JPS61193891A - 平版印刷版 - Google Patents
平版印刷版Info
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- JPS61193891A JPS61193891A JP3488285A JP3488285A JPS61193891A JP S61193891 A JPS61193891 A JP S61193891A JP 3488285 A JP3488285 A JP 3488285A JP 3488285 A JP3488285 A JP 3488285A JP S61193891 A JPS61193891 A JP S61193891A
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- resin layer
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- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41N—PRINTING PLATES OR FOILS; MATERIALS FOR SURFACES USED IN PRINTING MACHINES FOR PRINTING, INKING, DAMPING, OR THE LIKE; PREPARING SUCH SURFACES FOR USE AND CONSERVING THEM
- B41N1/00—Printing plates or foils; Materials therefor
- B41N1/12—Printing plates or foils; Materials therefor non-metallic other than stone, e.g. printing plates or foils comprising inorganic materials in an organic matrix
- B41N1/14—Lithographic printing foils
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03C—PHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
- G03C1/00—Photosensitive materials
- G03C1/76—Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers
- G03C1/7614—Cover layers; Backing layers; Base or auxiliary layers characterised by means for lubricating, for rendering anti-abrasive or for preventing adhesion
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03C—PHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
- G03C8/00—Diffusion transfer processes or agents therefor; Photosensitive materials for such processes
- G03C8/42—Structural details
- G03C8/52—Bases or auxiliary layers; Substances therefor
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/004—Photosensitive materials
- G03F7/06—Silver salts
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/004—Photosensitive materials
- G03F7/09—Photosensitive materials characterised by structural details, e.g. supports, auxiliary layers
- G03F7/11—Photosensitive materials characterised by structural details, e.g. supports, auxiliary layers having cover layers or intermediate layers, e.g. subbing layers
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
- Printing Plates And Materials Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は平版印刷版に関するものであり、詳しくはポリ
エステルフィルムの両面に樹脂被覆した、耐刷枚数及び
透明性が優れた平版印刷版に関するものである。
エステルフィルムの両面に樹脂被覆した、耐刷枚数及び
透明性が優れた平版印刷版に関するものである。
平版印刷版の支持体としては、アルミニウム、亜鉛等の
金属板、紙材及びプラス千ツクフィルム等が使用されて
いる。平版印刷版を作る場合、種々の製版方式があるが
、例えば拡散転写法を応用したシルバープレート等では
、仕上り印刷紙が正常な(例えば左右逆像などのない)
刷上りを得るために、反転ミラー等による製版時の工夫
がなされているのが通常であり、この場合には平版印刷
版支持体としては特に透明性は要求されないので、金属
板及び紙材等が使用出来る。しかし、上述の如き特別の
工夫がなされていない製版方式では、平版印刷版の乳剤
塗布面から露光すると画像が反転してしまう九め、乳剤
層の塗布してな′い裏面から露光せねばならない。従っ
て、この場合には支持体そのものが不透明であっては、
乳剤層に光が当らないため感光されず製版出来ない。本
発明はこの様に平版印刷版の乳剤層の塗布してない裏面
より露光する場合に(以下、裏焼き製版用又は裏焼き用
と略称することがある)特に好適な平版印刷版を提供す
るものである。
金属板、紙材及びプラス千ツクフィルム等が使用されて
いる。平版印刷版を作る場合、種々の製版方式があるが
、例えば拡散転写法を応用したシルバープレート等では
、仕上り印刷紙が正常な(例えば左右逆像などのない)
刷上りを得るために、反転ミラー等による製版時の工夫
がなされているのが通常であり、この場合には平版印刷
版支持体としては特に透明性は要求されないので、金属
板及び紙材等が使用出来る。しかし、上述の如き特別の
工夫がなされていない製版方式では、平版印刷版の乳剤
塗布面から露光すると画像が反転してしまう九め、乳剤
層の塗布してな′い裏面から露光せねばならない。従っ
て、この場合には支持体そのものが不透明であっては、
乳剤層に光が当らないため感光されず製版出来ない。本
発明はこの様に平版印刷版の乳剤層の塗布してない裏面
より露光する場合に(以下、裏焼き製版用又は裏焼き用
と略称することがある)特に好適な平版印刷版を提供す
るものである。
プラスチックフィルムはその優れた透明性の故に裏焼き
用として好適であり、例えばトリアセテートフィルム、
ポリカーボネートフィルム、ポリスチレンフィルム、ポ
リプロピレンフィルム、ポリ塩化ビニルフィルム、ポリ
エステルフィルム等の使用が考えられる。これらの中か
ら、平版印刷版の支持体として使用する場合には、伸び
性及び剛度等の特性がきびしく要求される為、これらの
特性に合致したプラスチックフィルムとしては、ポリエ
ステルフィルムがあげられる。
用として好適であり、例えばトリアセテートフィルム、
ポリカーボネートフィルム、ポリスチレンフィルム、ポ
リプロピレンフィルム、ポリ塩化ビニルフィルム、ポリ
エステルフィルム等の使用が考えられる。これらの中か
ら、平版印刷版の支持体として使用する場合には、伸び
性及び剛度等の特性がきびしく要求される為、これらの
特性に合致したプラスチックフィルムとしては、ポリエ
ステルフィルムがあげられる。
しかし、ポリエステルフィルムはそれ自体乏しい表面活
性の故に、その表面に直接乳剤を塗布することが困難で
あるばかりでなく、例えばコロナ放電処理等の表面活性
化処理を行った後、乳剤塗布した場合でもポリエステル
フィルムと乳剤層との熱収縮性の違い等から、一連の写
真処理工程中において乳剤層の剥離(膜はがれ)を起す
など重大な障害が発生する。更にこれらの障害を克服す
るために、ポリエステルフィルムと乳剤層トの間に所謂
、下引き層を設けることも試みられてはいるが、ポリエ
ステルフィルムと乳剤層との十分な接着強度が得られる
様な強固な下引き層、例えば有機チタネート処理等によ
る下引き層では、支持体そのものの透明性が著しく低下
するために裏焼き用として使用することが出来ない。
性の故に、その表面に直接乳剤を塗布することが困難で
あるばかりでなく、例えばコロナ放電処理等の表面活性
化処理を行った後、乳剤塗布した場合でもポリエステル
フィルムと乳剤層との熱収縮性の違い等から、一連の写
真処理工程中において乳剤層の剥離(膜はがれ)を起す
など重大な障害が発生する。更にこれらの障害を克服す
るために、ポリエステルフィルムと乳剤層トの間に所謂
、下引き層を設けることも試みられてはいるが、ポリエ
ステルフィルムと乳剤層との十分な接着強度が得られる
様な強固な下引き層、例えば有機チタネート処理等によ
る下引き層では、支持体そのものの透明性が著しく低下
するために裏焼き用として使用することが出来ない。
そこで、透明性を損なわずにポリエステルフィルムと乳
剤層とを強固に接着させるには、ポリエステルフィルム
表面に他の樹脂層、例えばポリオレフィン等の樹脂層を
設けることによって行うことが出来る。
剤層とを強固に接着させるには、ポリエステルフィルム
表面に他の樹脂層、例えばポリオレフィン等の樹脂層を
設けることによって行うことが出来る。
平版印刷版は自動製版、自動印刷プロセスにおいてトラ
ブルの原因となり易いカール性を著しく嫌うために、ポ
リエステルフィルムに樹脂加工する場合には、通常ポリ
エステルフィルムの両面に樹脂加工を行う。
ブルの原因となり易いカール性を著しく嫌うために、ポ
リエステルフィルムに樹脂加工する場合には、通常ポリ
エステルフィルムの両面に樹脂加工を行う。
裏焼き用平版印刷版支持体としては、ポリエステルフィ
ルムの両面にポリオレフィン等の鏡面樹脂層を設けるの
が透明性の面から特に好ましいが、この場合には、両面
鏡面の故にリーラ一部で巻込まれた後、甚だしいブロッ
キング(表裏面のクツツキ)が発生するために、実用性
は全くないものとなって了う。そこで、この点を改良す
るにはポリエステルフィルムの両面にポリオレフィン等
の粗面樹脂層を設けることが考えられるが、この場合に
は粗面加工による透明性の低下が著しく、裏焼き用とし
て使用することが出来ない。又、同様な理由から、乳剤
塗布面を鏡面層、裏面を粗面層とした場合にも裏焼き用
として使用不能でおる。
ルムの両面にポリオレフィン等の鏡面樹脂層を設けるの
が透明性の面から特に好ましいが、この場合には、両面
鏡面の故にリーラ一部で巻込まれた後、甚だしいブロッ
キング(表裏面のクツツキ)が発生するために、実用性
は全くないものとなって了う。そこで、この点を改良す
るにはポリエステルフィルムの両面にポリオレフィン等
の粗面樹脂層を設けることが考えられるが、この場合に
は粗面加工による透明性の低下が著しく、裏焼き用とし
て使用することが出来ない。又、同様な理由から、乳剤
塗布面を鏡面層、裏面を粗面層とした場合にも裏焼き用
として使用不能でおる。
ポリエステルフィルムの両面に通常のポリオレフィン樹
脂、例えば低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、
高密度ボリエ千しン等のポリエチレン樹脂層を設けても
確かに本発明の態様の如く、粗面樹脂層に乳剤層を設け
ることによって裏焼き用としての透明性も損なわれずに
平版印刷版を作り得るが、時として、通常のポリオレフ
ィン樹脂を使用したときには、この平版印刷版をオフセ
ット印刷機に装着して印刷を行った場合、所望の印刷枚
数が得られる前に版面の膜はがれ(ポリエステルフィル
ムとポリオレフィン樹脂層間の剥離)を生じることもあ
や、ポリエステルフィルム層と十分接着性の良い樹脂の
適用が斯界より要望されているのが実情である。
脂、例えば低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、
高密度ボリエ千しン等のポリエチレン樹脂層を設けても
確かに本発明の態様の如く、粗面樹脂層に乳剤層を設け
ることによって裏焼き用としての透明性も損なわれずに
平版印刷版を作り得るが、時として、通常のポリオレフ
ィン樹脂を使用したときには、この平版印刷版をオフセ
ット印刷機に装着して印刷を行った場合、所望の印刷枚
数が得られる前に版面の膜はがれ(ポリエステルフィル
ムとポリオレフィン樹脂層間の剥離)を生じることもあ
や、ポリエステルフィルム層と十分接着性の良い樹脂の
適用が斯界より要望されているのが実情である。
この問題点を解決すべく本発明者らは鋭意検討した結果
、本願発明に到達したものでおる。即ち、ポリエステル
フィルムの一方の面にエチレン−エチルアクリレート共
重合物を用い九(ポリエチレン樹脂と併用してもよい)
粗面樹脂層を設け、他方の面にエチレン−エチルアクリ
レート共重合物及び/又はポリエチレン鏡面樹脂層を設
は次画面樹脂被覆ポリエステルフィルムにおいて、粗面
樹脂層に乳剤層を設けた平版印刷版を提供するものであ
る。
、本願発明に到達したものでおる。即ち、ポリエステル
フィルムの一方の面にエチレン−エチルアクリレート共
重合物を用い九(ポリエチレン樹脂と併用してもよい)
粗面樹脂層を設け、他方の面にエチレン−エチルアクリ
レート共重合物及び/又はポリエチレン鏡面樹脂層を設
は次画面樹脂被覆ポリエステルフィルムにおいて、粗面
樹脂層に乳剤層を設けた平版印刷版を提供するものであ
る。
本発明によれば、粗面樹脂層に乳剤層を設けるために、
要害となる程の透明性の低下はなく、特に裏焼き用平版
印刷版として良好な品質のものが得られる。
要害となる程の透明性の低下はなく、特に裏焼き用平版
印刷版として良好な品質のものが得られる。
しかも、ポリエステルフィルム表面層とエチレン−エチ
ルアクリレート共重合物(以下、EEAと略称すること
がある)樹脂層との接着が極めて強固であるため、耐刷
枚数の優れ几平版印刷版が得られる。
ルアクリレート共重合物(以下、EEAと略称すること
がある)樹脂層との接着が極めて強固であるため、耐刷
枚数の優れ几平版印刷版が得られる。
本発明におけるポリエステルフィルムの鏡面樹脂面上に
は、カール微調整のためにゼラチンを主成分とするバッ
グコート層を設けることが好ましい。
は、カール微調整のためにゼラチンを主成分とするバッ
グコート層を設けることが好ましい。
この場合、裏焼き製版用としての透明性を損わない範囲
において、各種無機顔料、例えばシリカ、タルク等を加
えてもよい。
において、各種無機顔料、例えばシリカ、タルク等を加
えてもよい。
本発明におけるポリエステルフィルムとしては、無延伸
、−軸延伸及び二軸延伸等が用いられるが、延び性、剛
度、熱安定性等の点から、二軸延伸ポリエステルフィル
ムが好適である。又、フィルムの厚みは75〜350μ
程度のものが用いられるが、性能及びコストの点から1
00〜188μ程度のものが好適である。
、−軸延伸及び二軸延伸等が用いられるが、延び性、剛
度、熱安定性等の点から、二軸延伸ポリエステルフィル
ムが好適である。又、フィルムの厚みは75〜350μ
程度のものが用いられるが、性能及びコストの点から1
00〜188μ程度のものが好適である。
本発明のエチレンー二チルアクリレート共重合物におけ
るエチルアクリレート含有量は、特に規制はないが、通
常5〜20%、好ましくは7〜18%のものが使用され
る。又、各種の密度、溶融粘度指数(メルトインディッ
クス:以下MIと略称することがある)のものを単独に
或はそれらを混合して使用出来る。更に接着性を損なわ
ない範囲で他の樹脂、例えば低密度ポリエチレン、中密
度ポリエチレン及び高密度ボリエ千しン等を適宜混合し
て用いられる。
るエチルアクリレート含有量は、特に規制はないが、通
常5〜20%、好ましくは7〜18%のものが使用され
る。又、各種の密度、溶融粘度指数(メルトインディッ
クス:以下MIと略称することがある)のものを単独に
或はそれらを混合して使用出来る。更に接着性を損なわ
ない範囲で他の樹脂、例えば低密度ポリエチレン、中密
度ポリエチレン及び高密度ボリエ千しン等を適宜混合し
て用いられる。
ポリエステルフィルムにおける表裏面の各樹脂層の厚さ
は特に規制はないが、通常10〜70μ、好ましくは2
0〜40μである。
は特に規制はないが、通常10〜70μ、好ましくは2
0〜40μである。
本発明における粗面樹脂層を設ける方法は、通常、溶融
押出塗工に用いられる冷却ロールの表面に粗面加工を施
したものであって、粗面の程度としては裏面の鏡面樹脂
層と重ね合せてもブロッキングしない程度に、軽度に机
面加工したものから、粗面樹脂層の上に乳剤層を設けた
後、躾焼き製版用として使用した場合に透明性に悪影響
を及ぼさない程度に、高度に粗面7J11工したものま
でいずれも使用可能である。
押出塗工に用いられる冷却ロールの表面に粗面加工を施
したものであって、粗面の程度としては裏面の鏡面樹脂
層と重ね合せてもブロッキングしない程度に、軽度に机
面加工したものから、粗面樹脂層の上に乳剤層を設けた
後、躾焼き製版用として使用した場合に透明性に悪影響
を及ぼさない程度に、高度に粗面7J11工したものま
でいずれも使用可能である。
父、裏面の鏡面樹脂層を設ける方法は、上記と同様、通
常、溶融押出塗工に用いられる冷却ロールの表面に鏡面
加工を施したものが用いられる。
常、溶融押出塗工に用いられる冷却ロールの表面に鏡面
加工を施したものが用いられる。
本発明におけるバックコート層はゼラチンヲ主成分とし
、これに硬膜剤その他裏焼き製版用としての透明性を損
なわない程度に各種無機顔料を含有せしめることが出来
る。父、この他、帯電防止剤、界面活性剤、ラテックス
等を含有せしめてもよい。
、これに硬膜剤その他裏焼き製版用としての透明性を損
なわない程度に各種無機顔料を含有せしめることが出来
る。父、この他、帯電防止剤、界面活性剤、ラテックス
等を含有せしめてもよい。
次に本発明を更に具体的に説明するために、実施例を述
べる。
べる。
実施例1゜
厚さ100μのポリエステルフィルムの一方の面にコロ
ナ放電処理を施しなからEEA (エチルアクリレート
含有量7%、密度0.93、MI4)を335℃で溶融
押出機グイより押出しながら、粗面加工冷却ロールを用
いて20μの厚さになる様に溶融押出塗工した。その際
、粗面樹脂面上にコロナ放電処理を施した。続いて他方
の面にも同様にコロナ放電処理を施しながら鏡面加工冷
却ロールを用いて20μの厚さになる様に溶融押出塗工
した。この様にして得られた平版印刷版支持体を試料A
とする。又、これとは別に、裏焼き適性の比較用として
鏡面樹脂面上にコロナ放電処理を施したものも作成した
(試料Bとする)。
ナ放電処理を施しなからEEA (エチルアクリレート
含有量7%、密度0.93、MI4)を335℃で溶融
押出機グイより押出しながら、粗面加工冷却ロールを用
いて20μの厚さになる様に溶融押出塗工した。その際
、粗面樹脂面上にコロナ放電処理を施した。続いて他方
の面にも同様にコロナ放電処理を施しながら鏡面加工冷
却ロールを用いて20μの厚さになる様に溶融押出塗工
した。この様にして得られた平版印刷版支持体を試料A
とする。又、これとは別に、裏焼き適性の比較用として
鏡面樹脂面上にコロナ放電処理を施したものも作成した
(試料Bとする)。
この様にして得られた試料Aの粗面樹脂層に平版印刷用
乳剤を塗布しく固型分で約6fP/d ) 、乾燥させ
た後、乳剤面と原図とを密着させ、乳剤面と反対側の面
より露光、焼付後、現像、定着、水洗等の一連の写真処
理工程を経て平版印刷版を得た。この平版印刷版面をル
ーバで観察するとボケ(画像或は画線部の不鮮明)がな
く良叶であったが、更にこの平版印刷版をオフセット印
刷機に装着し印刷を行りた結果、刷上り印刷紙はボケの
ない良好な仕上りであり、1万枚以上の印刷が可能でお
った。
乳剤を塗布しく固型分で約6fP/d ) 、乾燥させ
た後、乳剤面と原図とを密着させ、乳剤面と反対側の面
より露光、焼付後、現像、定着、水洗等の一連の写真処
理工程を経て平版印刷版を得た。この平版印刷版面をル
ーバで観察するとボケ(画像或は画線部の不鮮明)がな
く良叶であったが、更にこの平版印刷版をオフセット印
刷機に装着し印刷を行りた結果、刷上り印刷紙はボケの
ない良好な仕上りであり、1万枚以上の印刷が可能でお
った。
一方、試料B(鏡面乳剤塗布、裏面粗面樹脂層)も試料
Aと全く同様な処理工程を経て平版印刷板を得た。この
平版印刷版面を試料Aと同様に観察するとボケがみられ
、更に平版印刷版をオフセット印刷機に装着し印刷を行
った結果、刷上り印刷紙はボケのめる仕上勺しか得られ
なかった。
Aと全く同様な処理工程を経て平版印刷板を得た。この
平版印刷版面を試料Aと同様に観察するとボケがみられ
、更に平版印刷版をオフセット印刷機に装着し印刷を行
った結果、刷上り印刷紙はボケのめる仕上勺しか得られ
なかった。
これとは別に、ポリエステルフィルムの両面に低密度ポ
リエチレン(密度0.92、M!5)を335℃で溶融
押出塗工すること以外は試料Aと全く同様な手順によっ
て試料Cを得た。この試料Cを試料Aの場合と同様にし
て平版印刷版を作成し、この平版印刷版面をルーバで観
察するとボケがなく良好であった。−にこの平版印刷版
をオフセット印刷機に装着し印刷を行った結果、刷上性
印刷紙はボケのな帥良好表仕上りでありたが、5千枚以
上印刷すると版面の膜はがれ(ポリエステルフィルムと
ポリエチレン樹脂層間の剥離)が生じた。
リエチレン(密度0.92、M!5)を335℃で溶融
押出塗工すること以外は試料Aと全く同様な手順によっ
て試料Cを得た。この試料Cを試料Aの場合と同様にし
て平版印刷版を作成し、この平版印刷版面をルーバで観
察するとボケがなく良好であった。−にこの平版印刷版
をオフセット印刷機に装着し印刷を行った結果、刷上性
印刷紙はボケのな帥良好表仕上りでありたが、5千枚以
上印刷すると版面の膜はがれ(ポリエステルフィルムと
ポリエチレン樹脂層間の剥離)が生じた。
実施例2
厚さ188μのポリエステルフィルムの一方の面にコロ
ナ放電処理を施しなからERA(エチルアクリレート含
有量18%、密度0.93、MI6)20重量部と低密
度ポリエチレン(密度0.92、MI5)80重量部よ
りなる樹脂組成物を350℃で溶融押出機ダイより押出
しながら粗面〃ロエ冷却ロールを用いて30μの厚さと
なる様に溶融押出塗工した。続いて他方の面にも同様に
コロナ放電処理を施しながら低密度ボリエ千しン(密度
0゜92、MI5)を350℃で溶融押出機ダイより押
出しながら、鏡面加工冷却ロールを用いて30μの厚さ
となる様に溶融押出塗工した。その際、粗面及び鏡面樹
脂面上にコロナ放電処理を施した。
ナ放電処理を施しなからERA(エチルアクリレート含
有量18%、密度0.93、MI6)20重量部と低密
度ポリエチレン(密度0.92、MI5)80重量部よ
りなる樹脂組成物を350℃で溶融押出機ダイより押出
しながら粗面〃ロエ冷却ロールを用いて30μの厚さと
なる様に溶融押出塗工した。続いて他方の面にも同様に
コロナ放電処理を施しながら低密度ボリエ千しン(密度
0゜92、MI5)を350℃で溶融押出機ダイより押
出しながら、鏡面加工冷却ロールを用いて30μの厚さ
となる様に溶融押出塗工した。その際、粗面及び鏡面樹
脂面上にコロナ放電処理を施した。
この様にして得られた平版印刷版支持体の鏡面樹脂層に
ゼラチン及び少量の硬膜剤よりなるバックコート層を設
ける(固型分で約4P/m’)ほかは実施例1と同様な
手順によって平版印刷版を作成し、印刷した。その結果
、実施例1同様ボケのない平版印刷版及び仕上り印刷紙
が得られ、1万枚以上の印刷が可能であった。
ゼラチン及び少量の硬膜剤よりなるバックコート層を設
ける(固型分で約4P/m’)ほかは実施例1と同様な
手順によって平版印刷版を作成し、印刷した。その結果
、実施例1同様ボケのない平版印刷版及び仕上り印刷紙
が得られ、1万枚以上の印刷が可能であった。
実施例3゜
厚さ175μのポリエステルフィルムの一方の面にコロ
ナ放電処理を施しながらEXA (エチルアクリレート
含有量18%、密度0.93、MI6)50重量部と高
密度ポリエチレン(5度0.97、MI7)50重量部
よりなる樹脂組成物を3’50℃で溶融押出機ダイより
押出しながら粗面加工冷却ロールを用いて40μの厚さ
となる様に溶融押出塗工した。続いて他方の面にも同様
にコロナ放電処理を施しながら中密度ボリエ千しン(密
度0゜93、M!7)を350℃で溶融押出機ダイより
押出しながら、鏡面加工冷却ロールを用いて35μの厚
さとなる様に溶融押出塗工し念。その際、粗面及び鏡面
樹脂面上にコロナ放電処理を施し念。
ナ放電処理を施しながらEXA (エチルアクリレート
含有量18%、密度0.93、MI6)50重量部と高
密度ポリエチレン(5度0.97、MI7)50重量部
よりなる樹脂組成物を3’50℃で溶融押出機ダイより
押出しながら粗面加工冷却ロールを用いて40μの厚さ
となる様に溶融押出塗工した。続いて他方の面にも同様
にコロナ放電処理を施しながら中密度ボリエ千しン(密
度0゜93、M!7)を350℃で溶融押出機ダイより
押出しながら、鏡面加工冷却ロールを用いて35μの厚
さとなる様に溶融押出塗工し念。その際、粗面及び鏡面
樹脂面上にコロナ放電処理を施し念。
この様にして得られた平版印刷版支持体の鏡面樹脂層に
ゼラチン及び少量め硬膜剤並に若干のシリカよりなるバ
ーコート層を設ける(固型分で約5?/−)ほかは、実
施例1と同様な手順によって平版印刷版を作成し、印刷
した。“そλ結果、実施例1と同様、ボケのない平版印
刷版及び仕上り印刷が得られ、1万枚以上の印刷が可能
であった。
ゼラチン及び少量め硬膜剤並に若干のシリカよりなるバ
ーコート層を設ける(固型分で約5?/−)ほかは、実
施例1と同様な手順によって平版印刷版を作成し、印刷
した。“そλ結果、実施例1と同様、ボケのない平版印
刷版及び仕上り印刷が得られ、1万枚以上の印刷が可能
であった。
手続補正口(酸)
昭和61年 5月+2日
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ポリエステルフィルムの一方の面にエチレン−エチ
ルアクリレート共重合物を用いた(ポリエチレン樹脂と
併用してもよい)粗面樹脂層を設け、他方の面にエチレ
ン−エチルアクリレート共重合物及び/又はポリエチレ
ン鏡面樹脂層を設けた両面樹脂被覆ポリエステルフィル
ムにおいて、粗面樹脂層に乳剤層を設けた平版印刷版。 2、鏡面樹脂層にゼラチンを主成分とするバックコート
層を設けた特許請求の範囲第1項記載の平版印刷版。 3、両面樹脂層が溶融押出塗工によりなされた両面樹脂
被覆ポリエステルフィルムである特許請求の範囲第1項
又は第2項記載の平版印刷版。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3488285A JPS61193891A (ja) | 1985-02-22 | 1985-02-22 | 平版印刷版 |
US06/876,044 US4770986A (en) | 1984-12-24 | 1986-06-19 | Photographic silver halide element containing a carboxylated polyethylene layer |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3488285A JPS61193891A (ja) | 1985-02-22 | 1985-02-22 | 平版印刷版 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61193891A true JPS61193891A (ja) | 1986-08-28 |
JPH0444740B2 JPH0444740B2 (ja) | 1992-07-22 |
Family
ID=12426509
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3488285A Granted JPS61193891A (ja) | 1984-12-24 | 1985-02-22 | 平版印刷版 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61193891A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4913327A (ja) * | 1972-05-22 | 1974-02-05 |
-
1985
- 1985-02-22 JP JP3488285A patent/JPS61193891A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4913327A (ja) * | 1972-05-22 | 1974-02-05 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0444740B2 (ja) | 1992-07-22 |
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