5を用いた診断により、特に肺癌の診断を的
確に行うことが出来、又、肺癌の組織型の判別にも使用
することが出来る。
確に行うことが出来、又、肺癌の組織型の判別にも使用
することが出来る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、分子量34キロダルトンのポリペプチド抗原と反応
し、次の性質を有するIgMκに属するモノクローナル
抗体MA−1D5。 (1)ヒト肺扁平上皮癌と反応する。 (2)ヒト肺腺癌と反応する。 (3)ヒト肺悪性胸膜中皮腫と反応する。 (4)ヒト肺小細胞癌とは反応しない。 (5)ヒトの胃癌及び乳癌と反応する。 (6)正常のヒトの皮膚表皮と反応する。 (7)正常のヒトの肺胞上皮及び気管支線とは反応しな
い。 (8)正常のヒトの気管支繊毛上皮の繊毛と反応する。 (9)ヒトのT,B−リンパ球系培養細胞株RPMI
1788、JM、RPMI 6410、LICR−LO
N−HMY2及びK562 と反応しない。 (10)本発明のモノクローナル抗体MA−1D5が反
応する癌細胞を有する患者の末梢リン パ球とは反応しない。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3501385A JPS61194100A (ja) | 1985-02-23 | 1985-02-23 | モノクロ−ナル抗体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3501385A JPS61194100A (ja) | 1985-02-23 | 1985-02-23 | モノクロ−ナル抗体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61194100A true JPS61194100A (ja) | 1986-08-28 |
Family
ID=12430187
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3501385A Pending JPS61194100A (ja) | 1985-02-23 | 1985-02-23 | モノクロ−ナル抗体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61194100A (ja) |
-
1985
- 1985-02-23 JP JP3501385A patent/JPS61194100A/ja active Pending
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