JPS61193724A - ベンデイングロ−ラ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 ′この発明は、並列一対のベースロール上にトップロー
ルを臨ませ、このトップロールを支持する支持フレーム
の一方を起伏自在とした、鋼管を巻曲げ成形するだめの
ピラミッド型のベンディングローラ装置に関するもので
ある。

〔従来技術とその問題点〕

従来のこの種のくンデイングローラ装置は、トップロー
ルを昇降させるために、トップロールを支持する支持フ
レームの上部にシリンダが取付けられており、このシリ
ンダによって昇降駆動する軸受箱が前記支持フレームに
組込まれてなっていた。

一方、トップロールを支持する支持フレームは、トップ
ロールに巻きついた鋼管を引抜けるように、トップロー
ルを残して外側方に倒伏できる構造となっているため、
この支持フレームを倒伏したときに、搬出コンベヤと前
記シリンダとが干渉しない！うに、搬出コンベヤの端部
をペンディンクローラ装置からかなり離しておく必要が
ある。

このように搬出コンベヤが離れていれば、必然的ニ、ト
ップロールから引抜く鋼管を、クレーンの使用なしに荷
役できない。また、シリンダが高所に位置するため、メ
ンテナンス性が悪く、支持フレームの高さが高くなるた
め、ロール部分の見通しが悪いなど多くの問題があった
。

〔発明の目的〕

この発明の目的は、トップロールを支持する支持フレー
ム上にトップロール昇降駆動用シリンダを有せず、さら
に、倒伏した支持フレームの高さに相当する距離だけ搬
出コンベヤを離して配置すればよいようにして、短尺物
の鋼管であればクレーンなしに取出せる一方、トップロ
ール昇降駆動用のシリンダのメンテナンスを容易にした
♂ラミラド型のベンディングローラ装置を提供すること
にある。

〔発明の概要〕

この発明の装置は、並列一対のベースロールの上方に昇
降自在のトップロールを臨ませてなるペンテインクロー
ラ装置において、ペースロールを支持スるためのベース
フレームと、ベースフレームの直下に形成されたピット
と、前記ピット内に設けられたシリンダと、前記シリン
ダにより昇降され、かつ、前記ペースフレームに縦貫さ
れた左右一対の連結棒とギ具備し、前記連結棒の上部に
トップロール支持フレームを起伏自在にビン結合してな
ることに特徴を有するものである。

〔発明の構成〕

つぎに、この発明の装置を図面を参照しながら説明する
。

第１図はこの発明の装置の一実施態様を示す一部縦断正
面図、第２図は概略側面図である。図面に示したように
、並列一対のペースロール１，１は、床面に固定とした
ベースフレーム２上に支持されている。ペースフレーム
２の直下Ｋｌピット３が設けられている。

ピット３内には水平のシリンダフレーム４が固定されて
おシ、このシリンダフレーム４にはトップロール昇降用
シリンダ５が固定されている。シリンダ５の垂直のラム
６は水平の昇降フレーム７に固定されている。

昇降フレーム７には左右一対の垂直の連結棒８゜８の中
間部が固定されており、連結棒８，８は前記ペースフレ
ーム２とシリンダフレーム４とに縦貫挿通されている。

さらに、連結棒８，８の上端部には逆Ｕ字形の支持フレ
ーム９０両脚部分が水平のビン１０　、１０により連結
されており、これによって支持フレーム９は起伏可能と
なっている。

支持フレーム９はトップロール１１の一端ヲ支持する軸
箱１２を有し、起伏用シリンダ１３０ロツド１４の一端
が連結されている。

なお、図中符号１５は搬出用ローラを示す。

この発明の装置は、上述のように構成されており、シリ
ンダ５を駆動することによって連結棒８゜８は昇降し、
支持フレーム９ごとトップロール１１を昇降駆動させて
鋼板を成形し、鋼管を製造する。

かくして成形された鋼管は、シリンダ１３を駆動し、支
持フレーム９を倒伏することによりトップロール１１か
ら引抜かれ、ローラ１５によって搬出される。

〔発明の効果〕

以上の説明から明らかなように、この発明の装置は、ピ
ット内に設けたシリンダの駆動により支持フレームごと
トップロールを昇降する構造としたので、支持フレーム
上にトップロールを昇降スるためのシリンダを設ける必
要がない。したがって、前記シリンダのメンテナンスを
高所において行なうことがなく、作業性が向上する。さ
らに、製品鋼管を引抜くとき、少なくとも前記シリンダ
の高さに相当する距離だけ近付けておくことができる搬
出ローラへの製品移送が容易となシ、クレーン等を使用
することなしに、短尺ものの製品であれば移動できるな
ど多くの優れた利点を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の装置の一実施態様を示す一部を欠除
した正面図、第２図は要部側面図である。 図面において、 １・・・ペースロール、　　　２・・・ペースフレーム
、３・・・ピット、　　　　　　４・・・シリンダフレ
ーム、５・・・シリンダ、　　　　　６・・・ラム、７
・・・昇降フレーム、　　　８・・・連結棒、９・・・
支持フレーム、　　　１０・・・ビン、１１・・・トッ
プロール、　　１３・・・シリンダ、１５・・・搬出ロ
ーラ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 並列一対のベースロールの上方に昇降自在のトツプロー
   ルを臨ませてなるベンデイングローラ装置において、ベ
   ースロールを支持するためのベースフレームと、ベース
   フレームの直下に形成されたピツトと、前記ピツト内に
   設けられたシリンダと、前記シリンダにより昇降され、
   かつ、前記ベースフレームに縦貫された左右一対の連結
   棒とを具備し、前記連結棒の上部にトツプロール支持フ
   レームを起伏自在にピン結合してなるベンデイングロー
   ラ装置。