JPS6378067A - 癌診断薬 - Google Patents

癌診断薬

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JPS6378067A
JPS6378067A JP61222934A JP22293486A JPS6378067A JP S6378067 A JPS6378067 A JP S6378067A JP 61222934 A JP61222934 A JP 61222934A JP 22293486 A JP22293486 A JP 22293486A JP S6378067 A JPS6378067 A JP S6378067A
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JP
Japan
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collagen
human
solution
cancer
tissue
Prior art date
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JP61222934A
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English (en)
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Toshihiko Hayashi
利彦 林
Atsushi Kino
木野 淳
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Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
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Publication date
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  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
  • Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はモノクローナル抗体からなる新規な癌診断薬に
関する。
[従来の技術] 癌とは特に上皮性の悪性Haのことをいい、皮膚・粘膜
の上皮や各種腺上皮など、あらゆる種類の上皮から発生
する可能性がある。
ヒトで多発するのは胃癌、子宮癌、乳癌、肺癌、肝臓圧
、膵m癌、食道癌、直腸癌、喉口癌などである。癌は発
育が速く浸潤性増殖・周囲組織の破壊及び転移を行ない
通常は発生の1年から2年で生体は死に至る。従って癌
の発生を初期のうちに認知することは癌の早期治療とい
う面で非常に重要であるが、従来の癌診断法例えば触診
、エックス線による診断などは癌組織が小ざな時期には
有効ではなく、内視鏡による観察などの補助的な手段が
必要な場合もある。また、内視鏡による観察も可能な組
織が消化器系等に限られ、被験者に対しても多大な苦痛
をあたえる。ところが最近癌細胞が産生ずる蛋白質や、
正常な固体の血液中にも存在するが癌に侵きれると血液
中の濃度が変化する蛋白質など(癌マーカーと呼ばれる
)が発見され、これらを測定することにより癌を診断す
る方法が注目されている。しかしながらこれら癌マーカ
ーを見出すことは容易でなく又発見できてもこれを測定
する有効かつ簡便な方法が開発されなければ、癌の診断
を効率よくおこなうことはできない。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明者らは生体の基底膜組織に存在するIV型コラー
ゲンに着目し研究を進めた結果、+u 織が癌に侵され
るとIV型コラーゲンがコラーゲンの分解酵素であるコ
ラゲナーゼにより分解断片化され組織中のIV型コラー
ゲンが減少すること、および分解された1■型コラ一ゲ
ン分解物が血液中に遊離してくることを見出した。
これらの知見に基づいて、■型コラーゲンの分解物は認
識しないがIV型コラーゲンのみ認識するモノクローナ
ル抗体があれば正常組織と癌組織の識別は可能であるこ
と、またIV型コラーゲン分解物を認識するモノクロー
ナル抗体があれば血液中に浸出してくる■型コラーゲン
分解物を」す定することにより癌の診断は可能であると
考えられた。
従来あるモノクローナル抗体には、ヒトIv型コラーゲ
ンの分解物は認識しないがヒト■型コラーゲンのみ認識
するモノクローナル抗体および、ヒトIV型コラーゲン
分解物を認識するモノクローナル抗体はなかった。
[問題点を解決するための手段] 本発明者らは上記事情を鑑み鋭意研究を重ねた結果、上
記目的に合致するモノクローナル抗体を創成することに
成功し、本発明を完成するに至った。すなわち本発明は (1)下記性質を有するJK199およびKJI32か
らなる群より選ばれる抗ヒト■型コラーゲンモノクロー
ナル抗体からなる癌診断薬である。
(A)JK199の性質 1)本質的にすべてのヒト■型コラーゲンと特異的に反
応する 2)分子量が5000以上のヒトIV型コラーゲン分解
物を特異的に認識する 3)分子量が140000〜160000 (SDS−
ポリアクリルアミド電気泳動法)である 4)免疫グロブリンクラスがIgG2aである(B)J
K132の性質 1)本質的にすべてのヒトIV型コラーゲンと特異的に
反応する 2)2−メルカプトエタノールで還元された分子量が7
0000未満のヒトIV型コラーゲン分解物を認識しな
い 3)分子量が140000〜160000 (SDS−
ポリアクリルアミド電気泳動法)である 4)免疫グロブリンクラスがIgG2aである以下、本
発明の構成について詳述する。
本発明の抗ヒトIV型コラーゲンモノクローナル抗体は
lv型コラーゲンで哨乳動物を免疫し得られた免疫担当
細胞を継代培養可能な骨髄肝細胞と融合させハイブリド
ーマを形成させ、このハイブリドーマのなかから目的の
モノクローナル抗体のみを産生ずる細胞を選抜しこの細
胞を抗体を産生ずる条件下で大量に培養することにより
製造される。
また、本発明で用いられるヒトIV型コラーゲンはたと
えば続生化学実験講座6下、465ページの塩分別沈澱
法により調整することがでとる。ヒトIV型コラーゲン
の抽出材料としては動物組織のうち基底膜を含む組織で
あれば皮膚、腎臓、胎盤などどこでもよいが特にヒト由
来のものがよい。本発明において、ハイブリドーマの調
整は、公知の方法例えばNature256.495−
497 (1,975)に記載の方法に準じて行なわれ
る。
本発明で免疫される動物は豚、牛、兎、マウス、ラット
等、大以外の動物ならなんでもよいが抗体生産細胞の相
手となるミエローマ細胞がマウス由来のものであるため
特にマウスがよい。上記方法により調整したヒトIV型
コラーゲンを5tahliらの方法(J、 Immun
ol、 Methods Vol、32,297−30
4.1980)に従いマウスに皮下注射し免疫する。注
射方法はこれに限らず静脈注射や腹腔内注射でもよい。
マウスは必要に応じて追加免疫される。
最終免疫後3日目にこれらマウスより抗体を生産するリ
ンパ球を含む膠原を摘出する。摘出する組織はリンパ節
など末梢リンパ系組織ならどこでもよい。得られた組織
から例えば免疫実験操作法B(1974年日本免疫学会
発行1253ページ)に記載されている方法によりリン
パ球が単細胞として分離される。次にこのリンパ球が半
永久的に継代しうるように増殖能を与える。方法として
はE、B、−virusやAbe 1son−v 1r
usなどのウィルスにリンパ球を感染させ形質転換させ
る方法、仙台ウィルスや、ポリエチレングライコール存
在下ある種の癌細胞と細胞融合させる方法等がある。安
定した抗体を続けて産生きせるために同じマウスでも同
種のマウス由来の癌細胞たとえばマウスミエローマ細胞
がリンパ球の相手として用いられる。実際の細胞融合の
手法は一般的にJ、 Immunol、 Method
、 39,285〜308 (1980)に記載された
方法に準する。すなわち上記二種の細胞の融合はポリエ
チレングリコール存在下で行ないハイブリドーマのみ生
育可能なHAT培地(ここではヒポキサンチン、アミノ
プテリン、チミジン添加培地)で生育きせる。ハイブリ
ドーマのコロニーが確認できるようになったらその培養
液中の抗体をスクリーニングする。スクリーニングの方
法としては例えばコラーゲン実験法(講談社496ペー
ジ)の方法に従えばよい。すなわちヒトIV型コラーゲ
ンの100μg/ml リン酸緩衝液を塩化ビニル製マ
イクロプレートの各ウェルに1滴ずつ加え一晩4°Cで
放置する。ヒトIV型コラーゲン溶液を除去した後に1
0%牛脂児血清−リン酸fr′M術液格ウェルに加えブ
ロッキングを行ない、ブロッキング溶液を除去した後、
各ハイブリドーマコロニー〇上清を1滴ずつ別々の所定
のウェルに加える。反応後上清を除去し洗浄した後、二
次抗体を加え目的の抗体を産生ずるハイブリドーマを確
認する。用いる二次抗体はハイブリドーマの産生ずる抗
体に結合する抗イムノグロブリンで、抗体と結合したこ
とがわかるように蛍光物質、酵素、放射性同位元素など
で標識されたものである。これは市販のものを使用して
もよいし、通常行なわれる方法によって自分で作成して
もよい。目的の抗体を産生ずるハイブリドーマは制限希
釈法を繰返すことにより最終的に単一のハイブリドーマ
(クローンと呼ぶ)からなるコロニーを得ることができ
る。クローンの作るモノクローナル抗体は細胞培養液か
ら分離精製することができるが一般的に抗体価が高いの
で目的によっては上清そのままでも使用できる。またプ
リスタン前処理のマウス腹腔にクローンを注入して生ず
る腹水、および血清中に存在する非常に血清価の高いモ
ノクローナル抗体を用いることも可能である。これら抗
体はざらに塩析、イオン交換、ゲル濾過、アフィニティ
ークロマトグラフィー、電気泳動等、生化学的一般手法
を適宜組合せて精製することができる。
なお本発明で使用される抗ヒト■型コラーゲンモノクロ
ーナル抗体とは上記のように精製したもののほか培養液
上清や血清、腹水の状態で得られる標品も含める。
本発明でいう癌診断薬は該モノクローナル抗体に蛍光標
識をつけたものを主たる構成成分とする直接蛍光抗体法
用の癌診断薬、該モノクローナル抗体および該モノクロ
ーナル抗体と結合し得る蛍光4.235を担持する二次
抗体を主たる構成成分とする間接蛍光抗体法用の癌診断
薬、該モノクローナル抗体を酵素標識したものを主たる
構成成分とする直接酵素抗体法用の癌診断薬、該モノク
ローナル抗体および該モノクローナル抗体と結合し得る
酵素標識を担持する二次抗体からなる間接酵素抗体法用
の癌診断薬、該モノクローナル抗体をラジオアイソーブ
で標識したものを主たる構成成分とする直接酵素抗体法
用の癌診断薬、該モノクローナル抗体および該モノクロ
ーナル抗体と結合し得るラジオアイソトープ標識を担持
する二次抗体からなる間接酵素抗体法用の癌診断薬であ
り、胃癌、子宮癌、乳癌、肺癌、肝臓圧、膵臓癌、食道
癌、直腸癌、喉口癌などほとんどの上皮性の悪性腫瘍の
診断に用いることができる、モノクローナル抗体に酵素
標識をつける方法は蛋白質核酸酵素、江。
(11)、1007〜1013.1975に・記載の方
法に準じて行えばよい。又、モノクローナル抗体に蛍光
標識をつけるには基礎生化学実験法6生化学的測定、1
67ページに記載の方法に準じて行えばよい。また、モ
ノクローナル抗体をラジオアイソトープで標識するには
(クローン抗体バイプリドーマとELISA、講談社、
169ページ)の方法に従えばよい。二次抗体を用いる
場合、使用される二次抗体はモノクローナル抗体と結合
力を持つ抗体であればなんでもよい。例えば、KJ19
9またはKJ132を抗原としてウサギ、ヤギ、マウス
、など大以外の動物を免疫して血清や腹水から得ること
もできるし、各アイソタイプごとに前記のモノクローナ
ル抗体に特異的に結合する抗体を購入して利用すること
も可能である。また、酵素標識、蛍光標識およびラジオ
アイソトープで標識した二次抗体は上記方法で作製して
もよいし市販のものを購入してもよい。
蛍光標識に用いられる蛍光物質としてはフルオレッセイ
ンイソチオシアネートやローダミン−β−イソチオシア
ネートが使用されるが、抗体を標識することができ標識
した抗体の蛍光が検出できるならどんな蛍光物質でもよ
い。酵素基質液は抗体に担持された酵素の種類によって
適宜選択される。酵素がホースラディツシュ ペルオキ
シダーゼであれば、3.3’−ジアミノベンジヂン溶液
、 9−アミノ−9−エチルカルバゾール溶液など、ア
ルカリフォスファターゼであれば 5−ブロモ−4−り
r:IQ−3−インドリルフォスフェート p−ト、ル
イジン塩溶液などである。
発色剤も酵素によって適宜選択され酵素がホースラディ
ツシュ ペルオキシダーゼであれば、5−アミノサリシ
リックアシッド、0−フェニレンジアミンなど、アルカ
リフォスファターゼであればp−ニトロフェニルフォス
フェートなどである。
ラジオアイソトープ標識に用いられるラジオアイソトー
プの種類としては代表的な例として125Iが挙げられ
る。
[実施例] 以下に実施例をあげて本発明を更に詳細に説明する。
[実施例1コ a)抗原となるヒト■型コラーゲンの調製新鮮なヒト胎
盤2750gをNi断し洗浄、ポジトロンホモジナイザ
ーでホモジネートとしたのち冷凍遠心(10,OOOx
g、40分)して、沈殿物集め0.02M リン酸ナト
リウム液に懸濁後、冷凍遠心を3@繰返した。得られた
沈殿物を0.5Mの酢酸4Lに懸濁し塩酸でpH3に調
製し、ペプシンを加え4°Cで7日間反応させた。遠心
(10、000xg 、 1時間)して上澄みを集め、
ペプシンを失活させるためにトリスと水Off 化ナト
リウムを加えてpHを8.5に調整し2日放置した。中
和後項化ナトリウムを4旧こなるように加え、ざらに氷
酢酸を加えてpH3とし一晩放置した。遠心後(10,
OOOXg、 1時間)上澄みを回収し、沈澱に0.5
M酢酸を加えて5時間撹拌した。遠心後(10,OOO
Xg、1時間)上澄みに塩化ナトリウムを1.2Mにな
るように加え、−晩装置した。遠心後(10,OOOX
g、1時間)沈澱を集め、0.5M酢酸を加えて溶かし
、溶けている部分(上澄み)のみを集める。上澄みを水
に対して透析し遠心によフて沈澱を除いた。得られた上
澄みにトリス−塩化ナトリウム溶液を加えてゆき最終的
にトリスが0. IM、塩化ナトリウムが1.0Mにな
るようにした。溶けてない部分は遠心で除き、上澄みを
0゜005Mトリス−1,5M塩化ナトリウムに対して
塩析した。遠心により沈殿物を集め、0.05M)リス
−1,5M塩化ナトリウムに溶かした。これをフォスフ
ォセルロース力ラムクロマトグラフィーで精製し235
mgのヒトIV型コラーゲンを得た。
b)免疫した牌細胞の調製 ヒトIv型コラーゲンを1100u含む100μmのリ
ン酸緩衝液を調製し、BALB/Cマウスに腹腔内注射
を行った。1週間後に同様の処置で2回目の免疫を行っ
た。1回目と2回目の免疫時にBACTO−Adjub
ant (DIFCO社製)を0 、1 triづつ同
時に腹腔内注射した。ざらに1週間後ヒトIV型コラー
ゲン溶液で追加免疫を行った。最終追加免疫後 72時
間目にこのマウスより膠原を無菌的に摘出し、ハサミで
切片としてさらにメツシュを通してリンパ球の懸濁液を
得た。
赤血球の混在を除くために溶血用バッファーに浮遊後1
500rpmで5分間遠沈きせ、RPMI−1840培
養液で更に2回洗浄した。一方融合細胞としてのマウス
ミエローマ細胞(SP210)は、融合の前々日より1
0%牛脂児血清(FCS)を含むRP旧−1640培養
液中で10χC02,376Cの条件で増殖させな。牌
細胞100XIO6個と、ミエローマ細胞100×10
6個を含む培養液を混合し、1500rpmで30分遠
心後、上清を捨て、50%ポリエチレングリコール40
00 (メルク社製) 1 triを1滴づつ滴下しな
がらゆっくりと細胞をほぐした。1分後、FC5含有R
PMI−1640培養液を1mlゆっくりと滴下しなが
ら細胞を混合させ、同様の操作を1分間繰返した。ざら
にFCSを含むRPMI−1640培養液7mQ−を3
分間かけてゆっくりと遠心管を回転させながら加えた。
この時点で培養液をざらに加え200X106個の細胞
が507+IQの培養液に含まれるように調製しこの細
胞懸濁WJi O、1mLづつを96穴マイクロプレー
トに分注し、10%COZ下で37°C(100%相対
湿度)で培養した。なおマイクロプレートには予めマウ
スの貧食細胞を104個/ウェルの割合で加えておき、
またFCSを含むRPMI−1640培養液には分注時
に既にHAT(H:ヒポキサンチン Aニアミノプテリ
ンT:チミジン)を含むものを用いた。この改良法によ
ると少なくとも5日目まで培養液を換える必要がなく、
バクテリアの混在のチャンスも少なくすることが出来、
5日前後までにはハイブリドーマのコロニーが認められ
た。10〜25日後にこの培養液上清を0 、2 mL
取り目的抗体のスクリーニングに用いた。スクリーニン
グはコラーゲン実験法(講談社496ページ)の方法に
従った。すなわちヒトIV型コラーゲンの100μg/
ml、リン酸緩衝液溶液を塩化ビニル製マイクロプレー
トの各穴に1滴ずつ加え一晩4°Cで放置した。ヒトI
V型コラーゲン溶液を除去した後に10%FCS−PB
S溶液をピペットで3滴各穴に加え1時間ブロッキング
を行った。ブロッキング溶液を除去した後各ハイブリド
ーマコロニーの上清を1滴ずつ別々の所定の穴に加えた
。1時間反応させた後上清を除去しPBSで3回洗浄し
た。
二次抗体としてFITC(フルオレッセイン イソチオ
シアネート)でラベルした抗マウスIgG (F (Δ
B)2フラグメント)溶液を加え30分放置し、二次抗
体溶液を除去して充分洗浄した。上記検体上清の中から
蛍光を発するものを選び、これに対応するハイブリドー
マを3種得、これらハイブリドーマを制限希釈法により
クローニングした。まずハイブリドーマが1wellあ
たり0.3個、1.0個、3個となる様に培養液で希釈
した。このとき、1wellあたり100万個の胸腺細
胞を加えて正確に希釈できるようにした。マイクロプレ
ートは37°Cで10%CO2100%相対湿度の条件
で培養した。5日目に検鏡し1well中に1個のコロ
ニーを含むものをチェックしておき、2週間で生育した
ところで同様の制限希釈を繰返した。
この操作を3回繰返して最終的に1種類のコロニーを選
択し、コロニーを通常の培養器にうつしかえ、夫々5m
lの培養液で5×106個/rrLになるまで培養した
。コロニーの培養1色を遠心管に移し1500rpmで
5分間遠沈させ、上清と細胞を分離し、細胞にはRPH
I−1640培養液をあらたに0 、5 mL加えゆっ
くり懸濁させな。この細胞懸濁液に4.5mlのFCS
を含むRP14I−1640培養液でを加え継代培養し
た。すなわち、1×106個を5mLのFCSを含むR
PMI培養液に懸濁きせ5%C0゜37°0100%相
対湿度の条件で培養する。60時間後5×106個に増
殖しこの操作で1代の培養となる。
この細胞を遠心分離で培養液と分離し新しい培養液を加
えて希釈する。1×106個/mQ−に希釈された細胞
1芭濁液1mlに4dの培養液を加えるという操作で継
代培養される。10代継代培養された50mLの培養液
から遠心分離により5×107個の細胞を得、5店の培
養液に+u4濁させた。これを回転培養ビン10本に分
注し5%C0937°C100%相対湿度1rpmの条
件で5日間培養した。5×106個/mLに達した培養
液から遠心分離で細胞を除き吸引濾過し、濾液に硫酸ア
ンモニウムを加え45%として沈殿物をえた。沈殿物は
さらにプロティンAにより精製した。計151の培養液
から73m&の抗ヒトVl型コラーゲンモノクローナル
抗体を粉末としてえた。この抗ヒトVI型コラーゲンモ
ノクコーナル抗体1よ5DS−ポリアクリルアミドゲル
電気泳動て単一のバンドでありKJ199と名付けた。
[実施例2] KJ 199の性質を調べた。
a)KJ199の反応特異性 各種抗原を1μg/mlになるようにリン酸緩衝液に溶
解しこれらの溶液を0 、1 mQ−正確に塩化ビニル
製マイクロプレートの各ウェルに滴下し4°Cで一夜放
置した。抗原溶液を除去した後10χウシ胎児血清を0
.5rrL各ウエルに加え、1時間ブロッキングした。
ブロッキング溶液を除去した後、10μg/mlに調製
したKJ 199を0 、1 mL各ワウエル滴下し1
時間反応させた。リン酸緩衝液でよく洗浄した後二次抗
体としてペルオキシダーゼ標識抗マウスIgG抗体(C
appe!社製)を0.2mlずつ各ウェルに加え1時
間反応させた。二次抗体溶液を除いた後、リン酸緩jj
液で4回洗;ヤし、0.001χ過酸化水素を含む基質
溶液を0 、1 mL各ワウエル加えた。基質溶液は0
−フェニレンジアミンを使用直前に0.1Mクエン酸−
0,2Mリン酸緩衝液(pH4,8)に溶解し0.4m
g/mMとしたものを用いた。10分後、各ウェルに2
0μmの8M硫酸溶液を加え反応を停止させ、マイクロ
プレート光度計で492nmの吸光度を測定した。結果
を表1に示す。
(以下金白) (表1) 抗ヒト■型コラーゲンモノクローナル抗体KJ199の
各種抗原に対する認識特異性 *数値は使用したリン酸緩衝液の492nmの吸光度を
o、oOとした場 合の各サンプルの吸光度 *S P 2 / Oは対照としてミエローマ細胞の培
養液をサンプルとしたもの 表1から明らかなようにKJ199はヒト由来の他の型
のコラーゲン、すなわちヒト■型コラーゲン、ヒトII
I型コラーゲン、ヒト■型コラーゲンや、牛lV型コラ
ーゲン、は認識せず、ヒトフィブロネクチン、ヒトラミ
ニン、マウスラミニンも認識しなかった。
b)組繊切片に対する反応特異性 38才女性の子宮頚部組織から採取されたヒト子宮頚癌
組織、ヒト子宮頚部正常組織の凍結切片(厚さ7μm)
をスライドグラスにのせ、0 、2 mQ、のKJ19
9溶液を滴下し室温で30分放置したのも0゜1M p
H7,0の49Cリン酸緩衝液で3回、計15分洗浄し
た。これにフルオレツセイン標識抗マウスIgG抗体(
タボ社製)を0 、2 mQ−滴下し室温で30分放置
したのちリン酸緩衝液で3回、計15分洗浄した。よく
水を切ったのも50%グリセリンを滴下しカバーグラス
をかぶせた。これを蛍光顕微鏡(オリンパス光学社製)
で観察した。その結果KJ199はヒト子宮頚部正常組
織では基底膜に沿ってIV型コラーゲンに反応し帯状に
蛍光を発していたが、ヒト子宮頚癌組織では組織−面弥
漫性の蛍光発色を認め、明らかに正常組織と癌組織を識
別することが可能であった。0 次に、ヒトIV型コラーゲン分解物に対する反応特異性
を調べた。
C)ヒトlv型コラーゲン分解物の調製ヒトIV型コラ
ーゲンの500μg/ml、0.1M トリス塩酸緩衝
液(5+nM塩化カルシウム、0.2M塩化ナトリウム
、10mM  N−メチルマレイン酸を含む)溶液に、
CoilagColla FormllI (adva
nce biofact、ures Corporat
ion社製)100ユニツトを37℃2時間作用させた
後4℃とじ10mM EDTAを1滴加えて反応を停止
させた。
d)ヒトIV型コラーゲン分解物に対する反応特異性 実験方法はコラーゲン実験法(講談社500ページ)に
記載のイムノブロッティング法に従った。上記方法で作
成したヒトIV型コラーゲン分解物を定法により5DS
−ポリアクリルアミドゲル電気泳動を行った。このゲル
の上にニトロセルロース膜フィルターを二枚重ね、転移
用11([?r!!、(10%メチルアルコール−25
mM トリス−グリシン緩衝液(pH8,3))で40
mA、2時間泳動を行った。ゲルに接している側のフィ
ルターは免疫反応に、もう一枚は蛋白質バンドの染色用
に用いた。免疫反応用のフィルターは10m1の10%
FCS−リン酸緩衝液でブロッキングを行ないパラフィ
ルム上に乗せた。KJ 199溶液を0.5mlフィル
ター上に加えざらにバラフィルムをのせて1時間反応さ
せた。反応後、リン酸緩衝液で3回洗浄して、二次抗体
としてペルオキシダーゼF−63抗マウスIgG抗体(
Cappe1社製)を0.5ml加え1時間反応させた
。反応後リン酸緩衝液で1回、Tween80−リン酸
緩(チj液で2回、ざらにリン酸緩(φi液で1回洗浄
した。これに基質溶液として3mg/ml  4−クロ
ロ−1−ナフトールのメチルアルコール溶液5ml、リ
ン酸緩衝(r5.25m1.30%過酸化水素水10u
lを直前に混合したものを加えて5分反応させフィルタ
ーを蒸留水中に移して反応を停止させた。これと蛋白質
バンドの染色の結果を比較するとKJI99は分解され
たヒトIV型コラーゲンの分子量5000以上の断片を
認識していた。イムノブロツチングの結果を図1に示す
。e)KJ199の分子量KJ 199の分子量は5D
S−ポリアクリルアミドゲル電気泳動から140000
〜160000であった。
f)KJ199の免疫グロブリン・クラスKJ199の
免疫グロブリン・クラスの同定はオクタコロニー二重免
疫拡散法により行ない、IgG2aであると判明した。
[実施例31 モノクローナル抗体KJ199を用いた直接蛍光抗体法
用の癌診断試薬を以下に述べる。
実施例1で得られたKJ199を20mg秤量し20m
Lの0.05M Na2CO3−14aHCO3緩衝液
に溶解させた。2mgのフルオレッセインイソシアネー
ト(以下FTTC,シグマ社製)を20mLの0.05
M Na2C03−NaltCO3緩南液に溶MさせK
J199溶液と混合し、4°Cで撹拌しながら一晩反応
させた。反応生成物を0.OIMリン酸緩衝液で平衡化
した5ephadex G−25にかけ同じ0.01M
リン酸緩衝液で溶出して未反応のKJ199とFITC
の結合したKJ199を溶出させた。次に、0.011
4リン酸緩衝液で平衡化したDEAEセルロースカラム
に溶出画分をかけ0.01Mリン酸緩衝液で未反応のK
J199だけを溶出させた。カラムに残ったFITC結
合IgGは、0.05HのNaClを含む0.0114
リン酸緩衝液で溶出して20mtの溶液として得られた
。280nmの紫外吸収からKJ199を10mg含む
ことがわかった。このKJ199溶液をリン酸緩tlj
液で100倍に希釈して癌診断薬KJ199−aとした
[実施例4コ 蛍光標識したKJ199−aのヒト■型コラーゲンに対
する反応性を測定した。実施例1で調製したヒト■型コ
ラーゲンを用いて5 、0mg/ ml 、 2.5m
g/mL 、1 、0mg/ mlのリン酸緩衝液溶液
を調製した。この抗原溶液をリン酸緩(gj液で希釈し
てゆき、5000ng/mi、2500ng/mt、1
1000n/鑓、500ng/ mL 、1100n/
 m区、50ng / miz 10 n g / m
i %の溶液を調製した。これらの溶液を0.1mLm
l正確化ビニル製マイクロプレートの各ウェルに滴下し
4°Cで一夜放置した。抗原溶液を除去した後10χウ
シ胎児血清を0 、5 ml各ウェルに加え、1時間ブ
ロッキングした。ブロッキング溶液を除去した後、実施
例2で作成したKJ199−aを0.1鑓各ウエルに滴
下し1時間反応させな。リン酸緩衝液でよく洗浄した後
よ(水を切り、0 、1 mlのリン酸緩衝液を加えた
。フルオロスキャン(フロララボラトリーズ社製)で4
05nmの吸光度を測定したところ、KJ199−aば
少なくとも5ng/mLのヒト■型コラーゲンを認識す
ることがわかった。吸光度を図2に示す。
[実施例5] KJ199を用いた直接酵素抗体法用の癌診断薬を以下
に述べる。
ペルオキシダーゼ(horseradish pero
xdase TypeIIシグマ社製)5mgを0.3
Mの重炭酸ナトリウム水溶液pH8,1,1,0m1l
に溶解しこれに100%エタノールに溶解した1zのフ
ルオロニトロベンゼン液0.1dを加え室温でゆっくり
混和させた。ざらに0.05MのHaI04溶液1.0
鑓を加え室温で30分反応させた。クエンチングのため
0.2Mのエチレングライコール溶液を1.Od加え室
温で1時間放置した。反応液は充分量の0.OIM p
H9,5の炭酸ナトリウム緩衝液で4°Cのもとで透析
しペルオキシダーゼ−アルデヒド溶液とした。次に実施
例1で得られた抗ヒトVI型コラーゲンモノクローナル
抗体K J 199.5mgを1鑓の炭酸ナトリウム緩
衝液に溶解させ3mg−のペルオキシダーゼ−アルデヒ
ド溶液31ntに加え室温で3時間混和した。ざらにこ
の溶液に5mgのNaBH+を加え4°Cで一晩放置し
た。反応生成物はリン酸水で透析しセファデックスG−
2000カラムで精製した。
目的とする両分は蛋白質を280nm、ペルオキシダー
ゼを403nmの紫外吸収で追跡し両者が一致する両分
を分取することにより得られた。この画分はKJ199
を4.8mgを含むリン酸緩衝液6鑓であった。このK
J 199溶液リン酸緩衝液で100倍に希釈して癌診
断薬KJ 199−bとした。
[実施例6] 酵素標識したKJ199−bのヒトIV型コラーゲンに
対する反応性を測定した。実施例4と同様に実施例1で
調製したヒトIV型コラーゲンを用いて5.0mg/m
i、2.5mg/me、1.0mg/m区のリン酸緩衝
液溶液を調製した。この抗原溶液をリン酸緩衝液で希釈
してゆき、5000ng/ ml 12500ng/ 
m(L 、 11000n/ mQ、 、500ng/
 mi N 100 n g / mi 、50 n 
g / mQ−,10n g / ml 、の溶液を調
製した。これらの溶液を0 、1 ml正確に塩化ビニ
ル製マイクロプレートの各ウェルに滴下し4°Cで一夜
放置した。抗原溶液を除去した後10%ウシ胎児血清を
0゜5ml各ウェルに加え、1時間ブロッキングした。
ブロッキング溶液を除去した後、実施例5で作成したK
J 199−b@0.1鑓各ウエルに滴下し1時間反応
させた。リン酸緩衝液でよく洗浄した後0.001%過
酸化水素を含む基質溶液を0 、1 mL各ウェルに加
えた。基質溶液は0−フェニレンジアミンを使用直前に
0.1Mクエン酸−0,2Mリン酸緩衝液(p114.
8)に溶解し0.4mg/mtとしたものを用いた。1
0分後、各ウェルに20μmの8M硫酸溶液を加え反応
を停止させ、マイクロプレート光度計で492nmの吸
光度を測定した。その結果少なくとも5ng/mtのヒ
トIV型コラーゲンを認識することがわかった。吸光度
を図3に示す。
[実施例7コ KJ 199−bのヒトIV型コラーゲン分解物に対す
る反応性を測定した。実施例1で調製したヒト■型コラ
ーゲン分解物を用いて5 、0mg/鑓、2.5mg/
rRt、1.0mg/mlのリン酸緩(!7液溶液を調
製した。この抗原溶液をリン酸緩衝液で希釈してゆき、
5000ng/mt、2500ng/mi、11000
n/m区、500ng/ mO−、1100n/ mL
 、 50ng/ mL 、 10ng/ mL 、の
溶液を調製した。これらの溶液を0.1rnl正確に塩
化ビニル製マイクロプレートの各ウェルに滴下し4°C
で一夜放置した。抗原溶液を除去した後10χウシ胎児
血清を0 、5 ml各ウェルに加え、1時間ブロッキ
ングした。ブロッキング溶液を除去した後、実施例5で
作成したKJ 199−bを0 、1 mL各ウェルに
滴下し1時間反応させた。
リン酸緩衝液でよく洗浄した後0.001%過酸化水素
を含む基質溶液を0.1mlml上ルに加えた。基質溶
液は○−フェニレンジアミンを使用直前に0.1Mクエ
ン酸−0,214リン酸緩(すj液(pH4,8)に溶
解し0.4mg/mlとしたものを用いた。10分後、
各ウェルに20μlの8M硫酸溶液を加え反応を停止さ
せ、マイクロプレート光度計で492nmの吸光度を測
定した。その結果少なくとも5ng/mlのヒト■型コ
ラーゲン分解物を認識することがわかった。吸光度を図
4にしめす。
[試験例1] 癌診断薬KJ 199−bが胃癌の診断に有効かどうか
試験した。試験に用いる検体は健常人より採取した血清
50検体および胃癌患者より採取した血清50検体であ
る。血清の調製は以下の方法によった。採取した血液を
4℃、3000rpmX10分で遠心分離し血清ををえ
た。血清をリン酸緩衝液で100000倍に希釈し、1
検体1ウェルとなるように塩化ビニル製マイクロプレー
トに0 、1 mLずつ分注した。KJI99−bを使
って血清中のヒト■型コラーゲン分解物の量を測定した
492nmの吸光度から血清中のヒト■型コラーゲン分
解物の濃度を算出すると、3.66±0.32mg/m
Lの範囲に入る群50検体と、4.89±0゜44mg
/mljの範囲に入る群50検体に2別された。症例と
の対応を見ると前者50検体は健常人の血清であり、後
者50検体は胃癌患者の血清であった。この結果から、
血清中のヒト■型コラーゲン分解物の濃度をKJ199
−bを使って測定することにより明確に健常人と胃癌患
者を区別することができた。
[試験例2コ 癌診断薬KJ199−bがヒト子宮頚部癌の診断に有効
かどうか試験した。試験に用いる検体は健常人より採取
した血清50検体および子宮頚部癌患者より採取した血
清50検体である。試験例1と同様の方法で調製した血
清をリン酸緩衝液で100000倍に希釈し、1検体1
ウェルとなるように塩化ビニル製マイクロプレートに0
.1mrずつ分注した。KJ 199−bを使って血清
中のヒトIV型コラーゲン分解物の量を測定した492
nmの吸光度から血清中のヒトIV型コラーゲン分解物
の濃度を算出すると、3.82±0.29mg/mLの
範囲に入る群50検体と、4.00±0.38mg/m
Lの範囲に入る群50検体に2別された。症例との対応
を見ると前者50検体は健常人の血清であり、後者50
検体は子宮頚部癌患者の血清であった。この結果から、
血清中のヒトIV型コラーゲン分解物の濃度をKJ 1
99−bを使って測定することにより明確に健常人と子
宮頚部癌患者を区別することができた。
[実施例8] ラジオアイソトープでKJ 199を標識した癌診断薬
を以下に示す。Na125Iの0.5mC1−0,4M
リン酸緩(對tl ’を容ンpiloμlにKJ 19
9を10mg/mlリン酸緩Ifj液10μm加え、ざ
らに1mg/mlのクロラミンTリン酸緩衝液溶液を1
0μl加え60秒間室温で振盪した。1mg/mlのメ
タ重亜硫酸ナトリウムリン酸緩衝液溶液を10μ!加え
反応を停止させな。
1分後10mg/mlのヨウ化カルウムリン酸緩(封液
)容;夜を10μlおよび0.2%ウシ血清アルブミン
を500μl加えゲル濾過により精製し、30mci/
mlのKJ199リン酸緩衝液溶液をえた。これを以て
癌診断薬KJ199−cとした。
[実施例91 KJ199を用いた間接蛍光抗体法用の癌診断薬を以下
に示す。KJ199の10μg/mlリン酸緩衝液溶液
を一次抗体とし、ローダミン標識抗マウスIgG抗体(
タボ社製)を二次標識抗体として癌診断薬K J 1.
99− dとした。
[実施例10] 間接蛍光抗体法用の癌診断薬を以下に述べる。標識され
る二次抗体は非標識抗マウスIgG抗体(タボ社製)で
ある。酵二の標識法と精製法は実施例5に準じた。KJ
199の0.1%リン酸緩衝液溶液とここで作製したペ
ルオキシダーゼP i抗マウスIgG抗体をもって癌診
断薬KJ199−eとした。
[実施例11] KJ199用いた間接ラジオイムノアッセイ用癌診断薬
を以下に示す。KJ 199の0.1%0.1M pH
6,8リン酸緩(チj液溶液を一次抗体とし 125丁
標識抗マウスIgG抗体(タボ社製)を二次抗体として
癌診断薬KJ199−fとした。
[試験例3] 実施例9の癌診断薬KJ 199−dがヒト子宮頚部癌
の組織診断に有用であるかどうか試験した。
子宮頚癌患者(50才、女性)の子宮頚部組織から採取
されたヒト子宮頚癌組織、ヒト子宮頚部正常組織の凍結
切片(厚き7μm)をスライドグラスにのせる。これら
組織はすでに専門医師が上記2つの状態に判定したもの
である。それぞれの標本に0.2mtのKJ199溶液
を滴下し室温で30分放置したのも0.1M pH7,
0の4°Cリン酸緩(町1夜で3回、計15分洗iD 
Lな。これにフルオレッセイン[7lj抗マウスIgG
抗体(タボ社製)を0 、2 mL滴下し室温で30分
放置したのちリン酸緩衝液で3回、計15分洗浄した。
よく水を切ったのも50%グリセリンを滴下しカバーグ
ラスをかぶせた。これを蛍光顕微鏡(オリンパス光学社
製)で観察した。その結果KJ 199−dはヒト子宮
頚部正常組織では基底膜に沿ってIV型コラーゲンに反
応し帯状に蛍光を発していたがヒト子宮頚癌組■tでは
組織−面弥漫性の蛍光発色を認め、明らかに正常組織と
癌組織を識別することが可能であった。同様に33才か
ら59才までのヒト子宮頚癌患者20名の組織を観察し
た結果全ての検体について正常組織と癌組織を識別する
ことができた。従って、間接蛍光抗体法用の癌診断薬K
JI99−dがヒト子宮頚癌の組織診断に有効であるこ
とがわかった。
[実施例121 実施例1で調製したヒトIV型コラーゲンの溶(々を0
.2mM、BALB/Cマウスに腹腔内注射した。同様
の免疫を2回繰返したのち肋膜を取り出しマウスミエロ
ーマ細胞と融合させた。細胞融合およびクローニングの
操作は実施例1に従った。目的の抗体を生産する細胞の
コロニーは5m1lのFCSを含むRP)4I−164
0培養液で継代培養した。すなわち、lX106!を5
mQ−のFCSを含むRPMI培養液に懸濁させ5χC
O237°C100%相対湿度の条件で培養する。60
時間後5xlOI3個に増殖しこの操作で1代の培養と
なる。この細胞を遠心分離で培Mtaと分離し新しい培
養液を加えて希釈する。1×106個ltr&に希釈さ
れた細胞1賢濁液1mftに4mNの培養液を加えると
いう操作で継代培養される。10代継代培養された50
rrLの培養液から遠心分離により5×107個の細胞
を得、5I!、の培養液に懸濁させた。これを回転培養
ビン10本に分注し5%C0237°C100%相対湿
度1rpmの条件で5日間培養した。5×106個/m
rに達した培養液から遠心分離で細胞を除き吸引濾過し
、a液に硫酸アンモニウムを加え45χとして沈殿物を
えた。
沈殿物はざらにプロティンAにより精製した。計15L
の培養液から92mgの抗ヒトVr型コラーゲンモノク
ローナル抗体を粉末としてえた。この抗ヒトVl型コラ
ーゲンモノクローナル抗体は5DS−ポリアクリルアミ
ドゲル電気泳動て単一のバンドでありKJ 132と名
付けた。
[実施例13] K 、J 132の性質を調べた。
a)KJ 132の反応特異性 実施例2の方法に従いKJ 132の各種抗原に対する
反応特異性を調べた。その結果を表2に示す。
(以T−余白) (表2) 抗ヒトVI型コラーゲンモノクローナル抗体K 、J1
32の各種抗原に対する認識特異性 *数値は使用したリン酸緩衝液の492nmの吸光度を
0.00とした場 合の各サンプルの吸光度 *S P 2 /○は対照としてミエローマ細胞の培養
液をサンプルとしたもの 表2から明らかなようにKJ132はヒト由来の他の型
のコラーゲン、すなわちヒト■型コラーゲン、ヒトII
T型コラーゲン、ヒト■型コラーゲンや、牛IV型コラ
ーゲンは認識せず、ヒトフィブロネクチン、ヒトラミニ
ン、マウスラミニンも認識しなかった。
b)組織切片に対する反応特異性 51才女性から採取されたヒト子宮頚部正常組織および
ヒト子宮頚癌組織、の凍結切片に対し実施例2と同じ間
接蛍光法により反応特異性を調べたところKJ 132
はヒト子宮頚部正常組織では基底膜に沿ってIV型コラ
ーゲンに反応し帯状に蛍光を発していたが、ヒト子宮頚
癌組織には反応しなかった。
次に、ヒトIV型コラーゲン分解物に対する反応特異性
を調べた。
ヒトlv型コラーゲン分解物の調製およびヒト■型コラ
ーゲン分解物に対する反応特異性の測定は実施例2の方
法に従った。その結果KJ 132はヒh IV型コラ
ーゲン分解物のうち分子量70000未満の断片は認識
しなかった。結果を図5に示す。
c)KJ 132の分子量 KJ 132の分子量は5DS−ポリアクリルアミドゲ
ル電気泳動から140000〜160000であった。
d)KJ132の免疫グロブリン・クラスKJ 132
の免疫グロブリン・クラスの同定はオクタコロニー二重
免疫拡散法により行ない、、 IgG2aであると判明
した。
[実施例14コ モツクローナル抗体KJ132を用いた直接蛍光抗体法
用の癌診断薬を以下に述べる。
実施例12で得たK J 132.20mgを用い実施
例3の方法に従い蛍光標識されたKJ132を0.05
XのNaCQ、を含む0.OIMリンリン酸緩衝液?N
 18 mLのとして得た。この溶液は280nmの紫
外吸収からKJ199を11mg含むことがわかった。
これをリン酸緩衝液で100倍に希釈して癌診断薬KJ
132−aとした。
[実施例151 KJ132−aのヒトIV型コラーゲンに対する反応性
を実施例3の方法に従って測定した。ヒト■型コラーゲ
ンの各希釈溶液に対する発光度を測定したところ、少な
くとも5ng/miのヒトIV型コラーゲンを認識する
ことがわかった。吸光度を図6に示す。
[試験例4] 実施例14の癌診断薬KJ132−aがヒト子宮頚癌の
組織診断に有効かどうか試験した。子宮頚癌患者(45
才、女性)の子宮頚部組織から採取されたヒト子宮頚癌
組織、ヒト子宮頚部正常組織の凍結切片(厚き7μm)
をスライドグラスにのせる。これら組織はすでに専門医
師が上記2つの状態に判定したものである。それぞれの
標本に0 、2 rrLのKJ132−aを滴下し室温
で30分放置したのも0.1MpH7,0の4°Cリリ
ン酸緩衝液で3回、計15分洗浄した。よく水を切った
のも50%グリセリンを滴下しカバーグラスをかぶせた
。これを蛍光顕微鏡(オリンパス光学社製)で観察した
。ヒト子宮頚部正常組織では基底膜に沿って■型コラー
ゲンに反応して帯状の蛍光が観測されたが、ヒト子宮頚
癌組織では蛍光の発光はijt!測されなかった。上記
方法で36オから56オまでの子宮頚癌患者20名の子
宮頚部正常組織および子宮頚部癌組織について癌診断薬
KJ132−aの特異性を試験した。その結果ヒトIv
型コラーゲンに対する蛍光発光が観察されたものは全て
子宮頚部正常組織であり、蛍光発光が観察されないもの
はすべてヒト子宮頚癌組織であった。これで、直接蛍光
抗体法用の癌診断薬KJ132−aはヒト子宮頚部癌の
組織検査に有効であることがわかった。
[実施例16] KJ 132を用いた直接酵素抗体法用の癌診断薬を実
施例4の方法に従い作成した。実施例12で得られたK
J132.5mgよりペルオキシダーゼで標識きれたK
J 132を4.0mgを含むリン酸緩711(々7m
M得た。このペルオキシダーゼで標識されたKJ132
溶液をリン酸緩i±1液で100倍に希釈して癌診断薬
KJ 132−bとした。
[実施例17] KJ 132−bのヒトIV型コラーゲンに対する反応
性を実施例6の方法に従って測定した。マイクロプレー
ト光度計で各ヒトIV型コラーゲンの希釈溶液に対応す
るウェルの492nmの吸光度を」11定した結果、少
なくとも5ng/miのヒト■型コラーゲンを認識する
ことがわかった。吸光度を図7にしめす。[試験例5] KJ132−bで子宮頚部癌を診断できるか否かを試験
した。子宮頚癌患者(59才、女性)の子宮頚部組織か
ら採取されたヒト子宮頚癌組織、ヒト子宮頚部正常組織
の凍結切片(厚き7μm)をスライドグラスにのせる。
これら組織はすでに専門医師が上記2つの状態に判定し
たものである。それぞれの(7本にKJ 132−bを
0.2鑓滴下し室温で30分間放置し、0.IM  p
t(6,8の4°Cリン酸緩iチ1液で3回、計15分
洗浄した。これを基質溶液中に30分浸漬した。基質溶
液はジアミノベンチジン25mgを0.005χの過酸
化水素を含む0.05M pH7,6のトリス緩(4j
液100mtに溶解させ調製した。染色が完了した後リ
ン酸緩衝液で3回、計10分間洗浄を行ない50%グリ
セリンを滴下してカバーグラスでおおった。
顕微鏡下、茶褐色に染色された標本を観察した。
その結果ヒト子宮頚部正常組織では基底膜に沿って帯状
にヒト■型コラーゲンに対する呈色が観察されたがヒト
子宮頚癌組織では呈色が観察されなかった。上記方法で
41才から59才までの子宮頚癌患者20名の子宮頚部
正常組織および子宮頚部癌組織について癌診断薬KJ 
132−bの特異性を試験した。その結果ヒト■型コラ
ーゲンに対する呈色が観察されたものは全て子宮頚部正
常組織であり、呈色が観察されないものはすべてヒト子
宮頚癌組織であった。これで、間接酵素抗体法用の癌診
断薬KJ 132−bはヒト子宮頚部癌の組織検査に有
効であることがわかった。
[実施例18] 実施例8と同じ方法でラジオアイソトープでKJ132
を標識した癌診断薬KJ132−cを作成した。
[実施例19] KJ 132を用いた間接蛍光抗体法用の癌診断薬を以
下に示す。KJ132の10μg/mlリン酸緩衝液溶
液を一次抗体とし、ローダミン標識抗マウスIgG抗体
(タボ社IA)を二次標識抗体として癌診断薬KJ 1
32−dとした。
[試験例6] KJ 132−dがヒト子宮頚部癌の組織診断に有用で
あるかどうか試験した。子宮頚癌患者(44才、女性)
の子宮頚部組織から採取されたヒト子宮頚癌組織、ヒト
子宮頚部正常組織の凍結切片(厚き7μm)をスライド
グラスにのせる。これら組織はすでに専門医師が上記2
つの状態に判定したものである。それぞれの標本に0 
、2 rrLのKJ 132溶液を滴下し室温で30分
放置したのも0.1M pH7,0の4゜Cリン酸緩衝
液で3回、計15分洗浄した。これにフルオレッセイン
標識抗マウスIgG抗体(タボ社製)を0 、2 rn
Q−滴下し室温で30分放置したのちリン酸緩衝液で3
回、計15分洗浄した。よく水を切ったのち50χグリ
セリンを滴下しカバーグラスをかぶせた。これを蛍光顕
微鏡(オリンパス光学社製)で観察した。その結果KJ
 132−dはヒト子宮頚部正常組織では基底膜に沿っ
てヒトtV型コラーゲンに反応し帯状に蛍光を発してい
たがヒト子宮頚癌組織では組織−面弥漫性の蛍光発色を
認め明らかに正常組織と癌組織を識別することが可能で
あった。
同様に36オから57オまでのヒト子宮頚癌患者20名
の組織を観察した結果全ての検体について正常組織と癌
組織を識別することができた。従って、間接蛍光抗体法
用の癌診断薬KJ 132−dがヒト子宮頚癌の組織診
断に有効であることがわかった。
[実施例20] 間接酵素抗体法用の癌診断薬を以下に示す。KJ132
の0.IXリン酸緩衝液溶液を一次抗体とし、アルカリ
フォスファターゼ標識抗マウスIgG抗体(タボ社製)
を二次標識抗体として癌診断薬KJ132−eとした。
[実施例21] KJ 132用いた間接ラジオイムノアッセイ用癌診断
薬を以下に示す。KJ132の0.1%0.1M pH
6,8リン酸緩衝液溶液を一次抗体とし、125工標識
抗マウスIgG抗体(タボ社製)を二次抗体として癌診
断薬KJ132−fとした。
[発明の効果コ 本発明のモノクローナル抗体KJ199を用いて作成さ
れた癌診断薬は血中の■型コラーゲン分解物の濃度を測
定し、各種癌の診断に有用である他、癌の組織診断にお
いても正常組織と癌組織の識別を行うのに有用である。
またKJ 132を用いて作成きれた癌診断薬は癌の組
織診断においても正常組織と癌組織の識別を行うのに有
用であ
【図面の簡単な説明】
第1図はKJ199のヒトIV型コラーゲン分解物に対
するイムノブロッチングの結果を示す。 第2図はKJ199−aが各濃度のヒト■型コラーゲン
に反応したときの405nmの吸光度を示す。 第3図はKJ 199−bが各濃度のヒトVI型コラー
ゲンに反応したときの492nmの吸光度を示す。 第4図はKJ199−bが各濃度のヒト■型コラーゲン
分解物に反応したときの492nmの吸光度を示す。 第5図はKJ132のヒト■型コラーゲン分解物に対す
るイムノブロッチングの結果を示す。 第6図はKJ132−aが各濃度のヒトVl型コラーゲ
ンに反応したときの405nmの吸光度を示す。 第7図はKJ 132−bが各濃度のヒトVi型コラー
ゲンに反応したときの492nmの吸光度を示す。 特許出願人      株式会社資生堂図面C・〕〕買
−肩−、r′:二なしン第i口 第2 匹 第3図 ヒト■型コラーゲ゛>eh  1度 】4−図 ヒトNをコラー七ケ角¥物つ儂AL )’Cff13Zlこよ5ヒト■型コライン6M4物の
式名代 第6 図 ヒ1−Iv型コラーデ′ンのジ震度 第7図 ヒトIVタコラーデソの、lバし 手続補正書(方式) 】、事件の表示 事件との関係 特許出願人 昭和61年11月5日(発送日;同月25日)5、補正
の対宋 願書の特許出願人の欄および図面全図 6、補正の内容 (1)願書 別紙の通り(記名の後に捺印したもの)(2)図面 願書に添付した図面の浄書(内容に変更なし)手続補正
書(自発) 昭和62年1月8日 曝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記性質を有するJK199、およびJK132
    からなる群より選ばれる抗ヒトIV型コラーゲンモノクロ
    ーナル抗体からなる癌診断薬 (A)JK199の性質 1)本質的にすべてのヒトIV型コラーゲンと特異的に反
    応する 2)分子量が5000以上のヒトIV型コラーゲン分解物
    を特異的に認識する 3)分子量が140000〜160000(SDS−ポ
    リアクリルアミド電気泳動法)である 4)免疫グロブリンクラスがIgG2aである (B)JK132の性質 1)本質的にすべてのヒトIV型コラーゲンと特異的に反
    応する 2)2−メルカプトエタノールで還元された分子量が7
    0000未満のヒトIV型コラーゲン分解物を認識しない 3)分子量が140000〜160000(SDS−ポ
    リアクリルアミド電気泳動法)である 4)免疫グロブリンクラスがIgG2aである
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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