JPS61193731A - 開缶性と耐食性に優れたスコアを有するイ−ジ−オ−プン蓋用鋼板の製造方法 - Google Patents

開缶性と耐食性に優れたスコアを有するイ−ジ−オ−プン蓋用鋼板の製造方法

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Publication number
JPS61193731A
JPS61193731A JP3284785A JP3284785A JPS61193731A JP S61193731 A JPS61193731 A JP S61193731A JP 3284785 A JP3284785 A JP 3284785A JP 3284785 A JP3284785 A JP 3284785A JP S61193731 A JPS61193731 A JP S61193731A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
score
opening
corrosion resistance
steel sheet
easy
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3284785A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Oka
岡 賢
Kazumasa Yamazaki
一正 山崎
Takashi Hotta
堀田 孝
Yaichiro Mizuyama
水山 弥一郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP3284785A priority Critical patent/JPS61193731A/ja
Publication of JPS61193731A publication Critical patent/JPS61193731A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D51/00Making hollow objects
    • B21D51/16Making hollow objects characterised by the use of the objects
    • B21D51/38Making inlet or outlet arrangements of cans, tins, baths, bottles, or other vessels; Making can ends; Making closures
    • B21D51/383Making inlet or outlet arrangements of cans, tins, baths, bottles, or other vessels; Making can ends; Making closures scoring lines, tear strips or pulling tabs

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Heat Treatment Of Sheet Steel (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、開缶性と耐食性に優れたスコアを有するイー
ジーオープン蓋用鋼板の製造方法に関するものである。
(従来の技術) 最近、飲料缶あるいは食缶等の缶蓋において、適当々形
状・深さのスコアを刻印しておき、開缶用のタブを取付
け、このタブを引張ることによりスコア部が切れ、缶切
りなどの道具なしに容易に開缶できるイージーオープン
蓋が使われている。
このイージーオープン蓋の素材としては鋼とアルミニウ
ムとがある。アルミニウム族のイージーオープン蓋は耐
食性の点からすべての内容物に使用できるとはいえず、
とくに塩分を含む内容物九対してはスチール製が使用さ
れている。また、缶の胴部はスチール製が主体であるこ
とから空缶回収、リサイクルの点からも缶全体が同−材
料で出来ていることが望ましい。このような点から鋼製
イージーオープン蓋の適用拡大が望まれている。ところ
が鋼製のイージーオープンMはアルミニウム族のイージ
ーオープン蓋に比べて開缶力が高くスコア部の耐食性が
劣るという欠点を有している。スコア加工部の耐食性に
関しては、従来の製造工程ではスコア部を塗装補修する
方法が採られている。
この方法は製蓋工程に塗装工程を一工程追加しなければ
ならずコスト的に不利となっている。また、開缶性に関
しては、特開昭58−77532号公報に見られるよう
にスコア加工部にレーザー加工を施し加工硬化部を軟質
化させて開缶力を低減する方法が提案されている。しか
し、この方法は、スコア部に正確にレーザーを照射する
必要があり、また1分間に200〜400個というきわ
めて速い製蓋速度に追従することが難しいという問題点
がある。嘔らに、スコア加工後加熱するためぶシきやテ
ィンフリースチールのようにあらかじめ表面処理を施し
た鋼板を使用しても表面処理層が損傷し、加工後従来以
上の厚さの塗装補修をしなければならない。したがって
、開缶性には有利であるが耐食性には不利となる。この
ように従来の方法では開缶性と耐食性を両立するイージ
ーオープン蓋用鋼板はみられなかった。このような現状
から開缶性と耐食性を両立するスチール製イージーオー
プン蓋の開発が望まれている。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明が解決しようとする問題点は、従来の鋼製イージ
ーオープン蓋の開缶力が高いという欠点と耐食性に劣る
という欠点の2点にある。
(問題点を解決するための手段) 開缶力を低下させるためには、スコア部の破断強度を低
くすればよい。このためには加工硬化したスコア加工部
を熱処理などにより軟化嘔せることが有効である。しか
し、従来法のように表面処理鋼板にスコアを刻印しその
後軟化のための熱処理を施すと、表面処理層が損傷し耐
食性が損なわれるという欠点が生じる。さらに、従来法
では製蓋時に熱処理を行うため熱処理が製蓋速度に追従
できず生産性を損なうという欠点を有している。
本発明はかかる欠点を解決するためにな嘔れたもので、
本発明の要旨とするところは、鋼板製造ノ常法に従い製
造された缶用鋼板において、スコアを刻印し、その後ス
コア加工による加工硬化部を軟化するための熱処理を施
し、ついで表面処理を施すことを特徴とする、開缶性と
耐食性に優れたスコアを有するイージーオープン蓋用鋼
板の製造方法、ならびに上記の方法においてスコア加工
による加工硬化部を軟化するための熱処理の後に冷間圧
延を施し、ついで表面処理を施すことを特徴とする、開
缶性と耐食性に優れたスコアを有するイージーオープン
蓋用鋼板の製造方法にある。
すなわち、従来法のように製蓋時にスコアを刻印するの
ではなく、あらかじめ鋼板に開缶性の優れたスコアを加
工しておきその後に表面処理を施すことによって開缶性
と耐食性の向上を図るものである。
以下本発明によるイージーオープン蓋用鋼板の製造方法
について詳細に述べる。
転炉などで溶製された鋼を連続鋳造法あるいは造塊法に
よりスラブとなし、該スラブに熱間圧延、冷間圧延を施
し、ついで再結晶焼鈍を施して通常の缶用鋼板となす。
つぎに該鋼板にプレス機あるいはローラーによりスコア
を刻印する。その後にスコア加工による加工硬化部を軟
化するための熱処理を施す。このときのスコア加工部の
軟化の状態は、回復状態あるいは再結晶状態のいずれで
もかまわない。この熱処理は例えば箱焼鈍、連続焼鈍等
を用いることができ鋼板あるいは銅帯の状態で処理でき
、従来法よυは極めて高い生産性を有することが出来る
。この軟化熱処理によシ開缶性は改善されるが、さらに
開缶性を向上てせるためには、熱処理ののちに冷間圧延
を施す。冷間圧延を施す理由は以下の如くである。本発
明者らはイージーオープン蓋の開缶性について詳細に検
討した結果、開缶性を向上させるにはスコアのまわりの
変形抵抗を高めておくことが有効であることを見出した
。スコアのまわシの変形抵抗が高い場合には、開缶時の
スコアのまわシの変形が少なく剪断応力成分が有効に働
き少ない力で開けることができる。例えば圧延率として
は0.5%以上の冷間圧延はスコアのまわシの変形抵抗
を高める作用をもつ。冷間圧延率の土限は蓋加工の観点
から50チ以下が好ましい。リベット加工によシタグを
取り付ける場合はリベット加工性を重視し圧延率を10
%以下に押さえればよく、接着などによシタグを取りつ
ける場合はざらに高くてもよい。本発明法ではスコア加
工後に冷間圧延を施すため、スコア部の破断強度を上げ
ずにまわシの変形抵抗を高めることができるため極めて
低い開缶力を得ることができる。以上のようにして得ら
れた鋼板に表面処理を施す。この表面処理は錫めっきあ
るいはクロムめっき、ニッケルめっき等の通常のめつき
でよい。
実施例 以下本発明の実施例について述べる。
C:0.04%、Si:0.01%、 Mn : 0.
21 fb−soj−(尼:0.043チ、N: 0.
0032チを含有し残部Feおよび不可避的不純物よシ
なる鋼を転炉にて溶製し、連続鋳造にてスラブとなした
。該スラブを常法に従い熱間圧延、冷間圧延し、連続焼
鈍を施して鋼板とした。該鋼板にプレス機で製蓋加工時
に蓋の所定の位置に来るように残厚70μmのスコアを
刻印した。スコア刻印後600℃×1時間の箱焼鈍を施
した。鋼板^はこのまま錫めっきを施し、鋼板B、Cは
それぞれ3%、10%の冷間圧延を施したのち錫めっき
を施してイージーオープン蓋用鋼板とした。比較例とし
て、連続焼鈍後スコア刻印を行わずただちに錫めっきし
た鋼板りを製造した。この比較例は従来のこれらの鋼板
を使用してイージーオープン蓋を製蓋した。鋼板りは製
蓋時に残厚70μmのスコアを刻印した。このようにし
て製造されたイージーオープン蓋の開缶力の測定結果を
第1表に示す。この表から明らかなように、本発明法に
よシ製造された鋼板を使用したイージーオープン蓋は従
来法である鋼板りに比べていずれも開缶力が低下してい
る。とくに冷間圧延を施した鋼板B、Cは冷間圧延を施
していない鋼板Aに比べて開缶力はさらに改善嘔れてい
る。
また、第1表中に、製蓋後缶体となし、1.5%クエン
酸と1.5%食塩の混合液を充填し50Cの温度に30
日間保持した後の缶蓋の発錆の状況を調査した結果を示
す。この結果から明らかなよう罠、本発明法によ)製造
された鋼板を使用したイージーオープン蓋はいずれも優
れた耐食性を示している。
第   1   表 (発明の効果) このように本発明法により製造された鋼板をイージーオ
ープン蓋用鋼板として使用することによシ開缶性と耐食
性に優れたイージーオープン蓋を製造することができる

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)鋼板製造の常法に従い製造された缶用鋼板におい
    て、スコアを刻印し、その後スコア加工による加工硬化
    部を軟化するための熱処理を施し、ついで表面処理を施
    すことを特徴とする開缶性と耐食性に優れたスコアを有
    するイージーオープン蓋用鋼板の製造方法。
  2. (2)鋼板製造の常法に従い製造された缶用鋼板におい
    て、スコアを刻印し、その後スコア加工による加工硬化
    部を軟化するための熱処理を施し、その後に冷間圧延を
    施し、ついで表面処理を施すことを特徴とする、開缶性
    と耐食性に優れたスコアを有するイージーオープン蓋用
    鋼板の製造方法。
JP3284785A 1985-02-22 1985-02-22 開缶性と耐食性に優れたスコアを有するイ−ジ−オ−プン蓋用鋼板の製造方法 Pending JPS61193731A (ja)

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JP3284785A JPS61193731A (ja) 1985-02-22 1985-02-22 開缶性と耐食性に優れたスコアを有するイ−ジ−オ−プン蓋用鋼板の製造方法

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JP3284785A JPS61193731A (ja) 1985-02-22 1985-02-22 開缶性と耐食性に優れたスコアを有するイ−ジ−オ−プン蓋用鋼板の製造方法

Publications (1)

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JPS61193731A true JPS61193731A (ja) 1986-08-28

Family

ID=12370217

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JP3284785A Pending JPS61193731A (ja) 1985-02-22 1985-02-22 開缶性と耐食性に優れたスコアを有するイ−ジ−オ−プン蓋用鋼板の製造方法

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JP (1) JPS61193731A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0936273A1 (de) * 1998-02-13 1999-08-18 Thyssen Laser-Technik GmbH Verfahren zur Wärmebehandlung mittels Laserstrahlung

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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